私的良スレ書庫
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元スレ京太郎「おんぶっていいよな」
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京尭投下するでー
尭深「・・・」
京太郎「・・・」
尭深「・・・あの」
京太郎「は、はい!!」
尭深「わざわざ、ありがとうございます」
京太郎「いえ、男としては当然と言いますか・・・ははは」
尭深「あ、そこは右で・・・」
京太郎「はいっ」
尭深「・・・」
京太郎「・・・」
尭深「・・・あの」
京太郎「は、はい!!」
尭深「わざわざ、ありがとうございます」
京太郎「いえ、男としては当然と言いますか・・・ははは」
尭深「あ、そこは右で・・・」
京太郎「はいっ」
京太郎(偶々足を挫いている場面に出くわして)
京太郎(確か白糸台だったなーなんて思って話かけ)
京太郎(試しにおんぶを提案してみたら、まさか本当にすることになるとは・・・)
京太郎(いやっ、ひにじょーっに役得ではあるけども!!)
京太郎(体全体なんか柔らかくてさっ、スカート越しの太腿も素晴らしい!!)
京太郎(特に背中の お も ち の感触なんてもう!!)
京太郎(・・・でもこの人、なんか邪気が少なすぎて罪悪感がひしひしと・・・)モヤモヤ
京太郎(確か白糸台だったなーなんて思って話かけ)
京太郎(試しにおんぶを提案してみたら、まさか本当にすることになるとは・・・)
京太郎(いやっ、ひにじょーっに役得ではあるけども!!)
京太郎(体全体なんか柔らかくてさっ、スカート越しの太腿も素晴らしい!!)
京太郎(特に背中の お も ち の感触なんてもう!!)
京太郎(・・・でもこの人、なんか邪気が少なすぎて罪悪感がひしひしと・・・)モヤモヤ
尭深(・・・ちょっと、はしたない、かな)
尭深(会って間もない男の人におんぶして貰ってるなんて・・・)カァ
尭深(でも・・・話し掛けられたことは凄く嬉しかったし)
尭深(この人になら大丈夫って思っちゃったんだもん)
尭深(・・・お父さんとは違う背中)
尭深(私よりずっと広くて、頼もしい)
尭深(髪の毛も淡ちゃんと同じ色なのにかっこよく見える・・・)ナンデダロ
尭深(匂いも、ちょっと汗の匂いが混じってるけど、嫌いじゃない)クンクン
尭深(もしかして)
尭深(一目惚れって、やつかな)ギュッ
尭深(だったら―――)
尭深(もっと大胆にならなきゃ、ダメだよね)クス、スリスリ
尭深(会って間もない男の人におんぶして貰ってるなんて・・・)カァ
尭深(でも・・・話し掛けられたことは凄く嬉しかったし)
尭深(この人になら大丈夫って思っちゃったんだもん)
尭深(・・・お父さんとは違う背中)
尭深(私よりずっと広くて、頼もしい)
尭深(髪の毛も淡ちゃんと同じ色なのにかっこよく見える・・・)ナンデダロ
尭深(匂いも、ちょっと汗の匂いが混じってるけど、嫌いじゃない)クンクン
尭深(もしかして)
尭深(一目惚れって、やつかな)ギュッ
尭深(だったら―――)
尭深(もっと大胆にならなきゃ、ダメだよね)クス、スリスリ
京太郎(え、ちょ、なんなんだこれ!?)
京太郎(なんだこれっ、もぉぉぉ!!!)
京太郎(なんだこれっ、もぉぉぉ!!!)
香菜「きょーたろーには、この香菜ちゃんをおんぶする権利を
あげるんだし!」ビシッ
京太郎「へいへい、ありがとうごぜえます」
香菜「コラ、京太郎! 感謝の気持ちが足りないんだし!」ペチペチ
京太郎「あいたたた、殴るな殴るな!」
香菜「フン。全く京太郎は仕方ないんだし! 麻雀もよわよわだし、
頭もキンキンだし、不良っぽいんだし!」
京太郎「うっせー、こいつは地毛だ。香菜こそ、天然の猫耳みたいな
髪してるじゃねえか」
香菜「香菜ちゃんは可愛いからいいんだし!」
京太郎「はいはい、香菜ちゃんは世界一可愛いですねー」
香菜「そうだろう、そうだろう。だから京太郎は、香菜ちゃんと結婚
するんだし!」
京太郎「あっはっは、まだ早いっつーの!」
香菜「香菜ちゃんが嫁に行ってあげるっていうのに、何の不満があるんだし!」
京太郎「そうだな、無い……と言えば無いのかなあ。
よーし、香菜。それじゃあ、結婚するか!」
香菜「やったー! これで京太郎は香菜のものだし!」
香菜「むにゃ……うにゅ……にゅぅ……」
京太郎「ははは、はしゃぎすぎたか。
よっと、ただいまー」
華菜「あら、あなた。おかえりなさい、香菜は寝ちゃった?」
京太郎「ああ、おんぶしてたのに大はしゃぎで大変だったよ」
華菜「ふふ、こうしていると昔の私にそっくり」
香菜「むにゃ……」
京太郎「にしても、昔の華菜の口癖なんかどこで覚えてきたんだ」
華菜「血は争えないのかしらねぇ……」クスクス
京太郎「………」テクテク
穏乃「あ、きょーたろーじゃん!おーい」フリフリ
京太郎「ん、穏乃か?………ちょい待て。なんで距離を取る」
穏乃「行っくよ~!!?」イチニツイテ
京太郎「いやな予感しかしねぇ!」ヨーイ
穏乃「どんっ!!」バッ
京太郎「でりゃあ!!」ダッ
穏乃「まて~!」ダダダダダ
京太郎「誰が待つかよ!」ドドドドド
穏乃「ひっどぉーい!宥さんに言い付けてやる」
京太郎「ヤメテ!俺のハートが壊れちゃう!」
…。
……。
穏乃「あ、きょーたろーじゃん!おーい」フリフリ
京太郎「ん、穏乃か?………ちょい待て。なんで距離を取る」
穏乃「行っくよ~!!?」イチニツイテ
京太郎「いやな予感しかしねぇ!」ヨーイ
穏乃「どんっ!!」バッ
京太郎「でりゃあ!!」ダッ
穏乃「まて~!」ダダダダダ
京太郎「誰が待つかよ!」ドドドドド
穏乃「ひっどぉーい!宥さんに言い付けてやる」
京太郎「ヤメテ!俺のハートが壊れちゃう!」
…。
……。
…………。
……………………。
京太郎「なん…とか巻いた、か…」ゼーハーゼーハー
穏乃「あれー?きょーたろーどこー?」
京太郎「なんつー体力してんだよアイツ。山育ちで片付くレベルじゃねぇよ」
京太郎「ま、このまま5分も隠れてりゃなんとかなるか」
穏乃「むむ…山で私に勝負を挑むとは良い度胸だね」ニヤリ
京太郎(なーに言ってんだかあのジャージ娘は)
穏乃「そこだぁ」ガバッ
京太郎「へ?」
穏乃「へへっ♪きょーたろー発見!」ギュー
京太郎「な、なんでここが分かったんだよ」
穏乃「勘!」ニパーッ
京太郎「はぁ…。聞いた俺が間違ってたよ」
……………………。
京太郎「なん…とか巻いた、か…」ゼーハーゼーハー
穏乃「あれー?きょーたろーどこー?」
京太郎「なんつー体力してんだよアイツ。山育ちで片付くレベルじゃねぇよ」
京太郎「ま、このまま5分も隠れてりゃなんとかなるか」
穏乃「むむ…山で私に勝負を挑むとは良い度胸だね」ニヤリ
京太郎(なーに言ってんだかあのジャージ娘は)
穏乃「そこだぁ」ガバッ
京太郎「へ?」
穏乃「へへっ♪きょーたろー発見!」ギュー
京太郎「な、なんでここが分かったんだよ」
穏乃「勘!」ニパーッ
京太郎「はぁ…。聞いた俺が間違ってたよ」
穏乃「まあ良いじゃん。勝負は私の勝ちなんだし」
京太郎「なんの勝負だ。なんの」
穏乃「なんだっけ?」
京太郎「なんだそれ」ガクッ
穏乃「てな訳で負けたきょーたろーに罰ゲーム!学校まで私を運んでって」
京太郎「ちょっ!散々ここまで走ったってのに本気かよ!?」
穏乃「逃げたのはきょーたろーの勝手じゃん。良いから場合ゲーム!」
京太郎「トホホ……どうせなら玄先輩が良かったぜ」
穏乃「文句は聞きませ~ん」ギューッ
京太郎「ぐぇ。ちょっ穏乃、首絞まってるから」ペチペチ
カンッ!
京太郎「なんの勝負だ。なんの」
穏乃「なんだっけ?」
京太郎「なんだそれ」ガクッ
穏乃「てな訳で負けたきょーたろーに罰ゲーム!学校まで私を運んでって」
京太郎「ちょっ!散々ここまで走ったってのに本気かよ!?」
穏乃「逃げたのはきょーたろーの勝手じゃん。良いから場合ゲーム!」
京太郎「トホホ……どうせなら玄先輩が良かったぜ」
穏乃「文句は聞きませ~ん」ギューッ
京太郎「ぐぇ。ちょっ穏乃、首絞まってるから」ペチペチ
カンッ!
ガチャッ !!
洋榎「うなぁー! 外あっついわー!!!」バタンッ!!
恭子「あちゃぁ……来ちゃったよ……」
京太郎「うわぁ……来ちゃいましたね……」
洋榎「おー恭子! なんや死にそうな顔してババみとぉなっとるなぁー!! アハハハハハッ!!!」
恭子「……」
洋榎「おっす京太郎! お前もお前でシケた顔しとんなぁ! 気合出せ気合ー!!アハハハハハッ!!!」
京太郎「……」
恭子「……須賀くん、頼むわ」
京太郎「御意」スッ
京太郎「……」
洋榎「お? どしたんどしたん? なんかくれんのか?」
京太郎「……失礼しますッ」 ガバッ
ギュッ
洋榎「ふぇっ」
洋榎「うなぁー! 外あっついわー!!!」バタンッ!!
恭子「あちゃぁ……来ちゃったよ……」
京太郎「うわぁ……来ちゃいましたね……」
洋榎「おー恭子! なんや死にそうな顔してババみとぉなっとるなぁー!! アハハハハハッ!!!」
恭子「……」
洋榎「おっす京太郎! お前もお前でシケた顔しとんなぁ! 気合出せ気合ー!!アハハハハハッ!!!」
京太郎「……」
恭子「……須賀くん、頼むわ」
京太郎「御意」スッ
京太郎「……」
洋榎「お? どしたんどしたん? なんかくれんのか?」
京太郎「……失礼しますッ」 ガバッ
ギュッ
洋榎「ふぇっ」
>>166
辻垣内さん
辻垣内さん
>>166
菫さん(重そう)
菫さん(重そう)
>>166
戒能プロ
戒能プロ
洋榎「……あっ……?」
洋榎「なっ、やっ、ええっ!? ちょ、ちょちょちょちょおおおお!!? 須賀、おま、なにしとん……」
京太郎「よっと」
グッ
洋榎「ひゃっ」
京太郎「よいしょーっ」
グルンッ
洋榎「きゃっ」
京太郎「どっこいっ」
キュッ
ポフンッ
京太郎「あ、洋榎さんむっちゃ軽いっすね」
恭子「お見事っ。流石やね」
京太郎「いえいえ」
洋榎「な、ななななな……!」
洋榎「なっ、やっ、ええっ!? ちょ、ちょちょちょちょおおおお!!? 須賀、おま、なにしとん……」
京太郎「よっと」
グッ
洋榎「ひゃっ」
京太郎「よいしょーっ」
グルンッ
洋榎「きゃっ」
京太郎「どっこいっ」
キュッ
ポフンッ
京太郎「あ、洋榎さんむっちゃ軽いっすね」
恭子「お見事っ。流石やね」
京太郎「いえいえ」
洋榎「な、ななななな……!」
洋榎「……なんでウチが須賀におぶさって……」
恭子「どうや主将?」
洋榎「どどど、どうっておま、これ、やっ、あかんて、ほんまっ」
恭子「もっと喜びーや。 夢に見た須賀くんの背中やろ?」
洋榎「す、須賀の…………須賀の……」
洋榎(……須賀の背中……めっちゃ広くて……あったかくて…………)
洋榎「ぁ、アカンよ………こんなん……アカンて…………」
洋榎「……うぅ……//」
京太郎「静まりましたね」
恭子「グッジョブやで、須賀くん。これからも頼むわ」
京太郎「ええ、喜んで」
恭子「後でウチにも頼むわ」
京太郎「えっ」
洋榎「……アカン……アカンよこんなん……//」 ギュッ
恭子「どうや主将?」
洋榎「どどど、どうっておま、これ、やっ、あかんて、ほんまっ」
恭子「もっと喜びーや。 夢に見た須賀くんの背中やろ?」
洋榎「す、須賀の…………須賀の……」
洋榎(……須賀の背中……めっちゃ広くて……あったかくて…………)
洋榎「ぁ、アカンよ………こんなん……アカンて…………」
洋榎「……うぅ……//」
京太郎「静まりましたね」
恭子「グッジョブやで、須賀くん。これからも頼むわ」
京太郎「ええ、喜んで」
恭子「後でウチにも頼むわ」
京太郎「えっ」
洋榎「……アカン……アカンよこんなん……//」 ギュッ
んじゃ菫さんで
そら(おっぱいの分)重いに決まってるよ
そら(おっぱいの分)重いに決まってるよ
豊音「あれ?京太郎君、足どうしたの?」
京太郎「いえ…さっきの山道を下りる時に挫いちまったみたいで…」イテテ
豊音「だいじょうぶ?ちゃんと歩ける?」
京太郎「ええ、ゆっくり歩けば何とか…つっ!」
豊音「もうすぐ日も暮れちゃうし…ど、どうしよう…」オロオロ
豊音「あっ、そうだっ!」
―――
――
―
京太郎「あの…重くないすか?」
豊音「へーきへーき!重いものは持ち慣れてるんだよー」
京太郎「なんかすいません…姉帯さんに迷惑かけちゃって…」
豊音「め、迷惑なんてちーっとも思ってないよー?」アセアセ
京太郎「…」
豊音「…」
京太郎「いえ…さっきの山道を下りる時に挫いちまったみたいで…」イテテ
豊音「だいじょうぶ?ちゃんと歩ける?」
京太郎「ええ、ゆっくり歩けば何とか…つっ!」
豊音「もうすぐ日も暮れちゃうし…ど、どうしよう…」オロオロ
豊音「あっ、そうだっ!」
―――
――
―
京太郎「あの…重くないすか?」
豊音「へーきへーき!重いものは持ち慣れてるんだよー」
京太郎「なんかすいません…姉帯さんに迷惑かけちゃって…」
豊音「め、迷惑なんてちーっとも思ってないよー?」アセアセ
京太郎「…」
豊音「…」
豊音「ご、ごめんね?」
京太郎「ちょ、どうして姉帯さんが謝るんですか!?」
豊音「だって私が山菜採りに行こうなんて言ったから…」ショボン
京太郎「そんな!この足は俺の不注意で…それに山菜採り楽しかったっすよ!」
豊音「ほ、本当に…?」
京太郎「ええ!だって姉帯さんと一緒なんですから!」
豊音「えっ///」
京太郎「あっ…」
豊音「////」
京太郎「////」
京太郎(き、気まずい…)
京太郎「ちょ、どうして姉帯さんが謝るんですか!?」
豊音「だって私が山菜採りに行こうなんて言ったから…」ショボン
京太郎「そんな!この足は俺の不注意で…それに山菜採り楽しかったっすよ!」
豊音「ほ、本当に…?」
京太郎「ええ!だって姉帯さんと一緒なんですから!」
豊音「えっ///」
京太郎「あっ…」
豊音「////」
京太郎「////」
京太郎(き、気まずい…)
京太郎(何か話をしないと、間が持たない…)
京太郎(…しかし…あれだよな…)
京太郎(姉帯さん…大きい体がコンプレックスって言ってたけど…)
京太郎「体つきは女性らしいよな…柔らかいし、いい匂いがするし…」
京太郎「髪もすごく艶っぽいし…うなじも白くてキレイだし…」
京太郎「こうやっておんぶされてると…やっぱり恥ずかしいけど…」
京太郎「でも、あったかくて、なんかすごく落ち着く…」
京太郎「おんぶっていいよな…」
京太郎(…しかし…あれだよな…)
京太郎(姉帯さん…大きい体がコンプレックスって言ってたけど…)
京太郎「体つきは女性らしいよな…柔らかいし、いい匂いがするし…」
京太郎「髪もすごく艶っぽいし…うなじも白くてキレイだし…」
京太郎「こうやっておんぶされてると…やっぱり恥ずかしいけど…」
京太郎「でも、あったかくて、なんかすごく落ち着く…」
京太郎「おんぶっていいよな…」
豊音「~~~~ッ////」プルプル
京太郎「ど、どうしたんですか姉帯さん!?」
豊音「なんでもない!なんでもないんだよーーっ!!////」ブンブン
豊音(京太郎君の独り言、聞こえてるよーーっ!ちょーはずかしいよー…//////)プルプル
―――
――
―
京太郎「あのー…姉帯さん?そろそろ降ろしてもらっても…」
豊音「/////」
マァ クスクス ナニアレー
京太郎「えーと、もう町中ですし…その、さすがに人の目が…」
豊音「/////」
ママーアノオニイチャンコドモミタイー
京太郎「」
カン!
京太郎「ど、どうしたんですか姉帯さん!?」
豊音「なんでもない!なんでもないんだよーーっ!!////」ブンブン
豊音(京太郎君の独り言、聞こえてるよーーっ!ちょーはずかしいよー…//////)プルプル
―――
――
―
京太郎「あのー…姉帯さん?そろそろ降ろしてもらっても…」
豊音「/////」
マァ クスクス ナニアレー
京太郎「えーと、もう町中ですし…その、さすがに人の目が…」
豊音「/////」
ママーアノオニイチャンコドモミタイー
京太郎「」
カン!
>>174
ええんやで
ええんやで
京菫できたでー
京太郎「さぁ、菫さん、どうぞ」ニヨニヨ
菫「・・・」
京太郎「菫さーん?」
菫「・・・顔が緩んでるぞ」
京太郎「そんなことありませんよ」キリッ
淡「すみれー、早くしてよー」ニヤニヤ
照「その通り」ニヤニヤ
誠子「王様の言うことは絶対ですよ、先輩」ニヤニヤ
尭深「・・・」ニヤニヤ
菫「うるさいっ、お前ら絶対にグルだろう!?」
照「これは酷い言い掛かり」
淡「証拠出せしょうこー」
菫「ぐ・・・」
京太郎(実は俺は全く関係ないんだけどな)ヤクトクヤクトク
京太郎「さぁ、菫さん、どうぞ」ニヨニヨ
菫「・・・」
京太郎「菫さーん?」
菫「・・・顔が緩んでるぞ」
京太郎「そんなことありませんよ」キリッ
淡「すみれー、早くしてよー」ニヤニヤ
照「その通り」ニヤニヤ
誠子「王様の言うことは絶対ですよ、先輩」ニヤニヤ
尭深「・・・」ニヤニヤ
菫「うるさいっ、お前ら絶対にグルだろう!?」
照「これは酷い言い掛かり」
淡「証拠出せしょうこー」
菫「ぐ・・・」
京太郎(実は俺は全く関係ないんだけどな)ヤクトクヤクトク
菫(いきなりの王様ゲームがまず不自然)
菫(そしてあからさまなアイコンタクトとおかしなボディーランゲージ)
菫(事前に打ち合わせがあったと考えるのが自然)
菫(・・・というか打ち合わせをしたならもっと上手くやれないのか)
菫(こんなことに乗ってしまった私もどうかと思うが)
菫(そして何より)
菫(理由を付けてお、お、おんぶして貰えるのが嬉しいと感じている私に腹が立つ)カァァ
菫(そしてあからさまなアイコンタクトとおかしなボディーランゲージ)
菫(事前に打ち合わせがあったと考えるのが自然)
菫(・・・というか打ち合わせをしたならもっと上手くやれないのか)
菫(こんなことに乗ってしまった私もどうかと思うが)
菫(そして何より)
菫(理由を付けてお、お、おんぶして貰えるのが嬉しいと感じている私に腹が立つ)カァァ
淡「お ん ぶー」
菫「!?」
照「お ん ぶ」
誠子「お ん ぶー」
尭深「お ん ぶ・・・」
四人「お ん ぶ!! お ん ぶ!!」
菫「・・・っ」プルプル
四人「お ん ぶ!! お ん ぶ!!」ニヤニヤ
菫「」プツン
菫(もう、いい・・・疲れた、私は、あそこで休む)フラフラ
菫「!?」
照「お ん ぶ」
誠子「お ん ぶー」
尭深「お ん ぶ・・・」
四人「お ん ぶ!! お ん ぶ!!」
菫「・・・っ」プルプル
四人「お ん ぶ!! お ん ぶ!!」ニヤニヤ
菫「」プツン
菫(もう、いい・・・疲れた、私は、あそこで休む)フラフラ
京太郎(流石に気の毒な気がしてきた・・・)
京太郎(お? 菫先輩の目が虚ろに)
菫「京太郎くん」ポソ
京太郎「は、いぃぃ!?」
菫「疲れた、私は。どこか遠く行きたい」ムギュムニュニュ
京太郎「で、では、屋上なんてどうでしょうか!!」
菫「いいな・・・頼む、そこに」ムギュ
京太郎「了解です!!」スタスタスタッ
菫「君は・・・意外に逞しいんだな」サワサワ
京太郎「うえっ!? ま、まぁ鍛えてますからねっ」
ソウカ・・・タクマシイノハイイコトダ、ワタシハスキダゾ
チョ、ホントウニダイジョウブデスカ!?
アア、ワタシハダメダ。ダカラマモッテクレ。
ウッ。コリャホケンシツカ?
京太郎(お? 菫先輩の目が虚ろに)
菫「京太郎くん」ポソ
京太郎「は、いぃぃ!?」
菫「疲れた、私は。どこか遠く行きたい」ムギュムニュニュ
京太郎「で、では、屋上なんてどうでしょうか!!」
菫「いいな・・・頼む、そこに」ムギュ
京太郎「了解です!!」スタスタスタッ
菫「君は・・・意外に逞しいんだな」サワサワ
京太郎「うえっ!? ま、まぁ鍛えてますからねっ」
ソウカ・・・タクマシイノハイイコトダ、ワタシハスキダゾ
チョ、ホントウニダイジョウブデスカ!?
アア、ワタシハダメダ。ダカラマモッテクレ。
ウッ。コリャホケンシツカ?
誠子「少し追い詰め過ぎましたかね」
照「大丈夫、菫は強い子だから」
淡「だいじょぶだいじょぶー」
誠子「無責任な・・・」
尭深「・・・それに、もう先輩の不器用なアプローチを見るのは沢山」
誠子「それは、まぁ・・・」
尭深「むしろ、感謝されてもおかしくない・・・」
誠子「そ、そうかな?」
尭深「きっとそう」
誠子(尭深、結構鬱憤が溜まってたんだね・・・)
照「大丈夫、菫は強い子だから」
淡「だいじょぶだいじょぶー」
誠子「無責任な・・・」
尭深「・・・それに、もう先輩の不器用なアプローチを見るのは沢山」
誠子「それは、まぁ・・・」
尭深「むしろ、感謝されてもおかしくない・・・」
誠子「そ、そうかな?」
尭深「きっとそう」
誠子(尭深、結構鬱憤が溜まってたんだね・・・)
つー訳で京菫終わり
ありがとうございました、ねる
ありがとうございました、ねる
(俺の彼女は見た目と違って大層子供っぽい。だがそれがいい)
豊音「ねーねー、おんぶ、おんぶ。京太郎くん、おんぶおんぶ」
京太郎「わーかーりーまーしーた」
豊音「えへへ、やったー!」
京太郎「ちぇいさぁっ!」ヒョイ
豊音「わわっ、やったっ!」
京太郎「……うん、これなら何とかなるか」
豊音「えへへー、京太郎くん。ちからもちー」
京太郎「伊達に豊音さんの彼氏じゃないっすよー」
豊音「か、彼氏って。やだなあ、恥ずかしいっ!」
京太郎「じゃ、歩きますねー」
豊音「うんっ!」
京太郎「……」テクテク
豊音「……ねえねえ、京太郎くん」
京太郎「はいはい?」
豊音「本当に私で良かったの?」
京太郎「……」
豊音「だって私でっかいし、ぼっちだし、世間とか知らないし。
……京太郎くんの幼馴染みの、咲ちゃんみたいに小さくないし。
それでも、いいの?」
京太郎「…………初めて会ったときさ」
豊音「うん」
京太郎「あ、守ってあげようって思った。豊音さんが辛い想いを
するなら、それから守ろうって。笑えるなら、一緒に笑おうって。
――君を、一人にしたくなかった」
京太郎「村の掟なんか、糞食らえだ。俺は豊音さんと生きる。
一目で惚れて、二目でそう決めた」
京太郎「だから豊音さん。……困ったときは、頼ってくれ。
俺は、豊音さんだけの英雄になるから」
豊音「……うんっ!」
カ――
豊音「ところでさ、京太郎くん」ヒソヒソ
京太郎「わ、耳くすぐったいっ!」
豊音「えへへ。今日なんだけどさ。
……泊まっていっても、いい?」
京太郎「え、あ、う……」
豊音「……だめかな?」
京太郎「オールオッケー! 今夜は寝かさないぞぅ!」
豊音「きゃーっ! もー、京太郎くんのえっちー!」
カン!
するなら、それから守ろうって。笑えるなら、一緒に笑おうって。
――君を、一人にしたくなかった」
京太郎「村の掟なんか、糞食らえだ。俺は豊音さんと生きる。
一目で惚れて、二目でそう決めた」
京太郎「だから豊音さん。……困ったときは、頼ってくれ。
俺は、豊音さんだけの英雄になるから」
豊音「……うんっ!」
カ――
豊音「ところでさ、京太郎くん」ヒソヒソ
京太郎「わ、耳くすぐったいっ!」
豊音「えへへ。今日なんだけどさ。
……泊まっていっても、いい?」
京太郎「え、あ、う……」
豊音「……だめかな?」
京太郎「オールオッケー! 今夜は寝かさないぞぅ!」
豊音「きゃーっ! もー、京太郎くんのえっちー!」
カン!
衣「きょーたろー、衣をおんぶしてくれ。」
京太郎「はい? なんでまた……?」
衣「以前きょーたろーに負ぶさった時非常に乗り心地がよかったのでな。」
京太郎「あれ? そのとき衣さん寝てましたよね?」
衣「衣は途中で起きたぞ、夢寐にも忘れぬ心地だった。」
京太郎「そうなんですか。」
衣「兎にも角にもおんぶしろー!」
京太郎「はいはい、わかりましたよ衣お嬢様。」
衣「うむ! それでいい! それでは全速前進だ!」
ハギヨシ「須賀君が来てから衣様が明るくなられましたね、おんぶのおかげでしょうか。」
透華「あら……ならこちらもしてもらおうかしら……ハギヨシ。」
ハギヨシ「はい、透華お嬢様。」
透華「こちらは安全運転でお願いしますわ。」
ハギヨシ「かしこまりました。」
透華「……たまにはこういうのも良いかもしれませんわね。」
京太郎「はい? なんでまた……?」
衣「以前きょーたろーに負ぶさった時非常に乗り心地がよかったのでな。」
京太郎「あれ? そのとき衣さん寝てましたよね?」
衣「衣は途中で起きたぞ、夢寐にも忘れぬ心地だった。」
京太郎「そうなんですか。」
衣「兎にも角にもおんぶしろー!」
京太郎「はいはい、わかりましたよ衣お嬢様。」
衣「うむ! それでいい! それでは全速前進だ!」
ハギヨシ「須賀君が来てから衣様が明るくなられましたね、おんぶのおかげでしょうか。」
透華「あら……ならこちらもしてもらおうかしら……ハギヨシ。」
ハギヨシ「はい、透華お嬢様。」
透華「こちらは安全運転でお願いしますわ。」
ハギヨシ「かしこまりました。」
透華「……たまにはこういうのも良いかもしれませんわね。」
「……すっかり秋ですね。」
「うん。」
バイクでゆっくり走りながら私たちは町並みを眺める。
京ちゃんが運転して側車には私が乗っている。
木々が色付く季節になり、町の並木にも風情が感じられる。
若しくは京ちゃんと一緒にいるからかもしれないけど。
家まで辿り着いてバイクが止まった。
ただ、まだ少し京ちゃんと一緒に居たいから駄々をこねる。
「京ちゃん、もうちょっと町を回らない?」
「良いですけど、バイクは置いていっていいですか?」
「うん、散歩しよっか。」
「いえいえ、今度は側車じゃなくて俺の背中に乗ってください。」
「……いいの?」
「ええ、照さんおんぶするくらい、軽いものですよ。」
「うん。」
バイクでゆっくり走りながら私たちは町並みを眺める。
京ちゃんが運転して側車には私が乗っている。
木々が色付く季節になり、町の並木にも風情が感じられる。
若しくは京ちゃんと一緒にいるからかもしれないけど。
家まで辿り着いてバイクが止まった。
ただ、まだ少し京ちゃんと一緒に居たいから駄々をこねる。
「京ちゃん、もうちょっと町を回らない?」
「良いですけど、バイクは置いていっていいですか?」
「うん、散歩しよっか。」
「いえいえ、今度は側車じゃなくて俺の背中に乗ってください。」
「……いいの?」
「ええ、照さんおんぶするくらい、軽いものですよ。」
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