私的良スレ書庫
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元スレアニ「そこ退きなよ」 ミカサ「絶対に 嫌 」

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ライナー「ここ数日なんだが…センパイ方はやたら浮き立ってねぇか?」
アルミン「ライナーもそう思う?」
ライナー「ああ、なんつーかソワソワしてるような感じが」
アルミン「でも女の人達はそうでもないよね。男だけがソワソワしてる」
ライナー「気になるな。アルミン、聞いてきてくれるか?」
アルミン「なんで僕が……まぁいいけど」
不本意ではあるもののアルミンも気になっていた。
挙動不審…というよりも、やたらと斜に構えたキメ顔(と、本人は思っているのだろう)の男性が居たので早速聞いてみる。
アルミン「あのー、すみません」
オルオ「なんだ?」
アルミン「なんだか先輩方が最近ソワソワしてるような気がして……何かあったんですか?」
オルオ「あん?別に俺はそんなことねぇよ。周りのヤツらはそうかもしれねぇがな」
アルミン(あなたがソワソワしてたから聞いたんですけどね…)
アルミン「ライナーもそう思う?」
ライナー「ああ、なんつーかソワソワしてるような感じが」
アルミン「でも女の人達はそうでもないよね。男だけがソワソワしてる」
ライナー「気になるな。アルミン、聞いてきてくれるか?」
アルミン「なんで僕が……まぁいいけど」
不本意ではあるもののアルミンも気になっていた。
挙動不審…というよりも、やたらと斜に構えたキメ顔(と、本人は思っているのだろう)の男性が居たので早速聞いてみる。
アルミン「あのー、すみません」
オルオ「なんだ?」
アルミン「なんだか先輩方が最近ソワソワしてるような気がして……何かあったんですか?」
オルオ「あん?別に俺はそんなことねぇよ。周りのヤツらはそうかもしれねぇがな」
アルミン(あなたがソワソワしてたから聞いたんですけどね…)
アルミン「周りの人達……ってことは、やっぱり何かあるんですよね?」
オルオ「…なぁ訓練兵。もしかしてお前、ウォール・マリア出身か?」
アルミン「?…ええ、そうですが」
オルオ「あー、それなら知らなくとも仕方ねぇ」
オルオ「周りが浮きだってんのは、三日後にバレンタイン・ディが迫ってるからさ」
アルミン「バレンタイン・ディ?」
オルオ「そうだ。ウォール・ロゼの風習みたいなもんでな……その日にはなんと…」
アルミン「なんと?」
オルオ「チョコが貰える」
アルミン「チョコ!?」
ライナー「本当ですか!?」
一応ながら<チョコ>という食べ物について、アルミンもライナーも知っている。
ウォール・シーナより内部では普通に流通しているものの、ロゼでは中々手に入らないお菓子。
マリアともなれば伝説級の一品であった。
オルオ「…なぁ訓練兵。もしかしてお前、ウォール・マリア出身か?」
アルミン「?…ええ、そうですが」
オルオ「あー、それなら知らなくとも仕方ねぇ」
オルオ「周りが浮きだってんのは、三日後にバレンタイン・ディが迫ってるからさ」
アルミン「バレンタイン・ディ?」
オルオ「そうだ。ウォール・ロゼの風習みたいなもんでな……その日にはなんと…」
アルミン「なんと?」
オルオ「チョコが貰える」
アルミン「チョコ!?」
ライナー「本当ですか!?」
一応ながら<チョコ>という食べ物について、アルミンもライナーも知っている。
ウォール・シーナより内部では普通に流通しているものの、ロゼでは中々手に入らないお菓子。
マリアともなれば伝説級の一品であった。
アルミン「チョコかぁ……ライナーも食べたことあるんだ?」
ライナー「俺は一度しかないが……あれは美味かった。マジでやばかった」
そういえば昔、エレンのお父さんが内地診療のお土産に買ってきてくれたことがあった。
ミカサとエレンの三人で仲良く食べた記憶が鮮明に蘇る。
それもそうだろう。あれだけ甘くて美味しいものを口にしたのは生まれてであり、それ以来口にしていないのだから。
オルオ「だが、皆が皆貰えるわけじゃねぇ」
アルミン「えっ?」
オルオ「実はな……女しか貰えないんだ」
ライナー「はっ?」
この先輩が言うところ、この町の女性全員にチョコが配布されるらしい。
そして…風習というからに値する内容は、二人を絶望させるものであった。
ライナー「好きな男に渡す儀式…だ……と?」
アルミン「そんな……っ!!」
オルオ「そう……お前が考えている通り、俺たち男がチョコを口にするケースは稀ってことだ」
滅多に口に出来ないお菓子が配布されるなら、男に渡すよりも自分で食べてしまえという発想に女性たちは行き着いてしまう。
本来ならば求愛がどうのこうので男に渡すはずだが、本末転倒と化しているのが現状らしい。
そりゃそうだろう。この食糧難の町では当然のことであり、女性は甘いものに目がないのだから。
ライナー「俺は一度しかないが……あれは美味かった。マジでやばかった」
そういえば昔、エレンのお父さんが内地診療のお土産に買ってきてくれたことがあった。
ミカサとエレンの三人で仲良く食べた記憶が鮮明に蘇る。
それもそうだろう。あれだけ甘くて美味しいものを口にしたのは生まれてであり、それ以来口にしていないのだから。
オルオ「だが、皆が皆貰えるわけじゃねぇ」
アルミン「えっ?」
オルオ「実はな……女しか貰えないんだ」
ライナー「はっ?」
この先輩が言うところ、この町の女性全員にチョコが配布されるらしい。
そして…風習というからに値する内容は、二人を絶望させるものであった。
ライナー「好きな男に渡す儀式…だ……と?」
アルミン「そんな……っ!!」
オルオ「そう……お前が考えている通り、俺たち男がチョコを口にするケースは稀ってことだ」
滅多に口に出来ないお菓子が配布されるなら、男に渡すよりも自分で食べてしまえという発想に女性たちは行き着いてしまう。
本来ならば求愛がどうのこうので男に渡すはずだが、本末転倒と化しているのが現状らしい。
そりゃそうだろう。この食糧難の町では当然のことであり、女性は甘いものに目がないのだから。
アルミン「因みに先輩は、去年貰えたんですか?」
オルオ「あっ、当たり前だろ!?めちゃくちゃ美味かったぜ!!」
オルオ「じゃあな!!お前らも男を磨いてせいぜい頑張るこった!!」
アルミン(…貰えなかったんだろうな。この人)
ライナー「…どうする?」
アルミン「いや、どうするも何も…ミカサはエレンにあげるだろうし、僕は無理だろうなぁ」
ライナー「クッソ…食いたかった!!」
アルミン「諦めるの早すぎでしょ。クリスタから貰えるかもしれないよ?」
ライナー「そこまで親密じゃねぇ……いや、頑張ったら貰えるか…?」
アルミン(あと三日じゃどうしようもないと思うけど)
ライナー「ま…考えるしかないか」
オルオ「あっ、当たり前だろ!?めちゃくちゃ美味かったぜ!!」
オルオ「じゃあな!!お前らも男を磨いてせいぜい頑張るこった!!」
アルミン(…貰えなかったんだろうな。この人)
ライナー「…どうする?」
アルミン「いや、どうするも何も…ミカサはエレンにあげるだろうし、僕は無理だろうなぁ」
ライナー「クッソ…食いたかった!!」
アルミン「諦めるの早すぎでしょ。クリスタから貰えるかもしれないよ?」
ライナー「そこまで親密じゃねぇ……いや、頑張ったら貰えるか…?」
アルミン(あと三日じゃどうしようもないと思うけど)
ライナー「ま…考えるしかないか」
ライナー「―――――ってことがな、あるらしい」
アニ「へぇ……そりゃどうも」
ライナー「………」
アニ「…食べたいの?」
ライナー「食べたい」
アニ「………」
ライナー「…やっぱりいい。どうせお前はエレンに渡すんだろうからな」
アニ「いや、少しくらいはあげるよ。半分くらいだけど」
ライナー「いいのか!?」
アニ「事前に情報をくれた礼さ。ベルトルトと分けて食べなよ」
ライナー「やった!!やったぁー!!」
ライナー「おいベルトルト!!チョコが食えるぞ!!」
ベルトルト「うわっ!?なんの話……?」
アニ(十中八九はあの女が邪魔しに来るだろうから…対策考えなきゃだね)
アニ「へぇ……そりゃどうも」
ライナー「………」
アニ「…食べたいの?」
ライナー「食べたい」
アニ「………」
ライナー「…やっぱりいい。どうせお前はエレンに渡すんだろうからな」
アニ「いや、少しくらいはあげるよ。半分くらいだけど」
ライナー「いいのか!?」
アニ「事前に情報をくれた礼さ。ベルトルトと分けて食べなよ」
ライナー「やった!!やったぁー!!」
ライナー「おいベルトルト!!チョコが食えるぞ!!」
ベルトルト「うわっ!?なんの話……?」
アニ(十中八九はあの女が邪魔しに来るだろうから…対策考えなきゃだね)
あ、一応コレの続きって感じで
http://unkar.org/r/news4vip/1366033470
http://unkar.org/r/news4vip/1366033470
>>10
飯三日分と交換なら・・・
飯三日分と交換なら・・・
アルミン「―――――ってことがね、あるみたいだよ」
ミカサ「…!!」
これには流石のミカサも驚いた。
プレゼントを渡すことを機に好意を伝えるイベント…これを考案した人物はよほどの策士だったのだろう。
もしかするとアルミン以上に頭が回る天才だったのかもしれない。とさえ思えた。
アルミン「それで、その……ミカサはエレンに渡すんだろうけど…」
アルミン「出来れば僕も少し食べたいなぁー……って…」
ミカサ「もちろん、アルミンにもあげる」
アルミン「えっ!?いいの!?」
ミカサ「事前に教えてくれたお礼。一欠片くらいだけど」
アルミン「…あぁ、それでも嬉しいよ」
渡すチョコが愛の形というのなら、それはエレンに沢山渡すべきだとの結論が出ていた。
ミカサ(けれど、これは…)
バレンタイン・ディ当日は修羅場になるだろう……エレンに言い寄る女がどれほどいるのか、考えるだけでもおぞましいらしい。
当日はエレンを絶対死守し、言い寄る女狐共を根絶やしにすることを、ミカサは今ここに決意する。
ミカサ「…!!」
これには流石のミカサも驚いた。
プレゼントを渡すことを機に好意を伝えるイベント…これを考案した人物はよほどの策士だったのだろう。
もしかするとアルミン以上に頭が回る天才だったのかもしれない。とさえ思えた。
アルミン「それで、その……ミカサはエレンに渡すんだろうけど…」
アルミン「出来れば僕も少し食べたいなぁー……って…」
ミカサ「もちろん、アルミンにもあげる」
アルミン「えっ!?いいの!?」
ミカサ「事前に教えてくれたお礼。一欠片くらいだけど」
アルミン「…あぁ、それでも嬉しいよ」
渡すチョコが愛の形というのなら、それはエレンに沢山渡すべきだとの結論が出ていた。
ミカサ(けれど、これは…)
バレンタイン・ディ当日は修羅場になるだろう……エレンに言い寄る女がどれほどいるのか、考えるだけでもおぞましいらしい。
当日はエレンを絶対死守し、言い寄る女狐共を根絶やしにすることを、ミカサは今ここに決意する。
ペトラ「はいどうぞー」
サシャ「チョコっ!!チョコォォオオ!!!」
ペトラ「はい、じゃあアナタで最後ね」
ミカサ「………」コクッ
ペトラ(私は…リヴァイ兵長に半分、自分で半分たべよう)
ユミル「な、なぁ…クリスタ」
クリスタ「なぁに?」
ユミル「…やるよ」
クリスタ「えっ?でもユミルの分がなくなっちゃうよ!?」
ユミル「いや気にすんなって!!お前が食べてくれりゃ嬉しいからよ!!」
クリスタ「えぇ……じゃあ、はいコレ。私の分をあげる」
ユミル「えっ?いいの!?貰っちゃっていいの!?」
クリスタ「うん。これでどっちも損しないでしょ?早くたべよ?」
ユミル(よっしゃ!!作戦成功ぉおおー!!相思相愛だぜひゃっはー!!!!)
サシャ「チョコっ!!チョコォォオオ!!!」
ペトラ「はい、じゃあアナタで最後ね」
ミカサ「………」コクッ
ペトラ(私は…リヴァイ兵長に半分、自分で半分たべよう)
ユミル「な、なぁ…クリスタ」
クリスタ「なぁに?」
ユミル「…やるよ」
クリスタ「えっ?でもユミルの分がなくなっちゃうよ!?」
ユミル「いや気にすんなって!!お前が食べてくれりゃ嬉しいからよ!!」
クリスタ「えぇ……じゃあ、はいコレ。私の分をあげる」
ユミル「えっ?いいの!?貰っちゃっていいの!?」
クリスタ「うん。これでどっちも損しないでしょ?早くたべよ?」
ユミル(よっしゃ!!作戦成功ぉおおー!!相思相愛だぜひゃっはー!!!!)
コニー「今日はそういう日だったのか…俺も食べたかった」
マルコ「い、いや…まだ貰えるかも…!!」
ジャン「当たり前だろ!!俺は絶対にミカサから貰うぜ!!」
コニー「エレンの傍から離れる気配が一向に無いけどな」
ジャン「うるせぇよ!!」
コニー「ところでアイツ…何やってるんだ?」
サシャ「………」ブツブツ
クリスタ「あ…なんか、そのまま食べるよりも牛乳に溶かして飲んだほうが沢山食べた気になるかもしれないって悩んでるみたい」
コニー「馬鹿だなアイツ」
マルコ「い、いや…まだ貰えるかも…!!」
ジャン「当たり前だろ!!俺は絶対にミカサから貰うぜ!!」
コニー「エレンの傍から離れる気配が一向に無いけどな」
ジャン「うるせぇよ!!」
コニー「ところでアイツ…何やってるんだ?」
サシャ「………」ブツブツ
クリスタ「あ…なんか、そのまま食べるよりも牛乳に溶かして飲んだほうが沢山食べた気になるかもしれないって悩んでるみたい」
コニー「馬鹿だなアイツ」
ベルトルト「中々エレンから離れないね…ミカサ」
ライナー「こりゃ難しいかもしれないな…どうする?」
アニ「どうもしないさ。ほら、アンタらの取り分。食べてなよ」
ライナー「だってよ!!食べようぜベルトルト!!」
ベルトルト「ああ!!」
半分に割った板状のチョコレートを、二人は美味しそうに食べている。
そんな二人見ていると、昔、お父さんがくれたチョコレートを嬉しそうに食べていただろう自分を思い出した。
アニ(まぁ…少しくらいなら食べてもいいか)
好意を伝える手段とは言え、エレンに残り半分全てを渡すのは勿体ない。
アニ(うん…美味しい…)
というか、仲間として好きといった程度なのだから、四分の一くらい渡せばいいだろう。
アニ(甘い…)
アニ「………」モグモグ
アニ「…あ…」
全部食べてしまった。
ライナー「こりゃ難しいかもしれないな…どうする?」
アニ「どうもしないさ。ほら、アンタらの取り分。食べてなよ」
ライナー「だってよ!!食べようぜベルトルト!!」
ベルトルト「ああ!!」
半分に割った板状のチョコレートを、二人は美味しそうに食べている。
そんな二人見ていると、昔、お父さんがくれたチョコレートを嬉しそうに食べていただろう自分を思い出した。
アニ(まぁ…少しくらいなら食べてもいいか)
好意を伝える手段とは言え、エレンに残り半分全てを渡すのは勿体ない。
アニ(うん…美味しい…)
というか、仲間として好きといった程度なのだから、四分の一くらい渡せばいいだろう。
アニ(甘い…)
アニ「………」モグモグ
アニ「…あ…」
全部食べてしまった。
これはチョコを食べて血糖値が上がった私がチョコの代わりよ!っていうパターンですね
エレン「なんでそんな気ぃ立ててんだよ?ミカサ?」
ミカサ「………」
今日は一日中エレンの傍から離れないで居たミカサ。
しかし、誰もエレンにチョコを渡そうとする者はいなかった。
アニという女狐は必ずや来るだろうと予測していたが……杞憂だったのかもしれない。
ミカサ(考え過ぎだったのかな…?)
ミカサ(…それより、何と言ってチョコを渡そう…)
未だにテーブルの上にチョコを放置したまま、告白の内容は何も考えていなかった。
ミカサ(結婚してください、とか……いや、もう家族だし結婚は意味が無い)
ミカサ(この戦いが終わったら子供が欲しいです……ダメだ。もしかするとエレンが発情して再来月には妊娠してしまう)
ミカサ(そうなったらエレンを守れなくなっちゃうし…何と言えば……)
ミカサ(籍を入れましょう……うん。これがいい)
ミカサ「………」
今日は一日中エレンの傍から離れないで居たミカサ。
しかし、誰もエレンにチョコを渡そうとする者はいなかった。
アニという女狐は必ずや来るだろうと予測していたが……杞憂だったのかもしれない。
ミカサ(考え過ぎだったのかな…?)
ミカサ(…それより、何と言ってチョコを渡そう…)
未だにテーブルの上にチョコを放置したまま、告白の内容は何も考えていなかった。
ミカサ(結婚してください、とか……いや、もう家族だし結婚は意味が無い)
ミカサ(この戦いが終わったら子供が欲しいです……ダメだ。もしかするとエレンが発情して再来月には妊娠してしまう)
ミカサ(そうなったらエレンを守れなくなっちゃうし…何と言えば……)
ミカサ(籍を入れましょう……うん。これがいい)
ベルトルト「アニ…なんで全部食べちゃったの…」
アニ「……何も、言わないで」
自分の馬鹿さ加減に失望した。ここまで馬鹿だとは……辟易する。
所詮は甘いものが好きな、ただの女の子であると痛感させられた。
ライナー「アニ!!」
アニ「ん?」
ライナー「これ渡して来い!!」
アニ「…!!」
流石はみんなのアニキ。こんなこともあろうかと、チョコを残しておいたのだ。
ただしそれは食べかけなので、欠片ほどしか残っていないが。
ベルト「ライナー…そんな欠片を渡しても…」
アニ「…借り、作っちゃったね」
ベルト「!?」
アニ「これ、渡してくるよ」
ライナー「よし、気持ちを伝えてこい!!」
ライナー「…つってもミカサが邪魔だからな…俺が隙を作ってくる」
アニ「……何も、言わないで」
自分の馬鹿さ加減に失望した。ここまで馬鹿だとは……辟易する。
所詮は甘いものが好きな、ただの女の子であると痛感させられた。
ライナー「アニ!!」
アニ「ん?」
ライナー「これ渡して来い!!」
アニ「…!!」
流石はみんなのアニキ。こんなこともあろうかと、チョコを残しておいたのだ。
ただしそれは食べかけなので、欠片ほどしか残っていないが。
ベルト「ライナー…そんな欠片を渡しても…」
アニ「…借り、作っちゃったね」
ベルト「!?」
アニ「これ、渡してくるよ」
ライナー「よし、気持ちを伝えてこい!!」
ライナー「…つってもミカサが邪魔だからな…俺が隙を作ってくる」
>>34
可愛いよ
可愛いよ
クリスタユミルコンビ好きには>>20ですでに満足
ライナー「なぁ、ミカサちょっといいか?」
ミカサ「………」ブツブツ
ミカサ(いや…籍といっても結局は法律上の関係になるだけだし、これじゃダメ)
ミカサ(形はもうどうでもいいから、私だけを見てくれるように……)
自分の世界に入り込んでいるのか、中々戻ってきそうにもない。
これなら今のうちにアニを接触させればいいような気がする。
エレン「あ、ライナー」
ライナー「ん?」
エレン「チョコ食う?」モグモグ
ライナー「え!?いいのか!?」
エレン「なんか知らないけどミカサがチョコ持ってるからさ。俺とミカサとアルミンとお前で四等分な」パキッ
ライナー「おぉ!!嬉しいぜ!!」
ミカサ「………」ブツブツ
ミカサ(いや…籍といっても結局は法律上の関係になるだけだし、これじゃダメ)
ミカサ(形はもうどうでもいいから、私だけを見てくれるように……)
自分の世界に入り込んでいるのか、中々戻ってきそうにもない。
これなら今のうちにアニを接触させればいいような気がする。
エレン「あ、ライナー」
ライナー「ん?」
エレン「チョコ食う?」モグモグ
ライナー「え!?いいのか!?」
エレン「なんか知らないけどミカサがチョコ持ってるからさ。俺とミカサとアルミンとお前で四等分な」パキッ
ライナー「おぉ!!嬉しいぜ!!」
ミカサ(よし、私だけを見てください。好きです……にしよう)
ミカサ「…ん?」
エレン「こりゃ美味ぇな!!」 モグモグ
ライナー「あぁ…人に優しくしたら良いことが起きるもんだな」モグモグ
ミカサ「………」
ライナー「…あ」
それは、人殺しの目だった。
ライナー「ひっ…!!」
“ズドンッ!!”
ライナー「ぉ…ごォ…!?が……!!」ビクンビクンッ
超強烈なミカサの拳は、到底人を殴ったとは思えないような音を鳴らす。
腹部をアッパー気味に抉られたライナーは天井に激突した後、床に叩きつけられていた。
ミカサ「…ん?」
エレン「こりゃ美味ぇな!!」 モグモグ
ライナー「あぁ…人に優しくしたら良いことが起きるもんだな」モグモグ
ミカサ「………」
ライナー「…あ」
それは、人殺しの目だった。
ライナー「ひっ…!!」
“ズドンッ!!”
ライナー「ぉ…ごォ…!?が……!!」ビクンビクンッ
超強烈なミカサの拳は、到底人を殴ったとは思えないような音を鳴らす。
腹部をアッパー気味に抉られたライナーは天井に激突した後、床に叩きつけられていた。
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