のくす牧場
コンテンツ
牧場内検索
カウンタ
総計:126,368,710人
昨日:no data人
今日:
最近の注目
人気の最安値情報
    VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。

    元スレ豊音「オーダー変更?」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - オーダー変更 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitter

    201 = 1 :

    「作戦?今なにかしたんですか? 説明してくださいよ」

    トシ「そうね。いまの席順はこんな感じだけど…」


      ○  北・初美    ●

      東           西
      ・            ・
    穏胡           和
    乃桃

      ★  南・絹恵    ☆
           仁美


    トシ「薄墨初美が北家のとき、彼女から見て○の位置が北東…鬼門の方角になるわ」

    トシ「彼女はそこに東と北をそろえることで鬼門を作り、反対側の裏鬼門…南と西を呼び寄せるの」

    「…はい」

    トシ「だから、薄墨初美が鬼門を完成させる前に、別の方角に裏鬼門を作ってやればいい!」

    トシ「そうすれば、彼女の裏鬼門は機能しなくなるわ」

    トシ「実は今、鬼門があるのは●の位置…!」

    トシ「先回りして、★の方角に裏鬼門をむりやり作らせたのよ」

    203 = 1 :

    「裏鬼門をむりやり作るなんて…どうやって?」

    トシ「知らないかしら?裏鬼門の方角は坤(ひつじさる)っていうのよ」

    「?」

    トシ「だから未(ひつじ)と申(さる)がいればその間、★の方角が裏鬼門になるわ」

    「…まさか…あの二人を連れてきた理由って…」

    トシ「ええ、羊と猿よ」

    「怒られますよいろんな人に」

    204 = 112 :

    なんちゅう完璧な理論や

    205 = 1 :

    「…まったく、あの席順だったからよかったものの、違ってたらどうしてたんですか?」

    トシ「その時はその時、また別の手段があるわ」

    トシ「席順次第で彼女にも、出てもらう準備はしてたわよ」

    「彼女?」

    由華「…どうも」

    「だ、誰…!?いつからそこに…?」

    豊音「居るの気がつかなかったよー…」

    トシ「彼女は奈良県個人代表、晩成高校の巽由華さんよ」

    トシ「ちなみに巽(たつみ)の方角は東南ね」

    「…頭痛くなってきた…」

    207 :

    名将だな

    208 = 112 :

    こら名将ですわ

    209 = 184 :

    納得した

    210 :

    一分の隙も無いな…

    211 :

    このトシさんは世界のシステムを解明しとる
    えらいこっちゃで

    212 = 1 :

    南一局

    初美(ぐぐぐ…なんなんですよ…)

    初美(でも…)

    初美(しょうがないです、頭を切り替えて!)

    初美(私だって裏鬼門だけで鹿児島個人戦を勝ってきたわけじゃありません!)

    初美(鬼門にこだわらなければ…これくらい!)

    タンッ

    恒子「おーっと!薄墨選手に跳満のテンパイ!待ちは147筒の3メンチャンです!」

    213 = 1 :

    洋榎「絹の手牌…ちょっとヤバそうやな…」

    恭子「ええ…ちょうど振り込みそうな感じ…」

    郁乃「まあ、筒子の待ちやから大丈夫やと思うで~」

    郁乃「絹ちゃんは振らへんよ~」

    恭子「筒子やから大丈夫…?またいい加減なこと…」

    郁乃「あれ~?気づいてなかったん?」

    郁乃「絹ちゃん、筒子を振り込んだこと一回もあらへんねんで~」

    恭子「!?」

    214 = 149 :

    ピンズはレズと関わりがあるなあ

    215 = 211 :

    キーパーだから…

    216 = 1 :

    絹恵(永水…筒子の待ちっぽいな…)

    絹恵(昔から筒子だけは… この感じ、あまり外れたことあらへん)

    絹恵(元サッカー部キーパーの名にかけて…筒子は…球は絶対通さへん!)

    チャッ

    絹恵(SGGK(スーパーがんばりゴールキーパー)ブロック!)スパァン

    初美(筒子が…来ないですよー…)

    恒子「愛宕選手、四筒をツモりましたが切りません!これで3つ目!」

    恒子「薄墨選手の当たり牌を完全ブロックしています!」

    初美(うぅー…)

    ……

    前半戦オーラス

    「ツモ 1000・2000です」

    恒子「前半戦終了ー!永水の薄墨選手がここまで完封されていますー!」

    初美(…結局南場も、裏鬼門できなかったですよ…)

    217 :

    はっちゃんの涙prpr

    218 = 85 :

    せめて若林とは言わないからジノくらいの鉄壁をだな

    219 = 1 :

    永水控え室

    初美「うーん、ぐむぅ~」

    「はっちゃん?大丈夫?」

    初美「くやしいです!私だって!」

    「?」

    初美「霞ちゃん!一緒に来てくださいですよー!」


    恒子「さあ、後半戦の開始です!席順は前半戦と同じになりました!」

    恒子「なんと薄墨選手は大将の石戸選手を充電器として持ち込みです!これは大容量だ!」

    健夜「普通に充電器とか持ち込みとか言ってるけど、おかしいよね?人間だよ?」

    初美「搭載バッテリーはいちばんでかいですよ…!この高電力で押し切るです!」

    「はっちゃん?人を何だと?」

    220 = 112 :

    おかしなことやっとる・・・

    221 = 1 :

    後半戦 東三局 北家:初美

    穏乃(うわぁ…玄さんや宥さんより全然でっかいよ…)

    仁美(あげんバケモンサイズは新道寺にゃおらん…同じ人間か…?)

    初美(二人が気圧されてるですよー!この勢いで…)

    「……」コトッ

    初美「ポン!」ペーポン

    胡桃(…前半戦はなんにもなかったけど…やっぱり出るのかな…)

    絹恵(…裏鬼門…来るんか…?)

    「……」コトッ

    初美「ポン!」トンポン

    初美(よし!鬼門が揃った!)

    胡桃絹恵(清澄…裏鬼門わかってないの…?)

    222 = 112 :

    充電器の差だな

    223 = 88 :

    充電器ってなにかよくわからなくなってきた

    224 = 1 :

    ……

    初美「ツモ!8000・16000ですよー!」

    恒子「出たー!四喜和ー!」

    「……はい」

    胡桃絹恵(リアクションなし!?)

    トシ(ひつじさるを破るとは… さすが霧島の巫女たち)

    トシ(やっぱり電力の差なのかしらねえ…確かにおもちは二人あわせても数倍差があるけど…)

    初美「霞ちゃんの電力は世界一!ですよー!」

    絹恵(永水が勢いづいてる…)

    胡桃(前半と全然違う…凄いパワーを感じる…)

    「…………」(我関せず)

    225 = 156 :

    過充電だろ

    226 = 150 :

    しえん

    227 = 1 :

    南三局 北家:初美

    初美(もう一発いくですよ!)

    「……」コトッ

    初美「ポン!」トンポン

    初美(まず1つ!)

    胡桃(東が揃った…警戒しないと…)

    絹恵(…北は出さんようにせな…)

    「……」コトッ

    初美「ポン!」ペーポン

    胡桃絹恵(清澄いぃぃぃぃぃ!!!!!)

    228 = 1 :

    ―回想―

    トシ「もし薄墨初美も充電器を用意して電力勝負を挑まれたなら、」

    トシ「気が進まないけど、もうひとつ対策があるわ」

    ―回想終―

    胡桃(やるしかない…けど)

    胡桃(トシさん…本当にこれでいいの…?)

    胡桃「カン!」

    恒子「おっと、ここまで完全ダマを貫いていた鹿倉選手、ここで三萬を大明槓です!」

    健夜「無理して鳴く手ではないと思いますが…」

    絹恵(役牌でもあらへんのに…)

    「胡桃が鳴いた…?」

    230 = 1 :

    プシュン


    初美(…あ…あれ…?)

    絹恵(何や…?何か雰囲気が急にしぼんだ…)

    穏乃(永水の人が急に元気なくなった感じ…まるで停電でもしたみたい…)

    胡桃(…ホントに永水の力が抜けた……?)

    仁美(…………)


    初美(か、霞ちゃん?どうしたですよ?)

    (?別に何もしてないわよ?)

    初美(電力が……止まった……)

    231 = 72 :

    電力とは一体

    232 = 1 :

    初美「あっ…えっと…何でしたっけ…」アタフタ

    胡桃(永水の集中力が切れてる…)

    (ちょっとはっちゃん!まだツモ番じゃないわよ!)

    初美「ひゃいっ」

    「…リーチ」

    初美「はうっ」

    絹恵(なんかボロボロやな…)



    「…ツモ 2000・4000です」

    恒子「原村選手のツモ!薄墨選手は東場と同様に東と北をそろえましたが、ここまででしたー!」


    「どうなってるの…?胡桃はただカンしただけじゃ…?」

    トシ「あれこそもうひとつの裏鬼門打倒法…!」

    トシ「東北の電力は……カンが出てくればメチャクチャになる……!!」

    仁美(政治が…なんもかんも政治が悪い…)

    233 :

    隙がない

    234 = 112 :

    にわかですんません 理解でけへんねん

    235 :

    236 = 149 :

    これはあカン

    237 :

    なかなかの鬼才

    238 = 112 :

    そういうことか 把握した

    239 = 58 :

    くだらなすぎクソワロタ

    240 = 1 :

    オーラス



    「ツモ 1300・2600です」

    恒子「副将戦、終了ー!」

    恒子「色々とありましたが、マイペースを貫いた清澄・原村選手が点を伸ばし2位浮上!1位宮守に迫ります!」

    恒子「4校の差は僅差のまま、大将戦へ移ります!」

    胡桃「差を縮められちゃったよ…」

    トシ「まあ、4回食らう可能性があった裏鬼門が1回で済んだだけでよしとしましょう」

    243 = 1 :

    大将戦

    トシ「…さあシロ、いってらっしゃい」

    白望「……zzz」

    胡桃「ちょっとシロ!起きて!」

    白望「……ダルい……」

    豊音「出番だよー」

    「…やっぱりシロに大将なんて無理だったんじゃ…主にここまで待ってる時間が…」

    トシ「まあここはシロを信じましょう。やるときはやる娘だよ」

    白望「ダル…」

    244 = 1 :

    前半戦 東一局 親:恭子

    恭子(3位…けど差は僅かや)

    恭子(速攻で追いつく!安めでも手数で勝負や!)

    恭子「ツモ!700・1300!」

    恒子「末原選手の速攻ー!」

    恭子(凡人をなめるなっちゅーねん…!)

    恭子(善野監督…見とってください…!)

    245 = 72 :

    シロがんばれー

    247 = 1 :

    東一局二本場

    恭子(もうひとついくで… 速攻や!)

    「……………」

    「カン!」

    恭子「!」

    「…ツモ 嶺上開花です」シャラン

    恭子(来よったな…)


    東二局

    「ツモ 嶺上開花・他」シャラン

    恒子「宮永選手、なんと2連続リンシャンー!すげー!」

    健夜(あんな打ち方に「宮永」って…やっぱり彼女、妹さんじゃ…?)

    恒子「前半戦、まずは清澄と姫松が好調です!」

    248 = 235 :

    角もあるしな

    250 = 1 :

    東三局

    (まいっちゃったわね…随分厳しい状況…)

    (こんなに早くとは思わなかったけど…)

    (苦手分野…いかせてもらうわ…!)


    恐ろしいの「出番か…」


    ←前へ 1 2 3 4 5 6 7 次へ→ / 要望・削除依頼は掲示板へ / 管理情報はtwitterで / SS一覧へ
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 :
    タグ : - オーダー変更 + - + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。

    類似してるかもしれないスレッド


    トップメニューへ / →のくす牧場書庫について