元スレ健夜「私まだ若いけど結婚を意識する年齢なのかな?私まだ若いけど」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
352 = 297 :
会場
純「え…っと、それじゃあ今度は、一発芸その12-。手を使わずに耳をヒクヒクさせます」
純「…」ヒクヒク
純「…以上でしたー」
シーーーーン
純(泣きたい)
純「で、では次の一発芸ー…あー…左の人差し指の第一関節だけを曲げます」
純「…」クイッ
純「…」
シーーーーーーーーーン
純(国広君早く帰って来てくれーーーーーーーーーー!!!)
純「では、次ー…えーっと…」
ハギヨシ「これは…予想以上に…」
一「冷え冷えだね…もう夏だっていうのに冷やしとーかさえ凍死しそうなこの会場の惨状を見てよ」
純「お前ら!!」
354 = 312 :
純くん…………
355 :
純くん
脱げばいいんだよ
356 = 297 :
一「もう!純君の馬鹿!なんで温めておいてって言ったのにこんな有様なのさ!これじゃあイベント時間ずらした方が良かったよ!」
純「うるせえ!俺これでも頑張ったんだからな!?一生分の一発芸もうやったぞ!」
一「絵でも描いて当てっこゲームでもすればそれ一つでドッカンドッカン受けたはずなのに!」
純「俺に晒し者になれって!?」
一「今とどう違うんだよ!」
一純「「ぐぬぬぬぬ…」」
ハギヨシ「まあまあ。ここでそんな不毛な話をしても仕方ないでしょう。それより国広さん。本来のイベントはどのような?」
一「うーん…この会場の冷えっぷりだとなー…」
純「チクチク攻撃してきやがって。もういいよ俺が悪かったから…」ハァ
ハギヨシ「さて、どうしたものか…」
一「うーん…こうなったら一か八かやるしかないかなー」
純「やるって、何を」
一「…うん。やろう」コンコン
純「ん?さっきの…でっかい箱?」
一「はーい。皆さんご注目ー。すみません寒い中。これ終わったらあったかい飲み物でも用意させますので」
357 = 297 :
限界なので寝るます
359 = 297 :
その頃、休憩用の部屋の一室
理沙「くぅくぅくぅ…」
理沙「ん…」モゾッ
理沙「ううん…」モゾモゾ
理沙「…ふあ」
理沙「…」パチ
理沙「ねむねむ…」コシコシ
理沙「…?」キョトン
理沙「…」キョロキョロ
理沙「…みんな?」
理沙「どこ」
理沙「…」ウルッ
理沙「みんな!」
理沙「どこ!」 =3
理沙「探す!!」 =3
360 :
のよりんかわいい
363 :
ほ
364 = 353 :
のよりん迷子フラグたったな
366 = 353 :
ほ
372 :
ツェッペリン
374 = 353 :
ほ
375 = 351 :
(⌒)_ _(⌒)
(⌒ ) -‐…‐- ( ⌒)
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ニニニニニ二|/二\|/ニニ\!ニニニニ
376 = 312 :
ほむ
377 = 373 :
ハッヤリーン
379 :
シクシクシク
理沙「?」
理沙「泣き声?」ソーッ
衣「うううー。衣は認めないぞー!ハギヨシの裏切り者めー!」シクシク
透華「いい加減に認めてあげなさいな衣」ナデナデ
智紀「何も萩原さんが仕事を辞める訳ではない」ナデナデ
衣「二人で寄ってたかって撫でるなー!」
透華「…」ナデナデ
智紀「…」ナデナデ
理沙「?」キョトン
380 = 379 :
はやり「まあいいや。それじゃあそろそろ私達も会場に戻ろうか」ニューン
咏「そっすね」プニプニ
良子「了解」モミモミ
健夜(みんなで寄ってたかって人のほっぺたいじくり回して…)ヒリヒリ
はやり「さっき会場出る前に何かイベント始まりそうだったし、実はちょっと気になってたんだー☆」
咏「んじゃとっとと戻りましょー」
381 = 379 :
一「国広一の手品ショー。こちらのおっきい箱の中には…」
ハギヨシ「…」
一「みなさん何が入っていると思いますー?」
一「うーん。色々聞こえて来ましたが、皆さん残念!正解はこの中にはありませんねー」
ハギヨシ「…」
一「それじゃあもう一人くらい聞いてみましょうか!おっ!丁度良いところにイケメン発見!そこの執事のお兄さん!この箱の中身…なんだと思います?」
ハギヨシ「…知りませんよ」
一「もー!それじゃあお遊びにもならないじゃないか!ダメ元でもちゃんと答えてよ!」
ハギヨシ「…その大きさなら、人でも入っているのではないですか?」
一「はい、残念不正解~~~~!!」ニコニコ
ハギヨシ「…」
一「正解はーーーー…」
382 :
なにが入ってるんだ?
383 = 379 :
はやり「あ。ちょうどやってる」
咏「ほんとだ。あの箱の中何入ってるんすかね」
良子「手品ですか。うーん、箱の中身はなんでしょう」
健夜「…」
一「カツ丼でしたーーーーー」カパッ
はやり「ずこー☆」
咏「散々引っ張ってそのオチかい」
良子「信じられません」
健夜(あれ?何か嫌な予感が…)
ハギヨシ「…」ピクッ
一「いひひひ…」ニヤニヤ
ハギヨシ「国広さん。貴女まさか…」
一「因みに萩原さん、このパーティーの趣旨覚えてるよね?」
ハギヨシ「…ええ。把握しております」
384 = 382 :
まさかハブられたカツ丼プロ……?
385 = 379 :
ハギヨシ「このイベントに関して私が把握していなかった事といえば、このイベントに関してだけ、というくらいに把握しきっているつもりでしたが…」
一「なんだかごめんね?だけど、これくらいやらなきゃ萩原さん踏ん切り付かないかもだし」
ハギヨシ「…」
一「はい!そしてこのカツ丼がどうなるかというとですね~~~~~~!」
靖子「ああ、なんだかいい匂いがするなぁ」クンクン
一「はい!国広マジックー!なんとあの藤田靖子選手が来てくれましたーーーーーーーー!!拍手ーーーー!!!」
はやり「靖子ちゃん!?」
良子「なんであの人が…」
咏「カツ丼の匂いで召喚されたか」
健夜「あれ~~~~?」
386 = 351 :
387 :
>>386
牌投げつけたい
388 = 379 :
衣「ううううー!それもなんでよりによって…」イジイジイジ
透華「いいじゃないですか知らない仲でも無いんですし」ナデナデ
智紀「それに、前々から衣が望むなら養子に来いって言ってくれてる」ナデナデ
衣「あんなゴミプロなんかに~~~~~~~~~~~!!」ウガーーーーーー!!
一「彼女にね。相談されたんだ」ヒソヒソ
ハギヨシ「相談…ですか」
一「何時まで経ってもプロポーズしてくれないって」ヒソヒソ
ハギヨシ「…」
一「だから、透華の提案でね?ならいっそ逃げ場の無い状況を作って逆にプロポーズしてしまいましょうって」ヒソヒソ
ハギヨシ「ですが、衣様が…」
一「そっちの方は今透華達が説得してるから」
ハギヨシ「…」
一「なんだったら、いっそホントに養子にしてみる?」ニヒッ
ハギヨシ「…はぁ」
389 = 379 :
靖子「やあ。昨晩ぶりだね」スッ
ハギヨシ「…どうも。靖子さん」
靖子「というわけなのだが」
ハギヨシ「…まさか黙ってこんな事を企んでらしたとは。脱帽です」
靖子「ふふ。お前を出し抜いてみたかったんだよ」
ハギヨシ「我が恋人ながら恐ろしいことで」
靖子「御し難い女は嫌いか?」
ハギヨシ「いえ…他ならぬ貴女ならそれも一興」
靖子「なら良かった。執事さん、この後ダンスパーティーになるらしいので、一曲踊ってはくれまいか」
ハギヨシ「わかりました。喜んで、お嬢さん」クスッ
はやり「…」
咏「…」
良子「…」
健夜「なにこれ」
390 = 382 :
うわああああああああああああああああああああああ
391 :
カツ丼さんに負けたのか……えっと、ドンマイ
392 = 387 :
地域密着型ゴミプロ雀士は一味違うな
393 = 379 :
靖子「他の許しは全て得た。あとは衣の許しが出たら結婚しよう」
ハギヨシ「是非もありません」
一「はい!ここでカップルが一組成立しましたー!拍手ーーーーーー!!」
一「まあ、最初から付き合ってたのは僕らも知ってたんですけどねー。ほら、正式に婚約って意味で」
ワーーーーーーーーーーーー!!!
はやり「…」
咏「…」
良子「…」
健夜「…」
理沙「みんな」ヒョコッ
良子「あ。野依さん」
理沙「どしたの?」キョトン
咏「…」
はやり「…」
健夜「…」
394 :
カツ丼にだけは勝てると思ってたなこれ
395 = 379 :
健夜「」ガクガクガク
咏「うわっ!?小鍛治さんが一人だけ地震起きてるみたいに揺れ始めた!?」
良子「エクソシストっていう映画でこれ見ました」
はやり「ふひっ!ふひひ。ふはふほほふふっへうふほあふはうsでゅあふほえ」
咏「こっちも壊れた!?」
理沙「二人、怖い!」 =3
はやり「え?なにこれ?これってつまりそういうわけ?このパーティ自体、本当の目的は靖子ちゃんとあの執事さんをくっ付けるのが趣旨だったわけ?」
良子「しかもサプライズです」
咏「元から恋人っぽい発言もしてましたねー」
健夜「そ、それじゃあさっきの私のアレは本当にからかわれただけ…」
良子「…っぽいです」
健夜「」パクパクパク
理沙「小鍛治さん酸欠?金魚!」 =3
咏「あ~…窒息しそうな表情ではある」
はやり「な、納得いか~~~~~~ん!」
396 = 353 :
まさかのカツ丼さん大勝利
397 :
ひ、引く手数多なのに皆が気づいてないだけだよきっと……
398 = 379 :
良子「おや。シックな音楽が流れて来ましたよ?」
咏「さっき言ってたな。ダンスの時間だ」
良子「次々と男女が手を取り合って踊り始めていますね」
咏「ちょっと一般人には敷居高くね?あー…でも金持ち主催だったな。その辺の感覚ずれてそう」
理沙「踊り!?出来ない!」 =3
良子「いいんですよ。適当な振り付けしてれば」
咏「どーすっかねー。適当な余ってる男見つけて踊ってもらいます?瑞原さん、小鍛治さ…」
はやり「ええじゃないかええじゃないか~。それそれそれそれ~」
健夜「鰊来たかとたかとカモメに問えば~」
咏「嫌がらせのように珍妙な踊り始めやがった…」
良子「でもちょっと面白そうです」
理沙「踊り知ってるの思い出した!」
良子「おや。野依プロ。どんな?」
理沙「ジェンカ!」
良子「…そういえば学生時代やった記憶があります」
399 = 379 :
理沙「やる!肩!」 =3
良子「あ、はい…」
理沙良子「「」」ピョン ピョン
咏「カオス…」
良子「中々楽しいですよこれ!三尋木プロもどうです!?」ピョン ピョン
咏「う~ん…」チラッ
咏(普通の男女は見様見真似でもフォークダンスっぽいのしてるのに…)チラッ
はやり「ラジオ体操第2ー!」
健夜「まずは足を開いて深呼吸ー」
理沙良子「「~♪」」ピョン ピョン
咏(ダメだこれ)ガックシ
恒子「あちゃ~…やっちゃったねこれ」コソコソ
咏「え?こーこちゃん!?」
恒子「やっほー」ピース
咏「な、なななな、なんでこーこちゃんが。週末は仕事っつってたじゃんか…」
400 = 379 :
恒子「あ~…うん。言い難いけど、仕事で来てましゅ」
咏「仕事…?」ピクッ
恒子「うん。えっとね?つまりね?今度の番組のスポンサーの龍門渕家の当主さんがね?」
咏「…」
恒子「煮え切らない自分とこの執事さんと、地元のスターの一人である藤田靖子選手の婚約を、さっさと外堀埋めて成立させたかったんだって」
咏「…っていうと…」
恒子「本人同士はもう愛し合ってるの確定だから?誤魔化したりお茶濁したりし切れない状況のセッティングに腐心して…なんとパーティー開いてテレビまで呼んじゃいましたー」
咏「待て」
恒子「ちなみに生放送。パーティ自体は正規のものだから、みんなはちゃんと良いパートナー探してくれてれば良かったんだけどねぇ~…」
咏「待て。待て待て待て待て待て待て」
恒子「…」
咏「どこからだ」
恒子「…あ、あは…」
咏「どっから放送してやがった」ズイッ
恒子「…」
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