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元スレ理樹「恭介は好きな人いないの?」 恭介「いない」
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小毬「そういえば、恭介さんって三年生だよね~」
鈴「うん、そうだ」
真人「なんだよ、いまさら」
小毬「うんとね、同じクラスに好きな子はいないのかな~って思って」
葉留佳「なるほど、それはありえますネ」
来ヶ谷「ふむ、クラスメートか……」
理樹「でも、恭介ってクラスではいつも漫画読んだりしてて、特定の誰かと仲がいいって話は聞かないよ?」
謙吾「そうだな。あいつは漫画とリトルバスターズのことしか頭にない男だ」
美魚「……それはいくら何でも言いすぎでは」
来ヶ谷「ともかく、クラスでの恭介氏の立ち位置とやらは気になるな……」
小毬「唯ちゃん、もしかして調べる気~?」
来ヶ谷「ふふ……当然だ」
鈴「うん、そうだ」
真人「なんだよ、いまさら」
小毬「うんとね、同じクラスに好きな子はいないのかな~って思って」
葉留佳「なるほど、それはありえますネ」
来ヶ谷「ふむ、クラスメートか……」
理樹「でも、恭介ってクラスではいつも漫画読んだりしてて、特定の誰かと仲がいいって話は聞かないよ?」
謙吾「そうだな。あいつは漫画とリトルバスターズのことしか頭にない男だ」
美魚「……それはいくら何でも言いすぎでは」
来ヶ谷「ともかく、クラスでの恭介氏の立ち位置とやらは気になるな……」
小毬「唯ちゃん、もしかして調べる気~?」
来ヶ谷「ふふ……当然だ」
クド「でもでも、恭介さんが嘘をついてまで隠すということは、このことは誰にも知られたくないということではないでしょうか……?」
小毬「そうだね……唯ちゃん、やっぱり止めようよ」
来ヶ谷「いいや、やる!」
理樹(うわ……この人、目を子供のようにキラキラ輝かせてるよ)
謙吾「一応、理由を聞いておこうか」
来ヶ谷「理由か……楽しそうだから、ではダメか?」
真人「すっげぇ悪趣味なやつ」
来ヶ谷「君たちも人のことは言えないだろうに」
美魚「……私も、少し興味があります」
葉留佳「おお、みおちんが珍しくやる気に満ち満ちているっ!」
来ヶ谷「して、その心は?」
美魚「相手が男性だという可能性がまだ残っているからです」
葉留佳「結局そっちかーい!」ビシッ
小毬「そうだね……唯ちゃん、やっぱり止めようよ」
来ヶ谷「いいや、やる!」
理樹(うわ……この人、目を子供のようにキラキラ輝かせてるよ)
謙吾「一応、理由を聞いておこうか」
来ヶ谷「理由か……楽しそうだから、ではダメか?」
真人「すっげぇ悪趣味なやつ」
来ヶ谷「君たちも人のことは言えないだろうに」
美魚「……私も、少し興味があります」
葉留佳「おお、みおちんが珍しくやる気に満ち満ちているっ!」
来ヶ谷「して、その心は?」
美魚「相手が男性だという可能性がまだ残っているからです」
葉留佳「結局そっちかーい!」ビシッ
美魚「と言うのは冗談で」
理樹「冗談なんだ……」
美魚「みなさん、今何月ですか?」
謙吾「? 2月だが」
真人「それがどうかしたのかよ」
美魚「恭介さんはあと一月もしないうちにこの学校を卒業されます」
理樹「あ……」
理樹(そうか……今まで、日々の楽しさに目が眩んでいたけど……)
理樹(僕たち……いや、恭介に残された時間は、残り少ない……)
謙吾「そういえば、そうだったな……」
真人「すっかり忘れてたぜ……あいつがもうすぐいなくなっちまうんだってこと」
鈴「……」
理樹「冗談なんだ……」
美魚「みなさん、今何月ですか?」
謙吾「? 2月だが」
真人「それがどうかしたのかよ」
美魚「恭介さんはあと一月もしないうちにこの学校を卒業されます」
理樹「あ……」
理樹(そうか……今まで、日々の楽しさに目が眩んでいたけど……)
理樹(僕たち……いや、恭介に残された時間は、残り少ない……)
謙吾「そういえば、そうだったな……」
真人「すっかり忘れてたぜ……あいつがもうすぐいなくなっちまうんだってこと」
鈴「……」
美魚「悲しいのは確かですが、今問題なのはそうではありません」
理樹「……恭介にとっても、残りの学生生活は僅かってことだね」
美魚「ええ……そして、棗さんにとっての学生生活が、必ずしもリトルバスターズに係ることだけではない、ということです」
小毬「もし恭介さんに好きな人がいるとしたら……」
謙吾「そいつとの学生生活ももうあと少しか」
来ヶ谷「現状、まだ恋人どころか、告白するという段階にまで達しているかも怪しいな」
美魚「棗さんは、もしかしたらもう諦めているのかもしれません」
クド「そんな……そんなのかわいそうです」
鈴「……」
葉留佳「なんとかして、あげたいっすネ」
理樹「うん……」
理樹(……恭介は今、何を考えてるんだろう)
理樹「……恭介にとっても、残りの学生生活は僅かってことだね」
美魚「ええ……そして、棗さんにとっての学生生活が、必ずしもリトルバスターズに係ることだけではない、ということです」
小毬「もし恭介さんに好きな人がいるとしたら……」
謙吾「そいつとの学生生活ももうあと少しか」
来ヶ谷「現状、まだ恋人どころか、告白するという段階にまで達しているかも怪しいな」
美魚「棗さんは、もしかしたらもう諦めているのかもしれません」
クド「そんな……そんなのかわいそうです」
鈴「……」
葉留佳「なんとかして、あげたいっすネ」
理樹「うん……」
理樹(……恭介は今、何を考えてるんだろう)
ガラッ
「よう、棗」「今日は早いな」
恭介「ああ、さすがに毎回遅刻ってのもな」
??「あら、明日は雪でも振るのかしら?」
恭介「……っ、天野か」
恭介(……落ち着けよ……俺)
あーちゃん「やっほ、棗君」
恭介「よう……ところで、今のはどういう意味だ?」
あーちゃん「にゅふふ……さぁ、どういう意味でしょうね~?」
恭介「……お前、その変な笑い方いい加減やめたらどうだ?」
あーちゃん「人の笑い方にいちいち文句つけないよ~に」
恭介「俺は親切心で言ってるんだがな」
「よう、棗」「今日は早いな」
恭介「ああ、さすがに毎回遅刻ってのもな」
??「あら、明日は雪でも振るのかしら?」
恭介「……っ、天野か」
恭介(……落ち着けよ……俺)
あーちゃん「やっほ、棗君」
恭介「よう……ところで、今のはどういう意味だ?」
あーちゃん「にゅふふ……さぁ、どういう意味でしょうね~?」
恭介「……お前、その変な笑い方いい加減やめたらどうだ?」
あーちゃん「人の笑い方にいちいち文句つけないよ~に」
恭介「俺は親切心で言ってるんだがな」
あーちゃん「棗君、いらぬ親切心をなんていうか知ってる?」
恭介「お節介、だろ?」ガタッ
恭介「はいはいわかったよ、もう何も言わねえ」
あーちゃん「にゅふふ、それが正解っ」ニコッ
恭介「……」
恭介(大丈夫だったか、俺……今の会話は自然だったろうか……)
あーちゃん「ところで、棗君はクラスの卒業旅行いかないの?」ボソッ
恭介「っ!」
恭介「そ、卒業旅行……?」
あーちゃん「そ。アンケート用紙まだ提出してないでしょ」
恭介「お節介、だろ?」ガタッ
恭介「はいはいわかったよ、もう何も言わねえ」
あーちゃん「にゅふふ、それが正解っ」ニコッ
恭介「……」
恭介(大丈夫だったか、俺……今の会話は自然だったろうか……)
あーちゃん「ところで、棗君はクラスの卒業旅行いかないの?」ボソッ
恭介「っ!」
恭介「そ、卒業旅行……?」
あーちゃん「そ。アンケート用紙まだ提出してないでしょ」
恭介(卒業旅行か……)
恭介「……悪いな、俺にはリトルバスターズの活動がある」
あーちゃん「あの部活……というか同好会? そんなにまじめに活動してたかしら?」
恭介「してるさ。寮長様にはそうはお見えになれないかもしれないがな」
あーちゃん「そうでござんすか。ちなみに、私はもう寮長じゃないわよ」
恭介「そうなのか?」
あーちゃん「もう一週間くらい前に二年のかなちゃん……あぁ、かなちゃんっていうのは、あなたの所属してるリトルなんちゃらっていう……」
恭介「リトルバスターズだ」
あーちゃん「そうそう、そのメンバーの三枝さんのお姉さんのことね。彼女に引き継ぎしたの」
恭介「ほう、二木のやつにか。あいつ、たしか風紀委員長じゃなかったか?」
あーちゃん「あぁ……うん、やめちゃったの。理由はいろいろあるんだけどね」
恭介「そうか」
あーちゃん「あっと、話脱線しちゃったね。でさ、卒業旅行。その日一日くらい外すことはできないの?」
恭介「……」
恭介「……悪いな、俺にはリトルバスターズの活動がある」
あーちゃん「あの部活……というか同好会? そんなにまじめに活動してたかしら?」
恭介「してるさ。寮長様にはそうはお見えになれないかもしれないがな」
あーちゃん「そうでござんすか。ちなみに、私はもう寮長じゃないわよ」
恭介「そうなのか?」
あーちゃん「もう一週間くらい前に二年のかなちゃん……あぁ、かなちゃんっていうのは、あなたの所属してるリトルなんちゃらっていう……」
恭介「リトルバスターズだ」
あーちゃん「そうそう、そのメンバーの三枝さんのお姉さんのことね。彼女に引き継ぎしたの」
恭介「ほう、二木のやつにか。あいつ、たしか風紀委員長じゃなかったか?」
あーちゃん「あぁ……うん、やめちゃったの。理由はいろいろあるんだけどね」
恭介「そうか」
あーちゃん「あっと、話脱線しちゃったね。でさ、卒業旅行。その日一日くらい外すことはできないの?」
恭介「……」
恭介(俺は、このクラスにそれほど思い入れはない……)
恭介(別に嫌いなわけじゃない。話をするやつもいる……だが)
恭介(俺の高校生活を彩っていたのは、間違いなくあいつら……リトルバスターズのメンバーたちだ)
恭介(ならいっそ、残り僅かな時間は、すべてあいつらとの思い出に費やしたい……)
恭介(……俺に未練があるとしたら、それ以外にありえない)
恭介(そう、絶対に……)
恭介「悪ぃな。さっきも言った通り、行くつもりはない。お前らだけで楽しんでこいよ」
あーちゃん「そっか……」
恭介「……」
恭介(これでよかったんだ……これで……)
あーちゃん「じゃあ、私もやめちゃお」
恭介「……は?」
恭介(別に嫌いなわけじゃない。話をするやつもいる……だが)
恭介(俺の高校生活を彩っていたのは、間違いなくあいつら……リトルバスターズのメンバーたちだ)
恭介(ならいっそ、残り僅かな時間は、すべてあいつらとの思い出に費やしたい……)
恭介(……俺に未練があるとしたら、それ以外にありえない)
恭介(そう、絶対に……)
恭介「悪ぃな。さっきも言った通り、行くつもりはない。お前らだけで楽しんでこいよ」
あーちゃん「そっか……」
恭介「……」
恭介(これでよかったんだ……これで……)
あーちゃん「じゃあ、私もやめちゃお」
恭介「……は?」
>>137
これはそれまで気がなくてもコロリだわー
これはそれまで気がなくてもコロリだわー
あーちゃん「ん? どしたの?」
恭介「いや、お前やめちゃおって……」
あーちゃん「うん、私も卒業旅行いかないことにした」
恭介「な、なんでだよ」
あーちゃん「うーん……私も、棗君と同じかな」
恭介「俺と同じ?」
あーちゃん「棗君は、残りの学生生活を自分の一番の居場所であるボトルジンジャーズで過ごそうって決めたんだよね」
恭介「リトルバスターズ、な。なんだそのしょうが風味の炭酸っぽい名前は」
あーちゃん「にゅふふ……んで、私も最後は自分らしく、自分の一番居たいと思う場所で過ごそうって決めたの」
恭介「それが……この学校か?」
あーちゃん「うん。だって一年間もわが子のようにかわいがってきた寄宿舎だもの」
恭介「そうか……そうだな」
恭介「いや、お前やめちゃおって……」
あーちゃん「うん、私も卒業旅行いかないことにした」
恭介「な、なんでだよ」
あーちゃん「うーん……私も、棗君と同じかな」
恭介「俺と同じ?」
あーちゃん「棗君は、残りの学生生活を自分の一番の居場所であるボトルジンジャーズで過ごそうって決めたんだよね」
恭介「リトルバスターズ、な。なんだそのしょうが風味の炭酸っぽい名前は」
あーちゃん「にゅふふ……んで、私も最後は自分らしく、自分の一番居たいと思う場所で過ごそうって決めたの」
恭介「それが……この学校か?」
あーちゃん「うん。だって一年間もわが子のようにかわいがってきた寄宿舎だもの」
恭介「そうか……そうだな」
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