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元スレ京介「ん、何!? これ酒かよ!」
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京介「なっ、なぁああああっ!? どういうことだこれ!? デジャヴすぎる光景!」
京介「これってもしかして、酔っ払って……」グラァ
京介「っ…!? な、なんだ俺も…!? どうして、俺は酒なんてひとくちも……」
がさっ
京介「……まさか、これか…?」
京介「〝クッキー〟が…原因だと…いうのか…!?」
京介「これって只のクッキーじゃあ…」
加奈子「ラム酒クッキーって知ってるか京介ー?」
京介「か、加奈子?」
加奈子「前にヨ、ししょー所で料理勉強してるときに本でよんだんだけどヨー」
加奈子「酒入りのクッキーってやつだナ。くひひっ、なかなかいけんじゃねーのコレ」
京介「酒入りの…クッキー…」
加奈子「しかもこれラム酒じゃねえーとおもうゾ。この鼻につく匂いは……おー! ウィスキーじゃねー?」
京介「これってもしかして、酔っ払って……」グラァ
京介「っ…!? な、なんだ俺も…!? どうして、俺は酒なんてひとくちも……」
がさっ
京介「……まさか、これか…?」
京介「〝クッキー〟が…原因だと…いうのか…!?」
京介「これって只のクッキーじゃあ…」
加奈子「ラム酒クッキーって知ってるか京介ー?」
京介「か、加奈子?」
加奈子「前にヨ、ししょー所で料理勉強してるときに本でよんだんだけどヨー」
加奈子「酒入りのクッキーってやつだナ。くひひっ、なかなかいけんじゃねーのコレ」
京介「酒入りの…クッキー…」
加奈子「しかもこれラム酒じゃねえーとおもうゾ。この鼻につく匂いは……おー! ウィスキーじゃねー?」
京介「マジかよ…」
加奈子「ガハハハ! まあいいか! ウマけりゃなんでもいいゼ!」ばくばく
京介「うっ…これ、作ったのっは…やっぱり」
麻奈実「きゅー」ぐてー
京介「麻奈実! お前だろ、これ作ったの…!」
麻奈実「ふぇ?」
京介「ど、どうしてこんなの作ったんだ!? おい!」
麻奈実「んーとねぇ…それはねぇ……」
麻奈実「…きょうちゃんを、信用したからだよ?」
京介「っ!」
京介「俺が…お酒を飲んでないって、それを証明するために、その場に合ったモノを使ったのか…?」
麻奈実「うんー! そうだよ~!」
京介「……」
京介(…なんつーこったよ、すべて、俺が招いたもんじゃねえか。そこに至る経緯や理由、原因なんてもんは関係ねえ! 俺が作っちまった問題だ!)
加奈子「ガハハハ! まあいいか! ウマけりゃなんでもいいゼ!」ばくばく
京介「うっ…これ、作ったのっは…やっぱり」
麻奈実「きゅー」ぐてー
京介「麻奈実! お前だろ、これ作ったの…!」
麻奈実「ふぇ?」
京介「ど、どうしてこんなの作ったんだ!? おい!」
麻奈実「んーとねぇ…それはねぇ……」
麻奈実「…きょうちゃんを、信用したからだよ?」
京介「っ!」
京介「俺が…お酒を飲んでないって、それを証明するために、その場に合ったモノを使ったのか…?」
麻奈実「うんー! そうだよ~!」
京介「……」
京介(…なんつーこったよ、すべて、俺が招いたもんじゃねえか。そこに至る経緯や理由、原因なんてもんは関係ねえ! 俺が作っちまった問題だ!)
桐乃「にゃーん」すりすり
瑠璃「ごろごろ…」ゴロンゴロン
沙織「はぁーん! くぁいいよ~!」
加奈子「ばりばり」
あやせ「………………………」
京介「…うっ、あやせ…?」
あやせ「お兄さん…」
京介「お、おう! ど、どうした…? お前もやっぱり…?」
あやせ「……」
パサァ
あやせ「熱いんです…すごく熱いんです…どうしたらいいのでしょうか…お兄さん…火照りを止める方法を教えてください…」
京介「あやせぇ───!!! まずい! それはすごくまずいぞ!」
あやせ「まずいんですか…? だったら、こうします…」かちゃん
あやせ「これなら、大丈夫ですよね…? わたし、うごけませんから…後はお兄さんが為すがままにです…お好きにお使いください…」
京介「待ってくれ! 何も大丈夫じゃない! 半裸で手錠って、凄く絵的に駄目だぞ!!」
瑠璃「ごろごろ…」ゴロンゴロン
沙織「はぁーん! くぁいいよ~!」
加奈子「ばりばり」
あやせ「………………………」
京介「…うっ、あやせ…?」
あやせ「お兄さん…」
京介「お、おう! ど、どうした…? お前もやっぱり…?」
あやせ「……」
パサァ
あやせ「熱いんです…すごく熱いんです…どうしたらいいのでしょうか…お兄さん…火照りを止める方法を教えてください…」
京介「あやせぇ───!!! まずい! それはすごくまずいぞ!」
あやせ「まずいんですか…? だったら、こうします…」かちゃん
あやせ「これなら、大丈夫ですよね…? わたし、うごけませんから…後はお兄さんが為すがままにです…お好きにお使いください…」
京介「待ってくれ! 何も大丈夫じゃない! 半裸で手錠って、凄く絵的に駄目だぞ!!」
京介「く、くそ! どうする! 俺が出来ることと言えばっ…!」
コロリ
京介「………」
京介「…………」
京介「……帰宅は、明日の夕方、それまでは自由」
京介「うぉおおおおおお!! やってやるぜええええええ!!」ばくばくばくばくばくばくばく
桐乃「にゃー!!」
瑠璃「しゃー……あれ、わたし…?」
沙織「ん? わたくし…?」
京介「うぉおおおおおおおおおお!!! ゴクゴクゴクゴクゴク!!!!」
加奈子「あー!! 京介、テメ、加奈子の分も食うんじゃねえーヨ!」
京介「ああン!?」
加奈子「ひっ!」
コロリ
京介「………」
京介「…………」
京介「……帰宅は、明日の夕方、それまでは自由」
京介「うぉおおおおおお!! やってやるぜええええええ!!」ばくばくばくばくばくばくばく
桐乃「にゃー!!」
瑠璃「しゃー……あれ、わたし…?」
沙織「ん? わたくし…?」
京介「うぉおおおおおおおおおお!!! ゴクゴクゴクゴクゴク!!!!」
加奈子「あー!! 京介、テメ、加奈子の分も食うんじゃねえーヨ!」
京介「ああン!?」
加奈子「ひっ!」
京介「てめーみたいなロリッ子はジュースでも飲んどけばーか!!」
京介「ばくばくばくばくばくばく」
加奈子「きょ、きょうすけ…?」
あやせ「……えっ、あれ? なんですかこれ!? きゃー! どうして手錠されてるのわたし!」
京介「ばくばくばくばくばくばくばく」
麻奈実「ふぇ…? あれ、痛たた…頭が…うぅぅ…」
京介「ゴクゴクゴクゴクゴクゴク」
桐乃「にゃー!」
瑠璃「…寒気がするわ、これと同じような状態にわたしがなっていたとでもいうのっ!?」
沙織「かわいかったですぞー黒猫殿ー」
京介(──食べつくす! 飲みつくす! この場にある危険分子を、俺が全てひとつ残らず消滅させる!)
京介(人は言うかもしれない、隠せばいいだろうと、捨てればいいだろうと、だがな! それはできねえ!)
京介(──人が俺の為に、作って、買ってきてくれて、善意をもってのものだらけだ!!)
京介(なら全て!! 俺が吸収しきってやんよ!!!!)
京介「ばくばくばくばくばくばく」
加奈子「きょ、きょうすけ…?」
あやせ「……えっ、あれ? なんですかこれ!? きゃー! どうして手錠されてるのわたし!」
京介「ばくばくばくばくばくばくばく」
麻奈実「ふぇ…? あれ、痛たた…頭が…うぅぅ…」
京介「ゴクゴクゴクゴクゴクゴク」
桐乃「にゃー!」
瑠璃「…寒気がするわ、これと同じような状態にわたしがなっていたとでもいうのっ!?」
沙織「かわいかったですぞー黒猫殿ー」
京介(──食べつくす! 飲みつくす! この場にある危険分子を、俺が全てひとつ残らず消滅させる!)
京介(人は言うかもしれない、隠せばいいだろうと、捨てればいいだろうと、だがな! それはできねえ!)
京介(──人が俺の為に、作って、買ってきてくれて、善意をもってのものだらけだ!!)
京介(なら全て!! 俺が吸収しきってやんよ!!!!)
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こうして、俺の受験パーティは幕を下ろした。
その後の記憶は一切ない。これっぽっちもない……忘れたいわけじゃない、決してだ。
俺の中ではただひとつ、皆の想いを全て受け取ったという充実感だけが残っているのだから。
それで充分じゃねえか、それだけで満足だろ?
人間一人、男一人、沢山の人間から貰える想いを全て受け取ることなんて、早々出来ることじゃねえ。
だがそれを、俺はやりきったんだ。誰にも文句なんてもんは言わせない。
例え、想いをくれた人物たちからでもだ。
俺はそうやって生きて行く。いつかは疲れ果てて道端の隅っこでのたれ死ぬかもしれない。
だけど、それがなんだっていうんだ。悪い事か? 俺はそうは思わない。
京介「はぁっ…はぁっ…ぐぇっ…」
もし死に絶えて行く時に、そこで一人じゃなく皆が居たら。
それだけで幸せってもんだろ、そうは思わねえか?
思わねえんだったら、そうだな、うん。
俺みたいな人生は、絶対に歩まない方が身のためだって忠告しておくぜ。
こうして、俺の受験パーティは幕を下ろした。
その後の記憶は一切ない。これっぽっちもない……忘れたいわけじゃない、決してだ。
俺の中ではただひとつ、皆の想いを全て受け取ったという充実感だけが残っているのだから。
それで充分じゃねえか、それだけで満足だろ?
人間一人、男一人、沢山の人間から貰える想いを全て受け取ることなんて、早々出来ることじゃねえ。
だがそれを、俺はやりきったんだ。誰にも文句なんてもんは言わせない。
例え、想いをくれた人物たちからでもだ。
俺はそうやって生きて行く。いつかは疲れ果てて道端の隅っこでのたれ死ぬかもしれない。
だけど、それがなんだっていうんだ。悪い事か? 俺はそうは思わない。
京介「はぁっ…はぁっ…ぐぇっ…」
もし死に絶えて行く時に、そこで一人じゃなく皆が居たら。
それだけで幸せってもんだろ、そうは思わねえか?
思わねえんだったら、そうだな、うん。
俺みたいな人生は、絶対に歩まない方が身のためだって忠告しておくぜ。
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