元スレほむら「私の長い長い旅も終わりを告げた。」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
ほむら「やった・・・ついにワルプルギスの夜を倒した・・・!」ハア、ハア
まどか「ほむらちゃ~ん!」タッタッタッ
まどか「倒したんだね!ワルプルギスの夜を。おめでとう・・・ううん、ありがとう!」
ほむら「まどか!私はやったわ!・・・巴マミも佐倉杏子も美樹さやかも救えなかったけど、
そえでもあなただけは助けられた。あなたを救えたなら、私はそれで・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・」
QB「おどろいたよ。本当に一人でワルプルギスの夜を倒してしまうなんて。」
ほむら「おどろいたですって?感情のないあなたが言う言葉かしら。」
QB「もちろん、僕に感情はない。『予想外』という意味さ。」
5 = 1 :
ほむら「まあいいわ。ともかく、まどかは救った。もう魔法少女になることは無い。
あなたの思惑通りにはならない。」
QB「えっ」
ほむら「・・・え?」
QB「・・・」
QB「時間遡行者、暁美ほむら。」
QB「ひょっとして、ワルプルギスの夜を倒したのはこの時間軸が初めてかい?」
ほむら「・・・」
QB「なるほどね。」
6 = 1 :
QB「なら、知らないのも無理はない。ワルプルギスの夜は街ひとつを滅ぼしてしまう。
その後に何があるかを観測した人間は限られるし、観測しても魔法少女でなければ
何が起きているのかわからない。だからほとんど記録に残っていないからね。」
ほむら「・・・何があると言うの?」
QB「ワルプルギスの夜には、妹がいる。」
QB「『ワルプルギスの朝』さ。」
7 = 3 :
おぉ
なんかすごそう
8 = 3 :
って え?
9 = 1 :
ほむら「夜が明けたら朝が来るってこと?笑えない冗談ね。」
QB「冗談の良し悪しは僕には理解できないけど、冗談で付けた名前じゃないよ。」
ほむら「・・・じゃあ何よ。」
QB「ワルプルギスの一族はね、低気圧・・・じゃなかった、低血圧でね。」
ほむら「は?」
QB「朝、寝起きは機嫌が悪いんだ。とても。
そこから付けられた名前さ。」
ほむら(結局冗談で付けた名前じゃない。・・・いや、冗談だということにも気が付いてないのか。)
QB「あたりかまわず、目についたものに片っ端から当たり散らす。雷を落としまくるんだ。」
ほむら「何よそれ。最低ね。」
QB「姉が最強の魔女で、妹は最低な魔女か。語呂がいいね。これはうまい冗談なのかな?」
ほむら「・・・冗談じゃないわ。いろんな意味で。」
11 :
…え?
12 = 1 :
QB「万全な体調の『夜』が最強の魔女なのは間違いない。寝起きの『朝』はそれよりは弱い。」
QB「でもね。」
QB「弱いとは言っても、並の魔女よりは格段に強い。なによりも、
雷は人間の反射神経で避けられるようなものじゃない。
そして攻撃は無差別だ。攻撃を読むことはできない。」
QB「『夜』以上にやっかいな相手じゃないかな。」
ほむら「それでも」
ほむら「それでも、倒して見せる。倒すしかないのよ。たとえ準備が足りなくても!」
ほむら「やり直しは効かない。『夜』を倒したのだって、運が良かったのよ。
もう一度やり直しても、また『夜』を倒せる保証なんて有りはしないのだから!」
13 :
外伝にヒュアデスの暁というのがおってな
14 = 1 :
ワルプルギスの朝「ギギギギ・・・」イライライライラ
QB「おっと。お出ましのようだ。見つからないうちに避難させてもらうよ。
まどかも急いで隠れた方がいい。死なれては困るからね。」
QB「死ぬんだったら、契約して絶望して魔女になってからにしt」グシャ
ほむら「避難する必要がないようにしてあげたわ。感謝しなさい。」足でグリグリ
16 = 1 :
>>13
劇場版から入った新参者なんで、外伝とかぜんぜん知らんのよ。
17 = 1 :
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ほむら「ぜぇっ、ぜぇっ、ぜぇっ」
QB2「すごいじゃないか。あっという間に倒してしまうなんて。秒殺だったね。」
ほむら「ぜぇっ、ぜぇっ」携帯パカッ
QB2「何だい?・・・おや?3時間も進んでるじゃないか。って、まさか。」
ほむら「時間を、止めて、しまえば、」ゼェゼェ
ほむら「雷、なんて、」ゼェゼェ
ほむら「なんでも、ないわ」ゼェゼェ
QB2「君の砂時計が、そんなに長く時間を止められるとは思わなかったよ。」
ほむら「固有魔法じゃないわ。」ハァハァハァ
ほむら「『夜』の残した大量のGSがある。」ハァハァ
ほむら「これだけ大量にあれば、固有魔法じゃなくたって誰でも5分や10分は時間を止められる。」ハァ、ハァ
ほむら「時間操作に相性のいい私なら、3時間止めるくらいは可能よ。相手が悪かったわね。」
18 :
アイオリアなら避けられる
19 = 13 :
>>16
別にケチとかつける気はなかったんだ
続けてくれ
20 = 1 :
ほむら「おかげで使い切ったGSがたくさんあるわ。欲しいんでしょ?QB。」
QB2「もちろんだよ。魔女化のエネルギーに比べれば効率はわるいけど、貴重なエネルギーだ。」
ほむら「そう。なら、こっちにいらっしゃい。全部あげるわ。」
QB2「助かるよ。」トコトコ
ほむら「さあ。・・・受け取りなさい!」ザラザラザラ・・・
QB2「きゅっぷい!ちょ、ちょっとまって!一度にそんな・・・」
ほむら「ほらほらほら!まだまだあるわよ!!」ザザザザザ・・・
QB2「ちょ・・!待っt ほむら「さあさあさあ!!!」ザーーーーーーーーーーーーーー・・・
ほむら「そらそらそらーーーー!!!!」ドドドド・・・・
・・・・・
・・・
QB2「」
ほむら「ふん。圧死したようね。GSに埋もれて死ぬなら本望でしょう。」
21 = 1 :
まどか「ほむらちゃ~ん!」タッタッタッ
まどか「『朝』を倒したんだね!これで終わったんだね!」
ほむら「まどか!そうよ、これで全て・・・!!」
QB3「まったくひどいじゃないか。きゅっぷい。」ヒョイ、パク。ヒョイ、パク。
QB3(GSがたくさんあるのはうれしいけど、これ全部回収するのに何時間かかるかな・・・)
QB3「でも、暁美ほむら。運が悪かったね。」
QB3「今年は、ワルプルギスの家族会議の年なんだ。」
ほむら「・・・どういうこと?」
QB3「いつもなら『夜』と『朝』しか現れない。でも、今年は次に『夜』の娘が来るのさ。」
22 = 1 :
QB3「ワルプルギスの夜の娘にして、最大の魔女。『ワルプルギスの夜食』」
QB3「寝る前に食べて食べて食べまくって成長したその体。
その巨体は身動きすれば地割れを起こし、一歩歩けば地震を起こす。」
ほむら「なによそれ・・・」
QB3「とは言っても、影響範囲はあまり広くない。『夜食』の周囲100mくらいがせいぜいだ。
その巨体のせいでろくに動き回ることもできないから、攻撃さえしてこない。
人間にとっては十分な脅威だけど、魔法少女にとってはたいした敵じゃない。」
QB3「・・・はずだった。少なくとも前回までは。」
ほむら「何が変わったというの。」
QB3「ワルプルギスの夜の性質は知っているだろう?死んだ魔法少女の魂を取り込んで強化される。」
QB3「それは娘の『夜食』も同じだ。ワルプルギス一族に共通する性質なんだ。」
ほむら「・・・まさか」
QB3「そうさ。『夜食』は巴マミの魂を取り込んだ。
あれほどの体重の資質をもつ子は初めてだ。
マミの魂を取り込んだ『夜食』の体重がどれほどのものになるかは、僕には測定しきれない。」
23 = 1 :
ワルプルギスの夜食「オホホホホホ・・・」
ほむら「台風が過ぎ去って、晴れ渡ったいい天気ね。」
ほむら「富士山が良く見えるわ。」
ほむら「2つも。」
ほむら「初夢なら最高ね。」
QB3「現実逃避している場合じゃないよ。」
ほむら「うるさいわね!現実逃避したくもなるわよ!」
ほむら「なんなのよ、あの大きさは!富士山に迫るほど大きいなんてどういうことよ!」
QB3「・・・。暁美ほむら。君はひとつ勘違いしている。」
QB3「小さい方が富士山だ。」
ほむら「」
26 :
ほむら「どうしろって言うのよ!あんなの!!」
ほむら「あんなの核でも打ち込まなきゃ、いいえ、核を打ち込んだってちょっと削れるだけよ!」
QB3「僕に言われてもどうしようもないよ。僕だってこんなのは予想外だ。
いくらなんでも、こんなのむちゃくちゃだよ。」
QB3「でも、倒す方法はあるよ。まどかが契やk」ズベシャ
ほむら「この!このこのこの!!!」ゲシ、ゲシゲシゲシ
ほむら「ううううううううーーー!!!」バンバンバンバンバン
ほむら「キーーーーーーー!!!」グシャグシャグシャ
ほむら「ふーっ、ふーっ、ふーっ」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「まどかぁー」抱キッ
27 = 26 :
ほむら「大丈夫よ、まどか。あなたは私が必ず守るからっ!」
まどか「う、うん、でも・・・」
ほむら「ふふ・・うふふふ。いいわよ。うふふ。やってやろうじゃないの。富士山だろうとエベレストだろうと。」
ほむら「自衛隊、いえ第7艦隊を乗っ取ってでも・・・。うふふふふ・・・。あはははは・・・!」
まどか「ほ、ほむらちゃん・・・。目が、おかしいよ・・・?」
ほむら「うふふふ・・・。まどか。『夜食』はここからはまだ遠いわ。
ここにいれば安全よ。行ってくるわ。必ず倒してくるから。あははははは・・・・」
まどか「ほむらちゃん・・・」
ほむら「あひゃひゃひゃひゃ・・・!!!」
ワルプルギスの夜食「オホホホホホ・・・」
29 :
おもしれぇwwwww
30 :
もう嫌がらせの域だな。
31 :
そりゃ気も狂うわな
32 = 26 :
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-------------------
--------
ほむら「ぜぇっっ!、ぜぇっっ!、ぜぇっっ!」
ほむら「ごほっ!、げほっ!」
ほむら「ぜぇっっ!、ぜぇっっ!、ぜぇっっ!」
QB(現地特派員)「・・・今度ばかりは本当におどろいたよ。」
QB(現地特派員)「あと何回か同じものを見たら、僕にも感情が理解できそうな気がするよ。」
ほむら「二度と、ぜぇっ、ぜぇっ、ごめん、ごほっ、よっ!、ぜぇっ、ぜぇっ」
QB(現地特派員)「さすがに立つのも辛そうだね。」
QB(現地特派員)「それにしても・・・戦闘中に、『夜食』がみるみる縮んでいった。いった何をしたんだい?」
QB(現地特派員)「それと、その手に持っている黄色いものは・・・それは」
QB(現地特派員)「ソウルジェムかい?」
33 = 26 :
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--------
まどか「・・・」アッチヘウロウロ
まどか「・・・」コッチヘウロウロ
まどか「!」
まどか「ほむらちゃん!おかえり!」抱キッ
まどか「すごいよ!あんな大きな魔女を倒したんだねっ!」
ほむら「ただいま、まどか。言ったでしょう?必ずあなたを守るって。」
まどか「うん!すごいよ!すごいよ、ほむらちゃん!」
まどか「う・・・ぐすっ。うえーーーん!よかった・・・ほむらちゃんが無事に帰ってきて・・・」エーンエーン
ほむら「ほら、泣かないの。」頭ナデナデ
まどか「うえーーーん!えーーーん!・・・」
34 = 26 :
ほむら「落ち着いたかしら。」
まどか「ぐすっ・・・。うん。」
ほむら「ほら。これを見て。」
まどか「黄色いソウルジェム?・・・まさか、マミさんの!?」
ほむら「そう。巴マミの魂は『夜食』に取り込まれていた。
そして『夜食』はマミの魂によって強力な魔女になっていた。
なら、巴マミの魂を分離してしまえば・・・」
QB4「そんなことができるのかい?」
ほむら「やってみたらできたのよ。」
まどか「そんないいかげんな。」
ほむら「できちゃったんだからしょうがないわ。」ホムゥ
35 = 26 :
ほむら「戦っている最中に、『夜食』の一部がどこかに引っ張られているようだったわ。」
ほむら「その先を見てみたら、紅茶とケーキで有名な喫茶店が見えたの。」
ほむら「まさかとは思ったんだけど、ためしに突出した部分をつかんで引き抜いてみたのよ。」
まどか「そんなんでいいんだ・・・」
QB4「わけがわからないよ」
36 = 30 :
条理を覆したかwwww
37 = 26 :
ほむら「理由はともかく。ソウルジェムがあるんだから、後は魔法で体を作れば巴マミは復活するはず。」
ほむら「・・・ねえ、QB。魔法少女の体って、人間じゃなきゃいけないのかしら?」
QB4「というと?」
ほむら「人形とか、あるいは頭だけ作ったんじゃだめなの?体全部作るのって大変なのよ。」
QB4「可能だね。前例もないわけじゃない。体を欠損してしまって、人形を体にした魔法少女は存在する。」
まどか「いやいやいや!」
まどか「そこで手抜きしないでよ!体作ってあげてよ!」
ほむら「まどかがそう言うなら。」
ほむら(・・・胸だけ小さくしておこうかしら。)
まどか「ほむらちゃん。何か変なこと考えてない?」
ほむら「そ、そんなことないわ。」
38 = 26 :
マミ「・・・ううん・・・。」
マミ「はっ。」
マミ「ここは・・・。」
まどか「マミさん!」抱キツキ
マミ「えっ?鹿目さん?」
まどか「マミさん!マミさん!!」
マミ「・・・そうか。思い出したわ。」
QB4「やあ、マミ。ひさしぶr」ゲシッ
QB4「何だい、いきなり蹴るなんてひどいじゃないか。」
マミ「QB。私ね、『夜食』に取り込まれていた時の記憶があるのよ。
取り込まれている間、私の意識はなかったけど、『夜食』が見たもの聞いたものは記憶にあるの。」
マミ「『夜食』はあの図体だから、ほとんど動かないでずっとこの近くにいたのよ。この世界に具現するまで
私たちからは見えないけど、こちらの状況は『夜食』からは見えていたの。だから」
マミ「あなたが何者で、私たちに何をしたか、知っているのよ。」
QB4「」
39 = 26 :
QB4「まって。落ち着こう、マミ。話し合いをしようじゃないか。話せばわかる。」
マミ「言いたいことはそれだけかしら。」
QB4「ええと、いや、僕は役に・・・
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-------------------
--------
QB5「今日だけで4体もロスしたよ。新記録だ。」
マミ「それでも懲りずに出てくるのね。」
QB5「まだ戦いは終わりじゃないからね。」
ほむら「まだ魔女がいるの!?」
QB5「次が最後のワルプルギスの魔女だ。」
マミ「それで?さっさと言いなさい。そして居なくなりなさい。」
QB5「やれやれ。嫌われたものだ。」
40 = 28 :
久々に面白いわ
41 = 29 :
まだいんのかよwwwww
42 = 26 :
QB5「とは言っても、この魔女はたいして強くない。普通の魔女のうち強力なものと同程度さ。」
QB5「ベテランの魔法少女なら油断しなければ勝てるレベルだ。」
QB5「君たちなら問題ないね。」
QB5「おかげで、名前が付けられていない。ワルプルギス一家とは思えないほど弱いし、
『夜』や『朝』のおかげで目撃されることさえ稀だから。
魔法少女でこの魔女を目撃するのは、君たちが初めてじゃないかな。」
ほむら「わざわざ教えてくれるなんて親切ね。不意打ちならまどかとの契約に結び付く、とか考えそうなものだけど?」
QB5「不意打ちでまどかに死なれたりするのは困る。それに・・・」
QB6「きゅっぷい」ヒョイ、パク。
QB7「きゅっぷい」ヒョイ、パク。
QB8「きゅっぷい」ヒョイ、パク。
QB9「きゅっぷい」ヒョイ、パク。
QB5「付近の体を全部集めてきて作業してるけど、あの量のGSの回収にはまだまだ時間がかかる。
いまここが魔女に蹂躙されると困る。
これだけの量のGSなら、不確実なまどかとの契約よりは優先して回収したいからね。」
QB5「君たちだって困るだろう?これが散らばってしまうとあたりに魔女が大量発生してしまうよ。」
43 = 30 :
まだいるのかよwww
44 = 26 :
ほむら「なら、もらえる情報はいただくわ。それで、どんな魔女なの?」
QB5「火を使う。あたり一面を焼き尽くす・・・はずなんだが、過去の例では周りに建物などが残っていることすら稀でね。」
ほむら「ふうん・・・名前がないと不便だし、とりあえず『夕暮れ』とでも呼びましょうか。」
マミ「・・・」
マミ「・・・もっとエレガントな名前n ほむら「『夕暮れ』に決定よ。」
45 = 26 :
ほむら「それで、ひょっとして『夕暮れ』には佐倉杏子が取り込まれているのかしら?」
QB5「その可能性は限りなく高いね。」
まどか「!」
まどか「じゃあ、ひょっとしてさやかちゃんも!?」
QB5「いや。さやかは魔女になった。ワルプルギスは魔法少女しか取り込まない。」
まどか「そんな・・・」
マミ「でも、佐倉さんは助け出せる可能性があるのね?
どうやったら助け出せるの?
佐倉さん以外の他の魔法少女はどうなの?」
QB5「そんなこと、僕に聞かれてもわからないよ。
前例は無いんだ。助言のしようがない。」
QB5「むしろ、僕の方が聞きたいくらいさ。
唯一の助け出した/助け出された実例である君たちの方が、僕よりよっぽど詳しいはずさ。」
46 :
シリアスかと思ったら
期待
47 :
昼「私の出番…」
48 = 26 :
ほむら「巴マミ。その時のこと、何か覚えてる?」
マミ「覚えてはいるけれど・・・記憶はあるけど、取り込まれている間は私の意識は無かったの。
参考にならないわ。」
ほむら「いいえ、参考になったわ。
・・・意識が無いのに引っ張られていたということは、引っ張り出すのに必要なものは
無意識レベルで執着するような何か、かしら。」
QB5「その可能性はあるね。でもそれだけとは思えない。
そんなに簡単に引っ張り出せるなら、ワルプルギスはあのような巨大な体を維持できないはずだ。」
まどか「・・・引っ張り出したのがほむらちゃんだったから、とか。」
ほむら「どうかしら。巴マミは私に対してあまりいい印象を持っていなかったはず。」
マミ「そうでもないわ。『夜食』に取り込まれてからの期間で、あなたの事はずいぶん理解できたもの。
私の意識はなかったから、あれは『夜食』の意識だったと思うけど、そのおかげで中立的な視点で理解できたみたい。
判断する時間も十分にあったしね。」
マミ「・・・そうか。時間、かも。私は取り込まれてから2週間ほどよ。ワルプルギスと一体化するには時間が短かったのかも。」
ほむら「あり得るわね。なら、やはり佐倉杏子は助け出せるかもしれない。」
マミ「『夕暮れ』があまり強くないのであれば、挑戦してみる価値はありそうね。」
49 = 26 :
----------------------------------------
-------------------
--------
ワルプルギスの夕暮れ「イヒヒヒヒヒ・・・」
マミ「ねえ、QB?」
QB5「僕は知らないよ。」
マミ「あれのどこが弱い魔女なのかしら?」
QB5「僕のせいじゃないよ!」
マミ「どう見たって、『夜』といい勝負じゃないの!」
QB5「僕だって理由が知りたいよ!」
50 = 26 :
ほむら「どういうこと?そんなに大量の魔法少女を取り込んだというの?」
QB5「そんなはずはない。ワルプルギス一家は偏食がひどくてね。
特に『夕暮れ』はゲテモノ食いで、だから弱かったんだ。
一番許容範囲が広かったのが『夜』さ。」
まどか(杏子ちゃんってゲテモノなんだ・・・)
まどか「じゃあ、杏子ちゃんを取り込んだから?」
QB5「強力な魔法少女を取り込めば、その分強くなるのは事実だ。
でも、いくら杏子がベテランでも、そんなに大きな影響は出ない。」
QB5「『夜』だって、卑弥呼やジャンヌダルクといった比類ない強力な魔法少女を多数取り込んで、あの強さだった。
杏子が持つ因果ではとうてい太刀打ちできない。
一人の魔法少女でこんなに強化されるなんてこと、あるわけがない。」
QB5(チラッ)
QB5「マミの体重じゃあるまいs」ブベラッ
マミ「何よ!私の体重がなんだっていうのよ!」ゲシッゲシッ
マミ「どうせ私は化け物よ!富士山よ!」ゲシッゲシッゲシッ
マミ「うわーーーーーん!」ゲシッゲシッゲシッゲシッ
まどか「マミさん、落ち着いて!どうどう!」
みんなの評価 : ☆
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