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元スレミレイ「ラブアターック!!!」ルルーシュ「はいはい」
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学園
ミレイ『ルルーシュの帽子を私に届けた部は部費を10倍にしまーす!!!全力でもぎ取りなさい!!!』
ルルーシュ「会長め!!余計なことを!!!」
ロロ「兄さん、こっち!!咲世子と入れ替わらなきゃ!!」
ルルーシュ(会長が俺の帽子に懸賞金をつけたことで、ほぼ全生徒が俺の帽子を奪いに来るな……)
女生徒「ルルーシュくんの帽子ゲット!!」バッ
ルルーシュ「返してくれ」キュィィィン
女生徒「……はい」
ルルーシュ(このままでは大混乱を招くし、下手をすれば怪我人が出る可能性もある……。俺が逃げ回るより、誰かに渡したほうがいいか)
ルルーシュ(シャーリー……。いや、シャーリーが手にして水泳部の部費が10倍になれば、他の部活から逆恨みされかねない……。ならば)
ロロ「兄さんの帽子ゲット」
ルルーシュ「返せ」
ロロ「ご、ごめんなさい。でも、僕なら一番角が立たなくていいと思うんだ。兄さんの帽子を渡すなんて選択肢はないし」
ルルーシュ「そうか……。なるほどな。角が立たない相手に渡せばいいのか……」
ミレイ『ルルーシュの帽子を私に届けた部は部費を10倍にしまーす!!!全力でもぎ取りなさい!!!』
ルルーシュ「会長め!!余計なことを!!!」
ロロ「兄さん、こっち!!咲世子と入れ替わらなきゃ!!」
ルルーシュ(会長が俺の帽子に懸賞金をつけたことで、ほぼ全生徒が俺の帽子を奪いに来るな……)
女生徒「ルルーシュくんの帽子ゲット!!」バッ
ルルーシュ「返してくれ」キュィィィン
女生徒「……はい」
ルルーシュ(このままでは大混乱を招くし、下手をすれば怪我人が出る可能性もある……。俺が逃げ回るより、誰かに渡したほうがいいか)
ルルーシュ(シャーリー……。いや、シャーリーが手にして水泳部の部費が10倍になれば、他の部活から逆恨みされかねない……。ならば)
ロロ「兄さんの帽子ゲット」
ルルーシュ「返せ」
ロロ「ご、ごめんなさい。でも、僕なら一番角が立たなくていいと思うんだ。兄さんの帽子を渡すなんて選択肢はないし」
ルルーシュ「そうか……。なるほどな。角が立たない相手に渡せばいいのか……」
中庭
ミレイ「さぁ、リヴァル!!ルルーシュを探すのよ!!」
リヴァル「……会長!!すいません!!!」バッ
ミレイ「おっと、あぶない」サッ
リヴァル「……」
ミレイ「あ!!いたいた!!」
リヴァル「ルルーシュ……」
ルルーシュ「会長。見つけましたよ」
ミレイ「え?」
リヴァル「どういう意味だよ?」
ルルーシュ「俺の帽子が欲しいのでしょう?」
ミレイ「お……?」
リヴァル「なんだとぉ!?ルルーシュ!!!」
ルルーシュ(これでいい。卒業する会長が手にすれば、周囲の人間も最後の思い出と納得する。そして生徒会メンバーの俺なら部費の件も有耶無耶にできる。完璧だ)
ミレイ「さぁ、リヴァル!!ルルーシュを探すのよ!!」
リヴァル「……会長!!すいません!!!」バッ
ミレイ「おっと、あぶない」サッ
リヴァル「……」
ミレイ「あ!!いたいた!!」
リヴァル「ルルーシュ……」
ルルーシュ「会長。見つけましたよ」
ミレイ「え?」
リヴァル「どういう意味だよ?」
ルルーシュ「俺の帽子が欲しいのでしょう?」
ミレイ「お……?」
リヴァル「なんだとぉ!?ルルーシュ!!!」
ルルーシュ(これでいい。卒業する会長が手にすれば、周囲の人間も最後の思い出と納得する。そして生徒会メンバーの俺なら部費の件も有耶無耶にできる。完璧だ)
ミレイ「えーと……いいの?」
ルルーシュ「いいですよ。どうぞ」
ミレイ「……」
リヴァル「ルルーシュぅぅぅ!!!おれのきもちしってるくせにぃぃ!!!!」
ルルーシュ「なら、奪えばいいだろ。お前の隣りにいるんだから」
リヴァル「それもそうだな……。会長!!!」バッ
ミレイ「ルルーシュ、このイベントの主旨は分かってる?」サッ
リヴァル「……」
ルルーシュ「意中の相手から帽子を奪って被れば強制的にカップル成立でしょう?分かっていますよ」
ミレイ「そ、そう。なら、いいんだけど……」
ルルーシュ「どうぞ」
ミレイ「……わ、罠よ!!」
ルルーシュ「え?」
ミレイ「その帽子は偽者とか……そういうの……よっ!たぶん」
ルルーシュ(ちぃ……まさか、俺の考えを察したのか……!!無駄に勘のいい人だ……!!)
ルルーシュ「いいですよ。どうぞ」
ミレイ「……」
リヴァル「ルルーシュぅぅぅ!!!おれのきもちしってるくせにぃぃ!!!!」
ルルーシュ「なら、奪えばいいだろ。お前の隣りにいるんだから」
リヴァル「それもそうだな……。会長!!!」バッ
ミレイ「ルルーシュ、このイベントの主旨は分かってる?」サッ
リヴァル「……」
ルルーシュ「意中の相手から帽子を奪って被れば強制的にカップル成立でしょう?分かっていますよ」
ミレイ「そ、そう。なら、いいんだけど……」
ルルーシュ「どうぞ」
ミレイ「……わ、罠よ!!」
ルルーシュ「え?」
ミレイ「その帽子は偽者とか……そういうの……よっ!たぶん」
ルルーシュ(ちぃ……まさか、俺の考えを察したのか……!!無駄に勘のいい人だ……!!)
ミレイ「ルルーシュ。申し出は嬉しいけど、本物が欲しいの。私は」
ルルーシュ「本物ですよ。爆発したりはしません」
ミレイ「……」
ルルーシュ「ほら。つべこべ言わずに受け取ってください」
ミレイ「じゃ、じゃぁ……」
ルルーシュ(勝ったな……)
ミレイ「ま、まって!シャーリーは!?」
ルルーシュ「シャーリー?」
ミレイ「それはシャーリーに渡すべきじゃないの……?」
ルルーシュ「シャーリーに渡すことはできません。これは会長に渡すと決めたんですから」
ミレイ「ど、どうして?」
ルルーシュ「それが最良の選択だと判断しただけです」
ミレイ「ホントに?」
ルルーシュ「本当です」
ルルーシュ「本物ですよ。爆発したりはしません」
ミレイ「……」
ルルーシュ「ほら。つべこべ言わずに受け取ってください」
ミレイ「じゃ、じゃぁ……」
ルルーシュ(勝ったな……)
ミレイ「ま、まって!シャーリーは!?」
ルルーシュ「シャーリー?」
ミレイ「それはシャーリーに渡すべきじゃないの……?」
ルルーシュ「シャーリーに渡すことはできません。これは会長に渡すと決めたんですから」
ミレイ「ど、どうして?」
ルルーシュ「それが最良の選択だと判断しただけです」
ミレイ「ホントに?」
ルルーシュ「本当です」
ミレイ「うーん……どうしようかなぁ……」オロオロ
ルルーシュ(何を迷っているんだ……)
リヴァル「かいちょー!!!」バッ!!!
ミレイ「でもなぁ……私が貰っていいのかなぁ……」サッ
リヴァル「……」
ルルーシュ「会長、早くしてください。他の生徒も来てしまう」
ミレイ「あ、うん……」
ルルーシュ「これで―――」
アーニャ「ラブアタック」ドンッ
ルルーシュ「ぐぁ!?」
ミレイ「アーニャ!?」
アーニャ「ルルーシュの帽子、掴まえた。記録」パシャ
ルルーシュ「ア、アーニャ……!!何故、お前が……!!」
アーニャ「私もルルーシュに興味があるから」
ミレイ「……!!」
ルルーシュ(何を迷っているんだ……)
リヴァル「かいちょー!!!」バッ!!!
ミレイ「でもなぁ……私が貰っていいのかなぁ……」サッ
リヴァル「……」
ルルーシュ「会長、早くしてください。他の生徒も来てしまう」
ミレイ「あ、うん……」
ルルーシュ「これで―――」
アーニャ「ラブアタック」ドンッ
ルルーシュ「ぐぁ!?」
ミレイ「アーニャ!?」
アーニャ「ルルーシュの帽子、掴まえた。記録」パシャ
ルルーシュ「ア、アーニャ……!!何故、お前が……!!」
アーニャ「私もルルーシュに興味があるから」
ミレイ「……!!」
アーニャ「バイバイ」
ルルーシュ「ま、まて―――」
ミレイ「ちょーっとまった!!」
アーニャ「なに?」
ミレイ「それはもう私の物だから、返して」
アーニャ「……そうなの?」
ミレイ「そうよ」
アーニャ「わかった。はい」
ミレイ「え?」
アーニャ「……バイバイ」
ルルーシュ「よかった。これで丸く収まったな」
ミレイ「ま、まって!!まって!!」
アーニャ「なに?」
ミレイ「どうしてすぐに諦めるの!?ここは「私が先にとったんだからー!!」とか「なら私から奪って見なさい!!」とかそういう流れになるでしょ!?」
アーニャ「返してって言うから返したのに……どうして、怒られなきゃいけないの……」
ルルーシュ「ま、まて―――」
ミレイ「ちょーっとまった!!」
アーニャ「なに?」
ミレイ「それはもう私の物だから、返して」
アーニャ「……そうなの?」
ミレイ「そうよ」
アーニャ「わかった。はい」
ミレイ「え?」
アーニャ「……バイバイ」
ルルーシュ「よかった。これで丸く収まったな」
ミレイ「ま、まって!!まって!!」
アーニャ「なに?」
ミレイ「どうしてすぐに諦めるの!?ここは「私が先にとったんだからー!!」とか「なら私から奪って見なさい!!」とかそういう流れになるでしょ!?」
アーニャ「返してって言うから返したのに……どうして、怒られなきゃいけないの……」
ミレイ「あ、いや……。なんかあっさり返されたから……驚いて……。ほ、欲しかったら、どうぞ、アーニャ」
アーニャ「ありがとう」
ミレイ「あ……遠慮しないんだ……」
アーニャ「ルルーシュ、こっち」
ルルーシュ「ま、待て。アーニャ」
アーニャ「さっきから上級生が変な目で私を見てくるから、守って」
ルルーシュ「ジノに頼めばいいんじゃないのか?」
アーニャ「ジノは向こう」
ジノ「ほーら、おいでー、うさぎちゃんたちー」
女生徒「「きゃー!!!まってー!!!」」
ルルーシュ「なるほど……」
アーニャ「喉かわいた」
ルルーシュ「あ、ああ。何か買ってやる」
ルルーシュ(予定とは違うが、これでもいいか……)
ミレイ「……」
アーニャ「ありがとう」
ミレイ「あ……遠慮しないんだ……」
アーニャ「ルルーシュ、こっち」
ルルーシュ「ま、待て。アーニャ」
アーニャ「さっきから上級生が変な目で私を見てくるから、守って」
ルルーシュ「ジノに頼めばいいんじゃないのか?」
アーニャ「ジノは向こう」
ジノ「ほーら、おいでー、うさぎちゃんたちー」
女生徒「「きゃー!!!まってー!!!」」
ルルーシュ「なるほど……」
アーニャ「喉かわいた」
ルルーシュ「あ、ああ。何か買ってやる」
ルルーシュ(予定とは違うが、これでもいいか……)
ミレイ「……」
ルルーシュ「何がいいんだ?」
アーニャ「これ」
ルルーシュ「ほら」
アーニャ「ありがとう」
ルルーシュ(これでよかったのか……。よくわからないが……)
「ルルーシュくん……あっちの趣味があるのかなぁ……」
「えー、割とショックなんだけど……」
「てことは、弟のロロくんとも……」
「きゃー」
ルルーシュ「……アーニャ」
アーニャ「なに?」
ルルーシュ「やはり……帽子を返してくれ……」
アーニャ「いいけど」
ルルーシュ「悪いな」
アーニャ「ジュース奢ってくれたから」
アーニャ「これ」
ルルーシュ「ほら」
アーニャ「ありがとう」
ルルーシュ(これでよかったのか……。よくわからないが……)
「ルルーシュくん……あっちの趣味があるのかなぁ……」
「えー、割とショックなんだけど……」
「てことは、弟のロロくんとも……」
「きゃー」
ルルーシュ「……アーニャ」
アーニャ「なに?」
ルルーシュ「やはり……帽子を返してくれ……」
アーニャ「いいけど」
ルルーシュ「悪いな」
アーニャ「ジュース奢ってくれたから」
アーニャ「……」
ルルーシュ(俺にそんな趣味があると思われるのは心外だ……。やはり、ここは会長に渡すほかない……!!!)
アーニャ「ルルーシュ」
ルルーシュ「なんだ?」
アーニャ「その帽子、どうするの?」
ルルーシュ「やはり会長に渡してくる。そのほうがいい」
アーニャ「ふぅん」
ルルーシュ「それじゃあな」
アーニャ「……」パシャ
ルルーシュ(早く会長を探さないと……!!まだ中庭に居てくれれば助かるが……)
アーニャ「……」
ルルーシュ「……」チラッ
アーニャ「……はぁ」
ルルーシュ「……アーニャ、どうした?何かあるのか?」
アーニャ「え?別に」
ルルーシュ(俺にそんな趣味があると思われるのは心外だ……。やはり、ここは会長に渡すほかない……!!!)
アーニャ「ルルーシュ」
ルルーシュ「なんだ?」
アーニャ「その帽子、どうするの?」
ルルーシュ「やはり会長に渡してくる。そのほうがいい」
アーニャ「ふぅん」
ルルーシュ「それじゃあな」
アーニャ「……」パシャ
ルルーシュ(早く会長を探さないと……!!まだ中庭に居てくれれば助かるが……)
アーニャ「……」
ルルーシュ「……」チラッ
アーニャ「……はぁ」
ルルーシュ「……アーニャ、どうした?何かあるのか?」
アーニャ「え?別に」
>>23
意外とお似合いなのにな
意外とお似合いなのにな
>>25
この金髪の子かサンクス
この金髪の子かサンクス
生徒会室
ミレイ(あーあ……。やっぱり少しもったいなかったかなぁ……)
リヴァル「会長。コーヒーでもどうですか?」
ミレイ「ありがとう」
リヴァル「せいっ!!」
ミレイ「よっと」サッ
リヴァル「……」
ミレイ「……うん。美味しい」
リヴァル「それはどうも……」
ミレイ「はぁ……」
ルルーシュ「会長。ここに居たんですか」
ミレイ「あ、ルルーシュ。やっほー」
アーニャ「……」
ミレイ「カップルでどうしたの?ここじゃなくて誰もいない教室のほうがムードが出ていいんじゃない?」
ルルーシュ「アーニャはあまり他の生徒が来るような場所が嫌みたいです。色んな男子生徒に帽子を狙われているらしくて」
ミレイ(あーあ……。やっぱり少しもったいなかったかなぁ……)
リヴァル「会長。コーヒーでもどうですか?」
ミレイ「ありがとう」
リヴァル「せいっ!!」
ミレイ「よっと」サッ
リヴァル「……」
ミレイ「……うん。美味しい」
リヴァル「それはどうも……」
ミレイ「はぁ……」
ルルーシュ「会長。ここに居たんですか」
ミレイ「あ、ルルーシュ。やっほー」
アーニャ「……」
ミレイ「カップルでどうしたの?ここじゃなくて誰もいない教室のほうがムードが出ていいんじゃない?」
ルルーシュ「アーニャはあまり他の生徒が来るような場所が嫌みたいです。色んな男子生徒に帽子を狙われているらしくて」
ミレイ「そういえばそんなこと言ってたわね。そんなに狙われてるの?」
アーニャ「うん。しかもみんな鼻息が荒い。キモい」
ミレイ「アーニャは可愛いもんね」
リヴァル「何か危うさがあるな」
ルルーシュ「俺もそんな奴らにアーニャを渡そうとは思わない。だからここに連れて来た」
リヴァル「ここなら滅多に生徒は来ないからな」
ルルーシュ「アーニャもここなら安心だと言っていたしな。飲食もできる」
ミレイ「なら、私は外に出ていようか?」
ルルーシュ「どうぞ、会長」
ミレイ「え……」
ルルーシュ「帽子です。アーニャはいらないと言っていました」
ミレイ「……」
アーニャ「別にいらない」
ミレイ「でも……悪いし……」
ルルーシュ「悪いも何も本人がいいと言っているんですから、受け取ってください」
アーニャ「うん。しかもみんな鼻息が荒い。キモい」
ミレイ「アーニャは可愛いもんね」
リヴァル「何か危うさがあるな」
ルルーシュ「俺もそんな奴らにアーニャを渡そうとは思わない。だからここに連れて来た」
リヴァル「ここなら滅多に生徒は来ないからな」
ルルーシュ「アーニャもここなら安心だと言っていたしな。飲食もできる」
ミレイ「なら、私は外に出ていようか?」
ルルーシュ「どうぞ、会長」
ミレイ「え……」
ルルーシュ「帽子です。アーニャはいらないと言っていました」
ミレイ「……」
アーニャ「別にいらない」
ミレイ「でも……悪いし……」
ルルーシュ「悪いも何も本人がいいと言っているんですから、受け取ってください」
ミレイ「えー、でもぉ……」モジモジ
ルルーシュ「ほら、会長。遠慮は要りません」
ミレイ「い、いいの?」
アーニャ「あげる」
ミレイ「……」
ルルーシュ「さぁ。会長?」
リヴァル「……」
ミレイ「ねえ、ルルーシュ。一つだけ訊かせてくれない?」
ルルーシュ「なんですか?」
ミレイ「どうして私に渡すのが最良の選択なの?それって……つまり……」
ルルーシュ「会長が俺の帽子に懸賞金をつけるからですよ」
ミレイ「……え?」
ルルーシュ「俺が会長に渡せば角が立たないでしょう。部費のことは特に」
ミレイ「ああ……そういうこと……」
リヴァル「おい、ルルーシュ。どういうことだ?」
ルルーシュ「ほら、会長。遠慮は要りません」
ミレイ「い、いいの?」
アーニャ「あげる」
ミレイ「……」
ルルーシュ「さぁ。会長?」
リヴァル「……」
ミレイ「ねえ、ルルーシュ。一つだけ訊かせてくれない?」
ルルーシュ「なんですか?」
ミレイ「どうして私に渡すのが最良の選択なの?それって……つまり……」
ルルーシュ「会長が俺の帽子に懸賞金をつけるからですよ」
ミレイ「……え?」
ルルーシュ「俺が会長に渡せば角が立たないでしょう。部費のことは特に」
ミレイ「ああ……そういうこと……」
リヴァル「おい、ルルーシュ。どういうことだ?」
ルルーシュ「どうした、リヴァル?」
リヴァル「どうしたこうしたのあるか!!!お前、会長の気持ちも―――」
ミレイ「あー、リヴァル。いいわよ。気にしないで」
リヴァル「でも……」
ミレイ「分かったわ。ルルーシュ。貴方の考えは」
ルルーシュ(ん?分かってなかったのか……)
ミレイ「では、私はその帽子は全力で拒否する!!!」
ルルーシュ「なんだと!?」
ミレイ「さぁ、ルルーシュ。どうする?」
ルルーシュ「どうするって、俺は貴方に渡したいんですが」
ミレイ「それなら私を全力で追い詰めてみなさい!!」
ルルーシュ「な荷を言っているんですか」
ミレイ「私を捕まえられるかしら、ルルーシュ?よーい、ドンっ!!」
ルルーシュ「ま、待ってください!!!」
リヴァル「……」
リヴァル「どうしたこうしたのあるか!!!お前、会長の気持ちも―――」
ミレイ「あー、リヴァル。いいわよ。気にしないで」
リヴァル「でも……」
ミレイ「分かったわ。ルルーシュ。貴方の考えは」
ルルーシュ(ん?分かってなかったのか……)
ミレイ「では、私はその帽子は全力で拒否する!!!」
ルルーシュ「なんだと!?」
ミレイ「さぁ、ルルーシュ。どうする?」
ルルーシュ「どうするって、俺は貴方に渡したいんですが」
ミレイ「それなら私を全力で追い詰めてみなさい!!」
ルルーシュ「な荷を言っているんですか」
ミレイ「私を捕まえられるかしら、ルルーシュ?よーい、ドンっ!!」
ルルーシュ「ま、待ってください!!!」
リヴァル「……」
ミレイ「うふふふ、スキップスキップ」
ルルーシュ「ちょっと待ってくれ……そんな……どうして……はぁ……はぁ……」
ミレイ「ほーら、私はここよー」
ルルーシュ「はぁ……はぁ……」
ミレイ(ルルーシュには悪いけど、そういうつもりで渡されても困るのよねぇ。それぐらいならシャーリーに渡して欲しいし)
ルルーシュ(このままでは追いつけない……ならば……)
ルルーシュ「―――ロロ。聞こえるか」
ロロ『どうしたの、兄さん?』
ルルーシュ「会長を捕らえる。挟み撃ちにするぞ」
ロロ『……分かった。待ってて』
ルルーシュ「頼むぞ」
ルルーシュ(よし。これでいい。会長、貴方の負けですよ。あとは合流ポイントまで会長を誘導すれば……)
ミレイ(む。ルルーシュが如何わしいことを考えてる。誰か応援を呼んだわね。どうせロロあたりでしょうけど)
ルルーシュ「はぁ……はぁ……行くぞ……会長!!」ダダッ
ミレイ「ここまでおいでー、ルルーシュー」
ルルーシュ「ちょっと待ってくれ……そんな……どうして……はぁ……はぁ……」
ミレイ「ほーら、私はここよー」
ルルーシュ「はぁ……はぁ……」
ミレイ(ルルーシュには悪いけど、そういうつもりで渡されても困るのよねぇ。それぐらいならシャーリーに渡して欲しいし)
ルルーシュ(このままでは追いつけない……ならば……)
ルルーシュ「―――ロロ。聞こえるか」
ロロ『どうしたの、兄さん?』
ルルーシュ「会長を捕らえる。挟み撃ちにするぞ」
ロロ『……分かった。待ってて』
ルルーシュ「頼むぞ」
ルルーシュ(よし。これでいい。会長、貴方の負けですよ。あとは合流ポイントまで会長を誘導すれば……)
ミレイ(む。ルルーシュが如何わしいことを考えてる。誰か応援を呼んだわね。どうせロロあたりでしょうけど)
ルルーシュ「はぁ……はぁ……行くぞ……会長!!」ダダッ
ミレイ「ここまでおいでー、ルルーシュー」
ミレイ「らんらーん」
ルルーシュ「はぁ……はぁ……がぁ……」
ミレイ(うーん……。ルルーシュのやつ、一定の距離から詰めて来ようとしないわね……)
ルルーシュ(もう少しだ……くくく……)
ミレイ「……そういうことね。はいはい」
ルルーシュ(なんだ、足を止めたぞ……)
ミレイ「なら、こっちだ!!」ダダダッ
ルルーシュ「くっ!!どうして貴方はそう俺の都合を狂わすのが上手いんだ!!!」
ミレイ「とうっ!!」
ルルーシュ「ロロ!!合流地点を変更する!!……ん?ロロ!!聞こえていないのか!?」
ヴィレッタ『ロロなら腹が痛いといってトイレに篭ったが?』
ルルーシュ「薬を飲ませろ!!」
ヴィレッタ『分かった』
ルルーシュ(ロロの役立たずめ……!!!)
ミレイ「ルルーシュの考えなんてすぐにわかるんだから」
ルルーシュ「はぁ……はぁ……がぁ……」
ミレイ(うーん……。ルルーシュのやつ、一定の距離から詰めて来ようとしないわね……)
ルルーシュ(もう少しだ……くくく……)
ミレイ「……そういうことね。はいはい」
ルルーシュ(なんだ、足を止めたぞ……)
ミレイ「なら、こっちだ!!」ダダダッ
ルルーシュ「くっ!!どうして貴方はそう俺の都合を狂わすのが上手いんだ!!!」
ミレイ「とうっ!!」
ルルーシュ「ロロ!!合流地点を変更する!!……ん?ロロ!!聞こえていないのか!?」
ヴィレッタ『ロロなら腹が痛いといってトイレに篭ったが?』
ルルーシュ「薬を飲ませろ!!」
ヴィレッタ『分かった』
ルルーシュ(ロロの役立たずめ……!!!)
ミレイ「ルルーシュの考えなんてすぐにわかるんだから」
ルルーシュ「はぁ……ごほっ……ごほっ……。くそ……どこに隠れた……」キョロキョロ
ルルーシュ「ヴィレッタ、ミレイ会長の居場所を伝えろ」
ヴィレッタ『……モニター……から、では……その……位置を、特定……できないな……』
ルルーシュ「そんなことがあるか!!!いいから、伝えろ!!」
ヴィレッタ『悪い、ルルーシュ。通信装置に不具合が……やめろ、さよ―――』
ルルーシュ「お、おい!!おい!!!切れてしまったか……」
ルルーシュ(何故、こんなときに……!!)
ルルーシュ「ええい!!くそっ!!」
ミレイ「こっちよん」
ルルーシュ「ちぃ!!待ってください!!!」
ミレイ「さぁ、掴まえてごらん」
ルルーシュ「絶対に掴まえて見せる……!!」
ミレイ「うふふふ」
アーニャ「記録……」パシャ
リヴァル「……くそ……ルルーシュのやろう……!!」
ルルーシュ「ヴィレッタ、ミレイ会長の居場所を伝えろ」
ヴィレッタ『……モニター……から、では……その……位置を、特定……できないな……』
ルルーシュ「そんなことがあるか!!!いいから、伝えろ!!」
ヴィレッタ『悪い、ルルーシュ。通信装置に不具合が……やめろ、さよ―――』
ルルーシュ「お、おい!!おい!!!切れてしまったか……」
ルルーシュ(何故、こんなときに……!!)
ルルーシュ「ええい!!くそっ!!」
ミレイ「こっちよん」
ルルーシュ「ちぃ!!待ってください!!!」
ミレイ「さぁ、掴まえてごらん」
ルルーシュ「絶対に掴まえて見せる……!!」
ミレイ「うふふふ」
アーニャ「記録……」パシャ
リヴァル「……くそ……ルルーシュのやろう……!!」
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