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    元スレ京太郎「全国で充電ってのが流行ってるらしい」

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    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - タコス + - 京太郎 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    752 = 713 :


    コーチ可愛いよ

    753 = 693 :

    >>742
    >>652

    754 = 742 :

    船Q「では第一回、千里山高校最高の充電は誰だ大会を始めるでー」

    「まずは選手の入場ですっ!」

    船Q「千里山高校部長でその胸と膝は絶品っっ清水谷竜華っっ!!」

    竜華「…えっと、よろしくおねがいします?」

    「続いて高身長イケメン()とみんなの人気者!須賀京太郎ですっ!」

    京太郎「おい…()は余計だ…」

    船Q「この2人には最近流行してる充電をしてもらいどっちのほうが気持ちがいいか試させてもらいますっ!」

    「続いて審査員の商会に移りますよー」

    755 = 742 :

    セーラ「審査員は千里山高校のエース、自称膝枕ソムリエの園城寺怜やでー」

    「はいはーい、よろしゅーなー」

    船Q「園城寺先輩がこの2人の充電をテイスティングしてどっちがより心地よいか判定してもらいますぅ」

    セーラ「じゃあ怜に評価のポイントを聞いとくでー」

    「膝枕と同じで充電も太ももの感触が重要だけどそれだけじゃない…座ったときの包まれてる感じや…他に…」

    「はい!長くなりそうですけど時間もないのでとっととテイスティングお願いします!」

    「しゃーないなぁ…じゃあまず京太郎からな」

    京太郎「…あっ、わかりました」

    756 = 742 :

    「ふむふむ…これはこれは・・・」ポスッ

    セーラ「どんな感じや?」

    「まず・・・やっぱり男の子で日頃から鍛えられてるのもあってか太ももが少し硬い…これはマイナスやな…」

    船Q「おおっと!いきなり辛口な評価が飛び出したっ!」

    「でも身長もあるし結構ええ体しとるから包まれとる感じがしるのはええなぁ・・・」

    京太郎「恥ずかしいですね…」

    「でも…ここで後ろから抱きしめたりしたらもっと安心感あってポイント高かったんやけどなぁ…まあ京太郎へたれやし…」

    セーラ「んー全体的にはあんまええ評価やなさそうやな?」

    757 = 742 :

    「それでは園城寺先輩っ!得点のほうをお願いしますっ!」

    「膝の硬さや撫でたり何もしてくへんとこマイナスして…10点満点だとして6点やね・・・」

    船Q「おおっ…これは須賀選手としては少々厳しいやろか…」

    「でも勝負は終わってみるまでわかりませんよ?」

    セーラ「次は竜華の番やでー」

    竜華「んっ…怜おいでっ…」ペシペシ

    「ほないくでぇ…」

    758 = 742 :

    「おおっ!さすがは竜華や…太ももの柔らかさが段違いや…このおしりにフィットする低反発な太ももがなんとも…」ムチッ

    船Q「清水谷部長はやはり強いっ、いきなり高評価やで!」

    京太郎「でも言ってることはほぼセクハラですよね…」

    「そして何も言わずとも抱きしめて頭を撫でてくれる…竜華の母性がひしひしと伝わってきて甘えたくなるわ…」

    竜華「まったく…なに言っとるんや…」ナデナデ

    セーラ「あーやっぱ竜華にはかなわへんかぁ…」

    「それでは審査員の園城寺先輩に結果を発表してもらいます!」

    「2人とも違って…甲乙つけがたいんやけど…勝者は…」

    759 = 713 :

    竜華可愛いよ

    760 = 742 :

    「京太郎やなっ!」

    「えっ?」

    セーラ「はっ?」

    船Q「おおっと…あれだけ絶賛しとった清水谷部長が負けた…?」

    「これは意外な結末ですねぇ…」

    竜華「なんでやっ怜っ!うちのどこが悪かったんやっ!」

    「たしかに竜華の充電はすばらしかった…太もももなでなでも…」

    「だが…しかし…まるで…全然・・・」

    761 = 742 :

    「その胸がでかすぎて…まるで落ち着けないんやっ…」

    竜華「」

    「そんなでかいもん背中に当たってたら…女として負けて惨めな気持ちになるんや…」小~大

    船Q「あー確かにそうですわなぁ…」小

    セーラ「まあ竜華やし…」小

    「少し分けて欲しいですわ・・・」小

    京太郎「俺としてはむしろそれがいいから充電してもらいたいですねっ!」ハアハア

    「京太郎は変態さんやねぇ…」

    762 = 742 :

    船Q「とりあえず第1回大会は須賀の優勝に決定ですね」

    「それでは園城寺先輩から優勝商品の膝枕券(竜華)10回分をプレゼントですっ!」

    「貴重なもんやから大事に使うんやで?」

    京太郎「ありがとうございますっ!」

    竜華「こ……ん…」

    セーラ「んっ?どうしたん?」

    竜華「こんなん納得できるかああぁあぁぁあぁっっ!!」

    カン!

    763 = 713 :


    泉可愛いよ

    764 = 658 :

    誰か漫を頼む

    765 = 742 :

    竜華>怜>船Q>セーラ>泉
    こう?

    767 = 669 :

    怜ちゃんマジ可変乳

    768 = 746 :

    おっつん

    771 = 742 :

    雅枝さんに充電してもらう京太郎はよ

    773 :

    たかみーマダー

    776 = 749 :

    462 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 13:57:10 ID:X.Xwgf0c
    ゆみ「文脈からすると人が行う行為のようだが……」

    京太郎「優希の奴がタコス食って充電するようなものですか?」

    智美「違う違う。もっと即物的な感じだぞ」ワハハ

    ゆみ「そこまで言ったのだからもったいぶるな智美」

    智美「そーだなー。口で言うよりやってみた方がおm……手っ取り早いと思うぞ」ワハハ

    智美「とりあえずやってみたい人は挙手しろー」

    ガッ

    ゆみ「なっ!?」

    京太郎「先輩っ……ってモモ!?」

    桃子「私と加治木先輩がこの中だと最もふさわしいと思うっす!絶対っす!連打開始っす!」

    睦月「お前は何を言っているんだ」

    777 = 749 :

    463 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 14:02:10 ID:X.Xwgf0c
    智美「却下ー」ワハハ

    桃子「な、なんでっす!?」ハァハァ

    智美「お前のその豊満な胸に聞いてみるがいいぞ」ワハハ

    桃子「どういう意味っすか!!」グフフ....

    京太郎「蒲原先輩、あとあんまそういうこと大声で言わないでいただけますか……」

    桃子「なっ!何想像してんすか!」バシーン

    京太郎「痛ぇ!なんで俺が叩かれんの!?」

    佳織「ちょ、ちょっと落ち着いてみんな……」

    智美「んー、個人的には佳織あたりが充電似合いそうなんだがなー」ワハハ

    佳織「ふぇ!?」

    778 = 749 :

    464 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 14:09:48 ID:X.Xwgf0c
    智美「けど面白くな……かわいそうだからここは須賀とユミちんでやってもらうぞー」ワハハ

    京太郎「今はっきり本音出かけましたよね!?」

    ゆみ「というか人事権は結局お前にあるのか……なんかもう突っ込むのも疲れたから早くしろ」

    智美「わかった。じゃあ須賀こっち。おい、そこに座れ」ワハハ

    京太郎「なんで名前聞いてきそうな言い方するんですか……これでいいですか?」スッ

    智美「よろしい。そしてユミちん、そこに座れ」ワハハ

    ゆみ「そことは、どこだ?」

    智美「そこ」ピシッ

    京太郎「えっ」

    779 = 749 :

    465 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 14:16:26 ID:X.Xwgf0c
    ゆみ「智美……お前、その流行ってるってどこから聞いてきたんだ?」

    智美「そんな怪訝な目をされても困るぞー。本当に女子高生の間で流行ってるらしいんだから」ワハハ

    睦月「それって、女同士でやるとかそういうものなのでは……」

    佳織「だとしても問題のある気もするけど……」ソワソワ

    京太郎「それはそれとして、ますます俺を使う必要がないような……ってかモモは?」

    智美「ロッカーに閉じ込めた」ワハハ

    ンンンーン!! ドンドン

    睦月「いつの間に……」

    京太郎「その笑顔は今は恐ろしいです」

    780 = 749 :

    466 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 14:22:25 ID:X.Xwgf0c
    ゆみ「ともかく、そんな不純なことはおいそれとやるものじゃないだろう。周りがどうあれ、だ」

    智美「まったく、ユミちんはお堅いなぁ。本当はやってみたいくせに」

    ゆみ「なっ!?」

    智美「私が知らないわけがないだろ?家には結構なファンシーグzz」

    ゆみ「言うなぁぁぁぁぁ!!」ガバッ

    京太郎「そうなんですか。でも、そんな加治木先輩も女の子らしくて可愛いと思いますけど」

    ゆみ「ぐっ……うぁ」

    睦月(相変わらずしれっと言うなあこのジゴロは……)

    781 = 749 :

    467 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 14:36:03 ID:X.Xwgf0c
    智美「じゃあこうしよう。私が京太郎で充電したらユミちんも充電する」ワハハ

    ゆみ「そんなあからさまにそっち有利な交渉に乗ると思うか」

    智美「なんでそう思うんだー?」

    ゆみ「お前はそう言う事に抵抗なさそうだからな。簡単な事だろう」

    智美「ユミちんは乙女だなー。でも本当にそれだけかー?」ワハハ チラッ

    京太郎「……?」

    ゆみ「――っ!!きょ、今日は失礼する!!」バタバタ

    782 = 749 :

    智美「……ちょーっと、からかいすぎたかな?」ワハハ

    京太郎「それにしても、なんだってこんな……」

    智美「お前らがいつまで経っても進展しないから発破をかけてやろうと思っただけだぞ?」ワハハ

    京太郎「……それは」

    睦月「いささか、やり方が露骨すぎた気もしますが」

    佳織「行ってあげなよ、京太郎君?」

    京太郎「――はい」

    智美「あっ、そうそう」

    京太郎「何です?」

    智美「話が済んだら感想頼む。それまでモモ開放しないから」ワハハ

    ドンドンドンドン!!

    京太郎「あなた本当に恐ろしい人ですね!?わかりましたよ、ああもう!」ダッ

    智美「ファイトだぞー」ワハハ

    783 = 749 :

    468 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 14:43:48 ID:X.Xwgf0c
    ゆみ「……はぁ」

    ゆみ「智美のやつめ……後でとっちめてやらねば」

    ゆみ「しかし……」トクン



    京太郎「先輩!」ダカダカダカ

    ゆみ「須賀!?どうして」

    京太郎「どうもこうもありませんよ、先輩を追いかけろって言われまして」ハァハァ

    ゆみ「……君一人でか。まったく、人が悪いな智美も」

    京太郎「違う意味で、よくよくいい人だと思いますけどね」

    ゆみ「……どういう意味なのか、聞いてもいいだろうか」

    京太郎「……その、先輩」

    京太郎「あんなどさくさの後ですいませんが……先輩を充電させてもらえませんか」

    ゆみ「……勝手にしてくれ」

    京太郎「先輩」

    ゆみ「気にするな。私も勝手にさせてもらうからな」

    784 = 749 :

    469 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 14:53:14 ID:X.Xwgf0c
    京太郎「それじゃ、さっそくですが……」スッ

    ゆみ「放課後で人目がないとはいえ、こんな後者の階段というのは、ちと恥ずかしいな」

    京太郎「嫌ならいいですけど……それでも」

    ゆみ「……良い目だ。それじゃあ……・失礼させてもらうぞ」スッ...

    京太郎「うっ……」

    ゆみ「んっ……」

    京太郎「……先輩の体、柔らかいです」

    ゆみ「君こそ、ヘラヘラしてるように見えて逞しい体してるじゃないか」

    京太郎「先輩……」

    ・ ・ ・ ・ ・ ・

    ゆみ「……ふぅ。堪能させてもらったよ」

    京太郎「俺こそ、先輩に充電してもらった気分ですよ」

    ゆみ「"ゆみ"、だ。"京太郎"」

    京太郎「は、はい。ゆみ……先輩」

    ゆみ「……ふっ」

    785 = 749 :

    470 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/13(土) 15:03:21 ID:X.Xwgf0c
    京太郎「さて、智美先輩に連絡しておかないと」 ペタペタ

    プルルルルル

    智美『ほーい、どうだったー』ワハハ

    京太郎「おかげさまで。お心遣い感謝します」

    智美『それなら何よりだぞー、こっちも楽しめたし……あっ』

    京太郎「楽しめた……?」

    ゆみ「……京太郎、お前のポケットちょっと探らせてもらっていいか」ゴソゴソ

    京太郎「あっ……その、ゆみ先輩……」

    智美『なんだーまたおっぱじめたのかー?』ワハハ

    京太郎「ま、またって……"また"?」

    786 = 749 :

    ゆみ「……よくわかったよ智美。君にはちょーっとばかしきついお灸が必要だと」ゴトッ

    京太郎(と……盗聴器!?いつの間に……というかさっきの一連の話とかも……うわあああ!?)

    智美『そ、それじゃモモは解放しておくからあとは二人でごゆっくり……なっ』ガシッ

    睦月『大人しく裁きを受けましょう先輩』

    ゆみ「睦月は話がわかって助かるな。じゃあ行こうか、京太郎」ニコォッ

    京太郎「は、はい……っ!!」

    そのゆみのかつてない程の笑顔の底から振り撒かれる果てしない圧力のプレッシャーは、モモを除く全員を凍え凍りつかせるほどの怜悧さだったという。



    カン

    787 = 739 :


    かじゅかわ

    788 = 749 :

    485 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/14(日) 16:18:58 ID:CDn0YAtA
    ゆみ「ふーむ、充電ねぇ」

    智美「最近流行らしいぞ-」

    ゆみ「流行は分かったが、具体的にどういうことをするんだ?」

    智美「簡単だぞ、座っている相手の膝に座ることだ」

    ゆみ「……相手の、膝に座る……だと」

    智美「そうだぞー、いつもゆみちんと桃子がやってるようなことだなー」

    桃子「そういうことっす! つまり私とゆみ先輩は知らず知らずのうちに流行を先取りしていたんすよ。てやっ」ポスン

    ゆみ「うわっっと。そ、そうか。これが充電……これが、流行しているのか……」チラッチラッ

    智美「……んー? ゆみちん、顔を赤くして、だぁれを見ているのかなー?」

    京太郎「……?」

    ゆみ「だ、誰でもない! ほら、桃子もどいて、早く部活動をしよう」

    桃子「えぇ、はいっす。……へぇ、ゆみ先輩……アイツを……ふーん……」

    ・・・・
    ・・

    789 = 749 :

    ゆみ「ふー、今日はここまでにしようか」

    智美「あー疲れたぞー、おーい須賀君、お茶はあるかな?」

    京太郎「お疲れ様です。用意しときましたよ」

    智美「有り難う、気が利くな-。ついでに充電も頼む」

    ゆみ「!」  桃子「……」

    京太郎「え、マジすか」

    智美「折角だし、マジだぞー。ワハハ、なんだ緊張してるのか-?」

    京太郎「そりゃまぁ。え、というか、本当にするんですか?」

    智美「怖じ気づくんじゃないぞー、ほら、下手に意識するから恥ずかしいんだ。物は試し、ちゃっちゃとやるぞー」ワハハ

    京太郎「うぅ……はいどうぞ」

    智美「ではお邪魔して……ワハハ、流石に硬いなー」

    京太郎「すみませんね……」

    智美「……でも、うん。悪くないぞー。硬くて……包まれて……」

    女の身体は柔らかい。それは当然智美であっても変わらず、対して男の硬さといったら無骨も良いところだった。
    そのくせでかくて、女の身体を簡単にすっぽりくるんでしまう。
    ただ膝の上にて乗っているだけなのに、智美はふと男と女の身体についての真理を、一片だけ掴んだような気がした。
    女の身体が柔らかくなければ……男の硬さを受け入れてあげられないじゃないか……。

    790 = 749 :

    486 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/14(日) 16:19:31 ID:CDn0YAtA
    ゆみ「おい。おい蒲原」

    智美「…………」

    ゆみ「蒲原!」

    智美「うぇっへぇぁ! 何だ!? ゆみちん」

    ゆみ「いつまでそうしてるつもりだ。須賀君も困ってるだろう」

    智美「え、あ、あぁ、そうだな、すまないなー京太郎君」オリル

    京太郎「え? いや別に、お気になさらず」

    ゆみ「(京太郎君……?)……で、どうだった蒲原、須賀君の充電は」

    智美「……うーん、やっぱあんまりだなー、かおりんの方が心地良いかもなー。……あんま、オススメしない、かも」ワハハ

    ゆみ「ほう……。でも、まぁ、私は思い返せばいつも充電している方だ。たまには私だって充電される側でも良いはずだ。な、須賀君?」

    京太郎「マジすか」

    ゆみ「……い、嫌なら、別に……」

    桃子「そーっすよ、何なら私がやってもいいっすよ!」

    ゆみ「桃子じゃあ潰れてしまいそうだしなぁ」

    791 = 749 :

    京太郎「はぁ。蒲原部長もあんまりお気に召さないようでしたけど、それでも良ければ……」

    智美「う……」

    ゆみ「いいさ。たまには。では、重いだろうけど失礼」ポスン

    桃子「……」ギリィ

    京太郎「部長もそうでしたけど、軽いもんですよ。気にしないで下さい」

    ゆみ「そ、そうか……いやしかしこれは……なるほど……」

    京太郎「……どうですか?」

    ゆみ「う、うーん……な、ななな、何か足りない、なぁ。そそそそそうだ、す、しゅが君、うぁ頭を、ん撫でて、くれないか、か?」ドキドキ

    桃子「……マジで何言ってるんですか先輩……」ポソ

    京太郎「うぇ? ま、まぁおやすいご用で」ナデナデ

    ゆみ「あっ……ふぁあ」

    ゆみの背は高いが、京太郎の背はそれ以上だ。膝に座ってなお京太郎と頭の位置が同じくらいになる。
    いつも律儀で責任感の強いゆみは甘えられることはあっても甘えたり頼りにすることは殆どない。
    こうして膝に座ることがひとえに甘えることになるとは言えないが、擬似的な行為であることに変わりなく、
    更に言えば男性の力強さに身体を預け、頭を撫でられるという行為は失せかけた童心を満たす。
    そして何より、女性性の蕾をそっと開かせる陶酔感をもたらす……。

    792 = 749 :

    488 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/14(日) 16:20:15 ID:CDn0YAtA
    ゆみ「あぁ、きょ、京太郎くぅん……!」

    京太郎「どうしたんですか、加治木先輩!?」

    智美「はいはーい、それまで! さ、ゆみちん降りるんだ。これ以上は迷惑になるぞー」

    ゆみ「そんな……」

    桃子「そっすよ、ゆみ先輩。さ、離れましょ離れましょ」グイッ

    ゆみ「うわっ、引っ張るな桃子!」

    京太郎「……ふぅ。んで、どうでした?」

    智美(まぁ……)

    桃子(聞かなくても分かるっすね……悔しいけど)

    ゆみ「うーん、何とも言えない、なぁ。こういうのはきっと何度か繰り返して分かるもの、じゃないかな」

    桃子(そうくるっすか)

    智美「言われてみればそうかもなー。ワハハ、じゃあ次があればまたよろしくな、京太郎君」

    桃子(先輩二人を手篭めにするなんて……)

    793 = 749 :

    京太郎「次ってあるんですかねぇ、あはは。まぁ、俺も貴重な体験でしたよ」

    ゆみ「別に貴重じゃなくても良いが」ボソ

    桃子(許せないっす!)

    桃子「須賀!」

    京太郎「はいぃ!? 何なんでしょうか東横さん?」

    桃子「私も充電するっす!」

    智ゆ(……)

    京太郎「どうしたんだいきなり」

    桃子「私の充電力と須賀の充電力。どっちが上か決めるっすよ!」

    ゆみ「私に聞けば良いんじゃないか?」

    ゆみ(まぁ、京太郎君の方が嬉しいけど……)

    794 = 749 :

    ゆみ「桃子の方が良いな。京太郎君はやっぱり硬い(そこが良いんだけど)」

    桃子「呼び方が名前になっててそれは白々しいっすよ先輩! ともかく! 私を座らせるっす!」

    京太郎「それで気が済むんなら、どうぞ」

    桃子「失礼するっす!」ポスン

    桃子「……うーん」モゾ

    桃子「うーん、これは、うーん」モゾモゾ

    京太郎(うっ……やっぱ東横さんの身体は、やっばいなぁ。抑えろ、抑えろ俺)

    桃子「なんというか、うーん」クイックイッモゾ

    それは何とも言えない感覚だった。今まで桃子が経験したことのない感覚感触。どこを触っても沈み込む女の感触ではなく。
    どこを触っても硬く弾き返す男の感触。少し身じろぎする度に別種の反応を得て、新鮮だった。
    元々影が薄く、他者とのコミュニケーションに飢え、また経験が少ない桃子にとって、豈図らんやこれが初めてのまともな男性経験であった。
    そうやって細かく身体を動かしているのも、男の身体を丹念に探り、その反応を学ぼうという雌の本能が突き動かしているものだとは、
    本人はおろか誰も気付いていないだろう……。

    795 = 749 :

    489 名前:名無しさん[sage] 投稿日:2013/07/14(日) 16:21:10 ID:CDn0YAtA
    桃子(な、なんか変な感じっす)モゾモゾ

    桃子(ずっとこうしなきゃと言うかこうしたいというか)クイッサワ...

    京太郎「……っ!」

    桃子(あ……ここをこうすると、ふふ、ぴくりって動いたぁ)グイックリッ

    智ゆ「桃子ストーーーーーップ!!!」ドーン!

    桃子「わぁっ!!」

    京太郎「んぎゃあ!」

    智美「やり過ぎだぞ桃子ー!」

    ゆみ「おま、いくらなんでも、おま、目の前で、何を……!」

    桃子「へっ? 何を……て……わ、私……!」

    先ほどまで自分が京太郎に何をしていたか思い出して、火が付いたように赤面する桃子。

    桃子「ち、違うんすよ……む、無意識だったんす-!」ダダダッ

    ゆみ「あ、逃げた!」

    796 = 749 :

    智美「……あれ……消えた様子がないぞ……」

    ゆみ「何、本当か……?」

    智美「本当だぞー。ほらあそこ、玄関から走っていく桃子が見える」

    ゆみ「速いなアイツ! っと、本当だ……どうして……いや、まさか……」

    ゆみが何やら考えていると、桃子のクラスメイトだろうか、走る桃子を見て手を振っている。ここだけ見ても異常だ、桃子にしては。

    ゆみ(京太郎君の充電が……桃子に何か、足した、のか?)

    だとすれば、ゆみの中に何かやりきれない悲哀のような嫉妬のような感情がわき起こる。
    ただでさえ桃子と京太郎は同学年で三年間付き合えるというのに。
    こんな絆めいた現象まで起きてしまっては。
    勝ち目が、ないじゃないか。

    ゆみ(それでもまぁいいさ。分の悪い勝負とは思わない。私にだってまだまだチャンスはあるんだ、じっくりゆっくりいくとしよう)

    797 = 749 :

    智美(いいなー桃子。そういうのかー。……でも、諦めきれないなぁ)

    智美は思わず自らの下腹部を撫で続けていた。あの京太郎の硬さ。自分自身の柔らかさ。
    この二つの符号に意味があるのだろうか。あるのだろう。でなければ男と女の二つがこの世に存在しないわけがない。
    ただ、智美思うことは……

    智美(京太郎君。京太郎君で、確かめたい……)

    桃子(嘘っす。嘘っす嘘っす! どうして、どうしてこんな……)

    桃子は不可思議な充足感に満ちていた。この世にしっかりと足を付けて立っているような、全ての存在から自分の全てを肯定されているような、万能感に近い超感

    覚。
    虫が飛び、葉が揺れ、車は避け、道行く人が自分を見ている。世界に受け入れられているような、そんな幻視。
    京太郎から流れ込んでくる何かが、桃子の陰影をくっきり浮かび上がらせていくような。
    それはもうどうしようもなかった。どうしようもなく、桃子を新しくしていった。だから、もう、

    桃子(戻れない。満ち足りすぎてて、京太郎君が頭から離れていかない……)

    気軽な充電行為が思わぬ効果を発揮してしまった鶴賀学園、その明日はどこへ向かう!?

    カン

    798 = 746 :

    ほしゆ

    799 :

    転載兄貴気合入り過ぎィ!!
    充電ネタってそんなに人気あったの!?

    800 = 749 :

    知らんが避難所で書いてるのは二人ぐらいだ


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