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    元スレ奉太郎「こういうのも薔薇色なのかもしれない」

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    102 = 1 :

    摩耶花「で?どんな勝負なの?」

    里志「愛無き愛読書の謎を解く勝負さ」

    える「なんですか?」

    里志「この本の事なんだ!」ババーン

    奉太郎「学校史?」

    える「綺麗な本ですね!」

    103 = 1 :

    里志「この本は毎週金曜日、摩耶花が当番の日に五週間連続で返されているんだ」

    奉太郎「それのどこが不思議なんだ?」

    摩耶花「バカね折木。ここの図書室の貸し出し期間は二週間なのよ?」

    える「」ムスッ

    奉太郎「なるほどね・・・それの解をもってより正解らしい方の勝ちか・・・」

    える「勝ったも同然ですね!」

    里志(摩耶花負けだな・・・)

    105 = 1 :

    える「三対一は不公平なのであなたに下僕二号を貸してあげます」フフン

    摩耶花「貸すって・・・あなた本当に何様のつもりなの?」

    える「千反田さまです!」ドヤァ

    里志(まあだろうね)

    奉太郎(まあそうだな)

    摩耶花「まあいいわここでケチョンケチョンに負かしてやるんだから!」

    える「まあハンデを大量に貰ってるくせに偉そうですね」クスクス

    106 :

    面白い

    107 = 1 :

    摩耶花「ハンデ?」

    える「ええハンデですあなたは五週間とは言いませんが長い時間この本について悩む時間があったんでしょう?私たちは今さっき初めて知ったんです」

    摩耶花「負けてハンデとか言わないでよね!」

    える「大丈夫です私に負けはあり得ません!そうですよね折木さん?」

    奉太郎「ああ・・・そうだな」

    里志(ああもう戻れないな奉太郎、て言うか僕たち・・・)

    109 :

    くずたそ~

    110 = 1 :

    える「では始めましょう!」

    える・奉太郎VS摩耶花・里志「愛無き愛読書対決」

    える「ではまず本を見てみましょう。かまいませんね?」

    摩耶花「ええ良いわよ!私たちは向こうで考えるわ!」スタスタ

    える「どうですか折木さん分かりますか?」

    奉太郎「見る限りこの本は借りてその日の内に返されてるな」

    える「そのようです」

    111 = 69 :

    ほう

    112 :

    まやほーはよ

    113 = 1 :

    奉太郎「う~ん」ナヤム

    える「がんばってください!ご主人様の威厳とか色々が懸かってるんですよ!」

    奉太郎「言われなくても分かってる!」

    奉太郎(ん?今の受け答えおかしくなかったか?・・・まあいいか)

    える「・・・」キタイノマナザシ

    奉太郎「なあ千反田。なにかお前の優れた五感で気づくことはないか?」

    える「そうですね・・・・」クンクン

    奉太郎(俺よりこいつの方が犬っぽいよな)

    114 = 109 :

    これはドラマCDの七つの大罪の時のえるたそだな

    116 = 1 :

    える「何か匂いがします・・・何かの刺激臭ですシンナーのような」

    奉太郎「と、すれば・・・」

    摩耶花・里志サイド

    摩耶花「なんなのあいつ!」プンプン

    里志「千反田さんのことかい?」

    摩耶花「そうよ!!ていうか何で福ちゃんまで下手に出てるわけ?」

    里志「まあそんな深い理由はないのさ。でも摩耶花が思ってるのよりずっと千反田さんは魅力的な人だよ」フフフ

    117 :

    気に障ります

    118 = 1 :

    摩耶花「福ちゃんまであいつの肩を持つの!?何か弱みでも握られてるの?」

    里志「いやいやそんな事はないよ。千反田さんは口は悪いけどそんなことをする人じゃないよ。本気で拒否したら無理強いはしない」

    摩耶花「そんな風には見えないけど」ムスー

    里志「奉太郎だってすすんでって訳じゃないだろうけど嫌々って訳でも無いと思うよ。実際、犬!なんて言ってもいつも丁寧に話し掛けてるしね」

    摩耶花「どうだか・・・」

    119 :

    しえん
    ばいさるってまだあんのかね

    120 = 1 :

    里志「それよりも謎は解かなくていいのかい?」

    摩耶花「どうせ分かんないまま引き分けになるわよ」

    える「それはどうですかね?」ドヤアアァ

    里志(いつもより二割増しでドヤ顔だね・・・)

    摩耶花「なによ?まだ始まって十五分くらいしか経ってないわよ?」

    える「時間なんて関係ありません。私たちの勝ちですから」フフン

    摩耶花「え!?もう分かったっていうの?」コンワク

    121 = 109 :

    生き雛ではなく生け贄にされそうなえるたそ

    122 = 1 :

    える「折木さん説明してあげてください」

    奉太郎説明中

    奉太郎「つまり絵のモチーフとして使われていたという訳だ。どうだ?」

    摩耶花「・・・」ムスッ

    える「いまどんな気持ちですか?ねぇねぇ」ニタニタ

    里志(今日はなんだかご機嫌だな千反田さん)

    123 = 1 :

    摩耶花「わかった負けで良いわよ!」ダンッ

    える「あら負けて悔しいからといって机にあたってはいけませんよ?」ニタニタ

    里志「まあ完敗だからね僕の言うべき事はなにもないよ」ヤレヤレ

    える「これで私の犬が素晴らしいって事が証明されましたね!」フフン

    摩耶花「え?この勝負って折木の実力を証明するためのだっけ?」

    える「あっ!///」

    摩耶花(ははーん、そういうことね。納得)

    124 = 1 :

    える「とにかく!///私たちの勝ちなのでそちらには罰を受けて貰います!」

    摩耶花「え!?そんなの聞いてないわよ!」

    里志「僕は敗者だから受け入れるよ」

    摩耶花「福ちゃんまで!」

    える「では伊原摩耶花さん!あなたには罰として古典部に入部して貰います!」ババーン

    奉太郎(こいつ、勝負が始まったあたりから考えてたな)

    里志(さすが千反田さん、僕の思ってたとおりだ)

    125 = 69 :

    ふむ

    126 = 1 :

    摩耶花「な、なんでそんな」

    える「あら?あなたにとって悪いことばかりじゃありませんよ?」

    摩耶花「何よ?」

    える「古典部に入れば、福部さんと部室で二人っきりなんてことも・・・。それに、合宿とかもありますよ?」ミミウチ

    摩耶花「え!?///」

    える「ほら悪くないでしょ?」コソコソ

    摩耶花「///」ウンウン

    里志(ああ、大体なんて言ってるか想像がつくな。流石千反田さん・・・)

    摩耶花「わかった、入部するわ!」

    える「これで四人ですね!これから文化祭にむけてがんばりましょう!」

    127 = 109 :

    なかなか打算的

    128 = 1 :

    里志「これは千反田さんの思惑通りなのかな?奉太郎はどう思う?」コソコソ

    奉太郎「どうだかな。でもまあ友達が出来てうれしそうじゃないか」コソコソ

    里志「なんというか、奉太郎は千反田さんの執事みたいだね、しかも白髪のおじいさんででセバスチャンって呼ばれてそうなやつ、ご主人様を孫娘みたいに可愛がるんだ」コソコソクスクス

    奉太郎「犬よりかはましだな」コソコソ

    える「そこは何をコソコソやってるんですか!は!いつかみたいに私を襲う算段ですか!?最低ですね!」

    摩耶花「いつかって前にもあったの!?やっぱり二人ともサイテーね」

    奉太郎(毒舌が増えた・・・)

    129 = 69 :

    いいよー

    130 :

    折木がえるたそに飼い慣らされてくだけなら見たくない

    131 = 1 :

    里志「まあまあ二人ともおちついてよとりあえず部室に戻ろう」

    える「そ、そうですね」オチツクー

    摩耶花「ところで古典部の部室って何処なの」

    える「こっちですよ伊原さん」テクテク

    里志「結構遠いんだよねえ」テクテク

    摩耶花「そうなんだ」テクテク

    奉太郎「・・・・・文集は?」

    える・里志・摩耶花「あ!」ワスレテタ

    奉太郎(また前途多難だな・・・)ヤレヤレ

    132 = 1 :

    とりあえず今日はここまでで
    そのうち
    奉太郎「こういうのも薔薇色なのかもしれないPart2」みたいなSS書きます

    133 = 69 :

    >>132
    おつ 続き見たい

    134 = 1 :

    できたら一巻だけでもやり切りたい
    ただの自己満足だけど

    135 :

    こういうキャラ好き

    136 :

    ???「まったく>>1さんはダメダメですね!
         まぁ可愛く心も広いボクが待っていてあげるので、さっさと続きを書いちゃってください!」

    138 :

    >>136
    やめとけ、お前さんは腹パンだぞ

    139 :

    薔薇色男爵


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