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元スレ京太郎「おもちぶらり旅?」玄「はい!」
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京太郎「……なんすかそれ」
玄「名前の通り! 素晴らしきおもちを求め、全国をぶらりと旅するの!」
京太郎「……急にオフ会したいだなんて言い出して、いざ何を言うのかと思ったら……」
京太郎「そんなことの為にわざわざ長野に……」
玄「あれ……なんだか反応薄いね? チャットだとあんなに熱く語れるのに」
京太郎「いや……流石にネットのテンションをリアルまで持ってはこれませんよ」
玄「そ、そっかぁ……」
京太郎「……で。 具体的には何をするんですか?」
玄「あ、行きたくないわけじゃないんだ」
京太郎「まぁ、それなりに惹かれるワードが入ってますし」
玄「……」
玄「……」ニヤニヤ
京太郎「……」
グリグリグリグリ
玄「ごめんごめんなさ痛いぃいいいっ!」
玄「名前の通り! 素晴らしきおもちを求め、全国をぶらりと旅するの!」
京太郎「……急にオフ会したいだなんて言い出して、いざ何を言うのかと思ったら……」
京太郎「そんなことの為にわざわざ長野に……」
玄「あれ……なんだか反応薄いね? チャットだとあんなに熱く語れるのに」
京太郎「いや……流石にネットのテンションをリアルまで持ってはこれませんよ」
玄「そ、そっかぁ……」
京太郎「……で。 具体的には何をするんですか?」
玄「あ、行きたくないわけじゃないんだ」
京太郎「まぁ、それなりに惹かれるワードが入ってますし」
玄「……」
玄「……」ニヤニヤ
京太郎「……」
グリグリグリグリ
玄「ごめんごめんなさ痛いぃいいいっ!」
玄「淑女の頭になんてことを……」ズキズキ
京太郎「……ん? ……なんですこれ?」スッ
玄「ん……ああ、それ! そのチラシ書いてある―『麻雀部短期アルバイト』ってやつ!」
京太郎「……『夏休み限定、短期間アルバイト。 雀卓や麻雀牌などの道具の手入れや部室の清掃、買い出し。 など』……」
玄「登録校が多い割に誰ひとり参加者がいないんだって!」
京太郎「そりゃそうだ (自分たちでやれよ)」
京太郎「……って、もしかして……これに?」
玄「うん! せっかくの長期休みなんだし、 一緒にやろうよ! 京太郎くん!」
京太郎「はぁ……そりゃまぁ別にいいですけど……」
京太郎「玄さんの方こそ、いいんですか?」
玄「え?」
京太郎「たまたまネットサイトの『おもち同盟』で知り合った程度の仲の俺なんかと二人で……」
玄「ああ、そんなこと。 だいじょーぶ! 全てのおもち好きに悪い人はいないって、私知ってますから!」
京太郎「考えがすでに如何わしい奴らのどこを見てそう言ってんすか」
玄「まーまーまーまー! だいじょーぶだいじょーぶ! 私達、知り合ってからもう二ヶ月も経ってるんだし!」
京太郎「……ん? ……なんですこれ?」スッ
玄「ん……ああ、それ! そのチラシ書いてある―『麻雀部短期アルバイト』ってやつ!」
京太郎「……『夏休み限定、短期間アルバイト。 雀卓や麻雀牌などの道具の手入れや部室の清掃、買い出し。 など』……」
玄「登録校が多い割に誰ひとり参加者がいないんだって!」
京太郎「そりゃそうだ (自分たちでやれよ)」
京太郎「……って、もしかして……これに?」
玄「うん! せっかくの長期休みなんだし、 一緒にやろうよ! 京太郎くん!」
京太郎「はぁ……そりゃまぁ別にいいですけど……」
京太郎「玄さんの方こそ、いいんですか?」
玄「え?」
京太郎「たまたまネットサイトの『おもち同盟』で知り合った程度の仲の俺なんかと二人で……」
玄「ああ、そんなこと。 だいじょーぶ! 全てのおもち好きに悪い人はいないって、私知ってますから!」
京太郎「考えがすでに如何わしい奴らのどこを見てそう言ってんすか」
玄「まーまーまーまー! だいじょーぶだいじょーぶ! 私達、知り合ってからもう二ヶ月も経ってるんだし!」
京太郎「そんなテキトーな」
玄「……私は京太郎君とでも全然構わないよ?」
玄「ていうか、京太郎君とじゃないといやかなーって」
京太郎「……」
玄「……」
京太郎「……」
玄「……」ニヤニヤ
京太郎「なんすかいきなり」
玄「あれ? ドキッと来なかった?」
京太郎「全然」
玄「アチャー」
玄「……私は京太郎君とでも全然構わないよ?」
玄「ていうか、京太郎君とじゃないといやかなーって」
京太郎「……」
玄「……」
京太郎「……」
玄「……」ニヤニヤ
京太郎「なんすかいきなり」
玄「あれ? ドキッと来なかった?」
京太郎「全然」
玄「アチャー」
玄「……でもね。 今日、こうしてここでオフ会して見てわかったよ」
玄「須賀くんは女の子にふしだらな目をよくするけど、本当に人が嫌がることは絶対しない人だって」
京太郎「……はぁ」
玄「チャットしてても思ったよ。 嫌な話題を振らず、ちゃんとこっちに合わせてくれる」
玄「ううん。それどころか、何時だって相手のことを気遣ってくれてる」
京太郎「そんな……」
玄「今だってホラ、領収書隠してる。 コーヒー代、一人で払うつもりだったでしょ?」
京太郎「……こんなの常識でしょう?」スッ
玄「ふふっ、そうかもね。 ……でも、だからだよ」
玄「だから、そんな紳士さんみたいな京太郎くんとなら一緒に行けるって思ったの」ニコッ
京太郎「……玄さん……」
玄「まぁ悪く言えば草食系チキン男子ってことだけどね」
京太郎「俺の感動を返せよ」
玄「須賀くんは女の子にふしだらな目をよくするけど、本当に人が嫌がることは絶対しない人だって」
京太郎「……はぁ」
玄「チャットしてても思ったよ。 嫌な話題を振らず、ちゃんとこっちに合わせてくれる」
玄「ううん。それどころか、何時だって相手のことを気遣ってくれてる」
京太郎「そんな……」
玄「今だってホラ、領収書隠してる。 コーヒー代、一人で払うつもりだったでしょ?」
京太郎「……こんなの常識でしょう?」スッ
玄「ふふっ、そうかもね。 ……でも、だからだよ」
玄「だから、そんな紳士さんみたいな京太郎くんとなら一緒に行けるって思ったの」ニコッ
京太郎「……玄さん……」
玄「まぁ悪く言えば草食系チキン男子ってことだけどね」
京太郎「俺の感動を返せよ」
玄「……それで、どうかな? おもちぶらり旅」
京太郎「ん……概ねOKですよ。 県予選も終わって自主練しかないでしょうし」
玄「やった!」
京太郎「でも条件が」
玄「むっ。 申されよ」
京太郎「1つ。 バイト先の部員さん達に絶対迷惑をかけないこと」
京太郎「2つ。 バイトとはいえ仕事の一環、やるからにはまじめに」
京太郎「3つ。 必要費は全部割り勘」
玄「……うわぁ……おもち目的なのに随分真面目……」
京太郎「これくらい当然です」
玄「全く……雑用係に魂を売った人間ってのはこれだから……」
京太郎「……」
玄「嘘です冗談です謝るからグリグリはやめておねが痛い痛い痛いィ!!」
京太郎「ん……概ねOKですよ。 県予選も終わって自主練しかないでしょうし」
玄「やった!」
京太郎「でも条件が」
玄「むっ。 申されよ」
京太郎「1つ。 バイト先の部員さん達に絶対迷惑をかけないこと」
京太郎「2つ。 バイトとはいえ仕事の一環、やるからにはまじめに」
京太郎「3つ。 必要費は全部割り勘」
玄「……うわぁ……おもち目的なのに随分真面目……」
京太郎「これくらい当然です」
玄「全く……雑用係に魂を売った人間ってのはこれだから……」
京太郎「……」
玄「嘘です冗談です謝るからグリグリはやめておねが痛い痛い痛いィ!!」
玄「うぅ……ズキズキするぅ……」
京太郎「あ。あともう1つありました」
玄「えー……まだあるのぉ……?」
京太郎「一番大事なことですよ」
京太郎「4つ。 隙を見せないこと」
玄「……ん? ……どゆこと?」
京太郎「行き慣れない場所となると不安が生じて心に隙が生まれやすくなりがち」
京太郎「そういった所を狙う悪代官ってのは何処にでも必ずいるもんです」
京太郎「だからこそ、ちゃんと周りに目を向けて信用できるかどうかを見極めるよう心掛けることって意味です」
玄「ほほー」
京太郎「特に、男の言葉や行動には騙されないようにしてくださいね」
京太郎「あ。あともう1つありました」
玄「えー……まだあるのぉ……?」
京太郎「一番大事なことですよ」
京太郎「4つ。 隙を見せないこと」
玄「……ん? ……どゆこと?」
京太郎「行き慣れない場所となると不安が生じて心に隙が生まれやすくなりがち」
京太郎「そういった所を狙う悪代官ってのは何処にでも必ずいるもんです」
京太郎「だからこそ、ちゃんと周りに目を向けて信用できるかどうかを見極めるよう心掛けることって意味です」
玄「ほほー」
京太郎「特に、男の言葉や行動には騙されないようにしてくださいね」
玄「……それって須賀くんにも? さっき紳士さんみたいって言ったのに?」
京太郎「そりゃそうですよ。 敵意ムンムンにしろとは言いませんけど」
京太郎「これでも男なんです。 玄さんと一緒に行動してたらそういうことしちゃう可能性が無きにしも在らず、ですし」
玄「……それって……私のこと、そういう風に見てるってこと?」
京太郎「そうなる可能性があるかもしれない、ってだけですよ」
玄「……ふーん」
京太郎「まぁ、玄さんも十分魅力的だとは思いますけど」
玄「んぶっ」
京太郎「?」
京太郎「とにかく。 この約束を守ってくれるならば俺も行きますよ」
玄「……まぁどれも当然のことだし、守れなくはないかなっ」
京太郎「ならOKです。 あ、いや。 俺も『行く』ってのは失礼かな……」
京太郎「そりゃそうですよ。 敵意ムンムンにしろとは言いませんけど」
京太郎「これでも男なんです。 玄さんと一緒に行動してたらそういうことしちゃう可能性が無きにしも在らず、ですし」
玄「……それって……私のこと、そういう風に見てるってこと?」
京太郎「そうなる可能性があるかもしれない、ってだけですよ」
玄「……ふーん」
京太郎「まぁ、玄さんも十分魅力的だとは思いますけど」
玄「んぶっ」
京太郎「?」
京太郎「とにかく。 この約束を守ってくれるならば俺も行きますよ」
玄「……まぁどれも当然のことだし、守れなくはないかなっ」
京太郎「ならOKです。 あ、いや。 俺も『行く』ってのは失礼かな……」
京太郎「玄さんっ」
玄「んっ!」
京太郎「おもちぶらり旅、俺も連れてってくださいっ」
玄「あっ……」
玄「……はい!」
玄「よろこんで!!」
京太郎「わざわざ長野までお疲れ様でした」
玄「ううん、そんなこと無いよ。 京太郎くんに会えてホント良かった!」
京太郎「旅の詳細はネットの方でまた」
玄「うんっ。 いつものねっ!」
玄「それじゃあ二週間後、またここで会おうね!」
京太郎「はい。あ、電車そろそろ来ますよ」
玄「わわっ、急がなきゃ。 じゃあね京太郎くんっ」
――――
―――
――
玄「とまぁそんなわけで、夏休みの間は全国をぶらぶらしてくるよ」
宥「いいなぁ……私も沖縄とか行ってみたい……」
玄「流石に沖縄は行かないかなぁ……」
宥「……それでそのぉ……一緒についてく人……須賀さん? ……大丈夫な人なの……?」
玄「大丈夫! 彼、紳士だから!」
宥「そうなの……?」
玄「一緒についてく私の身をちゃんと案じてくれてるからね。 信用に足る人だってのはこの前のオフ会で分かったし!」
宥「……玄ちゃんがそういうなら大丈夫かな……」
宥「……皆には私から伝えておくね」
玄「ありがとっ、おねーちゃんっ」
ギュゥ
宥「わっ、わっ」
玄「あったか~い。 ……ていうかあつ~い」
宥「いいなぁ……私も沖縄とか行ってみたい……」
玄「流石に沖縄は行かないかなぁ……」
宥「……それでそのぉ……一緒についてく人……須賀さん? ……大丈夫な人なの……?」
玄「大丈夫! 彼、紳士だから!」
宥「そうなの……?」
玄「一緒についてく私の身をちゃんと案じてくれてるからね。 信用に足る人だってのはこの前のオフ会で分かったし!」
宥「……玄ちゃんがそういうなら大丈夫かな……」
宥「……皆には私から伝えておくね」
玄「ありがとっ、おねーちゃんっ」
ギュゥ
宥「わっ、わっ」
玄「あったか~い。 ……ていうかあつ~い」
咲『旅? 全国を?』
京太郎「ああ。明日からお前ら合宿だろ? 一人でネトマするのも暇だし、どうせなら満喫しようと思ってさ」
咲『うっ……ごめんね? 一緒に合宿行けなくて……』
京太郎「気にすんなって。 男の俺が着いていけるわけねーし」
咲『……東京とか、行く?』
京太郎「ん? ああ、一応行く」
京太郎「なんか買ってきてほしいモンとかあんのか?」
咲『……ううん。 なんでもないよ』
京太郎「あ、そう」
咲『ブラブラばっかりして結局ゲームセンター行くとかしないでよー?』
京太郎「しねえよっ」
咲『あははっ』
京太郎「しっかり強くなってこいよ、咲」
咲『うん! 京ちゃんも、たくさん楽しんでいってねっ』
ピッ
京太郎「ああ。明日からお前ら合宿だろ? 一人でネトマするのも暇だし、どうせなら満喫しようと思ってさ」
咲『うっ……ごめんね? 一緒に合宿行けなくて……』
京太郎「気にすんなって。 男の俺が着いていけるわけねーし」
咲『……東京とか、行く?』
京太郎「ん? ああ、一応行く」
京太郎「なんか買ってきてほしいモンとかあんのか?」
咲『……ううん。 なんでもないよ』
京太郎「あ、そう」
咲『ブラブラばっかりして結局ゲームセンター行くとかしないでよー?』
京太郎「しねえよっ」
咲『あははっ』
京太郎「しっかり強くなってこいよ、咲」
咲『うん! 京ちゃんも、たくさん楽しんでいってねっ』
ピッ
――
―――
――――
京太郎「……そろそろかな……」
玄「京太郎くーん!」タッタッ
京太郎「おっ」
玄「二週間ぶり! 元気してた?」
京太郎「どうも玄さん。 わざわざ奈良からお疲れ様です」
玄「ふふーん。 二度目だから迷うことなく来れましたっ」ドヤッ
京太郎「二週間前は予定の3時間遅れでしたからね」
玄「……すみませんでした……」
京太郎「流石にあの時は本当に心折れるかと思いました」
玄「ホントすみませんでした……ッ」
―――
――――
京太郎「……そろそろかな……」
玄「京太郎くーん!」タッタッ
京太郎「おっ」
玄「二週間ぶり! 元気してた?」
京太郎「どうも玄さん。 わざわざ奈良からお疲れ様です」
玄「ふふーん。 二度目だから迷うことなく来れましたっ」ドヤッ
京太郎「二週間前は予定の3時間遅れでしたからね」
玄「……すみませんでした……」
京太郎「流石にあの時は本当に心折れるかと思いました」
玄「ホントすみませんでした……ッ」
やはりクロチャーは妹ポジでアワアワ言ってるほうがしっくりくる
京太郎「あ、そうだ玄さん。 これ」スッ
玄「? なにこれ……お金?」
京太郎「移動費です。 長野までの」
玄「……え? いや、なんでこれ」
京太郎「言ったでしょう? 必要費は全部割り勘って」
玄「……え! これも入ってたの!? う、受け取れないよ!」
京太郎「遠足は家を出てからスタートで、家に帰るまでがゴールなんですよ」
玄「え、遠足じゃないし! そんな……悪いよ……」
京太郎「受け取ってください。 2週間前は渡せませんでしたし」
玄「……京太郎くん……」
スッ...
玄「……ありがとっ」ニコッ
京太郎「どういたしまして」
玄「? なにこれ……お金?」
京太郎「移動費です。 長野までの」
玄「……え? いや、なんでこれ」
京太郎「言ったでしょう? 必要費は全部割り勘って」
玄「……え! これも入ってたの!? う、受け取れないよ!」
京太郎「遠足は家を出てからスタートで、家に帰るまでがゴールなんですよ」
玄「え、遠足じゃないし! そんな……悪いよ……」
京太郎「受け取ってください。 2週間前は渡せませんでしたし」
玄「……京太郎くん……」
スッ...
玄「……ありがとっ」ニコッ
京太郎「どういたしまして」
玄「それで。 まずはどこに行くの?」
京太郎「んっと。 せっかく長野にいるんですけど、長野の連中は今みんな合同合宿中なので無理なんですね」
玄「へぇ。 合宿はどのくらい?」
京太郎「多分一週間くらいです。 なのでまずは北に行こうかと」
玄「北って言うと……あった。 岩手の……宮守女子高校!」
京太郎「流れは岩手→東京→長野→大阪→鹿児島。と、南下して行く感じになると思います」
玄「端から端まで行くんだね……こりゃ大変そうだ」
玄「……ていうかバイト先、改めて見ると結構有名な所が多いね」
京太郎「有名なんですか? 龍門渕と白糸台しか知らないんですけど……」
玄「姫松に千里山でしょ? 龍門渕に永水に……そして白糸台!」
玄「すごいなぁ……」
京太郎「有名校ほど小道具の整理に手がつかないほど練習に打ち込んでるってことなんですかね」
京太郎「俺みたいな雑用係でも雇えばいいのに」
玄「……ははは……」
京太郎「んっと。 せっかく長野にいるんですけど、長野の連中は今みんな合同合宿中なので無理なんですね」
玄「へぇ。 合宿はどのくらい?」
京太郎「多分一週間くらいです。 なのでまずは北に行こうかと」
玄「北って言うと……あった。 岩手の……宮守女子高校!」
京太郎「流れは岩手→東京→長野→大阪→鹿児島。と、南下して行く感じになると思います」
玄「端から端まで行くんだね……こりゃ大変そうだ」
玄「……ていうかバイト先、改めて見ると結構有名な所が多いね」
京太郎「有名なんですか? 龍門渕と白糸台しか知らないんですけど……」
玄「姫松に千里山でしょ? 龍門渕に永水に……そして白糸台!」
玄「すごいなぁ……」
京太郎「有名校ほど小道具の整理に手がつかないほど練習に打ち込んでるってことなんですかね」
京太郎「俺みたいな雑用係でも雇えばいいのに」
玄「……ははは……」
-――-
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V|::.::.|::.:| 弋ツ 弋ツ ::. | ::.|
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京太郎「とりあえず今日は移動に使って、明日がバイト本番。 多分、1校につき大体2日の作業になると思いますよ」
玄「清掃に小道具修理に買い出しetc……そりゃそっか」
玄「……って、寝所とかはどうするの?」
京太郎「近くの宿は粗方確認済みです。 安い所ばかりですけどね」
玄「……おぉ……」
京太郎「全7校への移動費、宿代、その他飲食費を考えると……まぁこんくらいですね」スッ
京太郎「っと、これはチャットのほうでも言いましたっけか」
玄「……」
京太郎「? どうかしました?」
玄「いや……しっかりしてるなぁって……」
京太郎「こんなの、雑用係の人間なら誰だってそうですよ」
玄「そ、そうなんだ……」
玄「清掃に小道具修理に買い出しetc……そりゃそっか」
玄「……って、寝所とかはどうするの?」
京太郎「近くの宿は粗方確認済みです。 安い所ばかりですけどね」
玄「……おぉ……」
京太郎「全7校への移動費、宿代、その他飲食費を考えると……まぁこんくらいですね」スッ
京太郎「っと、これはチャットのほうでも言いましたっけか」
玄「……」
京太郎「? どうかしました?」
玄「いや……しっかりしてるなぁって……」
京太郎「こんなの、雑用係の人間なら誰だってそうですよ」
玄「そ、そうなんだ……」
>>48
おもちの方が大事だから仕方ないね
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