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    元スレ妹「DVする兄の心臓を止めるスイッチを手に入れた」

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    101 :

    まぁ達磨にされても仕方ないクズだしな

    102 = 1 :

    「それで、どうすればお兄ちゃんは変わってくれるんでしょうか?」

    博士「私は一応マッドサイエンティストを自称している身でね、あまり頼られても困るのだが」

    「お願いします!」

    博士「むう。……そうだな、洗脳装置を使おうか」

    「そういうのは、ちょっと」

    博士「そう言われても、歪み切った価値観を正すには、その価値観を破壊する以外にないだろう?」

    「破壊ですか?」

    博士「興味があるかい? これは一例だが、ある新興宗教団体で行なわれた方法で――」

    103 = 62 :

    ロボトミーもいいね!

    104 :

    兄がんがれ

    105 = 53 :

    兄の思考回路やばすぎだろ

    106 = 1 :

    「ぐ、くぅ……」 ユラッ

    「庭に直立不動のまま立ち続けているが、あれは何をしているのだ?」

    「苦行、だったかな。ああいう風に頑張り続けてるとね、頭の中が真っ白になってくんだって」

    「ほう、頭が真っ白になると良い事があるのだろうか?」

    「歪んだ気持ちがなくなって、人のいう事を素直に聞けるようになるんだよ?」

    「既に半日以上ああしているように見えるが?」

    「二日くらい頑張れるって博士が言ってたよ?」

    「なるほど。我は散歩に行くが大丈夫であるか?」

    「うん。少しでも動いたらスイッチ押すって言ってあるから」

    「うむ。監視に努めるがよい」 トタタタッ

    107 :

    はやくちんちん斬り落としてくれ

    108 :

    いいんじゃないかしら

    110 = 1 :

    (……もう限界だ……)

    (こんなもんやってられるかよ……)

    (本当に死んじまう……)

    (こんな夜中だ、もう妹だって監視してないんだ……)

    (ちょっと休むくらい……) スッ

    猫友「にゃう~!」 スタタタタッ

    「……?」

    (猫が走って、妹の部屋の窓に……?)

    「……お兄ちゃん、十秒も休んだんだ?」 ガラッ

    「え……え、いや……ち、ちが……」 ビクッ

    「十秒止めるね」 ポチッ

    「ぎげぇっ!?」 バタンッ

    111 = 1 :

    (あれからまた立ち続けて、もう二日も庭にいる……)

    (何も考えられない……どうすれば許されるんだ……)

    (俺が悪いのか……何をしたんだ、俺は……)

    (妹を殴ったのが悪いのか? そうなのか?)

    (それがここまでされる理由なのか?)

    (確かに、いや、暴力は悪いのかもしれないが、だが、なんでだ?)

    (……)

    (もうなんでもいい……なんでもいいから、誰か助けてくれ……)

    (誰か……)

    112 :

    (兄が逆転する展開を密かに期待しています)

    113 = 47 :

    兄を一生苦しめる展開希望

    114 :

    このまま逆転しないでくれ

    115 = 107 :

    兄は肉人形

    116 = 1 :

    「な~?」

    「……」

    「い……もうと……頼む、許してくれ……」

    「……?」

    「お、俺が、悪かった……悪かったから……」

    「どうしたの、お兄ちゃん?」

    「だ、だから、今まで悪かったよ、悪かったから」

    「謝りたいの?」

    「そうだよ!」

    「じゃあ、どうして怒ってるの?

    「う……く……っ」

    117 = 97 :

    僕的には兄は堕ちてもらったほうが

    118 = 1 :

    「変だね、謝ってるのに怒るなんて」

    「な~」

    「ごめん、なさい」

    「何が?」

    「今まで、ごめんなさい」

    「よく分かんないよ」

    「い、妹を、殴ったり、蹴ったり、ごめんなさい」

    「な~?」

    「猫は?」

    「そ、そいつを……」

    「そいつじゃないよ? 猫だよ」

    「ね、猫にも、物を投げたり、ごめんなさい」

    119 = 1 :

    「どうしようか?」

    「な~」

    「まだ頑張れると思う?」

    「な~!」

    「そっか、仕方ないよね。お兄ちゃん、頑張ってね」

    「む、無理だ、もう限界なんだよ!」

    「でも、猫は大丈夫だって言ってるよ?」

    「ぐ、うぅ……ゆ、許してくれよ……頼むよぉ……」 ポロポロッ

    120 = 1 :

    「な~」 クルッ

    「なう~、な~!」 トントンッ

    「な~? なう~、な~!」 トタタッ

    「な~! な~!」 クルッ

    「何言ってるのか、分かんねえよ……くそ……くそ……」 ポロポロッ

    121 = 1 :

    「と、我は考える。これ以上は続ける意味もあるまい」

    「そうだね。……お疲れさま、お兄ちゃん。これでお兄ちゃんは、一歩ちゃんとした人になれたよ!」 ダキッ

    「ゆ、許してくれるのか?」

    「もちろん! だって私達、家族だもん!」 ニコッ

    「うっ、うぐっ、うぅぅぅぅぅ……っ」 ポロポロッ

    「お兄ちゃん……っ」 ズクンッ

    (ボロボロのお兄ちゃん可愛い、泣いてるお兄ちゃん気持ち悪くて可愛い、もっともっともっともっと可愛いお兄ちゃんが見たいよぉ) ズクズクッ

    122 :

    妹うざいから兄の逆転で頼む

    123 = 29 :

    純愛が好きな俺にはたまらないは
    支援

    125 = 28 :

    よし…!よし…!これがトゥルーや…!

    126 = 5 :

    兄がかわいそうになってきた


    序盤飛ばし読みしてたせいだろうか

    127 = 107 :

    >>123
    純・・・愛?

    128 :

    いや、全然可哀想じゃない

    129 :

    逆転は無しでいいです

    130 = 1 :

    「――それで私、泣いてるお兄ちゃんを見て気付いたんです。こんなスイッチ必要ないって」

    博士「ほう」

    「だって、心臓を止めるスイッチなんておかしいです」

    博士「君が今更そんな事を言うなんて、意外だよ」

    「我もであるが、妹殿には妹殿の考えがあるようだ」

    「うん。だって……人間って、面白いじゃないですか?」

    博士「うん? どういう事だね」

    「えへへ、あの、人間の体って簡単に壊れるじゃないですか? だからスイッチなんて必要ないって思ったんです」

    博士「君が何を言っているのか、私にはよく分からないのだが」

    131 :

    逆転まじでいらん

    132 = 80 :

    博士は男性ですよね!

    133 = 1 :

    「私が怖がってたお兄ちゃんって、本当はいなかったんです!」

    「だって、人間って本当に脆いんですよ? 力の差なんて、あってないようなもので……」

    「たとえ素手でも、爪を剥がしたり、その、おちんちんを潰したり、簡単に壊せるって気付いたんです!」

    「スイッチはそれを私に気付かせてくれたから、もう必要ないんです!」

    「私、もう大丈夫です! 私は私の力で、お兄ちゃんを立派な人間に変えてみせます!」

    134 = 22 :

    もっと仕返しするべきだと思う

    135 :

    なんとなくキノの離婚できない国の話思い出した

    136 = 28 :

    こうなるのは目に見えてたけど歪んじゃったなあ…
    やっぱりスイッチ手に入れた時点で救いはなかったんだね

    137 = 5 :

    この妹は確実にキチガイ

    138 = 1 :

    博士「君の言いたい事はわかったけれど、それなら洗脳装置の方がよほど人道的ではないかね?」

    「博士は頭が良いですけど、足りないものがあると思います」

    博士「興味深いね。何かな?」

    「それは、愛です!」

    博士「ほう」

    「洗脳装置には愛がありません! 愛です! 私は愛でお兄ちゃんを変えてみせます!」

    博士「つまり君は、お兄さんが好きなのかね?」

    「……っ」 コクリッ

    博士「嫉妬するかね?」

    「人の伴侶と猫の伴侶がいても何も問題はあるまい?」

    博士「ふむ、面白い見解だね」

    139 :

    この兄は先輩のヤンキーに泣いて頼んで妹からスイッチ奪わないとダメだな

    140 :

    この兄にして妹ありだな

    141 :

    追いついた
    面白いぞ
    体育部員たちの逆襲ルートで頼む

    142 = 1 :

    「私、これからもっと頑張ります! 博士も色々相談に乗ってくださいね!」 ニコッ

    博士「あまり研究の時間を潰しては欲しくはないのだがね。……ああ、冷蔵庫にカステラがある、食べるといい」

    「はい!」 スタスタ

    博士「……暴力を振るう人間を暴力で矯正しようというのは、大変な矛盾ではないだろうか?」

    「我もそう思ってはいるのだが、妹殿の楽しげな様子を見ていると何も言えないのである」

    博士「ああいう純粋な人間が道を踏み外すと、純粋なまま間違って行くのだね。興味深い」

    「博士殿も似たような人間ではないだろうか?」

    博士「私は進んだ先に道がなかっただけさ、彼女とは違う」

    「どちらにしろ、伴侶と共に道を踏み外すのも一興である」

    博士「かもしれないね。うちのぐうたら猫殿にも聞かせたい話だが、また奥の部屋で寝ているのだろうね」

    「お互い伴侶には苦労する」

    博士「まったくだ」

    143 = 29 :

    >>127
    純愛だろどっからどう見ても妹の兄に対する一途な愛情物語だ

    146 = 1 :

    数年後

    「妹ちゃん、もう部活決めた?」

    「ううん、私は帰宅部」

    「もったいないよ!」

    「んー。でも私、まだまだ勉強したい事があって時間が足りないから」

    「……あれ、校門にいるのって、妹の?」

    「お兄ちゃん! ちゃんと待っててくれたんだね!」

    「あア、そウダヨ」

    147 :

    壊れたか…

    148 = 1 :

    数年後

    「妹ちゃん、もう部活決めた?」

    「ううん、私は帰宅部」

    「もったいないよ!」

    「んー。でも私、まだまだ勉強したい事があって時間が足りないから」

    「……あれ、校門にいるのって、妹ちゃんの?」

    「お兄ちゃん! ちゃんと待っててくれたんだね!」

    「あア、そウダヨ」

    150 = 1 :

    「こんにちは、お兄さん」 ペコリ

    「こンニチハ」

    「お兄ちゃん、妹友ちゃんのことやらしい目で見てたよね?」

    「え?」

    「ごメン、妹」

    「後で生皮剥がすから頑張ってね?」 ボソッ

    「……」 コクッ


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