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元スレキノ「安価の国?」
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黒服「それ以来国民は、深夜になると急に死んでいる大切な人と話始めるようになった、死んでいると気づかずただ催眠どおりに彼らは狂っている……これが俺たちの国の全てだよ」
キノ「ありがとうございます、いくつか質問いいですか?」
黒服「ああ、まあ、何を聞かれるかは大体わかるけどな」
キノ「では遠慮なく。あなたはどうして催眠に掛からなかったのですか?」
黒服「それは、つまりは催眠を発生させる部屋にいたからだよ、その部屋だけは防音になっていて、音が届かなかった
……つまり、催眠のボタンを押したのは俺だ」
キノ「他のお仲間は?」
黒服「半分は成功すると思いこんでショックで寝たきりになってたりしていた家族の元に向かってた、もう半分は現場で不具合があるかどうか見ていた、つまりは全滅だ」
キノ「あなたは、その催眠の解除する方法をもっているのではないですか?」
黒服「……ああ、持ってる」
キノ「ありがとうございます、いくつか質問いいですか?」
黒服「ああ、まあ、何を聞かれるかは大体わかるけどな」
キノ「では遠慮なく。あなたはどうして催眠に掛からなかったのですか?」
黒服「それは、つまりは催眠を発生させる部屋にいたからだよ、その部屋だけは防音になっていて、音が届かなかった
……つまり、催眠のボタンを押したのは俺だ」
キノ「他のお仲間は?」
黒服「半分は成功すると思いこんでショックで寝たきりになってたりしていた家族の元に向かってた、もう半分は現場で不具合があるかどうか見ていた、つまりは全滅だ」
キノ「あなたは、その催眠の解除する方法をもっているのではないですか?」
黒服「……ああ、持ってる」
黒服「だが、俺はそれを起動することはできない、なぜなら、おそらくそれを起動した瞬間に皆が自殺を始めるからだ、今は皆は自殺していないし、まだこの形のままでいいんじゃないかと思っている」
キノ「そうですか、本当にありがとうございます、では」
黒服「ちょ!ちょっとまってくれ!」
黒服の呼び止める声にキノは立ち止まり、振り返る、その目の前には、顔すらも覆っていた黒服を脱ぎ、色白をすぎてもはや真っ青な顔になってしまっている彼が立っていた
黒服「答えてくれ!俺は!間違ってしまっているのか!?人が死んでも!催眠をとくべきなのか!?」
キノは、その男の問いに答えることなく、その場を立ち去っていった
キノ「そうですか、本当にありがとうございます、では」
黒服「ちょ!ちょっとまってくれ!」
黒服の呼び止める声にキノは立ち止まり、振り返る、その目の前には、顔すらも覆っていた黒服を脱ぎ、色白をすぎてもはや真っ青な顔になってしまっている彼が立っていた
黒服「答えてくれ!俺は!間違ってしまっているのか!?人が死んでも!催眠をとくべきなのか!?」
キノは、その男の問いに答えることなく、その場を立ち去っていった
次の日、キノがシャワーを浴びている時、突然にとんでもなく大きな音が鳴った
キノはその音を聞いた瞬間に防音ガラスを閉め、あらかじめ買っておいた耳栓をはめながた
エルメス「ひゃあ凄い音!体がぶるぶる震えて気持ち悪いよ!」
キノ「……音が止んだら教えて、外に行こう」
エルメス「おっけーって、キノ耳栓してるじゃん!どうやって伝えたらいいの!?」
キノ「……」
エルメス「……ねえ!キノったら!聞いてよ!」
キノはその音を聞いた瞬間に防音ガラスを閉め、あらかじめ買っておいた耳栓をはめながた
エルメス「ひゃあ凄い音!体がぶるぶる震えて気持ち悪いよ!」
キノ「……音が止んだら教えて、外に行こう」
エルメス「おっけーって、キノ耳栓してるじゃん!どうやって伝えたらいいの!?」
キノ「……」
エルメス「……ねえ!キノったら!聞いてよ!」
>>60
あらかじめ買って置いた耳栓をはめた
あらかじめ買って置いた耳栓をはめた
ようやくキノがエルメスの言いたいことに気がついて、耳栓を外した時には、すっかり音は止んでいた
キノ「さあ、外に行くよ」
エルメス「ああうん、まったく物好きだなあ」
外に出たキノたちをみてキノたちを探していた黒服が駆け寄ってきた
黒服「旅人さん!俺やったよ!催眠を全部解いてやった!それなのに自殺は起きない!俺はやったんだ!」
キノ「おめでとうございます、どのような催眠解除をしたんですか?」
黒服「簡単だよ!大切な人がいないから自殺して、いると思いこんでるから狂うのなら!大切な人を頭から消去してしまえばよかったんだ!そうすれば誰も死ななくなる!」
キノ「そうですか、どうやってこんなに早くここにきたのですか?」
男「ああ!そんなことか!簡単だよ!スイッチを入れてオートで電源が落ちるようにしたんだ!旅人さんに早くしらせたくてね!」
キノ「さあ、外に行くよ」
エルメス「ああうん、まったく物好きだなあ」
外に出たキノたちをみてキノたちを探していた黒服が駆け寄ってきた
黒服「旅人さん!俺やったよ!催眠を全部解いてやった!それなのに自殺は起きない!俺はやったんだ!」
キノ「おめでとうございます、どのような催眠解除をしたんですか?」
黒服「簡単だよ!大切な人がいないから自殺して、いると思いこんでるから狂うのなら!大切な人を頭から消去してしまえばよかったんだ!そうすれば誰も死ななくなる!」
キノ「そうですか、どうやってこんなに早くここにきたのですか?」
男「ああ!そんなことか!簡単だよ!スイッチを入れてオートで電源が落ちるようにしたんだ!旅人さんに早くしらせたくてね!」
黒服「そうだ!俺はやったんだ!そうだ!研究仲間にも会いにいくか!……あれ?名前をド忘れしたな、じゃあ母さんだ!……あれ?かあさんって…………………………」
キノ「どうしました?」
黒服「あれ?なんでだ?おかしいな?あれれれれ?なんだ?……………………」
キノが言葉を出そうとした瞬間、黒服は突然青い顔を上げた、目の焦点が合っていなかった
黒服「お前誰だよ」
そう言うと、黒服は走ってどこかに去っていった
キノ「どうしました?」
黒服「あれ?なんでだ?おかしいな?あれれれれ?なんだ?……………………」
キノが言葉を出そうとした瞬間、黒服は突然青い顔を上げた、目の焦点が合っていなかった
黒服「お前誰だよ」
そう言うと、黒服は走ってどこかに去っていった
エルメス「さて、大変な事になっちゃったけど、どうする?」
キノ「当然もう出国するよ、このままこの国にいたら、多分ロクな事にならない」
エルメス「そうかい、まあ残念だったね」
キノ「何が?」
エルメス「本物の黄泉の国じゃなくて」
キノ「……いや」
エルメス「へ?」
キノは全く物音がしない賑わっている町を見ながら言った
キノ「ここは多分、本物の黄泉の国以上に黄泉の国だったと思うよ」
キノ「当然もう出国するよ、このままこの国にいたら、多分ロクな事にならない」
エルメス「そうかい、まあ残念だったね」
キノ「何が?」
エルメス「本物の黄泉の国じゃなくて」
キノ「……いや」
エルメス「へ?」
キノは全く物音がしない賑わっている町を見ながら言った
キノ「ここは多分、本物の黄泉の国以上に黄泉の国だったと思うよ」
寝れないし
>>72の国
>>72の国
緑の絨毯の中に少し荒れが見え始めた、そんな道を一台のモトラド(二輪車、空を飛ばない物だけを指す)が走っていた
荷台の上には前の国であふれるほど手に入れた食料と宝石が乗っている
その持ち主の一五、六歳くらいの髪の短い人間は、目の前にある新しい国の説明を相棒のモトラドに話していた
キノ「うん、噂話の国のおじさんの話だと、この国は運が悪いと入れないかもしれない国なんだってさ」
エルメス「入国審査とかじゃなくて運?どういうこと?」
キノ「さあ?よくわからないけど、いってみる価値はありそうだ」
そう言いながらモトラドを停止させたキノは、笑顔でこちらに向かってくる
キノ「すいません、3日間の滞在をしたいのですが、大丈夫ですか?」
兵士「はい、大丈夫ですよ!それにしてもよかったですね!」
キノ「よかったとは?」
兵士「今日の運命では国に入ってくるのは3人までとなってましたから、それ以上の入国はお断りしてるんです、旅人さんでちょうど3人目ですよ」
荷台の上には前の国であふれるほど手に入れた食料と宝石が乗っている
その持ち主の一五、六歳くらいの髪の短い人間は、目の前にある新しい国の説明を相棒のモトラドに話していた
キノ「うん、噂話の国のおじさんの話だと、この国は運が悪いと入れないかもしれない国なんだってさ」
エルメス「入国審査とかじゃなくて運?どういうこと?」
キノ「さあ?よくわからないけど、いってみる価値はありそうだ」
そう言いながらモトラドを停止させたキノは、笑顔でこちらに向かってくる
キノ「すいません、3日間の滞在をしたいのですが、大丈夫ですか?」
兵士「はい、大丈夫ですよ!それにしてもよかったですね!」
キノ「よかったとは?」
兵士「今日の運命では国に入ってくるのは3人までとなってましたから、それ以上の入国はお断りしてるんです、旅人さんでちょうど3人目ですよ」
国の空気はまさに特筆すべきものがないと言うような平凡が、集まったような感じだった
入国したキノは、まず最初に前の国で手に入れた宝石を売ろうと道具屋によった
キノ「すいません、宝石を売りたいのですが」
道具屋「あー、宝石?ダメダメ、今日の運命じゃ宝石は買っちゃダメになってんだよ」
キノ「なら、携帯食料とパースエイダーの球を売って欲しいのですが」
道具屋「携帯食料は売れるけど、パースエイダーの球はダメだね、明日は運命が巡り会う日だから明日きなさい」
キノ「……すいません、運命ってなんですか?」
道具屋の主人はプッと少し笑うと言い出した
「あー、お前ヨソか、よし、なら運命の出会いだ、教えてやろう」
入国したキノは、まず最初に前の国で手に入れた宝石を売ろうと道具屋によった
キノ「すいません、宝石を売りたいのですが」
道具屋「あー、宝石?ダメダメ、今日の運命じゃ宝石は買っちゃダメになってんだよ」
キノ「なら、携帯食料とパースエイダーの球を売って欲しいのですが」
道具屋「携帯食料は売れるけど、パースエイダーの球はダメだね、明日は運命が巡り会う日だから明日きなさい」
キノ「……すいません、運命ってなんですか?」
道具屋の主人はプッと少し笑うと言い出した
「あー、お前ヨソか、よし、なら運命の出会いだ、教えてやろう」
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