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元スレ御坂「佐天さんは私のペットとしての自覚が足りないわね」
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御坂「さ、佐天さん大丈夫?わ、私すぐ救急箱持ってくるから!ここで待ってて」
佐天(御坂さんがひどく取り乱して駆け出そうとする。私は驚いて、思わずその手を掴んだ)
佐天「ちょ、ちょっと御坂さん?これくらいどうってことないですって。たかが小さな切り傷ですよ?自分で絆創膏貼っとくんで、御坂さんはお料理を…」
御坂「だめよ!ちゃんと丁寧に消毒して処置しないと!そ、それに心配で料理なんかできない!」ウルッ
佐天「み、御坂さん…?」
御坂「…いいから、とにかくここで待ってて。すぐ持ってくるから」グスッ
佐天「は、はい…。すみません御坂さん」
佐天(御坂さんが救急箱を取りに行く背を眺めながら、私はひどく混乱していた。なぜ、こんな小さな切り傷ひとつで御坂さんは涙ぐんでしまったのだろう。今まで一度も、泣いたことすら見たことがなかったはずだ)
佐天(御坂さんがひどく取り乱して駆け出そうとする。私は驚いて、思わずその手を掴んだ)
佐天「ちょ、ちょっと御坂さん?これくらいどうってことないですって。たかが小さな切り傷ですよ?自分で絆創膏貼っとくんで、御坂さんはお料理を…」
御坂「だめよ!ちゃんと丁寧に消毒して処置しないと!そ、それに心配で料理なんかできない!」ウルッ
佐天「み、御坂さん…?」
御坂「…いいから、とにかくここで待ってて。すぐ持ってくるから」グスッ
佐天「は、はい…。すみません御坂さん」
佐天(御坂さんが救急箱を取りに行く背を眺めながら、私はひどく混乱していた。なぜ、こんな小さな切り傷ひとつで御坂さんは涙ぐんでしまったのだろう。今まで一度も、泣いたことすら見たことがなかったはずだ)
御坂「…」トコトコ
佐天(御坂さんが戻ってきた。もう、目元に涙はなく、いつもどおりの毅然とした表情をしていた。無言で私の手をとり、処置をしてくれる)
佐天「あ、あの…御坂さん…」
御坂「…」ギュ
佐天「!」
佐天(御坂さんは何も言わず、ただ私を強く抱きしめた。御坂さんの胸の中で、私はただじっとしていた)
御坂「佐天さん…もう佐天さんは、私にとってただの友だちじゃないのよ」
御坂「前よりもずっとずっと大事な…、黒子と同じくらい大事な友達なの。佐天さんに何かあったら、私は耐えられない」
佐天(御坂さんが戻ってきた。もう、目元に涙はなく、いつもどおりの毅然とした表情をしていた。無言で私の手をとり、処置をしてくれる)
佐天「あ、あの…御坂さん…」
御坂「…」ギュ
佐天「!」
佐天(御坂さんは何も言わず、ただ私を強く抱きしめた。御坂さんの胸の中で、私はただじっとしていた)
御坂「佐天さん…もう佐天さんは、私にとってただの友だちじゃないのよ」
御坂「前よりもずっとずっと大事な…、黒子と同じくらい大事な友達なの。佐天さんに何かあったら、私は耐えられない」
佐天(震えた声で、御坂さんが言った。私を抱きしめている腕に、かすかだが更に力が込もる)
佐天「御坂さん…」
佐天(この寮に来た最初の時もそうだった。チャイムに出ない私のことを心配して、無理やりにでも鍵を開けて来てくれた)
佐天(私はここしばらくの共同生活で、この人がどれだけ優しい人かわかったはずだ。そして御坂さんがもっと好きになった)
佐天(きっとそれは御坂さんも同じで、私のことを知って、私のことを前よりも大事に思ってくれるようになったんだ)
佐天(…今は、こんなに大事に思ってくれているんだ)
佐天「…」ギュ
佐天「ごめんなさい、御坂さん。これからはもっと、御坂さんに心配かけないようにします」
佐天「御坂さん…」
佐天(この寮に来た最初の時もそうだった。チャイムに出ない私のことを心配して、無理やりにでも鍵を開けて来てくれた)
佐天(私はここしばらくの共同生活で、この人がどれだけ優しい人かわかったはずだ。そして御坂さんがもっと好きになった)
佐天(きっとそれは御坂さんも同じで、私のことを知って、私のことを前よりも大事に思ってくれるようになったんだ)
佐天(…今は、こんなに大事に思ってくれているんだ)
佐天「…」ギュ
佐天「ごめんなさい、御坂さん。これからはもっと、御坂さんに心配かけないようにします」
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佐天(私は、ひどい、とてもひどい勘違いをしていた)
佐天(大事に思ってくれている?確かにそうかもしれない。でもそれは、友達を想うような健全なものじゃなかった)
佐天(あの取り乱し方は尋常ではなかった。もっと疑問に思うべきだったんだ)
佐天(自分が想うのと同じように相手が想ってくれているなんて、どうしてそんな風に思い込んだんだろう)
佐天(この時を境に、御坂さんの異常さは少しずつその凶暴性を増していく)
佐天(気付けばよかった。そうすれば、今までの尊敬すべき、強くて優しい御坂さんのままでいてくれたかもしれない)
佐天(いや違う。今だって御坂さんは優しい。でもそれはとても異常で、ほんのかすかなことで反転する優しさなんだ)
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佐天(私は、ひどい、とてもひどい勘違いをしていた)
佐天(大事に思ってくれている?確かにそうかもしれない。でもそれは、友達を想うような健全なものじゃなかった)
佐天(あの取り乱し方は尋常ではなかった。もっと疑問に思うべきだったんだ)
佐天(自分が想うのと同じように相手が想ってくれているなんて、どうしてそんな風に思い込んだんだろう)
佐天(この時を境に、御坂さんの異常さは少しずつその凶暴性を増していく)
佐天(気付けばよかった。そうすれば、今までの尊敬すべき、強くて優しい御坂さんのままでいてくれたかもしれない)
佐天(いや違う。今だって御坂さんは優しい。でもそれはとても異常で、ほんのかすかなことで反転する優しさなんだ)
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>>63
死ね
死ね
>>63
臭いから風呂入ってそのまま湯船に沈んでろよヒキニート
臭いから風呂入ってそのまま湯船に沈んでろよヒキニート
>>63
ギエPぃ~wwwww
ギエPぃ~wwwww
ID:x4QqANyZP君は頭がおかしすぎて友達がいないのです
なのでみなさん暖かい目で見守らずに罵詈雑言を浴びせましょうね
なのでみなさん暖かい目で見守らずに罵詈雑言を浴びせましょうね
何こいつら
こんな程度の煽りで顔真っ赤にしてキモい
少しはROMれよ糞低脳ゆとり
こんな程度の煽りで顔真っ赤にしてキモい
少しはROMれよ糞低脳ゆとり
>>68
涙ふけよwwwww
涙ふけよwwwww
>>68
よく空気読めないねって言われるでしょ? 顔真っ赤にしてんじゃねえよおっさん
よく空気読めないねって言われるでしょ? 顔真っ赤にしてんじゃねえよおっさん
>>68
おっさん、体臭きついんで外に出ないでもらえます?
おっさん、体臭きついんで外に出ないでもらえます?
>>76
突っ込まなかったのはやさしさだからwwwww
突っ込まなかったのはやさしさだからwwwww
佐天「御坂さーん、準備出来ましたー?」
御坂「できたわよ。じゃ、行きましょうか」
御坂(今日は、久しぶりに4人で出かける日だ。私、黒子、佐天さん、初春さん、いつもの4人で)
御坂(先日、黒子がいつも異常に狂喜しながら飛びついてきた。私は驚いて、いつも異常に強い電撃を浴びせてしまい、しばらく昏倒させてしまったのだが。目覚めた黒子は開口一番、嬉しそうな満面の笑みで私に言った)
黒子『お姉さま、お喜びください!固法先輩とスキルアウトの先生方の計らいで、今週末、お休みをいただけることになりました!』
御坂(それを聞いた私はもちろん嬉しくて、嬉しさのあまり黒子に抱きついて、黒子を出血多量により再び昏倒させてしまった)
御坂(家に帰ると、佐天さんも初春さんから同じ事を聞いたらしく、無邪気な嬉しそうな笑顔で私を出迎えてくれた)
御坂(佐天さんの笑顔を見て、私も喜びがぶり返してきて、その日は二人でごちそうを作って祝った)
御坂「できたわよ。じゃ、行きましょうか」
御坂(今日は、久しぶりに4人で出かける日だ。私、黒子、佐天さん、初春さん、いつもの4人で)
御坂(先日、黒子がいつも異常に狂喜しながら飛びついてきた。私は驚いて、いつも異常に強い電撃を浴びせてしまい、しばらく昏倒させてしまったのだが。目覚めた黒子は開口一番、嬉しそうな満面の笑みで私に言った)
黒子『お姉さま、お喜びください!固法先輩とスキルアウトの先生方の計らいで、今週末、お休みをいただけることになりました!』
御坂(それを聞いた私はもちろん嬉しくて、嬉しさのあまり黒子に抱きついて、黒子を出血多量により再び昏倒させてしまった)
御坂(家に帰ると、佐天さんも初春さんから同じ事を聞いたらしく、無邪気な嬉しそうな笑顔で私を出迎えてくれた)
御坂(佐天さんの笑顔を見て、私も喜びがぶり返してきて、その日は二人でごちそうを作って祝った)
初春「あ、佐天さん!こっち、こっちです!」ピョンピョン
黒子「ぅお゛っね゛っえ゛っさ゛っは゛っ!!!」ガバッ
御坂「はいはい」ビリビリ
佐天「いやー、久しぶりにそのやり取り見ましたよー」アハハ
御坂(佐天さんが嬉しそうに笑った。初春さんも、佐天さんから聞いていたより元気そうで何よりだ。私が聞いていた話では、頭の花も枯れ、肌のツヤも失ったミイラのような姿ということになっていたから。まったく佐天さんは、些細な事も面白おかしく大袈裟に言うんだから)
御坂「じゃあとりあえず、どこ行きましょうか」
黒子「黒子はお姉さまの行くところならどこへでもっ!!」
初春「もう白井さん、くだらないこと言ってないでちゃんと考えてください!」
黒子「ぅお゛っね゛っえ゛っさ゛っは゛っ!!!」ガバッ
御坂「はいはい」ビリビリ
佐天「いやー、久しぶりにそのやり取り見ましたよー」アハハ
御坂(佐天さんが嬉しそうに笑った。初春さんも、佐天さんから聞いていたより元気そうで何よりだ。私が聞いていた話では、頭の花も枯れ、肌のツヤも失ったミイラのような姿ということになっていたから。まったく佐天さんは、些細な事も面白おかしく大袈裟に言うんだから)
御坂「じゃあとりあえず、どこ行きましょうか」
黒子「黒子はお姉さまの行くところならどこへでもっ!!」
初春「もう白井さん、くだらないこと言ってないでちゃんと考えてください!」
御坂(結局私たちは、いくつかの小物屋を巡り、屋台の食べ歩きをし、いままでのような平凡な休日を楽しんだ)
カァカァ…カァカァ…
佐天「っはー!いやー、久しぶりにみんなで遊びましたねー!私もう大満足だよー!」トコトコ
御坂「最近は私たち二人で出かけることもあまりなかったものね」トコトコ
初春「え?お二人で遊んだりしないんですか?…あ、いえ、だいぶ沈静化してきたとはいえ、あまり外出されるのも心配なのですが」トコトコ
佐天「うーん、まあ放課後に待ち合わせして、二人で買い物とかはするけどねー。休みの日はお互いのんびり仲良く、家の中で過ごしてるよ。私は御坂さんに勉強教えてもらったりするし」トコトコ
御坂「そうねー、佐天さんがこの前赤点になりそうって泣きついてきたときは驚いたけど、なんとかなってよかったわー」トコトコ
初春「むむっ!佐天さん、私がいない間にそんなことになってたんですか!ダメですよ、ちゃんと勉強しなきゃ!」ビシィ
カァカァ…カァカァ…
佐天「っはー!いやー、久しぶりにみんなで遊びましたねー!私もう大満足だよー!」トコトコ
御坂「最近は私たち二人で出かけることもあまりなかったものね」トコトコ
初春「え?お二人で遊んだりしないんですか?…あ、いえ、だいぶ沈静化してきたとはいえ、あまり外出されるのも心配なのですが」トコトコ
佐天「うーん、まあ放課後に待ち合わせして、二人で買い物とかはするけどねー。休みの日はお互いのんびり仲良く、家の中で過ごしてるよ。私は御坂さんに勉強教えてもらったりするし」トコトコ
御坂「そうねー、佐天さんがこの前赤点になりそうって泣きついてきたときは驚いたけど、なんとかなってよかったわー」トコトコ
初春「むむっ!佐天さん、私がいない間にそんなことになってたんですか!ダメですよ、ちゃんと勉強しなきゃ!」ビシィ
佐天「ああっ!御坂さんダメですよそれを言っちゃ!秘密にしといてって言ったじゃないですか!」アセアセ
御坂「ふふーん。こないだ私のプリンを食べた罰よ佐天さん」
黒子「な、なんですのその親密なやり取りは…!!それに放課後デートに、休日はのんびり仲良く密室でくんずほぐれつ…ですってええええ!!」ムッキー!
佐天「そ、そこまで言ってないでしょ白井さん!」
初春「でもほんと、今日一日見てたらとても仲良くなったみたいでびっくりしましたー」
黒子「お姉さまったら、佐天さんばかり目で追ってるんですもの。黒子は…黒子は…お姉さまが遠くに行ったようで…お、おねえっざヴぁッ!!」ガバッビリビリ
御坂「んー、だって佐天さんそそっかしいから心配なのよ。前にも包丁で指切って怪我したし、ちゃんと見てないとどうにかなっちゃいそうで」
佐天「どうにかなっちゃうってなんですかっ!御坂さんだってよく無茶ばかりするくせに、人のこと言えないですよ!」
御坂「ふふーん。こないだ私のプリンを食べた罰よ佐天さん」
黒子「な、なんですのその親密なやり取りは…!!それに放課後デートに、休日はのんびり仲良く密室でくんずほぐれつ…ですってええええ!!」ムッキー!
佐天「そ、そこまで言ってないでしょ白井さん!」
初春「でもほんと、今日一日見てたらとても仲良くなったみたいでびっくりしましたー」
黒子「お姉さまったら、佐天さんばかり目で追ってるんですもの。黒子は…黒子は…お姉さまが遠くに行ったようで…お、おねえっざヴぁッ!!」ガバッビリビリ
御坂「んー、だって佐天さんそそっかしいから心配なのよ。前にも包丁で指切って怪我したし、ちゃんと見てないとどうにかなっちゃいそうで」
佐天「どうにかなっちゃうってなんですかっ!御坂さんだってよく無茶ばかりするくせに、人のこと言えないですよ!」
※妹達に会う前ということで
御坂(佐天さんが怒った顔で私を見た。最近は怒った顔も困った顔も全て可愛く見えてしまう。私は一人っ子だからわからないが、妹がいたらこんな感じなのかな、と思う)
初春「あっ、みなさん見てください!あそこにクレープ屋さんが停まってますよ!」
御坂(初春さんが指さした先には、以前にも4人で食べた、見慣れたクレープ屋台の車が停まっていた)
佐天「じゃあ今日の締めくくりに、みんなでクレープでも食べましょうか!一日歩きまわって体が糖分を欲してますし!」
御坂(佐天さんの提案に全員が賛成し、近くのベンチに並んで座って食べることになった。私と佐天さん、黒子と初春さんがそれぞれ同じ味を選んだ)
御坂(全員の手にクレープが渡ったところで、佐天さん、初春さん、黒子、私の順で座った。)
御坂(佐天さんが怒った顔で私を見た。最近は怒った顔も困った顔も全て可愛く見えてしまう。私は一人っ子だからわからないが、妹がいたらこんな感じなのかな、と思う)
初春「あっ、みなさん見てください!あそこにクレープ屋さんが停まってますよ!」
御坂(初春さんが指さした先には、以前にも4人で食べた、見慣れたクレープ屋台の車が停まっていた)
佐天「じゃあ今日の締めくくりに、みんなでクレープでも食べましょうか!一日歩きまわって体が糖分を欲してますし!」
御坂(佐天さんの提案に全員が賛成し、近くのベンチに並んで座って食べることになった。私と佐天さん、黒子と初春さんがそれぞれ同じ味を選んだ)
御坂(全員の手にクレープが渡ったところで、佐天さん、初春さん、黒子、私の順で座った。)
佐天「では…いただきまーす!」
御坂(佐天さんが嬉しそうにクレープにかぶりつく。口の端から、少しクリームが溢れる)
御坂「もう、佐天さ…」
初春「もー佐天さん、クリームついてますよー!」フキフキ
御坂(私がポケットからハンカチを出すより早く、初春さんがハンカチを取り出し、手早く拭きとった)
佐天「んんー、さすが気が利くねえ、私の、うっいはっるぅぅ!!」バッサァァ
初春「きゃあああああ!?さ、佐天さん、ひどいですぅ!私の手がふさがってる時にぃぃ!!」ウルウル
御坂(以前は見慣れた光景だった。黒子も微笑ましそうに二人を眺めている。けれど私は、なぜかとても心がざわついてしかたない)
御坂(佐天さんが嬉しそうにクレープにかぶりつく。口の端から、少しクリームが溢れる)
御坂「もう、佐天さ…」
初春「もー佐天さん、クリームついてますよー!」フキフキ
御坂(私がポケットからハンカチを出すより早く、初春さんがハンカチを取り出し、手早く拭きとった)
佐天「んんー、さすが気が利くねえ、私の、うっいはっるぅぅ!!」バッサァァ
初春「きゃあああああ!?さ、佐天さん、ひどいですぅ!私の手がふさがってる時にぃぃ!!」ウルウル
御坂(以前は見慣れた光景だった。黒子も微笑ましそうに二人を眺めている。けれど私は、なぜかとても心がざわついてしかたない)
御坂(いつものことだ。二人は仲が良くて、私と黒子も仲が良くて、こんなふうにじゃれあっていたじゃないか)
黒子「…お姉さま?」
御坂(初春さんのほうが付き合い長いし同じ学校だし同い年だし仲いいのは当たり前)
御坂(私はみんなよりお姉さんだし佐天さんは妹みたいだから大事にしてるだから初春さんと楽しそうにしてれば嬉しい)
黒子「ぉ…さ…、…えさま、……お姉さま!」
御坂「っ!!」ビクッ
黒子「どうなされたんですの?顔色が悪いように見えますが」
御坂(気付けば、黒子が心配そうな顔で私を見ていた。黒子の言葉に、じゃれあっていた二人も私を見る)
黒子「…お姉さま?」
御坂(初春さんのほうが付き合い長いし同じ学校だし同い年だし仲いいのは当たり前)
御坂(私はみんなよりお姉さんだし佐天さんは妹みたいだから大事にしてるだから初春さんと楽しそうにしてれば嬉しい)
黒子「ぉ…さ…、…えさま、……お姉さま!」
御坂「っ!!」ビクッ
黒子「どうなされたんですの?顔色が悪いように見えますが」
御坂(気付けば、黒子が心配そうな顔で私を見ていた。黒子の言葉に、じゃれあっていた二人も私を見る)
御坂「大丈夫…、ちょっとボーっとしてただけ。昨日ワクワクして眠れなかったから、寝不足気味なのかも」
黒子「あら…お姉さまったら」クス
初春「ほ、本当に大丈夫ですか御坂さん。無理しなくていいですからね」
佐天「確かにずーっとソワソワしてましたもんね、御坂さん。どうしても眠かったら言ってください、私の膝お貸ししますよ!」ポンポン
御坂(寝付きが悪かったのは事実だった。そう、私は体調が万全じゃない。だから、おかしなことばかり考えてしまう)
御坂「ふふ、ありがとう。もう大丈夫だから安心して」ニコ
御坂(パクリとクレープを頬張った。乾いて粘ついた口内に、涼やかな甘さが広がる。咀嚼して飲み込むと、冷たい感触が胃の中に落ちるのを感じた。緊張が優しくほぐれていく)
御坂(大丈夫、もう変なことは考えない。そういえば最近、あのイガグリ頭のバカにもあってないわね。そうか、あいつでストレス発散してないから調子悪かったんだ。今度会ったら思う存分まる焦げにしてやるんだから)
黒子「あら…お姉さまったら」クス
初春「ほ、本当に大丈夫ですか御坂さん。無理しなくていいですからね」
佐天「確かにずーっとソワソワしてましたもんね、御坂さん。どうしても眠かったら言ってください、私の膝お貸ししますよ!」ポンポン
御坂(寝付きが悪かったのは事実だった。そう、私は体調が万全じゃない。だから、おかしなことばかり考えてしまう)
御坂「ふふ、ありがとう。もう大丈夫だから安心して」ニコ
御坂(パクリとクレープを頬張った。乾いて粘ついた口内に、涼やかな甘さが広がる。咀嚼して飲み込むと、冷たい感触が胃の中に落ちるのを感じた。緊張が優しくほぐれていく)
御坂(大丈夫、もう変なことは考えない。そういえば最近、あのイガグリ頭のバカにもあってないわね。そうか、あいつでストレス発散してないから調子悪かったんだ。今度会ったら思う存分まる焦げにしてやるんだから)
佐天「そういえば、御坂さん私と同じイチゴクレープなんですよね。」モグモグ
御坂「そうね、で、黒子と初春さんがチョコクレープ」パク
初春「なんかこのクレープ、前と味が違うんですよねぇ」モグモグ
黒子「そうですわね、クドさが抜けてあっさりめになった感じでしょうか。とてもおいしいですわ」モグモグ
佐天「へえ、そうなんだー」
御坂(この会話の流れはまずい、と思った)
御坂「そうね、で、黒子と初春さんがチョコクレープ」パク
初春「なんかこのクレープ、前と味が違うんですよねぇ」モグモグ
黒子「そうですわね、クドさが抜けてあっさりめになった感じでしょうか。とてもおいしいですわ」モグモグ
佐天「へえ、そうなんだー」
御坂(この会話の流れはまずい、と思った)
佐天「ねえ初春、お願いがあるんだけどー」
御坂(さっき、やっと抑えたのに)
初春「もー、わかってますよ佐天さん。しょうがないですねー」
佐天「初春わかってるー!」
御坂(ただの体調不良で、一時的におかしくなってるだけだと、そう思いたかったのに)
初春「はい佐天さん、」
御坂(佐天さん、)
初春「あーん」
御坂(さっき、やっと抑えたのに)
初春「もー、わかってますよ佐天さん。しょうがないですねー」
佐天「初春わかってるー!」
御坂(ただの体調不良で、一時的におかしくなってるだけだと、そう思いたかったのに)
初春「はい佐天さん、」
御坂(佐天さん、)
初春「あーん」
>>94と>>97の間にちょっと挿入
御坂「そういえば、固法先輩のおかげで休めたって言ってたけど、固法先輩自身は休めてるの?」
初春「それが、私たち以上に働き詰めで、全然休んでないんですよ」ショボーン
黒子「真面目で正義感の強い方ですから…」
佐天「ちょちょ、それってまずいんじゃないの?初春たちでさえ疲れ果ててボロボロだったのに、それ以上の仕事なんて」アセアセ
初春「そうなんです、体壊さないか心配で心配で…」
黒子「ええ、ですから私達、この休みが終わったら無理矢理にでも固法先輩を休ませようと決めてますの」
黒子「固法先輩ほどの人が抜ければ現場のバランスも崩れてしまうでしょうし。そうならぬよう、ひとまず私達が先に休んで力を蓄えてから、固法先輩に安心して休んでいただく、ということですの」
御坂「ふーん、なるほどねえ」モグモグ
御坂「そういえば、固法先輩のおかげで休めたって言ってたけど、固法先輩自身は休めてるの?」
初春「それが、私たち以上に働き詰めで、全然休んでないんですよ」ショボーン
黒子「真面目で正義感の強い方ですから…」
佐天「ちょちょ、それってまずいんじゃないの?初春たちでさえ疲れ果ててボロボロだったのに、それ以上の仕事なんて」アセアセ
初春「そうなんです、体壊さないか心配で心配で…」
黒子「ええ、ですから私達、この休みが終わったら無理矢理にでも固法先輩を休ませようと決めてますの」
黒子「固法先輩ほどの人が抜ければ現場のバランスも崩れてしまうでしょうし。そうならぬよう、ひとまず私達が先に休んで力を蓄えてから、固法先輩に安心して休んでいただく、ということですの」
御坂「ふーん、なるほどねえ」モグモグ
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