元スレモバP「プロダクションを建ててフェスで勝とう」
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51 = 1 :
まゆ「ねぇ……望月聖さん。まゆはCuPさんの事をまゆだけのモノにしたいんです。」
聖「えっ……」
まゆ「まゆはずーっとCuPさんと一緒です。CuPさんがまゆ以外を見るなんて耐えられません。」
美穂「ま、まゆさん?」
まゆ「でもまゆはまだトップアイドルじゃないから、CuPさんを振り向かせられないんです。」
まゆ「まゆがこのフェスで優勝してトップアイドルに近付けばそれだけCuPさんの視線を独り占めできるんです。」
まゆ「あなたの歌声…とーっても綺麗ですよね?まゆが優勝するためには大きな壁になると思うんです。」
あやめ「………………」
まゆ「ねぇ……望月聖さん?血って、どんな味でしょうか?」
聖「どういう……」
まゆ「あなた……邪魔」
美穂「ひっ!?」
52 :
まゆちゃんはそんなこと言わないから(白目)
53 :
まゆはプロデューサーが絡まないといい子だから・・・(震え声)
54 :
言っちゃってるからちかたないね(目を逸らしながら
55 = 1 :
聖「………………」
まゆ「危ないじゃないですかぁ?いきなり傘をつきだしてくるなんて?」
あやめ「聖殿がおびえております。それくらいにしていただけませんか?」
まゆ「………嫌だと言ったらどうするんですか?」
あやめ「わたくしは生憎、手の抜き方を知りません。」
まゆ「………うふふっ、冗談ですよ。」
あやめ「そうして頂けると助かります。」
美穂「ま、まゆさん!だっ、だっ、駄目です!」
まゆ「わかってますよ、そろそろCuPさんの所に戻りましょうか。」
美穂「は、はいっ、そうですね!」
まゆ「お騒がせしましたね。次はステージの上で会いましょう。」
美穂「し、失礼します!」
56 = 1 :
あやめ「聖殿、大丈夫でしたか?」
聖「えぇ……すみません……あやめさん。」
あやめ「なに、主の大切な方を守るのも忍びの役目です!」
聖「でも…ケガが無くて……良かったです。」
あやめ「………いえ、そうでもなかったようです。」
パラッ
聖「あ、あやめさん……髪留めが!?」
あやめ(P殿……。Cuteプロはわたくし達の想像を超える相手かもしれません。)
58 = 1 :
------ 会場廊下
P「何だ、紗枝の知り合いにもアイドルが居たのか。」
紗枝「えぇ、塩見周子はん言うんやけどCoolプロにいはりますわぁ。」
P「確かに居たな、俺は直接話した事は無いけど。」
和久井留美「あら?他のプロの子と話す事も大切よ。」
P「和久井さん!」
和久井「Passionプロに勝ったようね、ひとまずおめでとうと言っておくわ。」
P「ありがとうございます。」
紗枝「和久井さんお久しぶりどす。」
和久井「紗枝ちゃんもお疲れさまだったわね。Coolプロはミーティング中だから今は尋ねない方が良いわよ。」
紗枝「そうやったんどすかぁ、ならまたお暇な時に挨拶しにいかないけまへんなぁ。」
P「CoPの所に紗枝の知り合いが居るとは全然知らなかったな……。」
紗枝「そう言えばPはん、和久井はんは何でここにおるんどすか?」
P「なんでって、このフェスは和久井さんの会社が主催だからだよ。」
紗枝「えぇっ!?そうやったんどすかぁ……。」
59 = 1 :
和久井「P君、あなたもしかして私の仕事を誰にも説明して無かったんじゃないの?」
P「言われてみればそうですね……。」
和久井「私は今回のフェスの主催を行っている会社の社長秘書をやっているのよ。」
P「まぁ、和久井さんには仕事関係のツテを紹介してもらったり色々お世話になってるよ。」
和久井「フェスに関してはP君に肩入れする事はできないけどね。」
P「そりゃそうですよ……。」
紗枝「Pはんってほんまに色んな知り合いがおりますなぁ。」
和久井「彼は昔から人を集める不思議な力があるのよ。」
紗枝「ふふっ、うちもその力に引き寄せられたさかい。なんとなくわかります。」
P「………そんなもんあるんですかね。」
愛梨「Pさん~!」
タッタッタッ
愛梨「酷いです、置いていくなんてっ!……あっ!」
ガシッ
P「………何も無い所でこけそうになるなよ、危ないぞ。」
60 = 1 :
愛梨「あっ……、Pさん……えへへっ!やっぱり優しいですねっ!」
和久井「ほら、やっぱりあるじゃない。」
紗枝「はぁ……、なんかうち、心配になってきましたわぁ。」
和久井「ふふっ、それにしてもシンデレラをケガから守ってあげるなんてなかなかの王子様っぷりじゃないの。」
愛梨「そんな……。お姫様と王子様みたい……って……は、恥ずかしい…かもっ!」
紗枝「Pはん?そろそろ離してあげてもええんとちゃいます?」
P「そうだな、まぁシンデレラガールにケガが無くて良かったよ。」
愛梨「Pさんとはいつでもいい雰囲気ですよねっ!えへ!」
紗枝「………Pはん?」
P「紗枝、十時はちょっと妄想癖があるから話半分に聞いといた方が疲れなくて良いぞ。」
紗枝「確かにそうみたいどすなぁ……。」
愛梨「紗枝ちゃんにも言われるなんてっ!」
和久井(どっちが年下かわからないわね……。)
62 = 1 :
P(十時って普段からこんなんでよく怪我しないな……ん?)
P「………そうか!そういうことだったのか!!」
紗枝「ど、どうしたんどすか?」
P「紗枝、急いで控室に戻るぞ!」
タッタッタッ
紗枝「あっ、Pはんまっとくれやす!」
愛梨「Pさんー、行かないで下さいーっ!」
和久井(あの子Passionプロなのに良いのかしら……。)
63 = 53 :
最近ヨネさんモバマスのssに高確率で出現しますね
64 = 1 :
------ モバイルプロダクション 控室
P「よし、皆集まったな。」
ちひろ「なんか、みんな静かですね……。」
雪美「…………」
紗枝「はぁはぁ………」
柚「Pサン、どうしたの?紗枝チャン息切れしてんじゃん。」
あやめ「…………」
あずき(月からの電波ってどうやったら受信できるんだろ……。)
聖「…………」
愛梨「ふう、汗かいちゃいました……」
ちひろ(何でこの子、毎回いるのかしら……?)
65 = 1 :
ちひろ「でも、そんなに慌ててどうしたんですか?」
P「Cuteプロダクションのオーダーの謎が解けたんですよ。」
ちひろ「えっ、それって一体?」
P「ケガでピンと来たんです。」
柚「………そっか、特別交代枠……」
P「そうだ、1試合に1人分だけLIVEバトル中のオーダー変更が許されるルールがある。」
紗枝「そんなルールあったんどすなぁ……。」
P「ケガしたり体調が悪くなったりってのはよくあることだからそのための処置だよ。」
P「うちも紗枝が怪我した時に交代はできたんだが、あの時は聖は出せなかったからな。」
あずき「でも、他のチームはそんなの使って無いよね?」
P「まぁ、普通は戦略に組み込む事はしないしな……。」
ちひろ「でも、なんで4人でオーダーを提出してきたんですか?」
P「おそらくその最後の一人はまだ合流して無いんでしょう。」
P「五十嵐響子をオーダーに入れると、交代オーダーを出す時に何で交代する必要があるか聞かれますし、」
P「最初からオーダーに組み込んでない方が交代の申請がしやすいですからね。」
66 :
とときん真っ直ぐすぎる
しえ
67 = 1 :
聖「それは………誰なんですか?」
P「………さぁな、そこはわからん。俺達は他のプロのエントリー枠に誰が登録されてるかってのは見れないからな。」
柚(エントリー枠は最大10人だから、残りの一人って事になるんだよね……)
雪美「……P……どうするの…?」
P「今回は俺達が先攻だ、こっちが攻撃の時にできるだけ差をつけて守りきる。それしかないだろうな。」
あやめ「防御はできないのですか……?」
P「あまり言いたくは無いが、こんな手を混んだ事までして入れてくるメンバーだ。何が起きるか分からない……。」
愛梨「Pさんがそこまで言うなんてなんだかドキドキしちゃいますね!」
P「今回はPassionプロの時と違って、最初から全力ぶつかっていく事になる。」
P「Cuteプロがどんな風に動いてくるかはわからない。みんな、気をつけてくれ。」
68 = 54 :
このとときんこわいよぉ(震え声
69 = 1 :
------ Cuteプロダクション 控室
緒方智絵里「あ、あの……CuPさん?」
CuP「ん?どうしたんだい智恵理?」
智絵里「……どうして、このフェスにわたしを連れてきたんですか?」
CuP「どうしてって言われてもね……智恵理は嫌だったかい?」
智絵里「い、嫌だなんて、そんなこと無いです!」
CuP「じゃあどうしてそう思うんだい?」
智絵里「わたしなんて……皆さんと比べると実力も無いし……人気もありません……。」
CuP「ふふっ、そんな事無いさ。智恵理は良くやってくれてるよ。」
智絵里「そ、そんな……あの、期待に応えられるように……がっ、頑張ります。」
CuP「期待しているよ。」
智絵里「CuPさんのためにもっともっと……がんばりますから…あの、これ……」
CuP「ん?四つ葉のクローバー……」
智絵里「CuPさんが勝てるように……お守りです。」
CuP「……ありがとう。こんな素晴らしいお守りを貰っちゃたら負けるわけにはいかないね。」
70 = 28 :
???「が…岩山両斬波、です。えい」
71 = 1 :
72 = 1 :
------ 観客席
『それではただいまより、五回戦第一試合を開始します』
『モバイルプロダクション The Wild Flowers 対 Cuteプロダクション Pinky lovesの対決です!』
『先攻はモバイルプロダクションになります!』
ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!
拓海「なぁ木場さん、Cuteプロダクションってのはどんな相手なんだ?」
真奈美「………ニュージェネレーションの島村卯月がいるという事以外、私も詳しくは知らないな。」
拓海「なら楽勝じゃねぇか、さっきもそのニュージェネレーションとやらに勝ったんだろ?」
真奈美「どうだろうね、さっきとは戦況も相手も全く違う。」
真奈美「Cuteプロダクションはフェスでは万年3位と言われているようだが、本気の実力は誰も見た事が無いらしい。」
拓海「こ、今回は本気だってのかよ?」
真奈美「そんな噂がでているね。そして、本気を出すとしたら決勝がかかっているこの試合だろう……。」
拓海「チッ!なんでこのタイミングで本気出してくんだよ!」
真奈美(これは荒れる戦いになりそうだな……。)
73 = 1 :
------ 事務所
『初参加のモバイルプロダクションとS3ランクのCuteプロの決勝進出を賭けた戦いに期待が集まります。』
美世「CuPさんの所と対決なんだね……。」
茄子「美世さんのお知り合いなんですか?」
美世「うん、CuPさん、CoPさん、PaPさんの所の社用車もうちで車検とかしてるからね。」
イヴ「美世さん、そんなに色々みてるんですねぇ~。凄いですぅ~。」
美世「ううん、あたしは見て無いよ。あたしがメンテしてるのはPさんの所の車だけだから。Cuteプロとかの車は他の人が見てるかな……。」
茄子「あれ?そうなんですか?てっきり美世さんが頼まれているのかと……。」
美世「うーん、よく原田ちゃんに頼みたいって言われるけど、あたしがあんまり乗り気じゃないしね……。」
茄子「美世さんって原田ちゃんって呼ばれてるんですね。」
美世「男の人に名前で呼ばれるのは好きじゃないから、そう呼んでもらってるの。」
イヴ「あれ?でもPさんは美世って呼んでますよねぇ~。」
茄子「ふふっ、Pさんは特別……なんですよね?」
ブリッツェン「フゴッ……」
イヴ「『フッ、久しぶりに心が温かくなったわ……』って言ってますぅ~」
美世(トナカイに茶化される日が来るなんて思いもしなかったな……。)
74 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ裏
P「…………」
聖「……Pさん。」
P「ん?どうしたんだ聖?」
聖「難しい……顔…してます……心配…ですか?」ギュッ
P「……そうだな。心配じゃ無いと言ったら嘘になるかな。」
聖「Pさん……私……今……歌えること……とっても……楽しい……。」
P「…………」
聖「アイドル……続けてきて……思ったの……。」
聖「Pさんにファンの人に……ずっと…これからも……歌、聴いてもらいたいって……。」
聖「お願いです……Pさん……私の歌……これからも……ずっと……好きでいて。」
P「もちろんさ、俺は聖の歌のファンだからな。」
聖「ありがとう……その言葉だけで……私……何も……いりません。」
P「こちらこそ、ありがとう聖。元気が出たよ。」
P「………よし!みんな行こう!この戦いに勝って決勝に行くぞ!」
75 = 1 :
------ Cuteプロダクション ステージ裏
CuP「みんな、準備はできたかい?」
卯月「はいっ、緊張してるけど楽しみですっ!」
みく「みくはもう準備バッチシにゃ!」
桃華「ぬかりはありませんわ!はりきって行きますの!」
菜々「ピピッ!LIVEバトルセット!CuPさん、みんなをたくさんビックリさせちゃいましょ♪」
まゆ「CuPさん、まゆの活躍を見ていてくださいね。まゆの一番近くで、一生見守っていてください…♪」
CuP「うん、大丈夫そうだね。響子、あっちの方は大丈夫そうかい?」
五十嵐響子「何とか間に合いそうですよ、CuPさん!もうちょっとで来ると思います。」
76 = 1 :
桃華「五回戦になってやっと、会場に着くなんて相変わらずですわね……」
みく「ンー……みく以上に気まぐれだにゃ……」
CuP「ふふっ、彼女はそれで良いんだよ。ボクもそう言っておいたしね。」
まゆ「うふふ……でも、出番が来る前に全て終わりますよぉ……。」
菜々「CuPさん、ナナ達に任せておけばパーペキですよ!」
CuP「パーペキはちょっと古いんじゃないかな?」
菜々「………………」
CuP「みんな頑張ってきてよ。期待してるからね。」
智絵里「みなさん…頑張って下さい。」
卯月「ファンの皆の期待に応えるために精一杯頑張って来ます!島村卯月、いってきまーすっ♪」
77 = 13 :
メンバーに入るとしたらヤツか……
78 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ
試合開始時 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :65031
(防)Pinky loves :68631
雪美(……なるべく……りーど……)
聖(最初から……全力でいきます……。)
紗枝(集中力を切らさんようにせんと……。)
あやめ(相手の動きが読めないですが、先に仕掛けた方が良さそうですね……。)
あずき(今回は作戦らしい作戦が練れてないから、力と力の勝負になるのかな…?)
雪美「……あずき……お願い……。」
あずき「雪美ちゃん……うん、わかったよっ!」
紗枝(ここはあずきはんに任せた方が良さそうどすなぁ……。)
あずき「行くよっ!絶対に追いつかせないんだから!」
79 = 1 :
------ Cuteプロダクション ステージ
試合開始1分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :85944
(防)Pinky loves :74758
ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!
卯月(えへへっ!やっぱりファンの応援って嬉しいですねっ!)
みく(ファンの応援ってすっごい気持ちイイにゃ~☆)
桃華(まずは小手調べと言った所かしら……?)
まゆ(CuPさん、ちゃんと見ててくれてますよね?ねぇ?ねぇ?)
卯月「じゃあこちらの最初はナナさんでお願いしますっ!」
菜々「任せて下さいっ!みんなーウサミンLIVE始まるよー!」
ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!
菜々「ムーンウェーブッ♪月からの電波でメルヘンチェンジですっ!」
菜々「みんな、ウサミンのお送りするライブを楽しんでくださいねーっ!」
菜々「ファンのみんなも今日からウサミン星人になっていってイイんだからねーっ♪」
桃華(ウサミン星人………)
80 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ裏
試合開始2分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :92938
(防)Pinky loves :90283
ちひろ(ウサミン星人?)
柚「すごいねぇ。あっという間に追いつかれちゃった。」
P「あずきの動きに見事にかぶせられたな……。」
ちひろ「で、でもまだ雪美ちゃんと聖ちゃんがいますよ!」
P「………」
ちひろ「P、Pさん?」
P(今の俺達にはそれにかけるしかない……しかし……この動き……こちらの手を読まれてる感じがするな。)
柚(あっちもまだ1人しか動いて無いから、ゆきみん達も封じてくるんだろうなぁ……。)
愛梨(多分、次に動くのはあの子かな?)
P「何にせよ、手をこまねいていても仕方ない。雪美達にもそろそろ動いてもらいます。」
81 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ
試合開始3分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :97374
(防)Pinky loves :94857
紗枝(Pはんから指示が……こちらも動かんと……。)
聖「雪美さん……行きましょう。」
雪美「…………」コクッ
あやめ(雪美殿、聖殿、頼みます!後ろはお任せ下さいっ!)
あずき(よしっ!ここから一気に突き放すよっ!)
雪美「…………」
あずき(あれっ?雪美ちゃんどうしたんだろ……?)
雪美(……P……私……心配……。)
聖(Pさん……聞いていて下さい……。)
82 = 66 :
なんでとときんこっちの舞台裏にいんだよwww
83 = 1 :
------ Cuteプロダクション ステージ
試合開始4分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :133948
(防)Pinky loves :100293
ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!
卯月(凄い綺麗なハーモニー……。でも私達もっ!)
菜々「キャハっ、みんなー、ナナはカワイイですかーっ?」
みく「ナナちゃん……ちょ、ちょっと…待つにゃ……」
菜々「……やりすぎ?」
桃華「そ、そうですわね………。」
卯月「あははっ、じゃあえっと……まゆちゃん行きましょう!」
まゆ「うふふっ、新曲お披露目してきます♪」
まゆ(まゆのCuPさんへの愛はとっても純粋なんだから……。)
まゆ(ほぅら…まゆの魅了の視線…気付いてくれてますか…?)
84 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ
試合開始5分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :134201
(防)Pinky loves :106943
雪美「!?」
紗枝「!?」
あやめ「!?」
あずき「!?」
聖「!?」
雪美(……何……?)
紗枝(な、なんやろ。この寒気は……。)
あやめ(佐久間まゆ殿……、こちらの動きを止めるほどとは……。)
あずき(あ、足がすくんで……。)
聖(声が……出ない……。)
85 = 53 :
こえーよwww
86 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ裏
試合開始6分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :134593
(防)Pinky loves :112938
P「!?」
P(聖だけじゃなく……全員を止めに来るなんて……。)
ちひろ「こ、こっちの票数がほとんど動いて無いですよ?」
P「佐久間まゆ……あの子か……。」
柚「ステージ裏にいるアタシも寒気しちゃったよ……。」
柚「ゆきみん達がほとんど動けなくなってる……。」
愛梨「わ、私……何だか震えが止まりませんっ!」
ちひろ「これは一体何なんですか?Pさん!?」
P「あの子の雰囲気が雪美達に影響を与えてるんですよ……。とびっきり強烈な奴をね……。」
柚「Pサン!さっさと立て直さないとまずいよっ!」
P「みんなっ!落ち着いていくんだ!」
P(雪美達の動きが元に戻ってきているが……まずいな、差を詰められてきている。)
87 = 1 :
------ Cuteプロダクション ステージ裏
試合開始7分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :136049
(防)Pinky loves :117964
CuP「まぁ、守備はこんなところだね。そろそろ交代だけど準備は良いかい?」
美穂「だ、大丈夫です!」
CuP「おや?珍しく緊張よりやる気の方が勝ってるね。」
美穂「わ、わたしもアイドルですから…!」
幸子「ふん、ボクにかかれば余裕ですね!」
CuP「ふふっ」
幸子「CuPさん、なにニヤついてるんですか?」
CuP「前のフェスみたいにまた空から登場してみるかい?」
幸子「ヒ、ヒィッ!そ、それはか、かな子さんにか、代わってあげてもいいですよ!ボクは優しいので!」
かな子「え、えぇっ!?」
?「やっ、やめろぉーっ!フェスだかなんだか知らないけど、仕事をしてる場合じゃないんだよっ!」
響子「あ、あんまり暴れないで下さい…。」
88 = 1 :
CuP「おや、やっと来たようだね杏。」
双葉杏「いきなり来いって言われてきたら、着替えさせられて強制連行って酷いよプロデューサーは。」
CuP「急に呼び出してすまないね、飴食べるかい?あんまり時間ないけど。」
杏「ふぅん……ま、まぁ飴をくれるなら話を聞いてあげるよっ!」
美穂「も、もしかして5人目って杏さんだったんですか?」
CuP「そうだね、ギリギリだけど間に合ってよかったよ。」
幸子「例え4人だったとしてもボクがいるんで負けるわけありませんよ!」
CuP「幸子のカワイさはわかってるけど、念には念を入れておかないとね。」
かな子「杏ちゃんは相変わらずですね……。」
CuP「杏はこれでいいのさ。」
90 = 1 :
91 :
知ってた
92 = 1 :
杏「……ねぇ、こんな楽勝ムードならもう帰りたいんだけど。」コロコロ
CuP「勝負は最後の最後まで分からないよ。」
杏「あっ、杏、いいことを思いついたよ!響子ちゃんに頑張ってもらって杏は応援って事で……。」
CuP「それがそうもいかないんだよねぇ、もう杏でメンバー交代申請しちゃったから。」
杏「勝負と杏、どっちが大事なの?」
CuP「んー、両方かなぁー。」
杏(隙を見て逃げよう……ふふふ)
CuP「出口は響子に見張ってもらってるから逃げられないよ。」
杏「勝負はまた今度にしない?」
CuP「また今度は数カ月後だからね。」
杏「………なんでそんなに必死なの?珍しいじゃんプロデューサーがそこまでするなんて。」
CuP「………杏」
杏「!?」ビクッ
CuP「ボクはこの勝負に勝ちたいんだ、それには君の力が必要なんだよ。」
杏「………………」
93 = 1 :
CuP「もちろん杏だけじゃない、ここに居るメンバー全てに期待しているよ。」
CuP「みんな、どうかボクに力を貸してくれ。」
美穂「C、CuPさん!あ、頭をあげて下さいっ!」
かな子(CuPさんが頭を下げるなんて初めてみたかも……。)
智絵里(CuPさんが……そこまで思うなんて。)
幸子「フフーン、全くCuPさんはボクがいないとダメダメですねっ♪勝利を約束されたカワイさをもったボクと出会えたのはCuPさんの一生分の幸運ですよ!」
美穂「き、緊張…してるけど大丈夫っ!CuPさんが、もっと素敵な夢を見せてくれるって…わ、わたし信じてますから!」
かな子「CuPさんが一緒だから、私はここまで来れたんです…!だからその想いをこめて…歌いますっ!」
杏「………めんどくさい」
かな子「えっ?」
杏「杏は寝たいから、さっさと勝って終わらせてくるよ。」
CuP「ふふっ、ありがとう。みんな。」
智絵里「CuPさん…わたし……。」
CuP「……智絵里、みんなのステージをしっかり見ておくんだ。いつか君もあのステージに立って貰うからね。」
智絵里「はい……。」
94 = 1 :
------ Cuteプロダクション ステージ
試合開始8分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :140398
(防)Pinky loves :124958
卯月(まゆちゃんの歌、すごく個性的で良かったです!)
みく(うぅ……み、味方で良かったにゃぁ……。)
菜々(まゆちゃんの雰囲気は……で、でもナナも負けてないです!)
まゆ(ふふっ、まゆの歌……気に入って貰えましたか…?)
桃華(『The Wild Flowers』……ほんとの実力はこんなものでしたの?)
桃華(……だとしたらわたくしも舐められたものですわね。)
桃華「卯月さんっ!前に出ますわ!」
卯月「はいっ!わかりましたっ!!」
桃華「さぁ、行きますわよ?わたくしの実力を見くびってもらっては困りますわ!」
桃華「桃華がイチバンですのっ!」
ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!
96 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ
試合開始9分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :142928
(防)Pinky loves :138311
ワー! ワー! ワー! ワー! ワー!
雪美(……桃華……凄い……)
紗枝(こっちが慌ててるうちにこんなに追いつかれるやなんて……。)
あやめ(くっ!油断していたわけでは無いのに……。)
あずき(このまま防御に回るなんて……。)
聖(今のうちに……差を少しでも広げないと……。)
97 = 1 :
------ モバイルプロダクション ステージ裏
試合開始10分経過 ファン投票数
(攻)The Wild Flowers :145948
(防)Pinky loves :142756
P(リードは約3000……こちらの動きを封じられたのが響いたか……。)
『ただいまより、攻守交替です!』
『ここで緊急メンバーチェンジのお知らせです。Pinky lovesのフロントメンバーに双葉杏さんが入ります。』
P「なっ!?……双葉……杏……!?」
P(最悪の状況だ……まさか彼女が出てくるなんて……。)
柚「……まずいのが出てきたね。何か対抗策はあるの?」
P「無いな、今の所……。」
柚「なるべく差は広げないように頑張ってみるよ、だから信じてるねっ!」
P「……わかった。」
柚「……アタシそろそろ行くね。」
P「……柚、頼んだぞ。」
柚「Pサンのために……全力で行くよ!みててね?」ニコッ
P「あぁ、一瞬たりとも見逃すもんか。」
98 = 1 :
------------
あやめ「……すみませんP殿。ほとんど差がつける事ができませんでした……。」
P「お疲れさまだったな、あやめ。後はみんなに任せるんだ。」
ちひろ「で、でもPさん。この差を守りきれるんですか?」
P「……しなきゃいけないんです。」
あやめ「……皆さんならできると、わたくしは信じております。」
ちひろ「Pさん。最後の一人って双葉杏ちゃんだったんですね……」
P「……えぇ、そうみたいですね。」
ちひろ「でも、彼女今まで一度もフェスに出てませんでしたよね。」
P「それが一番怖いんですよ………。」
愛梨「杏ちゃんは何度か会った事ありますけど、独特な雰囲気を持ってますね。」
P(島村卯月、三村かな子……そして双葉杏。この三人相手にこの状況か……。)
99 :
熱いな
100 = 1 :
------ Cuteプロダクション ステージ
卯月「えへへ、ここからもみんなで頑張って行きましょうね!」
杏「卯月、プロデューサーに言われてるから先に歌うよ。」
幸子「今回は杏さんにトップバッターを譲ってあげます!一番カワイイのはボクですけどね!」
美穂「い、行きましょう!」
かな子(CuPさんが信じてくれるなら、期待に応えなくちゃ!がんばろっ!)
杏「働かないすべての者たちに告ぐ!これは遊びでもライブでもない!我々の正義のために!」
メーデー! メーデー! メーデー! メメメメ メーデー!
杏「我々は絶対に働かないぞっ!」
働かないぞー!
杏「自由こそが素晴らしい!」
素晴らしいー!
杏「なんでもいいけど飴なめたい!」
飴なめたいー!?
みんなの評価 : ★
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