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    元スレモバP「プロダクションを建ててフェスで勝とう」

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    251 :

    茄子ちゃん来るならあるいは・・・

    252 = 185 :

    ------

    ブリッツェン「フゴッ!」

    イヴ「お、お待たせしましたぁ~!」

    美世「じゃあ、出発するね。」

    茄子「でも、美世さん。ここから会場まで1時間はかかりますよ?決勝戦に間に合わないんじゃないんですか?」

    美世「………3倍で飛ばせば、20分で着くよね?それならギリギリ間に合うかもしれないよ……。」

    イヴ「えっ!?どういうことですかぁ?」

    茄子「………美世さん、私にナビをさせてもらって良いですか?」

    美世「茄子ちゃんが?う、うん。わかった。」

    イヴ「あ、あのー、美世さん?」

    美世「喋らないで!舌噛むよっ!」

    茄子「行きましょう。」

    美世「飛ばしていくよーっ!」

    ブゥーン!

    イヴ「え、えぇっ!?きゃー!」

    254 = 187 :

    これは熱い展開

    255 = 185 :

    -------- 会場裏口

    CuP「すまないね、こんな事になってしまって。」

    卯月「私は良いんですが、モバプロの方々が……。」

    「卯月にこんな事させる程、うちってお金に困ってたっけ?」

    CuP「まぁ、別にやる必要は無いんだけどね……美味しい話なんだよ、会社的に。」

    「じゃあ突っ立って口パクで良いんじゃない?」

    CuP「そういうわけにもいかないさ、ファンの目もあるしね。」

    卯月「そ、そうですね応援してくれる人達がいるのに手を抜くわけには……。」

    「こんな集団リンチみたいなやり方なのにファンの事が大事なの?」

    CuP「正直、今回の話はボク達にとって何も痛い事はない。卯月が頑張って苦しむのはP君達だけだからね。」

    CuP「それでもボクはP君達に勝ってほしいと思うし。卯月にも頑張ってほしいと思う。複雑な気持ちだよ。」

    CuP「とにかく、卯月は何も考えずファンの声援にこたえてあげて欲しいと思う。こっちはこっちで考えてみるさ……。」

    卯月「……卯月、頑張りますねっ!」

    「……皆には黙っておくよ。」

    CuP「感謝するよ……卯月、杏。」

    256 = 190 :

    茄子ちゃんがいれば確変あるで!

    257 = 185 :

    ------ モバイルプロダクション ステージ裏

    P「…………」

    紗枝「決勝戦がこんな風になるやなんて想像もつきまへんでしたなぁ。」

    P「そうだな、結局あのチームとやりあうのは避けれないからな。」

    あやめ「なんだか複雑な気持ちですね………。」

    「でも、負けるわけにはいかないねっ!」

    あずき「あずき達なら大丈夫だよ、ここまで勝ち上がってきたんだもん!」

    「……私……歌えるなら……」

    ちひろ「みんな、しっかり頑張ってきてね!」

    愛梨「私も応援してますねっ!」

    P(……この勝負に皆を送り出す事は……本当に……正しかったんだろうか……。)

    雪美「……P……私……なら……大丈夫……」

    P「……雪美」

    P「わかった……みんな行こう!この戦いで全てが決まる!全力で行こう!」

    258 = 201 :

    茄子さんがいれば勝ちは確定やな

    259 = 185 :

    ------ Nプロダクション ステージ裏

    「……まさか雪美ちゃん達とこんな形で再戦になるなんてね。」

    未央「せっかく凛ちゃんと卯月ちゃんの三人揃ったのに……。」

    さくら「どうしたんですかぁ?皆さん元気が無いですねぇ?」

    「……さくら、やめなさい。」

    卯月「ふふっ、良いんですよ!プロデューサーのためにも今はクヨクヨしてても仕方ありませんっ!」

    亜子「ちょっと、納得のいかん所もあるけど……、アタシらは全力で行かせてもらうつもりよ?」

    「わかった……。」

    未央「うんっ!そうだね、今はファンのために頑張るよっ!」

    未央(プロデューサー……私は私で頑張るから……あずきちゃん達に力を貸してあげて……。)

    260 = 185 :

    ------ モバイルプロダクション ステージ裏

    ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!

    P「……始まったか。」

    ちひろ「みんな、頑張って!!」

    愛梨「頑張って下さいっ!」

    P(くそっ……残された時間じゃ6人での構成を見なおすくらいしかできなかった……。)

    P(どうする………このままじゃ……。)

    愛梨「…………」

    愛梨(Pさん……こんな苦しそうな顔するなんて……)

    愛梨(CuteプロのLIVEバトルの時もこんなに追い詰められた顔してなかったのに……)

    愛梨(もう……遅いかも知れないけど……今の私にできる事は……。)

    愛梨「…………」ブツブツ

    ちひろ(えっ?十時ちゃん……何を呟いて……?)

    愛梨「…………」ブツブツ

    P(愛梨……お前……。)

    261 = 185 :

    ------ Passionプロダクション 観客席

    藍子「プ、プロデューサー……何で…未央ちゃんがNプロダクションにいるんですか!?」

    PaP「…………」

    美嘉「それもあるけど……Nプロは10人なのに……『The Wild Flowers』は6人じゃん!?」

    莉嘉「ど、どうなってるの!?PaPくん!」

    きらり「ふぇぇ……きらり……全然わかんないにぃ……」

    「ど、どど、どうしましょう!?プロデューサー!!!」

    PaP「未央はわけあって、今だけNプロに加勢してんだよ……。」

    日菜子「モバプロにはお手伝いしないんですかぁ?」

    美嘉「そ、そうだよこのままじゃ雪美ちゃん達は……」

    PaP「……手伝うったってお前ら『The Wild Flowers』の動きを覚えてんのかよ?」

    「それは……覚えて無いかな……。」

    PaP「Nプロはニュージェネレーション混みでのステージ構成までしっかり考えて来てやがるな……。」

    PaP(チッ!華やかに見えるが全部シナリオ通りってわけか……胸糞悪ぃステージだぜ……)

    262 = 185 :

    ------ Cuteプロダクション 観客席

    美穂「……あ、あやめさん達がどんどん押されてます!」

    みく「……こ、こんなの勝てるわけ無いにゃ!」

    まゆ「……まゆはそうは思わないですねぇ。」

    かな子「まゆちゃん?」

    まゆ「まゆの邪魔をしたんですから……こんな事で負けてもらっちゃ気に食わないじゃないですかぁ?」

    桃華「そうですわ……卯月さんには申し訳ないですけど……。」

    桃華「雪美には簡単に負けてもらっては困りますわ。」

    幸子「あのチームは全力のボク達に勝ったんですから、優勝してもらわないと困りますよ!」

    幸子「優勝したチームを負かしてこそボクのカワイさが引き立つんですから!」

    菜々「ナナも全力でモバプロを応援しますよ!」

    智絵里「私も……今は応援します!」

    CuP「ふふっ、ありがとう。みんな。」

    (……普通にやってもみくの言うとおり勝てるわけの無い相手だけどね……。)

    CuP(すでに差はかなり開いてきている……まずいね……。)

    263 = 185 :

    ------ Coolプロダクション 観客席

    蘭子「この空間……落ち着かないわね……。(ど、どっちを応援したら良いんだろう……。)」

    奈緒「凛の奴……本気だな。」

    周子「紗枝ちゃん達も頑張ってるけど、流石に相手が悪いね……。」

    加蓮「CoPさん……私、もう見てらんないよ……。」

    CoP(普通のチームならこんな状況だと心が折れてまともに動けないはずだ……。)

    CoP(今、『The Wild Flowers』を支えているのはPがまた何とかしてくれるのではないかと言う希望か……。)

    李衣菜「師匠、頑張って下さい!あーっ!でも凛ちゃんも頑張って!」

    瑞樹「また豪華なメンバーを揃えてきたわね……、私達を破ったニューウェーブとのコラボなんて。」

    礼子「……プロデューサーなら今のモバプロと同じ状況ならどうするの?」

    CoP「……棄権しますね。逃げたと言われても戦うには分が悪すぎる。惨敗よりはマシでしょう。」

    「なんで、モバプロは棄権しなかったんですか?」

    CoP(……俺達のモバプロに対する期待が棄権と言う逃げ道を塞いだんだろうな……。)

    CoP(試合が始まってしまった今……できるのは祈る事だけか……。)

    264 = 185 :

    ------ モバイルプロダクション ステージ

    雪美(……P……きつい……。)

    紗枝(6人で全力で挑んでるのに手も足もでえへんなんやなんて……。)

    あやめ(このままだと……逆転する事も不可能になってしまいます……。)

    (まずいな……皆、精一杯やってるけど……気持ちが折れかけてきてる……。)

    あずき(あずき達の作戦は……こんな事で!)

    (Pさん……私……最後まで…心をこめて歌います……。)

    266 = 185 :

    ------ Nプロダクション ステージ裏

    卯月(迷っちゃ駄目……ファンのためにも……。)

    (今は何も考えずに歌うしかないね……。)

    未央(うぅ……やっぱこういうのは性に合わないなぁ……。)

    さくら(えっへへー♪アコちゃんにイズミンと皆一緒で楽しいですぅ!)

    (流石ね……『The Wild Flowers』はまだ諦めて無い……。)

    亜子(色々思う事はあるけど……やっぱりLIVEに勝たないと何も始まらないね!だから、アタシは本気だよ!)

    亜子「さくら、いずみ……行くよ!」

    さくら「えっへへー♪ いくよーっ!」

    「………いいわ」

    亜子「……ってなわけで、アタシらが勝ぁぁつ!」

    ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!

    267 = 185 :

    -------- 会場屋外

    美世「着いたね……。」

    イヴ「うぷっ……ぶ、ブリッツェン……ちょっと乗せて下さいぃ…。」

    ブリッツェン「フゴッ!」

    茄子「決勝戦はもう始まっていますね……。」

    美世(通った道は凄く空いてたし全部青信号……。)

    美世(茄子ちゃんのナビが無ければ全然間に合わなかったな……。)

    茄子「美世さん、ここからどうするんですか?」

    美世「うん……何とかしてPさんに会わないと……。」

    イヴ「美世さん!茄子さん!」

    茄子「どうしたんですか?」

    イヴ「あ、あの……決勝戦の様子があのモニターに……。」

    茄子「………これは」

    美世「そんな………。」

    268 = 185 :

    ------ モバイルプロダクション ステージ裏

    試合開始10分経過 ファン投票数
    (防)The Wild Flowers :183473
    (攻)Brand New Wave  :293847

    『ただいまより、攻守交替です!』

    ちひろ「そ、そんな……こんな事って……。」

    愛梨「…………」ブツブツ

    P「…………」

    P(万策……尽きたか……。)

    P(みんな……すまない……もう……勝ち目は……無い。)

    ちひろ「Pさん……。」

    愛梨「…………」クイクイ

    P「……愛梨?」

    愛梨「私は諦めませんっ!だからPさんも諦めないで下さいっ!」

    ちひろ「そ、そうですよ、Pさん!『The Wild Flowers』の名前を由来を忘れたんですか?」

    P「ちひろさん……。」

    269 = 187 :

    どうなる?

    270 = 185 :

    パッ!

    P「!?」

    ちひろ「!?」

    愛梨「!?」

    P「な、何だ!?照明が……消えた?」

    『会場にお集まりの皆さまに緊急連絡です。』

    『ただいま照明トラブルにより一時的にLIVEバトルを中断いたします。』

    『大変ご迷惑をおかけいたしますが、何卒ご了承ください……。』

    ちひろ「照明トラブル……?」

    愛梨「両方のステージの照明が消えてますね……。」

    P「一体何が……。」

    271 :

    な・・・茄子さんさすがやで

    272 = 187 :

    幸運の女神来た! これでかつる!

    273 = 185 :

    prrrrr……

    P「……こんな時に誰からだ?」

    ピッ

    奈美『やぁ、LIVEバトルの方は中断されたかい?』

    P『き、木場さん!?』

    奈美『その慌てようを見ると間にあったようだね。』

    P『もしかして、この照明トラブルは木場さんが……?』

    奈美『本来は手を貸すつもりは無かったんだがね。今回は特別に拓海君と二人でちょっと助太刀させてもらったよ。』

    奈美『頑張っているスタッフには悪いが……。相手も色々やってきたんだし、これくらいやってもバチは当たらないだろう?』

    P『は、はぁ……そうなんですか?』

    奈美『ともかく、時間は稼いだんだ。後は君達の頑張りを信じているよ。』

    奈美『私と拓海君は関係者だとバレると面倒だからここからは外で観戦させてもらう。』

    奈美『負けるなよ……皆を頼んだぞ。』

    P『……わかりました。』

    奈美『……うむ、良い返事だ。拓海君も話したいそうだから代わるよ。』

    274 = 232 :

    流石強運やでぇ…

    275 = 185 :

    拓海『へへっ、Pどうだよ。ここまでやってやったんだから終わったら飯奢れよな!』

    P『拓海まで……すまないな。』

    拓海『本当Pは、アタシがいねぇとダメなんだな!ま、気にすんなや!』

    P(そこまで言って無いけどな……。)

    拓海『まぁともかく、こんなにコケにされてナメられるわけにはいかねぇよな?』

    P『……あぁ。』

    拓海『キッチリお返ししてやろーぜ!』

    P『えっ!?拓海はLIVEバトル参加しないだろ……?』

    拓海『アタシじゃねーよバカか!!!お前らの事だよ!』

    拓海『……でもまぁ、アイドルも悪くねぇ……かもな。』

    P『そうか……もし拓海がアイドルやるなら是非ともうちに来てほしいけどな。』

    拓海『……何嬉しそうな顔してんだよ……バカP』

    P(電話で顔見えないはずだけどな……)

    拓海『……お前がどうしてもって言うなら、優勝したら考えてやらなくもねーよ。』

    P『……ありがとうな、拓海。』

    276 = 195 :

    やっぱり海外帰りはすごい
    俺はあらためてそう思った

    277 = 187 :

    木場さん参戦の目もあるかと思ったけど、違うか

    278 = 185 :

    ピッ

    ちひろ「Pさん、誰からの電話だったんですか?」

    P「木場さんですよ。この照明トラブルは木場さんがやったみたいです。」

    ちひろ「えぇっ!?そうなんですか?」

    P「何にせよ、時間を稼いでくれたみたいです……。」

    ちひろ「そうなんですか……早く雪美ちゃん達にも知らせないと。」

    P「ちひろさん、LIVEバトル再開まで時間はどれくらいって言ってましたか?」

    ちひろ「1時間後に再開みたいです。」

    愛梨「Pさんっ!今のうちに逆転する方法を考えないとっ!」

    P「……わかってるよ。ちひろさんは雪美達が帰ってきたら、皆を連れて先に控室に戻っててくれませんか?」

    ちひろ「わかりました、Pさんはどうするんですか?」

    P「……少し、頭を冷やしてきます。」

    愛梨「……Pさん。」

    ちひろ「あまり……気負いすぎないで下さいね……。」

    P「…………」

    279 = 185 :

    久井「どこへ行くの?」

    P「……和久井さん。」

    P(しまった……、まずい人に感づかれたな……。)

    久井「あなた達……何をしたかわかってるの?」

    ちひろ「わ、私達じゃないですよ!?」

    久井「生放送なのに1時間遅れ……おかげ様でスタッフ側はとんでもない事になってるわよ?」

    愛梨「そ、それは……。」

    P「すみません……。俺達がやりました。」

    ちひろ「P、Pさん!?」

    久井「そんなわかりきったことを正直に言われてもね……こんな状況で時間を稼いだ所で勝てるの?」

    P「どうでしょうね……。」

    久井「はぁ……、そんな自信の無い顔で大丈夫かしら……?とりあえず、こっちは私が何とかするからさっさと行ってきなさい。」

    ちひろ「……良いんですか?」

    久井「良いわけ無いでしょ……でも、ここまでしたんだから絶対勝ちなさいよ……。」

    P「和久井さん……ありがとうございます。」

    280 = 185 :

    あずき「Pさん!いったい何が起きたの!?」

    P「みんな、戻ってきたか……。」

    愛梨「お、お帰りなさいっ!」

    紗枝「急に明りが消えてしもうて……。」

    あやめ「試合が中断になったのですか?」

    ちひろ「照明トラブルが起きたのよ、今から1時間後に再試合になるわ。」

    「1時間後……、またえらく伸びたね。」

    雪美「…………」

    「でも……今のうちに……逆転する方法を……。」

    あずき「そ、そうだね!Pさん!今回も逆転する作戦があるんだよねっ?」

    P「…………」

    281 :

    木場さんってすごい

    282 = 185 :

    あずき「ど、どうしたのPさん?いつもみたいに任せとけっ!って言わないの……?」

    雪美「……あずき……」

    「あずきチャン……やめなよ……。」

    あずき「な、なんで!?あずき達はまだ諦めて無いんだよっ!?」

    紗枝(せやかて……この状況の打開策をPはんに全て押し付けるのは……。)

    あやめ(P殿がこれ程までに沈黙するという事は……もうどうしようもないのでしょうか……。)

    あずき「ねぇ、Pさん!何か言ってよ!あずき達にこのままみじめに惨敗しろっていうの!?」

    ちひろ「あ、あずきちゃん……。」

    愛梨(あのステージにもう一度立てって言うのは酷な話ですね……。)

    「Pさん………」

    P(あずき……泣かないでくれ……。)

    あずき「……グスッ…嘘でも……良いから……あずき達は…ヒック……負けて無いって……言ってよぉ……」

    P(こんな時に……俺は…何も言ってやれないのか……。)

    283 = 185 :

    -------- 会場裏口

    美世「ここから入れそうだね……。」

    茄子「誰かに見つからなければ良いんですが……」

    イヴ「大丈夫ですよぉ!私、社員証持ってますから~!」

    美世「あれ?イヴちゃん、そんなもの着けてたっけ?」

    イヴ「これですぅ!」

    雑用 いぶ さんたくろーす

    茄子(首にぶら下げていたカマボコ板が社員証……。)

    美世(Pさん……いくらなんでも適当すぎるよ……。)

    ブリッツェン「フゴッ!」

    4WD ぶりっつぇん

    茄子「ブ、ブリッツェンさんのもあったんですね……。」

    美世「よ、4WD……」ゴクリ

    イヴ「どうしたんですかぁ?」

    美世「と、とにかく……先を急ごう!」

    284 = 187 :

    4WDブリッツェンマジ高機動

    285 = 185 :

    ------ モバイルプロダクション 控室

    雪美「……ちひろ……P……は…?」

    ちひろ「Pさんは少し席をはずしているわ……。」

    あずき「…………」

    「帰って……きて……くれるんでしょうか?」

    雪美「……聖………」

    「………?」

    雪美「……P…は…帰ってくる……必ず……」

    「ゆきみん……へへっ!そうだね!」

    紗枝「うちは……Pはんの事信じとります……。」

    あやめ「わたくしもですっ!」

    「私も……信じます……。」

    あずき「……あずきもっ!Pさんはあずきをトップアイドルにしてくれるって言ったもん!」

    ちひろ(Pさん……見てますか?)

    ちひろ(皆、Pさんの帰りを待ってますよ……。)

    286 = 185 :

    -------- 会場廊下

    美世「何かバタバタと皆、走りまわってる……。」

    茄子「先程の照明トラブルの影響じゃないでしょうか?」

    美世「あー、多分そうだろうね……。」

    イヴ「美世さん~!どこに行けばいいんですか?」

    美世(部外者のあたし達が道を聞くわけにもいかないな……。)

    イヴ「すみません~!モバプロの人達はどこにいるんでしょうかぁ?」

    ブリッツェン「フゴッ!」

    Nプロ社長「……なんだ、お前らは……関係者じゃないな。」

    美世「い、イヴちゃん!?」

    茄子「ちょっとまずい人に聞いてしまったかも知れませんね……。」

    Nプロ社長「おいっ!警備員はどこだ!?この部外者を摘み出せっ!」

    警備員「は、はいっ!」

    287 = 208 :

    しえーん

    288 = 185 :

    イヴ「ち、違いますよぉ~!私達はモバプロの関係者なんですぅ~。」

    イヴ「社員証もちゃんとありますぅ~!」

    ブリッツェン「フゴッ!フゴッ!」

    Nプロ社長「……何だそのカマボコ板は……。モバプロの奴らはこんなのしかいないのか?」

    Nプロ社長「さっさと連れていけっ!」

    警備員「さっさとくるんだ!」

    美世「ち、ちょっと離してよっ!」

    茄子「は、離して下さいっ!」

    イヴ「P、Pさ~ん!この社員証、全然効果がありませんよぉ~!」

    ブリッツェン「フゴッ!フゴッ!」

    茄子「す、すみませんっ!誰か助けて下さいっ!」

    「……おや?」

    289 = 185 :

    CuP「……その子達はボクの知り合いだから、離してあげてくれないかな?」

    まゆ「どういう状況なんでしょうか?」

    美世「C、CuPさん!?」

    CuP「大丈夫かい?原田ちゃん、イヴちゃん。」

    イヴ「お、お会いできてよかったですぅ~!」

    茄子「何か分かりませんが……助かりましたね……。」

    Nプロ社長「Cuteプロの若造か……。」

    CuP「ボクの知り合いなら部外者じゃないよね?」

    Nプロ社長「その飄々とした態度気に入らんな……。」

    CuP「奇遇だね~、ボクもアンタが気に入らないんだよ。」

    まゆ(CuPさんがこんなに凄むなんて珍しい……。)

    Nプロ社長「本来はモバプロでは無く貴様の所を叩き潰すつもりだったが、今回は命拾いしたな。」

    CuP「やってみなよ?いつでも受けて立つよ?」

    まゆ「うふふ……まゆも良いんですよぉ、CuPさんとの仲を邪魔するって言うなら容赦しませんから?」

    Nプロ社長「ふんっ……。」

    291 = 216 :

    まゆには勝てない

    292 = 190 :

    出たー!まゆさんの威圧だ!

    293 = 185 :

    CuP「やれやれ、めんどくさいおっさんだったね……。」

    まゆ「大丈夫ですか?CuPさん。」

    CuP「大丈夫だよ、ちょっと見つめ合っただけだからね。」

    茄子「美世さん、この方がCuPさんなんですか?」

    美世「うん、そうだよ。CuPさんありがとう、助かったよ!」

    CuP「お安いご用さ、彼女もP君の知り合いかい?」

    茄子「初めまして、鷹富士茄子と申します。」

    CuP「はじめまして。ところで、みんなはここに何をしに来たんだい?」

    イヴ「そ、そうです!CuPさん、Pさんを知りませんかぁ?」

    ブリッツェン「フゴッ!」

    CuP「……なるほどね、P君ならここを真っ直ぐ行ったとこの自動販売機の前で難しい顔をしてたよ。」

    茄子「ありがとうございます!美世さん、急ぎましょう!」

    CuP「原田ちゃん……P君を頼んだよ?」

    美世「……うん、ありがとう!CuPさん!」

    294 :

    まゆが味方側という心強さ

    295 = 185 :

    タッタッタッ

    まゆ「あの人とモバプロのPさんってお付き合いしてるんですか?」

    CuP「さぁ、どうだろうね?」

    まゆ「知らなかったんですか?」

    CuP「女の感って奴さ、何となくそんな感じがしただけだよ。」

    まゆ(CuPさんは男ですけどねぇ……。)

    CuP「P君は原田ちゃんにだけは甘いからねぇ、頼み事断んないし。」

    CuP「でもまぁ、もしそうだったとしてもボクは諦めないけどね。」

    まゆ(まゆもCuPさんの事諦めませんよぉ……。)

    296 :

    ホモは強い(至言)

    297 = 185 :

    --------

    P「…………」

    P(残り50分……どうしたもんかな……。)

    美世「Pさん!」

    茄子「やっとお会いできましたねっ!」

    イヴ「はぁはぁ、疲れましたぁ~!」

    ブリッツェン「フゴッ!」

    P「美世!?茄子にイヴ……ブリッツェンまで!?どうしてここにいるんだ!?」

    美世「どうしてって……心配だから顔見に来ただけだよ。」

    茄子「ふふっ、Pさん達の事、応援に来たんですよ。」

    P「関係者以外は入れないはずだぞ……。」

    イヴ「Pさん!私はモバプロの社員ですから関係者ですよぉ~!社員証もちゃんとありますぅ!」

    P「う、嘘だろ?」

    美世(やっぱり……適当に作ったんだね……。)

    茄子(イヴさん……社員証、気に入ってるのかな……?)

    298 = 190 :

    やっぱりホモかよぉ!(歓喜

    299 = 187 :

    愛の強いホモ

    300 = 185 :

    茄子「……でも、何だか大変な状況みたいですね。」

    イヴ「Pさん!今から逆転するんですよねぇ?」

    P「…………」

    ブリッツェン「フゴッ?」

    P「……正直……勝てる気がしないよ。」

    茄子「……Pさん。」

    イヴ「うぅ……。」

    美世「……ふーん、そんな事言うんだ?」

    P「……美世」

    美世「約束はどうするの?」

    P「それは………」

    美世「もう……仕方ないな……。」ダキッ

    茄子「あらっ、美世さんったらこんな所で抱きつくなんて大胆ですね~」

    ブリッツェン「フゴッ……」

    イヴ「ブ、ブリッツェン!急にどうしたんですかぁ~?目の前に立たれると前が見えないですぅ!」


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