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    元スレ妹「何回ループしてでもお兄ちゃんとお母さんを助け出す!おー!」

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    102 :

    まだ姉の暴走がある気がしてならない

    103 = 102 :

    つか、63/96か……ちょっと殺猿剤が必要だな……

    105 = 52 :

    さる食らったっぽいな

    106 = 1 :

    「えっとそれは……(話しても別に支障はないよね……)」

    「かくかくしかじかなの」

    幼馴染み「そんなことが……私の起こした行動で、未来の妹さんやお兄さんにまで迷惑をかけてしまっていたのね……」

    「しかし本当にタイムワープが存在するなんてな……
    しかも未来の俺が開発したなんて信じられないな
    妹、わざわざ俺や母さんの為に苦労してくれたなんて感謝してもしきれん
    ありがとう」

    「えへへ
    早速、このUSBメモリの中身を見てみよう?
    (お兄ちゃんにわけを話すって約束……覚えてないと思うけど守れたよ、お兄ちゃん!)」

    ……

    「幼馴染みの名前を入力して……ポチッとな!」ポチッ

    「ロックが外れた!中には……pdfファイル?」カチッカチッ

    108 = 13 :

    いもにゃんきゃわわしえん

    109 = 1 :

    「なになに……『今、この文章を読んでくれているということは、まだ未来を変える前だが、未来の時間に住む妹がこのUSBメモリを見つけ、
    未来を変えるために過去の時間にいる妹に協力してもらい、過去の時間にいる妹が恐らく時間をループして無事に結果を変えてくれたということだ
    ありがとう』
    ここまで予測してたの?お兄ちゃん」

    「俺に聞かれても……」

    110 = 1 :

    「『しかし、まだ一つ、残された問題がある
    それは、タイムデバイスである
    俺が偶然発見した物質によって、生まれた代物であるが、タイムデバイスは残しておくと非常に不味いことになる
    それは、タイムデバイスが時間軸から外れているのが原因で、俺と妹がタイムデバイスを開発しない未来に切り替わったとしても、都合良く消えはしない、つまり残り続けてしまうということだ
    このまま残り続けると、悪用されかねない
    そこで、今この文を読んでいる人には、タイムデバイスを消すのに協力してもらいたい
    偶然発見したその物質は、反する電子を持つその物質と接触すると、超対称性という対称性から、とてつもないエネルギーを放ちながら消滅する
    未来の時間の妹のタイムデバイスと、恐らく通信用に渡された過去の時間の妹のタイムデバイスはちょうど相反しており、上手くその二つを接触させれば消えるはずだ
    しかし、消すときはエネルギーに巻き込まれないよう注意してほしい
    そして、その為に何をすればいいのかだ
    まず、未来を変えてもらいたい
    先にタイムデバイスを消去すれば、過去の時間の妹がループするために独立させたものを元に戻せなくなる

    111 = 102 :

    いや、反物質と接触したら消滅するのはどの粒子もだろ……
    腕時計サイズを接触させたらえらいことになるぞ……

    112 = 1 :

    しかし、未来を変えると、未来の俺や未来の妹がタイムデバイスを作らなくなり、その影響で時間全体に修正が働き、過去の時間の妹が作ってくれた母さんが死なないという結果は残るものの、
    未来の時間の妹がタイムデバイスを過去の時間の妹に渡すときから今までの事実と記憶が失われる
    だが、その記憶を維持する方法がある
    過去の時間の妹が今持っているタイムデバイスには、今までの行動をオートで記す日記とメモ帳が内蔵されている
    それを読めば状況を把握することが可能だ
    しかし、これは妹が一番ふさわしい
    なぜな……』
    ゴホッゴホッ
    えーと……
    『そして、未来を変え、状況を把握した後、○○年○月○日、○○という場所に来てほしい
    タイムデバイスは時間軸から独立し、常に存在するが、見た目も常に存在するわけではない
    この空間内であるべき姿に変化するのだ
    つまり、○○年○月○日、○○という場所で私と妹はタイムデバイスを開発するが、
    それ以前にもタイムデバイスは存在し、しかも未来の妹が持つ方は目に見えない状態になっているということだ

    113 = 1 :

    よって、目に見えるようになると考えてよい○○年○月○日、タイムデバイスが生まれる○○という場所に今未来の時間の妹が持つタイムデバイスが目に見える形で存在するはず
    それを回収し、未来に残ったまま消せば帰れなくなるので過去に帰ったあと、タイムデバイスを消して終了である
    なお、タイムデバイスの回収は一人でやってもらいたい
    万が一未来ではぐれた場合、誰かが過去に帰れなくなるかもしれないからだ
    簡単に言えば、一人で未来に行ってタイムデバイスを拾ったら、過去に戻り離れた場所で二つをくっつけてほしいということだ
    非常に面倒だが頼む
    以下タイムジャンプの仕方を書く……』
    だって……はあ、読み疲れた……」

    114 = 102 :

    ④追いつかねえよー

    115 = 1 :

    「長いが……何となく状況は分かった
    ここは俺がタイムデバイスを回収しに行こう
    妹にまた苦労をかけさせるわけにはいかない」

    幼馴染み「いえ、事の発端は私ですし……」

    「うんうん、私が行く!」

    「妹……」

    「私が未来の妹と通信して未来を変えたあと、状況を把握するのは私が一番ふさわしいって書いてあったし
    私が行けとは書いてないけど、私にしか出来ないよ!」

    「しかし……
    そういえば咳き込んだとき、なんて書いてあったんだ?」

    116 = 1 :

    「そ、それは内緒!(というか……未来のお兄ちゃんは私の秘密知ってるんだ……)」

    「記憶がなくなっちゃうらしいし、今のお兄ちゃんや幼馴染みとはお別れだね」

    「そうだな……
    出来れば俺が行きたかったが……」

    幼馴染み「妹さんが次に会う私は、こんなこと知らずにきっと普通に暮らしているのね……」

    「じゃあ、私は部屋に戻るね
    私は記憶を失ったあとの私にこのタイムデバイスでメッセージを書かなきゃいけないから
    ばいばい!」

    幼馴染み「ええ、別の私とまた会いましょう!」

    「またな!」

    117 = 102 :

    さるよけ

    118 = 1 :

    妹の部屋

    ……

    「これでよしと
    じゃあそろそろ……
    赤いボタンだっけ……」ポチッ

    未来の『ついに終わったのね?』

    「うん、全て終わったよ(未来の私はタイムデバイスのことを知らないのかな……)」

    未来の『じゃあ、あなたとこの時間を戻すわよ!』

    「うん、お願い!(なんか記憶を失うって自分を失いそうで怖いけど……タイムデバイスの中の日記とメモ帳に残したメッセージがあるし……お兄ちゃんのお願いだもんね!)」

    未来の『えい!』

    「!?
    頭痛が……!」

    120 = 1 :

    ……

    「はっ!ここは……私の部屋だ
    って学校から帰ってきて、部屋でおやつのプリンを食べただけだし……私の部屋だなんてわざわざ再確認しなくても……
    え……?」

    「私こんなのつけてたっけ……?
    適当にボタン押してみよっと」ポチッ

    「空中に画面が表示された!
    何か書いてある……
    『私へ、緑のボタンを押して』
    私へ?とりあえず押してみるか」ポチッ

    「これは……文章?
    なになに……『私へ、信じられないと思うけど……

    …………

    お願い!
    私より』

    121 = 1 :

    なにこれ……嘘だよね……?
    でも私だけの秘密を知ってるってことはこれを書いたのは私……
    洗脳されたお兄ちゃんがお母さんを殺す?それを止める為にループした?そんなSSみたいなことあるわけないよね……?
    でも私だけの秘密を知ってる以上……信じるしかないのかな……
    とりあえずこの文章に書いてある通り、タイムジャンプ?してみよう」ポチッポチッポチッ

    ……

    ○○年○月○日 ○○

    「……え!?
    (ここは……?
    まさか本当にタイムジャンプした……?
    じゃああの文に書いてあったことは本当に本当……?
    ここでタイムデバイスを開発したらしいけど、ここ病院だよね……?
    未来が変わったから施設も変わったってことなのかな……
    とりあえず今日の日付を聞いて確認してみよう)
    すみません!」

    ナース「はい!なんでしょうか」

    122 = 102 :

    なんとか追えてる……けどややこしいぜ、ドク

    127 = 1 :

    「今日は何年何月何日ですか?」

    ナース「はい?○○年○月○日ですけど……」

    「(本当にタイムジャンプしてる……!)
    ありがとうございました!」ダッ

    ナース「いえ別に……
    行っちゃった……」

    「じゃあやっぱり文章に書かれていたことも本当……!!
    とりあえずタイムデバイスの手がかりを探すしかない……
    すみません!」

    「なんでしょうか?ってあなたは……」

    「え?あ……もしかして……友?」

    130 = 20 :

    さるよけ

    131 = 52 :

    お猿さん

    134 :

    んぎ、

    135 = 1 :

    未来の友「妹ちゃん……?何だか小さいけど……」

    「未来の友はナースになるんだ……!」

    未来の友「未来の私?どういうこと?」

    「これに似たの見つけなかった?」

    未来の友「ああ、それなら確かポケットに……」ゴソゴソ

    未来の友「これ?」

    「それ!」

    未来の友「てっきり患者さんの落とし物かと……
    何があったの?」

    「実はかくかくしかじかで……」

    未来の友「へえ……これでタイムジャンプできるんだ……」

    「そう、危険な物なの!」

    未来の友「ちなみに妹ちゃんはどうやってタイムジャンプしたの?」

    「こことここを押して時間を設定して……記憶や肉体を時間軸から独立させて……」

    136 = 1 :

    未来の友「ふーん……」ポチッポチッ

    「え?何やってるの?」

    未来の友「ごめんね、妹ちゃん
    正直、昔からあなたのわがままにはついていけないと思ってたの……
    そして今度は私を置いて結婚……
    一生独り身でいようねって約束したくせにさ……
    もう裏切られるのは嫌
    だから変えてくるね、過去を」

    「待っ!……て……
    消えた……!
    とにかく追っかけないと!でもどこに……
    しょうがない、とりあえず友が転校してきたあの日に!」

    137 = 102 :

    おいおいw

    139 = 1 :

    友が転校してきた日

    「ここなら誰にも見つからないよね
    日記に書いてあったあれを……
    追跡カメラとテレビ~
    お願い、未来の友を探して!
    ……
    ……動かない……
    つまりこの時間にはいないってこと?
    ……
    !……頭が……痛い……」

    ……

    0:00

    「」ガバッ

    「こ、ここは……私の部屋だよね……
    あれ?こんなのつけてたっけ
    とりあえずボタンを押してみようっと」ポチッ

    ……

    「うーん……私の秘密を知ってるってことは信じるしかないのかな……
    日記によれば記憶を失うのは二回目、それも二回目は未来の友がタイムデバイスを持っていって過去を変えちゃったから……
    しかも追跡カメラは時間を越えては反応しないから未来の友がどこに行ったか分からない……
    一体どうしたら……
    とりあえず未来の友が私と会った時間に行ってみよう……!
    もしかしたらタイムデバイスを持ってるかも!」

    140 = 1 :

    ○○年○月○日 ○○

    「到着っと……
    あれ?そういえばこのタイムデバイス?って時間だけじゃなくて場所も指定出来るんだ……
    何でだろう……
    ま、いいや
    とりあえず未来の友を探さないと!」

    ……

    「(いない……何で……?
    そっか、未来が変わったから友はナースじゃなくなったんだ……
    そしたらもう打つ手がない……
    あそこの公園でとりあえずまとめよう……)」

    142 = 1 :

    「(えっと確か……
    未来の私と協力して、私はお母さんが死ぬ運命を変えた
    でも、タイムデバイスというアイテムが危険で、2つくっつければ消せるから私にやってほしいと未来のお兄ちゃんが頼んだ
    そして2つ目のデバイスを探しに未来にやってきたのに、友に持っていかれた……ってところかな
    そういえば……
    私が未来へ来た時点で、未来が変わって私が記憶を失うことがないのは何でだろ……でも、お兄ちゃんとお母さんを助けた後の時間の修正の時に一緒に修正されたことから考えれば、どこかで記憶が改ざんされるから今は問題ないってことなのかな……
    それに未来が変わるとき、私も他の人と同じように記憶を失ってるはずなのに、日記には私は頭痛が起きてるって書いてある……何で……?)」

    144 = 1 :

    「妹……さん?」

    「え?……あ!」

    未来の幼馴染み「少し小さくなられました?……ってそんなわけないですよね」

    「未来の幼馴染み……!お願い!助けてほしいの!」

    未来の幼馴染み「え?ええ、もちろんですわ」

    未来の幼馴染みの家

    未来の幼馴染み「何があったんですか?」

    「実は……かくかくしかじかで……」

    未来の幼馴染み「そんなことが……!
    その私はお馬鹿さんですね……妹さんの気持ちも汲み取ってやれないなんて……」

    「私は覚えてないから別にいいんだけど……」

    未来の幼馴染み「そのタイムデバイスを持った友さんを探せばいいんですね?」

    「うん、友は私に裏切られたって言ってたし……私が謝りに行かないと」

    145 = 1 :

    未来の幼馴染み「では、少しタイムデバイスをお借りしてもよろしいですか?」

    「でも見たことも聞いたこともない物質が入ってるらしいし……」

    未来の幼馴染み「大丈夫です
    信頼のおける学者を揃えておきますから
    まあ調べてる間に歴史が変わり、妹さんがタイムデバイスを手放す可能性は否定出来ませんが……」

    「うんうん、大丈夫!
    日記によれば、歴史が変わったら私もタイムデバイスも私が本来いた場所に戻されるみたいだから」

    未来の幼馴染み「分かりました
    では、じいや!」

    じいや「はい」

    「(どこから現れたの?というかまだ執事やってたんだ……)」

    未来の幼馴染み「これを彼らに」

    じいや「かしこまりました」

    未来の幼馴染み「では、その間ゲストルームで休んでましょうか
    未来の娯楽もたくさんありますよ」

    「未来の娯楽!?どんなのだろう!」

    146 = 1 :

    ……

    未来の幼馴染み「研究が終わりました
    これを」

    「ありがとう、幼馴染み!」

    未来の幼馴染み「そしてその未知の物質ですが、この地球……いえ、この宇宙には存在しないことがわかりました」

    「へ?」

    未来の幼馴染み「この宇宙は4次元時空です
    しかし、未知の物質は、7次元+4次元の11次元、しかも、11次元時空ではなく時間を含めた11次元空間からこの世界にやってきたと考えられます」

    「時間を含めた11次元空間?」

    147 :

    タイトルだけで余りの痛々しさを放っている
    伸びているなと思ったが殆どが>>1でワロタww

    148 = 134 :

    みてるぞ
    痛々しくてもおもろい

    149 :

    やっぱ末尾Pって糞だわ

    150 = 1 :

    未来の幼馴染み「時間を含めたほにゃらら次元空間とは、私達が縦横自由に移動出来るように時間を自由に移動出来る空間のことです
    ちなみにほにゃらら次元時空は時間を自由に移動出来ない空間ということです
    その11次元空間の別の宇宙からこの宇宙にやってきた物質、それがこの未知の物質と考えられます
    この物質が時間軸から独立しているというのは、時間を自由に移動できる11次元空間に存在しているからでしょう
    あくまで3次元空間にも姿を表せるだけ、ということです」

    「つまり、別の宇宙から流れてきた物質が未来のお兄ちゃんと私のところへやってきたってこと?」


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