元スレほむら「私の戦場はここじゃない…あれ?」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ☆
1 :
ほむら「…」カチャカチャ
QB「どうしたんだい?」
ほむら「盾が…盾が時間を巻き戻さないの…」
QB「?」
2 :
救済の魔女「放置プレイやめて」
3 = 1 :
QB「その盾がどうしたんだい?」
ほむら「だから、盾が時間を巻き戻さないのよ」
QB「よくわからないけど、貸してごらんよ」
ほむら「…」ギロッ
QB「もう君とは敵じゃない。変な事はしないよ」
ほむら「…ほら」ポイッ
4 :
QB「(なにいってんだこいつ)」
5 :
QB「あっ…」バキッ
6 = 1 :
QB「ふぅん…なるほど」
ほむら「…」ドキドキ
QB「随分と原始的な故障のようだね。ほら、この盾についている砂時計をよく見てみなよ」
ほむら「…あっ」
QB「上の層と下の層の間に小石が詰まって、砂を食い止めてるようだね」
ほむら「ああ、良かった…これなら簡単に直せるわ」
7 :
QB「オラァ!」バキッ
8 = 1 :
ほむら「ん…んしょ」カリカリ
QB「…」
クリームヒルト「ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ」
ほむら「ねえインキュベーター、何か細長い物無いかしら」
QB「細長い、物?」
ほむら「指だと太すぎて、小石が取れないのよ…例えば、ヘアピンのような…」
QB「持ってる訳が無いじゃないか。僕は人間じゃないもの」
9 = 5 :
QB「僕にやらせてよ!いーから!いーから!あっ…」バキッ
10 :
持ってる訳ないじゃないか
人間じゃないもの
QBを
11 :
元淫乱ピンクのクリームヒルトさんなら持ってるはずや!
12 :
ほむぅ……
13 = 1 :
ほむら「困ったわ…」
QB「周りを見渡すといい。ワルプルギスの夜が破壊したガレキの中から、見つかるかもしれないよ」
ほむら「…はぁ、ちょっと探してくるわ」
クリームヒルト「…」ゴゴゴゴゴゴゴゴ
QB「…」
14 = 1 :
ほむら「鉄パイプ…窓の枠…」ガラガラ
ほむら「もっと細いものが欲しいのに…なんでこういう時って見つからないのかしら」
グニャグニャグニャ
ほむら「…!」
ほむら「この気配…空間のゆがみ…これって」
ほむら「魔女!」
ほむら「あのまど…いや、黒くて巨大な魔女が人間も、他の魔女も吸収し切ったと思っていたのに…」
ほむら「武器…武器は…」
16 = 1 :
ほむら「無い…とっくの昔に、使い切ってしまったんだった…」
グニャグニャ
ほむら「それに…まさか、この魔女って…」
オクタヴィア「…」グググググ
ほむら「…美樹さやかが魔女化した姿…!」
オクタヴィア「ヴォ…ヴォヴォヴォヴォ…」
ほむら「に…逃げないと…」
オクタヴィア「ヴォォォォォォォォォォォォォッ!」ビュン
ほむら「車輪が…あぁ、こんな所で終わりだなんて…」
ほむら「ごめんなさい…まどか…ごめんなさ…」ボコッ
ほむら「…」
オクタヴィア「ヴォヴォヴォ…」
17 = 12 :
さやさやほむほむ
18 :
さやカス死ねよ
19 :
オクタヴィアちゃんかわいい
20 = 1 :
チョキチョキ チョキチョキ
ほむら「ん…」
「~♪」チョキチョキ チョキチョキ
ほむら「あれ…私…車輪に…」
ほむら「!?」
オクタヴィア「~♪」チョキチョキ
ほむら「きゃあああっ!」
オクタヴィア「…ヴォヴォオヴォ」チョキチョキチョキ
ほむら「か、髪を切らないで!私の自慢の髪…やめて!」バタバタ
オクタヴィア「…」ギュゥゥゥゥ
ほむら「く…苦しい…」
オクタヴィア「ヴォッヴォヴォ…」チョキチョキ
21 :
切るもの間違えてるぞ
22 = 1 :
ほむら「…」ゾクッ
オクタヴィア「ヴォー…」チョキチョキ
ほむら(随分と器用にするのね…二本の剣をハサミのように使って髪を切るなんて…)
オクタヴィア「ヴォヴォヴォ…」チョキ
オクタヴィア「ヴォッ」パッ ポトッ
ほむら「キャッ!」ドサッ
ほむら「いてててて…」
オクタヴィア「ヴォヴォヴォヴォ…」
23 = 1 :
オクタヴィア「ヴォヴォヴォ…」ゴソゴソ
ほむら「ここって…コンサートホールの座席…」
オクタヴィア「…」ズイ
ほむら「…?」
オクタヴィア「…」サッサッ
ほむら「け、剣で髪を梳かすのはやめて!」
24 = 12 :
さやさや?
25 = 1 :
オクタヴィア「ヴォヴォヴォ…」サッサッ
ほむら「…」
オクタヴィア「ヴォッ」マンゾクゲ
ほむら「今度は何をするの…?」
オクタヴィア「ヴォヴォヴォ…」ガシャ
ほむら「鎧の中に手を突っ込んで…」
オクタヴィア「…」グチャグチャ
ほむら「何かを掻き出そうとしている…?」
オクタヴィア「ヴォヴォ…」グチャ
26 = 12 :
ほむむむむ
27 = 1 :
オクタヴィア「ヴォッ」グショッ
ほむら「何かを取り出した…まさかあれって」
オクタヴィア「ヴォ…」ドロドロ
ほむら「あぁ、あれは生前付けていたヘアピンじゃない…」
オクタヴィア「ヴォヴォ…」スッ
ほむら「か、髪に付けてくれるの?」
オクタヴィア「ヴォヴォ…」サクッ
ほむら「痛い!頭に刺さったわ」
オクタヴィア「ヴォッ…?ヴォヴォヴォ」サクッサクッ
ほむら「いたっ、痛い!」
28 = 12 :
ほむほむ
29 :
さやかちゃんかわいい
30 = 19 :
どういうこっちゃ
31 :
ほほぼほほほほほむ
32 = 1 :
ほむら「もういい、私に貸しなさい」バッ
オクタヴィア「ヴォッ!ヴォォォォォッ!」
ほむら「いい?ヘアピンっていうのは…」
ほむら「こうやって、髪に引っかかるように…付けるのよ」ファサッ
オクタヴィア「ヴォッ、ヴォッヴォ」キャッキャ
ほむら「はぁ…何魔女相手に付け方の指導なんてしているのよ…」
オクタヴィア「ヴォヴォヴォ…」
ほむら「はぁ…離れて行ったわ…でも逃げ出せる空気じゃ…無いわね」
33 :
さやかにしようとしているな
34 :
さやかちゃん…
35 :
以前にもほむらとオクタヴィアが二人きりになるSSがあったね
36 = 1 :
パッ パッ
ホルガー「…」
ほむら「あれは、使い魔の劇団…?」
ほむら「何か嫌な予感がしてきたわね…」
オクタヴィア「…」バッ
ホルガー「~♪」
ほむら「ハッ…指揮者気取りかしら…」
ほむら「まあいいわ、逃げだすチャンスを待つまで、あの連中の演奏でも聞いてましょう」
ほむら「思ったよりもまともで…美しくて…心地よい曲だし…」
37 = 1 :
劇団→楽団
38 = 19 :
ほむさやほむ
39 = 4 :
さやかの髪型したほむほむとか想像できねえ
40 = 1 :
ホルガー「~♪」
オクタヴィア「…」ユラユラ
ほむら「…何か眠くなってきた…あれ、ソウルジェムが…」
ほむら「ソウルジェムから、魂の光が抜け出ている…?」
ホルガー「~♪」
ほむら「まさか…」
オクタヴィア「…」ユラユラ
41 :
魔女でもかわいいさやかちゃん
42 = 12 :
さやさや?
43 = 1 :
ほむら「周りの観客って…ずっと使い魔だと思っていたけれど…」
ほむら「よく見ると…ああ、なんて事なの…」
ほむら「隣の若い男性…隣の女性…これは本物の死体…」
ほむら「どれも外傷は無くて、綺麗な死体のまま…」
ほむら「この魔女のしたいことがやっと分かってきたわ…」
44 = 12 :
ほむむむむ
45 = 19 :
このオクタヴィアちゃんは策士
46 = 1 :
ほむら「ああ、よく美樹さやかが生前言っていたコンサート…上条恭介のコンサート…」
ほむら「メガネをかけていた時に、一度だけ映像を見させられた事があった…」
ほむら「このコンサートホール、少しデフォルメされているけれど構造自体はあのコンサートホールにどこと無く似ている…」
ほむら「この観客達も、あの映像に映っていた観客に出来る限り髪型や、顔つきまでも似させられている…」
ほむら「私が髪を切られて、ヘアピンを付けられたのってまさか…」
47 = 41 :
さやさや…
48 = 19 :
オクタヴィアちゃん
49 = 1 :
ほむら「あ…ああ…」
ホルガー「~♪」
オクタヴィア「…」クイッ
ホルガー「…」
オクタヴィア「ヴォヴォ」ズイ
ほむら「ああっ…ああああっ」
オクタヴィア「ヴォ…」ウットリ
オクタヴィア「ヴォッヴォッヴォvッヴォ」ナデナデ
ほむら「もうこれで…満足でしょう?さあ、もうそろそろ帰して…」
オクタヴィア「ヴォッー」ジロジロ
50 :
ふむ
みんなの評価 : ☆
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