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元スレミレイ「ラブアターック!!!」ルルーシュ「はいはい」
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ルルーシュ「俺に渡してくれると助かる」
アーニャ「わかった」テテテッ
ルルーシュ「アーニャは場所を知っているんじゃないのか?」
ジノ「いーえ。知りませんよ」
ルルーシュ(ギアスを使うか……?いや、こんな下らないことでは使えない……)
ジノ「さてと、私も自分の帽子を探しましょうか」
ルルーシュ「ちぃ……!!誰よりも先に俺の帽子を見つけなくては……!!」
咲世子「帽子……帽子……」タタタタッ
ルルーシュ「咲世子!!!何をしている!!!」
咲世子「ルルーシュ様……」
ルルーシュ「お前、今まで何をしていた!?」
咲世子「お腹が痛くて……」
ルルーシュ「ロロやヴィレッタは地下室にいるのか?」
咲世子「はい。ただ、通信機はまだ不具合を起こしています」
ルルーシュ(一度、地下室に行くか……。ジノがどこに捨てたのか分かるかもしれない……)
アーニャ「わかった」テテテッ
ルルーシュ「アーニャは場所を知っているんじゃないのか?」
ジノ「いーえ。知りませんよ」
ルルーシュ(ギアスを使うか……?いや、こんな下らないことでは使えない……)
ジノ「さてと、私も自分の帽子を探しましょうか」
ルルーシュ「ちぃ……!!誰よりも先に俺の帽子を見つけなくては……!!」
咲世子「帽子……帽子……」タタタタッ
ルルーシュ「咲世子!!!何をしている!!!」
咲世子「ルルーシュ様……」
ルルーシュ「お前、今まで何をしていた!?」
咲世子「お腹が痛くて……」
ルルーシュ「ロロやヴィレッタは地下室にいるのか?」
咲世子「はい。ただ、通信機はまだ不具合を起こしています」
ルルーシュ(一度、地下室に行くか……。ジノがどこに捨てたのか分かるかもしれない……)
中庭
「こっちにはないぞー!!!」
「ルルーシュくんの匂いをたどればー!!」
「くん……くん……」
ミレイ(なんか、勢いで出てきちゃったけど……)
シャーリー「もー!!どこにあるのー?!」ガサガサ
ミレイ「シャーリー、貴方傍に居たんじゃないの?」
シャーリー「ジノが持って行っちゃったんですよぉ」
ミレイ「そうなの……」
シャーリー「この広い学園を探すのなんてむーりー」
ミレイ「そうね」
シャーリー「会長も真剣に探す!!」
ミレイ「え?そ、そうか。よーし!!探してシャーリーにプレゼントするわよ!!!」
シャーリー「私は会長にプレゼントします!!」
ミレイ「な、なんでよ!?」
「こっちにはないぞー!!!」
「ルルーシュくんの匂いをたどればー!!」
「くん……くん……」
ミレイ(なんか、勢いで出てきちゃったけど……)
シャーリー「もー!!どこにあるのー?!」ガサガサ
ミレイ「シャーリー、貴方傍に居たんじゃないの?」
シャーリー「ジノが持って行っちゃったんですよぉ」
ミレイ「そうなの……」
シャーリー「この広い学園を探すのなんてむーりー」
ミレイ「そうね」
シャーリー「会長も真剣に探す!!」
ミレイ「え?そ、そうか。よーし!!探してシャーリーにプレゼントするわよ!!!」
シャーリー「私は会長にプレゼントします!!」
ミレイ「な、なんでよ!?」
シャーリー「会長、なら自分で見つけたら自分のモノにしてください!!」
ミレイ「シャーリー……?」
シャーリー「じゃないと、フェアじゃないですから」
ミレイ「もしかして……」
シャーリー「負けませんからね、会長」
ミレイ「でも……私は……」
シャーリー「ガーッツ!!」
ミレイ「……!?」ビクッ
シャーリー「元気でました?会長直伝のガッツの魔法です」
ミレイ「……うん。でたっ」
シャーリー「よーし!!さがすぞー!!ルルの帽子!!!」
ミレイ「私だって負けないんだから!!!」
シャーリー「うぉぉぉ!!!」ガサガサガサ
ミレイ(シャーリー……ごめん……)
ミレイ(それでも私は……)
ミレイ「シャーリー……?」
シャーリー「じゃないと、フェアじゃないですから」
ミレイ「もしかして……」
シャーリー「負けませんからね、会長」
ミレイ「でも……私は……」
シャーリー「ガーッツ!!」
ミレイ「……!?」ビクッ
シャーリー「元気でました?会長直伝のガッツの魔法です」
ミレイ「……うん。でたっ」
シャーリー「よーし!!さがすぞー!!ルルの帽子!!!」
ミレイ「私だって負けないんだから!!!」
シャーリー「うぉぉぉ!!!」ガサガサガサ
ミレイ(シャーリー……ごめん……)
ミレイ(それでも私は……)
地下室
ルルーシュ「ロロ、ヴィレッタ。いる―――」
ロロ「うぅ……ぅ……」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「ロロ!!どうした!?」
ロロ「お腹が……いたいよぉ……兄さん……」
ルルーシュ「ヴィレッタ!!薬を飲ませろと言っただろう!?」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「ヴィレッタ?おい?」
ヴィレッタ「……」
ロロ「兄さん……だめだ……ヴィレッタはもう……」
ルルーシュ「なにがあったんだ?!」
ロロ「咲世子が……ヴィレッタを喋れなく……した……んだ……」
ルルーシュ「喋れなくだと!?」
ヴィレッタ(喋れば扇が殺される……扇が……)ウルウル
ルルーシュ「ロロ、ヴィレッタ。いる―――」
ロロ「うぅ……ぅ……」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「ロロ!!どうした!?」
ロロ「お腹が……いたいよぉ……兄さん……」
ルルーシュ「ヴィレッタ!!薬を飲ませろと言っただろう!?」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「ヴィレッタ?おい?」
ヴィレッタ「……」
ロロ「兄さん……だめだ……ヴィレッタはもう……」
ルルーシュ「なにがあったんだ?!」
ロロ「咲世子が……ヴィレッタを喋れなく……した……んだ……」
ルルーシュ「喋れなくだと!?」
ヴィレッタ(喋れば扇が殺される……扇が……)ウルウル
ルルーシュ(咲世子め……なんてことをしてくれたんだ……!!!)
ロロ「兄さん……咲世子は……咲世子は……」
ルルーシュ「どうした?」
ロロ「うぅ……」ガクッ
ルルーシュ「ロロ!!ロロ!!!―――おのれ、咲世子!!こんなことをして何をするつもりなんだ……!!!」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「ヴィレッタ。本当に喋れないのか?」
ヴィレッタ「……」コクッ
ルルーシュ(盗聴器もあると考えたほうがいいな。通信機の不具合はその所為か……)
ヴィレッタ「……」ウルウル
ルルーシュ(そうだ……。筆談なら……)カキカキ
ルルーシュ「……」サッ
ヴィレッタ「……」コクッ
ルルーシュ(頼むぞ)
ロロ「お腹が……いたい……いたいよぉ……にいさん……」
ロロ「兄さん……咲世子は……咲世子は……」
ルルーシュ「どうした?」
ロロ「うぅ……」ガクッ
ルルーシュ「ロロ!!ロロ!!!―――おのれ、咲世子!!こんなことをして何をするつもりなんだ……!!!」
ヴィレッタ「……」
ルルーシュ「ヴィレッタ。本当に喋れないのか?」
ヴィレッタ「……」コクッ
ルルーシュ(盗聴器もあると考えたほうがいいな。通信機の不具合はその所為か……)
ヴィレッタ「……」ウルウル
ルルーシュ(そうだ……。筆談なら……)カキカキ
ルルーシュ「……」サッ
ヴィレッタ「……」コクッ
ルルーシュ(頼むぞ)
ロロ「お腹が……いたい……いたいよぉ……にいさん……」
中庭
ミレイ「ふぅー、ないわね」
シャーリー「ですね……」
咲世子「ミレイ様」
ミレイ「咲世子さん。どうかした?」
咲世子「生徒会室にお忘れ物があるようです」
ミレイ「生徒会室に?」
咲世子「ルルーシュ様の帽子は私が捜索しておきますので」
ミレイ「そ、そう?なら、あとはよろしく」
咲世子「はい」
ミレイ(忘れものって何かしら……)
シャーリー「……?」
咲世子「さて、帽子を探しませんと」
シャーリー「はいっ」
咲世子(申し訳ありません、シャーリーさん……)
ミレイ「ふぅー、ないわね」
シャーリー「ですね……」
咲世子「ミレイ様」
ミレイ「咲世子さん。どうかした?」
咲世子「生徒会室にお忘れ物があるようです」
ミレイ「生徒会室に?」
咲世子「ルルーシュ様の帽子は私が捜索しておきますので」
ミレイ「そ、そう?なら、あとはよろしく」
咲世子「はい」
ミレイ(忘れものって何かしら……)
シャーリー「……?」
咲世子「さて、帽子を探しませんと」
シャーリー「はいっ」
咲世子(申し訳ありません、シャーリーさん……)
生徒会室
ルルーシュ(ヴィレッタの解析によれば、ジノはここに立ち寄っている。恐らくはここに……)
ルルーシュ「……」ガチャ
リヴァル「よう。ルルーシュ」
ルルーシュ「リヴァル……!?」
リヴァル「先に見つけておいたぜ。お前の帽子」
ルルーシュ「そうか。助かった」
リヴァル「これを今からクラブの連中に高値で売る。きっとあいつら言い値で買ってくれるよな」
ルルーシュ「リヴァル、なんのつもりだ?先ほどの続きがしたいのか?」
リヴァル「ルルーシュ。嫌なら俺から取り返してみろよ」
ルルーシュ「会長に渡してはくれないのか?」
リヴァル「ああ。気が変わった」
ルルーシュ「あのな、リヴァル」
リヴァル「お前が俺から奪うことに意味があるんだよ、ルルーシュ」
ルルーシュ「何がしたいんだ、リヴァル」
ルルーシュ(ヴィレッタの解析によれば、ジノはここに立ち寄っている。恐らくはここに……)
ルルーシュ「……」ガチャ
リヴァル「よう。ルルーシュ」
ルルーシュ「リヴァル……!?」
リヴァル「先に見つけておいたぜ。お前の帽子」
ルルーシュ「そうか。助かった」
リヴァル「これを今からクラブの連中に高値で売る。きっとあいつら言い値で買ってくれるよな」
ルルーシュ「リヴァル、なんのつもりだ?先ほどの続きがしたいのか?」
リヴァル「ルルーシュ。嫌なら俺から取り返してみろよ」
ルルーシュ「会長に渡してはくれないのか?」
リヴァル「ああ。気が変わった」
ルルーシュ「あのな、リヴァル」
リヴァル「お前が俺から奪うことに意味があるんだよ、ルルーシュ」
ルルーシュ「何がしたいんだ、リヴァル」
リヴァル「まだ分からないのかよ……」
ルルーシュ「分からないな」
リヴァル「本当に分からないのか?」
ルルーシュ「どうした?」
リヴァル「俺は会長のことが好きだ」
ルルーシュ「知っている」
リヴァル「でも、会長はお前のことが好きなんだ」
ルルーシュ「……」
リヴァル「だから、俺はお前と会長をくっつけたい。でも、簡単にくっつけたくはないんだ。やっぱり悔しいからな」
ルルーシュ「それで、お前から帽子を取り返せというのか?」
リヴァル「ああ。そうだよ」
ルルーシュ「その帽子はどの道、会長の手に渡る。結果は一緒だ」
リヴァル「違う」
ルルーシュ「……」
リヴァル「お前から渡されるのと、誰かが奪ったものを譲りうけるのは、全然違うだろ」
ルルーシュ「分からないな」
リヴァル「本当に分からないのか?」
ルルーシュ「どうした?」
リヴァル「俺は会長のことが好きだ」
ルルーシュ「知っている」
リヴァル「でも、会長はお前のことが好きなんだ」
ルルーシュ「……」
リヴァル「だから、俺はお前と会長をくっつけたい。でも、簡単にくっつけたくはないんだ。やっぱり悔しいからな」
ルルーシュ「それで、お前から帽子を取り返せというのか?」
リヴァル「ああ。そうだよ」
ルルーシュ「その帽子はどの道、会長の手に渡る。結果は一緒だ」
リヴァル「違う」
ルルーシュ「……」
リヴァル「お前から渡されるのと、誰かが奪ったものを譲りうけるのは、全然違うだろ」
ルルーシュ「リヴァル……」
リヴァル「別に無理に取り返そうとしなくてもいい。それがルルーシュの答えだからな」
ルルーシュ「……」
リヴァル「どうするんだ、ルルーシュ?」
ルルーシュ「部の予算に大きな偏りが出るし、生徒相手に商売をするお前も止めないといけないな」
リヴァル「それでいい。会長のためじゃないっていうなら、俺は遠慮なくお前を殴れる」
ルルーシュ「何故だ?」
リヴァル「そんな奴のことを会長が惚れてるからに決まってるだろ!!!」
ルルーシュ「……!!」
リヴァル「よけるなよな……」
ルルーシュ「殴られたら痛いんだから、避けるに決まっているだろ」
リヴァル「この!!!」
ルルーシュ(どうする……素直に殴られておいたほうがいいのか……)
リヴァル「おらぁ!!!」
ルルーシュ「くっ……!!」
リヴァル「別に無理に取り返そうとしなくてもいい。それがルルーシュの答えだからな」
ルルーシュ「……」
リヴァル「どうするんだ、ルルーシュ?」
ルルーシュ「部の予算に大きな偏りが出るし、生徒相手に商売をするお前も止めないといけないな」
リヴァル「それでいい。会長のためじゃないっていうなら、俺は遠慮なくお前を殴れる」
ルルーシュ「何故だ?」
リヴァル「そんな奴のことを会長が惚れてるからに決まってるだろ!!!」
ルルーシュ「……!!」
リヴァル「よけるなよな……」
ルルーシュ「殴られたら痛いんだから、避けるに決まっているだろ」
リヴァル「この!!!」
ルルーシュ(どうする……素直に殴られておいたほうがいいのか……)
リヴァル「おらぁ!!!」
ルルーシュ「くっ……!!」
リヴァル「会長のことなんとも思ってないのかよ!!!」
ルルーシュ「そんなわけないだろう」
リヴァル「ならどうして応えてやらないんだよ!!」
ルルーシュ「知らなかったからだ」
リヴァル「この鈍感野郎!!!」
ルルーシュ「お前はどうなんだ?」
リヴァル「なに……?」
ルルーシュ「貴様も会長に何も伝えていないじゃないか」
リヴァル「それは……お前がいるから……」
ルルーシュ「お前はただ今の関係を崩すことが怖かったんだろ?」
リヴァル「てめぇ!!」
ルルーシュ「俺を殴ってもお前にとってはなんの解決にもならない。そんなことも分からないのか?」
リヴァル「ルルーシュ……!!」
ルルーシュ「リヴァル。戦う相手は自分だろ。俺ではないはずだ」
リヴァル「……」
ルルーシュ「そんなわけないだろう」
リヴァル「ならどうして応えてやらないんだよ!!」
ルルーシュ「知らなかったからだ」
リヴァル「この鈍感野郎!!!」
ルルーシュ「お前はどうなんだ?」
リヴァル「なに……?」
ルルーシュ「貴様も会長に何も伝えていないじゃないか」
リヴァル「それは……お前がいるから……」
ルルーシュ「お前はただ今の関係を崩すことが怖かったんだろ?」
リヴァル「てめぇ!!」
ルルーシュ「俺を殴ってもお前にとってはなんの解決にもならない。そんなことも分からないのか?」
リヴァル「ルルーシュ……!!」
ルルーシュ「リヴァル。戦う相手は自分だろ。俺ではないはずだ」
リヴァル「……」
ルルーシュ「帽子、返してくれるか?」
リヴァル「……なぁ、ルルーシュ。一つだけ、いいか?」
ルルーシュ「どうした?」
リヴァル「俺が振られたら……慰めてくれるか……?」
ルルーシュ「俺でよければ」
リヴァル「本当だな?」
ルルーシュ「親友の頼みだ。断れない」
リヴァル「……じゃあ、行ってくる」
ルルーシュ「ああ」
リヴァル「ほらよ」
ルルーシュ「確かに受け取った」
リヴァル「よし。リヴァル・カルデモンド、男を見せてくる」
ルルーシュ「ふっ。玉砕してこい」
リヴァル「うるせぇ!!」
ルルーシュ「……」
リヴァル「……なぁ、ルルーシュ。一つだけ、いいか?」
ルルーシュ「どうした?」
リヴァル「俺が振られたら……慰めてくれるか……?」
ルルーシュ「俺でよければ」
リヴァル「本当だな?」
ルルーシュ「親友の頼みだ。断れない」
リヴァル「……じゃあ、行ってくる」
ルルーシュ「ああ」
リヴァル「ほらよ」
ルルーシュ「確かに受け取った」
リヴァル「よし。リヴァル・カルデモンド、男を見せてくる」
ルルーシュ「ふっ。玉砕してこい」
リヴァル「うるせぇ!!」
ルルーシュ「……」
リヴァル「よっし!!」
ミレイ「……」
リヴァル「あ……」
ミレイ「えっと……みちゃった。ごめん」
リヴァル「俺、会長のことずっと好きでした」
ミレイ「知ってる」
リヴァル「付き合ってください」
ミレイ「うーん……ゴメン」
リヴァル「……ですよね」
ミレイ「あ、でも。キープしておいてあげてもいいけど?」
リヴァル「マジで!?」
ミレイ「それでもよければ」
リヴァル「……会長。卒業、おめでとうございます」
ミレイ「ありがとう、リヴァル」
リヴァル「それじゃあ……」
ミレイ「……」
リヴァル「あ……」
ミレイ「えっと……みちゃった。ごめん」
リヴァル「俺、会長のことずっと好きでした」
ミレイ「知ってる」
リヴァル「付き合ってください」
ミレイ「うーん……ゴメン」
リヴァル「……ですよね」
ミレイ「あ、でも。キープしておいてあげてもいいけど?」
リヴァル「マジで!?」
ミレイ「それでもよければ」
リヴァル「……会長。卒業、おめでとうございます」
ミレイ「ありがとう、リヴァル」
リヴァル「それじゃあ……」
ルルーシュ「あとは……」
ミレイ「ルルーシュっ」
ルルーシュ「会長……。リヴァルに会いませんでしたか?」
ミレイ「すぐそこで会った」
ルルーシュ「何か言われませんでしたか?」
ミレイ「好きって言われた。すごく今更だけど」
ルルーシュ「なんて答えたんですか?」
ミレイ「君にはもっといい女がいるはずだ!!私なんかで満足するな!!喝っ!!って」
ルルーシュ「ふっ。そうですか」
ミレイ「……その帽子、どうするの?」
ルルーシュ「勿論、会長にお渡しします」
ミレイ「……ありがとう」
ルルーシュ「それでは……」
ミレイ「待ってよ。これ、帽子を奪ったら強制的にカップル成立しちゃうんだけどなぁ」
ルルーシュ「それがなにか?」
ミレイ「ルルーシュっ」
ルルーシュ「会長……。リヴァルに会いませんでしたか?」
ミレイ「すぐそこで会った」
ルルーシュ「何か言われませんでしたか?」
ミレイ「好きって言われた。すごく今更だけど」
ルルーシュ「なんて答えたんですか?」
ミレイ「君にはもっといい女がいるはずだ!!私なんかで満足するな!!喝っ!!って」
ルルーシュ「ふっ。そうですか」
ミレイ「……その帽子、どうするの?」
ルルーシュ「勿論、会長にお渡しします」
ミレイ「……ありがとう」
ルルーシュ「それでは……」
ミレイ「待ってよ。これ、帽子を奪ったら強制的にカップル成立しちゃうんだけどなぁ」
ルルーシュ「それがなにか?」
ミレイ「つまり、今の私とルルーシュは恋人になるわけ」
ルルーシュ「そうですね」
ミレイ「甲斐性を見せてみなさい、ルルーシュ」
ルルーシュ「どのように?」
ミレイ「彼女の我侭を許せないと話にならないでしょ?」
ルルーシュ「なるほど」
ミレイ「まずは私の隣に来なさい」
ルルーシュ「はいはい」
ミレイ「これぐらいはルルーシュでも余裕か」
ルルーシュ「これで終わりですか?」
ミレイ「えーと……。私と見つめなさい」
ルルーシュ「こうですか?」
ミレイ「う、うん……」プイッ
ルルーシュ「会長が目を背けてどうするんですか?」
ミレイ「いや……なんか、恥ずかしくなってきたから……」
ルルーシュ「そうですね」
ミレイ「甲斐性を見せてみなさい、ルルーシュ」
ルルーシュ「どのように?」
ミレイ「彼女の我侭を許せないと話にならないでしょ?」
ルルーシュ「なるほど」
ミレイ「まずは私の隣に来なさい」
ルルーシュ「はいはい」
ミレイ「これぐらいはルルーシュでも余裕か」
ルルーシュ「これで終わりですか?」
ミレイ「えーと……。私と見つめなさい」
ルルーシュ「こうですか?」
ミレイ「う、うん……」プイッ
ルルーシュ「会長が目を背けてどうするんですか?」
ミレイ「いや……なんか、恥ずかしくなってきたから……」
ルルーシュ「これで我侭は終わりですか?」
ミレイ「うーんと……。なら、だ、抱きしめなさい……」
ルルーシュ「え?」
ミレイ「で、できないなら、いいんだけど……」
ルルーシュ「こうですか?」ギュッ
ミレイ「おぉ……!!」
ルルーシュ「……」
ミレイ「……」
ルルーシュ「それから?」
ミレイ「それから……」
ルルーシュ「それから……?」
ミレイ「キ……」
ルルーシュ「……?」
ミレイ「はい!!おしまい!!」ドンッ!
ルルーシュ「な……!?会長、いきなり突き飛ばさないでください。危ないですから」
ミレイ「うーんと……。なら、だ、抱きしめなさい……」
ルルーシュ「え?」
ミレイ「で、できないなら、いいんだけど……」
ルルーシュ「こうですか?」ギュッ
ミレイ「おぉ……!!」
ルルーシュ「……」
ミレイ「……」
ルルーシュ「それから?」
ミレイ「それから……」
ルルーシュ「それから……?」
ミレイ「キ……」
ルルーシュ「……?」
ミレイ「はい!!おしまい!!」ドンッ!
ルルーシュ「な……!?会長、いきなり突き飛ばさないでください。危ないですから」
ミレイ「いい練習になったでしょ?」
ルルーシュ「練習?」
ミレイ「はい、帽子。返すから。渡すべき人に渡すように。会長命令」
ルルーシュ「会長……」
ミレイ「ほら、行った行った」
ルルーシュ「会長?」
ミレイ「……なに?」
ルルーシュ「卒業、おめでとうございます」
ミレイ「ありがと」
ルルーシュ「それでは」
ミレイ「……」
ルルーシュ「……」スタスタ
ミレイ「―――ルルーシュ」
ミレイ「……行っちゃったか」
ミレイ「ま、いっか。十分、楽しかったし。最後に抱きしめてもらえたし。うん。満足、満足」
ルルーシュ「練習?」
ミレイ「はい、帽子。返すから。渡すべき人に渡すように。会長命令」
ルルーシュ「会長……」
ミレイ「ほら、行った行った」
ルルーシュ「会長?」
ミレイ「……なに?」
ルルーシュ「卒業、おめでとうございます」
ミレイ「ありがと」
ルルーシュ「それでは」
ミレイ「……」
ルルーシュ「……」スタスタ
ミレイ「―――ルルーシュ」
ミレイ「……行っちゃったか」
ミレイ「ま、いっか。十分、楽しかったし。最後に抱きしめてもらえたし。うん。満足、満足」
中庭
シャーリー「ないなぁ……どこだろう……」ガサガサ
ゴォォォ!!!!
シャーリー「なに!?」
モルドレッド『ルルーシュの帽子……探す……』
シャーリー「ア、アーニャ!?」
ジノ「おいおい。いなくなったと思ったら……」
スザク「ジノ!!一体、何があったんだ!!」
ジノ「スザクまで来たか」
スザク「アーニャがモルドレッドを持ち出すから緊急事態でも起こったのかと……」
ジノ「いや……」
モルドレッド『草の根燃やし尽くして……ルルーシュの帽子を……』
スザク「アーニャ!!何をやっているんだ!?」
モルドレッド『スザク……。ルルーシュの帽子、探さないと。会長が欲しがってるみたいだし』
スザク「な、なんのことを言っているんだ……?」
シャーリー「ないなぁ……どこだろう……」ガサガサ
ゴォォォ!!!!
シャーリー「なに!?」
モルドレッド『ルルーシュの帽子……探す……』
シャーリー「ア、アーニャ!?」
ジノ「おいおい。いなくなったと思ったら……」
スザク「ジノ!!一体、何があったんだ!!」
ジノ「スザクまで来たか」
スザク「アーニャがモルドレッドを持ち出すから緊急事態でも起こったのかと……」
ジノ「いや……」
モルドレッド『草の根燃やし尽くして……ルルーシュの帽子を……』
スザク「アーニャ!!何をやっているんだ!?」
モルドレッド『スザク……。ルルーシュの帽子、探さないと。会長が欲しがってるみたいだし』
スザク「な、なんのことを言っているんだ……?」
ジノ「あのなぁ……」
モルドレッド『ルルーシュに渡せば、ミレイのところに行くし』
スザク「何があったんだい?」
ジノ「それが……」
ルルーシュ「お探しの物はこれかな?」
シャーリー「あー!!ルル!!見つけたの!?」
ルルーシュ「自力でな」
モルドレッド『ルルーシュ。なんだ、見つけたの』
ルルーシュ「スザク。色々と問題じゃないのか、これは?」
スザク「分かっている。すぐに連れて帰るよ」
ルルーシュ「頼むぞ」
スザク「アーニャ。モルドレッドは持って帰るんだ」
モルドレッド『うん』
スザク「ジノ、悪いけど、アーニャと一緒に戻ってほしい。何があったのか調査して報告するように言われているから」
ジノ「総督にか。それなら仕方ないな」
モルドレッド『ルルーシュに渡せば、ミレイのところに行くし』
スザク「何があったんだい?」
ジノ「それが……」
ルルーシュ「お探しの物はこれかな?」
シャーリー「あー!!ルル!!見つけたの!?」
ルルーシュ「自力でな」
モルドレッド『ルルーシュ。なんだ、見つけたの』
ルルーシュ「スザク。色々と問題じゃないのか、これは?」
スザク「分かっている。すぐに連れて帰るよ」
ルルーシュ「頼むぞ」
スザク「アーニャ。モルドレッドは持って帰るんだ」
モルドレッド『うん』
スザク「ジノ、悪いけど、アーニャと一緒に戻ってほしい。何があったのか調査して報告するように言われているから」
ジノ「総督にか。それなら仕方ないな」
「よし!!今だ!!!ルルーシュの帽子をうばえー!!!!」
「うぉぉぉぉ!!!!」
ルルーシュ「……!!」
スザク「なんだ!?」
シャーリー「わぁぁ!?ちょっと!!ストップ!!ストーップ!!!」
ルルーシュ「スザク!!詳しいことは俺が説明する!!この場を切り抜けるために力をかしてくれ!!」
スザク「分かった!!こっちにくるんだ!!」グイッ
ルルーシュ「うわっ?!ま、まて!!シャーリーも一緒に頼む!!」
スザク「シャーリーも?なら、二人を脇に抱えよう。そのほうが逃げやすい」
ルルーシュ「なに!?どうしてそうな―――」
スザク「よいしょっと」
ルルーシュ「お、おい!!スザク!!」
スザク「シャーリー!!君もだ!!」グイッ
シャーリー「え?えぇ!?」
スザク「よっと。―――よし!!この場を離脱する!!」ダダダッ
「うぉぉぉぉ!!!!」
ルルーシュ「……!!」
スザク「なんだ!?」
シャーリー「わぁぁ!?ちょっと!!ストップ!!ストーップ!!!」
ルルーシュ「スザク!!詳しいことは俺が説明する!!この場を切り抜けるために力をかしてくれ!!」
スザク「分かった!!こっちにくるんだ!!」グイッ
ルルーシュ「うわっ?!ま、まて!!シャーリーも一緒に頼む!!」
スザク「シャーリーも?なら、二人を脇に抱えよう。そのほうが逃げやすい」
ルルーシュ「なに!?どうしてそうな―――」
スザク「よいしょっと」
ルルーシュ「お、おい!!スザク!!」
スザク「シャーリー!!君もだ!!」グイッ
シャーリー「え?えぇ!?」
スザク「よっと。―――よし!!この場を離脱する!!」ダダダッ
屋上
スザク「―――なるほど。事情は概ね理解したよ」
ルルーシュ「そうか」
スザク「でも、会長もおかしなイベントを考えるんだね」
シャーリー「それはきっと、会長自身が気持ちに一区切りつけたかったからだと思う」
スザク「このイベントで?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「会長だけではないだろうな。何人かそう思っていただろう」
ルルーシュ(恐らく。生徒会メンバーでそれができていないのは、俺だけだろうな……)
スザク「そうか。会長も考えなしにイベントを企画しているわけじゃないんだ」
シャーリー「いや、でも、結構思いつきでやってると思うけど」
ルルーシュ「そうだな」
スザク「ありがとう、ルルーシュ。それじゃあ、僕も戻るよ」
ルルーシュ「ああ。アーニャには厳重注意を頼むぞ」
スザク「言って、聞いてくれればいいんだけどね」
スザク「―――なるほど。事情は概ね理解したよ」
ルルーシュ「そうか」
スザク「でも、会長もおかしなイベントを考えるんだね」
シャーリー「それはきっと、会長自身が気持ちに一区切りつけたかったからだと思う」
スザク「このイベントで?」
シャーリー「うん」
ルルーシュ「会長だけではないだろうな。何人かそう思っていただろう」
ルルーシュ(恐らく。生徒会メンバーでそれができていないのは、俺だけだろうな……)
スザク「そうか。会長も考えなしにイベントを企画しているわけじゃないんだ」
シャーリー「いや、でも、結構思いつきでやってると思うけど」
ルルーシュ「そうだな」
スザク「ありがとう、ルルーシュ。それじゃあ、僕も戻るよ」
ルルーシュ「ああ。アーニャには厳重注意を頼むぞ」
スザク「言って、聞いてくれればいいんだけどね」
ルルーシュ「……」
シャーリー「……あ。ルル。えっと」
ルルーシュ「シャーリー……帽子だが……」
シャーリー「あ、うん……折角だし……」
ミレイ『はーい!!しゅーりょー!!!今、意中の帽子を持っている人たちはめでたく恋人でーす!!!』
ルルーシュ「……終わったな」
シャーリー「そうだね」
ルルーシュ「戻るか。後始末も残っているからな」
シャーリー「ねえ、ルル。会長に何か言われた?」
ルルーシュ「何かって?」
シャーリー「生徒会室とかでなんかあったんじゃないのー?」
ルルーシュ「何もないよ」
シャーリー「本当かなぁ?ルルはすぐ嘘つくから、信じられないなぁ」
ルルーシュ「嘘はつかない。言わないだけだ」
シャーリー「そーいうの屁理屈っていうんだよ。知ってる?」
シャーリー「……あ。ルル。えっと」
ルルーシュ「シャーリー……帽子だが……」
シャーリー「あ、うん……折角だし……」
ミレイ『はーい!!しゅーりょー!!!今、意中の帽子を持っている人たちはめでたく恋人でーす!!!』
ルルーシュ「……終わったな」
シャーリー「そうだね」
ルルーシュ「戻るか。後始末も残っているからな」
シャーリー「ねえ、ルル。会長に何か言われた?」
ルルーシュ「何かって?」
シャーリー「生徒会室とかでなんかあったんじゃないのー?」
ルルーシュ「何もないよ」
シャーリー「本当かなぁ?ルルはすぐ嘘つくから、信じられないなぁ」
ルルーシュ「嘘はつかない。言わないだけだ」
シャーリー「そーいうの屁理屈っていうんだよ。知ってる?」
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