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    元スレほむら「因果の糸が巻き付き過ぎてまどかが消えた」

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    タグ : - 魔法少女まどか☆マギカ + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 26 :

    カチリ

    さやか「言って…ってあれ!?ほむらどこ行ったの!?」

    マミ「暁美さんが、消えた…!?」

    QB「これは……瞬間移動……?」

    さやか「あいつそんなこと出来んの!?全然知らなかったよ……」

    マミ「瞬間移動、それが暁美さんの魔法なのかしら」

    QB「現時点では断定はできないね。可能性の一つではあるけれど」

    マミ「結局理由も暁美さんの目的も分からず仕舞いね」

    さやか「ほむらのやつ、何をそこまで頑なに秘密にしたいのかな……」

    マミ「事情があるのよきっと……暁美さんとは、このままの関係でいるのがいいのかもしれないわね」

    マミ「暁美さんがそれを望んでいるのなら、私達がどうこう言っても仕方ないわ」

    さやか「……」

    マミ「さ、一段落ついたところで帰りましょ。遅くなると怒られちゃうんじゃないの?」

    さやか「あはは、うちはそういうの平気っすけどね」

    52 :

    マミさんはお菓子の魔女に油断したから負けたんじゃなくて相性で負けたんじゃなかった?

    53 = 26 :

    ほむらの家

    ほむら「……」

    ほむら「なんで私はあんなことをしたのかな」

    ほむら「まどかがいたら悲しむから……それもあるけど、やっぱり知り合いが死ぬところは見たくなかったっていうのが本音なのかも」

    ほむら「自分でもよく分からない……私の本音って何?」

    ほむら「まどかを救う…まどかを悲しませたくない…まどか以外はどうでもいい……」

    ほむら「でも、まどかは私がどうでもいいと切り捨てたもののせいで悲しんで、泣いて、契約して……」

    ほむら「私には全部を助けることなんて出来ないのに、まどかはそれを望んでる」

    ほむら「……いえ、別に私に望んでるわけじゃないはずだけど、私の願いである以上やらなければならない」

    ほむら「……」

    ほむら「考えるのはやめよう。できるとかできないとか、まどかがいない世界で考えても意味がないわ」

    54 :

    >>52
    単独で相手して勝利してる世界もあるから本編で負けたのは多分油断じゃね

    55 = 26 :

    ほむら(考えたくない……いつもならまどかのことを考えていれば時間が過ぎていくのに、自分のことばかり考えてしまう)

    ほむら(私が、みんなを助けたいと願って、それを実行できるまどかみたいになれればいいのに……)

    ほむら「早く一カ月が終わらないかな……待ってるだけの世界は退屈よ」

    ほむら「まどかがいない世界なんて、何の意味もない」

    ほむら「例えワルプルギスが来て見滝原を滅ぼそうと、みんなが死のうと、結局次の世界に行けば何の意味もない」

    ほむら「だから何もしない……それでいいはずなのに……」

    ほむら「……何もしないのは、なんか嫌だ……」

    56 = 26 :

    まどかがいないのなら次の世界に託すしかない

    ――――この世界は諦めるの?

    まどかを救えなかったら意味がない

    ――――救う対象がいないから?

    まどか以外はどうでもいいから……

    ――――本当に?

    まどかはこの世界のことを知らない、だから関係ない

    ――――でも助けられるなら助けたい?

    ……

    ――――矛盾してない?

    やめてよ

    ――――してるよね


    ほむら「やめてっ!!!」

    ほむら「はっ…はぁ……また夢…………私はどうすればいいの……」

    ほむら「教えてよ、まどか……」

    57 :

    実際、ほむらちゃんってまどかいなかったら、どうしてたんだろ
    みんな助けるってわけにはいかない、とわかったらまどかを優先しそう
    というか、本編ではそうしてたけど
    マミさん死なせたくなかったらしいところを見ると、それなりに愛着はありそうでもある

    58 :

    一人の手で掬いとれる量には限度っちゅーもんがあるんやで

    59 = 26 :

    ~数日後 放課後~

    モブ1「暁美さんバイバーイ!」

    モブ2「また明日ね!」

    ほむら「さよなら」

    ほむら(こんなにも学校を有難く思ったことはないわね……学校にいれば余計なことは考えなくて済むもの)

    さやか「あっ、ねえ」

    ほむら「……」

    さやか「ねえってば!」

    ほむら「何?」

    さやか「いやぁ、なんていうか……」

    ほむら「…?」

    さやか「あたし、契約するかもしれないんだ」

    ほむら「……そう」

    さやか「何よその反応は……本来なら止めるんじゃないの?」

    60 :

    そう・・・(無関心)

    61 = 26 :

    ほむら「知らない。あなたがどうしてもなりたいっていうのなら好きにすればいいじゃない」

    さやか「あっそう……なんかさ、ちょっと前はあたしらのこと本気で心配してくれてた感じがしたけど、今は全然だね」

    ほむら「もう余計なことに煩わされるのは嫌なの…だから何も考えないことにしたのよ」

    さやか「そんなの無理に決まってんじゃん、何も考えないなんて」

    ほむら「あなたが契約しても今の私には何の変化もないことに気が付いた、だから好きにしなさい」

    ほむら「これでいい?」

    さやか「何ムキになってんのよ……あたしはずーっと『本来』ってのが気になってるんだけど、教えてくんないの?」

    ほむら「はぁ……」

    さやか「おっと瞬間移動はさせないよ!」ガシッ

    ほむら「っ!……離して」

    さやか「あれ、マジにできないの?」

    ほむら「……」

    さやか「教えてくれるまで離さない、って言ったら?」

    62 :

    ほむさやか!ガタッ

    63 = 49 :

    >>62
    まぁ待てもう少し様子を見よう

    64 :

    このさやかちゃん面倒臭いぜ

    65 = 58 :

    分からんぞ、昨日よろしくほむらがぶっ壊れて胸糞エンドかもしれん

    66 = 44 :

    うぜぇ超うぜぇ

    67 :

    あんこの出番はなさそうだな

    68 = 26 :

    ほむら「……」スタスタ

    さやか「あっ待ってよ!」スタスタ

    ほむら「……」

    さやか「……なんか、腕掴んだまま一緒に歩くのって恥ずかしいんだけど」

    ほむら「知らないわ。私の評価がどうなってももうどうでもいい」

    さやか「いや、あたしが困るっていうか……」

    ほむら「なら離して」

    さやか「……あんたも頑固だね」

    ほむら「……」

    ほむら(あぁもう、全部ぶちまけて状況が好転しようがしまいが関係ないなら、話してみようかしら)

    ほむら(それで近付いてこなくなるならそれはそれでいいかもしれないし)

    あのさあ、キュゥべえがそんな嘘吐いて、一体何の得があるわけ?

    ほむら(――ッ!)

    ほむら(いえ、やっぱり信じて貰えないだろうから、何も変わらない……)

    69 = 57 :

    さやかちゃんもそんなに放したいなら、放せばいいのに
    俺が代わりにつないでおいてあげるから

    70 = 62 :

    いや俺が

    71 :

    さやほむよりマミほむがいいと思います!

    72 = 44 :

    いや恭介が

    73 :

    「じゃあ俺がやるよ」

    74 = 26 :

    ほむら「……」

    さやか「何よ、黙りこくって」

    ほむら(違う、そうじゃない……信じて貰えないから話さなくなったんじゃない……)

    ほむら(信じて貰えないことが嫌だから話さなくなった……)

    ほむら「ッ!」バッ

    さやか「ちょっ――」

    カチリ

    ほむら「誰も未来を信じないとか、真実を受け止められないとか、確かにそうだったかもしれないけど」

    ほむら「話さなくなったのは私の意志だった……嫌だった、怖かったんだ……」

    ほむら「もう嫌だったの!全部伝えても信じて貰えないのがどんなに辛かったか!」

    カチリ

    さやか「っと!って、しまった逃げられたか……」

    さやか「契約するかもってのは、本気だったんだけどな……」

    75 :

    くぅ~

    76 = 26 :

    ほむら(助けてよ、助けてよまどか……)

    ほむら(まどかがいないだけで何もかもが嫌!嫌なことばっかり目に付く!!)

    ほむら(まどかのことだけ考えさせてよ…!)

    ほむら「いい加減終わらせてよ…………」

    ほむら「まどかぁ……」

    QB「また鹿目まどかかい」

    ほむら「……キュゥべえ……」

    QB「君のことも気になるけど、君がいうその子のことも気になるな」

    QB「その子が君を動かす原動力なんだろう?どういう願いで契約したのかは知らないけど、まどかという子に関係していたんじゃないのかい?」

    ほむら「……」

    QB「僕がこんなことを言うのはものすごく変だろうけど、君の契約内容を教えてくれないかな」

    QB「君みたいなイレギュラーはとても興味深いんだ」

    カチリ

    カチリ

    QB「……またいなくなったか。人間というのは複雑だね」

    77 :

    まどポでも実はほむらよりマミの方が楽にシャル倒せるんだよね

    トッカでチャージキャンセル出来るのはマジで楽

    78 = 58 :

    これ魔女化すんじゃね?

    79 = 57 :

    杏子ちゃんまだ?

    80 = 49 :

    イベント武器で正攻法で戦うより鍛えた武器の効率いいってゲーム多々あるよな

    81 = 62 :

    >>77
    マミさんノーチャージで全属性の攻撃繰り出せるからな・・・・

    82 = 26 :

    ほむら「ソウルジェムが濁ってきてる……最近変なことばっかり考えてたからかな」

    ほむら「ワルプルギスの夜が来るまであと二週間とちょっと」

    ほむら「長すぎるわ……」

    ほむら「寝れば嫌なことを忘れられるのかな……でも、嫌な夢も見るし……」

    ほむら「あぁ、じゃあ、魔女を狩りに行こうかしら」

    ほむら「そうよ、ソウルジェムが危ないんだもの、早めにグリーフシードを手に入れておかないと……」


    廃工場

    ほむら「魔女が近いわ……ここね」

    ほむら「――ッ!反応が消えていく…!?まさか、巴さんがもう……」

    さやか「ん?誰…?」

    ほむら「……さやか……?」

    83 :

    そーれティーロ!ティーロ!!

    85 = 26 :

    ほむら「あなたまさか、その格好…!」

    さやか「あぁこれ?似合ってるでしょ!あたし、魔法少女になったんだよ!!」

    ほむら「……」

    さやか「何よその複雑そうな顔は!あたしがどうなろうとどうでもいいんでしょ?」

    ほむら「……えぇそうよ、あなたなんか、あなたなんか……」

    さやか「……グリーフシード、欲しかったの?」

    ほむら「……」

    さやか「あたし初陣でさ、あんま魔力使ってないからまだ使えるかもよ」

    ほむら「いらないわ」

    さやか「え?でも――」

    ほむら「あなたのものよ。あなただけのものにすればいい……」スタスタ

    さやか「……いいのかな」

    さやか「それにしても、マミさんなんて言うかなぁ……」

    さやか「大丈夫だよね…叶えたい願い、見つけたんだから」

    86 :

    疲れました

    87 = 62 :

    あちゃー、さやかの奴とうとう契約しちゃったか

    88 = 73 :

    (くぅ疲は許しました)

    90 :

    悲しいな

    91 = 26 :

    ほむらの家

    ほむら「さやかは結局魔法少女になったのね……」

    ほむら「もうこれでソウルジェムが本体だとか、濁り切ると魔女になるとか言ったら終わりかしらね」

    ほむら「……あれはいつだったか」

    ほむら「まどかと一緒に魔女になって世界を滅茶苦茶にしようと思ったのに、私だけ生き延びたのは」

    ほむら「あの時のまどかとの約束のために頑張ってきたけど、約束を交わした相手がいないなら意味ないじゃない」

    ほむら「だったらこの世界は、滅茶苦茶になっても問題ない……のかな」

    ほむら「まどかが守りたいって言ってた世界は、どの世界なの…?」

    ほむら「まどかがいない世界は、守らなくていいの…?」

    ほむら「まどかはそれを、望んでるの…?」

    ほむら「……」

    ほむら「結局グリーフシードは手に入らなかったし、明日は探しに行かなきゃ」

    ほむら「大丈夫、希望はまだ残ってるんだから……」

    92 :

    病みほむはいやああああああああああ

    93 = 26 :

    まどかがいないのなら次の世界に託すしかない

    ――――この世界は諦めるの?

    まどかを救えなかったら意味がない

    ――――救う対象がいないから?

    まどか以外はどうでもいいから……

    ――――この世界は滅茶苦茶にしてもいいの?

    ……

    ――――希望って何?

    この世界には無いもの

    ――――絶望は?

    この世界に……


    ほむら「っ……」

    ほむら「まどかがいない世界が続くとしたら、そんなのは私にとって絶望でしかないわ」

    ほむら「だから、次が必要なのよ……」

    94 :

    ホムラチャン…

    96 = 83 :

    そーれティーロ!ティーロ!!

    97 = 26 :

    ~数日後~

    「~~~~」

    シュァーン

    ほむら「グリーフシードは…よかった、落としてくれたわね」

    ほむら(最近ソウルジェムの濁りが速くなってる気がする……転校してきた辺りはまだ普通だったのに)

    ほむら「……っ!杏子!?何でこの街に?」

    ほむら「巴さんが生きているなら、わざわざ出向くことなんてほとんどなかったのに」

    ほむら「……」


    ほむら(ここは確か上条恭介の家だったはず……って、さやかと会ってるじゃないの…!)

    さやか「なんの用?」

    杏子「べっつにー…キュゥべえに聞いたよ、ここのお坊ちゃんなんだろ?あんたが契約した理由」

    さやか「ったく、余計なことを……」

    ほむら(どうしよう、出ていくべき…?)

    98 = 49 :

    なんとなくキングダムハーツを思い出した

    99 = 83 :

    そーれティーロ!ティーロ!!

    100 :

    小説か何かの設定だとまどかって転校して来たんだっけ?
    転校して来なかった&因果が貯まってなかったらこんな感じなのかな


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