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元スレ士郎「最近、セイバーたちが居間でよく居眠りしてるんだよな」
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>>3
あなたを犯人ですのオマージュかと思ったわ
あなたを犯人ですのオマージュかと思ったわ
(つ´・ω・)つやぁー。だっこぉ シロウのだっこがいいんだもんっ
リビング
ライダー「……」
大河「おっす。士郎、いる?」
ライダー「外出しています」
大河「あー、バイトの日かぁー。なら、イリヤちゃんを回収して帰りますか」
ライダー「……」
大河「どうかしたの?」
ライダー「はい?」
大河「なんだが、元気がないみたいだから」
ライダー「そう見えますか?」
大河「ええ」
ライダー「……タイガは男性に抱き上げられたとはありますか?」
大河「え? えーと……うん、あるある」
ライダー「それは居眠りをしていてですか?」
大河「え? いや、剣道の稽古中に熱中症で倒れたときとか? 白いヘルメットかぶった人に」
ライダー「……」
大河「おっす。士郎、いる?」
ライダー「外出しています」
大河「あー、バイトの日かぁー。なら、イリヤちゃんを回収して帰りますか」
ライダー「……」
大河「どうかしたの?」
ライダー「はい?」
大河「なんだが、元気がないみたいだから」
ライダー「そう見えますか?」
大河「ええ」
ライダー「……タイガは男性に抱き上げられたとはありますか?」
大河「え? えーと……うん、あるある」
ライダー「それは居眠りをしていてですか?」
大河「え? いや、剣道の稽古中に熱中症で倒れたときとか? 白いヘルメットかぶった人に」
ライダー「そうですか……。タイガも体格的には抱き上げられてもおかしくありませんからね」
大河「なにかったの?」
ライダー「……」
大河「困ったことがあるなら私に話してみてください。これでも教師なんで、相談されることには慣れてますから」
ライダー「もういいのです。知人にもやめておけといわれたばかりなので」
大河「そんなこと言わずに」
ライダー「構わないでください」
大河「でも」
ライダー「ならば、貴方は身長を低くする方法をご存知ですか?」
大河「え?」
ライダー「今すぐに10センチ、いや、15センチも身長を下げる方法を知っているのですか?」
大河「あ、あの……」
ライダー「誰にも私の気持ちなんて、分からないのです。抱き上げられたことのある人には……」
大河「ちょっと……」
ライダー「わからないんですっ!!」ダダダッ
大河「なにかったの?」
ライダー「……」
大河「困ったことがあるなら私に話してみてください。これでも教師なんで、相談されることには慣れてますから」
ライダー「もういいのです。知人にもやめておけといわれたばかりなので」
大河「そんなこと言わずに」
ライダー「構わないでください」
大河「でも」
ライダー「ならば、貴方は身長を低くする方法をご存知ですか?」
大河「え?」
ライダー「今すぐに10センチ、いや、15センチも身長を下げる方法を知っているのですか?」
大河「あ、あの……」
ライダー「誰にも私の気持ちなんて、分からないのです。抱き上げられたことのある人には……」
大河「ちょっと……」
ライダー「わからないんですっ!!」ダダダッ
セイバー「タイガもライダーからその話を?」
大河「ええ。あんなに感情的になっているところは初めて見た」
凛「重症ね」
イリヤ「そんなに抱き上げてほしいなら直接言えばいいのに」
セイバー「ライダーの性格上、それは言えないのでしょう」
凛「桜の目もあるしね」
大河「それにしても士郎は居眠りしている人を抱きかかえる癖でもあるの?」
セイバー「いえ、眠っている人の体調を案じての行為かと」
大河「おっかしいなぁ。私はいつも叩き起こされるだけなのに」
セイバー「この際、シロウに私から頼んでおいたほうが良いでしょうか」
凛「ライダーが困るだけじゃない? 急に士郎がやってきて「今から抱き上げるから」なんて言われても、普通なら拒否するでしょ」
イリヤ「私は抱かれちゃうけどね」
セイバー「やはり、飽く迄も自然にですか……」
大河「ここで寝てればいいの? それだけで士郎がお姫様だっこしてくれるのね? おやすみー」
イリヤ「バーサーカーとアーチャーにだっこされたからいいじゃない。ライダーも強欲ね」
大河「ええ。あんなに感情的になっているところは初めて見た」
凛「重症ね」
イリヤ「そんなに抱き上げてほしいなら直接言えばいいのに」
セイバー「ライダーの性格上、それは言えないのでしょう」
凛「桜の目もあるしね」
大河「それにしても士郎は居眠りしている人を抱きかかえる癖でもあるの?」
セイバー「いえ、眠っている人の体調を案じての行為かと」
大河「おっかしいなぁ。私はいつも叩き起こされるだけなのに」
セイバー「この際、シロウに私から頼んでおいたほうが良いでしょうか」
凛「ライダーが困るだけじゃない? 急に士郎がやってきて「今から抱き上げるから」なんて言われても、普通なら拒否するでしょ」
イリヤ「私は抱かれちゃうけどね」
セイバー「やはり、飽く迄も自然にですか……」
大河「ここで寝てればいいの? それだけで士郎がお姫様だっこしてくれるのね? おやすみー」
イリヤ「バーサーカーとアーチャーにだっこされたからいいじゃない。ライダーも強欲ね」
セイバー「リン。思いついたことがあるのですが」
凛「なになに?」
セイバー「先ほどタイガが話してくれた内容の中に、熱中症で倒れ抱き上げれたというものがありました」
凛「ああ。藤村先生の数少ない男とのエピソードね」
イリヤ「それが仕事中の救急隊員っていうのがタイガらしいけど」
セイバー「現在、居間での居眠りはシロウからの訓告もあり、状況としては困難です。それ相応の理由がなければなりません」
凛「その理由をつくるってこと?」
セイバー「はい」
凛「ライダーはこっちの意図がわかればきっと拒むわよ?」
セイバー「拒めないようにすればいいだけです」
凛「拒否できず、自然に抱き上げられる状況って……」
セイバー「私が経験したことですが、魔力もなく、歩くのも辛い状態のとき、バーサーカーから追われることになった際、シロウは私を抱き上げ森を疾走してくれました」
凛「あー、あった、あった」
イリヤ「なによ。恨みでもあるの?」
セイバー「あのときとほぼ同じ状況をつくれば、あるいは……」
凛「なになに?」
セイバー「先ほどタイガが話してくれた内容の中に、熱中症で倒れ抱き上げれたというものがありました」
凛「ああ。藤村先生の数少ない男とのエピソードね」
イリヤ「それが仕事中の救急隊員っていうのがタイガらしいけど」
セイバー「現在、居間での居眠りはシロウからの訓告もあり、状況としては困難です。それ相応の理由がなければなりません」
凛「その理由をつくるってこと?」
セイバー「はい」
凛「ライダーはこっちの意図がわかればきっと拒むわよ?」
セイバー「拒めないようにすればいいだけです」
凛「拒否できず、自然に抱き上げられる状況って……」
セイバー「私が経験したことですが、魔力もなく、歩くのも辛い状態のとき、バーサーカーから追われることになった際、シロウは私を抱き上げ森を疾走してくれました」
凛「あー、あった、あった」
イリヤ「なによ。恨みでもあるの?」
セイバー「あのときとほぼ同じ状況をつくれば、あるいは……」
士郎「ただいまー」ガラッ
大河「すぅ……すぅ……」
士郎「藤ねえ。イリヤを連れて帰るんじゃなかったのか?」
大河「あぁ……シロウ……ほらぁ……みてぇ……」
士郎「どんな夢を見てるんだ……」
大河「でへへへ……すぅ……」
士郎「ここで寝られても邪魔だし、客間に運ぶか」グイッ
大河「すぅ……すぅ……」
士郎「それにしてもセイバーたちがいないな……」
士郎「もう寝たのかな?」
大河「しろぉ……おやつぅ……」
士郎「はいはい」
大河「すぅ……すぅ……」
士郎「あと1時間したら起こすからな、藤ねえ」
大河「あぃ……」
大河「すぅ……すぅ……」
士郎「藤ねえ。イリヤを連れて帰るんじゃなかったのか?」
大河「あぁ……シロウ……ほらぁ……みてぇ……」
士郎「どんな夢を見てるんだ……」
大河「でへへへ……すぅ……」
士郎「ここで寝られても邪魔だし、客間に運ぶか」グイッ
大河「すぅ……すぅ……」
士郎「それにしてもセイバーたちがいないな……」
士郎「もう寝たのかな?」
大河「しろぉ……おやつぅ……」
士郎「はいはい」
大河「すぅ……すぅ……」
士郎「あと1時間したら起こすからな、藤ねえ」
大河「あぃ……」
庭
ライダー「……」
ライダー「殺気を感じたのですが……。気のせいでしょうか……」
ライダー「いや。サーヴァントである私がそのような間違いを犯すなど……」
イリヤ「――そうよ、ライダー。貴方の判断は正しいわ」
ライダー「なに……」
バーサーカー「……」
イリヤ「ふふ……。ごきげんよう。今宵の星空は一段と輝いているわ。その中に貴方も入ることになるなんて、とってもロマンチックね」
ライダー「どういう意味でしょうか?」ジャラララ
イリヤ「貴方を殺す理由が出来たってことよ」
ライダー「……!」
イリヤ「――やっちゃえ!! バーサーカー!!!」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」ブゥン!!!
ライダー「くっ!! 本気のようですね」
イリヤ「当然でしょ?」
ライダー「……」
ライダー「殺気を感じたのですが……。気のせいでしょうか……」
ライダー「いや。サーヴァントである私がそのような間違いを犯すなど……」
イリヤ「――そうよ、ライダー。貴方の判断は正しいわ」
ライダー「なに……」
バーサーカー「……」
イリヤ「ふふ……。ごきげんよう。今宵の星空は一段と輝いているわ。その中に貴方も入ることになるなんて、とってもロマンチックね」
ライダー「どういう意味でしょうか?」ジャラララ
イリヤ「貴方を殺す理由が出来たってことよ」
ライダー「……!」
イリヤ「――やっちゃえ!! バーサーカー!!!」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」ブゥン!!!
ライダー「くっ!! 本気のようですね」
イリヤ「当然でしょ?」
ライダー「ならば、こちらも全力を賭して挑みましょう」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
ライダー「はぁぁぁ!!!」
バーサーカー「……」バキィ
ライダー「ぁう!?」
イリヤ「もう終わり?」
ライダー「ま、まだです……!! ベルレ――」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
ライダー「フォーン!!!」ゴォォォ
バーサーカー「……」ペシッ
ライダー「ずっ……!!?」
イリヤ「無様ね」
ライダー「ぐ……うぅ……この場にサクラがいなくて……よかった。サクラを庇いながらでは、本気を出せませんからね。行きます!!! はぁぁぁ!!!」
バーサーカー「……」ドゴォ
ライダー「はぅ!?」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
ライダー「はぁぁぁ!!!」
バーサーカー「……」バキィ
ライダー「ぁう!?」
イリヤ「もう終わり?」
ライダー「ま、まだです……!! ベルレ――」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
ライダー「フォーン!!!」ゴォォォ
バーサーカー「……」ペシッ
ライダー「ずっ……!!?」
イリヤ「無様ね」
ライダー「ぐ……うぅ……この場にサクラがいなくて……よかった。サクラを庇いながらでは、本気を出せませんからね。行きます!!! はぁぁぁ!!!」
バーサーカー「……」ドゴォ
ライダー「はぅ!?」
凜「か…かか…ら…wwww」プルプル
セイバー「デュフッwww笑ってはいけませんよwww凜wwww」プルプル
凜「か…からだは…wwwwwwwけ…wwwww」プルプル
セイバー「デュフッwww笑ってはいけませんよwww凜wwww」プルプル
凜「か…からだは…wwwwwwwけ…wwwww」プルプル
イリヤ「どうやらはっきりと貴方とバーサーカーの差が出てしまったみたいね」
ライダー「くっ……まだ……やれます……」
イリヤ「もういいわ。貴方、セイバーに四肢を切り落として欲しいって願ったそうね」
ライダー「……!」
イリヤ「貴方みたいな人形はいらないけど、壊して欲しいなら、脳が蕩けちゃうまで壊して、あ、げ、る」
ライダー「サクラ……!! 私がいなくなっても……強く……生きて――」
イリヤ「バラバラにしちゃえ!! バーサーカー!!!」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
ライダー「……っ」
アーチャー「そこまでだ」
バーサーカー「……」
ライダー「……え?」
セイバー「イリヤスフィール。気が違ってしまいましたか?」
アーチャー「静寂の夜に獣の慟哭は似つかわしくないな」
ライダー「セイバー……アーチャー……」
ライダー「くっ……まだ……やれます……」
イリヤ「もういいわ。貴方、セイバーに四肢を切り落として欲しいって願ったそうね」
ライダー「……!」
イリヤ「貴方みたいな人形はいらないけど、壊して欲しいなら、脳が蕩けちゃうまで壊して、あ、げ、る」
ライダー「サクラ……!! 私がいなくなっても……強く……生きて――」
イリヤ「バラバラにしちゃえ!! バーサーカー!!!」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
ライダー「……っ」
アーチャー「そこまでだ」
バーサーカー「……」
ライダー「……え?」
セイバー「イリヤスフィール。気が違ってしまいましたか?」
アーチャー「静寂の夜に獣の慟哭は似つかわしくないな」
ライダー「セイバー……アーチャー……」
士郎「……」ペラッ
士郎「お。もうこんな時間か。やっぱりライダーから本、面白いな。時間を忘れる」
士郎「そろそろ藤ねえを起こして……」
凛「士郎!!」ガラッ
士郎「どうした?」
凛「庭が大変なことになってるの!!」
士郎「庭が?」
凛「はやくきて!!」
士郎「な、なにがあったんだ?」
凛「見ればわかるから!!」
士郎「一体――」
バーサーカー「……」
セイバー「さぁ、私が相手だ!!」
アーチャー「かかってくるがいい」
士郎「な、なんでさ!?」
士郎「お。もうこんな時間か。やっぱりライダーから本、面白いな。時間を忘れる」
士郎「そろそろ藤ねえを起こして……」
凛「士郎!!」ガラッ
士郎「どうした?」
凛「庭が大変なことになってるの!!」
士郎「庭が?」
凛「はやくきて!!」
士郎「な、なにがあったんだ?」
凛「見ればわかるから!!」
士郎「一体――」
バーサーカー「……」
セイバー「さぁ、私が相手だ!!」
アーチャー「かかってくるがいい」
士郎「な、なんでさ!?」
イリヤ「シロウだ」
士郎「イリヤ!! これはなんだ!?」
ライダー「シロウ……はなれて……」
士郎「ライダー!? ボロボロじゃないか!! 大丈夫か!?」
ライダー「こ、ここは……危険です……」
士郎「でも……!!」
凛「セイバー! アーチャー!! 私たちが逃げる時間を稼いで!!」
セイバー「はい」
士郎「遠坂!! 相手はイリヤなんだぞ!?」
凛「死にたいの?」
士郎「まずはどうしてこんなことをしたのか理由をきかないとダメだろ!?」
凛「イリヤに理由なんてないわ。きっと」
士郎「なんでそう決め付けるんだ!?」
凛「とにかく逃げるの!! ほら、ライダーを運んで、士郎!! 私の家まで行くわよ!!」
士郎「で、でも……!!」
士郎「イリヤ!! これはなんだ!?」
ライダー「シロウ……はなれて……」
士郎「ライダー!? ボロボロじゃないか!! 大丈夫か!?」
ライダー「こ、ここは……危険です……」
士郎「でも……!!」
凛「セイバー! アーチャー!! 私たちが逃げる時間を稼いで!!」
セイバー「はい」
士郎「遠坂!! 相手はイリヤなんだぞ!?」
凛「死にたいの?」
士郎「まずはどうしてこんなことをしたのか理由をきかないとダメだろ!?」
凛「イリヤに理由なんてないわ。きっと」
士郎「なんでそう決め付けるんだ!?」
凛「とにかく逃げるの!! ほら、ライダーを運んで、士郎!! 私の家まで行くわよ!!」
士郎「で、でも……!!」
ライダー「いえ……まだ、動けます……。お二人だけで逃げてください……」
凛「無茶いわないで!」
バーサーカー「……」ペシッ
ライダー「がぁっ!?」
セイバー「しまった!!」
アーチャー「おのれ!! 一番の手負いを襲うとは!! 外道に落ちたか!! イリヤ!!」
イリヤ「ふんふふーん」
ライダー「ぁ……ぁ……」ピクッピクッ
凛「ほら、もう運ばなきゃダメでしょ? 行くわよ、士郎」
士郎「……わ、わかった」
アーチャー「ところで凛。――別に時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
凛「……え、ええ!! もう生意気な口がきけないぐらいにしちゃって!!」
アーチャー「了解した」
セイバー「いきましょう」
士郎「……」
凛「無茶いわないで!」
バーサーカー「……」ペシッ
ライダー「がぁっ!?」
セイバー「しまった!!」
アーチャー「おのれ!! 一番の手負いを襲うとは!! 外道に落ちたか!! イリヤ!!」
イリヤ「ふんふふーん」
ライダー「ぁ……ぁ……」ピクッピクッ
凛「ほら、もう運ばなきゃダメでしょ? 行くわよ、士郎」
士郎「……わ、わかった」
アーチャー「ところで凛。――別に時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
凛「……え、ええ!! もう生意気な口がきけないぐらいにしちゃって!!」
アーチャー「了解した」
セイバー「いきましょう」
士郎「……」
>>130
アーチャー「ところで凛。――別に時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
↓
アーチャー「ところで凛。――時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
アーチャー「ところで凛。――別に時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
↓
アーチャー「ところで凛。――時間を稼ぐのはいいが、別にアレを倒してしまっても構わんのだろう?」
イリヤ「なによ!! なによ!! バーサーカー!! 本気でやりなさい!!!」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
セイバー「はぁぁぁ!!!」
アーチャー「せぇい!!」
凛「ほら、士郎。ライダーを抱えてあげて」
ライダー「うぅ……」
士郎「バーサーカーから逃げるんだろ? 俺が抱えたら却って遅くなる。遠坂、ライダーの足をもってくれ」
凛「え?」
士郎「俺は頭をほうを持つから」
凛「いや……それは……」
士郎「はやくっ!!」
凛「は、はい」グイッ
士郎「よし」グイッ
ライダー「ぅぅ……」
士郎「いくぞ。いち、に。いち、に」
バーサーカー「■■■■■■―――!!!!」
セイバー「はぁぁぁ!!!」
アーチャー「せぇい!!」
凛「ほら、士郎。ライダーを抱えてあげて」
ライダー「うぅ……」
士郎「バーサーカーから逃げるんだろ? 俺が抱えたら却って遅くなる。遠坂、ライダーの足をもってくれ」
凛「え?」
士郎「俺は頭をほうを持つから」
凛「いや……それは……」
士郎「はやくっ!!」
凛「は、はい」グイッ
士郎「よし」グイッ
ライダー「ぅぅ……」
士郎「いくぞ。いち、に。いち、に」
遠坂邸 リビング
士郎「ライダーは大丈夫か?」
凛「もう落ち着いたわ」
士郎「それはよかった」
凛「でも、士郎? 士郎一人でライダーを抱きかかえても別に問題はなかったんじゃない?」
士郎「なんでさ? 二人で運んだほうが早いだろ」
凛「それはそうもしれないんだけど」
士郎「でも、不思議だな」
凛「なにが?」
士郎「セイバー、アーチャー、ライダーがいるのに、遠坂が退却を選ぶなんて」
凛「だって、相手はバーサーカーだし」
士郎「3人いればバーサーカーを倒すまではいかなくても、退却させるぐらいはできるだろ?」
凛「……」
士郎「いや。確かにバーサーカーとイリヤが相手じゃマスターは足手まといになるし、逃げたほうがいいんだろうけど」
凛「そうよ。私はそれを今、言おうとしたのよ」
士郎「ライダーは大丈夫か?」
凛「もう落ち着いたわ」
士郎「それはよかった」
凛「でも、士郎? 士郎一人でライダーを抱きかかえても別に問題はなかったんじゃない?」
士郎「なんでさ? 二人で運んだほうが早いだろ」
凛「それはそうもしれないんだけど」
士郎「でも、不思議だな」
凛「なにが?」
士郎「セイバー、アーチャー、ライダーがいるのに、遠坂が退却を選ぶなんて」
凛「だって、相手はバーサーカーだし」
士郎「3人いればバーサーカーを倒すまではいかなくても、退却させるぐらいはできるだろ?」
凛「……」
士郎「いや。確かにバーサーカーとイリヤが相手じゃマスターは足手まといになるし、逃げたほうがいいんだろうけど」
凛「そうよ。私はそれを今、言おうとしたのよ」
ライダーは172しかないのに何故士郎は抱かないのか
突っ込みたい
色々と
突っ込みたい
色々と
ライダー「う……ここは……」
ライダー「私は……バーサーカーと戦って……」
士郎「ライダー、目が覚めたか」
ライダー「シロウ……。どうなったのですか……?」
士郎「ここは遠坂の家だ。傷ついたライダーをここまで運んだ」
ライダー「……シロウが?」
士郎「ああ」
ライダー「抱きかかえて?」
士郎「うん」
ライダー「……」モジモジ
士郎「どうした?」
ライダー「あ、ありがとう……ございます……シロウ……」
士郎「気にするな。それより、どうしてあんなことに?」
ライダー「わかりません。突然、イリヤスフィールが襲い掛かってきたのです」
士郎「イリヤから? そんな馬鹿な……」
ライダー「私は……バーサーカーと戦って……」
士郎「ライダー、目が覚めたか」
ライダー「シロウ……。どうなったのですか……?」
士郎「ここは遠坂の家だ。傷ついたライダーをここまで運んだ」
ライダー「……シロウが?」
士郎「ああ」
ライダー「抱きかかえて?」
士郎「うん」
ライダー「……」モジモジ
士郎「どうした?」
ライダー「あ、ありがとう……ございます……シロウ……」
士郎「気にするな。それより、どうしてあんなことに?」
ライダー「わかりません。突然、イリヤスフィールが襲い掛かってきたのです」
士郎「イリヤから? そんな馬鹿な……」
ライダー「私もイリヤスフィールがなんの意図もなくあのようなことをするとは思えないのですが……」
士郎「同感だ。それにどうしてライダーなんだ? 俺やセイバーならまだ分からなくもないけど」
ライダー「……」
士郎「分からないな。もう一度、遠坂と話し合ってみるか」
ライダー「あ、あの」
士郎「どうした?」
ライダー「私も話し合いに参加したいのですが……」
士郎「ライダーは安静にしていたほうが」
ライダー「いえ。私が狙われているのですから。参加する義務があると思われます」
士郎「そうか。立てるか?」
ライダー「……いっ」
士郎「ライダー!!」
ライダー「すいません……。足が……」
士郎「それじゃあ、ライダーにとっては屈辱かもしれないけど……。はい、俺の背中にのってくれ」
ライダー「……」ギュッ
士郎「同感だ。それにどうしてライダーなんだ? 俺やセイバーならまだ分からなくもないけど」
ライダー「……」
士郎「分からないな。もう一度、遠坂と話し合ってみるか」
ライダー「あ、あの」
士郎「どうした?」
ライダー「私も話し合いに参加したいのですが……」
士郎「ライダーは安静にしていたほうが」
ライダー「いえ。私が狙われているのですから。参加する義務があると思われます」
士郎「そうか。立てるか?」
ライダー「……いっ」
士郎「ライダー!!」
ライダー「すいません……。足が……」
士郎「それじゃあ、ライダーにとっては屈辱かもしれないけど……。はい、俺の背中にのってくれ」
ライダー「……」ギュッ
どれだけデカいのかと思って調べたら172cmか…。現実的に考えても、普通に抱えられるだろう。
士郎「よっと……」
ライダー「重たくないですか?」
士郎「全然」
ライダー「……」ギュッ
『だから、失敗しちゃったんだってば』
士郎「ん?」
ライダー「リンの声ですね……」
士郎「遠坂……?」
凛「そうなの。士郎のバカが一緒に抱えて運んだほうが早いっていって。うん。私も言ったのよ? 別に一人でも大丈夫でしょって」
凛「なのに二人で運んだほうが早いからっていって。いや、もう一回は無理でしょ。アーチャーとセイバーに怪我はないの? そう、ならいいんだけど」
凛「次やるなら、金ピカとかランサーに頼むしかないけど……。あのカレンが素直に協力してくれるとは思えないのよね」
凛「きっと、ライダーが士郎に抱きかかえられている姿を写真におさめたいとか言い出すわ。流石にそれはライダーがかわいそうでしょ?」
凛「え? ああ、バーサーカーからの傷はもう平気よ。見た目が派手なだけで大した傷じゃないし。イリヤも考えてくれていたみたいねー」
士郎「……」
ライダー「あの……わたしは……なにも知りませんでした……」ギュゥゥ
ライダー「重たくないですか?」
士郎「全然」
ライダー「……」ギュッ
『だから、失敗しちゃったんだってば』
士郎「ん?」
ライダー「リンの声ですね……」
士郎「遠坂……?」
凛「そうなの。士郎のバカが一緒に抱えて運んだほうが早いっていって。うん。私も言ったのよ? 別に一人でも大丈夫でしょって」
凛「なのに二人で運んだほうが早いからっていって。いや、もう一回は無理でしょ。アーチャーとセイバーに怪我はないの? そう、ならいいんだけど」
凛「次やるなら、金ピカとかランサーに頼むしかないけど……。あのカレンが素直に協力してくれるとは思えないのよね」
凛「きっと、ライダーが士郎に抱きかかえられている姿を写真におさめたいとか言い出すわ。流石にそれはライダーがかわいそうでしょ?」
凛「え? ああ、バーサーカーからの傷はもう平気よ。見た目が派手なだけで大した傷じゃないし。イリヤも考えてくれていたみたいねー」
士郎「……」
ライダー「あの……わたしは……なにも知りませんでした……」ギュゥゥ
凛「ああ、うん。それじゃあ、頃合を見計らって帰るから。バーサーカーは上手く撃退したって伝えておくわ。うん。おやすみ」ガチャン
凛「ふぅ。さてと、一応カレンに相談を――」
士郎「遠坂」
凛「きゃぁ!! 士郎!! いつのまに!?」
士郎「どういうことだ?」
凛「え……なにが?」
士郎「悪いが全部聞いたぞ、今の会話。誰と喋ってたのかはわからないけど、俺の家にいるだれかだろ?」
凛「……」
士郎「遠坂。どういうことなんだ?」
凛「えっと……」
士郎「答えてくれ」
凛「……」
ライダー「リン……もしかして……私の為に……ですか?」
凛「う、うん……」
ライダー「リン……」
凛「ふぅ。さてと、一応カレンに相談を――」
士郎「遠坂」
凛「きゃぁ!! 士郎!! いつのまに!?」
士郎「どういうことだ?」
凛「え……なにが?」
士郎「悪いが全部聞いたぞ、今の会話。誰と喋ってたのかはわからないけど、俺の家にいるだれかだろ?」
凛「……」
士郎「遠坂。どういうことなんだ?」
凛「えっと……」
士郎「答えてくれ」
凛「……」
ライダー「リン……もしかして……私の為に……ですか?」
凛「う、うん……」
ライダー「リン……」
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