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元スレ京太郎「おんぶっていいよな」
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抜けがあったら追加しといて
明日から土日だし保守は頼んだ
ねる
明日から土日だし保守は頼んだ
ねる
昨日姉帯さんとケンカをしてしまった。
理由はほんの些細な事だったが、滅多に怒らない姉帯さんと本気の口論をしてしまい
未だに口を利くことはおろか顔も合わせてもくれない。
それからだ。
肩にずしりと、何かの重みを感じるようになったのは……
理由はほんの些細な事だったが、滅多に怒らない姉帯さんと本気の口論をしてしまい
未だに口を利くことはおろか顔も合わせてもくれない。
それからだ。
肩にずしりと、何かの重みを感じるようになったのは……
神はふんふむに向かって言われた。
「お前は女の声に従い 取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。
お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。お前に対して土は茨とあざみを生えいでさせる。野の草を食べようとするお前に。
お前は顔に汗を流してパンを得る。土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。」
「お前は女の声に従い 取って食べるなと命じた木から食べた。お前のゆえに、土は呪われるものとなった。
お前は、生涯食べ物を得ようと苦しむ。お前に対して土は茨とあざみを生えいでさせる。野の草を食べようとするお前に。
お前は顔に汗を流してパンを得る。土に返るときまで。お前がそこから取られた土に。塵にすぎないお前は塵に返る。」
豊音「」ムスー
京太郎「……あの、姉帯さん。重いんでそろそろ降りてくれませんか」
豊音「」ギュウゥゥゥゥ
京太郎「いでででで!すいませんすいません!!重くないから絞めないで!」
豊音「京太郎君のばかー…」グスッ
京太郎「ですからオレが悪かったですって!!だからもうそろそろ……」
豊音「ヤー」ギュゥゥゥゥ
京太郎「ぎゃああああああああ」
胡桃「……なにやってんの、あれ」
白望「……じゃれてるんじゃない?ダル……」
カン!
京太郎「……あの、姉帯さん。重いんでそろそろ降りてくれませんか」
豊音「」ギュウゥゥゥゥ
京太郎「いでででで!すいませんすいません!!重くないから絞めないで!」
豊音「京太郎君のばかー…」グスッ
京太郎「ですからオレが悪かったですって!!だからもうそろそろ……」
豊音「ヤー」ギュゥゥゥゥ
京太郎「ぎゃああああああああ」
胡桃「……なにやってんの、あれ」
白望「……じゃれてるんじゃない?ダル……」
カン!
――目眩がする。
――欠けた夢を見ているようだ。
幼い頃、母が死んだ。
とても悲しいことで、泣いて泣いて、ただ泣いて。
そうして、私は妹より先に泣き止んだ。
いや、止まざるを得なかった。だって、妹はまだ泣いている。
甘えたかっただろうに、もう母はいなかった。
だからだろう、父は人一倍妹に気を配った。
父に背負われるのは、いつでも泣いている妹だった。
私は大丈夫、泣き止んでいる。だから、えこひいきだったとか、
そんなことはちっとも思わない。
――欠けた夢を見ているようだ。
幼い頃、母が死んだ。
とても悲しいことで、泣いて泣いて、ただ泣いて。
そうして、私は妹より先に泣き止んだ。
いや、止まざるを得なかった。だって、妹はまだ泣いている。
甘えたかっただろうに、もう母はいなかった。
だからだろう、父は人一倍妹に気を配った。
父に背負われるのは、いつでも泣いている妹だった。
私は大丈夫、泣き止んでいる。だから、えこひいきだったとか、
そんなことはちっとも思わない。
ただ――ふと気付いてしまった。
私は、お父さんに、一度も背負われたことがない。
もちろん、それが原因で仲違いする訳はない。
父はいつでも優しく、厳しく、私たちのことを愛してくれていたし。
妹だってそうだ。私のことを心から慕ってくれている。
それは本当に嬉しいことだけど――。
それでも、たまに思うのだ。
ほんの少し、ほんの少し――姉であることを忘れて、泣き続けていれば。
あの人は私を背負ってくれたのだろうか、と。
ああ、何て我が侭。
何もかもが充足しているくせに、私は未だそんな他愛もないことを
引き摺っている――。
私は、お父さんに、一度も背負われたことがない。
もちろん、それが原因で仲違いする訳はない。
父はいつでも優しく、厳しく、私たちのことを愛してくれていたし。
妹だってそうだ。私のことを心から慕ってくれている。
それは本当に嬉しいことだけど――。
それでも、たまに思うのだ。
ほんの少し、ほんの少し――姉であることを忘れて、泣き続けていれば。
あの人は私を背負ってくれたのだろうか、と。
ああ、何て我が侭。
何もかもが充足しているくせに、私は未だそんな他愛もないことを
引き摺っている――。
――瞼を開く。
――薄い橙色の日差しが、目に眩しい。
景色が動く。
私は無意識に足を動かそうとして、それがろくに動かないことに
気付いた。
「ん……」
「ああ、起きた起きた。おはようございます、宥さん」
目を開いて、私は大層驚いた。
私は、須賀京太郎君に背負われていた。
「あれ、私――どうして?」
「温室で眠っていたので、玄さんに頼まれて家まで送っているところ
です」
「そっかぁ。………………ご、ご、ごめん! あの、今」
今すぐ離れる、と言い掛けて私の言葉は止まってしまう。
長年仄かに思い続けていた夢が、違った形で叶えられていることに気付く。
――薄い橙色の日差しが、目に眩しい。
景色が動く。
私は無意識に足を動かそうとして、それがろくに動かないことに
気付いた。
「ん……」
「ああ、起きた起きた。おはようございます、宥さん」
目を開いて、私は大層驚いた。
私は、須賀京太郎君に背負われていた。
「あれ、私――どうして?」
「温室で眠っていたので、玄さんに頼まれて家まで送っているところ
です」
「そっかぁ。………………ご、ご、ごめん! あの、今」
今すぐ離れる、と言い掛けて私の言葉は止まってしまう。
長年仄かに思い続けていた夢が、違った形で叶えられていることに気付く。
「…………あぅ」
「どうしました?」
「あの……もう、もう少しだけ、このままでいい?」
私の体はすっかり成長してしまって。
背負われるなど、夢のまた夢だったけれど。
そうか、こういう形もあるのか。
「いいっすよ」
「ごめんね、重いよね?」
「いやいや、軽いものです。女の子っていうのは、そういうものでしょう」
離れよう、と思ったけど思い直して顔を首筋に近付ける。
男の人の匂いだ、と私は思った。
この匂いをかいだだけで、私はひどく落ち着いてしまう。
回した両腕が、ごつごつとした体の固さを伝えてくる。私がその身を
預けても、平気で突き進む――力強い体だ。
「ねえ、京太郎くん」
「はい」
「私ね、たまに凄く泣きたいときがあるの」
「……そうですか」
「でね。もしそうなったときに、お願いしたいことがあるの」
「何ですか?」
――あなたの背中を、貸して下さい。
「……はあ。俺なんかの背中でよければ」
「うん、ありがとう」
瞼を閉じる。
彼に背負われているだけで、私はこんなにも幸福で――。
「……しあわせ」
そう呟いて、首に回した腕の力を少しだけ強くした。
カン!
ハギヨシ「んっふ」
京太郎「おんぶ!ハギ!おんぶ!」
ハギヨシ「仕方ないですねぇ、京太郎君の甘えんぼさん♪」
京太郎「にぃに!にぃに!」
ハギヨシ「ほら、私につかまりなさい」
京太郎「んんー!ハギ!おおきー!」
京太郎「おんぶ!ハギ!おんぶ!」
ハギヨシ「仕方ないですねぇ、京太郎君の甘えんぼさん♪」
京太郎「にぃに!にぃに!」
ハギヨシ「ほら、私につかまりなさい」
京太郎「んんー!ハギ!おおきー!」
マホ「うーんうーん……」
京太郎「うーむ……」
マホ「ダ、ダメです、もう頭がパンクしちゃいそうです……」
京太郎「全くだな……」
優希「咲ちゃん、マホと京太郎は何をしてるんだ?」
咲「和ちゃんから麻雀の問題集を貰ったんだって。1日五ページをノルマにしてるらしいんだけど……」
優希「要するに勉強に苦しんでるわけか、気持ちはよくわかるじぇ……」
和「あら、問題集ならゆーきにも用意してますよ?こちらは数学ですが」
優希「じょ!?」
和「今度こそ赤点を取らないようにしてあげますからね……さあ、行きましょうか」
優希「いやああああ!さ、咲ちゃん助けてー!」
咲「が、頑張ってね優希ちゃん!」
優希「そんなああああ……!」
京太郎「うーむ……」
マホ「ダ、ダメです、もう頭がパンクしちゃいそうです……」
京太郎「全くだな……」
優希「咲ちゃん、マホと京太郎は何をしてるんだ?」
咲「和ちゃんから麻雀の問題集を貰ったんだって。1日五ページをノルマにしてるらしいんだけど……」
優希「要するに勉強に苦しんでるわけか、気持ちはよくわかるじぇ……」
和「あら、問題集ならゆーきにも用意してますよ?こちらは数学ですが」
優希「じょ!?」
和「今度こそ赤点を取らないようにしてあげますからね……さあ、行きましょうか」
優希「いやああああ!さ、咲ちゃん助けてー!」
咲「が、頑張ってね優希ちゃん!」
優希「そんなああああ……!」
――
京太郎「お、終わったー!」
咲「お疲れ様京ちゃん。はい、お茶」
京太郎「おう、ありがとうな咲……ん?」
優希「」チーン
京太郎「どうしたんだ、優希は……」
咲「和ちゃんとテスト勉強してたから……」
京太郎「ああ、なるほどね……」
マホ「すう、すう……」
咲「あっ、マホちゃん、寝ちゃったんだ?」
京太郎「休ませないとオーバーヒートしちゃいそうだったからな。本人はまだ出来ますとか言ってたけど無理やり休ませた」ナデナデ
マホ「ふにゅ……」
京太郎「お、終わったー!」
咲「お疲れ様京ちゃん。はい、お茶」
京太郎「おう、ありがとうな咲……ん?」
優希「」チーン
京太郎「どうしたんだ、優希は……」
咲「和ちゃんとテスト勉強してたから……」
京太郎「ああ、なるほどね……」
マホ「すう、すう……」
咲「あっ、マホちゃん、寝ちゃったんだ?」
京太郎「休ませないとオーバーヒートしちゃいそうだったからな。本人はまだ出来ますとか言ってたけど無理やり休ませた」ナデナデ
マホ「ふにゅ……」
なんでや!宮永母まだ生きとるやろ!(多分)
待ち望んだ甲斐のあるすばらな京宥でした
待ち望んだ甲斐のあるすばらな京宥でした
ハギヨシ「んふふ、大きいのは背中だけじゃないんですよ?」
京太郎「ハギ?」
ハギヨシ「ほら、御覧なさい。ここもおっきなんですよ」ボロンッ
京太郎「うわー!ハギおっきしてる!ちゅっゆっ?」ペロッ
ハギヨシ「おうふ!そこは舐めちゃいけませんよ、京太郎君!」
京太郎「んー!ハギのあそこ美味しい!ちゅっちゅー!」
ハギヨシ「あふぅ///」
京太郎「のど輪締めするー!」
ジュッポズゴゴゴゴゴジュポポポ
ハギヨシ「ん"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ?」
京太郎「ハギ?」
ハギヨシ「ほら、御覧なさい。ここもおっきなんですよ」ボロンッ
京太郎「うわー!ハギおっきしてる!ちゅっゆっ?」ペロッ
ハギヨシ「おうふ!そこは舐めちゃいけませんよ、京太郎君!」
京太郎「んー!ハギのあそこ美味しい!ちゅっちゅー!」
ハギヨシ「あふぅ///」
京太郎「のど輪締めするー!」
ジュッポズゴゴゴゴゴジュポポポ
ハギヨシ「ん"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"あ"っ?」
咲「なんか京ちゃん、マホちゃんと仲いいよね……」
京太郎「いやあ、初心者仲間がいるってこんなに素晴らしい事だったんだな!」
咲「京ちゃん……」
京太郎「さてと、そろそろ帰るか……よいしょっと」
咲「えっ」
京太郎「ほら、優希起きろ。そろそろ帰るぞ」
優希「お、おう……ってんなっ!?」
京太郎「なんだよ、マホが起きちまうから大声出すなよ」
和「あれ須賀君、なんでマホをおんぶしてるんですか?」
京太郎「ほら、せっかく寝てるから起こすのも可哀想だろ?それにいつもの事だしな」
咲「いつもの……」
優希「事ぉ?」
京太郎「いやあ、初心者仲間がいるってこんなに素晴らしい事だったんだな!」
咲「京ちゃん……」
京太郎「さてと、そろそろ帰るか……よいしょっと」
咲「えっ」
京太郎「ほら、優希起きろ。そろそろ帰るぞ」
優希「お、おう……ってんなっ!?」
京太郎「なんだよ、マホが起きちまうから大声出すなよ」
和「あれ須賀君、なんでマホをおんぶしてるんですか?」
京太郎「ほら、せっかく寝てるから起こすのも可哀想だろ?それにいつもの事だしな」
咲「いつもの……」
優希「事ぉ?」
京太郎「あれ、言わなかったっけ?最近俺達麻雀の勉強のために休みとか一緒なんだぜ?マホは時々寝ちゃうからそういう時はこうしておんぶして送るんだよ」
咲「」
優希「」
和「そうだったんですか。勉強熱心なのはいい事です」
京太郎「期待には応えたいからな。じゃあ帰ろうぜ」
咲「……ま、まさかこんな」
優希「予想外のライバルがいたとは……」
マホ「むにゃ……京太郎先輩大好きです……」
カン!
咲「」
優希「」
和「そうだったんですか。勉強熱心なのはいい事です」
京太郎「期待には応えたいからな。じゃあ帰ろうぜ」
咲「……ま、まさかこんな」
優希「予想外のライバルがいたとは……」
マホ「むにゃ……京太郎先輩大好きです……」
カン!
ハギヨシ「おうふっ!!」ビュルルルルル!
京太郎「ふえっ!?」ゴクゴクゴク
ハギヨシ「ハァハァ……」
ハギヨシ「い、一体どこでそんな技を覚えてきたんですか!」
京太郎「ハギのために頑張った!んちゅっ!」
ハギヨシ「まったく、京太郎君ときたら……んちゅっ!」
京太郎「あたし、ハギのことだーいちゅきっ!」
カン
京太郎「ふえっ!?」ゴクゴクゴク
ハギヨシ「ハァハァ……」
ハギヨシ「い、一体どこでそんな技を覚えてきたんですか!」
京太郎「ハギのために頑張った!んちゅっ!」
ハギヨシ「まったく、京太郎君ときたら……んちゅっ!」
京太郎「あたし、ハギのことだーいちゅきっ!」
カン
方言とかあれだけど気にしないでね
哩「んあっ!…ふぁぁ…っっ!」クチュ
哩(外で…人気のない公園でこげなこと…これ興奮してやめれんけん…)
哩「やぁあっ…気持ちよかっ…」ヌチャ
男「よぉ…一人でお盛んだな?」
哩「なっ!」
男「俺もちょっと溜まっててな…ちょっと相手してくれよ…」
哩「いっ…いやっ!」
男「そんなこと言わないでさ…期待してたんだろ?」ズルッ
哩「~~ッッ!」
男「へへっ…大きさには自信あるんだぜ?」
哩「んあっ!…ふぁぁ…っっ!」クチュ
哩(外で…人気のない公園でこげなこと…これ興奮してやめれんけん…)
哩「やぁあっ…気持ちよかっ…」ヌチャ
男「よぉ…一人でお盛んだな?」
哩「なっ!」
男「俺もちょっと溜まっててな…ちょっと相手してくれよ…」
哩「いっ…いやっ!」
男「そんなこと言わないでさ…期待してたんだろ?」ズルッ
哩「~~ッッ!」
男「へへっ…大きさには自信あるんだぜ?」
哩「来んで!」
男「ほら…まず口で…「哩さん!」がっ!」ドゴッ
京太郎「ほら!今のうちに逃げますよ!」
哩「きょっ…京太郎…けんど腰ば抜けて…」
京太郎「なら背中に捕まって!急いで!」
哩「わっ…わかった!」ギュッ
男「てっ…てめぇ…」
京太郎「逃げるが勝ちってな!」ダッ
男「待ちやがれ!」
京太郎「誰が待つかよっ!」
男「ほら…まず口で…「哩さん!」がっ!」ドゴッ
京太郎「ほら!今のうちに逃げますよ!」
哩「きょっ…京太郎…けんど腰ば抜けて…」
京太郎「なら背中に捕まって!急いで!」
哩「わっ…わかった!」ギュッ
男「てっ…てめぇ…」
京太郎「逃げるが勝ちってな!」ダッ
男「待ちやがれ!」
京太郎「誰が待つかよっ!」
京太郎「はぁ…どうやら逃げ切ったみたいですね…」
哩「京太郎…怖かったけん…」ギュ
京太郎「もう!ああいう人通りのないところに女の子一人は危ないんですから!」
哩「ごめんなさい…」
京太郎「今回はたまたま俺が通りかかったから良いですけど…哩さんみたいなかわいい人は注意しないと!」
哩「かっ…かわいい…//」
京太郎「今日はこのまま家まで送っていきますから…」
哩「助かるちゃ…まだ歩けそーになかね…」
京太郎「哩さんみたいなかわいい人をおんぶできるならお安い御用ですよ」ハハッ
哩「うちも京太郎をこげん近くに感じられてうれしか…」
哩「京太郎…怖かったけん…」ギュ
京太郎「もう!ああいう人通りのないところに女の子一人は危ないんですから!」
哩「ごめんなさい…」
京太郎「今回はたまたま俺が通りかかったから良いですけど…哩さんみたいなかわいい人は注意しないと!」
哩「かっ…かわいい…//」
京太郎「今日はこのまま家まで送っていきますから…」
哩「助かるちゃ…まだ歩けそーになかね…」
京太郎「哩さんみたいなかわいい人をおんぶできるならお安い御用ですよ」ハハッ
哩「うちも京太郎をこげん近くに感じられてうれしか…」
京太郎「何言ってるんですか?」
哩「京太郎の背中ば…大きくて…そいであたたかくて…」
京太郎「…哩さん?」
哩「普段は頼りなしゃそうで…ばってん、いざっち時は頼りになっち…」
京太郎「……」
哩「さっきもヒーローみたく助けてくれて…やけんうちは…京太郎ばすいとーよ」
京太郎「…そんなこといってると本気にしちゃいますよ?」
哩「うそじゃなか…本気ばい…」ギュッ
京太郎「……」
哩「京太郎ん返事聞かせて欲しかな…」
哩「京太郎の背中ば…大きくて…そいであたたかくて…」
京太郎「…哩さん?」
哩「普段は頼りなしゃそうで…ばってん、いざっち時は頼りになっち…」
京太郎「……」
哩「さっきもヒーローみたく助けてくれて…やけんうちは…京太郎ばすいとーよ」
京太郎「…そんなこといってると本気にしちゃいますよ?」
哩「うそじゃなか…本気ばい…」ギュッ
京太郎「……」
哩「京太郎ん返事聞かせて欲しかな…」
京太郎「哩さんはいつも凛々しくてかっこよくて…だけどかわいらしくて…」
哩「……」
京太郎「でもちょっと…いや、かなり変態で姫子さんと一緒にいつも回りに迷惑かけてたり…」
哩「大きなお世話たい…」プイ
京太郎「他にも色々ありますけど…そういうところもひっくるめて…哩さんのこと好きですよ…」
哩「京太郎…」
京太郎「なんかちょっとくさかったですね?」
哩「そげなことなかよ?」
京太郎「哩さんすごいドキドキしてますね…くっついているからよくわかります…」
哩「京太郎も同じやろ…」
京太郎「背中からでもわかるくらいドキドキしてます?」
哩「なんっちなくばい…」
哩「……」
京太郎「でもちょっと…いや、かなり変態で姫子さんと一緒にいつも回りに迷惑かけてたり…」
哩「大きなお世話たい…」プイ
京太郎「他にも色々ありますけど…そういうところもひっくるめて…哩さんのこと好きですよ…」
哩「京太郎…」
京太郎「なんかちょっとくさかったですね?」
哩「そげなことなかよ?」
京太郎「哩さんすごいドキドキしてますね…くっついているからよくわかります…」
哩「京太郎も同じやろ…」
京太郎「背中からでもわかるくらいドキドキしてます?」
哩「なんっちなくばい…」
京太郎「……」
哩「……」
京太郎「…それじゃあ今から恋人同士ってことでいいんですかね?」
哩「もちろんたい…京太郎以外は考えられんけん…」
京太郎「なんか顔がにやけちゃいますね…」
哩「おんぶだと顔見えんのが残念やけん…」
京太郎「こんなだらしなく緩んだ顔見られなくて助かりました…」
哩「うちもこげな顔見られなくてよかった…」
京太郎「あらら…残念…見たかったのに」
哩「……」
京太郎「…それじゃあ今から恋人同士ってことでいいんですかね?」
哩「もちろんたい…京太郎以外は考えられんけん…」
京太郎「なんか顔がにやけちゃいますね…」
哩「おんぶだと顔見えんのが残念やけん…」
京太郎「こんなだらしなく緩んだ顔見られなくて助かりました…」
哩「うちもこげな顔見られなくてよかった…」
京太郎「あらら…残念…見たかったのに」
京太郎「もうそろそろ着きますね…」
哩「京太郎…今日ば両親帰っち来んのやけど…」
京太郎「いきなり誘ってるんですか?」
哩「ばってん…うちは変態やし…」プン
京太郎「開き直りましたね…なら遠慮せず泊めてもらいますよ?」
哩「期待しちょるよ?」
京太郎「がんばります…」
哩「なあ京太郎…」
京太郎「んっ?」
哩「大好きったい!」
カン!
哩「京太郎…今日ば両親帰っち来んのやけど…」
京太郎「いきなり誘ってるんですか?」
哩「ばってん…うちは変態やし…」プン
京太郎「開き直りましたね…なら遠慮せず泊めてもらいますよ?」
哩「期待しちょるよ?」
京太郎「がんばります…」
哩「なあ京太郎…」
京太郎「んっ?」
哩「大好きったい!」
カン!
ヤ1「大変です!花山組のやつらが攻めて来やした!」
智葉「なんだと!状況はどうなってる!」
ヤ1「いま入り口で…がっっっ!」
花山組の若いの「死ねえぇ! 辻垣内智葉ああぁっ!」パン
智葉「ぐうぅっ!」
京太郎「おじょー!こいつめ!」パン
花山組の若いの「がああぁぁあぁっっ!」ドタ
智葉「くそっ…へましちまった…」
京太郎「まずいな…足打たれてやがるぞ…」
ヤ2「しかもこの出血量…太い血管が傷ついてやがる…早く病院に行かないとまずいな…」
ヤ3「だが…おそらく囲まれて逃げ場はないぞ…」
ヤ4「どうやら腹くくるしかないようだな…須賀…よく聞け…」
智葉「なんだと!状況はどうなってる!」
ヤ1「いま入り口で…がっっっ!」
花山組の若いの「死ねえぇ! 辻垣内智葉ああぁっ!」パン
智葉「ぐうぅっ!」
京太郎「おじょー!こいつめ!」パン
花山組の若いの「がああぁぁあぁっっ!」ドタ
智葉「くそっ…へましちまった…」
京太郎「まずいな…足打たれてやがるぞ…」
ヤ2「しかもこの出血量…太い血管が傷ついてやがる…早く病院に行かないとまずいな…」
ヤ3「だが…おそらく囲まれて逃げ場はないぞ…」
ヤ4「どうやら腹くくるしかないようだな…須賀…よく聞け…」
ヤ4「この通りおじょーは足を打たれ動けない…俺たちが特攻して何とか逃げ道を作る…だからおじょーを担いで逃げろ…」
京太郎「なっ!」
ヤ3「お前とおじょーには指一本触れさせやしねぇさ…だから頼んだぜ?」
京太郎「なんでですか!こういうことは新入りの俺が…」
ヤ2「うるせぇ!」ガッ
京太郎「ぐっ!」
ヤ2「新入りなんだから上の言うことは黙って聞いてろ!」
ヤ3「それによ…やつら前にして逃げ出したとあっちゃ…先代や頭に顔向けできねぇんだよ…」
京太郎「兄貴いっっ!」
智葉「おまえら…わかった…背中は任せたぞ…」
ヤ4「いくぞおめぇら!最後に花山組に俺たちの男気見せてやるぞおおぉぉおぉっっ!!」
『うおおぉぉぉおぉぉおぉ!!』
智葉「須賀っ!走れっ!」
京太郎「くっ…うおぉおぉぉっ!」ダッ
京太郎「なっ!」
ヤ3「お前とおじょーには指一本触れさせやしねぇさ…だから頼んだぜ?」
京太郎「なんでですか!こういうことは新入りの俺が…」
ヤ2「うるせぇ!」ガッ
京太郎「ぐっ!」
ヤ2「新入りなんだから上の言うことは黙って聞いてろ!」
ヤ3「それによ…やつら前にして逃げ出したとあっちゃ…先代や頭に顔向けできねぇんだよ…」
京太郎「兄貴いっっ!」
智葉「おまえら…わかった…背中は任せたぞ…」
ヤ4「いくぞおめぇら!最後に花山組に俺たちの男気見せてやるぞおおぉぉおぉっっ!!」
『うおおぉぉぉおぉぉおぉ!!』
智葉「須賀っ!走れっ!」
京太郎「くっ…うおぉおぉぉっ!」ダッ
京太郎「はぁ…はぁ…何とか逃げてこれたか…おじょー…すぐに病院に…」
智葉「ああ…須賀の背中は…広くて…暖かいな…」
京太郎「おじょー…何言ってるんですか?」
智葉「お前の…背で…死ねるな…ら…しあわ…せ…だ…」
京太郎「弱音はいてどうしたんですか!いつものおじょーらしくないですよ!」
智葉「なあ…最後に…名前…を…」
京太郎「もうすぐ病院です!あきらめないであと少し…」
智葉「須賀…私は…お前のこ…と…」
京太郎「さと…は…?」
智葉「……」
京太郎「智葉ああぁああぁぁぁあぁっっっ!!」
智葉「ああ…須賀の背中は…広くて…暖かいな…」
京太郎「おじょー…何言ってるんですか?」
智葉「お前の…背で…死ねるな…ら…しあわ…せ…だ…」
京太郎「弱音はいてどうしたんですか!いつものおじょーらしくないですよ!」
智葉「なあ…最後に…名前…を…」
京太郎「もうすぐ病院です!あきらめないであと少し…」
智葉「須賀…私は…お前のこ…と…」
京太郎「さと…は…?」
智葉「……」
京太郎「智葉ああぁああぁぁぁあぁっっっ!!」
もこ「……」ジトーッ
京太郎「あん?」
京太郎(なんだこいつ。もしかして俺の方見てる?)
もこ「……」ジトーッ
京太郎(なんか気味悪いな。はやくここから逃げよう……ん?)
もこ「……」サッサッサ
京太郎(今のはサイン?)
もこ「……」サッサッサ
京太郎(えーと……お・ん・ぶ……何!?俺におんぶしてほしいのか!?)
京太郎(そういえばあいつ腕に包帯巻いてるし、怪我でもしてるのか!)
京太郎(こうしちゃいられねえ!男京太郎、怪我人を無視するほど人間腐っていねーぜ!)
京太郎「おい!頭にへんてこなリボンつけた女!」
もこ「……」
京太郎「歩けないんだろ?ほら、おんぶしてやるから俺につかまれ!」
京太郎「あん?」
京太郎(なんだこいつ。もしかして俺の方見てる?)
もこ「……」ジトーッ
京太郎(なんか気味悪いな。はやくここから逃げよう……ん?)
もこ「……」サッサッサ
京太郎(今のはサイン?)
もこ「……」サッサッサ
京太郎(えーと……お・ん・ぶ……何!?俺におんぶしてほしいのか!?)
京太郎(そういえばあいつ腕に包帯巻いてるし、怪我でもしてるのか!)
京太郎(こうしちゃいられねえ!男京太郎、怪我人を無視するほど人間腐っていねーぜ!)
京太郎「おい!頭にへんてこなリボンつけた女!」
もこ「……」
京太郎「歩けないんだろ?ほら、おんぶしてやるから俺につかまれ!」
------------------------------------------------------------------------------
ダヴァン「今年のブンカサイの演劇はこれで行きましょう!」
智葉「おい…ぶっ殺されたいのか?」
京太郎「俺も手伝います…」
カン!
ダヴァン「今年のブンカサイの演劇はこれで行きましょう!」
智葉「おい…ぶっ殺されたいのか?」
京太郎「俺も手伝います…」
カン!
もこ「……」
京太郎「はやくしろ!俺だって暇じゃねえんだ!」
もこ「……」コクリ
ガシッ
京太郎「よし、つかまったな!行くぞ、うおおおおおおおおお!」ドドド
もこ「……」
京太郎「とりあえず病院いけばいいのか!?」
もこ「……」
京太郎(くそっ、喋れないほどの激痛なんだな!)
京太郎「しっかりしろ!俺が絶対にお前を助けてやるからな!!」
もこ「……」
京太郎「はやくしろ!俺だって暇じゃねえんだ!」
もこ「……」コクリ
ガシッ
京太郎「よし、つかまったな!行くぞ、うおおおおおおおおお!」ドドド
もこ「……」
京太郎「とりあえず病院いけばいいのか!?」
もこ「……」
京太郎(くそっ、喋れないほどの激痛なんだな!)
京太郎「しっかりしろ!俺が絶対にお前を助けてやるからな!!」
もこ「……」
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