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元スレエレン「なぁ……なんであの時芋を食べたんだ?」サシャ「あの時?」
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エレン「なぁ…、前から聞きたかったんだけど」
サシャ「……?なんですか?エレン」
エレン「なんでお前あの時……、芋食ってたんだ?」
サシャ「……?いつの話ですか?」
エレン「あれだよ、入団した時のだよ」
サシャ「あぁ、蒸かした芋のことですね?……で、それがなにか?」
エレン「なんであの時食べてたんだよって話」
サシャ「えっとですねー、確かあの時は……そうだ!教官の話が長かったんですよ!」
エレン「なんでそれで芋を食うって思考になるんだよ……」
サシャ「……?なんですか?エレン」
エレン「なんでお前あの時……、芋食ってたんだ?」
サシャ「……?いつの話ですか?」
エレン「あれだよ、入団した時のだよ」
サシャ「あぁ、蒸かした芋のことですね?……で、それがなにか?」
エレン「なんであの時食べてたんだよって話」
サシャ「えっとですねー、確かあの時は……そうだ!教官の話が長かったんですよ!」
エレン「なんでそれで芋を食うって思考になるんだよ……」
サシャ「いや、私あの集会の前にですね、偶然調理場で蒸かし芋を見つけたんですよ」
エレン「…………」
サシャ「これは食べるしかない!って思ったんですけど、時間も迫ってきてたんで、とりあえず一個だけポケットに入れて持ってきたんです」
エレン「蒸かし芋を……?」
サシャ「ふかし芋を」
サシャ「本当は宿舎に戻ってからパンといっしょに食べようと思ってたんです、でも教官の話が予想以上に長くて冷めると思ったんですよ」
エレン「だからあの時に食べたのか?」
サシャ「はい。我慢できませんでした。」
エレン「…………」
サシャ「これは食べるしかない!って思ったんですけど、時間も迫ってきてたんで、とりあえず一個だけポケットに入れて持ってきたんです」
エレン「蒸かし芋を……?」
サシャ「ふかし芋を」
サシャ「本当は宿舎に戻ってからパンといっしょに食べようと思ってたんです、でも教官の話が予想以上に長くて冷めると思ったんですよ」
エレン「だからあの時に食べたのか?」
サシャ「はい。我慢できませんでした。」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
キース「貴様が右手に持っているものはなんだ?」
サシャ「蒸かした芋です!調理場に丁度頃合の物があったのでつい!」
キース「貴様……盗んだのか……、なぜだ……なぜ今芋を食べだした……?」
サシャ「……冷めてしまっては元も子もないので……今食べるべきだと判断しました」
キース「……!?……イヤ……わからんな。何故貴様は芋をたべた?」
サシャ「……?……それは……なにゆえ人は芋を食べるのかという話でしょうか?」
コニー「………………」
エルベルト「…………」
ジャン「………………」
キース「………………」
キース「貴様が右手に持っているものはなんだ?」
サシャ「蒸かした芋です!調理場に丁度頃合の物があったのでつい!」
キース「貴様……盗んだのか……、なぜだ……なぜ今芋を食べだした……?」
サシャ「……冷めてしまっては元も子もないので……今食べるべきだと判断しました」
キース「……!?……イヤ……わからんな。何故貴様は芋をたべた?」
サシャ「……?……それは……なにゆえ人は芋を食べるのかという話でしょうか?」
コニー「………………」
エルベルト「…………」
ジャン「………………」
キース「………………」
サシャ「…………?」
サシャ「(何故黙っているんだろう……、え?私何か間違えました?)」
キース「……………………」
サシャ「(でも、ちゃんと質問には答えられたし、間違ってないと思うんですけど……)」
キース「……………………」
サシャ「……………………あっ!」
キース「……!」
サシャ「(そういうことですか……、……………ネチネチ……ネチネチと……言いたいことがあるならひと思いに言えってんですよ……)」 チッ
サシャ「(何故黙っているんだろう……、え?私何か間違えました?)」
キース「……………………」
サシャ「(でも、ちゃんと質問には答えられたし、間違ってないと思うんですけど……)」
キース「……………………」
サシャ「……………………あっ!」
キース「……!」
サシャ「(そういうことですか……、……………ネチネチ……ネチネチと……言いたいことがあるならひと思いに言えってんですよ……)」 チッ
キース「…………」
サシャ「…………ズワッ………………半分………、どうぞ……」スッ
キース「は…………、半……分……?」
サシャ「(…………はぁ……)」
サシャ「(ったく、お腹が空いてるなら早く話を終わらせろってんですよ……、)」フーッ
サシャ「というわけです」
エレン「なるほどなぁ……、よくわかった」
サシャ「わかってくれましたか」
エレン「お前の思考回路が狂ってることがよくわかった」
サシャ「…………ズワッ………………半分………、どうぞ……」スッ
キース「は…………、半……分……?」
サシャ「(…………はぁ……)」
サシャ「(ったく、お腹が空いてるなら早く話を終わらせろってんですよ……、)」フーッ
サシャ「というわけです」
エレン「なるほどなぁ……、よくわかった」
サシャ「わかってくれましたか」
エレン「お前の思考回路が狂ってることがよくわかった」
【装備点検】
キース「今日から立体機動の基礎訓練に入る!」
エレン「(……よしっ!ついに来たぜ!この時が)」
キース「まずは訓練の初歩中の初歩。装備の確認から入る!」
教官が後ろを振り向くと、そこには立体機動装置を身につけた兵士が6人居た。
キース「彼らは実際に駐屯兵団として活躍してる諸君らの先輩だ。これから彼らに諸君らの装備の確認をしてもらう」
そう言うと、6人はそれぞれ自分らの担当している列へと歩き出した。
キース「今日から立体機動の基礎訓練に入る!」
エレン「(……よしっ!ついに来たぜ!この時が)」
キース「まずは訓練の初歩中の初歩。装備の確認から入る!」
教官が後ろを振り向くと、そこには立体機動装置を身につけた兵士が6人居た。
キース「彼らは実際に駐屯兵団として活躍してる諸君らの先輩だ。これから彼らに諸君らの装備の確認をしてもらう」
そう言うと、6人はそれぞれ自分らの担当している列へと歩き出した。
一人がエレンの目の前に立つ。
エレン「…………っ」
先輩A「先頭!名前!」
エレン「……え、エレン・イェーガーです!」
先輩A「イェーガー!装備確認に入る!気をつけ!」
エレン「……は、はい!」
そう言うと先輩Aは早速エレンの体を調べ始めた。
先輩A「……全面胸部!ベルト歪みあり!」
エレン「……えっ!?」
先輩A「気をつけ!!」
エレン「は、はい!」
エレン「…………っ」
先輩A「先頭!名前!」
エレン「……え、エレン・イェーガーです!」
先輩A「イェーガー!装備確認に入る!気をつけ!」
エレン「……は、はい!」
そう言うと先輩Aは早速エレンの体を調べ始めた。
先輩A「……全面胸部!ベルト歪みあり!」
エレン「……えっ!?」
先輩A「気をつけ!!」
エレン「は、はい!」
先輩A「操作装置がホルダーにロックされていない!」
エレン「…………っ」
先輩A「加えてエリのプレートに名前が書いていない!ベルトのズレ!ポケットの入れ忘れ!」
エレン「……っ!?」
先輩A「手を出せ!」
エレン「…………?」スッ
先輩A「爪の手入れ不足!…………計6点!腕立て60回!用意!」
エレン「……えっ!?えっ!?」
先輩A「早くしろ!イェーガー!」
エレン「…………は、はい!」スタッ
ミカサ「…………ッ……」プルプル
先輩B「どこを見ている!」
エレン「…………っ」
先輩A「加えてエリのプレートに名前が書いていない!ベルトのズレ!ポケットの入れ忘れ!」
エレン「……っ!?」
先輩A「手を出せ!」
エレン「…………?」スッ
先輩A「爪の手入れ不足!…………計6点!腕立て60回!用意!」
エレン「……えっ!?えっ!?」
先輩A「早くしろ!イェーガー!」
エレン「…………は、はい!」スタッ
ミカサ「…………ッ……」プルプル
先輩B「どこを見ている!」
先輩C「……おい……これはなんだ……」
サシャ「……あ、あはは…………や、焼きパンです……」
キース「………芋の次はパンか、終わっているな。貴様は」
先輩C「腕立て200回!」
サシャ「そ、そんな!?」
サシャ「……あ、あはは…………や、焼きパンです……」
キース「………芋の次はパンか、終わっているな。貴様は」
先輩C「腕立て200回!」
サシャ「そ、そんな!?」
【初めての射出】
キース「諸君らが手にしているそれが、操作装置と呼ばれるものだ」
「銃のような外見をしていると思うだろうが、その通りだと思って構わない」
「まず、勘違いしている者もいると思うのでこの装置について今一度確認を取っておくことにしよう」
「手に握るこの操作装置だが、これ自体からワイヤーが射出されるわけではない。これはあくまで操作するための道具だ」
「ならどこからワイヤーが出るかと言うと、諸君らのベルトに付けられている両端の射出装置からワイヤーが発射されるのだ」
「操作装置を見てみろ。トリガーが二つあるのがわかるか。上がワイヤーを射出する物。下がワイヤーを巻き取るトリガーだ」
「つまり、目標を狙うときは手で目標物を狙うのではなく、腰元で対象物を補足しないといけないということだ」
「これがどういうことか……アルミン。説明してみろ」
アルミン「は、はい!………手で狙うよりも遥かに高度な技術が必要だと思います!」
キース「諸君らが手にしているそれが、操作装置と呼ばれるものだ」
「銃のような外見をしていると思うだろうが、その通りだと思って構わない」
「まず、勘違いしている者もいると思うのでこの装置について今一度確認を取っておくことにしよう」
「手に握るこの操作装置だが、これ自体からワイヤーが射出されるわけではない。これはあくまで操作するための道具だ」
「ならどこからワイヤーが出るかと言うと、諸君らのベルトに付けられている両端の射出装置からワイヤーが発射されるのだ」
「操作装置を見てみろ。トリガーが二つあるのがわかるか。上がワイヤーを射出する物。下がワイヤーを巻き取るトリガーだ」
「つまり、目標を狙うときは手で目標物を狙うのではなく、腰元で対象物を補足しないといけないということだ」
「これがどういうことか……アルミン。説明してみろ」
アルミン「は、はい!………手で狙うよりも遥かに高度な技術が必要だと思います!」
キース「そうだ!諸君らは今まで手、足、あるいは頭など動く時や運動をする時に意識をしていたかもしれないが、腰を中心に考えたことはないはずだ」
「だがしかし。立体機動というのはすべて腰を中心に考える。ワイヤーを射出するときもそうだが、巻き取る時の姿勢もすべて腰を中心にしなければいけない!」
「そこで諸君らに最初に行ってもらう訓練は、腰の射線を感じ取る事からはじめる!」
「各自、ターゲットを用意してワイヤーを射出してみろ!」
「だがしかし。立体機動というのはすべて腰を中心に考える。ワイヤーを射出するときもそうだが、巻き取る時の姿勢もすべて腰を中心にしなければいけない!」
「そこで諸君らに最初に行ってもらう訓練は、腰の射線を感じ取る事からはじめる!」
「各自、ターゲットを用意してワイヤーを射出してみろ!」
イェーガーって言われると昨日の家ーがーのスレ思い出してどうしてもにやける
エレン「……よし、ついにこの時がきたぜ……立体機動……」
ミカサ「………エレン」ボソッ
エレン「うぉっ!?な、なんだよ!ミカサ!」
ミカサ「……エレン、気をつけて。ワイヤーが絡まったりしないように。あとワイヤを自分に向けてはダメ」
エレン「う、うるせぇぞ!ミカサ!母ちゃんかお前は!」
ミカサ「……違う」
エレン「知ってるよ!いいから自分の訓練に戻れ!」
ミカサ「わかった。………………エレン」
エレン「…………なんだよ」
ミカサ「怪我をしたらすぐに言って欲しい。……治療キットなら持っている」
エレン「さっさと戻れ!」
ミカサ「………エレン」ボソッ
エレン「うぉっ!?な、なんだよ!ミカサ!」
ミカサ「……エレン、気をつけて。ワイヤーが絡まったりしないように。あとワイヤを自分に向けてはダメ」
エレン「う、うるせぇぞ!ミカサ!母ちゃんかお前は!」
ミカサ「……違う」
エレン「知ってるよ!いいから自分の訓練に戻れ!」
ミカサ「わかった。………………エレン」
エレン「…………なんだよ」
ミカサ「怪我をしたらすぐに言って欲しい。……治療キットなら持っている」
エレン「さっさと戻れ!」
ライナー「…………」バシュッ!
ベルトルト「……うーん、全然見当違いのとこに飛んでるよ」
ライナー「いや、これ本当に難しいぞ……、ターゲットに当たる気が全くしない」
ベルトルト「そうだろうね。大体腰の直線上って言われても、腰と同じ高さにあるわけじゃないからそこも調整しないとだし」
ライナー「いやマジで難しい。ていうか高さが全く合わない。こんなん最初からうまく行く奴いないだろ」
「「おおおおぉぉぉっ!」」
ライナー「……ん?」
ベルトルト「……うーん、全然見当違いのとこに飛んでるよ」
ライナー「いや、これ本当に難しいぞ……、ターゲットに当たる気が全くしない」
ベルトルト「そうだろうね。大体腰の直線上って言われても、腰と同じ高さにあるわけじゃないからそこも調整しないとだし」
ライナー「いやマジで難しい。ていうか高さが全く合わない。こんなん最初からうまく行く奴いないだろ」
「「おおおおぉぉぉっ!」」
ライナー「……ん?」
ミカサ「………………」バシュッ バシュッ!
カンッ! カンッ!
ジャン「す、すげぇ!ミカサ!二発同時かよ!」
アルミン「なんでいきなり当てられるの!?」
ミカサ「……別に……」
ライナー「………………」
ベルトルト「……………」
ライナー「……まぁ、あいつは例外だよな」
ベルトルト「……うん。」
カンッ! カンッ!
ジャン「す、すげぇ!ミカサ!二発同時かよ!」
アルミン「なんでいきなり当てられるの!?」
ミカサ「……別に……」
ライナー「………………」
ベルトルト「……………」
ライナー「……まぁ、あいつは例外だよな」
ベルトルト「……うん。」
【食堂での会話】
ジャン「今日は結構成績いいぜ!俺!」
アルミン「へぇ、どれくらい?」
ジャン「まず射出成績が60点だ」
アルミン「すごいね!右と左でどっちの方が高いの?」
ジャン「俺の場合は右だな。右で40点、左が20点だ」
アルミン「右だけだけど、8割ってすごいね!あとひとつで満点だよ」
エレン「………………」
ジャン「今日は結構成績いいぜ!俺!」
アルミン「へぇ、どれくらい?」
ジャン「まず射出成績が60点だ」
アルミン「すごいね!右と左でどっちの方が高いの?」
ジャン「俺の場合は右だな。右で40点、左が20点だ」
アルミン「右だけだけど、8割ってすごいね!あとひとつで満点だよ」
エレン「………………」
ジャン「まぁな!左がまだ慣れてないが、この調子ならすぐに80点の大台を超えれそうだ」
アルミン「いいなぁ……僕まだ40点しか取れてないよ……」
ジャン「なぁに、まだ5日目だ。これからまだまだ伸びるはずだぜ。どっかの誰かみてぇにセンスが糞じゃねぇ限りな」
エレン「…………っ!?」バンッ!
ジャン「……あん?なんかどっかで猿が机を叩いたような音がしたな、どこだー?」キョロキョロ
エレン「………なぁ、ジャン……」
ジャン「……おぉエレンじゃないか!後ろに座っていたのか!気づかなかったぜ。……で、どうした?」
エレン「気のせいかな……さっき、遠まわしに俺のことを馬鹿にした様に聞こえたんだが」
ジャン「なんだって……?馬鹿にした?誰が?誰を?」
エレン「………………」
アルミン「いいなぁ……僕まだ40点しか取れてないよ……」
ジャン「なぁに、まだ5日目だ。これからまだまだ伸びるはずだぜ。どっかの誰かみてぇにセンスが糞じゃねぇ限りな」
エレン「…………っ!?」バンッ!
ジャン「……あん?なんかどっかで猿が机を叩いたような音がしたな、どこだー?」キョロキョロ
エレン「………なぁ、ジャン……」
ジャン「……おぉエレンじゃないか!後ろに座っていたのか!気づかなかったぜ。……で、どうした?」
エレン「気のせいかな……さっき、遠まわしに俺のことを馬鹿にした様に聞こえたんだが」
ジャン「なんだって……?馬鹿にした?誰が?誰を?」
エレン「………………」
ジャン「おいおい!俺がお前を馬鹿にするはずがないだろ!?エレン!よしてくれよ!」
アルミン「…………じゃ、ジャン……」
ジャン「あ、そうだ!なぁエレン!お前射出訓練の成績どれくらいだった?」
エレン「…………ッ……」ピク
ジャン「おいおい!秘密にしてないで教えてくれよ!エレン!お前のことだから80点ぐらい言ってるんじゃないのか!?」
エレン「………ッッ………」ピクピクピク
ジャン「いや、もしかして満点とか叩き出したのか!?ミカサみたいに!」
ミカサ「………………」モグモグ
ジャン「流石に万点はないよな!…………なぁミカサ!お前ならエレンの成績知ってるんじゃないのか?教えてくれよ」
ミカサ「………………」モグモグ
ミカサ「……30点だけど」
エレン「……おいっ!」
アルミン「…………じゃ、ジャン……」
ジャン「あ、そうだ!なぁエレン!お前射出訓練の成績どれくらいだった?」
エレン「…………ッ……」ピク
ジャン「おいおい!秘密にしてないで教えてくれよ!エレン!お前のことだから80点ぐらい言ってるんじゃないのか!?」
エレン「………ッッ………」ピクピクピク
ジャン「いや、もしかして満点とか叩き出したのか!?ミカサみたいに!」
ミカサ「………………」モグモグ
ジャン「流石に万点はないよな!…………なぁミカサ!お前ならエレンの成績知ってるんじゃないのか?教えてくれよ」
ミカサ「………………」モグモグ
ミカサ「……30点だけど」
エレン「……おいっ!」
ジャン「さ、30点…………?いま、30点って言ったのか……?おいおい!勘弁してくれよ!エレン!」
エレン「…………ッ」ピクピク
ジャン「30点ってほぼ最下位じゃねぇか!お前ちゃんと両の目開けて射出してんのかよ!なぁ!おい!エレンよぉ!」
エレン「………テメェ!!!」ブチッ
ミカサ「エレン。やめて」ギュッ
エレン「ミカサ!手離せ!」
イラッ
ジャン「おいおい!エレン!成績が最低なのは仕方ねぇけどよ!せめて食事の時ぐらい周りに迷惑かけるなよ!成績が最低なのはしょうがないけどよぉ!」
エレン「……テメエ!!」
エレン「…………ッ」ピクピク
ジャン「30点ってほぼ最下位じゃねぇか!お前ちゃんと両の目開けて射出してんのかよ!なぁ!おい!エレンよぉ!」
エレン「………テメェ!!!」ブチッ
ミカサ「エレン。やめて」ギュッ
エレン「ミカサ!手離せ!」
イラッ
ジャン「おいおい!エレン!成績が最低なのは仕方ねぇけどよ!せめて食事の時ぐらい周りに迷惑かけるなよ!成績が最低なのはしょうがないけどよぉ!」
エレン「……テメエ!!」
ミカサ「ジャンもやめて」
ジャン「……ふん」
ミカサ「それにエレンの点が30点でも問題ない」
ジャン「…………ん?」
ミカサ「私の点数は100点。合わせれば130点」
エレン「………………?」
ミカサ「二人で割ればひとり65点。ジャンよりも点数は高いことになる」
ジャン「………………は?」
ミカサ「だからエレンはあなたよりも優秀。異論はないはず。……ねぇアルミン?」
アルミン「…………いやー、…………割るのはどうかと……」
ミカサ「……………アルミン?」
アルミン「…………ないです」
ジャン「……ふん」
ミカサ「それにエレンの点が30点でも問題ない」
ジャン「…………ん?」
ミカサ「私の点数は100点。合わせれば130点」
エレン「………………?」
ミカサ「二人で割ればひとり65点。ジャンよりも点数は高いことになる」
ジャン「………………は?」
ミカサ「だからエレンはあなたよりも優秀。異論はないはず。……ねぇアルミン?」
アルミン「…………いやー、…………割るのはどうかと……」
ミカサ「……………アルミン?」
アルミン「…………ないです」
ジャン「はん!結局ミカサにおんぶに抱っこかよ!エレン。相変わらず進歩がねぇな!」
エレン「っざけんな!そんなつもりねぇ!…………おい!ミカサ!余計なこと言ってんじゃねぇ!」
ミカサ「でもジャンはエレンを馬鹿にした」
エレン「それが余計なお世話だって言ってんだ!どうせお前も俺のこと馬鹿にしてんだろ!満点が!」
ミカサ「馬鹿になどしてない。心配してるだけ」
エレン「……心配……?…………どういう意味だよ」
ミカサ「ジャンが70点を取ると私が120点取らないといけなくなる。それは大変」
エレン「……それが……馬鹿にしてるって、言ってんだよ!!」ドカンッ!!!
エレン「っざけんな!そんなつもりねぇ!…………おい!ミカサ!余計なこと言ってんじゃねぇ!」
ミカサ「でもジャンはエレンを馬鹿にした」
エレン「それが余計なお世話だって言ってんだ!どうせお前も俺のこと馬鹿にしてんだろ!満点が!」
ミカサ「馬鹿になどしてない。心配してるだけ」
エレン「……心配……?…………どういう意味だよ」
ミカサ「ジャンが70点を取ると私が120点取らないといけなくなる。それは大変」
エレン「……それが……馬鹿にしてるって、言ってんだよ!!」ドカンッ!!!
【訓練後の秘密特訓】
ミカサ「………………」ペラッ
ミカサ「………………」
ミカサ「………………」ペラッ
コツ コツ コツ
ミカサ「…………?」チラッ
エレン「…………よぉ」
ミカサ「っ!?エレン……どうしたの?」
エレン「…………あ、あのよ…………、ぐっ…………」
ミカサ「……?」
エレン「しゃ、射出のコツ…………教えて………くれねぇか……?」
ミカサ「…………わかった。教える。任せて欲しい」
ミカサ「………………」ペラッ
ミカサ「………………」
ミカサ「………………」ペラッ
コツ コツ コツ
ミカサ「…………?」チラッ
エレン「…………よぉ」
ミカサ「っ!?エレン……どうしたの?」
エレン「…………あ、あのよ…………、ぐっ…………」
ミカサ「……?」
エレン「しゃ、射出のコツ…………教えて………くれねぇか……?」
ミカサ「…………わかった。教える。任せて欲しい」
エレン「……お、おう……」
ミカサ「ここじゃ、教えづらい。外に出よう」スクッ
エレン「……お、おい!訓練後の外出は禁止だぞ!」
ミカサ「バレなければ問題ない」スタスタスタ
エレン「おい!引っ張るな!わかったから!」
宿舎裏
ミカサ「まず、エレンの何がダメかを教える」
ミカサ「ここじゃ、教えづらい。外に出よう」スクッ
エレン「……お、おい!訓練後の外出は禁止だぞ!」
ミカサ「バレなければ問題ない」スタスタスタ
エレン「おい!引っ張るな!わかったから!」
宿舎裏
ミカサ「まず、エレンの何がダメかを教える」
エレン「んなこと言われても、立体機動は倉庫に保管されてるから使えないぜ?」
ミカサ「問題ない。この5日間毎日エレンを見ていて気づいた事がある」
エレン「……毎日見てんなよ……」
ミカサ「エレンは正中線が右に傾いている」
エレン「……?正中線?」
ミカサ「まっすぐ立ってみて」
エレン「……あ、あぁ……」スクッ
ミカサ「……ここ、ここが曲がっている」ギュッ
エレン「ちょっ!変なところ触るなよ!」
ミカサ「腰を触ってるだけ。変なのはエレン」
エレン「………あ、あぁ」イラッ
ミカサ「このお腹の中心線が右に傾いてるから、左右のワイヤの射出部の狙いに数度違いがでる。わかる?このお腹の中心」サワサワ
エレン「撫で回すな!」
ミカサ「問題ない。この5日間毎日エレンを見ていて気づいた事がある」
エレン「……毎日見てんなよ……」
ミカサ「エレンは正中線が右に傾いている」
エレン「……?正中線?」
ミカサ「まっすぐ立ってみて」
エレン「……あ、あぁ……」スクッ
ミカサ「……ここ、ここが曲がっている」ギュッ
エレン「ちょっ!変なところ触るなよ!」
ミカサ「腰を触ってるだけ。変なのはエレン」
エレン「………あ、あぁ」イラッ
ミカサ「このお腹の中心線が右に傾いてるから、左右のワイヤの射出部の狙いに数度違いがでる。わかる?このお腹の中心」サワサワ
エレン「撫で回すな!」
ミカサ「エレンは一発目の射出の時は必ず当ててた。でも二発目からは絶対にはずす」
エレン「……あぁ」
ミカサ「右で当てたときと同じように左も狙うから。でもエレンの左右はズレがある。だからたまにしかあたらなくなる」
エレン「……な、なるほど……」
ミカサ「というわけで、これからエレンはまっすぐ立つことを意識すればいい」
エレン「って言われてもなぁ、俺的には普通に立ってるつもりなんだけど」
ミカサ「まっすぐじゃない。もっと、足を開いて腰を伸ばす」
エレン「……こうか?」ピン
ミカサ「後ろに壁があった時、背中がすべて面につくようにまっすぐを意識して」ピタッ
エレン「お、お前がくっついてどうすんだ!」
ミカサ「私は壁。意識しないで。すべての面が私につくように伸ばす」
エレン「ならお前も背中で合わせろよ!なんで俺と同じ方を向くんだよ!」
エレン「……あぁ」
ミカサ「右で当てたときと同じように左も狙うから。でもエレンの左右はズレがある。だからたまにしかあたらなくなる」
エレン「……な、なるほど……」
ミカサ「というわけで、これからエレンはまっすぐ立つことを意識すればいい」
エレン「って言われてもなぁ、俺的には普通に立ってるつもりなんだけど」
ミカサ「まっすぐじゃない。もっと、足を開いて腰を伸ばす」
エレン「……こうか?」ピン
ミカサ「後ろに壁があった時、背中がすべて面につくようにまっすぐを意識して」ピタッ
エレン「お、お前がくっついてどうすんだ!」
ミカサ「私は壁。意識しないで。すべての面が私につくように伸ばす」
エレン「ならお前も背中で合わせろよ!なんで俺と同じ方を向くんだよ!」
翌日の訓練
エレン「………………」バシュッ バシュッ!
カンッ! カンッ!
キース「エレン・イェーガー!90点!」
「「「おおぉぉおおおぉお」」」
エレン「(…………本当に当たるようになったし…………なんだあいつ……)」
ジャン「…………ッッ……」
ミカサ「…………」ホッコリ
エレン「………………」バシュッ バシュッ!
カンッ! カンッ!
キース「エレン・イェーガー!90点!」
「「「おおぉぉおおおぉお」」」
エレン「(…………本当に当たるようになったし…………なんだあいつ……)」
ジャン「…………ッッ……」
ミカサ「…………」ホッコリ
【ロッククライミング】
キース「今日行う訓練は、高所に適応するための必須訓練だ!あれを見ろ!」
キースが指差す先には、切り立つ岩があり、高さはゆうに30mその側面は傾斜70度以上はあった。
キース「諸君らはこれから、命綱一本であの岩を制覇してもらう」
ライナー「まじかよ……」
ジャン「あれを登れって言うのか……」
キース「勘違いするな。あれを登るんじゃない。降りるんだ!」
エレン「…………?降りる?」
キース「今日行う訓練は、高所に適応するための必須訓練だ!あれを見ろ!」
キースが指差す先には、切り立つ岩があり、高さはゆうに30mその側面は傾斜70度以上はあった。
キース「諸君らはこれから、命綱一本であの岩を制覇してもらう」
ライナー「まじかよ……」
ジャン「あれを登れって言うのか……」
キース「勘違いするな。あれを登るんじゃない。降りるんだ!」
エレン「…………?降りる?」
では、
エレン、ミカサ、アルミン、サシャ、ジャン、巨人「皆さんありがとうございました!」
終
エレン、ミカサ、アルミン、サシャ、ジャン「って、なんで巨人が!?
改めまして、立体機動!」
本当の本当に人類終わり
エレン、ミカサ、アルミン、サシャ、ジャン、巨人「皆さんありがとうございました!」
終
エレン、ミカサ、アルミン、サシャ、ジャン「って、なんで巨人が!?
改めまして、立体機動!」
本当の本当に人類終わり
一同、意味がわからないまま、傾斜がなだらかな裏面から岩の最頂部に登った。
登った面は、穏やかな角度を描いていたのに、最頂部を過ぎると、今度は途端に崖の様にその岩は切り立っていた。
まさしく直角三角形のような岩石だった。
キース「諸君らはこれから、この岩を順番に降りてもらう。もちろん降りる方はこちらの面だ」
エレン「…………崖じゃねぇか……」
キース「命綱はつけるし、下にはクッションを引く。」
アルミン「(…………意外に親切……なのかな……)」
キース「別に諸君らに命の危険を犯せと言っているわけではない。安全はもちろん約束する」
「だが、やってみるとわかるが、この訓練は命綱がどうのこうのクッションがどうのこうのは全く関係ない」
「そもそも安全が確保されていたとしても高所の恐怖と言うものは抗いようがないのだ!」
「この訓練ではその恐怖に打ち勝つのが目的である!だから安心して恐怖を味わってこい!」
「では一番!ライナー・ブラウン!」
ライナー「……は、はい!」
登った面は、穏やかな角度を描いていたのに、最頂部を過ぎると、今度は途端に崖の様にその岩は切り立っていた。
まさしく直角三角形のような岩石だった。
キース「諸君らはこれから、この岩を順番に降りてもらう。もちろん降りる方はこちらの面だ」
エレン「…………崖じゃねぇか……」
キース「命綱はつけるし、下にはクッションを引く。」
アルミン「(…………意外に親切……なのかな……)」
キース「別に諸君らに命の危険を犯せと言っているわけではない。安全はもちろん約束する」
「だが、やってみるとわかるが、この訓練は命綱がどうのこうのクッションがどうのこうのは全く関係ない」
「そもそも安全が確保されていたとしても高所の恐怖と言うものは抗いようがないのだ!」
「この訓練ではその恐怖に打ち勝つのが目的である!だから安心して恐怖を味わってこい!」
「では一番!ライナー・ブラウン!」
ライナー「……は、はい!」
ライナー「…………ふぅ…………」ザッ……ザッ……
アルミン「すごい。さすがライナー……もう10Mは降りた……」
ジャン「…………あいつ、怖くねぇのかよ……」
エレン「……すげぇな……ほんと」
ライナー「………………ふぅ……」ザッ…………
ライナー「(………………めちゃめちゃ怖ぇ……なんだこれ………)」
アルミン「すごい。さすがライナー……もう10Mは降りた……」
ジャン「…………あいつ、怖くねぇのかよ……」
エレン「……すげぇな……ほんと」
ライナー「………………ふぅ……」ザッ…………
ライナー「(………………めちゃめちゃ怖ぇ……なんだこれ………)」
ライナー「………………」ザッ…………ザッ……
ライナー「(なんだこれ…………俺今何してるんだ……?……あれ……俺が今出したの右足だっけ……)」ザッザッ……
ライナー「(…………………………落ち着け…………こんな高さ慣れっこだろ…………、落ち着け)」ザッ…………
キース「…………ふむ。」
ライナー「(なんだこれ…………俺今何してるんだ……?……あれ……俺が今出したの右足だっけ……)」ザッザッ……
ライナー「(…………………………落ち着け…………こんな高さ慣れっこだろ…………、落ち着け)」ザッ…………
キース「…………ふむ。」
ライナ「(…………あと少し…………あと5M。…………最後まで油断しない。)」ザッ…………ザッ…………
ライナー「………………ふぅ……」ザッザッ……ストン
教官「『よし!ライナー・ブラウン!成功!』」
「「「おおおおぉぉぉおお!」」」
キース「ほぉ。一発目で無事に自力で降りたか。」
エレン「……あいつ……やっぱりすげぇな……本当にすげぇ……」
ミカサ「………ッ」
ミカサ「二番。ミカサ・アッカーマン行きます」
キース「ミカサ・アッカーマンは二番ではない。下がれ」
ライナー「………………ふぅ……」ザッザッ……ストン
教官「『よし!ライナー・ブラウン!成功!』」
「「「おおおおぉぉぉおお!」」」
キース「ほぉ。一発目で無事に自力で降りたか。」
エレン「……あいつ……やっぱりすげぇな……本当にすげぇ……」
ミカサ「………ッ」
ミカサ「二番。ミカサ・アッカーマン行きます」
キース「ミカサ・アッカーマンは二番ではない。下がれ」
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