私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ真美「千早お姉ちゃんは照れ屋さん」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
―それから一か月後―
千早「おはよう」
伊織「あっ! ちょっと千早!」
千早「何?」
伊織「冷蔵庫に入れておいたオレンジジュース、飲んだでしょ!」
千早「……さぁ、知らないわ」プイッ
伊織「目線が泳いでるわよ……!」
雪歩「ほらほら、伊織ちゃん落ち着いて。はいっ、お茶」スッ
千早伊織(ズズッ)
千早伊織「「ふぅ」」
あずさ「うふふ、二人とも仲がいいわね~」
伊織「そ、そんなんじゃないわよ!」
千早「そうです。伊織のことはなんとも思っていません」
伊織「きーっ!」ジタバタ
千早「おはよう」
伊織「あっ! ちょっと千早!」
千早「何?」
伊織「冷蔵庫に入れておいたオレンジジュース、飲んだでしょ!」
千早「……さぁ、知らないわ」プイッ
伊織「目線が泳いでるわよ……!」
雪歩「ほらほら、伊織ちゃん落ち着いて。はいっ、お茶」スッ
千早伊織(ズズッ)
千早伊織「「ふぅ」」
あずさ「うふふ、二人とも仲がいいわね~」
伊織「そ、そんなんじゃないわよ!」
千早「そうです。伊織のことはなんとも思っていません」
伊織「きーっ!」ジタバタ
真「千早もだいぶ馴染んできたね」
亜美「最初の頃の千早お姉ちゃんは、影も形もありませんなぁ」
真美「……」
亜美「真美、どったの?」
真美「えっ、ううん、なんでもないよ」
真美「千早お姉ちゃーん!」
千早「何?」
真美「今日のレッスン終わったら、一緒にご飯食べに行こーぜい!」
千早「あ、ごめんなさい……」
真美「え?」
千早「今日は先約が入ってるのよ。伊織に誘われてて……」
真美「あ、そなんだ……」
亜美「最初の頃の千早お姉ちゃんは、影も形もありませんなぁ」
真美「……」
亜美「真美、どったの?」
真美「えっ、ううん、なんでもないよ」
真美「千早お姉ちゃーん!」
千早「何?」
真美「今日のレッスン終わったら、一緒にご飯食べに行こーぜい!」
千早「あ、ごめんなさい……」
真美「え?」
千早「今日は先約が入ってるのよ。伊織に誘われてて……」
真美「あ、そなんだ……」
千早「真美も一緒に来る? 多分、良いって言ってくれ――」
真美「……ううん、いいや。分かったよ。また今度ね」
(トボトボ)
千早「あ、真美……」
―――――――――
千早「……真美、どうしたのかしら。レッスンの時間なのに……」
(ポパピプペ)
(……ただいまおかけになった番号は、電源が入っていないか、電波の届かない――)
(ピッ)
千早「電話にも出ないわ……」
千早「……真美……」
真美「……ううん、いいや。分かったよ。また今度ね」
(トボトボ)
千早「あ、真美……」
―――――――――
千早「……真美、どうしたのかしら。レッスンの時間なのに……」
(ポパピプペ)
(……ただいまおかけになった番号は、電源が入っていないか、電波の届かない――)
(ピッ)
千早「電話にも出ないわ……」
千早「……真美……」
真美「はぁ……レッスン、初めてサボっちゃったYO」
真美「真美、悪い子になっちゃった……」
真美「……」
真美「なんで、サボったりしたんだろう……」
真美「……」
真美「千早お姉ちゃん……」
「やっと見つけたわ」
真美「あ……」
千早「駄目よ、レッスンをサボったりしては」
真美「千早、お姉ちゃん……」
真美「真美、悪い子になっちゃった……」
真美「……」
真美「なんで、サボったりしたんだろう……」
真美「……」
真美「千早お姉ちゃん……」
「やっと見つけたわ」
真美「あ……」
千早「駄目よ、レッスンをサボったりしては」
真美「千早、お姉ちゃん……」
真美「千早お姉ちゃん、レッスンは……?」
千早「……初めてよ。レッスンを休むなんて」
真美「っ……! ダメだよ! 早く戻んなきゃ!」
千早「嫌よ」
真美「っ?!」
千早「真美を放ってなんておけないもの」
真美「……」
千早「今日はもう戻っても大してレッスンできないわね……。このまま、どこかで時間でも潰しましょうか」
真美「……なさい」
千早「え?」
千早「……初めてよ。レッスンを休むなんて」
真美「っ……! ダメだよ! 早く戻んなきゃ!」
千早「嫌よ」
真美「っ?!」
千早「真美を放ってなんておけないもの」
真美「……」
千早「今日はもう戻っても大してレッスンできないわね……。このまま、どこかで時間でも潰しましょうか」
真美「……なさい」
千早「え?」
真美「ごめ、なさい……」ポロポロ
千早「ま、真美?」
真美「ごめんなさい、ごめんなさい! 真美っ……千早お姉ちゃんの邪魔しちゃってっ……」ヒック…エグ…
千早「だ、大丈夫よ。落ち着いて?」
真美「応援してあげようって、助けてあげなきゃって、思ってたのに」
千早「ええ」
真美「千早お姉ちゃんが、みんなと、どんどん仲良くなって、嬉しいはずなのに、寂しくて」グスッ
千早「……ええ」
真美「それ見ながら、なんで真美だけ仲間はずれなのとか思っちゃう、真美が、嫌で」
千早「……」
真美「なんて嫌な子なんだろ、って、あんなこと千早お姉ちゃんに言っといて、でも」
千早「真美」
(ギュッ)
真美「う……」
千早「大丈夫よ。何も言わなくていいわ」
千早「ま、真美?」
真美「ごめんなさい、ごめんなさい! 真美っ……千早お姉ちゃんの邪魔しちゃってっ……」ヒック…エグ…
千早「だ、大丈夫よ。落ち着いて?」
真美「応援してあげようって、助けてあげなきゃって、思ってたのに」
千早「ええ」
真美「千早お姉ちゃんが、みんなと、どんどん仲良くなって、嬉しいはずなのに、寂しくて」グスッ
千早「……ええ」
真美「それ見ながら、なんで真美だけ仲間はずれなのとか思っちゃう、真美が、嫌で」
千早「……」
真美「なんて嫌な子なんだろ、って、あんなこと千早お姉ちゃんに言っといて、でも」
千早「真美」
(ギュッ)
真美「う……」
千早「大丈夫よ。何も言わなくていいわ」
千早「真美の気持ちは、よく分かる」
真美「……お姉ちゃん」
千早「私もこれまでずっと、寂しかったから」
真美「……うん」
千早「ごめんなさい。最近、ほったらかしにしてしまって」
真美「……千早お姉ちゃんのばか」
千早「許してもらえないかしら。今日は、ずっと一緒にいるから」
真美「え? いおりんは……」
千早「体調が悪いからって、また今度にしてもらったわ」
真美「だ、ダメっしょ、約束は守らなきゃ」
千早「じゃあ、今から伊織の所に行こうかしら」
(ギュッ)
千早「?」
真美「……やだ」ギュウ
千早「……ふふっ」
真美「……お姉ちゃん」
千早「私もこれまでずっと、寂しかったから」
真美「……うん」
千早「ごめんなさい。最近、ほったらかしにしてしまって」
真美「……千早お姉ちゃんのばか」
千早「許してもらえないかしら。今日は、ずっと一緒にいるから」
真美「え? いおりんは……」
千早「体調が悪いからって、また今度にしてもらったわ」
真美「だ、ダメっしょ、約束は守らなきゃ」
千早「じゃあ、今から伊織の所に行こうかしら」
(ギュッ)
千早「?」
真美「……やだ」ギュウ
千早「……ふふっ」
真美「最初はね、ただ遊んでみたかっただけだったんだ」
千早「誰でも良かったのね」
真美「そ、そういう言い方はやめてYO! いじわる!」
千早「くすっ、ごめんなさい」
真美「そしたらすっごく寂しそうにしてたから、何とかしてあげたいなって思って」
真美「……それに千早お姉ちゃん、クールでかっこよくて。でも、時々見える態度がなんか可愛くて」
千早「う、うるさいわね」
真美「こんなお姉ちゃんが欲しかったな、って……」
千早「お姉ちゃん……」
真美「えと……迷惑、だよね……」
千早「……いえ、そんなことないわ」ナデナデ
真美「あふ……」
千早「私も、その……真美みたいな妹、欲しいと思ってたから……」
千早「誰でも良かったのね」
真美「そ、そういう言い方はやめてYO! いじわる!」
千早「くすっ、ごめんなさい」
真美「そしたらすっごく寂しそうにしてたから、何とかしてあげたいなって思って」
真美「……それに千早お姉ちゃん、クールでかっこよくて。でも、時々見える態度がなんか可愛くて」
千早「う、うるさいわね」
真美「こんなお姉ちゃんが欲しかったな、って……」
千早「お姉ちゃん……」
真美「えと……迷惑、だよね……」
千早「……いえ、そんなことないわ」ナデナデ
真美「あふ……」
千早「私も、その……真美みたいな妹、欲しいと思ってたから……」
(ストン)
千早「真美」チョイチョイ
真美「?」
千早「ほら」トントン
千早「膝の上、空いてるわよ」
真美「っ!」
(ピョンッ)
(ズンッ!)
千早「うぐっ」
真美「んっふっふ~……ここは真美の特等席だもんね!」
千早「もう……」
(ギュッ)
真美「ふわぁっ!?」
千早「ならこの抱き心地も、私専用ね。ふふっ、ふかふかしてる」ギュウッ
真美「うあうあ~……」カァッ
千早「真美」チョイチョイ
真美「?」
千早「ほら」トントン
千早「膝の上、空いてるわよ」
真美「っ!」
(ピョンッ)
(ズンッ!)
千早「うぐっ」
真美「んっふっふ~……ここは真美の特等席だもんね!」
千早「もう……」
(ギュッ)
真美「ふわぁっ!?」
千早「ならこの抱き心地も、私専用ね。ふふっ、ふかふかしてる」ギュウッ
真美「うあうあ~……」カァッ
真美「千早お姉ちゃん」
千早「何?」
真美「もう、暗くなっちゃったYO」
千早「じゃあ、帰りましょうか」
(ギュッ)
千早「……そんな風に腕を掴まれてたら、立ち上がれないわ」
真美「だって、寒いんだもん……」
千早「でもそれじゃあ、いつまで経っても帰れないわよ」
真美「千早お姉ちゃんといっしょなら帰れなくてもいいもん」
千早「ダメよ。風邪を引いてしまうでしょう? そうしたら、しばらく会えなくなってしまうわね」
真美「えっ!? や、やだっ!」バッ
千早「それじゃあ、帰りましょうか」
千早「何?」
真美「もう、暗くなっちゃったYO」
千早「じゃあ、帰りましょうか」
(ギュッ)
千早「……そんな風に腕を掴まれてたら、立ち上がれないわ」
真美「だって、寒いんだもん……」
千早「でもそれじゃあ、いつまで経っても帰れないわよ」
真美「千早お姉ちゃんといっしょなら帰れなくてもいいもん」
千早「ダメよ。風邪を引いてしまうでしょう? そうしたら、しばらく会えなくなってしまうわね」
真美「えっ!? や、やだっ!」バッ
千早「それじゃあ、帰りましょうか」
真美「ねぇねぇ、千早お姉ちゃん、手を繋いでもいい?」
千早「えっ……べ、別にいいけれど……」
(ギュッ)
真美「えへへ、暖かいね!」
千早「っ……そ、そうね……」
真美「あれ? 照れてるの?」
千早「そそそそんなわけないじゃないっ!」カァァッ
真美「うあうあ~……お姉ちゃん、顔真っ赤だよ……」
千早「そ、そんなこと言ってると手を放すわよ」
(パッ)
真美「あっ……」ウルッ
千早「っ?!」ギュッ
真美「……んっふっふ~」ニコニコ
千早「もう……」
千早「えっ……べ、別にいいけれど……」
(ギュッ)
真美「えへへ、暖かいね!」
千早「っ……そ、そうね……」
真美「あれ? 照れてるの?」
千早「そそそそんなわけないじゃないっ!」カァァッ
真美「うあうあ~……お姉ちゃん、顔真っ赤だよ……」
千早「そ、そんなこと言ってると手を放すわよ」
(パッ)
真美「あっ……」ウルッ
千早「っ?!」ギュッ
真美「……んっふっふ~」ニコニコ
千早「もう……」
(マモナクーイチバンセンニー)
千早「ほら、真美はあっちのホームでしょう?」
真美「……」ギュッ
千早「真美」
真美「……帰りたくないよ」
千早「これ以上のわがままはダメよ」
真美「でもっ」
千早「あんまりわがままばかり言ってると、デュオが解散になってしまうかも……」
真美「やだぁっ!」
千早「じゃあ、今日は帰りましょう?」
真美「……うん」
千早「もうすぐ初ライブなんだから、明日からは頑張らないと、ね」
真美「うんっ! 二人で、絶対成功させるんだかんね!」
千早「ええ、勿論よ」
千早「ほら、真美はあっちのホームでしょう?」
真美「……」ギュッ
千早「真美」
真美「……帰りたくないよ」
千早「これ以上のわがままはダメよ」
真美「でもっ」
千早「あんまりわがままばかり言ってると、デュオが解散になってしまうかも……」
真美「やだぁっ!」
千早「じゃあ、今日は帰りましょう?」
真美「……うん」
千早「もうすぐ初ライブなんだから、明日からは頑張らないと、ね」
真美「うんっ! 二人で、絶対成功させるんだかんね!」
千早「ええ、勿論よ」
真美「千早お姉ちゃん、ばいばーい!」
千早「また明日ね」
(プシュゥー)
(ガタンゴトン…)
真美「あーあ、千早お姉ちゃん行っちゃった……」
真美「……でも、今日はいっぱい一緒にいられたから、まぁいっか、な? えへへ」
真美「あ、そうだ!」
(ポパピプペ)
(prrrr)
(ガチャッ)
『もしもし、真美か?』
真美「あ、兄ちゃん? 今度のライブのことで、ちょっと話したいことがあってさ~」
――――
―――
――
千早「また明日ね」
(プシュゥー)
(ガタンゴトン…)
真美「あーあ、千早お姉ちゃん行っちゃった……」
真美「……でも、今日はいっぱい一緒にいられたから、まぁいっか、な? えへへ」
真美「あ、そうだ!」
(ポパピプペ)
(prrrr)
(ガチャッ)
『もしもし、真美か?』
真美「あ、兄ちゃん? 今度のライブのことで、ちょっと話したいことがあってさ~」
――――
―――
――
―ライブ当日―
真美「うっひゃー、お客さんいっぱいいるYO!」
千早「でもこれは、あくまでメインのメンバーを見に来た人たちだから」
真美「真美達は前座だもんね」
千早「私達は私達で、全力を出すだけよ」スッ
真美「千早お姉ちゃん、かっこい……」
真美「……」
真美(ハッ!?)
真美「……千早お姉ちゃん」
千早「……」
真美「その衣装、もっと前開かないとダメじゃないかな」
千早「だだだだってこんなに前を開いたら恥ずかしいでしょう?!」カァァァッ
真美「あー……」
真美「うっひゃー、お客さんいっぱいいるYO!」
千早「でもこれは、あくまでメインのメンバーを見に来た人たちだから」
真美「真美達は前座だもんね」
千早「私達は私達で、全力を出すだけよ」スッ
真美「千早お姉ちゃん、かっこい……」
真美「……」
真美(ハッ!?)
真美「……千早お姉ちゃん」
千早「……」
真美「その衣装、もっと前開かないとダメじゃないかな」
千早「だだだだってこんなに前を開いたら恥ずかしいでしょう?!」カァァァッ
真美「あー……」
真美「でもそれがこの衣装の着方だし、そんな半端なことしてたらお客さんも萎えちゃうYO?」
千早「くっ……」
(デハ、スタンバイオネガイシマース!)
真美「あっ、始まるよ!」
千早「えっ!?」
真美「ほらほら千早お姉ちゃん、行くYO!」グイッ
千早「ひ、引っ張らないで!」
(ワァァァァアアッ!)
真美「わ……」
千早「っ……」
真美(す、すごい人……初めてのライブで……)
千早(でも、負けるわけには……)
千早「くっ……」
(デハ、スタンバイオネガイシマース!)
真美「あっ、始まるよ!」
千早「えっ!?」
真美「ほらほら千早お姉ちゃん、行くYO!」グイッ
千早「ひ、引っ張らないで!」
(ワァァァァアアッ!)
真美「わ……」
千早「っ……」
真美(す、すごい人……初めてのライブで……)
千早(でも、負けるわけには……)
(ギュッ)
真美「……」
千早「真美……」
真美「お姉ちゃん……頑張ろ。ね?」
千早「……えぇ」
(ソレデハ、コレヨリ765プロライブヲ カイサイシマス!)
(トップバッターハ―)
真美「……」
千早「真美……」
真美「お姉ちゃん……頑張ろ。ね?」
千早「……えぇ」
(ソレデハ、コレヨリ765プロライブヲ カイサイシマス!)
(トップバッターハ―)
―――――――――――――
『ねね、真美達の活動方針なんだけどさ、クールな千早お姉ちゃんと元気な真美ってことだったじゃん?』
『ん?』
『でも千早お姉ちゃんが本当に可愛いのって、クールなとこと恥ずかしがり屋さんなとこのギャップだと思うんだよ!』
『なるほどな、そういう路線もアリだな』
『クール一辺倒じゃなくて、そこも狙っていこうぜい!』
『よし、その話乗ったぞ』
『さっすが兄ちゃん! ……ところで、真美達の名前の話だけど……』
『え? ゴンザレスでいくんじゃないのか?』
『そんなわけないっしょ!? ……まさか!』
『……ごめん』
『えぇーーっ!?』
『あはは、嘘だよ嘘。流石に事務所として、あんな名前で通すわけにはな……』
『びっくりした……。じゃあさ! 活動名も、照れ屋な姉妹、って意味で……』
―――――――――――――
『ねね、真美達の活動方針なんだけどさ、クールな千早お姉ちゃんと元気な真美ってことだったじゃん?』
『ん?』
『でも千早お姉ちゃんが本当に可愛いのって、クールなとこと恥ずかしがり屋さんなとこのギャップだと思うんだよ!』
『なるほどな、そういう路線もアリだな』
『クール一辺倒じゃなくて、そこも狙っていこうぜい!』
『よし、その話乗ったぞ』
『さっすが兄ちゃん! ……ところで、真美達の名前の話だけど……』
『え? ゴンザレスでいくんじゃないのか?』
『そんなわけないっしょ!? ……まさか!』
『……ごめん』
『えぇーーっ!?』
『あはは、嘘だよ嘘。流石に事務所として、あんな名前で通すわけにはな……』
『びっくりした……。じゃあさ! 活動名も、照れ屋な姉妹、って意味で……』
―――――――――――――
真美「こんにちはーっ! ばっしゅふる☆シスターズだよー!」キャピッ
千早「今日はこのあとも、たくさんのアイドル達が出てきますので、楽しんでいってくださいね」キリッ
真美「でももしかしたら、真美達が可愛すぎて、あとの子たちのこと考えられなくなっちゃうカモねん?」ンッフッフー
千早「……」
真美「……千早お姉ちゃん?」
千早「ま、真美は可愛いかもしれないけれど、私は……」
真美「はいっ! こんな照れ屋で可愛い千早お姉ちゃんでした!」
千早「ちょ、ちょっと、真美?!」
(カワイー!)
(チハヤチャンカワイイヨー!)
千早「あ、あう……」
(マミチャンモカワイイ!)
真美「あんがと→☆」
千早「精一杯歌います。聴いてください」キリッ
真美「では早速一曲目、いくYO→!」
千早「今日はこのあとも、たくさんのアイドル達が出てきますので、楽しんでいってくださいね」キリッ
真美「でももしかしたら、真美達が可愛すぎて、あとの子たちのこと考えられなくなっちゃうカモねん?」ンッフッフー
千早「……」
真美「……千早お姉ちゃん?」
千早「ま、真美は可愛いかもしれないけれど、私は……」
真美「はいっ! こんな照れ屋で可愛い千早お姉ちゃんでした!」
千早「ちょ、ちょっと、真美?!」
(カワイー!)
(チハヤチャンカワイイヨー!)
千早「あ、あう……」
(マミチャンモカワイイ!)
真美「あんがと→☆」
千早「精一杯歌います。聴いてください」キリッ
真美「では早速一曲目、いくYO→!」
(スゥッ)
千早「目と目が逢う瞬間好きだと気付いた――」
真美(そうなんだよ、千早お姉ちゃん)
千早「あなたは今、どんな気持ちでいるの?――」
真美(好きとは違うけど、寂しそうな千早お姉ちゃんを見て、どんな気持ちなのかな、って)
真美「戻れない二人だと、分かっているけど――」
真美(でもこの歌と違うところはね)チラッ
千早「……」ニコッ
真美(戻るんじゃない。真美達は、これから進んでいくんだよ)
真美「少しだけ、このまま瞳、そらさないで――」
千早「目と目が逢う瞬間好きだと気付いた――」
真美(そうなんだよ、千早お姉ちゃん)
千早「あなたは今、どんな気持ちでいるの?――」
真美(好きとは違うけど、寂しそうな千早お姉ちゃんを見て、どんな気持ちなのかな、って)
真美「戻れない二人だと、分かっているけど――」
真美(でもこの歌と違うところはね)チラッ
千早「……」ニコッ
真美(戻るんじゃない。真美達は、これから進んでいくんだよ)
真美「少しだけ、このまま瞳、そらさないで――」
真美(ステージで、飛んで、跳ねて)
真美(隣にいる千早お姉ちゃんは、やっぱりとってもかっこよくて)
真美(時々飛んでくる声援に一瞬顔が赤くなったりして)
真美(あぁもう千早お姉ちゃん可愛すぎるよおおおおっ!)
真美(勿体なさ過ぎだよ、お姉ちゃん)
真美(こんなに可愛いのに、これまでずっと一人ぼっちだったなんて……)
真美(……)
真美(だからこれからは)
真美(真美が一緒に、いっぱい照れさせてあげるっしょ!)
真美(隣にいる千早お姉ちゃんは、やっぱりとってもかっこよくて)
真美(時々飛んでくる声援に一瞬顔が赤くなったりして)
真美(あぁもう千早お姉ちゃん可愛すぎるよおおおおっ!)
真美(勿体なさ過ぎだよ、お姉ちゃん)
真美(こんなに可愛いのに、これまでずっと一人ぼっちだったなんて……)
真美(……)
真美(だからこれからは)
真美(真美が一緒に、いっぱい照れさせてあげるっしょ!)
真美「ふー、一曲目はカッコいい曲いったNE!」
千早「二曲目は……えっと」
真美「真美達は前座だからこの二曲目で終わりなんだけど……」
(エェーーッ!)
真美「だいじょーぶい! 思いっきし可愛い曲用意してきたYO!」
千早「か、可愛い曲……」
真美「千早お姉ちゃんも歌うんだよ? 可愛く歌おうZE☆」
千早「う、歌わせて、いただきます……」カァッ
(ヒューヒュー!)
千早「~っ……!」
真美「じゃあ二曲目行っくよーん! 『ジェミー』!」
千早「二曲目は……えっと」
真美「真美達は前座だからこの二曲目で終わりなんだけど……」
(エェーーッ!)
真美「だいじょーぶい! 思いっきし可愛い曲用意してきたYO!」
千早「か、可愛い曲……」
真美「千早お姉ちゃんも歌うんだよ? 可愛く歌おうZE☆」
千早「う、歌わせて、いただきます……」カァッ
(ヒューヒュー!)
千早「~っ……!」
真美「じゃあ二曲目行っくよーん! 『ジェミー』!」
真美「ステキな人ってどんな人なんだろ――」
真美(色んな人がいるけど、一人は今、真美の隣にいるよ)
千早「やっぱりオシャレにキメちゃう事かな――」
真美(オシャレなんてしなくても、千早お姉ちゃんはステキだよ)
千早「早速チャレンジ! 私にも出来るかしら?――」
真美(なんだってできるYO!)
真美「可能性は未知数――」
真美(真美も、いっぱい手伝ってあげるから!)
真美(色んな人がいるけど、一人は今、真美の隣にいるよ)
千早「やっぱりオシャレにキメちゃう事かな――」
真美(オシャレなんてしなくても、千早お姉ちゃんはステキだよ)
千早「早速チャレンジ! 私にも出来るかしら?――」
真美(なんだってできるYO!)
真美「可能性は未知数――」
真美(真美も、いっぱい手伝ってあげるから!)
真美(千早お姉ちゃん、恥ずかしいのかな。顔が真っ赤だYO)
真美(さっきはあんなにかっこよかったのに……)
真美(でも、客席からじゃ、恥ずかしそうなのは分かっても、あんなに真っ赤なのは分かんないかな?)
真美(んっふっふ~、真美だけが知ってる千早お姉ちゃんの素顔だYO!)
真美(……でも、なんで真美、こんなに千早お姉ちゃんのこと考えてるのかな)
千早「ただ君が手に取るの待ってる――」
真美(あ、そっか)
真美「みっつっけたんっ♪」
真美(そっか、相手にされないと寂しいとかだけじゃなくて)
真美「真美、千早お姉ちゃんのことが大好きなんだ」ボソッ
千早「えっ?」
真美「えっ?」
真美(さっきはあんなにかっこよかったのに……)
真美(でも、客席からじゃ、恥ずかしそうなのは分かっても、あんなに真っ赤なのは分かんないかな?)
真美(んっふっふ~、真美だけが知ってる千早お姉ちゃんの素顔だYO!)
真美(……でも、なんで真美、こんなに千早お姉ちゃんのこと考えてるのかな)
千早「ただ君が手に取るの待ってる――」
真美(あ、そっか)
真美「みっつっけたんっ♪」
真美(そっか、相手にされないと寂しいとかだけじゃなくて)
真美「真美、千早お姉ちゃんのことが大好きなんだ」ボソッ
千早「えっ?」
真美「えっ?」
真美(あっ、やばっ……マイクしっかり拾ってんじゃん)
千早「……ば、ばっしゅふる☆シスターズでした!」カァッ
真美「でした!!」
(ワァァァァァァアア!!!)
―――――――――――――
千早「真美、お疲れ様」
真美「あ、うん、お疲れ様……」
千早「……」
真美「……」
真美(さっきの、モニター通して思いっきり聞こえてたよねえええうあああああん!!!!)
千早「えっと、真美?」ツンッ
真美「ひゃあっ!?」ドキィッ
千早「……ば、ばっしゅふる☆シスターズでした!」カァッ
真美「でした!!」
(ワァァァァァァアア!!!)
―――――――――――――
千早「真美、お疲れ様」
真美「あ、うん、お疲れ様……」
千早「……」
真美「……」
真美(さっきの、モニター通して思いっきり聞こえてたよねえええうあああああん!!!!)
千早「えっと、真美?」ツンッ
真美「ひゃあっ!?」ドキィッ
千早「……くすっ」
真美「うぅ」
千早「最後の、よく聞こえたわよ」
真美「あ、あわわ……その、あれは変な意味じゃなくて、なんというか……」アタフタアワアワ
千早「今更そんな慌てるようなことかしら」
真美「へ?」
千早「私も、真美のことは大好きよ?」
真美「……うぅ……お姉ちゃあん!!」ダキッ
千早「はいはい。お姉ちゃんはここにいるわ」ナデナデ
真美「うー……」
千早「でも、あんなに大々的に叫ぶ必要はなかったんじゃないかしら」
真美「うあうあ~!!!」
千早「ふふっ」
真美「うぅ」
千早「最後の、よく聞こえたわよ」
真美「あ、あわわ……その、あれは変な意味じゃなくて、なんというか……」アタフタアワアワ
千早「今更そんな慌てるようなことかしら」
真美「へ?」
千早「私も、真美のことは大好きよ?」
真美「……うぅ……お姉ちゃあん!!」ダキッ
千早「はいはい。お姉ちゃんはここにいるわ」ナデナデ
真美「うー……」
千早「でも、あんなに大々的に叫ぶ必要はなかったんじゃないかしら」
真美「うあうあ~!!!」
千早「ふふっ」
千早「……あ……」フラッ
(ドサッ)
真美「っ千早お姉ちゃん!?」
(ユサユサ)
真美「千早お姉ちゃん、しっかりして!?」
千早「……」
真美「お姉ちゃん! ……お姉ちゃん……?」
千早「……」
真美「お姉ちゃああああああん!!!」
千早「はぁ、ひんやり気持ちいいわ……」
真美「え?」
(ドサッ)
真美「っ千早お姉ちゃん!?」
(ユサユサ)
真美「千早お姉ちゃん、しっかりして!?」
千早「……」
真美「お姉ちゃん! ……お姉ちゃん……?」
千早「……」
真美「お姉ちゃああああああん!!!」
千早「はぁ、ひんやり気持ちいいわ……」
真美「え?」
P「……」
千早「……」ダラーッ
真美「……」ダラーッ
P「お前ら、床で折り重なって何やってんだ」
千早「床がひんやりして気持ちいいんです」ペタァ
真美「オンブバッタごっこだYO」ダルー
P「……ちゃんと水分摂っとけよ。あとスタッフさんの邪魔にならないようにな」テクテク
真美千早「「はーい」」ダラーッ
真美「千早お姉ちゃん、のんびりしてて気持ちいいNE」
千早「下からのひんやり感と、上からのぽかぽか感が気持ちいいわ」
真美「……ずっとこのままがいい」
千早「ダメよ。あと5分経ったら行きましょうか」
真美「えへへ、あと5分……」
千早「……」ダラーッ
真美「……」ダラーッ
P「お前ら、床で折り重なって何やってんだ」
千早「床がひんやりして気持ちいいんです」ペタァ
真美「オンブバッタごっこだYO」ダルー
P「……ちゃんと水分摂っとけよ。あとスタッフさんの邪魔にならないようにな」テクテク
真美千早「「はーい」」ダラーッ
真美「千早お姉ちゃん、のんびりしてて気持ちいいNE」
千早「下からのひんやり感と、上からのぽかぽか感が気持ちいいわ」
真美「……ずっとこのままがいい」
千早「ダメよ。あと5分経ったら行きましょうか」
真美「えへへ、あと5分……」
―翌日―
P「みんな、昨日のライブはお疲れ様! よく頑張ったな!」
(ハイ!)
P「んで、えーっと……」
千早「なんでしょう?」
真美「んー?」
P「そこの二人はなんで今日も重なってるんだ」
千早「セマルハコガメです」
P「セマルハコガメなら仕方ないなぁ」
真美「兄ちゃん、コレ気持ちいいんだYO」
P「うん、仲良きことは……まぁ美しきことかな……」
P「みんな、昨日のライブはお疲れ様! よく頑張ったな!」
(ハイ!)
P「んで、えーっと……」
千早「なんでしょう?」
真美「んー?」
P「そこの二人はなんで今日も重なってるんだ」
千早「セマルハコガメです」
P「セマルハコガメなら仕方ないなぁ」
真美「兄ちゃん、コレ気持ちいいんだYO」
P「うん、仲良きことは……まぁ美しきことかな……」
類似してるかもしれないスレッド
- 弟「またお姉ちゃんに殴られる」 (355) - [54%] - 2012/9/6 1:45 ★★
- 真美「安価で兄ちゃんと恋人になりたい」 (922) - [51%] - 2012/3/28 18:00 ★★★
- 姉「実はお姉ちゃん、レズなんだ」 (420) - [51%] - 2011/6/27 8:00 ★
- 榊原「僕もお姉ちゃんがほしい…」 (277) - [51%] - 2012/3/26 4:00 ★★
- 弟「お姉ちゃんはクールだよね」 (206) - [50%] - 2011/9/3 9:32 ★
- 亜美「今日は兄ちゃんとの結婚式」 (129) - [49%] - 2012/6/22 10:30 ☆
- 春香「千早ちゃんはかわいいなぁ」 (375) - [49%] - 2011/12/17 1:00 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について