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元スレ真美「千早お姉ちゃんは照れ屋さん」

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1 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:01:06.91 ID:Kk6p8BzR0 (+125,+30,-143)
真美「双子の姉の真美です! よろしくお願いします!」

(カワイー)

(ガンバロウネ!)

小鳥「うん、じゃあみんな自己紹介は済んだかな? 真美ちゃん、頑張りましょうね!」

真美「モチのツモ! 真美も亜美もがんばっちゃうよん!」

小鳥「一応コレ、渡しておくわね」

(ピラッ)

真美「なにこれ?」

小鳥「所属アイドルのリストよ。小さい事務所だし顔合せることも多いでしょうから」

真美「ほ~、ナルホドナルホド、ありがとねん! おー、ほんとだ! ここにいるのでみんななんだね」


真美「……ん?」
2 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:04:47.85 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-170)
真美「ねぇねぇ」

小鳥「?」

真美「この、如月千早、って人はいないの?」

小鳥「あー……」

真美「え、真美、何かまずいこと聞いちゃった?」

小鳥「えっ!? う、ううん、そんなことないのよ!」アセアセ

真美「怪しいなぁ……」

小鳥「……えっとね、少し難しい子なのよ。今日もあなた達の歓迎会やるっていうのは伝えたんだけど……」

真美「むー」

小鳥「さ、さぁっ! 今日はお菓子なんかも用意してるから、みんなで楽しみましょう?」

真美「そだね! 亜美、早速悪戯しちゃおーぜい!」

(コッ、コラァッ!?)

(アハハ、イタズラッコサンダネ)

(サワガシクナリソウダネー)

(ワイワイガヤガヤ)
3 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:10:42.85 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-94)
―数日後―


真美「ふんふんふ~ん♪ 真美も今日からレッスンだー!」タッタッタッ

真美「事務所には誰がいるかなーっと」

『失礼します』

(ガチャッ)

真美「ん?」

千早「……」チラッ

真美「あ! もしかして如月千早さ」

千早「……」プイッ

(テクテクテク)

真美「ありゃりゃ、行っちった」

(ガチャッ)

真美「おっはろ~」

雪歩「あ、真美ちゃん。おはよう」
4 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:16:41.13 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-187)
真美「今日から真美もレッスンだぜい!」

雪歩「ふふ。私達と一緒にだよね」

真美「あ、そういえばそこで如月千早さんに会ったYO! 初めて見た!」

雪歩「あ……如月さんに……」

真美「? なんでそんなによそよそしいのさ。ゆきぴょん人見知りなの?」

雪歩「ゆ、ゆきぴょん? えっと、そういうわけじゃなくて……」

「あぁ、うん、雪歩はこう見えて同性相手なら結構社交的だよ。如月さんって、なんだか取っ付きづらくて」

真美「ふぅん……」

雪歩「如月さんと、何か話したの?」

真美「ううん。声かけたけど、ちらっと見て無視されちゃった」

「無愛想なんだよなぁ、如月さん。でも、声かけられたのなら、返事くらいしても……」

真美「あ、真美は別に気にしてないよ? ほらほら、それよりレッスンいこいこ!」
5 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:19:59.89 ID:OYz/hvBH0 (-20,-8,+0)
支援
6 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:22:11.39 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-109)
真美「~♪」

雪歩「わっ! 真美ちゃん上手上手!」

真美「へっへーん! でも、まだまだ真美の伝説はこれからなのだ!」

「心強いなぁ」

(ガチャッ)

亜美「おっすおっす!」

真美「おう、亜美さんではないか!」

雪歩「こんにちはー」

「亜美達もレッスン?」

亜美「うんむ、いおりんもあずさお姉ちゃんも良い腕してるZE!」

(ポカッ)

伊織「新入りのくせに調子に乗るんじゃないわよ」

亜美「うぅ……いおりんの愛のゲンコツ……」
7 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:27:28.66 ID:Kk6p8BzR0 (+93,+30,-112)
真美「ほほう、早くも主従関係が見え始めておりますな!」

伊織「全く、あんたら二人ともめんどくさいわね……楽しいからいいけど」

真美「あっ! いおりんがデレた!」

あずさ「あら、伊織ちゃん……」

伊織「って違うわよ馬鹿!」

(ゴチン)

真美「あべしっ!」

雪歩「ふふっ。二人とも、本当に面白いね」

真美「盛り上げ役も楽じゃないZE……」チラッ

(テクテク)

真美「あっ!」

(タタタッ)

「真美、どこに行くの?」
8 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:32:34.14 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-108)
千早「……」テクテク

(タッタッタッ)

真美「千早お姉ちゃーん!」

千早「……」テクテク

真美「すとぉーっぷ!」ガシィッ

千早「……」チラッ

真美「もー! こんな美少女が呼びとめてるのにそりゃないZE!」

千早「……何?」

真美「まだ挨拶してなかったっしょ? これからよろしくお願いします!」

千早「そう、よろしくね。他に何か用かしら」

真美「えっと」

千早「特にないなら失礼するわ。時間の無駄だから」

真美「あ、うん」

千早「……」プイッ

(テクテクテク)
9 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:37:22.55 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-125)
真美「うむむ……」

伊織「ちょっと、何よあの態度! 信じられないわ!」

あずさ「いくらなんでも、新しく入ってきた子、しかも年下の子にあれは……」

「……やっぱり、ボクはあまり好きになれないな。如月さんのこと」

雪歩「真美ちゃん、大丈夫? ……真美ちゃん?」

真美「んー……」

(ツンツン)

真美「ふぁ?」

亜美「何も悩むことないんじゃない?」

真美「ほう」

亜美「思う様にやっちゃえばイージャン!」

真美「だよね! んっふっふ~、千早お姉ちゃん……そういう態度なら、真美にも考えがあるぜい」

雪歩「ま、真美ちゃん……?」
10 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:40:01.79 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-182)
―またまた数日後―


千早「……」ペラッ

(ソロソロ)

千早「……」ペラッペラッ

(ガバァッ)

真美「だーれだっ!」

千早「……」グイッ

真美「うあー!」

千早「今、楽譜を読んでいる最中なの。邪魔しないでもらえるかしら」

真美「千早お姉ちゃんのケチー! ちょっとくらい遊んでくれてもいいじゃ~ん」スリスリ

千早「……ここはアイドル事務所で、私は歌が上手くなるためにいるの。馴れ合うつもりなら、他を当たって」

真美「やだ!」

千早「……そう。なら仕事もないし、私が出ていくわ」ガチャッ

真美「ああん」

(バタン)
11 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:41:34.24 ID:OYz/hvBH0 (-20,-8,+0)
支援
12 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:44:24.66 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-102)
真美「ぐぬぬ……」

「や、やめなよ、真美……」

雪歩「如月さん、怒ってたよ……」

真美「真美は負けん! 負けてはならないのだ!」

雪歩「えぇっ!?」

真美「とりあえずおっかけてくる!」

「はぁ、どうなっても知らないよ、ボク」

真美「大丈夫だよん♪ 行ってきます!」ガチャッ

(バタン)

雪歩「……真美ちゃん、なんであんなに一生懸命なんだろう……」

「ボクに聞かれても分からないよ」
13 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:51:22.69 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-90)
真美「えっと、千早お姉ちゃんは……」キョロキョロ


千早「……」テクテク


真美「いた!」


(タッタッタッ)

(ピョンッ)

真美「へーいお姉ちゃーん!」ガッシ!

千早「あふっ?!」

真美「なんか今面白い声が出たYO?」

千早「……あなたね」

真美「あ! やっと違う表情が見れた!」

千早「っ……」
15 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:55:07.17 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-179)
千早「もう、なんなのかしら……私の周りをうろちょろして。そんなに私を苛立たせたいの?」

真美「んーん、そんなわけないじゃん」

千早「じゃあ、何を……」

真美「だって千早お姉ちゃん、寂しそうなんだもん」

千早「……なんですって?」

真美「いっつもいっつも暗ぁい表情して」

千早「……別に」

真美「でもさっきも事務所で、時々ゆきぴょん達の方をチラ見してたよね?」

千早「っ!?」

真美「んっふっふ~、真美さんにはお見通しなんだぜい?」

千早「……気のせいよ」

真美「千早お姉ちゃんも強情だなぁ」
16 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 17:57:29.51 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-68)
千早「……帰るわ」

(テクテク)

真美「えー、どっかでお茶でもしようYO!」テクテク

千早「付いてこないでっ!!」

真美「うぇっ……」

千早「……さようなら」

真美「……うん、ばいばい」



(テクテクテクテク)

千早「……っ」

千早「そんなもの、私には……今更……」

千早「……」

(クルッ)

千早「……少し、言い過ぎたかしら……」
17 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:00:52.79 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-126)
―翌日―


真美「うむむむ……」

亜美「おやおや? 悩んでおられますな」

真美「どうやったら千早お姉ちゃんを振り向かせられるかなーって」

亜美「恋する乙女じゃん!」

真美「違いまっせ!」

雪歩「真美ちゃん、まだ頑張ってたんだ」コトッ

真美「あ、お茶ありがと」

「ボクらも最初は結構頑張ったんだよ。でも、如月さんは話すらまともにしてくれないし……」

真美「でもさ」

雪歩「「?」」

真美「それで諦めちゃったら……千早お姉ちゃん、可哀そうだもん……」

(ガチャッ)

真美「!」
18 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:04:17.56 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-104)
千早「おはようございます」

真美「千早お姉ちゃん、おはよう!」

千早「……」テクテク

雪歩「あ、あわわ……如月さん、怒ってるよ……」

真美「ん? どったの、千早お姉ちゃん」

千早「……」ピタッ

「き、如月さん、真美も悪気があったわけじゃ……」

千早「……」

真美「……千早お姉ちゃん?」
19 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:08:48.13 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-109)
千早「……その」

真美「ん?」

千早「昨日は少し言い過ぎたわ。ごめんなさい」

真美「んーん! 真美は何とも思ってないよん!」

(ゴソゴソ)

千早「あと、これ」スッ

真美「えっ、くれるの!?」

千早「気に入ってもらえるか分からないけれど……」

真美「わぁ……可愛い髪飾りだ!」

亜美「えーっ、真美ずっこいよ!」

真美「へっへーん! これは真美のものだもんね!」

千早「ふふっ、気に入ってもらえたみたいで良かった」
20 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:10:45.17 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-101)
真美「あ……」

千早「え?」

真美「笑った! 今笑ったっしょ!」

千早「あっ……」バッ

真美「千早お姉ちゃん、笑うと可愛さ百倍だよ!」

千早「――っ……!」カァッ

真美「ほらほら! もっと笑お→ってば!」

千早「くっ……。れ、レッスンに行ってきます!」クルッ

真美「ちぇーっ。遊べるかなーと思ったのに……」

千早「……」ガチャッ

真美「行ってらっしゃい!」

千早「…………」チラッ

千早「……行ってきます」ボソッ

(バタン)
21 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:14:08.04 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-110)
真美「……」

「き、如月さんが」

雪歩「あんな顔するなんて……」

亜美「おぉ~っ! 真美大勝利じゃん!」

真美「……見た?」

雪歩「へ?」

真美「ねぇ、今の千早お姉ちゃん見た?! やばいっしょ、可愛すぎだよ!」バンッ

「確かにすごく可愛かったなぁ、今の如月さん」

真美「いっつもクールなお姉ちゃんがさぁ! あぁんもうっ!」ゴロゴロ

亜美「……真美?」

真美「はっ」ピタッ

亜美「……」

真美「……見なかったことにしといて」
22 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:15:56.88 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-57)
―またまた数日後―


(ガチャッ)

千早「……」

雪歩「あ……」

千早「……菊地さん、萩原さん、おはよう」

雪歩「「!?」」

「お、おはよう」

千早「今日も冷えるわね」

雪歩「そ、そうだね」


(ダダダッ)
23 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:20:25.66 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-147)
真美「千早お姉ちゃん!」ダキッ

千早「けふぅっ!」

真美「ひっさしぶりじゃん! 寂しかったYO!」

千早「もう、いきなりはやめなさい。それに、前に会ってから二、三日しか経ってないわ」

真美「でも会いたかったんだもん!」

千早「はいはい……」


「如月さんから挨拶してくるなんて」

雪歩「どうしたのかな……」

千早「……ごめんなさい。迷惑だったかしら」

雪歩「えっ?! そ、そんなことないよ!」

「むしろ嬉しいよ。ただ、正直に言うと、これまであんな感じだったから、急で驚いたというか……」

千早「……そう」

真美「もー! 千早お姉ちゃんったら暗いYO!」グリグリ

千早「ちょっ……やめなさい」
24 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:23:30.20 ID:dL6KlPQL0 (+14,+29,+0)
真美は天使
25 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:24:42.59 ID:Kk6p8BzR0 (+89,+29,-8)
外出なきゃならんくなったいったん離脱
落ちてたらあとで立て直す
26 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:27:22.92 ID:HKdsMuGE0 (+17,+27,+0)
ふむ。
27 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:28:44.73 ID:IKJoxSFh0 (+19,+29,-1)
まみちはいいな
28 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:37:01.73 ID:Kk6p8BzR0 (+84,+29,-1)
予想外に早かった
再開
30 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:39:06.04 ID:jkQcHB4m0 (-23,-8,+0)
支援
31 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:43:09.79 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-157)
真美「でも千早お姉ちゃん、まんざらでもない顔してるよね?」

千早「そ、そんなことないわよ。いいから放しなさい」

真美「やーだー!」


伊織「ちょっとアレ、どうしたの?」ガチャッ

雪歩「あ、伊織ちゃん」

伊織「私達もさっき、いきなり挨拶されたわよ」

あずさ「千早ちゃんもやっと馴染んできてくれたのかしら?」

亜美「んー、あれは真美の愛の賜物じゃないかなぁ?」

伊織「え?」

雪歩「……くすっ、そうだね」


千早「だから放しなさい! いい加減にしないと怒るわよ!」グイィ

真美「やっだもんね~♪」
32 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:44:02.89 ID:Cw2w3Let0 (+24,+29,-2)
真、よきものです。
33 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:46:35.80 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-80)
『へー、そんなことに』

『なら、これもアリじゃないですか?』

『そうだなぁ』

(ガチャッ)

P「おはよう」

律子「ちょっと、何騒いでるの? 連絡あるから静かにしなさい」

真美「はぁーい」スッ

千早「あ……」

真美「?」

千早「っ……」プイッ


P「ほう……」

律子「ふむ……」
34 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:50:45.09 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-174)
亜美「連絡ー?」

律子「まずはあなたよ、亜美。あなたは本日付けで、竜宮小町の三人目として活動を始めてもらうわ」

亜美「ほんとっ!?」

伊織「ま、竜宮小町は元々三人ユニットのつもりで企画されてたしね」

あずさ「うふふ、これで本格的に活動できるわね~」

真美「おぉ~、良かったじゃん亜美! 一緒にできないのはちょっち寂しいけど」

P「真美、お前もだ」

真美「え? 竜宮小町は三人じゃないの?」

P「違う違う、そっちじゃない」

真美「?」

P「千早」

千早「なんでしょうか」

P「千早、真美。お前たちには二人で、デュオを組んでもらう」

真美千早「「!?」」
35 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:51:34.90 ID:cy8XZV0e0 (+19,+29,+0)
やよいじゃないのか
36 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:54:04.15 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-196)
P「クールな千早と元気な真美が、うまい具合に組み合わさると思ってな」

P「千早がどう反応するか心配だったんだが……その様子だと、大丈夫そうだな?」

千早「えっ!?」

P「随分と仲良さそうだったじゃないか」

千早「そ、その……私は、そういうつもりでは」

真美「え……千早お姉ちゃん、真美のこと嫌い……?」

千早「ち、違うのよ?! そ、そういうつもりじゃっ」

真美「……」ウルウル

千早「あ、えっと、その」アタフタ

真美「千早お姉ちゃん……」ウルウル

千早「わ、分かりました。やります、やりますから」

真美「ほんとっ!? やったぁ!」ケロッ

千早「くっ……」
37 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:55:24.87 ID:ro9meWQN0 (+19,+29,-1)
春香がいない世界でつか
38 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:59:04.75 ID:wkcD2mAA0 (+19,+29,-4)
ほほう、まみちはとは……
39 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 18:59:26.57 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-167)
P「まぁ、詳しい打ち合わせとかはまた今度な。そんなわけで、今日は親睦を深めるのも兼ねて、二人でレッスンに行ってくれ」

真美「はーい!」

千早「……分かりました」

P「雪歩、真。ここしばらく、真美の面倒見てくれてありがとうな。お前達も今日からは元の活動に戻ってくれ」

「はいっ!」

雪歩「ふふ、久しぶりだね」

「真美がいなくなると、ちょっとさびしい気もするけど」チラッ


真美「ほらほら! 早く行こうYO!」グイグイ

千早「わ、分かったから、ちょっと待って……」ズルズル


「ボクは嬉しいかな」

雪歩「えへへ、うんっ」
40 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:04:15.61 ID:RcjM+H/20 (-23,-8,+0)
支援
41 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:04:16.26 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-187)
千早「じゃあ真美、声を出してみて」

真美「あーっ」

千早「もう少しお腹から出すように」

真美「あ~っ!」

千早「そう、その感じよ。その感覚を覚えれば、歌の自力が何段階も上がるわ」

真美「へー、やっぱり千早お姉ちゃんって歌上手いNE!」

千早「それしかやることがなかっただけよ」

真美「……んっふっふ、千早お姉ちゃん、一人ぼっちだったもんね」

千早「……うるさいわね」

真美「でも、大丈夫だよん♪」

(ポフッ)

千早「あ……」

真美「これからは真美といっしょだもんね!」

千早「……ふふっ」
42 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:09:02.36 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-181)
真美「ねぇ、千早お姉ちゃん」

千早「何?」

真美「なんでみんなに素っ気なかったの?」

千早「……私は、人付き合いが下手だから」

真美「いいじゃん、別に」

千早「私が居ると、空気を乱してしまうのよ。だから、合唱部でも」

真美「……でも、これからは大丈夫だよ」

千早「?」

真美「これからは、真美がいるからさ」

真美「千早お姉ちゃんが空気読めなくても、ダメダメでも、変なこと言っちゃっても」

真美「全部、真美がフォローしてあげるからさっ!」

千早「真美……」

真美「だからさ、事務所でくらい、みんなと仲良くしようYO!」
43 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:13:24.47 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-180)
(ギュッ)

真美「ふわっ!?」

千早「真美……」

真美「ちちち千早お姉ちゃん?!」ドキドキ

千早「……ありがとう」

真美「へ?」

千早「ありがとう……本当に……」ポロッポロッ

真美「えっ、な、なんで泣くの?! ご、ごめんなさい!?」アタフタ

千早「違う、違うのよ。ありがとう、真美……」ギュゥッ

真美「うぅ……千早お姉ちゃん、なんだかはずいよ……」カァッ

千早「……そうね。私ったら、年下の子に泣きついたりして」ゴシゴシ

真美「そ、そうじゃなくてさ。それは全然良いと思うよっ!」ギュッ

千早「あ……」

真美「ま、真美も……千早お姉ちゃんに頼りにされたら、嬉しいから、さ……」カァァッ
44 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:18:39.89 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-130)
千早「……頑張りましょう、真美」

真美「うん」

千早「あなたとなら、心の底から楽しく歌える気がするの」

千早「これまでみたいに、一人で淡々と歌うんじゃなくて」

真美「あったりまえだYO! 真美と一緒に歌って楽しくないなんてどうかしてるZE!」

千早「ふふっ、そうね」

真美「あっ! また笑った!」

千早「えっ……」バッ

真美「もう隠さなくていいじゃんよ~」

千早「は、恥ずかしいのよ」

真美「……えへへ、笑った千早お姉ちゃん、やっぱり可愛い」

千早「も、もう……やめてってば……」
45 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:19:21.92 ID:wv0+BF980 (-20,-8,+0)
支援
46 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:20:44.52 ID:Y97UDwJF0 (+17,+27,+0)
癒される
47 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:25:20.32 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-225)
―翌日―


千早「真、萩原さん、お疲れ様」

「えっ、今ボクのこと、名前で……」

千早「少し、馴れ馴れし過ぎたかしら」

「ううん、全然! ボクも名前で呼んでいいかな?」

千早「ええ、勿論」

雪歩「う、うぅ……真ちゃんのことは名前で呼ぶのに、私はやっぱり名字にさん付け……」

千早「あっ、ご、ごめんなさい! た、他意があるわけでは……その、萩原さんは萩原さんっていうイメージというか」アタフタ

雪歩「えへへ、冗談だよ。萩原さんでいいよ。じゃあ私は千早ちゃんって呼ぶね」

千早「ちゃ、ちゃん……」

雪歩「えっと、イヤ、かな」

千早「そ、そんなことないわ。ただ、慣れなくて……」

雪歩「ふふっ、慣れていこうよ、ね?」

千早「え、えぇ……」
48 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:30:33.19 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-104)
真美「ふむふむ、親睦を深めているようですな→」

雪歩「あ、真美ちゃん」

「それなりの期間一緒にやってきたのに、今更って気もするけどね……あはは」

千早「ごめんなさい、本当に……」

「えっ?! い、いや、謝られるようなことじゃないよ!」

真美「ね? 千早お姉ちゃん。話してみれば、こんなもんだYO」

千早「……真美のお陰よ」ボソッ

真美「え?」

千早「なんでもないわ」
49 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:36:02.78 ID:wv0+BF980 (-20,-8,+0)
支援
50 : 以下、名無しにか - 2013/01/12(土) 19:36:39.63 ID:Kk6p8BzR0 (+95,+30,-123)
真美「千早お姉ちゃんっ!」

千早「何?」

真美「ソファー! ソファー座って!」ポンポン

千早「いいけれど……」ストン

真美「んっふっふ」

(ポスン)

千早「えっ」

真美「千早お姉ちゃんの膝もーらいっ!」

千早「ちょ、ちょっと、真美」

真美「ねぇねぇ、ギュってして! ギュって!」

千早「はいはい……」ギュッ

真美「……えへへ……」キュッ

雪歩「二人とも、本当に仲良しさんだね」

真美「もち!」
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