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    元スレ中島「磯野ー……や、野球……」

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    151 = 1 :

    中島「え……?」

    今さら何を……。
    もうめちゃくちゃになりそうなんだよ。

    花沢「ただ、私は、中島くんに筋を通して欲しいだけなのよ!」

    中島「…筋を…通す…?」



    まさか。
    一瞬で花沢さんの意図がわかる。

    いや、そんなの無理だよ。
    わかるだろ、花沢さん?勘弁してくれよ。

    花沢「男という立場を利用しない。親友という立場を利用しない。『磯野の親友の中島』はもうやめ」

    花沢「『磯野カツオを恋愛対象としている中島』で、磯野くんと向き合いなさい!」

    花沢「その上で!」

    花沢「私と勝負! 私は、これを言いに来たのよ!」

    152 = 65 :

    ヒュー、花沢さんカッケ―

    153 :

    くっそワロタ

    154 = 97 :

    勝負もなにも両方振られるだろw

    155 = 2 :

    花沢さん漢だな

    156 = 1 :

    ……

    思考が止まる。まとめようとする。
    その間にも、花沢さんは間髪入れずに話し続ける。

    「……私だって前から磯野くんのことが……」

    聞こえている。
    でも、頭で処理できない。

    「……中島くんはずるいのよ。私だってもっと一緒に……」

    勝負……だって……?

    「……だから、はっきりさせるのよ……」

    僕は男だぞ?
    勝負になるわけ……

    花沢「中島くん!!!!!!」

    中島「っ!」ビクッ

    157 = 131 :

    花沢さん男前すぎだろ

    158 = 1 :

    花沢「どうなの!? この勝負、受けるの!?」

    中島「ぼ……僕は……」

    花沢「……」

    中島「僕は……そんな……くそっ……」

    花沢「……ごめんなさい。興奮しちゃったみたいね」

    花沢「でも、私の言いたいこと分かるでしょう?」

    中島「……ぅっ」グスッ

    そうだ。まず、言うべきことがある。

    中島「わかる……! わかるよ……! 今までごめん……! 卑怯な僕を、許してくれ……! 苦しい思いをさせてごめん……!」ポロポロ

    花沢「あっ……な、泣かないでよ~」

    159 = 39 :

    「強敵」とかいて「とも」と読む

    161 :

    寝たいのに気になる

    162 = 1 :

    中島「ううっ、ううう…! ごめんよ……」ポロポロ

    ごめん、ごめん。花沢さん、ごめん。
    今まで、ごめん。
    僕も磯野が好きだから、痛いほど気持ちが分かってしまう。

    花沢「……あーもうっ! 私のことはいいから!」

    中島「……花沢さん……」グスッ

    花沢「はぁ、落ち着く時間が必要みたいね」

    花沢「……そうねぇ。じゃあ、今が11時だからぁ……今日の午後4時。公園に集合! その時答えを聞かせてちょうだい」

    中島「……わかった……」グスッ

    花沢「うん、よし。それじゃあまた後でね。ばいばい」クルッ

    中島「…… 」

    163 = 100 :

    続きはよ!

    164 = 65 :

    中島「磯野ー!ホモセ●クスしようぜー!」

    165 :

    >>49
    続きを

    166 = 1 :

    中島「……ありがとう、花沢さん……」ボソッ

    花沢さんへの感謝の気持ち。
    しかし、花沢さんのあんな姿を見ると、より自分の醜さが際立つような気がする、

    勝負……か。
    二人で磯野に気持ちを伝える…ってことだ。

    花沢さんの気持ちに答えるべきだ。だけど……怖いんだよ。


    今までずっと一緒にいて、磯野は当たり前のように僕の横で笑っていて。

    磯野は僕にとって特別。しかし、思いを出すということは。

    磯野にとっての僕も、特別になってしまう。
    それも、おそらく悪い意味で。

    それは、やっぱり嫌で。
    でも、花沢さんの気持ちに答えたくて。

    167 :

    マジキチ

    169 = 39 :

    寝れない

    170 :

    思いを出す…

    171 = 51 :

    花沢△

    172 = 1 :

    中島「……」



    「……中島くんはずるいのよ」
    「……裏切り以外の何物でもないと思わない?」
    「……私と勝負!」




    「磯野くんと、向き合いなさい!」



    怖い。
    でも、このままにするわけにはいかないのは分かってる。



    気がつけば、僕は

    磯野の家に足を向けていた。

    173 :

    穴子「ふぐたくん、いいのかい?奥さんいるんだろぉ?」

    174 = 72 :

    明日早いのに…

    175 = 144 :

    これいつ映画化すんの?

    176 = 1 :

    中島「はぁ、はぁ」ダダッ


    まだ、思いを伝えるわけじゃない。
    磯野と話すつもりもない。
    ただ、ぐちゃぐちゃになった思いをまとめるために、確認したかった。

    磯野の姿を一目見て、磯野への思いをもう一度整理したかった。



    僕に、覚悟が出来るのかを。



    中島「はぁ、はぁ」ダダッ


    いつも、磯野を誘う時に通る道。
    今日はどこか、違う雰囲気がした。

    177 = 39 :

    なんでだろうホモなのに、ホモじゃないかんじがする

    178 = 1 :

    11:30ごろ

    中島「はあっ、着いた……」ハァハァ

    中島「……い、いそ……」


    いつも以上に緊張する。

    あ……そういえば、今、磯野とは気まずいんだったっけ……?

    中島「……いそ……」

    まるで、喉に張り付いてしまったかよように、声が出ない。

    中島「……」


    無理だ。
    どうしても、声が出ない。

    ……なんて情けないんだ……

    心臓の跳ね上がる音だけが大きくなっていく。

    179 = 65 :

    ホモ展開クルー?

    180 = 29 :

    映画化決定

    181 = 1 :

    中島「……」

    帰ろう。

    本当にごめん、花沢さん。
    いっぱいいっぱい謝るからさ。
    許してくれ。

    これからは、磯野とは距離を取るからさ。




    だから




    磯野と向き合えなんて、言わないでくれ。
    どうか、情けない僕を許してくれ。

    182 = 65 :

    中島「あたしってほんとバカ…」

    183 = 29 :

    花沢さんカッコよすぎ濡れる

    184 = 1 :

    ……

    変わらなくても、いい。







    波平「む……君は、中島くんか?」

    中島「……えっ!? はは、はい!!」ビクッ

    波平「やっぱりそうか。こんなところで何をしておる」

    中島「そっ、そそそそちらこそ、何を!?」

    波平「わしか? わしは散歩から帰ってきたところでな」

    185 = 39 :

    >磯野と向き合えなんて、言わないでくれ。
    >どうか、情けない僕を許してくれ。

    空が灰色だからっていう漫画を思い出した

    186 = 118 :

    精神的に向上心のない者は馬鹿だ

    187 = 1 :

    中島「あぁ、そうですか!」

    波平「うむ」

    中島「……」

    波平「……む?」


    まずい。磯野を呼ばれたら……


    中島「あのっ、すみません! 帰ります!」クルッ

    波平「待て」ガシッ

    中島「ひぃぃぃぃ!?」



    な、なに!?
    家の前で立ってたから、なにかしたのかと疑われてるのか!?

    188 = 65 :

    波平×中島か!?

    189 = 28 :

    >>188
    いらねえwwwww

    190 :

    波平どうしたwww

    191 = 1 :

    波平「わしと話をしないか」

    中島「えっ……? でも、磯野は……?」

    波平「……なるほど。安心せい、カツオは出かけておる。入ってくれ」


    ……なるほど?
    どういう意味だろう。わからない。
    でも、何故か。
    おじさんの口調からは、優しさが感じられた。
    全てを受け止めてくれるような、そんな優しさが……。



    中島「……はい……」

    波平「うむ」

    192 = 39 :

    新ジャンル ジジショタ

    193 = 29 :

    波平×中島とか誰得だよ…

    194 = 72 :

    もうフラグも中島もビンビンですわ

    196 = 142 :

    カツオが自分に好意を寄せていた親友を知らぬ間に父親にNTRされてしまう

    197 = 65 :

    来たか…!!

    198 = 1 :

    波平の部屋


    波平「……」

    中島「あのー……なんですか?」

    波平「……いやな。中島くんの顔を見て、気づいんてしまった」

    波平「中島くん、君は苦しんでおる。それも恋沙汰絡みで」

    中島「……!」



    なんで、分かったのだろう。
    言葉が出ない。



    波平「なぜ、苦しんでいるのかと言えば……カツオが好きだから。違うか?」

    199 = 130 :

    波平何もんだよ…


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