元スレQB「魔法少女候補が二人殺された」
SS覧 / PC版 /みんなの評価 : ★
251 = 86 :
キュゥべえについて。奴はインキュベーターという地球外生命体です。目的その他については直接問い正してください。
魔法少女について。魔法少女は個人差はありますが十四歳前後をピークに魔力が衰退しはじめ、
十六歳前後からソウルジェムのサイズが減っていきます。魂がソウルジェムの形保てなくなり、肉体に還元されるのです。
絶望による魔女化、加齢による女化、それが魔法少女でなくなる二つの方法です。
十八歳前後にソウルジェムは完全に消失し、普通の人間に戻ります。移行は加速度的です
ソウルジェムが小さくなっても魔女化のリスクは高まりません。濁りにくくなるからです。
ですが人間化直前はリスクが極めて大きくなります。気をつけてください。
問題は戦闘力です。著しく衰退するため、人間化に成功した例はごくわずかです。
そもそも魔法少女は九割が契約一年以内に死亡か魔女化しています。人間化ともなれば困難を極めるでしょう。
ですがあなた達なら成功すると信じています。
成長をやめることもできます。これも過酷な道です。しかしあなたはそうするだろうと思います。
マミたちにこの話を聞かせるかもあなたに託します。私の意見を参考までに述べると、問い詰められるまで伏せておいた方がいいでしょう。
人間化するにつれグリーフシードの消費が頻繁になるかわりに少なく済むことはおわかりでしょう。熟練したあなたたちの補助があれば足りると思います。
たちというのはゆまのことです。気づかれます。そしてあなた同様成長をやめるでしょう。
あなたはゆまを止められないでしょう。あなたにはいつもいつもよごれ役を頼みます。
ごめんなさい
さようなら
ありがとう
………
……時限金庫の中身はまどかへの返信内容だったよ」
252 = 193 :
ほむ
253 = 96 :
インド人だからって文章くどすぎじゃないですかね…
255 :
だがそれがいい
256 = 116 :
ほむ
257 = 108 :
書き込みの瞬間上のURLにタブが引っかかってドロップしちゃった
258 = 94 :
面白い
259 = 86 :
後日風見野の病院敷地内
まどか「もしもし! 風見野の病院にグリーフシードが!」
杏子「すぐに向かう! アンタはそこから離れろ!」
まどか「駄目! 見張るっ!」
杏子「バカ! いいから離れろ! おいバカ! 聞いてっか!? バァカ!!」
電話は切れていた。
杏子『着いたぞ! 無事だな?』
まどか『大丈夫。キュゥべえ案内して』
QB『刺激しないようにね。それじゃ……
260 = 193 :
ほむう
261 = 94 :
あーほむらに会いたくなったんだな
これは契約フラグビンビンじゃないすかー
262 = 86 :
魔女の部屋
杏子「とんまな魔女で助かった。見滝原を出るときは連絡しろって言ったよな」
まどか「ごめん。ほむらちゃんを一目見たくて……」
杏子「グリーフシード見つけたら逃げろっつったよな」
まどか「ごめんなさい……」
杏子「バカほむら。ゆまは見滝原で魔女退治中だ。あいつらには知らせてない。動くなよ」
杏子「嫌な予感だ」
そう呟いたと思ったらもう終わってた。魔女はバラバラになり杏子の周りに散った。杏子はグリーフシードを手にした。結界が変化しだして、グリーフシードが砕けた。杏子は魔女に囚われた。魔女は一体化した。
杏子「はずれ」
捕まった杏子が消え、多節槍が魔女に穴を開けた。魔女が爆破し、杏子は吹き飛ばされた。
爆発の中から現れた魔女の大きな口が杏子にゆっくりと這うようにせまる。杏子はピクリともしない。
まどか「キュゥべえわたし、契約する!」
263 :
ほ
264 = 86 :
ほむら「その必要はないわ」
ロケット弾が魔女を壊した。結界が消え、グリーフシードが出現する。キュゥべえは撃ち殺された。
ほむら「いつまで寝たふりしてるの? それとも感動のあまりに動けないのかしら、佐倉杏子。
まどかを試すだなんて悪い子ね。まどか、つかまっていてね」
ほむらは右手に銃を構え左手でナイフを器用にジャグリングしている。まどかはほむらの後ろから強く抱きしめた。
杏子「あああけえええみいいいほおおおむらあああああああ!!」
ほむら「ああ、愛が重いわ」
杏子「ぶっ殺す!」
十五体の杏子がほむらに襲いかかった。
265 = 193 :
生きてたのかよw
266 = 108 :
ほ
267 = 112 :
愛が重いあんあん
268 :
まじかよ
269 = 86 :
ほむら「六体が実体。そうでしょ?」
ほむら「地雷原だもの」
分身のうち五体が地雷を踏んで吹き飛んだ。跳んだ一体は撃ち抜かれた。
ほむらは次々と襲いかかる杏子の実体と幻影を見極め、一発ずつ正確に撃ち抜いていた。何本もの槍がほむらを通過していく。
ほむら「同時攻撃で私を仕留めないの?」
杏子「タネを割ってやる」
ほむら「私相手に慢心とはいい身分ね」
杏子「慢心じゃねえ用心だ。それにアンタにゃアレがあんだろ」
ほむら「アレだってまどか。本当にお人好しね」
まどか「ほむらちゃんは時間を巻き戻してるみたい!」
杏子「なるほどねえ!」
ほむら「私を売るのね」
まどか「待たせたお仕置き」
ほむら「愛してるわ。でも無駄よ」
世界が五秒巻き戻った
270 = 193 :
ほむん
271 = 107 :
ああん
272 = 94 :
ほむらがいつの間にか時間遡航をも自在に操れるようになってる
273 = 108 :
どういうことや
274 :
>>232
おせーよ
275 = 86 :
杏子「いいや無駄じゃないね!」
復活した杏子の手がほむらの右足を握りつぶした。
杏子「おしゃ」
立ち上がった杏子の頭が破裂した。頭があった位置にナイフが出現したのだ。
ほむら「12番ジャストね。まどか、足が粉々よ」
まどか「ゾクゾクしてきたよ」
ほむら「じゃあ戻らないわ。ああそんな子じゃなかったのに」
杏子「ずりーの! ナイフの時間をだけを巻き戻したわけだ!」
ほむら「まどか血だらけよ」
まどか「杏子ちゃんたちのお陰で慣れたよ」
ほむら「教育を誤ったわ」
杏子「何秒戻せる!? もったいないけど一撃で殺せば関係ないよねえ!」
まどか「暫定最長五秒! 戻った間隔あけないと戻せないのかも!」
杏子「おおっし」
276 = 193 :
ほむんん
277 = 96 :
なんでギャグっぽいノリになってるの?
278 = 86 :
ほむら「おしゃべりな口ね。塞いでいいかしら?」
まどか「ふりむいてみなよ!」
ほむら「そんな抱きしめられちゃ無理ね。身長抜かれなくて安心したわ。それと足踏まないで」
まどか「えいえい」
ほむら「そろそろ痛覚切るわよ?」
まどか「切らないで」
ほむら「わかったわ」
杏子「巻き戻したくなるようなこと言ってみ!」
まどか「え、えっとねー」
ほむら「無駄よ。今更杏子に隠すことなんかないわ」
まどか「わたしも恥ずかしいのばっかだ」
杏子「バカップルが! 爆発させてやる!」
ほむら「これで七十体目よ。あなた無尽蔵で羨ましいわね」
279 = 193 :
無
280 = 86 :
杏子「アンタも大概だろうが! 泥仕合にしてやろうか!」
ほむら「もう泥仕合と言えるわ。私の体感時間はあなたよりずっと長いのよ。そうね、これからあなたの欠点を一つずつ言ってくから心して聞きなさい」
杏子「は?」
ほむら「製造元から一定距離以上離して召喚するには時間が必要」
杏子「性格が悪い」
ほむら「一定量以上出すには時間が必要」
杏子「盗聴魔の盗撮魔。ストーカー。今世紀最大の犯罪者」
まどか「ほむらちゃん?」
ほむら「黙秘するわ。実体の操作を頭で理解していない」
杏子「理屈奴隷の不感症」
ほむら「出せる実体の最大数は十三体」
杏子「時間停止をもう使えない」
杏子の何体かが地面を抉り煙を巻き上げた。煙の中から十二体の杏子が現れた。ほむらに襲いかかる。
ほむら「それはどうかしら」
ほむらのいた場所には三っつの手榴弾がある。ほむらは消えていた。
281 = 193 :
無
282 = 94 :
そういえばQBが何故か因果が増えつづけてるとか言ってたよな…
あれは伏線か
283 = 193 :
あれか
たしかに謎だな
284 = 86 :
まどか「時間停止でも世界を戻したんでもない! ほむらちゃんとわたしの時間だけが戻ったみたい!」
杏子「ナイフと同じことを自分でやったのか」
ほむら「空間転移くらい自由自在にできるようになりたいんだけどね」
杏子「贅沢言うな!」
ほむら「武器だけ実体化させるとか器用なことができない」
杏子「貧弱」
ほむら「本物より機能が劣る」
杏子「貧乳」
ほむら「ファザコンのシスコンのロリコン」
杏子「ゆまとさやかを魔法少女にした!!」
ほむら「さやかと心中した」
杏子「え、マジ?」
285 = 193 :
機
286 = 86 :
ほむら「利己主義ぶってる」
杏子「利己主義ぶってる」
ほむら「寂しがり屋」
杏子「寂しがり屋」
ほむら「不器用」
杏子「超不器用」
ほむら「バカ」
杏子「ほんとバカ」
ほむら「段違いお人好し」
杏子「まどかまっしぐら」
ほむら「八重歯が可愛い」
杏子「は?」
ほむら「一人ぼっちは……寂しいもんな。いいよ、一緒にいてやるよ」
杏子「はあ!?」
ほむら「愛してるわ。まどかの次に好きよ」
杏子「ッ! 大ッ嫌いだ!!」
287 = 193 :
段
288 = 107 :
ん…あんこぉ…
289 = 86 :
ほむら「そこの死んだふりしてるのが本体ね、そろそろ終わらせましょう」
杏子「同時に出すのに時間が必要? 違うね!」
ほむら「ニ十三体……実体が十一体!?」
ほむらは後方に消え手榴弾と弾幕が降り注ぐ。
ほむらの後ろに回った杏子が三人破裂する。
ほむら「後ろ!? そう!」
大爆発が起こった。
ほむら「大したものね」
爆心地から相当離れたところに現れ、うなだれながらほむらが言った。
杏子「おかえり」
ほむらが顔をあげると杏子がほむらを前から抱きしめた。三人が鎖で縛り上げられる。
ほむら「ただいま」
290 = 94 :
つまりどういうことだってばよ
291 = 193 :
段
292 = 86 :
杏子「そういう意味で言ったんじゃねーから!」
ほむら「わかってる、わかってるわ。ただいま杏子」
杏子「だからそうじゃねええ!」
まどか「く、苦しい」
ほむら「人が来るわ。どうするの?」
杏子「ゆまに運ばせる」
ほむら「そう。戦闘の整理をしておきましょう。まず私が認識した本体は分身ね。
あなたは分身一つまでならあなたとほぼ同等の機能をもたせられる。
つまり分身の製造元にできる。本体はずっと私の後方に位置どってた。
私の出方を慎重に伺いながら、長期化させ私の認識を誘導。
魔力消費して分身Aから多数召喚。後方の本体からも召喚。
自爆まで追い込み私の回避位置を正確に計算。高速で先回り。感動のあまり抱擁」
杏子「だからちげーよ。あそこへ通じる道で狙撃できる地点はここくらいだからな。陰湿なあんたらしい判断をすると思った。予測しといてなんだが、まさか本当にここまで戻れるとは信じられんわ。っていうかアンタやられんの読んでてわざと捕まったんじゃないの?」
ゆま「キョーコ! 大丈夫!? ……何やってんのキョーコ。ほむら!?」
杏子「何も訊かず人気のないとこに運んでくれ」
ほむら「幽霊じゃないわよゆま。私のベッドがすぐそこにあるわ。そこにしましょう。マミとさやかも呼んで」
293 = 193 :
通
294 = 86 :
俺はいったい何を言っているんだ
295 = 193 :
ん?
297 = 86 :
ほむらのベッド
ゆま「生きてたんだね」
ほむら「ゆま。私と杏子の浄化をお願い、だいぶ消耗したわ」
杏子「アタシの浄化どうすんの?」
ほむら「変身解いたら? 鎖は残せるでしょ。まどか、痛覚切ってもいい?」
まどか「いいよ! まだそのままだったの!? ごめんねほむらちゃんつい……わたし……どうかしてたよ。
ゆまちゃんほむらちゃんの足首治してあげてくれる?」
ゆま「わかった」
マミ「おじゃまします……暁美さん!」
ほむら「こんにちはマミ」
さやか「あたしデート中だったんだけど! ほむら!?」
ほむら「久しぶりねさやか」
QB『入ってもいいかな暁美ほむら』
ほむら『許可するわ』
299 = 86 :
ほむら「もう拘束解いてもいいんじゃないかしら杏子」
杏子「だめだね」
ほむら「もうずっと一緒よ。大丈夫」
杏子「ちっ」
杏子が鎖を消した。
さやか「なに抱き合ってんの?」
杏子「違うっつーのこいつの新能力のせいでな」
マミ「で、どういうことなのかしら」
ほむら「とりあえず杏子が説明して。まだ持ち歩いてるんでしょあの手紙」
杏子「ちっ、ほらよ」
ほむら「まどかが読めないわ。まどか、もう離れていいのよ」
まどか「ほむらちゃんのばーか」
ほむら「仕方ない子ね。さやか。読みあげてくれる?」
さやか「えっとなになに、杏子へ。私が最も信用するあなたに」
ほむら「まどか痛いわ」
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