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元スレP「口移しでしか栄養を摂取できなくなってしまった」
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まだラノベレベル
だが地の文SSとしては及第点
欲するは表現力
だが地の文SSとしては及第点
欲するは表現力
真剣に、2人でこれからの事について話し合うことにした。
液体はOK、
けれどクラッシュゼリーなどの流動物はかなり無理をしてやっと少量程度。
固形物に至っては、顎を開く動作だけでも辛い。
考えた。
質疑応答百問答の末に辿り着いた答えは、「食べ物に対する恐怖心をどうにか出来れば」なんとかなるのではないか、ということ。
「じゃあまず、目の前で味見をして見ましょう」
先ほどのを綺麗にした後、音無小鳥は改めて向かい合い、目の前で切ったリンゴをひとカジりして見せた。
食べ物に対する印象をよくするために、とてもいい笑顔で咀嚼する。
彼女が食べているさまはとても美味しそうで、不思議と、彼の口に涎が溢れ、ゴクリと、喉を鳴らした。
「じゃあ…はい、どうぞ!」
食べ物に対する興味をもってくれたことが嬉しかったのか、満面の笑みで新しいリンゴを差し出してくる彼女。
液体はOK、
けれどクラッシュゼリーなどの流動物はかなり無理をしてやっと少量程度。
固形物に至っては、顎を開く動作だけでも辛い。
考えた。
質疑応答百問答の末に辿り着いた答えは、「食べ物に対する恐怖心をどうにか出来れば」なんとかなるのではないか、ということ。
「じゃあまず、目の前で味見をして見ましょう」
先ほどのを綺麗にした後、音無小鳥は改めて向かい合い、目の前で切ったリンゴをひとカジりして見せた。
食べ物に対する印象をよくするために、とてもいい笑顔で咀嚼する。
彼女が食べているさまはとても美味しそうで、不思議と、彼の口に涎が溢れ、ゴクリと、喉を鳴らした。
「じゃあ…はい、どうぞ!」
食べ物に対する興味をもってくれたことが嬉しかったのか、満面の笑みで新しいリンゴを差し出してくる彼女。
………。
差し出されたリンゴに対し、彼は自分でも驚くほど、何の興味も抱かなかった。
「あれぇ…?」
首を傾げて、仕方なく再び自分の口にリンゴを運ぶ音無小鳥。
するとまた、ゴクリと鳴った。
これには彼自身も驚いていた。
「た、食べかけがいいんですか?」
困惑する彼女だが、
切り分けられたリンゴそれぞれを個体として見るのなら、たしかに「毒味」を果たせるのは食べかけだけとなる事に気付く。
「じゃあ、はい…」
“食べかけのリンゴ”が、また口元へ向かってくる。
不思議なことに、今度はさっきよりも興味が出てきていた。
だが、食べようと口を開いた瞬間に、
リフレインする。
あの時、
信じられないほどの激痛や苦痛が全身を苛み、頭を金鎚で叩き続けられているような衝撃が。
差し出されたリンゴに対し、彼は自分でも驚くほど、何の興味も抱かなかった。
「あれぇ…?」
首を傾げて、仕方なく再び自分の口にリンゴを運ぶ音無小鳥。
するとまた、ゴクリと鳴った。
これには彼自身も驚いていた。
「た、食べかけがいいんですか?」
困惑する彼女だが、
切り分けられたリンゴそれぞれを個体として見るのなら、たしかに「毒味」を果たせるのは食べかけだけとなる事に気付く。
「じゃあ、はい…」
“食べかけのリンゴ”が、また口元へ向かってくる。
不思議なことに、今度はさっきよりも興味が出てきていた。
だが、食べようと口を開いた瞬間に、
リフレインする。
あの時、
信じられないほどの激痛や苦痛が全身を苛み、頭を金鎚で叩き続けられているような衝撃が。
>>67
亡くなったじいちゃんが飲んでたなそれ
亡くなったじいちゃんが飲んでたなそれ
エンシュア介護施設でバイトしてた時とか
拒食症の友人が飲んでたな
ちょっと飲ませて貰ったけどクソ甘ったるかったような覚えがあるな
支援
拒食症の友人が飲んでたな
ちょっと飲ませて貰ったけどクソ甘ったるかったような覚えがあるな
支援
口をおさえ、リフレインする幻痛を拭い払おうと頭を振る。
効果は得られなかった。
これ以上続けては、また傍にいては、彼女にみっともないところを見せ続けてしまう。
「今日はもう大丈夫です」
「また来てください」
「このことはみんなには黙っておいてくれませんか」
これらの言葉を、何とかして絞り出して彼女に伝えようと顔を上げた瞬間――
―――。
音無小鳥の唇が、彼の唇を塞いでいた。
キス。
では、ない。
繋がった口と口の間を流れる物がある。
それは、音無小鳥が自分の口内で咀嚼し、流動体と化したリンゴだった。
舌と舌とが絡み合い、波打つようにリンゴが彼の口へと運ばれていく。
彼の口は次から次と溢れくるリンゴを受け入れようと、無意識のうちに喉を動かし、“口移されたリンゴを胃へと落としていた”。
効果は得られなかった。
これ以上続けては、また傍にいては、彼女にみっともないところを見せ続けてしまう。
「今日はもう大丈夫です」
「また来てください」
「このことはみんなには黙っておいてくれませんか」
これらの言葉を、何とかして絞り出して彼女に伝えようと顔を上げた瞬間――
―――。
音無小鳥の唇が、彼の唇を塞いでいた。
キス。
では、ない。
繋がった口と口の間を流れる物がある。
それは、音無小鳥が自分の口内で咀嚼し、流動体と化したリンゴだった。
舌と舌とが絡み合い、波打つようにリンゴが彼の口へと運ばれていく。
彼の口は次から次と溢れくるリンゴを受け入れようと、無意識のうちに喉を動かし、“口移されたリンゴを胃へと落としていた”。
根拠は無かったのだという。
ただ「毒味」が必要でいて且つ「口を自ら開くことなく摂取」する必要があるという事実を認識した彼女が、
持ち前の2次元脳をフルに活動させ遂に導き出したる解答こそが、
『口移し』
だったのだという。
果たして、その推測は当たった。
命の危機だからと鬼気迫る勢いで訴えてきた音無小鳥に流されるままに他の食べ物も同じ様に試してみた、
つまり何度もキスをし口移しを繰り返してみたところ、
『オールクリア』
という実験結果を叩き出したのだった。
ただ「毒味」が必要でいて且つ「口を自ら開くことなく摂取」する必要があるという事実を認識した彼女が、
持ち前の2次元脳をフルに活動させ遂に導き出したる解答こそが、
『口移し』
だったのだという。
果たして、その推測は当たった。
命の危機だからと鬼気迫る勢いで訴えてきた音無小鳥に流されるままに他の食べ物も同じ様に試してみた、
つまり何度もキスをし口移しを繰り返してみたところ、
『オールクリア』
という実験結果を叩き出したのだった。
こんな雰囲気のSSなのにお恥ずかしいのですが
勃起...しちゃいましてね
勃起...しちゃいましてね
いやこれを数回繰り返して襲わないPは精神異常がある
ちょっと俺が試してみよう
ちょっと俺が試してみよう
2人で医者に相談してみた。
「いやまったくわけがわかりません」
一蹴された。
けれど食事を採れたのは事実であり、元から精神的なものからくる拒食症であったので、それらが何か関係しているのだろうということだった。
改めて病室で2人きりになり、恥ずかしくなる2人。
「こっ、これからは私がプロデューサーさんにご飯を食べさせてあげますね!!」
何かを決意したのか、背景に炎が見えるほどに意気込んで彼女は叫んだ。
今日のは事故のようなもので、嫁入り前の女性にこれ以上手伝ってもらうわけにはいかない、と丁寧に断りを入れる彼だが、
「食事をしなければ退院できない」、「退院しなければ仕事ができない」と諭されると、深く悩まざるを得なかった。
「いやまったくわけがわかりません」
一蹴された。
けれど食事を採れたのは事実であり、元から精神的なものからくる拒食症であったので、それらが何か関係しているのだろうということだった。
改めて病室で2人きりになり、恥ずかしくなる2人。
「こっ、これからは私がプロデューサーさんにご飯を食べさせてあげますね!!」
何かを決意したのか、背景に炎が見えるほどに意気込んで彼女は叫んだ。
今日のは事故のようなもので、嫁入り前の女性にこれ以上手伝ってもらうわけにはいかない、と丁寧に断りを入れる彼だが、
「食事をしなければ退院できない」、「退院しなければ仕事ができない」と諭されると、深く悩まざるを得なかった。
>>86
そっちじゃねえ!
そっちじゃねえ!
これがただの事務員のオバサンだったらトラウマ回避はするかもしれないけど嫌悪感や人によっては吐き気を催すだろう
ぴよちゃんが美人だからこそ成立した必殺の技といえる
ぴよちゃんが美人だからこそ成立した必殺の技といえる
そして、本当に頭を抱えてしまうことになる問題が、この後起こってしまう。
翌日も、お昼頃にやって来た音無小鳥。
仕事は大丈夫なのかと尋ねても、
「ぼちぼちですよ」とはぐらかされる。
そして、さも当然なように、流れるような動作で口移しを行お――うとしているのだろうが、
顔が耳まで真っ赤な上にギコちなく、彼女が緊張しているのは言わずともわかった。
自分の身も顧みず、ここまで頑張ってくれている女性に恥をかかせるのはどうなのかと自問自答して、
最後にはお世話になることを選んだ。
まだ死ねないから。
きっと元気になって、彼女に素晴らしいお礼を贈ろうと決めた。
そして、昼食の分があと1、2口で終わろうかという、瞬間――
美希「ハニー遊びにきたよー!」
伊織「ちょっ、ちょっと近くで撮影があったから顔出しにきてあげたわよ」
響「プロデューサー! 自分、沖縄から美味しい黒糖取り寄せたからあげるね!」
春香「プロデューサーさん、お見舞いですよお見舞い!」
爆弾が大挙して押し寄せてきた。
翌日も、お昼頃にやって来た音無小鳥。
仕事は大丈夫なのかと尋ねても、
「ぼちぼちですよ」とはぐらかされる。
そして、さも当然なように、流れるような動作で口移しを行お――うとしているのだろうが、
顔が耳まで真っ赤な上にギコちなく、彼女が緊張しているのは言わずともわかった。
自分の身も顧みず、ここまで頑張ってくれている女性に恥をかかせるのはどうなのかと自問自答して、
最後にはお世話になることを選んだ。
まだ死ねないから。
きっと元気になって、彼女に素晴らしいお礼を贈ろうと決めた。
そして、昼食の分があと1、2口で終わろうかという、瞬間――
美希「ハニー遊びにきたよー!」
伊織「ちょっ、ちょっと近くで撮影があったから顔出しにきてあげたわよ」
響「プロデューサー! 自分、沖縄から美味しい黒糖取り寄せたからあげるね!」
春香「プロデューサーさん、お見舞いですよお見舞い!」
爆弾が大挙して押し寄せてきた。
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