元スレ照「妹ラブハーツ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
51 = 42 :
玄「私の彼女(菫)とお姉ちゃんが修羅場すぎる」
52 = 1 :
****
その日の夜 照の自室
照「____なんて、啖呵をきったのに正直妹の気持ちが理解できない…」
照(というより何このゲーム、こんなに妹がいるって意味がわからない)
照(それに咲に似た子なんて出てこない。本当に妹術が身につくのかな…)
照(あ、でもこの子かわいい…咲とは性格が違うけど、こんなことされたいな)
照(ふふっ。この子のこういうところ、ちょっと咲に似てるかも…)
照(……)
照(そ、そうか!そういうことだったのか!)
照(人は誰もが多面性…咲だって色んな姿を持っているはず)
照(でも姉妹の私にはどうしても一つのイメージだけを持ってしまいがちだったんだ!)
53 = 1 :
照(例えばオーラスで、決死の覚悟でドラを捨てる可能性だとか、それでも狙い撃ちされて焼き鳥が完成する可能性だとか…)プゲラッ
照(そういう上っ面のものは簡単に予想できるから、なんでも理解したつもりでいた)
照(だけど、その焼き鳥の涙目に興奮する変態が現れる可能性…)
照(そんな内面的なものなんて、私は予想をしたことがなかった。いや、出来なかったんだ)
照(私は何も知らなかったのだから。知ろうともしていなかったのだから)
照(妹には色んな姿がある…姉とはつまり、妹のどんな姿も受け入れるもの)
照(菫の言いたかったことは、こういうことだったんだね)
照(ありがとう菫!)
照(……)カチッ カチッ
照(となると、私がまず理解すべきなのは私とも咲とも性格が全然違うキャラ…)
照(…いや、性格が全然違う、と思っているキャラ)
照(…この子か。この子のことを理解するために私は何をするべきなんだろう…)
照(………!)ハッ
54 = 16 :
ふむ
55 = 1 :
翌朝
ジリリリリリリリ カチッ
咲「ふぁぁあ…もう朝か。お姉ちゃんが起きるより先にご飯食べて学校行かないと…」
咲(栞子さんはいいな…本のこと詳しくて、大人しくて、控えめで…でも芯に強いものを持っていて)
咲(私もそういうお姉ちゃんが欲しかったなぁ…)シミジミ
咲(そういやあの二人、どこか松実姉妹に似てるかも。今度玄さんに話してみようっと)クスクス
咲「お母さん、おはよ」ガラッ
照「おっはようにゃあ☆( ゚ω^ )b」クネッ
照「今日のご飯はテルテルが作ったんだにゃ♪さぁさぁおいしく頂くのにゃっv(・ω<v)ピース」
咲「…………」
咲「……………………は?」
咲「え?何これ…え?夢?」
咲(え?? 何???なんでお姉ちゃんが猫のコスプレして居間に立ってるの???)
56 = 22 :
うわぁ
57 = 1 :
照(咲、すまない…今日、私は姉としてお前のそばにいてやることが出来ない)
照(でも、それもこれも全部咲の為なんだ…許してくれ)
照「おおっと☆咲ちゃんはまだおねむさんにゃにょかにゃあ?(´・ω`・)」クネッ
照「全く…しょうがにゃい子だにゃあ( ゚ω^ )⌒☆」
照「さっさとお洗面台で顔を洗ってくるんだにゃヾ(◜▿~ )」
咲「あ…うん……」
咲(そっか…昨日遅くまで本を読んでたから、こんな変な夢見ちゃったんだな)スタスタ
咲(だとすると、私はまだ寝てるってことだよね?早くしないと遅刻しちゃうかも)パシャパシャ
咲(………)フキフキ
咲「え…夢じゃない…?」フルフル
58 = 1 :
咲「いってきます」
照「いってきますにゃあ(`・ω・´)」
咲「………」テクテク
照「ふぁあああ♪ 今日もお日様ぽかぽかで気持ちいいのだにゃあ˖✧◝(⁰▿⁰ )◜✧˖」
照「おおっと、あれはキンモクセイΣ(´∀`) いい匂いだにゃあ(◜▿~ )ノ」
咲「…え?その格好でついてくるの?」
照「にゃにゃにゃ~???(・ω・)」
照「当然だにゃ!テルテルはいつでも咲にゃあちゃんと一緒にゃっ!( ゚ω^ )b」
59 :
久しぶりの咲ちゃん大好き照か、読む前支援
60 = 14 :
うわぁ……
61 = 1 :
咲「やめて…こないだ冷たい態度とったことは謝るから本当にやめて」
照「?冷たい態度? なんのことかわからないんだにゃ?(‵_‵)」
照「でもでも~↑…テルテルは咲にゃあちゃんと一緒にいたい!それだけはわかるのにゃ˖✧◝(⁰▿⁰ )◜✧˖」
咲「いやっ…やめて、お姉ちゃんごめんなさい。だからやめて」
照「にゃあ…恥ずかしいのはわかるけど、咲にゃあちゃん照れなくてもいいんだにゃあ( ゚ω゜ )))」
咲「いやっ…こっちこないで」ダッ
照「待つのにゃー!( ◠‿◠ )」
咲「や、やだーーーーーーー!!!!!!!」
<ヤダーーー ニャーーーー
玄「あ、あれは咲ちゃん…と照さん!?」ガクガク
小蒔「あわわっ…一体照さんに何があったんでしょうか」ガクガク
62 = 3 :
あとはお隣に住む幼馴染とツンデレ同級生だな
63 :
ガチビビリわろた
64 :
突撃ラブハートスレかと
65 = 1 :
1年教室前
咲「はぁ…はぁ…なんとかお姉ちゃんを熊倉先生に押し付けてこれた…」
咲「これでお姉ちゃんは1年教室までこれないはず…」
玄「咲ちゃん!大丈夫?」
小蒔「何かよくないものに憑かれてはいませんか!?」
咲「玄さん…小蒔さん…おはよう御座います。今日はお二人とも宥さんたちと別登校なんですね」
玄「う、うん…昨日咲ちゃんに言われたこと、小蒔ちゃんと相談して自立していこうって決めたから…」
玄「…ってそんなことより! 一体何があったの?喧嘩でもしたの?」
咲「………」
小蒔「咲さん?」フルフル
66 :
>>64
わかる
67 = 1 :
咲「わ、わからないんです…」
玄・小蒔「…」ゾクッ
咲「お姉ちゃんが頭おかしいのはいつものことなんですが…今日は本当、特に意味がわからなくてただ怖いんです…」ガタガタ
玄「……」ギュッ
咲「最初はただ、あんな格好であんな言動をする姉が恥ずかしいって気持ちだけだったんですが」
咲「ふとした拍子に見た、お姉ちゃんの目…」ゾクッ
咲「なんだか上手くいえないんですけど、怖いんです」ヒシッ
咲「玄さん…どうしよう、私…怖いです」ギュウウッ
玄「大丈夫…咲ちゃんには私たちがついてるよ」ナデナデ
小蒔「私も、出来ることは何でも協力します!安心してください!」ナデナデ
咲「玄さん…小蒔さん…」グスッ
68 = 1 :
玄「…落ち着いた?」
咲「はい! 恥ずかしいところをお見せしてすみません//」
小蒔「そんな、遠慮しないで下さい!咲さんは私たちの可愛い後輩なんですから」
咲「…はい!ありがとうございます。私、お二人の妹に生まれたかったです…」
玄「あはは…2年教室でよかったらいつでもおいで」
小蒔「みんなで待ってますから!…それでは、時間も時間ですしそろそろ戻りますね」
咲「あ、あの…!」
玄・小蒔「?」フリムキ
咲「お二人もその…もし突然姉が豹変したらその…全力で逃げてくださいね」
玄「うーん…家はたぶん大丈夫だと思うけど、気をつけるね」
小蒔「霞ちゃんが豹変だなんて…でもご忠告ありがとうございます」
69 :
ガチでキツイねこれ
70 = 1 :
玄・小蒔「……」テクテク
玄「お姉ちゃんが豹変、か…想像できないや」
小蒔「私も、霞ちゃんが今朝の照さんみたいになるところなんて考えられません」
玄「うん…何があったんだろうね。でも照さんのことも心配だなぁ」
小蒔「後で霞ちゃんに照さんのご様子を伺ってもらうことにします」
玄「でももし、咲ちゃんの言うとおり霞さんがあんなふうになったら…小蒔ちゃんならどうするの?」
小蒔「えぇっ!わ、私ですか!?…そうですね、とりあえず玄ちゃんに助けてもらいます!」
玄「わ、わたし!?」
小蒔「はい!玄ちゃんなら…助けてくれますよね!」
玄「う、うん…頑張るよ。…じゃあもし私のお姉ちゃんがああいう風になったら小蒔ちゃんが助けてね!」
小蒔「えっ…ま、任されました!」
玄・小蒔「ふふふっ」ニコニコ
玄・小蒔(まぁ、そんなことないだろうけどなぁ…)
71 = 1 :
3-2教室
ザワ ザワ ザワザワ
熊倉「宮永さん。あなたもう3年生でしょう?いつまでもふざけてないで」
照「ふざけてにゃんかにゃいんだにゃ!テルテルはいつでも真剣なんだにゃ(▹д◃´)」プンスコ
熊倉「あんまり問題起こすようだと、内申に響くんだからそろそろやめるんだよ」
照「にゃにゃ!?( ゚ω゜ )にゃいしんってにゃんにゃのだにゃ…おいしいのにゃ?(‵∀‵)」
熊倉「困ったねぇ…おや、弘世!」
菫「」ビクッ
熊倉「ちょうどいい保護者がいたよ。ちゃんとこいつの面倒見ておくんだよ」
菫「えっ、そんな困ります…ここは先生が担任としてちゃんと指導すべきです」
72 = 3 :
テルー…
73 = 1 :
熊倉「私よりいつも一緒にいるアンタのほうが適任だと思うから…そんじゃ任せたよっ!」
菫「く、熊倉先生!」
菫「…ちくしょう逃げられた」
照「にゃあ?菫、なんだか悲しそうにゃんだにゃあ(´・ω・`)」
菫「うるさい黙れ。頼むから今日一日ずっと黙っててくれ」
照「菫、元気だすのにゃ!菫をいじめる悪い奴にゃんて、テルテルがやっつけてやるのにゃ!(・ω・´)」
菫「お前だよ!原因は全てお前だよおおおお!!!」
74 = 1 :
洋榎「おっはようさーん!今日も元気な洋榎ちゃんのお出ましやでー!」ガラッ
宥「…………………………………………………………………………………」
照「おっはようにゃあ☆(´∀`) 洋榎はいっつも元気で良い子良い子なんだにゃあ(*´∀`*)」
洋榎「なんや、照も今日はえらいテンション高いなぁ」
宥「…………………………………………………………………………………」
照「当然だにゃあ(゜∀゜) テルテルは元気だけが取りえにゃんだからにゃあ( ゚ω^ )b」
洋榎「はははっうけるわ。キャラちゃうやろ」ハハハハ
宥「…………………………………………………………………………………」
菫「おい、なんか一人死んでるぞ」
洋榎「あー、今こいつに触れたらアカン」
菫「はぁ?一体何があったんだ」
洋榎「なんでも玄ちゃんに一緒にお風呂もお布団も拒否されたらしいで。ついでに登校も」
宥「…………………………………………………………………………………」
照「宥にゃあ、死んでるのにゃあ:(´ཀ `):」
洋榎「ほんまそれ(笑)」
75 = 1 :
宥「誰…玄ちゃんに姉離れだなんて言葉を教えたのは…」
菫「誰って、自分で決めたことじゃないのか?」
宥「そんなことない!玄ちゃんはそんな酷いことする子じゃないの!」
洋榎「酷いことって、高2やったら普通なんちゃう?」
照「祝!˖✧◝(⁰▿⁰ )◜✧˖玄ちゃん思春期到来(ゝω・)vミ☆」
洋榎「テルテル、満面の笑顔やな」
宥「…………………………はぁ」
宥「私は何を糧に生きればいいの……………」
洋榎「まぁまぁ、落ち込むなって。その内玄ちゃんなら戻ってきてくれるやろ(マジキチスマイル)」
洋榎「ウチの絹のように一緒にお布団入ることになるからな(マジキチスマイル)」
照「それこそ、戻ってきてから言えってことなのだにゃあ( ◠‿◠ )」
洋榎「なんやて?」ガタッ
菫「喧嘩するなお前ら!」
76 = 1 :
霞「失礼」ガラッ
洋榎「失礼するなら帰って~」
霞「…………」ゴゴゴゴゴゴ
洋榎「ひっ、て、テルテル…なんかあいつ怒っとるで」ビクビク
照「ん~?あのおっぱいお化けのことはよくわからないんだにゃあ(ˇ∀ˇ)」
霞「松実さんはもう来ていらっしゃるかしら?」
照「宥ならそこで死んでるんだにゃあ:(´ཀ ` ):」
宥「…………………………………………………………………………………」
霞「あらあら本当ね。手間が省けたわ」ゴゴゴゴゴゴ ドサッ
洋榎「おっ、鞄からなんか落ちたd」
ゴウモンキグ テジョウ ベルト タオル オモリ アトヨクワカラナイモノ タクサン
洋榎・照・菫「…………」
照「さようなら、宥。なんだかんだいっていいやつだったよ」
菫「おい、素に戻ってるぞ」
77 :
瀬戸花のあの回は本当に凄まじかった
スタッフ玄田さんに何やらせてんだよ……
78 = 1 :
霞「宥、あなた大変なことをしてくれたわね」ゴゴゴゴゴ
宥「………………」
霞「玄ちゃんでしょ?家の小蒔ちゃんに姉離れだなんて言葉を教えたのは…!」ゴゴゴゴゴゴ
宥「あね、ばなれ………?」ピクッ
霞「お陰で昨日小蒔ちゃんに『今日から自分のことは自分でやります!構わないで下さい!』って言われたのよ!なんてことをしてくれるの!!」
洋榎「小蒔ちゃんも、ストレス溜まっとったんやないの?」
照「祝!˖✧◝(⁰▿⁰ )◜✧˖小蒔ちゃん思春期到来(ゝω・)vミ☆」
霞「……」ギロッ
洋榎「お口チャックしときます」
霞「それで、小蒔ちゃんに変なこと吹き込んだ落とし前は、どうつけてくれるつもりなの?」
宥「………はぁ?」ギロッ
霞「!?」ビクッ
宥「…霞ちゃん。私の玄ちゃんが、小蒔ちゃんに姉離れを促したとでもいいたいの?」ゴゴゴゴ
霞「え、ええ…そうだけど」
79 = 1 :
宥「逆なんじゃないのかな…」
霞「な、なにがよ…」
宥「小蒔ちゃんが、玄ちゃんに姉離れを促したんじゃない…?」
霞「…はぁ?そんなわけないでしょ。なんで小蒔ちゃんがそんなことをするの?」
霞「小蒔ちゃんはね、小心者で、一人じゃ何もできないくらいに大人しい子なの」
霞「玄ちゃんみたいなおせっかい焼きと一緒にしないでくれる?」
照「にゃんと…小蒔ちゃんただの駄目人間にゃんだにゃ(゜ω゜)」
霞「しばいたろか」
照「にゃにゃーん(☝՞ਊ ՞)☝」
80 = 22 :
うっぜぇwww
81 = 1 :
宥「…そうだね、駄目人間だね。なら霞ちゃんは小蒔ちゃんの成長を暖かく見守るべきなんじゃない?」
宥「言っておくけど、玄ちゃんは家事もこなすし私服もセンスあるしお勉強も頑張る子」
宥「ご近所付き合いもきっちりこなす、旅館のお手伝いもする。とてもしっかりした子なんだよ?」
宥「わざわざ姉離れなんてする必要がないんだからね…!」
照「むしろ宥が妹離れして自立すべきなのにゃあ( ◠‿◠ )」
照「駄目人間☆乙にゃーん(☝՞ਊ ՞)☝」
82 = 24 :
ここまでうざい照をかつて見たことがあったろうか
83 :
あらたその悪口はやめ
84 = 29 :
照うぜぇwwwww
85 = 1 :
宥「照ちゃん」ニコニコ
照「むむっ(-ω-`) 呼んだかにゃあ、炬燵の廃棄物よ(◮∀◮` )」
宥「退けや。…いてこますぞ」ニコニコ
照「ちょっと何言ってるかわかんにゃいんだにゃ( ◠‿◠ )英語で言うんだにゃあ( ◠‿◠ )」
宥「ニフラム」ニコニコ
照「貴様より弱いなんてありえにゃいんだにゃあ☆(◔∀◔´ )」
照「ま、妹の気持ちを理解できない姉にゃんかにはわかりっこにゃいんだけどにゃ˖✧◝(⁰▿⁰ )◜✧˖」
宥「照ちゃんが咲ちゃんの気持ちを理解できたことなんてあったの?」ニコニコ
霞「頭沸いた言動している人に言われたくない言葉ね…」ゴゴゴゴ
照「ふふっ…愚かものどもめだにゃあ( ◠‿◠ )」
照「そうやって理解したつもりになっているからこそ、玄ちゃんも小蒔ちゃんも離れていったんじゃにゃいのかにゃ?(◮∀◮` )」
宥・霞「!?」
洋榎「もうすぐホームルーム始まるでー」
86 = 1 :
照「妹という存在もまた一人の人間。姉視点のみの一面では完全に理解できにゃいのにゃ(-ω-`)」
照「凝り固まったイメージで物事を捉えるから『家の玄ちゃんに限って…』にゃんてことを言っちゃうのにゃ(´・ω`・ )」
宥「うっ……確かに『今日からお姉ちゃんとお風呂に入らない』って言い出したとき、玄ちゃんが何を考えているのか全くわからなかった…」
霞「私も、九面の神が変なお託けをなさったのかと疑ったわ…」
照「だが全ては妹の意思。それは昨日の体験からも認めるべきにゃのだにゃ(`・ω・´)」
照「妹の思い、妹の行動…全部受け止めて更なる理解を行う…。お前達二人ももう一度妹を理解しなおすべきにゃのだにゃあ( ゚ω^ )」
菫(何言ってんだこいつ。というかそもそもなんでこんな格好してるんだ?)
霞「悔しいけれどそのとおりね…」
宥「…でも、姉離れした玄ちゃんを理解するなんて今の私にはどうしたらいいのか…」
照「ふむ…せめてもの情けだにゃ松岡ファブリーズよ。こいつを昼休みまでにマスターするんだにゃ☆( ゚ω^ )」
宥「なにこれ…妹ラブハーツ?」
菫「」
洋榎「おっ、なんや?なんかやんのー?」
87 = 1 :
昼休み 2-3教室
玄「せーのっ でもそーんなーんじゃダーメ♪」
小蒔「そーんなーんじゃ ドーラッ♪」
玄・小蒔「飜数は増加ーすーるよっ もっとーもっと♪」
咲「こんにちは」
絹恵「いらっしゃい咲ちゃん」
玄「こっちおいで、一緒に食べよう」
咲「はい!…お邪魔します」テレッ
小蒔「今日のお昼ご飯は玄ちゃんに作ってきてもらったんですよ~!」イイデショ イイデショ
玄「はい、小蒔ちゃん。いっぱい作ってきたから遠慮せず食べてね」
小蒔「はいっ!食べて食べて食べまくります」パァァアア
88 = 1 :
咲「あはは、相変わらず仲良しですね。癒されます」
絹恵「その気持ちようわかるわ。学校は家で荒んだ心をほぐしてくれる唯一の場やからなぁ」
咲「あれ、玄さん。そっちのお弁当は何です?」
玄「これはお姉ちゃん用だよ。今日は別々に学校に来たから、渡す暇がなかったんだ」
玄「よいしょ…っと。それじゃあ、ちょっとお姉ちゃんのところに行ってくるね」
絹恵「いってら~」
小蒔「いっふぇらっふぁい」
玄「いってき…ってもう、駄目だよ小蒔ちゃん」
玄「食べるのとしゃべるのを同時にやるのはお行儀悪いよ」
小蒔「!………」コクコク モグモグ
89 = 1 :
玄「……はい、あーん」
小蒔「あーん」
玄「…美味しい?」
小蒔「…!」モグモグ コクコクコク モグモグ コクコク
小蒔「」ゴクン
小蒔「玄ちゃん!あーんした直後話しかけるなんて卑怯です!」
玄「てへへ、ごめんね小蒔ちゃん」
絹恵「玄ちゃんは小蒔ちゃんに対してはいたずらっ子やなぁ」ポヤーン
小蒔「今度やったら拗ねますからね!」
玄「だって小蒔ちゃんかわいいから!」
霞「ふぇぇ。。。小蒔しゃんも玄しゃんもくぁわいいよぉ。。。」
玄・小蒔「!?」
90 = 1 :
小蒔「霞ちゃん…?な、なんですかその格好…よ、幼稚園児の…」
霞「ふぇ?はぅぅ。。。見ちゃらめぇなのぉ。。。ふぇぇぇ。。。」
玄「わ、うわわ…ど、どうしてここに…というより、どうしたんですか」
霞「ふぇぇ。。。あんみゃりじろじろ見りゃれりゅとはじゅかしいのぉ。。。」
霞「。。。でも、おにいにぃならぁ。。。いいよぉ。。。」
玄「へ?え?わ、私のこと?」
霞「しゅみは、おにいにぃのことだーいしゅき」
霞「だからぁ。。。おにいにぃに、もーっとしゅみのこと知ってもらいたいなぁ。。。」
玄「い、意味が解らないです!なななななんで近寄ってくるんですか!?」ビクビク
小蒔「か、霞ちゃん!玄ちゃんが困ってるじゃないですかやめてあげてください!」ビクビク
霞「はぅぅぅ。。。しゅみは悪い子。。。でも、がまんできないよぉ。。。」ギュッ
玄「痛いです霞さん。離しっ…や、やめっ…」
小蒔「だ、ダメー!」
91 :
うわぁ…
92 :
霞さんじゅうななさい
93 = 3 :
これはひどい
宥のキャラ崩壊が楽しみ
94 :
きつい
95 = 1 :
宥「ふんっ」ドゴッ
霞「ごはっ!」
玄「ひゃっ…」
小蒔「く、玄ちゃん!…大丈夫、玄ちゃん」
玄「う、うん。大丈夫、お姉ちゃんが助けてくれたから…ありがとうお姉ちゃ__」
宥「礼には及ばないよ☆ にいやを助ける為だもの!」キメポーズ
宥「見て!にいや!私…魔法少女になったんだ!」キラリン
宥「これでいつでもにいやを守れる!嬉しい」キメポーズ2 フリフリ
玄「」
96 = 1 :
霞「ふぇぇぇ。。。…やはり一筋縄ではいかぬか。柵に捉われた俗物ならば鬼籍を改定できると推測していたが…目論見が外れたか」
霞「だが斉しく看過すべき策略を破壊せしめんと欲したは失敗だったようだな」ドゴゴゴゴ
小蒔「」
宥「うぅ…なんて魔力。これが四天王の上に立つものの力なの!?」
宥「…で、でも負けない!だって今、にいやが私を見ててくれてるんだもの!」
宥「聖剣アルカディアユートピース!お願い!私に力を…!」
玄「…………へ?じゅ、受験のストレス?」
97 = 1 :
咲「…すみません、私ちょっと用事思い出しましたので」
絹恵「なんや、咲ちゃん急がしいんか。しゃあないなぁ、ウチも付きおうたるわ!」
玄「ま、待って!咲ちゃんも絹ちゃんも行かないで!」
咲「…玄さん。こないだの麻雀大会のときみたいに、また面倒ごとを押し付けてしまってすみません」
咲「実は、あれ以来私…玄さんが困ってたらいつでも助けてあげようって思ってたんです!でも…」
咲「でも、流石に…霞さんと宥さんの二人は無理です。ごめんなさい」サッ
玄「そんな、咲ちゃん!」
咲「先立つ私を許してください!」ダッ
玄「だ、ダメだよ咲ちゃん教室から出ちゃ!」
玄「お姉ちゃんがここに来たってことは、きっと廊下には___」
照「おっかえり咲にゃああああああん( ゚ω^ )b」クネッ
照「テルテルにそんにゃに会いたかったのかにゃ?どうにゃのかにゃ?(ゝω・)vミ☆」
照「咲にゃんの方から飛び込んでくれるなんて、テルテル感激にゃのにゃぁん˖✧◝(⁰▿⁰ )◜✧˖」
咲「」
98 = 3 :
玄!小蒔!咲!もうゴールしてもいいぞ!
99 = 1 :
屋上
小蒔「風が……気持ちいいですね……」
玄「うん……今なら高く飛べそうな気がする……」
咲「はぁ……空は青いなぁ……」
小蒔・玄・咲「…………」ハァ
絹恵「げ、元気出すんや三人とも」
小蒔「なんで絹恵ちゃんは平気なんですか……」
絹恵「せやかてお姉ちゃんがきっしょいのはいつものことやし…」
咲「いつも変でも、あんなの耐えれないですよ…」
玄「というより…お姉ちゃんにあんな一面があるなんて知らなかった………」
小蒔・玄・咲「………」ハァ
100 = 94 :
地獄絵図だなwww
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