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    元スレ健夜「私まだ若いけど結婚を意識する年齢なのかな?私まだ若いけど」

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    1 :

    恒子「急にどったのすこやん」

    健夜「いや、この間雑誌読んでたらそんな電波に見舞われまして」

    恒子「なんの雑誌?」

    健夜「ゼクシィ」

    恒子「…」

    健夜「…」

    恒子「…すこやん今27だっけ」

    健夜「はい」

    恒子「…確かにそろそろ考えた方がいいかもねぇ」

    健夜「はい」

    恒子「ちなみに当てはあんの?」

    健夜「いいえ」

    恒子「…」

    健夜「近所に住んでて幼い頃から面倒を見てくれる優しいお兄さんもやんちゃだけど憎めないツンデレな幼馴染も私の事お姉さんお姉さんって慕ってくれる可愛い弟分も
        スポーツ万能で日陰者な女の子あこの場合私のことねにも別け隔てなく接してくれる爽やかなイケメンクラスメイトも私の人生の道程には転がっておりませんでしたので」

    恒子「…」

    2 :

    結婚を諦め始める年齢でもある

    4 :

    健夜「結婚したい」

    恒子「ついにぶっちゃけたねぇ」

    健夜「結婚したいです」

    恒子「…」

    健夜「福与アナ。結婚が…したいです……」

    恒子「私にどうして欲しいってのさ」

    健夜「こーこちゃん局でも売り出し中のアナウンサーでしょ?その、さ?芸能人とかでもお知り合いいっぱいいそうだし…あの」モゴモゴ

    恒子「うん、まあそれなりには」

    健夜「もしも普段から私を弄って遊んでいることに対して多少なりとも罪悪感とかそういった感じのものを覚えていらっしゃるようなら、どなたか手頃なイケメンを紹介していただけないものかと」

    恒子「あちゃー。罪悪感とか感じたことないわ」

    健夜「あれだけやっといて感じた事ないの!?」

    恒子「それにすこやんを紹介って話でしょ?」

    健夜「そ、そうだよ…そうです」

    恒子「ちょっと私の知り合いにすこやんに紹介できるような人物は思い浮かばないな~」

    健夜「ひどっ!?」

    5 :

    嫉妬こーこちゃんはよ

    6 = 4 :

    恒子「だってすこやん、ちょっと考えてみてよ?」

    健夜「な~に?」

    恒子「確かに私の知り合いに恋人募集中な男の人は何人かいるよ?」

    健夜「うん…」

    恒子「その中にはすこやんと同年代とか、年下くらいのイケメンだって結構いる。ジャニーズだってねー」

    健夜「いいじゃん!」

    恒子「ま、何人かは私に気があるっぽくてモーションかけてきてうざったい奴もいるんだけど~」

    健夜(羨ましくて憤死しそう)

    恒子「でも、所詮新人アナの私の知り合いなんて、そんな大成功したって感じの人は居ないよ?年収だってそんなだし」

    健夜「いいよ!お金ならあるよ嫌味な話!」

    恒子「だからダメなんじゃん」

    健夜「へ?」

    恒子「まだ駆け出しとか、中堅クラスの芸能人がさ?天下の小鍛治健夜とだよ?結婚を前提にお付き合いって、そりゃ~気が引けるでしょ」

    健夜「なんで」

    恒子「彼女に大~~きく収入や社会的地位で水空けられてさ、芸能人なんてやってる男連中の無駄にプライドはボロボロ。いざ付き合っても口喧嘩の末DVとかに発展しちゃったりなんかして」

    7 :

    健夜「なんで」

    9 :

    せやろか?

    10 :

    せやで

    11 :

    結婚を前提にすこやんのヒモになりたい

    12 = 4 :

    健夜「…」

    恒子「そういう意味で私としては芸能人は論外。もう一回言うけど、連中無駄にプライド高いから。最低でもそういうの気にしないか、能力・収入的にもすこやんにちゃんと釣り合う人とお付き合いして欲しいかなー」

    健夜「年下のくせに!年下のくせに!なんて大人っぽい意見!くそう自分は野球選手とか捕まえて将来安泰そうな職業のくせに!」

    恒子「私は一般人もいいと思うよ?いつも見に来てくれるファンで良さそうな人とかいないわけ?」

    健夜「私のファン、ご老人とお子さんばっかりで…」

    恒子「地方クラブだしね~」

    健夜「うう…優しくてイケメン高身長家事万能高収入家柄良しとか贅沢言わないからせめて男の人と知り合いたい…」

    恒子「結構理想高いねぇ」

    健夜「せめて死ぬ前に男の人と手くらい繋ぎたい」

    恒子「いきなり低くなった!?」

    健夜「もう死にたいよ、こーこちゃん…」

    恒子「ダウナー系だなぁ…」

    13 = 9 :

    すっこやーん

    14 :

    >健夜「私のファン、ご老人とお子さんばっかりで…」
    >お子さん

    逆光源氏計画発動よすこやん

    15 :

    俺のここ空いてますよ

    16 = 4 :

    恒子「っていうか、すこやん今まで彼氏とかいた時無いの?」

    健夜「私なんかにそんなものいた事あると思う?学生時代はお父さんと学校の先生以外の男の人と喋った記憶すら曖昧だよ…」

    恒子「すこやん結構可愛いと思うんだけどな~」

    健夜「またそうやって嘘吐いて!今度は何が狙いなの!?もしかしてビデオ回してる!?」

    恒子「そしてこの被害妄想…」

    健夜「がるるるる」

    恒子「仕方ないなぁ…」ゴソゴソ

    健夜「?」

    恒子「えーっと…確か」

    健夜「こーこちゃん何してるの?」

    恒子「お。あったあった、ハイこれ」スッ

    健夜「なにこれ…チケット?なんの?」

    恒子「街コンだよー」

    健夜「街…コン…?」

    恒子「出会い、欲しいんでしょ?」

    17 = 4 :

    健夜「え…」

    恒子「なんで引くの」

    健夜「でも、街コンって、あれでしょ?普段の生活でモテない負け組男女が一縷の望みをかけて行くっていう…」

    恒子「偏見!?」

    健夜「それに、私そこまで必死に見られたくないっていうか…」

    恒子「この期に及んで見栄っ張り!?」

    健夜「とにかく、こういうのは私にはまだちょっと早いかなーって…」

    恒子「すこやん駄目だよそういうの!?」

    健夜「え~…」

    恒子「え~じゃないって!そういうこと言ってるから出会いをみすみす逃すんだよ!」

    健夜「でも…」

    恒子「でもじゃない~~~~!」

    健夜「う~ん…」

    恒子「とにかく!結婚とまでいかなくてもいいから!本気で彼氏欲しいって思ってるんなら、一回行ってみるくらいしなさい!」

    健夜「まあ、こーこちゃんがそこまで言うなら…ほんと私にはまだ早いと思うんだけどね」

    19 = 4 :

    恒子「それでよし!」

    健夜「予定日は今度の週末かー。リーグ戦中断期間だから行けるね。場所は…長野?遠いなぁ」

    恒子「どーせすこやんのことだから、あんま近場だと恥のかき捨て出来ないでしょ。会場で壁の花になってないでちゃんと弾けろよ?」

    健夜「ところで、なんでこーこちゃんこんなの持ってるの?」

    恒子「あー。それ、今度の番組…ゲフン」

    健夜「…?」

    恒子「ゲホッゴホッケホッオッホンウェーッホ!!」

    健夜「こーこちゃん?」

    恒子「ご、ごん゙ど…ウオッホン。今度の番組のスポンサーの人が主催でね。もし良かったらって何枚か貰ったんだ」

    健夜「そうなの?じゃあこーこちゃんも…」

    恒子「いやぁ、そうもいかないんだよ。私は今度の週末仕事だしねー」

    健夜「そうなんだ…」

    恒子「それに、今思い出したけど別口ですこやんと同じ悩み抱えてる知り合いがいたの思い出したからね」

    健夜「そうなの?」

    恒子「うん。だから、残りのチケットはその人達にあげようかなって」

    20 :

    はっやりーん

    21 = 14 :

    長野ということは藤田プロか

    22 = 9 :

    醜い足の引っ張り合いの予感

    23 = 4 :

    健夜「そっかー」

    恒子「だから、私が居なくてもちゃんと頑張るんだぞ?すこやん」

    健夜「うん…わかった。やってみるよ」

    恒子「よっし!」

    健夜「うん、そうだよね。行動しないと何も始まらないもんね。ありがとうこーこちゃん。相談してよかった」

    恒子「あはは…それじゃあ私、そろそろ行くね」

    健夜「え?もう?」

    恒子「うん。一刻も早くあの子らの予定抑えとかないと。差支え出るから」

    健夜「そっか。じゃあまたね」

    恒子「ばいば~~~い」



    健夜「…」

    健夜「…ふう」

    健夜「…今度の週末、かぁ」

    健夜「…」

    25 = 4 :

    健夜「…」チラッ

    健夜(…鏡の中の私は、相変わらず景気悪そうな顔をしている)

    健夜(こーこちゃんみたいに明るくて表情豊かなら男の人にもモテるのかなぁ)

    健夜「…」

    健夜「…」グギッ

    健夜「…」

    健夜(…笑ったはずなのに、鏡の前にはなんか引き攣った表情の私がいらっしゃいました)

    健夜「…」クシクシ

    健夜(髪も切らなきゃな。美容院予約しないと)

    健夜「服装は自由…か」

    健夜(…あと、晒し者にならないように、せめてめいっぱいお洒落して行こう)

    健夜「ちょっと小奇麗な私服でいいよね?タンスに何かあったかなぁ…」ゴソゴソ

    健夜(…っていうか、最後に洋服買ったのいつだっけ)

    健夜「…」

    健夜「…おかーーーーさーーーーん!!!!私のワンピースどこーーーーーーー!!?」

    27 :

    駄目だこのアラフォー
    俺が幸せにするしかないな

    28 :

    同世代の一般人ここにいますよ?
    あっイケメンじゃなかった

    29 = 9 :

    これはダメなアラフォー

    30 = 15 :

    お母さん「本棚にしまってあるでしょー!」

    31 :

    百合薔薇京太郎オリキャラマジキチのどのジャンルなのかが問題だ

    32 :

    すこやんって後藤(弱)だったっけ?

    33 :

    優しくてイケメン高身長家事万能高収入家柄良し
    ハギヨシくらいしか思いうかばねぇ

    34 = 27 :

    咲パパってまだ離婚してないんだっけ?

    35 :

    咲パパって隠し子いそうなくらい下半身がだらしなさそうな雰囲気あるよね

    36 = 4 :

    パーティー当日

    健夜(そして当日。何故か私は、リクルートスーツに身を包み街コン会場の前におります)

    健夜(お母さんに服装を相談したところ、母曰く「あんた、こういう場で本当に私服で行ったら周りはちゃんとした服装ばっかりで恥かくよ!」との説得を受けまして)

    健夜(じゃあどういう服でいけば良いの!?と若干興奮気味に尋ねたところ、フォーマルな服装で行くように説得を受けたわけです)

    健夜(でも私が持ってるフォーマルな服装なんて、一応プロになれなかった時用にって学生時代にあつらえたこのスーツだけだし)

    健夜(新しいの買おうとしたらお母さんに勿体無いって怒られたし)

    健夜(出発前にお母さんに見て貰ったらなんか新入社員みたいって言われました)

    健夜(で、ずっと違和感を覚えながらも時間もないしって事で電車に乗ってはるばる長野までやってきたわけですが…)チラッ


    「いやぁ奇遇だねぃ~。まさか小鍛治プロまでここに居るとは」カラカラ (いつもよりちょっと派手な着物)

    良子「ども。お久しぶりです小鍛治プロ」ペコリ (いつものスーツ)

    理沙「知り合い!」=3 (ワンピース)


    健夜(死にたい)

    37 = 35 :

    咏ちゃんや理沙ちゃんが売れ残るわけないだろ

    38 = 32 :

    すこやん噛ませやないか!

    39 = 9 :

    かいのーたそ~

    40 :

    母が全ての元凶か

    41 :

    おかしい……売れ残りツートップのキツいプロがいない

    42 = 35 :

    >>41
    はやりんが男なんてあさるわけないだろ!

    43 = 33 :

    >>41
    売れ残りのキツイプロが男漁りしていたらシャレにならないキツさがあるだろ!

    44 :

    咏たそ戒能プロが来るとかアレか、祭りのひも引くクジで絶対当たらないようになってる見せ賞品みたいなのか

    45 = 4 :

    健夜(なんでみんなこんなに自然体なの…)

    健夜(野依プロ、ワンピースだし。全然違和感ないし。そもそも他の参加者もみんなこんな感じだし)

    健夜(おかあさんに騙された泣きたい)ギリギリギリ

    健夜(あと、三尋木プロと良子ちゃんずるい。フォーマル着なのに普段使いしてるから違和感ないし会場で良い意味で目立ってるし)

    はやり「あっ!すこやんだ、ひさしぶりだね~☆」

    健夜「あ、その声は瑞原プ…!!?」

    はやり「今日は目一杯楽しもうね!」 (背中のぱっくり割れた、スリットの深いイブニングドレスで脚強調。胸元も開いてがっつり強調)

    健夜(……この人だけなんか違う!?)

    はやり「いやぁ、福与アナがチケットの処分に困ってたらしくて☆それに私今日暇だったし、仕方ないから来たんだよ~。私今日すっごく暇だったし☆」

    はやり「あと、街コンってあんまり聞いたこと無いイベントだったし?どういうものなのか一回くらい体験してみてもいいかなーって☆」

    はやり「ほ、ほら!人生何事も経験っていうじゃない!?男の人に飢えてるとかそういうのじゃないけど、ほら、でも人生において一回くらいはこういうイベントに参加するのもありかなーって。消極的参加だけど!!」

    健夜(聞いてないのになにかの弁解を始めた!?)

    はやり「いやあ、本当にね~!福与アナにも困ったもんだよね~☆私暇だったからあんまり着たくなかったのに来ちゃったけど!!」

    健夜(しかも同じ話題を繰り返している!?)

    46 :

    >>41
    はやりんは田村ゆかりポジだから……

    47 :

    やっぱりいたじゃないですか!やったー!

    50 = 41 :

    いたよ、やっぱりいたよ!


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