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    元スレ妹「何回ループしてでもお兄ちゃんとお母さんを助け出す!おー!」

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    1 :

    7:00 妹の部屋

    「ちょっと、起きなさい!」

    「むにゃむにゃ……もう少し……」

    「遅刻するよ!」

    「うーん……どっこいしょういち」

    「朝ごはんは出来てるよ」

    「はーい……」

    リビング

    「おっはよー、お兄ちゃん」

    「ああ、おはよ
    お前も早く朝ごはん食べろよ」モグモグ

    「全く……兄妹でどうしてこうも違うのかしら」

    「もしかして私、本妹じゃないんじゃない?」

    「何言ってるの、あんたも兄も私も当然血は繋がってるわよ」

    「えへへ、だよね」

    2 :

    http://www.hellowork.go.jp/

    6 :

    安価スレかと

    7 = 1 :

    「ごちそうさま
    じゃあ母さん、学校行ってくるよ
    今日は帰り早いから16:10ぐらいに帰るよ」

    「行ってらっしゃい」

    「妹も早くしなさい」

    「分かってるって」モグモグモグ

    8:00 玄関

    「おやつにプリン用意したからね」

    「うん!行ってきまーす」

    「あ、おはよう!あのさ」

    「おはよう!いつも待たせてごめんね」

    「あ……慣れてるから大丈夫だよ」

    「じゃ、れっつらごー!」

    8 = 1 :

    8:20 学校

    幼馴染み「お2人とも、おはようございます」

    「おっはよ!」

    「おはよう!」

    「相変わらず幼馴染みは学校に来るの早いねー」

    幼馴染み「ええ、毎朝執事であるじいやが車で送ってくださいますから」

    「凄ーい
    私にも執事がいたらなあ……」

    幼馴染み「そうだ、良ければ一緒に温泉にでも行きませんか?私の姉や妹さんのお兄さんも一緒に
    じいやに頼んで車を出してもらいましょう」

    「あ、それいいね」

    「ご、ごめん、私はやめとくよ」

    「え?何で?」

    9 = 1 :

    「は、恥ずかしいから!(おっぱいにホクロがあるなんて私だけの秘密、恥ずかしくてみんなには見せられないよ!)」

    幼馴染み「それは残念ですわ」

    「代わりにあの遊園地に行こうよ!まだお父さんあの遊園地のオーナーと仲良いんでしょ?」

    「あの遊園地?ああ、あそこの遊園地のこと?」

    幼馴染み「あの遊園地……(あの思い出の……)
    そうですね」

    「(友達なのに無視……)」

    「決定!」

    キンコンカンコン

    「あ、授業始まっちゃう!」

    「私達席に戻らないと」

    幼馴染み「ええ、また昼休みに」

    10 = 1 :

    16:05 校門

    幼馴染み「では、また明日
    行きましょう、じいや」

    じいや「はい」

    、友「また明日ー!」

    「じゃあ、私こっちだから」

    「うん、ばいばい!」

    「また明日!」

    「(そういえば今日はお兄ちゃん帰り早いんだっけ
    またゲームに付き合ってもらおーっと!)」

    16:23 自宅前

    ガチャ

    「ただいまー」

    「ん?何この赤いの……リビングから?」

    11 = 1 :

    リビング

    「え……お母さんと……警察と……お兄ちゃん……?」

    「妹……!」

    「(お母さんは血まみれで倒れてて、お兄ちゃんは警察の人に捕まってて、これってつまり……)」

    「違う!俺がやったんじゃない!」

    「じゃあ何で……」

    「分からない……気づいたら……
    いや……確か……」

    「(お兄ちゃんは嘘をつくような人じゃない……何よりお兄ちゃんがお母さんを殺したりするはずない!)」

    「……信じる
    信じるよ、お兄ちゃんのこと」

    「妹……ありがとう……お前だけでも信じてくれて嬉しいよ」

    警察「とっとと歩け!」

    「お兄ちゃん……」

    12 = 1 :

    20:00

    「あれから何時間経ったっけ……
    お母さんは死んで、お兄ちゃんは逮捕されて……
    少し考えすぎちゃった……
    喉を通らなくても、何か食べなきゃ天国のお母さんが心配するよね……」

    「今すぐ食べられるのはプリンだけ……か……」

    「……」モグモグ モグモグ

    「うぅ……」グスッ

    「時間びったしに来たみたいね」

    「え!?
    ……あ、あなたは……?」

    「いきなり現れてごめんね、私」

    「え?」

    「私は、未来から来たあなた」

    「……え?どういうこと……?」

    13 :

    いもちゅしえん

    14 = 1 :

    未来の「今日はお兄ちゃんが捕まり、お母さんが死んだ日、そうでしょ?」

    「そ、そうだけど……本当に私なの?」

    未来の「もちろんよ
    今はもう消えちゃったけど、言えば分かるかしら
    『おっぱいにほくろ』」

    「私だけの秘密を!ということは本当に私……?
    というかほくろ消えるんだ!」

    「と、それは置いといて……どうやって過去に、何で過去に……?」

    未来の「それは今から説明するわね
    お兄ちゃんが逮捕されてからしばらく経った後、ようやくお兄ちゃんは釈放されたわ
    でも、お母さんが殺され、お兄ちゃんが殺したわけでもないのに逮捕されたということに未だに私もお兄ちゃんも納得がいっていなかった
    そして大学の教授をしていた私とお兄ちゃんで協力して、とある研究をしていた
    それは時間移動」

    「時間移動……」

    未来の「そしてついに完成したの
    これがね」

    「この腕に巻いてる腕時計みたいなのが……?」

    15 :

    これはさるよけがいるな

    16 = 1 :

    未来の「そう
    簡単に説明すると、このタイムデバイスは、空中に画面を映してパソコンみたいに使ったり、同じタイムデバイスを持っている相手と通信をしたりできる機能も持っているんだけど、
    何よりこのタイムデバイスは時間軸から独立して存在していて、タイムデバイスの出す特殊な電波によって電波を受けたものも同時に時間軸から独立させることが出来るの
    要は時間を移動出来るってこと」

    「これを私とお兄ちゃんが開発したなんて……信じられないよ」

    未来の「私も信じられないわ
    偶然の産物だもの
    でもそんな矢先……お兄ちゃんが死んだ」

    「え!?」

    未来の「治らない病での病死だったから回避することは出来なかった
    でもお兄ちゃんは病気にかかった事を全く教えてくれなかった
    多分心配すると思ったんでしょうね……」

    未来の「そしてお兄ちゃんの遺品を整理していたら……これを見つけた」

    「USBメモリ?」

    未来の「そう
    私宛って書いてあるからとりあえず中身を見ようとしてみたの
    そしたらロックがかかっていた、パスワードのヒントと共にね
    そしてそのヒントが……『母を殺した犯人の名前』」

    「!?」

    17 = 1 :

    未来の「びっくりしたわ
    私はてっきりお兄ちゃんが犯人のことを知らないと思っていたから
    でも、私宛にこのUSBメモリがあって、その為にパスワードが必要ってことは、多分、私にその犯人の名前を探らせると同時に、お母さんが死ぬという未来を変えて欲しかったんだとすぐに気づいたわ
    だからこうして過去に来たってわけ」

    「じゃあ一緒に……」

    未来の「それは容量の関係で出来ないわ
    一人で頑張って」

    「頑張ってって言われても……」

    未来の「大丈夫、機会は無限にあるから」

    「え?それってどういう……」

    未来の「さっき言ったでしょ?このタイムデバイスは電波を受けたものを時間軸から独立させるって。このタイムデバイスを使って今日1日とあなたを時間軸から独立させるの。ちなみに、容量が足りないのはこの大きな2つを独立させ続ける必要があるからよ」

    「???」

    未来の「つまり、今日1日をあなたにループしてもらうわ」

    「なるほど!でももしお兄ちゃんが捕まるのを、お母さんが死ぬのを避けられたとして、そこからどうするの?」

    未来の「それはね……」ゴソゴソ

    未来の「はい」

    「もう一つのタイムデバイス!」

    18 = 15 :

    がんばれ

    19 = 1 :

    未来の「これは時間軸から独立してるから、この赤いボタンを押して未来で待機する私にも連絡が来るわ
    あなたが結果を変えたあと、私が今日を元の時間軸に戻して終わりってわけ」

    未来の「あ、そうだ
    困った時は黄色いボタンを押してね
    物を出し入れできるから、私が入れたお助けグッズが出てくるわ!」

    「そういえば、USBメモリはどうするの?」

    未来の「そのUSBメモリは私に未来を変える決心をさせるためだろうし、そもそも未来が変わったらUSBメモリのことなんか私は綺麗さっぱり忘れちゃうから、あなたに渡しておくわ
    黄色いボタンを押して収納してね」

    「タイムデバイスなんて大事なもの渡してもよかったの?」

    未来の「大丈夫よ、あなたは私だし、悪用しないって分かってるわ
    何より使い方がほとんど分からないから悪用できないでしょ?」

    「そうだけど……悪用しないって分かってるなら、私がタイムデバイスを使って失敗したら過去に戻るを繰り返せばいいんじゃ?
    これなら容量の問題もないから未来の私も一緒に……」

    21 = 1 :

    未来の「うーん、それは今のあなたにも話してもわからないと思うわ
    確かにそれでお兄ちゃんは救われるけど、本当に救われたことにはならない」

    「?」

    未来の「じゃあ、私はそろそろ行くわね
    頑張って!」

    「あ、消えた……」

    「突然のことばかりで上手く頭が働かないけど……何回ループしてでも犯人を見つけてお母さんとお兄ちゃんを助け出す!おー!」

    22 :

    お?スマガか?

    23 = 1 :

    1回目 7:00 妹の部屋

    「ちょっと、起きなさい!」

    「むにゃむにゃ……」

    「遅刻するよ!」

    「うーん……お母さん!?」

    「な、何よ急に」

    「……何でもない……」

    「(お母さんが生きてる……本当にループしてるんだ)」

    リビング

    「(お兄ちゃんもいる……!)」

    「おはよう、お兄ちゃん」

    25 :

    つまりこの中に犯人がいる!

    26 = 1 :

    「ああ、おはよ
    お前も早く朝ごはん食べろよ」モグモグ

    「うん!」

    「やけに嬉しそうだな
    いい夢でも見たのか?」

    「そんなんじゃないよ」

    「(そうだ、喜んでる場合じゃないよね
    お母さんとお兄ちゃんを守らないと
    そのためには……とりあえずお兄ちゃんを尾行してみようかな……
    でも知らない高校には入れないよね……どうしよう)」

    「ごちそうさま
    じゃあ母さん、学校行ってくるよ
    今日は帰り早いから16:10ぐらいに帰るよ」

    27 :

    みてるぞ

    28 = 15 :

    さるよけ

    29 = 1 :

    「分かった、行ってらっしゃい」

    「妹も早くしなさい」

    「う、うん(……チャンスは無限にある
    焦るのはやめよう!)」モグモグ

    「あら、あんたその腕時計みたいなアクセサリーどうしたの?」

    「こ、これ?買ったんだよ」

    「ふーん……」

    「ごちそさま!」

    「はーい」

    30 = 1 :

    妹の部屋

    「とりあえず着替えよう……」

    「あ、そういえば……
    (未来の妹『困った時は黄色いボタンを押してね
    物を出し入れできるから、私が入れたお助けグッズが出てくるわ』)」

    「」ポチッ

    「これは……カメラとテレビ?
    あ、説明書がある
    『追跡カメラとテレビ
    指定した物や人物をカメラが追っかけ、その様子をテレビに表示する』」

    「これなら尾行も出来そう!」

    トントン

    「ちょっとあんた、まだなの?」

    「今日具合悪いから休むー
    友にはごめんって言っておいて」

    「そう……」

    「じゃあ早速……お兄ちゃんを追尾しよう!」

    31 = 15 :

    お兄ちゃんのプライベートをのぞく妹か…いいね

    32 = 1 :

    8:00 妹の部屋

    「お、映った」

    「お兄ちゃんは今授業中かー……なんか覗き見してるみたいでやだな」

    ……

    「あ、授業終わった」

    「あ、始まった」

    ……

    15:41 妹の部屋

    「ふぁーあ、放課後まで何もなしか。ここから何か起きるってことかな」

    「あ!誰かお兄ちゃんに近づいてる!」

    「あれは……幼馴染みのお姉ちゃん!そういえば同じ高校だったっけ……」

    幼馴染みの姉『………兄……』

    『?』

    幼馴染みの姉『あな……言いたい……るの
    ちょっ……ださら……?』

    「距離があってあまり声が聞こえない……でも近づきすぎてカメラに感づかれるのも……」

    33 = 1 :

    『言……って?』

    幼馴染みの姉『…………』バキュン

    『……!?』

    「え……銃……!?」

    幼馴染みの姉『今……ちゃ……学……
    ……家……殺……きて…………』

    『…………』

    幼馴染みの姉『……………………』

    『……』

    「どういうこと……?何で幼馴染みのお姉ちゃんが……
    それに銃に撃たれたのにお兄ちゃんが動けてる……?
    と、とにかく行かないと!」ダッ

    34 = 1 :

    16:00 道

    「お兄ちゃん!」

    「……」

    「どうしちゃったの?お兄ちゃん!」

    「……」グサッ

    「え……?」

    「なん……で……」バタン

    「……ハッ
    ここは……」

    「!!」

    「妹!どうした!」

    「って……俺の手に……ナイフ……?
    まさか……俺が妹を……
    いや……確か……」

    ……

    35 = 1 :

    2回目 7:00 妹の部屋

    「ちょっと、起きなさい!」

    「え……」ガバッ

    「朝ごはん出来てるわよ」

    「(私は確かあの銃でおかしくなったお兄ちゃんを止めに行って……
    死んでもまたやり直すことが出来るってことなんだ)」

    リビング

    「おはよう、お兄ちゃん」

    「ああ、おはよ
    お前も早く朝ごはん食べろよ」モグモグ

    「うん……」

    「(何で幼馴染みのお姉ちゃんがあんなことを……
    それにあの銃は一体……
    とにかく未来のお兄ちゃんが残したUSBメモリに幼馴染みのお姉ちゃんの名前を入力してみよう)」

    36 = 15 :

    さるさるしっし

    37 :

    見てるよ

    38 = 1 :

    「ごちそうさま
    じゃあ母さん、学校行ってくるよ
    今日は帰り早いから16:10ぐらいに帰るよ」

    「行ってらっしゃい」

    「妹も早くしなさい」

    「う、うん……今日はなんか具合が悪いから寝てていい?」

    「風邪?安静にしておきなさいよ
    ……あら、あんたその腕時計みたいなアクセサリーどうしたの?」

    「これ?買ったんだよ」

    「ふーん……」

    「じゃあ、私部屋で寝てるね」

    39 = 1 :

    妹の部屋

    「パソコンを起動してUSBメモリを挿して……」

    「出た出た」

    「幼馴染みのお姉ちゃんの名前を入力して……」

    『パスワードが違います』

    「あれ?
    そういえばあの時お兄ちゃんはナイフを持ってた……
    自分がやったと考えたんじゃ……
    お兄ちゃんの名前を入力してみよう」

    『パスワードが違います』

    「違う……真犯人は別にいるってこと?
    でもあの時のお兄ちゃんの行動からして、お兄ちゃんは犯人が幼馴染みのお姉ちゃんだと思うはずなんだけど……」

    「考えてもしょうがないよね、幼馴染みのお姉ちゃんを止めて、お兄ちゃんを助けないと!
    それにはあの銃やナイフを何とかしないと……
    そういえばお助けグッズは他にもあるんだっけ……色々道具を出してみよう」ポチッポチッポチッ

    「熊の人形に、量子何とかって書かれたミニカーに、無駄に長いマジックハンド……他にないのかな」ポチッポチッ

    「これは……水鉄砲?威嚇ぐらいには使えるかな
    こっちは……スイッチのついたボール?押してみよう」ポチッ

    「わっ!半円型のシールド!これなら!」

    40 :

    おもろ

    41 = 13 :

    いもぺろしえん

    42 = 1 :

    15:00 妹の部屋

    「そろそろ行かなきゃ
    行ってお兄ちゃんを助けて、本当の犯人を見つけよう!」

    15:41 兄の学校

    「時間的にはそろそろだね……
    あ、来た!」

    幼馴染みの姉「あのね、兄くん」

    「?」

    幼馴染みの姉「あなたに言いたいことがあるの
    ちょっと体育館裏まで来てくださらない?」

    「ああ、いいよ」

    「(道具はちゃんとあるよね!)」

    43 = 15 :

    ばりやぽいんとー、だったか

    44 = 1 :

    体育館裏

    「言いたいことって?」

    幼馴染みの姉「それはね……」

    「させない!」

    幼馴染みの姉「妹ちゃん!何でここに!?」

    「その銃を渡して!」

    幼馴染みの姉「……嫌!」バキュン

    「このシールドで……」ポチッ カキーン

    幼馴染みの姉「え!?」

    「えいっ!」ドピュッ

    幼馴染みの姉「きゃあっ!」

    45 = 1 :

    「お兄ちゃん、今の内にその銃を!」

    「あ、ああ!」

    幼馴染みの姉「返して、兄くん!」

    「何をするつもりだったのか聞いてからだ」

    幼馴染みの姉「……全てあんたが悪いのよ!この泥棒猫!」

    「俺が……泥棒猫?」

    「どういうこと……?」

    幼馴染みの姉「妹ちゃん、この男は害悪よ
    私達と一緒に来ましょう……?」

    「え……?」

    46 = 1 :

    幼馴染みの姉「昔は、私と私の妹、そして妹ちゃんとよく遊んだわよね」

    「うん……」

    幼馴染みの姉「あの時からあなたはお兄ちゃんのことばかり口にするお兄ちゃんっ娘だった
    でもそんなある日、私達があなたの家に遊びに行った日、私達は知った……
    あなたの家でのあなたの待遇を!
    母はこいつを贔屓してあなたを卑下し、こいつはあなたがこいつのことを好きだったにも関わらずバカにする……
    こんな家庭にいたあなたがかわいそうだった……
    こいつや、こいつの母を崩壊させて私達の両親の養子として迎え入れれば、妹ちゃんはしあわせになれる
    だから決めたの
    私達の会社の力を駆使して作ったこの洗脳銃であなたの周りの癌を取り除いてあげようとね」

    「お前……狂ってる……狂ってるぞ!」

    幼馴染みの姉「うるさい!」

    「私はお母さんもお兄ちゃんも大好きだよ?私は癌なんて思ってない!
    だからやめて……!」

    幼馴染みの姉「かわいそうに……癌に侵されてしまったのね……」

    47 = 1 :

    幼馴染みの姉「でも、私達が治療してあげるわ!」ダッ

    「!」

    幼馴染みの姉「たあっ!」

    「っ!しまった!」

    幼馴染みの姉「銃は取り返したわ……
    これは一度撃ち込めば言われた一つの命令をこなすまで従順な人間になるよう洗脳される……
    私の会社の優秀な学者達が作ってくれた優秀な銃!
    ふふ……これでおしまいよ!兄くん、くらいなさい!」バキュン

    「させない!」ドピュッ

    幼馴染みの姉「水鉄砲で弾の勢いを止めた……!?
    どうしてそこまで……!」

    「大好きな人だからに決まってるでしょ!」

    幼馴染みの姉「まだそんなことを……!」

    「お姉ちゃんが私のことが大好きなら、守りたくなるのも分かる
    でも、周りの人を傷つけるのは良くないよ!
    当たり前でしょ!」

    幼馴染みの姉「くっ……」

    「諦めて銃を捨てろ!」

    48 = 1 :

    「それは出来ませんわ」

    「え……!?」

    「」バキュン バキュン

    「!?」

    「ぐ!?」

    「あなたは私の家へ、そしてあなたは、あなたの母を殺してきなさい」

    「はい……」

    49 :

    無意識な妹が犯人

    50 = 1 :

    16:10

    「うっ……ここは……」

    幼馴染み「お目覚めですか?」

    「幼馴染み!ということはここは幼馴染みの部屋……
    ……そうだ、幼馴染みのお姉ちゃんが!!」

    幼馴染み「姉がどうかなさいましたか?」

    「幼馴染みのお姉ちゃんが……いや」

    「(
    幼馴染みの姉『妹ちゃん、この男は害悪よ
    私達と一緒に来ましょう……?』
    幼馴染みの姉『でもそんなある日、私達があなたの家に遊びに行った日、私達は知った……』
    私゛達"……
    そしてあの謎の声……)
    まさか!」


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