元スレP「アイドルと結婚したい」小鳥「え……?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
101 :
あずさ
102 = 88 :
みんな
103 :
小鳥
105 = 70 :
P「アイドルたちは俺の娘たち。
つまり。上下なんてつけられない。そう。家族みたいなもんだ」
春香「?」
雪歩「すみません、ちょっと意味が分かりません」
P「この際だからはっきり言うけどさ、全員と付き合ってたし、
嫌いな奴なんて一人もいないのよ。こんな俺だけど、結婚してください」
雪歩「いいですよ?」
P「いいの!?」
雪歩「そのかわり、今まで付き合ってた人ときっちり別れてもらいますけど」
春香「……」ギロ
雪歩「どうしましたか? 『その他大勢』の春香ちゃん」
春香「ふーん。雪歩の入院期間が延びるかもね」
P「」
さらに修羅場になっちまったぞ
106 = 88 :
最低だな
107 = 70 :
P「あー、突然だが、あずささんを振るのは難しいかもしれん」
春香「大人だからですか?」
P「おう、なんかあっちは本気で結婚まで秒読みだと思ってるらしい」
雪歩「なんですかそれぇ……」
P「いやぁ、胸が大きいから前から憧れてたんだよね」
雪歩「胸……? Pは胸が大きい人が好きなんですか?」
P「え?」
雪歩「さっき私に求婚してくれましたよね……?
私、もっと胸が大きくなったほうが良いですかぁ……?
そしたらあずささんのこと見なくなりますか……?」
P「あーあー、そういうのじゃないから。
いくら胸が大きくてもあんな方向音痴、こっちから願い下げだ」
あずさ「あはー」
P「え」
あずさ「話、全部聞いちゃいました」
小鳥「心配だから見に来ましたよ、まったく世話の焼ける人なんだから」
108 = 70 :
ふろたいむ
109 :
おいおい
111 = 88 :
ほ
112 :
小鳥さんが正常で本当に良かった
114 = 113 :
お風呂長いお・・・
115 :
20時間晩飯食ってた奴もいるから大丈夫だ
116 = 70 :
我帰還せり
117 = 70 :
P「なら話は早い。あずささん。俺の言いたいこと分かりますよね?」
あずさ「ええ、大体わかりますよ」
P「あはは。それならよかった。あははは」
あずさ「あはー」
P「……」
あずさ「死んでくださいね?」
やっぱりそうなるか。とつぜん飛びかかってきたあずささんを交わす。
P「あぶないですよ?」
あずさ「制裁の必要があるでしょう?」
P「小鳥さんも止めてくださいよ」
小鳥「んー、ぶたれてもしょうがないかなって」
P(この鳥が……。俺を助けに来たんじゃなかったのか。
あとで犯してやる)
雪歩「お見舞いの品は頂きましたから、あずささんと小鳥さん達は
帰ってくれますか?」
118 = 90 :
小鳥さん何も悪くないのに貞操の危機
120 = 70 :
あずさ「あらあら、これは言ってくれるわね」
春香「雪歩。あんたさぁ、自分の立場が分かってる?
一度Pに捨てられたくせに何偉そうにしてんの?」
雪歩「将来夫婦になるんですから、気持ちがすれ違うことだって
あります。でも私たちはどんな壁でも乗り越えますから」
P(なにこれ? 結婚を前提にしてらっしゃる?)
小鳥(Pさんは熱心に雪歩ちゃんを口説いてましたもんね)
P(そんなの昔の話ですよ)
春香「雪歩知ってる? 私ね、Pさんと何度も寝たんだけど」
雪歩「……!!」
あずさ「最近の子は淫乱ねー。でも一番いけないのは……」チラッ
尋常じゃない殺気。Pは全身の毛が逆立った気がした。
ライオンに追われた獣のように逃げ出してしまうのだった。
勝手な行動だが、彼は基本的にチキンなので問題の解決など
できやしない。後ろから小鳥が追いかけてくるが、振り返らず帰宅した。
P「ふぅ、今日も疲れたぜ」
121 = 70 :
今日は誰も来る予定がないので気が楽だった。
夕飯がコンビニ弁当なのはさみしい限りだが、さっさと済ませてしまう。
パソコン台の前に立ち、いつもの動画サイトを立ち上げる。
~~♪♪
古いアイドルの映像だった。今見れば完全に時代遅れ。
彼が生まれる前に流行したアイドルだった。
P(ふふ、やはりあの子は最高だ……。最高に輝いてるぜ)
ギギィ
背もたれにもたれかかり、イスがきしむ。
まさに憩いの時間だ。結婚するとこういう時間も
減るのかと思うと、さみしかった。
ヘッドホンを装着したまま、二時間近くそうしていた。
なにげなく携帯を見ると、雪歩から着信が多数あった。
122 = 70 :
P「雪歩か、出られなくてごめんな。ちょっと疲れたから寝てたんだ」
雪歩「いえ、私の方こそごめんなさい。Pの声がどうしても聞きたくって」
P「むしろうれしいよ。俺が勝手に病院を飛び出しちまったからな。
あのあと春香たちはどうしたんだ?」
雪歩「えっと、粛清しておきましたよ?」
あまりの衝撃に、Pは携帯を落としてしまった。
雪歩「どうしました?」
P「い、いや、なんでもない。むしろ雪歩が
制裁される側じゃないかなーって……」
雪歩「春香ちゃんは口だけですから大したことないですよ?
あずささんも手伝ってくれましたし」
フルボッコ……。765プロ内は暴力推奨ですか……
雪歩「あずささんがですね、あとでPにお仕置きするって言ってました」
勃起した。
124 = 70 :
雪歩「P? もしかしてエッチなこと考えてません?」
P「うぅ……それより本題は?」
雪歩「どうして浮気ばっかりしたんですか?
本当は私のこと好きなんでしょ? なのにどうして」
P「許してくれ……」
雪歩「私は理由を訊いてるんです」
P「……お、おれを包み込んでくれるような存在が欲しかった。
雪歩はまだ若いだろ? だから、ついあずささんや律子にまで手を……」
雪歩「年上の女性が好きなんですか?」
P「違うんだ。俺にもよく分からんが、何かが違うんだ」
雪歩「やよいちゃんとも付き合ってますね」
P「た、たまにはロリで気分転換しようかなって……」
雪歩「あの、ふざけてます?」
P「本気です。ごめんなさい……」
雪歩「私、だいぶ回復したんですよ?
リスカは跡が残ってしまいましたけど、体力的には問題ないですぅ」
P「おお、てことは復帰できるのか?」
125 = 70 :
雪歩「はい。明日朝一でやよいちゃん達を粛清しようと思ってます」
P「」
雪歩「真美ちゃんも調子に乗ってますよね、ついでに始末しちゃいますぅ」
いや……え……?
P「おまえさ……サバンナでも同じこと言えるか?」
雪歩「Pの好きな字はサバン菜ですよね?」
P「な、なぜそれを!!」
雪歩「PのPCを前に調べたんですよ。動画サイトのお気に入り、
ある時期のアイドルばっかりでした。私たちのは一つもないんですね」
P「ぐぬぬ、俺は懐古趣味なんだ」
雪歩「どっちでもいいです。では明日、楽しみにしててくださいね?」
やべえ。もう後戻りはできそうにないな。
こうなったら覚悟決めるか。
そんで日が昇って翌日。
127 = 78 :
雪歩かわいい
128 = 70 :
P「おし、今日も仕事するか」
スタスタスタ、ビルの二階に事務所が入ってる。
スーツをただし、ネクタイを締め、社会人の顔で入室。
さやわかな朝の始まりかと思いきや……
社長「ああううぅ……ぬわあああああっ!!」
やよい「あれえ? ムチって扱いが難しいんですね。こうでしょうか?」
伊織「ちょっと違うわね。ここをこう持ってやるのよ。
あまり力を入れずに……こうよ!!」
シュン
鞭がしなり、むき出しの背中に容赦なくヒット!!
社長「~~~~~~~~~~っ!!」
響く絶叫。叫び声にすらなってない。
全裸の社長がてるてる坊主の様に天井から吊るされていた。
よく見るとウンコ漏らしてる。
129 = 70 :
小鳥「おはようございます」
P「おはようございます。今日はドラマの撮影でもしてるんですか?」
小鳥「うふふ。知らないふりしないでくださいよ。
ぜーんぶPさんのせいなんですからね☆」
P(あっ、この人胸でかい)
小鳥「社長が影でPを狙ってることが分かったので制裁してるみたいです」
P「それはどうなんですか? アイドル的に考えて」
小鳥「駄目に決まってるでしょ。どうにかしてくださいよ」
やよい「うっうー、Pのお尻を狙っちゃ駄目じゃないですかー」
社長「た、高槻君やめたまえ!! 何でもするからワシを解放してくれ!!」
やよい「でも罰が必要ですよね?」
雪歩「あの、おはようございます」
伊織「あっ、雪歩が復活したわ」
小鳥「雪歩ちゃん、思ったより早かったわね。よかったわ」
貴音「……雪歩。あなたはこの惨状をどう思いますか?」
131 = 70 :
雪歩「私も……」
貴音「私も?」
雪歩「社長にお仕置きしてあげたいですぅ」
社長「な……」
やよい「じゃあ雪歩さんにもムチ貸してあげますね?」スッ
雪歩「あのぉ、汚い手で触らないでくれますか?」
ドッゴオオオオオオン!!
この鈍い音は、やよいに放たれたボディブローの音だった。
やよい「うっううううううう!?」
意味も分からぬまま、壁を貫通して外まで吹き飛んだ。
あまりにも一瞬の出来事なので、やよいのエコーを聴くまで
俺たち一同は固まったままだった。
雪歩「次は伊織ちゃんですか? Pと愛の巣をつくるために
八千万のマンションを買おうとしたとか?」
133 = 112 :
なにこの事務所・・・なにこの事務所・・・
みんなの評価 : ☆
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