元スレ苗木「ボクは…………セレスさんが好きなんだ」 セレス「!?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★
752 = 590 :
ガチャ
苗木「久しぶり、セレスさん」ニコ
セレス「…………」ポカン
苗木「……えっと、セレスさん? どうしたの?」
セレス「あ、い、いえ……」
セレス(何を……していますの? すぐにこのナイフで……)
苗木「セレスさん、大丈夫?」
セレス「っ!!」
セレス(気付かれた!? そ、そういえば苗木君は高い洞察力を……)
苗木「すごく痩せたよね? ちゃんと食べてる?」
セレス「……え?」
苗木「あ、ごめん、なんだか親か何かみたいな事言っちゃって。でも、心配で……」
セレス「…………」
753 :
待ってた
755 :
安弘の……親?
756 :
待ってました!
757 = 726 :
>>1が発見されました!!
一定の書き溜め時間のあとに次レスが投下されます!!
758 = 590 :
苗木「あ、そうだ、城見たよ! こうして実際に見ると、本当に凄いよ! 絵本の中に入り込んだ感じだ」ニコ
セレス「…………」
苗木「やっぱり尊敬するよセレスさんは。ずっと夢を追い続けて、こうして叶えてしまうんだから」
セレス「…………」
苗木「……だからさ、ボクも頑張ったんだ。何とかセレスさんに近付けるように……」
セレス「ごめん……なさい……苗木君……」ポロポロ
苗木「え……セレスさん?」
セレス「わたくしは……あなたが思っているような人間なんかじゃありません。もっと醜く……今だって……!!」ポロポロ
苗木「そんな事ないよ!! セレスさんは――」
セレス「もう、遅いのです。あなたの中に居るセレスティア・ルーデンベルクなど、どこにも居ないのです」スッ
苗木「セレスさん? そのナイフ……」
セレス「さようなら、苗木君」ニコ
苗木「セレスさんっ!!!!!」ダダッ!!
760 = 756 :
今こそ超高校級の希望の力見せつけるとこやで
761 = 693 :
うんこ!?
762 = 590 :
ドンッ!!! カランカラン……
セレス「……苗木君のくせに、良い動きですわね」
苗木「それなりに鍛えてるからね。役に立って良かったよ」
セレス「どうして、邪魔するのですか」
苗木「セレスさんが目の前で自殺しようとしていて止めないわけないじゃないか」
セレス「離してください」
苗木「いやだ」ギュッ
セレス「苗木君、あなたなら分かっているでしょう……!!」ポロポロ
苗木「…………」
セレス「あのナイフは本来は自殺の為のものではない……あなたを殺すためのものだったんですよ……!!」
苗木「……うん、まぁ、何となくは分かったよ」
セレス「それではなぜ!! もうわたくしは……」
苗木「セレスさんはセレスさんだよ。何も変わっていない」
764 = 590 :
セレス「……ふふ、それではあなたは元々わたくしがクラスメイトを殺すような人間だと思っていたのですか?」
苗木「もちろん違うよ。でもさ、誰だって間違いは犯す。セレスさんはそこから立ち直れる人だ」
セレス「間違いで……済ませられる様な事では……!!」
苗木「済ませられるよ。だって実際に殺されそうになったのはボクだ」
苗木「ボクが許すよ」ニコ
セレス「…………」
苗木「でも、自殺なんていうのは許せない。だから、やめてね?」
セレス「…………ぅぅ」ギュッ
セレス「苗木……君…………っ!!! ううううううううっ……ああああああああああああっ!!!!!」ポロポロ
766 :
767 = 590 :
………
……
…
苗木「……なるほど。それじゃあそのナイト二人が絶望か」
セレス「まさか、わたくしのナイトの中にそんな者が居るなんて……」
苗木「もしかしたら初めから江ノ島さんが狙っていたのかもしれない。ごめん、セレスさん。注意不足だった」
セレス「いえ、苗木君が謝るような事ではありませんわ」ギュッ
苗木「……あの、セレスさん? そろそろ」
セレス「嫌ですわ。今あなたはわたくしのナイト。主人の命令は絶対です」ギュッ
苗木「あ……う、うん……でも、なんていうか落ち着かなくて……」
セレス「それはわたくしも同じです……とても……ドキドキしています……///」
苗木「っ……それにほら、ナイトの勲章授与式とかあるんじゃなかった?」
セレス「それはここで済ませましょう。苗木君、顔をこちらに」スッ
苗木「……な、何をするの?」
セレス「ふふふっ」ペロッ
769 :
な、なにを舐めた!?
770 :
パンツが希望に染まった
771 = 590 :
セレス「んっ」チュッ
苗木「ッ!!!!!」ゾクッ
セレス「んんっ……!!」チュゥゥッ
苗木「つっ!!」ズキッ
セレス「……ふぅ。終わりましたわ」ニコ
苗木「な……な……!!!///」カァァァァ
セレス「おや、案外ハッキリと残るものですわね」
苗木「ちょ、ちょっと待ってよ!! 今、首に……もしかして……!!!」
セレス「ふふ、綺麗についていますわよ、キスマークが」ニコ
苗木「いっ!? そ、そんな事全員にやってるの!?」
セレス「もちろん違います。今この瞬間限定で勲章を変えただけですわ」
苗木「無理矢理すぎる……」
772 :
セレスは俺の嫁
775 = 590 :
セレス「いいではないですか。よく似合っていますわよ」ニコ
苗木「か、鏡……うわっ、結構目立つなぁ……」
セレス「何か問題が?」
苗木「いや、問題って……流石に恥ずかしいし……」
セレス「大丈夫ですわ、ナイトは襟立てシャツを着用するので、その部分は隠れます」
苗木「……なるほど、計算済みってわけか」
セレス「うふふ、それでは早速こちらに着替えてくださいな」スッ
苗木「あのさ、セレスさん。今回ボクがキミのナイトに応募したのは……」
セレス「分かっています。絶望を駆り出す為でしょう」
苗木「…………うん。絶望っていうのは中々立証しにくいんだ。だから、内部から探りを入れる必要があったんだ」
セレス「しかし、それならば身分は偽ったほうが良かったのでは? 未来機関の苗木誠は少々知られすぎていると思いますが」
苗木「まずセレスさんの安全を確保したかったんだ。アイツらも未来機関が近くに居る中でセレスさんに手を出すとは考えにくいから……」
セレス「……わたくしの為に?」
苗木「うん。何より優先しなければいけないのはセレスさんだし」
セレス「嬉しいですわっ!!」ギュッ
776 = 704 :
ほ
777 :
ストーカー探偵と枕アイドルの武力介入はまだですか
778 :
久しぶりの神SS
780 = 590 :
苗木「わっ!! セ、セレスさん、なんだか積極的になったっていうか……」
セレス「苗木君にだけですわ。本音を言えば、ずっとこうしていたかったのです」スリスリ
苗木「あ……え、えっと……ボクもう着替えるから……」
セレス「わたくしが着させてあげます」
苗木「自分で着るよ!!」
【大広間】
ナイトC「よぉ、新入り。これからセレス様のティータイムだけどよ、あんまり凹むんじゃねえぞ?」ニヤニヤ
苗木「え、何かあるの?」
ナイトD「実はセレス様は一度も俺達の紅茶に満足していない。カップ全部割っちまって、結局ご自分で淹れちまうんだ」
苗木「うわぁ……セレスさ……セレス様らしいね……」
ナイトE「まっ、確かに最初は目の前であんな事されるのは結構キツかったけどよ、慣れるとむしろ良くなってくるからあんま気にすんなよ!」
ナイトF「あ、分かる分かる!! あの蔑む目がいいんだよな!!」
苗木(顔はイケメンなのに……中身が山田クンに近いな……)
781 :
ぼく「わかるわ~」
782 :
消防車で城に突っ込んでくるキリキリさんと舞園さんはよ
783 = 590 :
ナイトA「どうぞ、セレス様」スッ
セレス「…………」コクッ
パリーン!!!
苗木「うっわ……」
ナイトG「このくらいでいちいちビビってたらやってらんねえぞ」ヒソヒソ
セレス「あ……」チラ
セレス(な、苗木君が……引いてる……? い、いや……ですわ……)オロオロ
ナイトB「セレス様、次の紅茶です」スッ
セレス(流石にカップを割るのは……や、やり過ぎですわよね……)コクッ
コト……
セレス「お、美味しくありませんわ。やり直しです」
ナイトB「え? あ、はい……」
785 :
ナイトがどいつもこいつもいいやつだった
786 = 713 :
いやこれから苗木に嫉妬して本性だすだろ
788 = 590 :
ザワザワ……
苗木「あれ、今度はカップを割らなかった。最初の人より美味しかったって事なのかな?」
「おいどういう事だ……?」
「知らねえよ。ナイトBの奴、すげえの淹れたのか?」
苗木「あれ……どうしたの?」
ナイトG「初めてなんだ……セレス様がカップを割らなかったのは」
苗木(じゃあいつもは割りまくってるのか……もったいないなぁ……)
セレス「次」
ナイトC「は、はい……」スッ
コト……
セレス「美味しくありませんわ。作り直し」
790 = 726 :
右手のナイフで先制攻撃だべ!」
791 = 590 :
………
……
…
ザワザワ
「どうなってんだ? 一つもカップ割らないぞ?」
「おそらく心境の変化……それかカップ代がかさんできた……とか?」
「バカ言え、セレス様の総資産がどれだけあると……」
ナイトG「逆に割られたナイトAは何なんだよ」
ナイトA「……くくくっ、これはいい絶望だ」ニヤニヤ
苗木(ちょっとは隠せよナイトA)
セレス「次」
苗木「あ、は、はい!」
苗木(うぅ……普段紅茶なんか淹れないから、自信ないんだよなぁ……カップ割られたらショックだ……)ビクビク
セレス「…………」コクッ
793 :
セレス様の総資産どんだけなんだよ
794 :
これってスレタイ合ってんの?
苗木好きそうじゃないんだが
795 = 642 :
わかったぞ!
797 = 590 :
セレス「美味しいですわ!」ニコ
苗木「……え?」
ナイト「「!!!!!!!!!!!!」」
セレス「これこそわたくしが求めていた究極のロイヤルミルクティー……素晴らしいです」
ザワザワ
ナイトG「(お、おい、後でどうやって淹れたか教えてくれねえか?)」ヒソヒソ
苗木「え、う、うん……いいけど別に変わった事は……」
セレス「いけませんわ」ジッ
ナイトG「は、はい、すみません!!!」ビクッ
苗木(相変わらず凄い目するなぁ、セレスさん……)
セレス「彼の紅茶はわたくし専用です。くれぐれも他の方々は口にしないように」
798 = 590 :
苗木「あ、あのさ、セレスさ……セレス様。その、ボクも飲んでみていいですか?」
セレス「えっ!?」
苗木(正直上手く淹れられた気はしなかったんだけど……)
セレス「……構いません」
苗木「ありがとうございます」コクッ
苗木「…………??」
苗木(これって……美味しいのかな? いや、別にボクは紅茶の味が分かるわけではないけど……)
セレス「…………」ジー
苗木「ん、どうかしましたか?」キョトン
セレス「……間接キスですわね///」ニコ
苗木「ぶっ!!!」バシャ
ナイト「「!!!!!!!?????????」」
800 = 642 :
???「アホアホアホアホアホアホアホアホアホォ!!」
みんなの評価 : ★★
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