元スレ苗木「どきどき修学旅行?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★★★
151 :
安価下だろ
152 = 81 :
安価下で良いです
153 = 72 :
>>149
バターさん落ち着いて
154 = 5 :
舞園「…嘘つき中に人なんていませんよ?」
155 :
まだかな?
156 = 82 :
あっ……バイト先にあとちょっとなのに、
予備のバッテリー忘れたのに気がついた……orz
160 = 155 :
ふ
167 = 31 :
江ノ島「やっほー、苗木! うちのお姉ちゃんを見事にふってくれたみたいだね!」ギュッ
苗木「うっ……」
江ノ島「あはは、そんな気まずい顔しなくていいって。あたしも別に怒ってないし」
苗木「でも、江ノ島さんは戦刃さんを応援してたんだよね? 霧切さん達も縛ってたし」
江ノ島「ふふ、そう思う? 何か別の理由があるかもよ?」ニヤ
苗木「別の理由?」
江ノ島「当ててみ当ててみ? 名探偵の苗木なら分かるって!」
苗木「分かんないよ、ボクは探偵じゃないし。霧切さんに言ってよ」
江ノ島「どうかな、霧切ちゃんは今回の黒幕は暴けても、恋愛関係は苦手って感じもするけど」
苗木「…………黒幕、か」
江ノ島「あれ、そっち反応しちゃう? 恋愛の方はスルー?」
苗木「恋愛なら外でもできるじゃないか。今はやっぱり黒幕の方が重要だよ」
江ノ島「それがお姉ちゃんをふった理由……ってわけじゃないよね?」
苗木「うん。それなら隠さないで言ってるよ」
168 = 81 :
いつの間にか来てたー
169 = 31 :
江ノ島「それじゃ、苗木が大好きな黒幕の話しよっか?」ニヤ
苗木「大っ嫌いだよあんなの」ハァ
江ノ島「それじゃ大っ嫌いな黒幕の話。ズバリ、誰だと思う?」
苗木「具体的な名前は出てこないよ。でも、初めのウサミの話を信じるなら、学園の関係者だろうね」
江ノ島「ウサミの話?」
苗木「元々この修学旅行は希望のカケラを集めてクラスの絆を強くするっていう目的だった。
そこに介入してくるって事は、その事情を知らなきゃダメだよね」
江ノ島「ふむふむ、でもそれってあたし達もここに来るまで知らなかったよね」
苗木「うん。だから学園の上層部なのかな…………まぁここに来てから何か仕掛けたっていう可能性もあるけど」
江ノ島「ほう、あたし達の中に黒幕が居る可能性もあるってこと?」ニヤニヤ
苗木「そ、そこまで言ってないよ! それにボク達だとモノクマを操作するのも難しそうだし……」
江ノ島「まぁ妙な動きしてたらバレちゃうか。でもさ、もしかしたら黒幕はそいつであってそいつじゃない。そんな事もあるかもよ?」ニヤ
苗木「そいつであって、そいつじゃない? なぞなぞ?」
江ノ島「さぁ……何となく言ってみただけだよ」
苗木「…………そっか」
170 :
ほっ
171 = 162 :
っっ
172 :
え?まさかの江ノ島VSアルター江ノ島?
173 = 31 :
江ノ島「ちなみにさ、あたし達の中に黒幕が居るとして、苗木は誰だと思う?」ニヤ
苗木「江ノ島さん」
江ノ島「わお、即答! なになに、あたしってそんなに怪しい?」ニヤニヤ
苗木「ううん、根拠なんて何もないよ。そもそもボク達の中にいるとも思えないし。
ただ、クラスのみんなの中で江ノ島さんの事だけが全然分からない。それだけだよ」
江ノ島「あはは、あたしってそんな謎めいたキャラ? そういうのって霧切ちゃんの方が似合ってない?」
苗木「霧切さんもあまり自分を出さないけど、キミ程じゃないよ」
江ノ島「……そっかそっか。つまり苗木はあたしをもっと知りたいと!」
苗木「…………え?」
江ノ島「分かってるよ苗木、それがあんたなりのナンパ文句なんだね! よし、それじゃ明日の夜辺りに、あたしの部屋来なよ! 色々教えたげる!」ニヤニヤ
苗木「そ、そういう意味じゃないよ!!」
江ノ島「あはは、照れるなってば!!」バンバン!!
霧切「そんな事」ズイッ
舞園「私達が」ズイッ
セレス「許しませんわよ」ズイッ
174 = 31 :
江ノ島「あーあ、ここまでか。ていうか舞園ちゃんは人の事言えないと思うけど」
舞園「あれは合意の下でしたので問題ありません!」
苗木「た、確かにそうだけど……」
江ノ島「はいはいー、それじゃ邪魔者は退散しますよーだ」スタスタ
苗木「あ、江ノ島さん!」
霧切「苗木君、そんなに江ノ島さんが気になるのかしら?」
セレス「なるほど、草食系の苗木君はやはり肉食系の女の子に惹かれるのですか……」
苗木「そ、そういうわけじゃないって!」
……また江ノ島さんを知る事ができなかった。
それとも、向こうは必死に隠そうとしてるのかな。
普段は皆にフレンドリーで親しみやすい印象があるけど、ただそれだけじゃないって事は何となく分かるようになってきた。
でも…………ちょっと遅かったかな。
175 = 31 :
パーティーはまだ続く。
他には誰と話そうか。
>>177
176 :
セレス
177 :
御曹司
178 :
朝日奈さん
179 :
かませさんか
180 = 31 :
少し頭を冷やすのもいいのかもしれない。
そう思ったボクは休館を出て夜風に当たる事にした。
外に出ると、心地良い風が頬を撫でた。
大広間の前と旧館入口前ではちゃんとモノミが見張りをしていた。
モノミ「あそこに十神クンがいるでちゅ。やっぱり仲間外れにするのは可哀想でちゅよ……」
苗木「……うん。少し話してみるよ」
そう言うと、プールサイドをゆっくりと歩いている十神クンに近付く。
十神「止まれ」
181 = 31 :
言われた通りに立ち止まる。
十神クンの声には有無を言わさない威圧感があった。
流石は超高校級の御曹司。常に勝者である人間だ。
十神「……なんだ苗木か」
苗木「うん。やっぱりボク達と一緒にいる気はない?」
十神「分かりきっている事を聞くな」
苗木「そう……だよね」
十神「それに苗木、お前も少しは気を付けろ。もしここで俺がお前を殺そうと思ったらどうする?」
苗木「……でも今ボクを殺したら疑われるのは十神クンだよ」
十神「くくっ、それもそうだ。せめてあそこのモノミが居なければ、お前を殺した後土に埋めて発見を遅らせる事もできたが」
さらっと恐ろしい事を言う十神クン。
それも冗談でもなんでもなく、本気で言っているんだろう。
183 = 31 :
苗木「でも気を付けろだなんて、どうしたの? ボクの心配をしてるわけじゃないよね?」
十神「俺はこのゲームに乗る上で、お前達を三つのグループに分けている。
一つは意識を向ける価値もない愚図、一つは使い道はありそうな愚民、そして一つは俺を楽しませる事ができる警戒すべき敵だ」
苗木「ゲーム……か」
十神「ふん、反応する所はそこか? しっかりしろ、俺を失望させるなよ。
簡単にクリアできるゲーム程つまらん物はない。お前と霧切の責任は重大だ」
苗木「……それってボクもキミの言う“敵”に入ってるって事なのかな。霧切さんはともかく、どうしてボクなの?」
十神「とぼけるなよ。お前には状況を冷静に判断し、対処する力がある。加えて霧切にはない、人心掌握術を持っている」
苗木「はは、まさかボクが十神クンに褒められるなんてね」
十神「相手の能力を把握できない奴らはただの小物だ。そういう奴らが足元をすくわれる」
苗木「……キミはどうしてこのゲームに乗ったの? 勝ち続ける宿命を背負っているから?」
十神「……くくっ、そういえばお前には俺の一族の事も少し話した事があったか。あぁ、そうだ。これが勝負である限り俺には勝つ義務がある」
185 = 14 :
すいりの
187 = 133 :
くん
188 = 31 :
苗木「でもそれだとモノクマはどうするの? コロシアイはアイツの望みだ、それに乗るっていうのはアイツに負けたって事にならない?」
十神「俺があのふざけた物体に何もしないとでも思ったか?」
苗木「えっ、じゃあ」
十神「もちろんお前達とのゲームは勝つ。そしてその後に黒幕を潰す。
今までの様子を見て、どうやらこの場所でアイツを潰すのは得策ではない事が分かったからな」
苗木「つまり、このゲームに勝って、ここを脱出してから黒幕を叩く。それが十神クンの選択なんだね?」
十神「あぁ、そうだ。文句があるなら俺に勝ってみろ。
お前達の甘過ぎる理想には吐き気がするが、本気で望んでいるならそれを掲げて俺を叩き潰してみせろ」フッ
苗木「…………」
十神クンの言いたい事はよく分かった。
そして、それに対する僕の言い分なんて決まっている。
苗木「文句なんてあるわけない!! 素晴らしいよ十神クン!!!」
189 = 24 :
狛枝しね
190 = 87 :
!?
191 = 138 :
完全に狛枝である
192 = 163 :
消火瓶が足りない
193 = 14 :
狛枝
194 :
希望!希望!希望!希望ぅぅうううわぁああああああああああああああああああああああん!!!
あぁああああ…ああ…あっあっー!あぁああああああ!!!希望希望希望ぅううぁわぁああああ!!!
あぁ見せて見せて!見せて見せて!ほらほら!諦めないで負けないで!僕に希望を見せてよぉ…はははは
んはぁっ!絶望的なこの状況での君達の希望をもっともっと感じたいよ!ほらほら!あぁあ!!
間違えた!輝く希望を見たいよ!ほらほら!負けないでって!希望をもっと!ほらほらもっと頑張って…ほらほらほらぁ!!
前回の君達の希望は素晴らしかったよぅ!!あぁぁああ…あああ…あっあぁああああ!!ふぁぁあああんんっ!!
今回もコロシアイが起きて良かったね皆!あぁあああああ!眩しい!皆の希望が!素晴らしいよ!あっああぁああ!
この目で君達の希望を見れて嬉し…あれ?どうしたの?
…ねぇ、いきなり黙っちゃって…あ…もしかして、諦めちゃったの…?
君 達 の 希 望 は そ の 程 度 な の?………………………………………
あーあ、がっかりだなぁ…君達の希望ってその程度なの?超高校級の君達の希望って……
あぁ、まぁいいよ、それが君達の希望なら…僕はそれに従うだけ…ん?諦めて…ない?日向君はまだ諦めてない?
素晴らしいよ!日向君はまだ諦めずに希望を持ってるんだね!日向君の希望が見えるよ!日向君の希望が皆にも希望を与えてくれる!!
そして、そんな皆の希望が僕にはとても眩しいよ!!!よかった…世の中まだまだ捨てたモンじゃないんだねっ!
ははははははははははははっ!!!僕には皆の希望が見える!!素晴らしいよ日向君!!皆も諦めないってさ!!!
あ、議論の方も進展したね!はははははははははははははははははははははっ!!!!
あっあんああっああんあ素晴らしいよぉ!!希望!!希望ぅぅぅぅぅうううううう!!!素晴らしいよぉぉおお!!
ううっうぅうう!!でもさ、ここで僕があれを話せば……皆の希望はもっと輝けるかもしれないね!
そ れ は 違 う よ (笑)
197 :
十神「…………なに?」
苗木「流石は超高校級の御曹司!! そうだよね、キミがただここから出たいが為にモノクマの言いなりになるわけないよね!!」
十神「当たり前だ。俺の標的はあくまでモノクマ。お前らは前座に過ぎない」
苗木「はは、あはははははははははは!!! いいよ、十神クン!!!
この状況でも常に目的に向かって突き進む!! 石丸クンみたいな人とは考え方は違うけど、それだって立派な強い希望に違いないんだ!!!」
十神「ふん、どうした苗木。それがお前の本性か?」
苗木「本性? 別にボクはいつも何も隠していないよ。ただ純粋に希望を求めているんだ!!」
十神「…………」
苗木「頑張ってね十神クン!! キミなら、ただ生き残る事しか考えられない弱い希望に負けるわけがないよ!!
そしてその後は霧切さんのような強い希望ともぶつかり合う…………そこで勝てばキミこそ超高校級の希望と呼ぶに相応しい!!!」
十神「おい苗木、言っておくが手を抜くなんていうふざけた真似はするなよ」
苗木「当たり前さ! そんなのキミの希望に対して失礼だ!!」
十神「……分からん奴だな。俺の様な奴が生き残る事を期待しているくせに、なぜアイツらと共に居る」
198 :
さ
200 :
さ
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