私的良スレ書庫
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元スレキョン「長門って自分の性格を弄れるのか?」長門「可能」
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これ>>1は見つけられるの?
保守派
>>1はよ帰って来い
>>1はよ帰って来い
直ったな
>>1はよ
>>1はよ
>>266
続き頼んだッ!
続き頼んだッ!
キョン(古泉の言うことは間違いだ。たとえ今の長門が朝倉を模したものだとしても、害はない。谷口の言っていたことのほうが正しい)
キョン(ただ、長門は、いや、朝倉は涼宮ハルヒが嫌いだった。それだけのことだ。それは人として当然の感情だろう?)
キョン「今の長門は本当に正しいと思う。クラスでも人気者になれる。俺だって今の長門は魅力的に見えるぜ?」
長門「そう」
キョン「ただ、今のままだと多分、互いに嫌いなままだ。お互いの性格が噛み合ってないから」
長門「では、この改変は誤り?」
キョン「そんなことはない。性格が違えば好かれる対象も変わる。俺だって長門が嫌な奴になれば、縁を切る。すっぱりとな」
長門「……」
キョン「だけど、好きになろうと努力はするぜ。嫌いになるのは簡単だからな」
長門「……」
キョン「それだけだ」
長門「そう」
キョン「どうするかは長門に任せる。ああ、これだけは言っておくぜ」
長門「なに?」
キョン「多分だが、絶対の自信はないが、ハルヒも今の長門を受け入れようとはしているはずだ。だから、お前が現状を選んでも特に問題はない。と思う。無責任な言い方で悪いが」
キョン(ただ、長門は、いや、朝倉は涼宮ハルヒが嫌いだった。それだけのことだ。それは人として当然の感情だろう?)
キョン「今の長門は本当に正しいと思う。クラスでも人気者になれる。俺だって今の長門は魅力的に見えるぜ?」
長門「そう」
キョン「ただ、今のままだと多分、互いに嫌いなままだ。お互いの性格が噛み合ってないから」
長門「では、この改変は誤り?」
キョン「そんなことはない。性格が違えば好かれる対象も変わる。俺だって長門が嫌な奴になれば、縁を切る。すっぱりとな」
長門「……」
キョン「だけど、好きになろうと努力はするぜ。嫌いになるのは簡単だからな」
長門「……」
キョン「それだけだ」
長門「そう」
キョン「どうするかは長門に任せる。ああ、これだけは言っておくぜ」
長門「なに?」
キョン「多分だが、絶対の自信はないが、ハルヒも今の長門を受け入れようとはしているはずだ。だから、お前が現状を選んでも特に問題はない。と思う。無責任な言い方で悪いが」
長門「……」
キョン「って、なんかお前に偉そうなことを言っちまったな。悪かった」
長門「構わない」
キョン「なぁ、長門。もう一つ、確認いいか?」
長門「……」
キョン「すごく失礼なことを言う。的外れかもしれない。でも、訊いておきたい」
長門「どうぞ」
キョン「長門もハルヒのことは苦手か?」
長門「……どうして?」
キョン「ハルヒの性格をコピーしたときに、何となく思った。いや、それ以前から少し疑ってた」
長門「……」
キョン「ハルヒをコピーしたときやっぱり無理をしている感じがあった。まぁ、似合ってなかっただけかもしれないけどな」
長門「……」
キョン「悪い。言いたくないなら……」
長門「貴方の言うとおり、長門有希は涼宮ハルヒに対して好意を持っているとは言えない」
キョン「って、なんかお前に偉そうなことを言っちまったな。悪かった」
長門「構わない」
キョン「なぁ、長門。もう一つ、確認いいか?」
長門「……」
キョン「すごく失礼なことを言う。的外れかもしれない。でも、訊いておきたい」
長門「どうぞ」
キョン「長門もハルヒのことは苦手か?」
長門「……どうして?」
キョン「ハルヒの性格をコピーしたときに、何となく思った。いや、それ以前から少し疑ってた」
長門「……」
キョン「ハルヒをコピーしたときやっぱり無理をしている感じがあった。まぁ、似合ってなかっただけかもしれないけどな」
長門「……」
キョン「悪い。言いたくないなら……」
長門「貴方の言うとおり、長門有希は涼宮ハルヒに対して好意を持っているとは言えない」
キョン「そうか」
長門「そう」
キョン(いつも付き従う奴が、本当に好意を持ってくれているかは実際のところ分からない。所詮は他人だ。腹の色はどうなのか、表面からじゃ知りようもない)
キョン「まぁ、長門が一番ハルヒの被害にあってるもんな」
長門「……」
キョン「そして多分、朝比奈さんも古泉もハルヒのことを手放しで好きだとは言えないはずだ。そんなもん、傍で見ている俺が一番分かる」
キョン「まぁ、お前が最もハルヒのことは嫌いなんだろうな」
長門「……」
キョン「どうする、長門? このままでいるか?」
長門「貴方が」
キョン「俺は優柔不断だからな。どっちでもいいって言うぞ?」
長門「そう」
キョン「ハルヒと話してみないか。じっくりと」
長門「……」
キョン「俺に何ができるのかわからないが、責任は持つ。この事態のきっかけを作ったのは俺だしな」
長門「そう」
キョン(いつも付き従う奴が、本当に好意を持ってくれているかは実際のところ分からない。所詮は他人だ。腹の色はどうなのか、表面からじゃ知りようもない)
キョン「まぁ、長門が一番ハルヒの被害にあってるもんな」
長門「……」
キョン「そして多分、朝比奈さんも古泉もハルヒのことを手放しで好きだとは言えないはずだ。そんなもん、傍で見ている俺が一番分かる」
キョン「まぁ、お前が最もハルヒのことは嫌いなんだろうな」
長門「……」
キョン「どうする、長門? このままでいるか?」
長門「貴方が」
キョン「俺は優柔不断だからな。どっちでもいいって言うぞ?」
長門「そう」
キョン「ハルヒと話してみないか。じっくりと」
長門「……」
キョン「俺に何ができるのかわからないが、責任は持つ。この事態のきっかけを作ったのは俺だしな」
翌日 高校 廊下
古泉「貴方は稀に大胆な行動に出ますね」
キョン「だから、昨日も謝っただろ」
古泉「事後報告では困るのですが。まぁ、長門さんが朝倉涼子に取り付かれている可能性は低くなりましたね」
キョン「まだ疑ってるのかよ」
古泉「今日、長門に涼宮さんと話すことを提案されたそうですね」
キョン「ハルヒはハルヒで長門の気持ちを知りたがってるだろうしな」
古泉「では、そのとき朝倉涼子の牙が涼宮さんに襲い掛かる危険性もありますね。何が起こっても不思議ではありません」
キョン(確かに。昨日、確認できたのは長門と朝倉がハルヒのことを嫌いだったということだけだ。俺かハルヒのことを何らかの形で狙っているかもしれない)
古泉「それに、その話し合いが拗れた場合、涼宮さんが閉鎖空間を発生させることもあり得るでしょう。そのときはどうされるおつもりですか?」
キョン「……キスでもなんでもしてやる」
古泉「ほう……」
キョン「そんなことには絶対にならないけどな」
古泉「んふっ。そうですか。貴方の覚悟は伝わりました。僕も成功を祈ることにしましょう」
キョン「何を大げさな。最悪の場合でも、ちょっとした口喧嘩になる程度だろうよ。友達同士のな」
古泉「貴方は稀に大胆な行動に出ますね」
キョン「だから、昨日も謝っただろ」
古泉「事後報告では困るのですが。まぁ、長門さんが朝倉涼子に取り付かれている可能性は低くなりましたね」
キョン「まだ疑ってるのかよ」
古泉「今日、長門に涼宮さんと話すことを提案されたそうですね」
キョン「ハルヒはハルヒで長門の気持ちを知りたがってるだろうしな」
古泉「では、そのとき朝倉涼子の牙が涼宮さんに襲い掛かる危険性もありますね。何が起こっても不思議ではありません」
キョン(確かに。昨日、確認できたのは長門と朝倉がハルヒのことを嫌いだったということだけだ。俺かハルヒのことを何らかの形で狙っているかもしれない)
古泉「それに、その話し合いが拗れた場合、涼宮さんが閉鎖空間を発生させることもあり得るでしょう。そのときはどうされるおつもりですか?」
キョン「……キスでもなんでもしてやる」
古泉「ほう……」
キョン「そんなことには絶対にならないけどな」
古泉「んふっ。そうですか。貴方の覚悟は伝わりました。僕も成功を祈ることにしましょう」
キョン「何を大げさな。最悪の場合でも、ちょっとした口喧嘩になる程度だろうよ。友達同士のな」
>>283
それくらい脳内補完できるんやで
それくらい脳内補完できるんやで
教室
ハルヒ「……」
キョン(いつ以来だろうね。こんなに憂鬱そうにしているハルヒは)
ハルヒ「……ふぅ」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「ん……おはよう」
キョン「長門がお前に話したいことがあるそうだ」
ハルヒ「え?」
キョン「昼休み、部室で待っているって言ってた」
ハルヒ「何でキョンが伝言係になってるのよ。あんたを雑用で使っていいのはあたしだけなんだから」
キョン「俺は便利なロボットじゃねえぞ」
ハルヒ「有希も随分と生意気になったわね。いいわ。その喧嘩買った」
キョン「喧嘩じゃねえよ」
ハルヒ「下克上よ。あたしから言わせれば」
キョン(随分と覇気がないな。これぐらいのほうが可愛げもあっていいんだけどな)
ハルヒ「……」
キョン(いつ以来だろうね。こんなに憂鬱そうにしているハルヒは)
ハルヒ「……ふぅ」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「ん……おはよう」
キョン「長門がお前に話したいことがあるそうだ」
ハルヒ「え?」
キョン「昼休み、部室で待っているって言ってた」
ハルヒ「何でキョンが伝言係になってるのよ。あんたを雑用で使っていいのはあたしだけなんだから」
キョン「俺は便利なロボットじゃねえぞ」
ハルヒ「有希も随分と生意気になったわね。いいわ。その喧嘩買った」
キョン「喧嘩じゃねえよ」
ハルヒ「下克上よ。あたしから言わせれば」
キョン(随分と覇気がないな。これぐらいのほうが可愛げもあっていいんだけどな)
昼休み
谷口「おい、キョン。昼飯だ」
キョン「おう」
国木田「ねえねえ、キョン。次の授業で――」
ハルヒ「ちょっと、キョン。何してるのよ」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「こっちに来なさい!!」グイッ
キョン「お、おい!! ひっぱるな!!」
ハルヒ「……」
キョン「なんだよ、ハルヒ。お前は部室に行くんじゃないのか?」
ハルヒ「あんたも一緒」
キョン「なんでだ?」
ハルヒ「平団員が団長の方針に疑問を抱くんじゃないわよ!!」
キョン「……別に長門はお前を叱りつけるわけじゃねえんだぜ?」
ハルヒ「はぁ!? 的外れ甚だしいわ!! アホキョン!! いいから、あたしについてこいっ!!」
谷口「おい、キョン。昼飯だ」
キョン「おう」
国木田「ねえねえ、キョン。次の授業で――」
ハルヒ「ちょっと、キョン。何してるのよ」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「こっちに来なさい!!」グイッ
キョン「お、おい!! ひっぱるな!!」
ハルヒ「……」
キョン「なんだよ、ハルヒ。お前は部室に行くんじゃないのか?」
ハルヒ「あんたも一緒」
キョン「なんでだ?」
ハルヒ「平団員が団長の方針に疑問を抱くんじゃないわよ!!」
キョン「……別に長門はお前を叱りつけるわけじゃねえんだぜ?」
ハルヒ「はぁ!? 的外れ甚だしいわ!! アホキョン!! いいから、あたしについてこいっ!!」
部室
ハルヒ「ノックしてみなさいよ」
キョン「入ればいいだろ」
ハルヒ「いいからっ!!」
キョン「はいはい」コンコン
ハルヒ「……返事がないわね」
キョン「長門、開けるぞ」ガチャ
長門「……」
キョン「……居たか」
長門「……」コクッ
ハルヒ「有希。あたしを呼び出すなんていい度胸じゃない。何か用?」
長門「……」コクッ
ハルヒ「何よ。言ってみなさいよ」
長門「……」
キョン(言っちまえ、長門。ハルヒも疑心暗鬼でいたくはないはずだ)
ハルヒ「ノックしてみなさいよ」
キョン「入ればいいだろ」
ハルヒ「いいからっ!!」
キョン「はいはい」コンコン
ハルヒ「……返事がないわね」
キョン「長門、開けるぞ」ガチャ
長門「……」
キョン「……居たか」
長門「……」コクッ
ハルヒ「有希。あたしを呼び出すなんていい度胸じゃない。何か用?」
長門「……」コクッ
ハルヒ「何よ。言ってみなさいよ」
長門「……」
キョン(言っちまえ、長門。ハルヒも疑心暗鬼でいたくはないはずだ)
長門「……私は、涼宮ハルヒに対して嫌悪感を抱いている」
ハルヒ「え……」
長門「簡易的に述べるなら、嫌い」
ハルヒ「……な、んですって……?」
長門「……」
ハルヒ「じゃあ、やめればいいじゃない……。どうしてSOS団に席を置いているのよ。おかしいじゃない」
長門「ここは文芸部室だから」
ハルヒ「あなたがくれるっていったじゃない!!」
長門「私が拒絶しても、貴方は諦めなかった」
ハルヒ「そんなこと……!!」
長門「……」
ハルヒ「なによ……迷惑ならそういえばいいじゃない!! どうしていままで黙ってるのよ!!!」
長門「貴方は私の意見を重視しないから」
ハルヒ「有希……本気でいってるわけ……?」
長門「本気」
ハルヒ「え……」
長門「簡易的に述べるなら、嫌い」
ハルヒ「……な、んですって……?」
長門「……」
ハルヒ「じゃあ、やめればいいじゃない……。どうしてSOS団に席を置いているのよ。おかしいじゃない」
長門「ここは文芸部室だから」
ハルヒ「あなたがくれるっていったじゃない!!」
長門「私が拒絶しても、貴方は諦めなかった」
ハルヒ「そんなこと……!!」
長門「……」
ハルヒ「なによ……迷惑ならそういえばいいじゃない!! どうしていままで黙ってるのよ!!!」
長門「貴方は私の意見を重視しないから」
ハルヒ「有希……本気でいってるわけ……?」
長門「本気」
ハルヒ「このっ!!」
長門「……」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「……そう。そうよね。あたしが勝手に思っていただけよね」
ハルヒ「中学でもあたしに付き合ってくれるようなやつは居なかったもの。いないのも分かってたけど」
長門「……」
ハルヒ「有希は……そんなこと言わないって思ってたけど違うのね……」
長門「……」
ハルヒ「キョンの言う通りだわ」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「有希だっていつまでも無口キャラでいたくないものね」
ハルヒ「キョン、知ってるかしら。有希の評判」
キョン(谷口からも古泉からも聞いた)
ハルヒ「すごく人気者なのよ。誰からも信頼されてる。悪口を言うような人なんて一人もいなかったわ。だから、有希が機嫌を損ねることを誰かが漏らすはずもないのよ」
ハルヒ「あの日、気付いちゃったのよね。有希が不機嫌になった原因は、あたしぐらいしかないって」
長門「……」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「……そう。そうよね。あたしが勝手に思っていただけよね」
ハルヒ「中学でもあたしに付き合ってくれるようなやつは居なかったもの。いないのも分かってたけど」
長門「……」
ハルヒ「有希は……そんなこと言わないって思ってたけど違うのね……」
長門「……」
ハルヒ「キョンの言う通りだわ」
キョン「なんだ?」
ハルヒ「有希だっていつまでも無口キャラでいたくないものね」
ハルヒ「キョン、知ってるかしら。有希の評判」
キョン(谷口からも古泉からも聞いた)
ハルヒ「すごく人気者なのよ。誰からも信頼されてる。悪口を言うような人なんて一人もいなかったわ。だから、有希が機嫌を損ねることを誰かが漏らすはずもないのよ」
ハルヒ「あの日、気付いちゃったのよね。有希が不機嫌になった原因は、あたしぐらいしかないって」
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