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    元スレ剣心「人を殺しちまったでござる」

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    みんなの評価 : ★★★
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    101 = 1 :

    剣心「──で、肝心の治療法は?」

    「そ、それは私にも……」

    「なにしろ、こういう症例の患者さんは初めてなもので……」

    剣心「ふむ、それでは仕方ない」

    弥彦「でもよかったじゃねえか、剣心!」

    弥彦「死んでないってことだけは分かったんだしよ!」

    剣心「そうでござるな」

    「この患者さん、打撲傷が二ヶ所ほどあるので、軟膏を塗っておきますね」ヌリヌリ…

    「ありがとう、恵さん」

    (なにやってるのかしら、私……)ヌリヌリ…

    102 :

    ここで恵が死亡診断してたら口封じに新たな犠牲者が生まれてたな

    103 :

    刀の形した鉄棒で頭ぶん殴るだけだから大丈夫でござる。

    104 = 30 :

    弥彦の打撃も打撲傷として残ってるのか

    105 = 52 :

    こうなったら、斉藤あたりに殺してもらえば・・・

    106 = 1 :

    弥彦「しっかし、恵でも手の施しようがねえとなると──」

    弥彦「やっぱ今までのように自然に蘇生するのを待つしかねえってことか……」

    剣心「恵殿、この男が起きる可能性はどのぐらいにござるか?」

    「え、えぇ~っと……」

    (そんなの、零に決まってるじゃないの……)

    「五分五分、といったところじゃないかと──」

    剣心「五分五分か……」

    「悪くない数字じゃない!」

    「そうですよ! きっとこのまま待っていれば──」

    「お~い! 剣心、嬢ちゃん、弥彦、いるかぁ~!?」

    弥彦「こ、この声は……!?」

    107 = 26 :

    最強の心臓マッサージ師キター!!

    109 = 102 :

    二重の極みで跡形も無く粉砕するしか無いな

    110 :

    極みで心臓に衝撃を与えるショック療法

    111 :

    殺した相手の結婚相手寝取って、数年後には10代の女に手出して結婚するなんてすごい主人公だよな

    112 = 1 :

    左之助「おう、久しぶりだな! ようやく日本に帰ってこれたぜ!」ザンッ

    弥彦「さ、左之助!?」

    左之助「オメーは弥彦か!?」

    左之助「ずいぶんでかくなったじゃねーか。見違えたぜ」

    弥彦「お前こそ、変わりすぎなんだよ! なんだその格好!」

    弥彦「それに前送ってきた手紙じゃ、もうすぐ日本に戻るみたいなこと書いてたのに」

    弥彦「全然戻ってこなかったしよ!」

    左之助「わりィな、俺もあれからゴタゴタしちまってな」

    113 = 1 :

    「まさか、本当に世界一周してきちゃうなんて……」

    左之助「へへへ、一周とはいわず二周、三周とやるつもりだぜ」

    「人間がみんなアンタ並みの頑丈さだったら、医者はいらないわね」フゥ…

    左之助「恵、会津に戻ってたんじゃなかったのか? 奇遇じゃねーか!」

    「こっちも色々あってね……」

    「お久しぶりです、左之助さん!」

    左之助「お、赤べこの小さい嬢ちゃん! ずいぶんキレイになったな!」

    左之助「弥彦の奴、これでもウブだからよ。引っぱってやってくれや!」

    弥彦「うるせーよ!」

    剣路「ホ」

    左之助「コイツは剣心と嬢ちゃんの息子か? ハハハ、親父にそっくりだなオイ!」

    左之助「──あれ? そういや剣心は?」

    114 = 102 :

    平和だ

    115 = 26 :

    左之助がいるだけで実に和やかムードになるな

    116 = 1 :

    剣心「左之」ザッ…

    左之助「剣心」ザッ…

    パァンッ!

    右手をぶつけ合う二人。

    左之助「戻ってきたぜ!」

    剣心「ああ!」

    弥彦(やっぱりこの二人は凄えや!)

    弥彦(少しは追いついたつもりでいたけど、まだまだ二人の背中は遠いぜ……)

    左之助「だがよ、久方ぶりの再会だってのに、ずいぶんしょぼくれてるじゃねーか」

    左之助「なんかあったのか?」

    剣心「日本に帰って早々すまぬが──」

    剣心「実はおぬしに相談したいことがあるでござる」

    左之助「相談?」

    剣心「こっちに来てくれ」

    119 = 1 :

    物置──

    ムワァ~……

    左之助「なんだこのすげえニオイは? ……で、なんだコイツは?」

    剣心「拙者が先日叩き伏せ、気絶させた強盗でござる」

    左之助「気絶って……こりゃもう死んでるんじゃ──」

    弥彦「なにいってんだ、左之助!」

    「まだ死んでないわ!」

    「生きてます!」

    「私も……極めて死亡状態に近い生存、と診断したわ……」

    剣心「拙者が“不殺”を貫くには」

    剣心「なんとしてもこの男に復活してもらわねばならぬ」

    剣心「左之、海外でこれと似た状況に遭遇したことはないでござるか?」

    剣心「是非、左之の知恵を貸して欲しい」

    左之助(剣心……飛天御剣流を振るえなくなったと聞いたが)

    左之助(眼光は前よりずっと鋭くなったじゃねーか!)ゴクッ…

    120 :

    紫煙

    121 = 102 :

    抜刀斎に戻りかけているな

    122 = 1 :

    左之助「悪ィが……これに近い状況に遭遇したことはねーな」

    剣心「!」

    剣心「そうか……」

    左之助「だがよ、不可能を可能にするには」

    左之助「不可能と可能の狭間にある壁をブチ壊すのが一番よ!」

    左之助「安慈が“救世”のために編み出した、破壊の極意なら──」

    左之助「その狭間を粉砕して、不可能を可能にすることもできるかもしれねェ!」

    弥彦「そうか、二重の極みか!」

    (なんでそうなるのよ!?)

    左之助「そういうこった。行くぜ、オラァッ!」

    左之助「二重の極みッ!」ブンッ

    ガォンッ!

    二重の極みを、強盗の体に叩き込む左之助。

    123 = 49 :

    死んだああああああああああああ

    124 :

    バラバラになるんじゃ・・・

    125 :

    ふっとぶぞw

    126 :

    粉微塵→最初から誰もいなかった→めでたしめでたし

    127 :

    千の風になったんだな

    128 :

    粉砕

    129 :

    もう「ガォンッ!」がヴァニラ・アイスとかザ・ハンドのそれにしか見えないwww

    130 :

    左之が殺したということにすれば剣心のせいじゃなくなるのでは?

    131 :

    (今の音……内臓と骨が砕けたわね……)

    (外観がそこまで損なわれなかったのは、不幸中の幸いだわ……)

    左之助「……くそっ、ダメか!」

    左之助「すまねえ、剣心。力になれなくて……」

    剣心「いや……よくやってくれたでござる」

    弥彦「左之助の二重の極みでもダメとなると、やっぱねェのか?」

    弥彦「こんな死人みたいなヤツを蘇らせる術なんて……」

    「いえ……心当たりが一人だけいるわ」

    「恵さん、心当たりってだれのこと?」

    「四乃森蒼紫よ」

    「雪代縁の件で、アンタの遺体が偽装だと見抜いたのも彼だったし……」

    「もしかしたら、何か知っているかも──」

    132 :

    さぁどうオチをつけるのか

    133 :

    内臓潰れちゃあ外印さんもどうしようもないか…

    134 = 126 :

    外印さんこの時間軸だともうしゃれこうべなんじゃ

    135 = 132 :

    このまま大きな蕪式に全キャラ出てくるんじゃ…

    136 = 131 :

    剣心「なるほど!」

    剣心「たしかに蒼紫なら──御庭番衆の秘術ならば何とかできるかもしれぬ!」

    左之助「そうと決まりゃ、さっそく手紙を送ろうぜ!」

    左之助「十日もありゃ、東京まで来てくれるはずだ!」

    剣心「そうでござるな!」

    「ありがとう、恵さん! さすが名医は目のつけどころがちがうわ!」

    「おだてても何も出ないわよ……」

    (今の私に名医どころか、医者としての資格すらあるかどうか……)

    (だけど今さらやっぱり死んでるだなんていえない……。もう引き返せないわ……)

    137 = 127 :

    そろそろ原型もやばいんじゃないか

    138 :

    ひええええ

    139 :

    ホムンクルスかフランケンシュタインにしちゃえばいいんじゃない?

    140 :

    私怨

    141 = 131 :

    十日後、蒼紫と操が神谷道場に到着した。

    「チィースッ! 来ちゃったよぉ!」ザッ

    「…………」ザッ

    剣心「よく来てくれた、二人とも」

    左之助「イタチ娘も少しは落ち着いたかと思えば、まだまだみてぇだな」ニィッ

    「あ、久々のトリ頭! ふん、アンタにだけはいわれたくないね!」

    「……ところで用件はなんだ、緋村」

    「極秘事項ゆえ手紙には詳しく書けない、とあったが」

    剣心「おぬしら御庭番衆の力を、是非貸して欲しくてな」

    剣心「こっちに来てくれ」

    142 = 129 :

    十日も経ってちゃもう腐敗進行してるんじゃ…(ゴクリ)

    143 = 132 :

    蒼紫なら引導渡しそうな悪寒

    144 :

    これだけのオールキャストだと劇場版かな

    145 = 127 :

    門のあたりですでに異臭がしてそう

    146 :

    酸素が供給されれば白血球やリンパ球は活動を続けるからずっと人工呼吸してりゃ腐らないんじゃね?

    147 = 131 :

    物置──

    ムワァ~……

    「な、な、なにこれ~!?」

    「すっごいニオイなんだけど!」

    「えと……。に、人形だよね……ね?」

    剣心「いや、これは香水をふりかけた人間でござる」

    「え」

    (この人って……どう見ても死んでない?)

    (まさか緋村が殺したとか? いや、そんなまさか、ね)

    「──で、この死体をどうしろというんだ?」

    剣心「!」ピクッ

    148 = 128 :

    >>147
    言ってしまわれた

    149 :

    変な虫湧いてないのかな

    150 = 129 :

    さすが蒼紫は容赦ねえぜ


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