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元スレP「口移しでしか栄養を摂取できなくなってしまった」
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春香「ひゃあああ!?」
決意の勢いあまって鼻で全力全開の深呼吸をしてしまい、
春香が驚きと恥じらいの嬌声を上げた。
P「あっ…ご、ごめん春香」
春香「…び、びっくりしました……」
目に見えて顔が真っ赤になっている。可愛いなと、素直に思った。
春香「えっと……どうですか?」
P「うん…だいぶ楽になったよ、これなら食べられそうだ」
春香「そ、そうですか…!」
ちゃんと食欲が有ることを嬉しく感じた春香は、態勢もそのままにお弁当を手繰り、封を開けた。
春香「おぉ。なんだか豪華なお弁当ですよプロデューサーさん」
P「本当だ…ただのCMの収録にすごいな」
少量ずつではあるが、平たいお弁当箱に様々な料理が飾られるように盛りつけられている。
最近の物価を鑑みると、これだけたくさんの料理が入っていては単価が相当なものだろう。
春香は「食べやすくっていいですねっ」と喜んでいるから、女性の観点からするとよく言う「ロケ弁」よりはこちらのほうが嬉しいらしい。
プロデューサーは、どちらかといえばガッツリとした「ロケ弁」の方が好き、“だった”。
決意の勢いあまって鼻で全力全開の深呼吸をしてしまい、
春香が驚きと恥じらいの嬌声を上げた。
P「あっ…ご、ごめん春香」
春香「…び、びっくりしました……」
目に見えて顔が真っ赤になっている。可愛いなと、素直に思った。
春香「えっと……どうですか?」
P「うん…だいぶ楽になったよ、これなら食べられそうだ」
春香「そ、そうですか…!」
ちゃんと食欲が有ることを嬉しく感じた春香は、態勢もそのままにお弁当を手繰り、封を開けた。
春香「おぉ。なんだか豪華なお弁当ですよプロデューサーさん」
P「本当だ…ただのCMの収録にすごいな」
少量ずつではあるが、平たいお弁当箱に様々な料理が飾られるように盛りつけられている。
最近の物価を鑑みると、これだけたくさんの料理が入っていては単価が相当なものだろう。
春香は「食べやすくっていいですねっ」と喜んでいるから、女性の観点からするとよく言う「ロケ弁」よりはこちらのほうが嬉しいらしい。
プロデューサーは、どちらかといえばガッツリとした「ロケ弁」の方が好き、“だった”。
春香「な、なにから食べます?」
P「春香の選んでくれたものならなんでもいいよ」
お互いに微笑みあって、食事を始める。
春香「えへへ…じゃ、じゃあまずはこの出汁巻き玉子から」
いい色合いに焼けた玉子焼き。
春香は左手でプロデューサーの顔を胸に押し当てたまま器用に置かれたお弁当箱からそれを箸でつまみ上げると、
小さく開けた口の中へと入れた。
モグモグと、咀嚼を始める。
春香「むっ、おいひぃ~!」
噛んでいるだけで、染み出た味が口に広がったのだろう。
目を見開いて嬉しそうに笑う春香は、
そのまま玉子焼きを飲み込んだ。
ゴクリと。
春香「……ハッ!!」
口の中に残った味の余韻までしっかりと味わったあと、
思い出したように我にかえる。
春香「ごっ、ごめんなさいプロデューサーさん…!!」
P「春香の選んでくれたものならなんでもいいよ」
お互いに微笑みあって、食事を始める。
春香「えへへ…じゃ、じゃあまずはこの出汁巻き玉子から」
いい色合いに焼けた玉子焼き。
春香は左手でプロデューサーの顔を胸に押し当てたまま器用に置かれたお弁当箱からそれを箸でつまみ上げると、
小さく開けた口の中へと入れた。
モグモグと、咀嚼を始める。
春香「むっ、おいひぃ~!」
噛んでいるだけで、染み出た味が口に広がったのだろう。
目を見開いて嬉しそうに笑う春香は、
そのまま玉子焼きを飲み込んだ。
ゴクリと。
春香「……ハッ!!」
口の中に残った味の余韻までしっかりと味わったあと、
思い出したように我にかえる。
春香「ごっ、ごめんなさいプロデューサーさん…!!」
P「大丈夫、それが普通の行動なんだから」
そもそも咀嚼したものを飲み込まず再び外に出すという行為が滅多にないことなのだから、間違えてしまうのは悪いことじゃない。
ましてや、こんなに美味しそうなお弁当なのだから。
グウゥ…。
P「ん」
春香「あっ」
春香の美味しそうに食べている顔を間近で見ていたら、プロデューサーの胃袋が食べ物を欲して唸り始めた。
春香「お腹、鳴っちゃいましたね」
P「春香が美味しそうに(食べていると)感じたからかな」
春香「おふぅ!?」
春香が盛大に吹き出した。
……何か言葉の選択を誤ったのだろうか。
そもそも咀嚼したものを飲み込まず再び外に出すという行為が滅多にないことなのだから、間違えてしまうのは悪いことじゃない。
ましてや、こんなに美味しそうなお弁当なのだから。
グウゥ…。
P「ん」
春香「あっ」
春香の美味しそうに食べている顔を間近で見ていたら、プロデューサーの胃袋が食べ物を欲して唸り始めた。
春香「お腹、鳴っちゃいましたね」
P「春香が美味しそうに(食べていると)感じたからかな」
春香「おふぅ!?」
春香が盛大に吹き出した。
……何か言葉の選択を誤ったのだろうか。
>>223
うめえええええ
うめえええええ
春香「じゃ、じゃあ次のいきますね…」
P「ありがとう」
今度つまみ上げたのは鳥つくね。春香は自分の口に運ぼうとして、訊ねる。
春香「そういえば……あの、どれくらい噛んだ方がいいんですか…?」
P「え……そうだな、出来れば原型がないくらい細かくしてもらえると……“かむ”より“のむ”方が楽なんだ」
春香「わっかりました!」
意気込むや、口につくねを放り込む春香。
テンポよく小気味よく、リズムのように咀嚼をしていく。
P「ごめん、面倒を増やして」
つい漏れ出た弱音に、それでも春香は咀嚼を続けたまま、笑顔を返してくれた。
春香「ん……んんっ」
P「――あ、ああ…」
咀嚼完了を告げられ、ついに、プロデューサーは、春香と、唇を重ね合わせる。
P「ありがとう」
今度つまみ上げたのは鳥つくね。春香は自分の口に運ぼうとして、訊ねる。
春香「そういえば……あの、どれくらい噛んだ方がいいんですか…?」
P「え……そうだな、出来れば原型がないくらい細かくしてもらえると……“かむ”より“のむ”方が楽なんだ」
春香「わっかりました!」
意気込むや、口につくねを放り込む春香。
テンポよく小気味よく、リズムのように咀嚼をしていく。
P「ごめん、面倒を増やして」
つい漏れ出た弱音に、それでも春香は咀嚼を続けたまま、笑顔を返してくれた。
春香「ん……んんっ」
P「――あ、ああ…」
咀嚼完了を告げられ、ついに、プロデューサーは、春香と、唇を重ね合わせる。
キャラクターの細かい行動を「」でいちいち説明されると萎えるから
地の文有りでいいよ
地の文有りでいいよ
最初は、触れ合う程度。
けれど決して離そうとはしないで、互いに次第に口腔を開いて繋げていく。
味がした。
咀嚼されたつくねから溢れ出た汁が、上の春香から下のプロデューサーへと流れてきた。
時折やや粘度の高い、春香の唾液も混じっている。
春香「んっ…ふぁ…」
春香の方から、舌が入ってきた。
これはキスとしての意味ではなく、咀嚼したものを相手に送り向かわせる云わば『レール』のような役割を担っている。
一気に、離乳食のようにペースト状になった鳥つくねが流れ込んできた。
よく噛んでくれたぶん細分化されており、噛む必要もなく次々と流れ移されていく。
プロデューサーの口の中にはつくねの味が広がっている。
けれど、そのつくねはほんのりと甘かった。
噛んだ分だけ春香の唾液が混ぜ合わさり、ペースト状になったつくねはつまり春香の唾液の塊といっていい。
抵抗も無く舌の上を踊った。引っかかりもなく喉を通過した。拒絶反応の気配すらなく、滑らかに胃まで落ちていった。
けれど決して離そうとはしないで、互いに次第に口腔を開いて繋げていく。
味がした。
咀嚼されたつくねから溢れ出た汁が、上の春香から下のプロデューサーへと流れてきた。
時折やや粘度の高い、春香の唾液も混じっている。
春香「んっ…ふぁ…」
春香の方から、舌が入ってきた。
これはキスとしての意味ではなく、咀嚼したものを相手に送り向かわせる云わば『レール』のような役割を担っている。
一気に、離乳食のようにペースト状になった鳥つくねが流れ込んできた。
よく噛んでくれたぶん細分化されており、噛む必要もなく次々と流れ移されていく。
プロデューサーの口の中にはつくねの味が広がっている。
けれど、そのつくねはほんのりと甘かった。
噛んだ分だけ春香の唾液が混ぜ合わさり、ペースト状になったつくねはつまり春香の唾液の塊といっていい。
抵抗も無く舌の上を踊った。引っかかりもなく喉を通過した。拒絶反応の気配すらなく、滑らかに胃まで落ちていった。
春香「ふぅ……はぅ…」
一度唇を離して、お互いに息を調えた。
“口移し”以上に、行為に興奮を覚え、長くなってしまい呼吸が乱れてしまったから。
お互いに鼻と鼻が触れ合うほどの至近距離。
一瞬だけ視線を交わしたあと、春香が唇を重ねてきた。
――いまのは、ただのキスだった。
食事とは関係のない、ただの愛情表現。
P「春香…」
春香「えへへ、ごめんなさい。……一回だけ、いまの一回だけは許してください」
誤魔化すように、笑う。
何を許せばいいのか、何を許して欲しいのか。
春香はそれ以上は何も言わないまま、続くお弁当をプロデューサーに食べさせる行為を再開した。
一度唇を離して、お互いに息を調えた。
“口移し”以上に、行為に興奮を覚え、長くなってしまい呼吸が乱れてしまったから。
お互いに鼻と鼻が触れ合うほどの至近距離。
一瞬だけ視線を交わしたあと、春香が唇を重ねてきた。
――いまのは、ただのキスだった。
食事とは関係のない、ただの愛情表現。
P「春香…」
春香「えへへ、ごめんなさい。……一回だけ、いまの一回だけは許してください」
誤魔化すように、笑う。
何を許せばいいのか、何を許して欲しいのか。
春香はそれ以上は何も言わないまま、続くお弁当をプロデューサーに食べさせる行為を再開した。
春香「………」
P「………」
沈黙。
春香は初めての『口移し』を経験してやはり恥ずかしいのだろう、隣にいるプロデューサーの顔をあまり見ようとはせず、
沈黙のままモグモグと自分のお弁当を食べている。
顔は、耳まで真っ赤なままだった。
P「春香」
春香「――は、はいっ!」
P「ありがとう」
心からの感謝の気持ちを込めて。
プロデューサーはお礼を口にした。
春香「いっ、いえ! 私のほうこショ」
春香は動揺したせいで舌を噛んだ。
―劇終―
P「………」
沈黙。
春香は初めての『口移し』を経験してやはり恥ずかしいのだろう、隣にいるプロデューサーの顔をあまり見ようとはせず、
沈黙のままモグモグと自分のお弁当を食べている。
顔は、耳まで真っ赤なままだった。
P「春香」
春香「――は、はいっ!」
P「ありがとう」
心からの感謝の気持ちを込めて。
プロデューサーはお礼を口にした。
春香「いっ、いえ! 私のほうこショ」
春香は動揺したせいで舌を噛んだ。
―劇終―
また尻すぼみになる前に終わり。
ただでさえ稚拙な文が余計読みにくくなったと思う。ごめんなさい。
もう無理です。
どなたでもジャンジャン書いたらいいと思います。よろしくお願いします。さよなら。
>>223さん、本当に有り難う御座います。ちょっと嬉しすぎて気絶します。
ただでさえ稚拙な文が余計読みにくくなったと思う。ごめんなさい。
もう無理です。
どなたでもジャンジャン書いたらいいと思います。よろしくお願いします。さよなら。
>>223さん、本当に有り難う御座います。ちょっと嬉しすぎて気絶します。
面白いからこそもっと練って欲しいよなぁ
団結の人くらいガッツリ読み込める文が理想
団結の人くらいガッツリ読み込める文が理想
>>285
自分で書いたら?
自分で書いたら?
どうせなら好き勝手言わせてくれよ
良いものを求めてるだけで強要してるわけではないし
良いものを求めてるだけで強要してるわけではないし
みんなの評価 : ☆
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