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    元スレ妹「DVする兄の心臓を止めるスイッチを手に入れた」

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    1 :

    「お前の顔見てるだけで苛々するんだよ」 ドゴッ

    「うぶ、げぇぇぇ……っ」 ビチャビチャ

    「汚い顔に汚いゲロ、こんなのが俺の妹だなんてな」 ゴッ

    「うく……っ」 ベチャ

    「ダチの家に行く。母さん達に言っとけ」 スタスタ

    「げぶ、うっ、う……っ」 ビチャッ

    3 :

    スイッチ没収

    4 = 1 :

    博士「おや、また怪我かい?」

    「……」 コクッ

    博士「見せなさい」

    「……」 ペロンッ

    博士「酷いね。痣だらけだ」

    「転びました」

    博士「嘘はいい。お兄さんに暴力を振るわれているんだろう?」

    5 :

    おいおいおいおい

    6 = 1 :

    「ち、違います」

    博士「誰にも言わないよう言われている事も知っている」

    「どうして」

    博士「以前君に実験の協力をしてもらったろう」

    「変な帽子を被ったあれですか?」

    博士「あれはね、人の記憶を読み取る装置なんだ」

    「ひ、酷いです!」

    博士「私は悪い発明家だからね、言い訳はしないよ」

    7 = 1 :

    「……でも、博士は私の怪我を診てくれました」

    博士「君もうちの猫を助けてくれた事があるだろう?」

    「可哀相だったから」

    博士「君も猫を飼っているから? いじめられる猫に自分が重なったから?」

    「言いたくないです」

    博士「ああ、すまない。少し気になったものでね。私の悪い癖だね」

    8 :

    いいね

    9 = 1 :

    「どうする、つもりですか?」

    博士「どうにかして欲しいかい?」

    「……」

    博士「これをあげよう」 スッ

    「何ですか?」

    博士「心臓を止める装置だよ」

    「心臓を……え?」

    博士「一度押せば止まり、二度押せば動く。完全に死ぬ前ならね」

    「ひっ」 コトッ ポチッ

    10 :

    見てる

    11 = 1 :

    博士「おや? 落としたショックでスイッチが入ったようだ」

    「そんな、大丈夫なんですか!」

    博士「私は大丈夫だよ。君のお兄さんは大変だがね」

    「ど、どうして?」

    博士「これは特定人物、つまり君のお兄さんの心臓の波長に合わせた装置なんだ」

    「まさか、お兄ちゃんは」

    博士「心臓が止まってる」

    「……っ」 ポチッ

    博士「いいのかい?」

    「ふざけないでください!」

    12 :

    良い

    13 = 1 :

    博士「心外だな」

    「私は、私はお兄ちゃんを殺したいなんて思ってない!」

    博士「それが本当かどうかは、その内わかるよ」

    「ど、どういう意味ですか?」

    博士「その装置は君に預ける。返却は受け付けない」

    「そんな」

    博士「破棄は自由だが、それは決して壊れない。君が管理した方がマシだろうね」

    「……」

    博士「嫌なら使わなければいい。簡単な話だろう? では、頑張ってくれたまえ」 ニコッ

    14 = 1 :

    (お兄ちゃん、まだ帰ってない……)

    (このスイッチどうしよう。こんな怖い物、持ってたくないよ)

    「……」 ギィッ

    「お、おかえりなさい、お兄ちゃん」

    「うるせぇ……」 ヨロッ

    「え?」

    「うるせえんだよ、クソガキ!」 ゴンッ

    「ひっ!」 ビクッ

    15 = 1 :

    「はぁ……クソ、まだ頭が痛ぇ……」

    「……だ、大丈夫?」

    「大丈夫なわけねえだろうがよぉ!」 ゴスッ

    「痛づ……ッ」 ドンッ

    「急にだ。急に心臓がどうにかなって、ぶっ倒れて、それで大丈夫かだ? んなわけねえだろうが、おい?」 ゴリッ

    「ごめ……ごめんなさい……」

    「その声が癇に障るっつってんだよ!」 ドゴッ

    「げぶ、うぶ、えぇう……っ」 ビクンッ

    16 = 1 :

    「気持ち悪ぃ声あげやがって、そのまま死ね、おら死ね!」 ゴスッ ゴスッ

    (こ、殺されちゃう、ほんとに殺されちゃうよ……) ウルッ

    「ああ? なんだその目は? 誰が悪いと思ってんだ!」 ドゴンッ

    「あぐっ」 ゴロゴロッ ガツンッ

    「頭叩き割って殺してやるよ」 ズルッ ズルズルッ

    (つ、机を引き摺って……し、死ぬよ、あんなので殴られたら、死んじゃうよ……!)

    「おっ、らあああっ!!」 ブンッ

    「ひっ!」 ポチッ

    「ぎ……っ」 ガシャンッ

    (え? あ、スイッチ押しちゃったんだ!)

    17 = 1 :

    「ぐ……ぎ……っ」 バタンッ

    (く、苦しそうにしてる。はやくもう一回押さなくちゃ! でも……)

    「……っ」 グルンッ

    「お、お兄ちゃん!」 ポチッ

    「ゲフッ、う、ゼヒッ、ヒ……ッ!」 ビクッ

    (い、生き返った? 大丈夫、なのかな)

    「く、そ……ふざ、けんじゃねえ……、なんだよ、これ……っ」

    「びょ、病気、なの?」

    「知るか、知るわけねえだろ、クソ、死ぬのかよ、死にたくねえ、クソ、クソ、クソ!」 ユラッ

    (ま、また、ぶたれる!) スッ

    18 = 1 :

    「俺は、部屋で寝る……そうだよ、疲れてんだよ、寝ればすぐに良くなる、そうだ」 ヨロヨロッ

    (もう行った、よね?)

    「怖かった……」

    (今日のお兄ちゃん、あんなに怒ってて、きっとあのままだったら私、殺されてた)

    「だから、仕方ないよね」

    (わざとじゃなかったんだもん。偶然押しちゃっただけで、別に、お兄ちゃんを……)

    (お兄ちゃんを殺す気なんて……全然……)

    19 = 1 :

    「痛……っ」

    (お兄ちゃんに蹴られた所が痛い……。明日また、博士の所に行って診てもらわないと)

    (それで、このスイッチも無理やりでも渡して、すぐに帰ろう)

    (それで全部、ちゃんとするはずだから)

    「な~」 スリスリ

    「……」 ナデナデ

    20 = 1 :

    ドガシャーンッ

    「このクソ猫! 俺の服に小便しやがった!」

    「にゃ~!」 トタトタッ

    「や、やめて! いじめないで!」 ガバッ

    「邪魔だ、どけ!」 ドンッ

    「う……っ」 ゴツンッ

    「前々から気に入らなかったんだよ、そのクソ猫! 全然懐きやしねえ!」 ブンッ

    「にぎゃ!」 ドゴッ

    「やめて! 死んじゃう!」 ガシッ

    「うるッッせえッッ!」 ゲシッ ゲシッ

    「あう……っ」 ズルッ

    21 = 8 :

    みてるぞ

    22 :

    私もこの装置欲しい…

    23 = 1 :

    「あー清々するぜ、このままぶっ殺して庭に埋めてやる!」 ドスドスッ

    (このままじゃ、猫が殺されちゃう!)

    「潰れて死ね、このクソ猫ッ!」

    「動かないで!」 スッ

    「あ? お前、誰に口聞いてるんだ?」

    「動いたら、このスイッチ押すから!」

    「はぁぁ? ついに頭ぶっ壊れちまったか?」

    「押すから! ほんとに押すから!」

    24 = 1 :

    「あー、もういいわ。お前も死ねよ」

    「ひっ!」 ポチッ

    「う……っ?」 ガクッ

    (押しちゃった!)

    「ぐ……う……っ!」 ドサリッ

    「も、もう猫をいじめないって約束して!」

    「ぎ……っ」 ビクンッ

    「約束してっ!」

    「……っ」 グルンッ

    25 = 10 :

    殴られてる妹ちゃん想像したら何故か勃起した
    暴力いくない

    26 = 1 :

    「……」 ポチッ

    「ぎひ! ひっ、ゲッ、グゲッ、ひっ、ひっ!?」

    「約束して」

    「な……なん、だよ……お前……ふざ、けんじゃねえよおおおっ!」 ガシッ

    「や、やだ! 放して、放してぇ!」

    「何し、たんだよ、俺に、俺に何したんだよっ!」 グイグイッ

    「ひっ、いやああああっ!」 ポチッ

    「が……っ」 ドサリッ

    「はぁ、はぁ……っ」

    27 = 1 :

    「ぎ、ぐぃ……い……っ」 ビクンッ

    「……」 ポチッ

    「げひっ、ぐぶ、ウゲエエエッ!」 ビチャビチャ

    「あはっ、な~んだっ! ……お兄ちゃんも汚い顔して汚いゲロ吐くんだ?」

    「ギヒッ、ひっ、ヒッ、ヒッ……!」

    「お兄ちゃん。もう猫をいじめないって約束してよ」

    「ハァ……ハァ……」

    「苦しいよね? 脂汗、たくさん出てるよね? 苦しいのって楽しくないよね? 約束してよ」

    「ハァ……ハァ……」

    28 :

    よしこのルートはええぞ

    29 :

    期待してた

    30 = 10 :

    S妹ちゃんにもおっきした
    僕の心臓もとめてください

    31 = 1 :

    「……」 ポチッ

    「ぎ……っ」 ドサッ

    「……」 ポチッ

    「ひ……っ」

    「……」 ポチッ

    「ぐぃ……っ」 ドサッ

    「……」 ポチッ

    「ひ……や……め……っ」

    「約束して」

    「す……する……から……や、やめ……」

    「絶対に?」

    「はひ、ひっ」 コクコクッ

    32 = 1 :

    「私の事もぶたない?」

    「……!」 コクコク

    「良かった」 ニコッ

    「へ……?」

    「それじゃ私、猫を病院に連れてくね」 ダキッ スタスタ

    「……は、ははは……助か……った……」 ジョロロロッ

    「は……はは……は……あ……っ」 ガクッ

    34 = 28 :

    いろんなルートが見えてきたな

    しえしえ

    35 = 1 :

    博士「怪我をした猫を連れて来たと思えば、いやに嬉しそうだね」

    「え、そんな事ないですよ」

    博士「ああ、治療の間暇だろう? 冷蔵庫に羊羹がある。お茶と一緒に食べるといい」

    「ありがとうございます」 ニコッ スタスタッ

    博士「……さて、君の記憶を実験データとして収集させてもらうが、いいかな?」

    「な~?」

    博士「無論だ。あれは既に彼女の物なのだから」

    「博士、お茶はどこですか?」

    博士「ん? ああ、買い置きが冷蔵庫の横にあるだろう?」

    「は~い!」 トテトテッ

    博士「……次は君用に缶詰も用意しておこう。時々データ提供に来てくれ」 ナデナデ

    「なう~!」

    36 :

    何故かコナンSS思い出した

    38 = 1 :

    「羊羹美味しかったね」

    「な~」 スリスリ

    「でも晩御飯、ちゃんと食べられるかなぁ。……何、この匂い?」

    「……」 グタッ

    「信じられない、お兄ちゃんがおもらししてる!」

    (私よりずっと大人のくせに、おもらしするなんて!)

    「お兄ちゃん、お兄ちゃん!」 ユサユサッ

    39 :

    どうせあれだろ
    オチはやりすぎた妹を博士が別のスイッチで制裁するんだろ

    40 = 1 :

    「う……あ? 俺、なんでこんな所で?」

    「おしっこ片付けてよ! 臭いよ!」

    「……は? はぁ? な、違ぇ、俺は小便なんて漏らしてねえっ!」

    「いいから早く片付けて!」

    「誰に口聞いて……っ」

    「……」 スッ

    「……? ひっ!」 ビクッ

    41 :

    いやスイッチを取られてさらなる虐待を受けている妹を博士が助けて兄と妹ダブル調教エンドだろ

    42 = 1 :

    「押すよ?」

    「じょ、冗談、だよ……な? お、俺は別に、お前を殴ろうとか、そんな事は……な?」

    「……」

    「わ、分かってるよ、すぐに片付けるって、だから、な? 下ろしてくれよ、な?」 ビクビクッ

    「うん! すぐに片付けてね!」 スッ

    「あ、ああ、すぐにな」

    「あとおしっこ臭いからお風呂にも入ってね!」

    「……ああ」

    (スイッチのおかげで、なんでもできる気がする。少し罪悪感はあるけど、でも……仕方ないよね?)

    (私を殴ろうとするお兄ちゃんが悪いんだから)

    「……」 ギリッ

    43 = 1 :

    (部屋の灯かりが消えて一時間は経った)

    (もういいだろう) ギィッ

    「……」 チラッ

    (呑気に寝てるな。ふざけやがって、こっちはお前のせいで死ぬほど苦しい思いをしたってのに)

    (あのボタンだ、あれさえ奪えば、すぐにでもゲロと血反吐を吐かせてやれる)

    「……」 キョロキョロ

    (さすがに見える所には置いてないか。徹底的に痛め付けて場所を吐かせるか) ススッ

    (俺に反抗した事、後悔させてやる) スーッ

    「……」 ジッ

    「ひっ!?」 ビクッ

    44 = 1 :

    「何の用事なのかな、お兄ちゃん」

    「あ、ああ、それは……なぁッ!!」 ガシッ

    「うぐっ!」

    「クソガキがガタガタうっせえんだよ、とっととアレの場所を教えろ、殺……ぉ?」 グラッ

    「……これの事? 私、ずっと握りしめてたの」 スッ

    「ぎ……う……っ」 ヨロッ

    「ダメ」 ドンッ

    「ぃ……っ」 ズサリッ

    45 = 1 :

    「……」 ポチッ

    「ぎひっ! ひっ、ウゲッ、えう……ち、くしょ……っ」 ダラダラッ

    「汚い顔だね、お兄ちゃん。涎と鼻水と涙でぐちゃぐちゃだよ?」

    「くぞ……ぉ……ぐ……っ」

    「ねえ、お兄ちゃん。私、お兄ちゃんに何かしたかな?」

    「あ……?」

    「毎日お兄ちゃんぶたれて蹴られて、体中痣だらけで、いつも思ったよ? 私が何をしたんだろうって」

    47 :

    面白いから続けろ下さい

    48 :

    面白いお

    49 = 1 :

    「私が汚いからなのかな、とか、私が可愛くないからなのかな、とか。でも違うんだね」

    「私が悪いんじゃなかったんだね。お兄ちゃんが間違ってたんだね」

    「うる、せえ、俺は、間違ってねえ! お前がウザいから俺が苛々するんだろうがっ!」 ブンッ

    「ふぅん」 ポチッ

    「ぐげ……っ」 ズサリッ

    「私だって、お兄ちゃんに苛々する。怒ってるよ。痛いんだよ、殴られるのって。どうしてわからないの?」

    「ぎ……ぎ……っ」

    「お兄ちゃんが分かるように、私、これから手伝うから。いっぱい手伝うから」 ポチッ

    「ゲヒッ! うげ、ゲェッ!」 ゲポッ

    「ああ! もう、吐いちゃダメだよ!」 ペシッ

    「ヒッ、ヒィッ、ヒ……ッ!」 ビクッ


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