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    元スレ藤岡「南カナが好きすぎて、惡の華は満開だ!!!」

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    101 = 32 :

    千秋「匂いを嗅ぐこと事態は生物として自然な行動だったわけだ。犬も猫も人の匂いは嗅ぐものだしな」

    夏奈「だが、まで!! 女の意見はどうなんだ!? 私のように錯乱するやつが殆どだろ!?」

    千秋「吉野」

    吉野「うん。はい、カナちゃん。こっち見て。私は女子にアンケートとってみたんだ。男子に服の匂いを嗅がれてどうですかって」

    夏奈「そんなことまでしちゃったのか!?」

    吉野「するとね、気にしない。むしろ嗅がせる。趣味なら構わない。って3つ意見が大半で、残りの数パーセントにカナちゃんみたいな意見が入っているんだ」

    夏奈「じゃあ、なんだ。90パーセント以上はみんな嗅がせているっていうのか!?」

    吉野「そうだよ」

    夏奈「いつからそんな世の中になったんだ……!!」

    内田「ね、カナちゃん!! 元気でたでしょ!?」

    冬馬「みんなやってんだぜ。これくらい」

    夏奈「お前らの捏造じゃないだろうね?」

    千秋「……いや、そんなわけないだろ?」

    吉野「うん。捏造するメリットがないし」

    内田「そ、そそそ、そ、うそう!! 全然嘘じゃないんだよ!!」

    102 = 100 :

    さすがに寝ます
    頑張ってくだしあ

    103 = 32 :

    夏奈「にわかに信じられないけど……」

    千秋「でも、結果として表れているからな」

    夏奈「うーん……」

    春香「カナー!! いるー!?」

    夏奈「ハルカ、おかえり。どうかしたのか?」

    春香「聞いて、カナ。藤岡くんのことなんだけど」

    夏奈「藤岡?」

    春香「うん。みんなね、同じなの」

    夏奈「同じ?」

    春香「そう。男女に関係なく、匂いを嗅ぎたい衝動に駆られる瞬間は来るのよ」

    夏奈「な、なんだと!? ハルカ、それは本当に?」

    春香「うん。色んな人に聞いたから間違いないわ」

    夏奈「ハルカまで……」

    千秋「ほら、カナ。このアンケートの結果が真実だと告げているだろ」

    夏奈「う……」

    106 = 32 :

    夏奈「だが、本当にそんなことがあるのか!? 匂いを嗅がせるなんて!!」

    冬馬「あるぜ、カナ。今日、ナツキがその被害にあった」

    夏奈「なに!?」

    冬馬「ナツキのやつ、帰ってくるなり同級生の女に匂いを嗅がされたって言ってたからな」

    内田「そーなの!?」

    冬馬「おう。オレもびっくりしたけどな」

    千秋「現実にいるんだな、そんなやつ」

    吉野「しーっ」

    夏奈「なんてことだ……。ってことは、私が異常なのか……?」

    千秋「異常ではないが、少数派だ。だからこそ、藤岡もカナの反応に困惑したんだろう」

    夏奈「じゃあ、私は藤岡のやったことを許したほうがいいのか!?」

    吉野「多数決を取るとカナちゃんの負けになっちゃうからね」

    夏奈「そんな……」

    千秋「なぁ、カナ。藤岡のしたことは誰でも起こり得ることなんだ。もしかしたらカナが藤岡の立場になっていたかもしれない」

    春香「カナだけじゃないわ。私も、チアキもそうなっていた可能性はある……。だからね、カナ。藤岡くんを許してあげて。すぐにじゃなくていいから、ゆっくりとでもいいから……」

    107 = 93 :

    しえん

    108 :

    おかしなこと

    111 = 61 :

    時間が悪かった、ほ

    112 :

    おほおおお

    113 :

    うおおお!!早起きして良かった!支援!

    114 :

    続き待ってるよ。保守

    115 = 61 :

    117 :

    全力支援保守

    119 = 117 :

    ラスト支援

    120 = 105 :

    >>1は力尽きたのか・・
    待ってるよ

    122 :

    スレタイに惡の華とかあるから開くのが怖かったが割と普通のみなみけのSSだった

    125 :

    ほぉ

    127 :

    濃厚な西野カナスレと思ったのに

    128 = 125 :

    震えてろ

    129 = 72 :

    130 = 49 :

    もうENDやろ

    132 = 125 :

    まだだ

    133 = 44 :

    まだまだ

    134 :

    藤岡なら女なんて選り取り見取りだろうになんで夏奈がいいんだろう

    136 = 125 :

    そんな理想時間で保守できねーよ人も少ないんだ

    137 = 135 :

    さっき一番下のほうのスレの落ちる時間確認したら
    1時間20分くらい持ってたから流石に大丈夫だろう…。

    138 = 32 :

    夏奈「ハルカ……チアキ……」

    千秋「カナ。それに見方を変えれば匂いを嗅ぐなんて、友愛の証だ。嫌いなやつの匂いなんてまず嗅がないからな」

    夏奈「友情の証か……」

    夏奈(そういえばケイコもリコも驚いてはいたけど、怒ってはいなかったな……。そういうことか)

    春香「どう、カナ? 藤岡くんとは……」

    夏奈「分かった。明日、藤岡と話をしてみる」

    千秋「そうか」

    内田「それにね、カナちゃん。藤岡くんもきっといい匂いだと思うから、嗅いでみたらいんじゃない?」

    夏奈「男でもいい匂いが存在するのか!?」

    内田「するんだよ!!」

    千秋「例えば誰だよ」

    内田「マコトくんはいい匂いだったよ?」

    千秋「そ、そんなにか?」

    内田「うん。少なくとも嫌な匂いじゃなかったよ。きっと藤岡くんもおなじじゃない?」

    夏奈「……」

    139 = 135 :

    おおきた

    140 = 32 :

    春香「いい、カナ? 仲直りしてね?」

    夏奈「うん、やってみるよ」

    千秋「これで一安心だな」

    冬馬「藤岡のしたことはアウトだけど、ここに来れなくなるのは可哀相だしな」

    内田「藤岡くんが来れなくなったら、私は会う機会がなくなっちゃうし」

    吉野「そうだねぇ」

    千秋「それにしても内田。マコトの匂いはそんなによかったのか?」

    内田「うん。割と癖になる匂いだったよ」

    冬馬「信じられねえけど」

    吉野「そんなことないよ」

    千秋「吉野が言うのだから本当なんだろうな」

    冬馬「マジかよ」

    夏奈「でも、ハルカ。藤岡にはなんと言って近づけばいいんだ? 一連の出来事を忘れることなんて私にはできないが」

    春香「いつも通りに話しかけてあげればいいんじゃない?」

    夏奈「それができなんだよぉ」

    141 = 72 :

    マコちゃん…

    142 = 32 :

    翌日 小学校

    マコト「シュウイチ!! 昼休みにもう一回やるぞ!! 鬼ごっこ!!」

    シュウイチ「うん、いいよ。マコトは終始鬼でも泣き言一つ言わないね」

    マコト「当たり前だ。オレが弱いだけだからな!!!」

    シュウイチ「マコトは男らしいね」

    マコト「まぁな」

    千秋「おい、マコト」

    マコト「なにー?」

    千秋「こっちこい」

    マコト「おう!! どうした!?」

    千秋「ちょっと立ってろ」

    マコト「はい!」

    千秋「……」クンクン

    マコト「チ、チアキ……!? な、なにをするんだぁ!!!」

    千秋「む……この匂いは……」

    143 = 32 :

    マコト(あぁー!! ついにバレたぁ……!! オレはもうマコちゃんにもなれない……)

    吉野「あ、チアキ。マコトくんの匂い嗅いでみたの? どうだった?」

    内田「結構、嗅げない?」

    千秋「……」

    マコト「あ……ぅ……。ごめん!! チアキぃ! その……出来心で……!!!」

    千秋「汗臭いだけだな」

    マコト「え……」

    千秋「クサい。もういいぞー」

    マコト「ク、クサいだってぇー!? そんなわけないだろ!! これでもシャンプーとか気を使ってるのにぃ!!!」

    千秋「もうどっかいけよ」

    マコト「待ってくれ!!! 確かに鬼ごっこで汗はかいたが、まだいい匂いの余地はあるはずだ!!」

    千秋「ないよ。お前はもう汗臭いだけのバカな子どもだ。内田を信じた私もバカ野郎だが」

    マコト「全てにおいてダメみたいじゃないかぁー!!!」

    吉野「……」

    内田「えー? それがいいんじゃないのー?」

    144 = 135 :

    今度は内田か…。

    145 = 32 :

    高校

    マキ「仲直りすることになったの? どういった経緯で?」

    春香「速水先輩が言っていたことを伝えてみたのよ。そしたらカナも分かってくれたみたいで」

    マキ「器が大きいというかなんというか……」

    アツコ「きっと藤岡くんのことを嫌いになれないんだね」

    マキ「ラブラブってことか。中学生が見せ付けてくれるねっ!」

    アツコ「別に見せ付けてないと思うけど……」

    マキ「私が中学生のときなんてね、そりゃあもう悲惨だったの!!」

    アツコ(始まった……)

    春香「あ、そうだ。私、職員室行かなきゃ。また後でね」

    アツコ「ハルカ……ひとりにしないで……」

    マキ「何を言っても男どもは私の好意を無碍にするばっかりだし!! この世は間違ってるね!! もっと私に優しくしてよ!!!」

    アツコ「……」

    保坂「優しくか。確かに世界は南ハルカに対して優しい世界であるべきだ。そうそれは沈丁花のように」

    マキ「ですよね!! げ……保坂先輩……」

    147 = 32 :

    保坂「南ハルカはいないのか?」

    アツコ「い、今、職員室に行きましたけど……」

    保坂「そうか。だが、もうすぐ休み時間は終わってしまう。このまま南ハルカを探してもいいが、それではオレが遅刻してしまうわけだ」

    保坂「果たして南ハルカはそのような自己犠牲を容認するだろうか? そんなオレにモルセラを送るようなことをするだろうか?」

    アツコ「あの……」

    保坂「そんなわけがないっ!!!」バッ!!!

    アツコ(どうして脱ぐんだろう……)

    マキ「アツコ、もう行こう」

    保坂「だからこそオレは、敢えて南ハルカを探しには行かないわけだ。愛する者を悲しませてまで愛を求めてはならない。それは愛に非ず」

    アツコ「い、いこっか」

    マキ「うん」

    保坂「待て。お前たちから渡しておいてくれないか?」

    アツコ「え? なんですか、この小瓶……?」

    保坂「香水だ。南ハルカの娘を救うために調合した」

    マキ「こ、香水ですか? きもちわるい」

    148 = 32 :

    保坂「匂いを嗅いでみればわかる」

    アツコ「……どうする?」

    マキ「どうするって……」

    保坂「どうした? 嗅いでみろ、アツコ」

    アツコ(名指しされた!?)

    マキ「アツコ、ほら、嗅がないと」

    アツコ「えぇー……」

    保坂「アツコ、何を躊躇うことがある?」

    アツコ「わ、わかりましたぁ……」

    マキ「苦しくなったらすぐに言ってね」

    アツコ「うぅ……」クンクン

    保坂「どうだ?」

    アツコ「……あれ?」

    マキ「どうしたの? きもちわるくなったの?」

    アツコ「マキも嗅いでみて。これ、不思議な匂いがする……。普通の香水じゃないんだけど……どこかで嗅いだことがあるような……」

    149 = 44 :

    香水(保坂先輩の汗)

    150 :

    香水(精液の香り)


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