私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレP「もうすぐ、クリスマスがやってくる」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ☆
レスフィルター : (試験中)
勢いで書いた自己満足SSです。
書きためてあるので、2分間隔くらいで書いていきます。
よろしければご覧ください。
書きためてあるので、2分間隔くらいで書いていきます。
よろしければご覧ください。
雪歩「――あ」
P「どうした?」
雪歩「雪ですよ、プロデューサー」
雪歩は、まるで水を掬(すく)うように、両手を出した。
空を見上げると、雪歩の言うとおり、ちらちらと雪が舞い始めている。
P「どうした?」
雪歩「雪ですよ、プロデューサー」
雪歩は、まるで水を掬(すく)うように、両手を出した。
空を見上げると、雪歩の言うとおり、ちらちらと雪が舞い始めている。
レッスンの帰り、俺と雪歩は事務所までの道を並んで歩いていた。
雪歩「プロデューサー……」
雪歩は照れながら、そっと俺に体を寄せてきた。
P「雪歩、近い」
雪歩「聞こえません」
雪歩は意地悪く微笑んでいる。腕まで、絡めてきた。
雪歩「プロデューサー……」
雪歩は照れながら、そっと俺に体を寄せてきた。
P「雪歩、近い」
雪歩「聞こえません」
雪歩は意地悪く微笑んでいる。腕まで、絡めてきた。
昔とは大違いだ。あの臆病で、常に自信の無かった姿はもうどこにもない。
男性が苦手なのは相変わらずだが、それでも、相手の目を見て話すまでできるようになった。
雪歩「プロデューサー……好きです」
P「……」
雪歩「えへへ……」
雪歩の真っ赤になった頬は、白い街に、いっそう深く映えている。
街の喧騒の間で、しゃりしゃりと雪を踏みしめる音が、俺の耳に切なくついた。
男性が苦手なのは相変わらずだが、それでも、相手の目を見て話すまでできるようになった。
雪歩「プロデューサー……好きです」
P「……」
雪歩「えへへ……」
雪歩の真っ赤になった頬は、白い街に、いっそう深く映えている。
街の喧騒の間で、しゃりしゃりと雪を踏みしめる音が、俺の耳に切なくついた。
ある日、母親から一本の電話が来た。
P「え、お見合い?」
お見合いという言葉に、事務所のみんなが一斉に俺を見た。
慌てて腰をかがめて、ひそひそ声になる。
P「無理だよ。いくら祝日でも、クリスマスシーズンは忙しいんだ」
特に、その日は大事な仕事が入っていた。
一ヶ月後のクリスマスイヴ。ある人気ゴールデン番組で、雪歩が歌うのだ。
その番組は、アイドルや歌手なら誰もが出演を望む。憧れる。
トップアイドルになるための、登竜門と言ってもいい。
何かトラブルが起こった時に、フォローできる人が側にいないといけない。
P「え、お見合い?」
お見合いという言葉に、事務所のみんなが一斉に俺を見た。
慌てて腰をかがめて、ひそひそ声になる。
P「無理だよ。いくら祝日でも、クリスマスシーズンは忙しいんだ」
特に、その日は大事な仕事が入っていた。
一ヶ月後のクリスマスイヴ。ある人気ゴールデン番組で、雪歩が歌うのだ。
その番組は、アイドルや歌手なら誰もが出演を望む。憧れる。
トップアイドルになるための、登竜門と言ってもいい。
何かトラブルが起こった時に、フォローできる人が側にいないといけない。
P「母さんだって、俺の仕事は分かってるだろう?」
母親はまだ何か言っているようだったが、俺は半ば強引に電話を切った。
雪歩「プロデューサー、お見合い、するんですか……?」
雪歩が心配そうな顔をして、俺を見上げてくる。
ほんの一瞬だが、昔の雪歩を見たような気がした。
P「しないよ。その日は、雪歩にとって大事な日じゃないか」
雪歩「プロデューサー……!」
P「雪歩、レッスンは?」
雪歩「え……あ、ああ!」
雪歩は時計を見て、びっくりする。
事務所を出るいつもの時間を、だいぶ過ぎていた。
母親はまだ何か言っているようだったが、俺は半ば強引に電話を切った。
雪歩「プロデューサー、お見合い、するんですか……?」
雪歩が心配そうな顔をして、俺を見上げてくる。
ほんの一瞬だが、昔の雪歩を見たような気がした。
P「しないよ。その日は、雪歩にとって大事な日じゃないか」
雪歩「プロデューサー……!」
P「雪歩、レッスンは?」
雪歩「え……あ、ああ!」
雪歩は時計を見て、びっくりする。
事務所を出るいつもの時間を、だいぶ過ぎていた。
P「ほら、まだ走れば間に合うぞ?」
雪歩「い、行ってきますー!」
雪歩はジャージが入ったカバンを引ったくり、大慌てで事務所から出て行った。
P「さて、俺も仕事に……あれ?」
ふと、ソファーの片隅に、見覚えのある可愛いピンクの水筒を見つけた。
これは、雪歩のものだ。
雪歩「い、行ってきますー!」
雪歩はジャージが入ったカバンを引ったくり、大慌てで事務所から出て行った。
P「さて、俺も仕事に……あれ?」
ふと、ソファーの片隅に、見覚えのある可愛いピンクの水筒を見つけた。
これは、雪歩のものだ。
P「あいつ、忘れていったな」
後で届けてやろう。
そう思った俺は、その水筒を手に取った。
高木社長「おほん。あー…Pくん、ちょっといいかね?」
P「あ、はい。何でしょう?」
高木社長「ちょっと、社長室まで来てくれないか」
分かりました、と返事をして、俺はとりあえず持っていた水筒を自分の鞄に入れた。
そして、社長に促されるまま、社長室に向かった。
後で届けてやろう。
そう思った俺は、その水筒を手に取った。
高木社長「おほん。あー…Pくん、ちょっといいかね?」
P「あ、はい。何でしょう?」
高木社長「ちょっと、社長室まで来てくれないか」
分かりました、と返事をして、俺はとりあえず持っていた水筒を自分の鞄に入れた。
そして、社長に促されるまま、社長室に向かった。
P「……何ですって?」
社長室で俺は、つい聞き返してしまった。
高木社長「お見合いに、行ってきなさいと言ったのだ」
高木社長は、いつもの冗談めいた態度ではなかった。
だからこそ、俺は真面目に、失礼を承知で言い返した。
P「それは、できません。その日は、大切な収録があるのです」
高木社長「律子君に代わりを頼む」
P「しかし! 雪歩は俺がいないと――」
高木社長「君は!」
P「うっ」
今まで聞いたことがない高木社長の声に、俺はひるんでしまった。
社長は俺に、鋭い目を向けてきた。
社長室で俺は、つい聞き返してしまった。
高木社長「お見合いに、行ってきなさいと言ったのだ」
高木社長は、いつもの冗談めいた態度ではなかった。
だからこそ、俺は真面目に、失礼を承知で言い返した。
P「それは、できません。その日は、大切な収録があるのです」
高木社長「律子君に代わりを頼む」
P「しかし! 雪歩は俺がいないと――」
高木社長「君は!」
P「うっ」
今まで聞いたことがない高木社長の声に、俺はひるんでしまった。
社長は俺に、鋭い目を向けてきた。
高木社長「君は、雪歩君のプロデューサーじゃないのか?」
P「そうです! 俺は、雪歩のプロデューサーです!」
俺は、力強く言った。言い聞かせた。
握った拳が、小刻みに震える。
高木社長「雪歩君は、君をずいぶん信頼しているようだ」
P「それは、あくまでプロデューサーとして、です」
高木社長「本当に、君はそう思っているのかね?」
P「……それは、どういう意味ですか」
高木社長「そのままの意味だ。君は、プロデューサー失格だ」
P「!」
P「そうです! 俺は、雪歩のプロデューサーです!」
俺は、力強く言った。言い聞かせた。
握った拳が、小刻みに震える。
高木社長「雪歩君は、君をずいぶん信頼しているようだ」
P「それは、あくまでプロデューサーとして、です」
高木社長「本当に、君はそう思っているのかね?」
P「……それは、どういう意味ですか」
高木社長「そのままの意味だ。君は、プロデューサー失格だ」
P「!」
P「!」
プロデューサー失格。
その言葉は、今までのどんな辛い経験よりも、重く俺の心に突き刺さった。
P「俺と雪歩は何でもありません!! ただのアイドルとプロデューサーです!!!」
大声で、そう否定する。
ただでさえ薄い社長室の壁だ。
律子や小鳥さんは、多分びっくりしているだろう。
プロデューサー失格。
その言葉は、今までのどんな辛い経験よりも、重く俺の心に突き刺さった。
P「俺と雪歩は何でもありません!! ただのアイドルとプロデューサーです!!!」
大声で、そう否定する。
ただでさえ薄い社長室の壁だ。
律子や小鳥さんは、多分びっくりしているだろう。
高木社長「P君、私が言いたいのは」
P「失礼します!」
高木社長「待ちたまえ、P君!」
俺は高木社長の制止も聞かず、社長室を飛び出した。
自分の鞄を引ったくる。
勢いよくドアを開け、わき目も振らずに事務所から出て行った。
水筒を、雪歩に届けに行こう。
P「失礼します!」
高木社長「待ちたまえ、P君!」
俺は高木社長の制止も聞かず、社長室を飛び出した。
自分の鞄を引ったくる。
勢いよくドアを開け、わき目も振らずに事務所から出て行った。
水筒を、雪歩に届けに行こう。
P「まだ来てない?」
水筒を届けに来たのだが、レッスンスタジオに雪歩はいなかった。
真「うん。何か忘れ物したって、ここに来る途中で……プロデューサー、事務所で会わなかった?」
P「いや……」
真「おっかしいなー。本当に会いませんでした?」
事務所からレッスンスタジオまでの道は、ほぼ決まっている。
今日に限って、雪歩が違う道を通ることがあるだろうか。
俺はそんなことを考えながら、とりあえず水筒だけでも置いて帰ろうとした。
水筒を届けに来たのだが、レッスンスタジオに雪歩はいなかった。
真「うん。何か忘れ物したって、ここに来る途中で……プロデューサー、事務所で会わなかった?」
P「いや……」
真「おっかしいなー。本当に会いませんでした?」
事務所からレッスンスタジオまでの道は、ほぼ決まっている。
今日に限って、雪歩が違う道を通ることがあるだろうか。
俺はそんなことを考えながら、とりあえず水筒だけでも置いて帰ろうとした。
その時、スタジオのドアが開いた。雪歩だ。
P「ゆ、雪歩!」
雪歩「……プ、プロデューサー!」
雪歩は俺と目が合うと、いつもの笑顔で、俺に走り寄ってきた。
雪歩「どうしたんですか、こんなところで」
P「雪歩こそ、どこに行ってたんだ?」
雪歩「すいません、事務所に忘れ物しちゃって……」
P「それって、これだろ?」
俺は、鞄からあの水筒を取り出した。
P「ゆ、雪歩!」
雪歩「……プ、プロデューサー!」
雪歩は俺と目が合うと、いつもの笑顔で、俺に走り寄ってきた。
雪歩「どうしたんですか、こんなところで」
P「雪歩こそ、どこに行ってたんだ?」
雪歩「すいません、事務所に忘れ物しちゃって……」
P「それって、これだろ?」
俺は、鞄からあの水筒を取り出した。
雪歩「そ、それです!」
雪歩は俺の手から水筒を取ると、嬉しそうに腕に抱えた。
P「……なあ雪歩、どの道を通ったんだ?」
雪歩「え? いつもの道ですよ?」
雪歩は水筒のお茶を一杯、俺に差し出した。
雪歩「美味しいですよ?」
普段の俺なら、そのお茶を喜んで受け取るだろう。
だけど、今はそれよりも聞きたいことが、雪歩にあった。
P「俺は、一度も雪歩に会わなかった」
雪歩「……」
雪歩は俺の手から水筒を取ると、嬉しそうに腕に抱えた。
P「……なあ雪歩、どの道を通ったんだ?」
雪歩「え? いつもの道ですよ?」
雪歩は水筒のお茶を一杯、俺に差し出した。
雪歩「美味しいですよ?」
普段の俺なら、そのお茶を喜んで受け取るだろう。
だけど、今はそれよりも聞きたいことが、雪歩にあった。
P「俺は、一度も雪歩に会わなかった」
雪歩「……」
すると、雪歩の笑みが急に消え、俺から目を逸らした。
心臓の鼓動が、高鳴った。
P「どこに、いたんだ……?」
時間にすると、ほんの数秒だったのかもしれないが、雪歩の言葉を待つ時間は、その何倍にも感じた。
雪歩「じ、実は……」
雪歩「実は、犬に追いかけられてしまって、怖くて側のお店に避難したんです」
雪歩は体を縮ませて、震える声でそう言った。
P「な、なんだ。そうだったのか」
俺は肩すかしを喰らって、変な調子の声を出してしまった。
心臓の鼓動が、高鳴った。
P「どこに、いたんだ……?」
時間にすると、ほんの数秒だったのかもしれないが、雪歩の言葉を待つ時間は、その何倍にも感じた。
雪歩「じ、実は……」
雪歩「実は、犬に追いかけられてしまって、怖くて側のお店に避難したんです」
雪歩は体を縮ませて、震える声でそう言った。
P「な、なんだ。そうだったのか」
俺は肩すかしを喰らって、変な調子の声を出してしまった。
雪歩「それじゃあ私、レッスンがあるので……」
P「あ、ああすまない。邪魔したな」
これ以上レッスンの時間を割くわけにはいかないので、俺はそそくさとその場を後にする。
帰りに、雪歩にプレゼントとしてシャベルを買った。
クリスマスと誕生日を兼ねてだけど。
店の外に出て、冬の冷たい空気を胸いっぱいに吸う。
雪歩、喜んでくれるだろうか。
小鳥さん「え? 雪歩ちゃん、事務所には戻って来てませんよ?」
P「…………は?」
思わず、手に持ったシャベルを滑り落とした。
冷たい事務所の床に、良く響いた。
P「あ、ああすまない。邪魔したな」
これ以上レッスンの時間を割くわけにはいかないので、俺はそそくさとその場を後にする。
帰りに、雪歩にプレゼントとしてシャベルを買った。
クリスマスと誕生日を兼ねてだけど。
店の外に出て、冬の冷たい空気を胸いっぱいに吸う。
雪歩、喜んでくれるだろうか。
小鳥さん「え? 雪歩ちゃん、事務所には戻って来てませんよ?」
P「…………は?」
思わず、手に持ったシャベルを滑り落とした。
冷たい事務所の床に、良く響いた。
雪歩が忘れ物をしたあの日から、4日経った。
雪歩「それじゃあプロデューサー、レッスン行ってきます」
P「気をつけろよ。帰りは迎えに行くから」
雪歩に、特に変わったことはなかった。
あれから社長も、何も言わない。
クリスマスイヴの番組に向けて、レッスンが忙しくなってきたぐらいか。
あの日だって、一度戻ってきた雪歩に、小鳥さんが気付かなかっただけだろう。
今はそんなことをかんがえるよりも、仕事や、忙しい雪歩のサポートをするべきなんだ。
P「さて、仕事だ仕事!」
腕まくりをして気合を入れたものの、すぐに寒くなってくしゃみをしてしまった。
雪歩「それじゃあプロデューサー、レッスン行ってきます」
P「気をつけろよ。帰りは迎えに行くから」
雪歩に、特に変わったことはなかった。
あれから社長も、何も言わない。
クリスマスイヴの番組に向けて、レッスンが忙しくなってきたぐらいか。
あの日だって、一度戻ってきた雪歩に、小鳥さんが気付かなかっただけだろう。
今はそんなことをかんがえるよりも、仕事や、忙しい雪歩のサポートをするべきなんだ。
P「さて、仕事だ仕事!」
腕まくりをして気合を入れたものの、すぐに寒くなってくしゃみをしてしまった。
雪歩「あ、プロデューサー!」
P「お疲れ、雪歩」
いつも通り、俺はレッスンスタジオまで雪歩を迎えに行った。
スタジオから出てきた雪歩の頬は、ほんのりと薄紅色に染まっていた。
P「レッスンはどうだ。順調か?」
雪歩「はい、バッチリです」
雪歩は、にこにこと、控えめにピースまでしてきた。
それを見て俺はほっと肩をなでおろした。
これなら、クリスマスイヴの収録も大丈夫だろう。
俺は、事務所までの帰り道を歩きだした。
雪歩も、いつも通り、俺の横についてきた。
いつも通りではなかった。
しばらく歩いて、俺は違和感を感じた。
P「お疲れ、雪歩」
いつも通り、俺はレッスンスタジオまで雪歩を迎えに行った。
スタジオから出てきた雪歩の頬は、ほんのりと薄紅色に染まっていた。
P「レッスンはどうだ。順調か?」
雪歩「はい、バッチリです」
雪歩は、にこにこと、控えめにピースまでしてきた。
それを見て俺はほっと肩をなでおろした。
これなら、クリスマスイヴの収録も大丈夫だろう。
俺は、事務所までの帰り道を歩きだした。
雪歩も、いつも通り、俺の横についてきた。
いつも通りではなかった。
しばらく歩いて、俺は違和感を感じた。
雪歩「プロデューサー、最近私、少しですけど、犬に触(さわ)れるようになったんですよ!」
もともと、雪歩は積極的に喋ることはない。
帰るまでに一言、二言しか言わないこともよくある。
雪歩「私、プロデューサーのおかげで、昔とは比べ物にならないぐらいましに……」
雪歩が、あまりにも喋り過ぎていた。
それに、さっきから前を向いたまま、俺の方を見ようとしない。
P「……なあ雪歩、何か、あったのか?」
雪歩「……」
雪歩の足が、止まった。うつむいて、両手をこまねいている。
やっぱり、何かあったのか。
もともと、雪歩は積極的に喋ることはない。
帰るまでに一言、二言しか言わないこともよくある。
雪歩「私、プロデューサーのおかげで、昔とは比べ物にならないぐらいましに……」
雪歩が、あまりにも喋り過ぎていた。
それに、さっきから前を向いたまま、俺の方を見ようとしない。
P「……なあ雪歩、何か、あったのか?」
雪歩「……」
雪歩の足が、止まった。うつむいて、両手をこまねいている。
やっぱり、何かあったのか。
P「何か、不安なことでもあるのか? 遠慮なんてしなくていい。言ってみろ」
しばらく、雪歩はぎこちなく両手を弄ばせていた。
この間、俺は昔を思い出していた。
雪歩と会って初めての頃は、よくこんなことがあった。
たいていは父親が厳しいだの、自分に自信がないだの、そういった悩み相談だった。
しばらく、雪歩はぎこちなく両手を弄ばせていた。
この間、俺は昔を思い出していた。
雪歩と会って初めての頃は、よくこんなことがあった。
たいていは父親が厳しいだの、自分に自信がないだの、そういった悩み相談だった。
今回だって、多分クリスマスイヴの収録が上手くいくかどうか不安なのだろう。
大丈夫さ。雪歩は、あの頃と比べてずいぶん変わったのだから。
俺は今まで通り、雪歩をサポートしていくさ。
雪歩「クリスマスイヴの収録、律子さんにお願いしましたから……」
大丈夫さ。雪歩は、あの頃と比べてずいぶん変わったのだから。
俺は今まで通り、雪歩をサポートしていくさ。
雪歩「クリスマスイヴの収録、律子さんにお願いしましたから……」
P「……どうしたんだ、雪歩」
やっと絞り出せたのは、蚊の鳴くようなかすれ声だった。
雪歩「プロデューサー、最近働き過ぎですよ。休んでください」
P「何を言ってるんだ。その日は雪歩にとって大事な日じゃないか」
雪歩「私は、大丈夫です」
P「何が大丈夫なんだ!」
人目も気にせず、俺はつい大声で怒鳴ってしまった。
雪歩がビクッと体を震わせた。
P「あ……す、すまない」
雪歩は顔をうつむけたまま、体をぎゅっと抱きしめていた。
俺は、おそるおそる、雪歩にそっと手を伸ばした。
やっと絞り出せたのは、蚊の鳴くようなかすれ声だった。
雪歩「プロデューサー、最近働き過ぎですよ。休んでください」
P「何を言ってるんだ。その日は雪歩にとって大事な日じゃないか」
雪歩「私は、大丈夫です」
P「何が大丈夫なんだ!」
人目も気にせず、俺はつい大声で怒鳴ってしまった。
雪歩がビクッと体を震わせた。
P「あ……す、すまない」
雪歩は顔をうつむけたまま、体をぎゅっと抱きしめていた。
俺は、おそるおそる、雪歩にそっと手を伸ばした。
雪歩「……です……」
P「えっ」
雪歩「好きです、プロデューサー」
俺は、伸ばした手を止めてしまった。
雪歩は黙っている。目に、うっすらと涙を浮かべている。
P「……」
雪歩が俺に好意を持っているのは知っていた。
それが、男と女のそれということも。
だけど、それは許されない。
なぜなら、俺は、俺は……
P「俺は、雪歩のプロデューサーなんだ」
P「えっ」
雪歩「好きです、プロデューサー」
俺は、伸ばした手を止めてしまった。
雪歩は黙っている。目に、うっすらと涙を浮かべている。
P「……」
雪歩が俺に好意を持っているのは知っていた。
それが、男と女のそれということも。
だけど、それは許されない。
なぜなら、俺は、俺は……
P「俺は、雪歩のプロデューサーなんだ」
雪歩「!」
俺は、プロデューサー。
ましてや、アイドルのプロデューサーだ。
やっと、ここまできたんだ。
今までの雪歩との努力を、無駄にしたくはない。しては、いけない。
雪歩「そう、ですか……」
雪歩はそれだけ言うと、再び歩きだした。
俺も、後ろからついていく。
事務所に帰るまで、それっきり会話はなかった。
俺は、プロデューサー。
ましてや、アイドルのプロデューサーだ。
やっと、ここまできたんだ。
今までの雪歩との努力を、無駄にしたくはない。しては、いけない。
雪歩「そう、ですか……」
雪歩はそれだけ言うと、再び歩きだした。
俺も、後ろからついていく。
事務所に帰るまで、それっきり会話はなかった。
小鳥さん「雪歩ちゃん、しばらく休むそうです……」
P「そう、ですか……」
小鳥さん「クリスマスイヴの収録も近いのに、大丈夫かしら……」
体調不良。
事務所に連絡してきた雪歩の母親は、雪歩の欠勤の理由について、そう言ったらしい。
俺は自分の携帯電話を開いた。
やはり、何度確認しても、雪歩からの着信は無い。
メールも、来てなかった。
小鳥さん「プロデューサーさん、何か心当たりありませんか?」
P「風邪じゃないでしょうか。最近、冷えましたし」
小鳥さん「……プロデューサーさん」
小鳥さんは、猛禽類そっくりな鋭い目で、俺をじっと睨んできた。
P「そう、ですか……」
小鳥さん「クリスマスイヴの収録も近いのに、大丈夫かしら……」
体調不良。
事務所に連絡してきた雪歩の母親は、雪歩の欠勤の理由について、そう言ったらしい。
俺は自分の携帯電話を開いた。
やはり、何度確認しても、雪歩からの着信は無い。
メールも、来てなかった。
小鳥さん「プロデューサーさん、何か心当たりありませんか?」
P「風邪じゃないでしょうか。最近、冷えましたし」
小鳥さん「……プロデューサーさん」
小鳥さんは、猛禽類そっくりな鋭い目で、俺をじっと睨んできた。
P「な、なんですか」
小鳥さん「今夜、飲みにいきませんか」
P「いや、今日は雪歩の見舞いに行こうと思ってるんで……」
すると、小鳥さんは椅子から立ち上がり、ズカズカと大股で俺ににじり寄ってきた。
小鳥さん「ならなおさらです。飲みにいきましょう」
そう言って、小鳥さんは俺のネクタイを強く掴んできた。
そして、ぎりぎりと締めあげてくる。
小鳥さん「これは、命令です」
P「わ、分かりました……」
首の締め付けよりも何よりも、小鳥さんの形相が恐ろしかった。
小鳥さん「今夜、飲みにいきませんか」
P「いや、今日は雪歩の見舞いに行こうと思ってるんで……」
すると、小鳥さんは椅子から立ち上がり、ズカズカと大股で俺ににじり寄ってきた。
小鳥さん「ならなおさらです。飲みにいきましょう」
そう言って、小鳥さんは俺のネクタイを強く掴んできた。
そして、ぎりぎりと締めあげてくる。
小鳥さん「これは、命令です」
P「わ、分かりました……」
首の締め付けよりも何よりも、小鳥さんの形相が恐ろしかった。
小鳥さん「はい、お疲れさまでーす」
P「お疲れ様です」
小鳥さんは手に持ったビールをぐびぐび飲んでいく。
俺もとりあえず一口飲んだ。
仕事終わり。俺と小鳥さんは、たるき亭の奥座敷にいた。
P「カウンターで良かったんじゃないですか? 二人だけですよ」
小鳥さん「大事な話をカウンターでできますか!」
半分ほどに減ったジョッキをドンと机に置いて、小鳥さんは口にできた「ひげ」
も拭かずにそう言った。
P「その大事な話って、もしかして雪歩のことですか?」
小鳥さん「もしかしなくても雪歩ちゃんのことです!」
P「お疲れ様です」
小鳥さんは手に持ったビールをぐびぐび飲んでいく。
俺もとりあえず一口飲んだ。
仕事終わり。俺と小鳥さんは、たるき亭の奥座敷にいた。
P「カウンターで良かったんじゃないですか? 二人だけですよ」
小鳥さん「大事な話をカウンターでできますか!」
半分ほどに減ったジョッキをドンと机に置いて、小鳥さんは口にできた「ひげ」
も拭かずにそう言った。
P「その大事な話って、もしかして雪歩のことですか?」
小鳥さん「もしかしなくても雪歩ちゃんのことです!」
P「俺は、雪歩とは何も……」
小鳥さん「あーあー今更そんなこと言わなくても結構です。みーんな知ってます!」
小鳥さんはビールをぐびぐび飲んでいく。
あっという間にジョッキは空になってしまった。
小鳥さん「見てりゃー分かりますよ。雪歩ちゃんとプロデューサーが相思相愛なのは!」
P「俺はあくまで雪歩のプロデューサーです。そんなことは……」
小鳥さん「まーだそんなこと言ってんのかこの若造!」
今日は小鳥さんの悪酔いを止めてくれる人は誰もいない。
長い夜になりそうだった……。
小鳥さん「あーあー今更そんなこと言わなくても結構です。みーんな知ってます!」
小鳥さんはビールをぐびぐび飲んでいく。
あっという間にジョッキは空になってしまった。
小鳥さん「見てりゃー分かりますよ。雪歩ちゃんとプロデューサーが相思相愛なのは!」
P「俺はあくまで雪歩のプロデューサーです。そんなことは……」
小鳥さん「まーだそんなこと言ってんのかこの若造!」
今日は小鳥さんの悪酔いを止めてくれる人は誰もいない。
長い夜になりそうだった……。
小鳥さん「だーかーら! あんたはヒック雪歩ちゃんのことが好きなんでしょお~!?」
P「そうですよお~! 好きにヒックきまってるじゃあ、ないですか~!」
小鳥さん「なら何で好きって言わない~?」
P「俺は~、プ・ロ・デュー・サー・なんです! アイドルとぉ~、恋仲になれますか~!?」
小鳥さん「古い! 古いぞその考えは~! 男ならド~ンと当たって砕けんか~い!」
P「砕けちゃ駄目でしょ~? それに雪歩は俺の事を好きってー……」
P「そうですよお~! 好きにヒックきまってるじゃあ、ないですか~!」
小鳥さん「なら何で好きって言わない~?」
P「俺は~、プ・ロ・デュー・サー・なんです! アイドルとぉ~、恋仲になれますか~!?」
小鳥さん「古い! 古いぞその考えは~! 男ならド~ンと当たって砕けんか~い!」
P「砕けちゃ駄目でしょ~? それに雪歩は俺の事を好きってー……」
小鳥さん「おう、なんじゃいそれ~! 雪歩ちゃんがあんたを好きだって~!?」
P「もう何度も言われてますよ~! この前だって好き好き大好き~って!」
小鳥さん「それでぇ~、あんたは何て返したんだい!?」
P「だ~か~らぁ~! 俺は、雪歩のプロデューサーだ! って言ったんですよ~!」
小鳥さん「……こぉ~の馬鹿野郎ぉ~!!」
P「痛っ!? な、なんですかぁ、いきなり~」
小鳥さん「あんた最低だよぉ~! この男失格!」
P「小鳥さんに言われたくありませんよぉ~! 早く結婚しろ~!」
小鳥さん「にゃんだとぉ~! 女失格って言いたいのか~!」
律子「何やってるんですか……」
P「もう何度も言われてますよ~! この前だって好き好き大好き~って!」
小鳥さん「それでぇ~、あんたは何て返したんだい!?」
P「だ~か~らぁ~! 俺は、雪歩のプロデューサーだ! って言ったんですよ~!」
小鳥さん「……こぉ~の馬鹿野郎ぉ~!!」
P「痛っ!? な、なんですかぁ、いきなり~」
小鳥さん「あんた最低だよぉ~! この男失格!」
P「小鳥さんに言われたくありませんよぉ~! 早く結婚しろ~!」
小鳥さん「にゃんだとぉ~! 女失格って言いたいのか~!」
律子「何やってるんですか……」
小鳥さん「あ、律子ひゃん~!」
P「おお、律子ぉ~!」
律子「二人ともベロンベロンじゃないですか……」
小鳥さん「へいタクシ~!」
律子「はいはい、もう呼んでますよ」
P「律子ぉ~!」
律子「ちょっ、抱きつかないでくださいよ、酒臭い!」
P「雪歩を、雪歩を取らないでくれぇ~!」
律子「はぁ?」
P「おお、律子ぉ~!」
律子「二人ともベロンベロンじゃないですか……」
小鳥さん「へいタクシ~!」
律子「はいはい、もう呼んでますよ」
P「律子ぉ~!」
律子「ちょっ、抱きつかないでくださいよ、酒臭い!」
P「雪歩を、雪歩を取らないでくれぇ~!」
律子「はぁ?」
>>39
いえ、支援ありがとうございます。嬉しい。
いえ、支援ありがとうございます。嬉しい。
P「俺は雪歩が大好きなんだよぉ!」
P「トップアイドルになった、あいつの笑顔を見たいんだぁ~!」
P「俺なんかと一緒になったら、あいつは、あいつは~!」
律子「だ、大の男が泣かないでくださいよ!」
P「俺は、いったいどうしたらいいんだ~!」
小鳥さん「こぉ~の鈍感ダメ男が~!! ヒック」
P「トップアイドルになった、あいつの笑顔を見たいんだぁ~!」
P「俺なんかと一緒になったら、あいつは、あいつは~!」
律子「だ、大の男が泣かないでくださいよ!」
P「俺は、いったいどうしたらいいんだ~!」
小鳥さん「こぉ~の鈍感ダメ男が~!! ヒック」
翌朝、俺は知らない部屋で目が覚めた。
P「痛た……頭が……」
律子「目が覚めました?」
P「え、なんで、律子?」
律子「ここは私の部屋です。昨日のこと、覚えてないんですか?」
律子は腕を組んだまま、ベッドにいる俺を厳しい目で見下ろしてきた。
俺は律子から目を逸らし、必死で頭を回転させて、昨日の記憶を必死で手繰り寄せた。
P「…………真に申し訳ありませんでした」
昨日のたるき亭での失態を、断片的ではあるが思い出した。
小鳥さんの悪酔いを止めるどころか、なぜか自分まで一緒になって飲んでしまった。
P「痛た……頭が……」
律子「目が覚めました?」
P「え、なんで、律子?」
律子「ここは私の部屋です。昨日のこと、覚えてないんですか?」
律子は腕を組んだまま、ベッドにいる俺を厳しい目で見下ろしてきた。
俺は律子から目を逸らし、必死で頭を回転させて、昨日の記憶を必死で手繰り寄せた。
P「…………真に申し訳ありませんでした」
昨日のたるき亭での失態を、断片的ではあるが思い出した。
小鳥さんの悪酔いを止めるどころか、なぜか自分まで一緒になって飲んでしまった。
律子「家の住所聞こうと思ったら、小鳥さん共々泥酔してるんだもの」
P「本当にご迷惑を……え、共々?」
小鳥さん「痛た……頭……」
俺のいるベッドの布団の中から、ひどく髪を乱せた小鳥さんが、頭を押さえながら起き上ってきた。
P「こ、小鳥さん!?」
小鳥さん「あ、おはようございます、プロデューサーさん」
意外にあっさりとした態度に、俺は慌ててベッドから飛びのいた。
P「おはようじゃないですよ! どうして小鳥さんがベッドに!?」
律子「床に寝かせるわけにもいかないでしょう。それとも、プロデューサーが冷たいフローリングで、風邪をひきたかったですか?」
P「本当にご迷惑を……え、共々?」
小鳥さん「痛た……頭……」
俺のいるベッドの布団の中から、ひどく髪を乱せた小鳥さんが、頭を押さえながら起き上ってきた。
P「こ、小鳥さん!?」
小鳥さん「あ、おはようございます、プロデューサーさん」
意外にあっさりとした態度に、俺は慌ててベッドから飛びのいた。
P「おはようじゃないですよ! どうして小鳥さんがベッドに!?」
律子「床に寝かせるわけにもいかないでしょう。それとも、プロデューサーが冷たいフローリングで、風邪をひきたかったですか?」
P「……り、律子はどこで寝たんだ?」
律子「床です」
P「ほ、本当に、その……申し訳ありませんでした……」
俺は最大限の謝罪の意を込めて、律子に土下座をした。
律子「やめてください。情けないったらありゃしない」
律子が呆れた声を出しても、俺は頭を下げ続けた。
律子「……雪歩、今日も休むそうですよ」
そこで俺は、初めて頭をあげた。
律子は、どこか悲しそうな顔をして、俺に言った。
律子「謝るなら、私じゃなくて雪歩に謝ってください」
律子「床です」
P「ほ、本当に、その……申し訳ありませんでした……」
俺は最大限の謝罪の意を込めて、律子に土下座をした。
律子「やめてください。情けないったらありゃしない」
律子が呆れた声を出しても、俺は頭を下げ続けた。
律子「……雪歩、今日も休むそうですよ」
そこで俺は、初めて頭をあげた。
律子は、どこか悲しそうな顔をして、俺に言った。
律子「謝るなら、私じゃなくて雪歩に謝ってください」
痛む頭を押さえながら、なんとか俺は事務所で仕事についていた。
今日の仕事はアイドル達の送り迎えぐらいで、大半が事務仕事だった。
小鳥さん「いやあ、昨日はちょっと酔い過ぎましたね」
対面の机にいた小鳥さんが、同じく頭を押さえながらそう言った。
P「ちょっとどころじゃないですよ。完全に悪酔いですよ」
律子「まったく、二人とも自重してください」
律子は目の前のパソコンをカタカタ打ちながら溜息をついた。
P「それで、今日こそは仕事終わりに雪歩の見舞いに行こうと思う」
律子「……大丈夫なんですか?」
P「あー…その頃には二日酔いもマシになってるさ」
今日の仕事はアイドル達の送り迎えぐらいで、大半が事務仕事だった。
小鳥さん「いやあ、昨日はちょっと酔い過ぎましたね」
対面の机にいた小鳥さんが、同じく頭を押さえながらそう言った。
P「ちょっとどころじゃないですよ。完全に悪酔いですよ」
律子「まったく、二人とも自重してください」
律子は目の前のパソコンをカタカタ打ちながら溜息をついた。
P「それで、今日こそは仕事終わりに雪歩の見舞いに行こうと思う」
律子「……大丈夫なんですか?」
P「あー…その頃には二日酔いもマシになってるさ」
律子「違いますよ。プロデューサー、分かってますか?」
キーボードを打つ手を止めて、律子は俺をじっと見てきた。
P「何を?」
小鳥さん「昨日あれだけ言ってたじゃないですか。雪歩大好きだぁ~! って」
P「そ、そんなこと俺は」
律子「言いました。私に抱きついてまで、大声で叫んでました」
律子がジト目で俺を睨んできた。
そ、そういえば、そうだった……かな?
律子「プロデューサー……もちろん、アイドルとの恋なんてご法度ですが」
キーボードを打つ手を止めて、律子は俺をじっと見てきた。
P「何を?」
小鳥さん「昨日あれだけ言ってたじゃないですか。雪歩大好きだぁ~! って」
P「そ、そんなこと俺は」
律子「言いました。私に抱きついてまで、大声で叫んでました」
律子がジト目で俺を睨んできた。
そ、そういえば、そうだった……かな?
律子「プロデューサー……もちろん、アイドルとの恋なんてご法度ですが」
類似してるかもしれないスレッド
- P「きらりがめっちゃキスしてくる」 (121) - [59%] - 2012/5/14 11:15 ★★★
- P「えっとな、これはな、ちゃうねん」 (192) - [57%] - 2013/12/23 9:00 ○
- 陽介「なあ悠!クリスマスどーすんの?」 (500) - [55%] - 2012/12/24 11:15 ★
- P「アイドルとスキンシップをとりすぎた!」 (295) - [55%] - 2012/8/16 6:30 ★★★×5
- P「久しぶりにチャットでもやってみるか」 (889) - [54%] - 2012/3/11 8:30 ★★★
- 響「どうあがいてもむしゃくしゃする」 (134) - [54%] - 2013/9/16 8:15 ☆
- れんげ「なっつんがイモムシになったん」 (346) - [53%] - 2013/11/25 14:45 ★
- P「アイドルのモノマネをやってみよう」 (216) - [53%] - 2012/9/23 3:45 ★★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について