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元スレQB「魔法少女候補が二人殺された」
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場所が変るときはその場所を文頭に書いたほうがいいな
SSでは常識だ
SSでは常識だ
教会
さやか「♪」
まどか「……さやかちゃんよかったね」
マミ「ほんとね」
杏子「……」
ゆま「キョーコどうしたの?」
さやか「何死にそうな顔してんのよ♪」
杏子「……」
さやか「♪」
まどか「……さやかちゃんよかったね」
マミ「ほんとね」
杏子「……」
ゆま「キョーコどうしたの?」
さやか「何死にそうな顔してんのよ♪」
杏子「……」
通学路
ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます」
まどかマミ「おはよう」
仁美「ほむらさんは上条君と一緒じゃないんですか?」
ほむら「何怒ってるのよ。さやかからメールきてないの?」
♪
仁美「今きました。えっとなんでしょう…………そうなんですか。よかったですわ……」
ほむら「そういうことよ。ふられた同士仲良くしましょう」
仁美「あなたってちょっと変ですわ」
ほむら「あなたも大概でしょう」
ほむら「さあまどか行きましょう。まどか?」
まどか「ほむらちゃんは上条君がいいんでしょ」
ほむら「まどか? どうしたの?」
まどか「うーもういいよ!」
ほむら「まどか?」
ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます」
まどかマミ「おはよう」
仁美「ほむらさんは上条君と一緒じゃないんですか?」
ほむら「何怒ってるのよ。さやかからメールきてないの?」
♪
仁美「今きました。えっとなんでしょう…………そうなんですか。よかったですわ……」
ほむら「そういうことよ。ふられた同士仲良くしましょう」
仁美「あなたってちょっと変ですわ」
ほむら「あなたも大概でしょう」
ほむら「さあまどか行きましょう。まどか?」
まどか「ほむらちゃんは上条君がいいんでしょ」
ほむら「まどか? どうしたの?」
まどか「うーもういいよ!」
ほむら「まどか?」
まどかはこのほむらのどこに好きになる要素があるんだ?
天使のまどっちはどんなほむらちゃんでもいいのか
天使のまどっちはどんなほむらちゃんでもいいのか
教会
さやか「あ、杏子、今日は早かったね」
マミ「お疲れ様。佐倉さん」
まどか「おかえり杏子ちゃん」
ゆま「……キョーコ?」
杏子「さやか、マミ。ソウルジェム濁ってきただろ。浄化してやるから出せよ」
さやか「今日はごきげんじゃん。良かった。はい」
マミ「心配してたのよ。はい」
杏子「悪いな」
杏子の鎖がさやかとマミを縛り上げた。
まどか「杏子ちゃん!?」
マミ「これは何の冗談かしら」
さやか「ゆまちゃん! 助けて!」
ゆま「ゆまはキョーコの味方だよ」
杏子「落ち着いて聞けないような話がある。ゆま、ストックのグリーフシード持ってきてくれ」
さやか「あ、杏子、今日は早かったね」
マミ「お疲れ様。佐倉さん」
まどか「おかえり杏子ちゃん」
ゆま「……キョーコ?」
杏子「さやか、マミ。ソウルジェム濁ってきただろ。浄化してやるから出せよ」
さやか「今日はごきげんじゃん。良かった。はい」
マミ「心配してたのよ。はい」
杏子「悪いな」
杏子の鎖がさやかとマミを縛り上げた。
まどか「杏子ちゃん!?」
マミ「これは何の冗談かしら」
さやか「ゆまちゃん! 助けて!」
ゆま「ゆまはキョーコの味方だよ」
杏子「落ち着いて聞けないような話がある。ゆま、ストックのグリーフシード持ってきてくれ」
ゆま「もってきたよ」
杏子「よし。……ふう」
さやか「なによ……」
杏子「ソウルジェムが濁り切ると魔女になる」
さやか「なっ」
まどか「そんな……」
マミ「嘘よ」
杏子「黒くなったソウルジェム。グリーフシードと似てないか?」
マミ「嘘よ」
杏子「アタシ達が絶望するとソウルジェムは濁る。魔女はなんだ? 絶望から生まれる存在だ。魔法少女が絶望すると魔女になる」
マミ「嘘よ」
杏子「魔女が元魔法少女だからって遠慮するこたない。アイツらも絶望をまき散らす存在でなんかいたくないはずだ」
マミ「嘘よ」
杏子「よし。……ふう」
さやか「なによ……」
杏子「ソウルジェムが濁り切ると魔女になる」
さやか「なっ」
まどか「そんな……」
マミ「嘘よ」
杏子「黒くなったソウルジェム。グリーフシードと似てないか?」
マミ「嘘よ」
杏子「アタシ達が絶望するとソウルジェムは濁る。魔女はなんだ? 絶望から生まれる存在だ。魔法少女が絶望すると魔女になる」
マミ「嘘よ」
杏子「魔女が元魔法少女だからって遠慮するこたない。アイツらも絶望をまき散らす存在でなんかいたくないはずだ」
マミ「嘘よ」
杏子「キュゥべえ。説明しろ」
QB「杏子の話に訂正するところは見当たらないね。この国では、成長途中の女性のことを、少女って呼ぶんだろう?
だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね」
マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!」
ゆま「ゆまはね、ママにいじめられたときいつも考えてたよ。死んじゃった方がいいって」
ゆま「でも魔女に襲われて死んじゃうってとき、ゆまは必死に生きようとしたんだ」
さやか「いつか私たちはその魔女になるのよ」
ゆま「いつかはいまじゃないよ」
ゆま「ひとはみんないつか死ぬよ」
ゆま「マミおねえちゃんとさやかはほんとうにいま死ぬの?」
マミ「……そうね、バカだったわ」
さやか「うん。そうだね、そうだよね」
まどか「わたし、さやかちゃんたちに生きてて欲しい。笑って欲しい」
杏子「そういうことだ。絶望するな」
マミ「ええ」
さやか「うん」
QB「杏子の話に訂正するところは見当たらないね。この国では、成長途中の女性のことを、少女って呼ぶんだろう?
だったら、やがて魔女になる君たちのことは、魔法少女と呼ぶべきだよね」
マミ「ソウルジェムが魔女を産むなら、みんな死ぬしかないじゃない!」
ゆま「ゆまはね、ママにいじめられたときいつも考えてたよ。死んじゃった方がいいって」
ゆま「でも魔女に襲われて死んじゃうってとき、ゆまは必死に生きようとしたんだ」
さやか「いつか私たちはその魔女になるのよ」
ゆま「いつかはいまじゃないよ」
ゆま「ひとはみんないつか死ぬよ」
ゆま「マミおねえちゃんとさやかはほんとうにいま死ぬの?」
マミ「……そうね、バカだったわ」
さやか「うん。そうだね、そうだよね」
まどか「わたし、さやかちゃんたちに生きてて欲しい。笑って欲しい」
杏子「そういうことだ。絶望するな」
マミ「ええ」
さやか「うん」
杏子「隠し事はなるべく無しにしたいから言っておく。今のアタシ達の言葉には幻惑魔法を使ってる。
アタシは話した通り親父の話を真面目に聞いてくれますように、って願った。
その副産物で親父ほどじゃないが、アタシは言葉に力をこめられる。
でも根本的に同意できることじゃなくちゃこの力は効かない。
アタシが死んでも魔法は切れないと思うけど、言っておく。アンタ達が今生きたがってるってことは事実だ。忘れんな」
さやか「うん」
マミ「幻惑魔法は使えなくなったんじゃないの?」
杏子「封印してたんだ。ほむら戦で追い詰められて反射的に使った。結局これ無しじゃなにもまもれなかったかもしれない」
さやか「そろそろこれ解いてよ。痛いんだけど」
杏子「ほらよ。ソウルジェム。グリーフシード一つずつで済むとは思ってなかったよ」
ゆま「さっきから遠くでヘリコプターの音しない? ここじゃめずらしいね」
マミ「ッ!」
アタシは話した通り親父の話を真面目に聞いてくれますように、って願った。
その副産物で親父ほどじゃないが、アタシは言葉に力をこめられる。
でも根本的に同意できることじゃなくちゃこの力は効かない。
アタシが死んでも魔法は切れないと思うけど、言っておく。アンタ達が今生きたがってるってことは事実だ。忘れんな」
さやか「うん」
マミ「幻惑魔法は使えなくなったんじゃないの?」
杏子「封印してたんだ。ほむら戦で追い詰められて反射的に使った。結局これ無しじゃなにもまもれなかったかもしれない」
さやか「そろそろこれ解いてよ。痛いんだけど」
杏子「ほらよ。ソウルジェム。グリーフシード一つずつで済むとは思ってなかったよ」
ゆま「さっきから遠くでヘリコプターの音しない? ここじゃめずらしいね」
マミ「ッ!」
マミがリボンで全員を投げた。一瞬遅れて教会の風通しがよくなった。キュゥべえは死んだ。
マミ『なりふり構わなくなったわね! 発見される代わりに射程を長く取れるわ! 距離およそ2キロメートル!』
ロケット弾が教会を完全に消し飛ばした。
さやか『作戦は!?』
杏子『二方向に分かれながら接敵、撃墜!』
マミ『ダメよ! 鹿目さんチームが消されるわ!』
杏子『まどか側に三人つけば多少躊躇するだろ! 有効射程もってるマミが単独で離れろ!』
マミ『どうやって離れられるのよ!』
杏子が槍で、ゆまが衝撃波で、マミが銃弾で弾幕を撃ち落としてた。余裕がなかった。さやかはまどかに迫る流れ弾を処理していた。
杏子『……おかしい。弾が多すぎる』
マミ『自衛隊とかが動くのでも待つ!?』
ゆま『先にやられると思う』
マミ『なりふり構わなくなったわね! 発見される代わりに射程を長く取れるわ! 距離およそ2キロメートル!』
ロケット弾が教会を完全に消し飛ばした。
さやか『作戦は!?』
杏子『二方向に分かれながら接敵、撃墜!』
マミ『ダメよ! 鹿目さんチームが消されるわ!』
杏子『まどか側に三人つけば多少躊躇するだろ! 有効射程もってるマミが単独で離れろ!』
マミ『どうやって離れられるのよ!』
杏子が槍で、ゆまが衝撃波で、マミが銃弾で弾幕を撃ち落としてた。余裕がなかった。さやかはまどかに迫る流れ弾を処理していた。
杏子『……おかしい。弾が多すぎる』
マミ『自衛隊とかが動くのでも待つ!?』
ゆま『先にやられると思う』
さやか『マミさんあれ撃ち落とせる弾何秒で撃てる!?』
マミ『3.5秒! そんな時間無いわ!』
さやか『あたしがつくる! ゆまちゃんあたしの回復! 杏子目眩ましの幻影! マミさん手前に1メートルのりぼんの台!
みんな集まって反撃やめて!』
杏子『反撃やめるだ!? 冗談じゃねえ!』
マミ『やってもらいましょう! 信じるしかないわ!』
杏子『アタシは大したことできねーぞ! カウント2、1、』
杏子『0』
マミ『3.5秒! そんな時間無いわ!』
さやか『あたしがつくる! ゆまちゃんあたしの回復! 杏子目眩ましの幻影! マミさん手前に1メートルのりぼんの台!
みんな集まって反撃やめて!』
杏子『反撃やめるだ!? 冗談じゃねえ!』
マミ『やってもらいましょう! 信じるしかないわ!』
杏子『アタシは大したことできねーぞ! カウント2、1、』
杏子『0』
さやか『がああああああああああああああああああああああああ』
さやかがマミのリボンの台の生成と同時に、そこに飛び乗って大の字に立ち、シールドを展開した。
杏子「さやかああああ!!」
マミ『3!』
まどか「さやかちゃん!!」
ゆま「さやか!!」
マミ『2!』
さやか「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
マミ『ティロ!』
さやか「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
マミ「フィナーレ!!!」
さやかが射線から消え、代わりに人ほどの直径がある弾が弾幕を吹き飛ばしていった。弾はヘリコプターを爆破させた。
さやかがマミのリボンの台の生成と同時に、そこに飛び乗って大の字に立ち、シールドを展開した。
杏子「さやかああああ!!」
マミ『3!』
まどか「さやかちゃん!!」
ゆま「さやか!!」
マミ『2!』
さやか「ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
マミ『ティロ!』
さやか「あああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ」
マミ「フィナーレ!!!」
さやかが射線から消え、代わりに人ほどの直径がある弾が弾幕を吹き飛ばしていった。弾はヘリコプターを爆破させた。
杏子「さやか! さやか!! 生きてるか馬鹿野郎!!!」
まどかがさやかのソウルジェムにグリーフシードを当てる。ゆまとマミは意識を集中してる。杏子はさやかをはたいてる。
杏子「おい!!」
さやか「痛い……マジでやめて……」
杏子「馬鹿野郎!!!」
さやか「なに、泣いてんのよ」
杏子「うるせえ……バカ!」
さやか「しばらくそっとしといて。大丈夫だから」
まどかがさやかのソウルジェムにグリーフシードを当てる。ゆまとマミは意識を集中してる。杏子はさやかをはたいてる。
杏子「おい!!」
さやか「痛い……マジでやめて……」
杏子「馬鹿野郎!!!」
さやか「なに、泣いてんのよ」
杏子「うるせえ……バカ!」
さやか「しばらくそっとしといて。大丈夫だから」
杏子「なにやったんだバカ!」
さやか「怒鳴んないでよ。見たとおりよ。魔力でシールドを張ったの」
マミ「それで穴だらけになって叫んでたのはどういうことなの」
さやか「あのシールドは肉体の延長なんだ。まだ不完全だから肉体に影響が多少でるし、痛覚も遮断できない」
まどか「多少じゃないよ! あの痛みを背負ったっていうの!? わたしのために!!」
さやか「泣かないの。あたしのためよ」
まどか「さやかちゃん……」
ゆま「もうほむら死んだかな」
杏子「安心しろまどか。あんなんで死ぬようなヤツなら苦労してない」
まどか「よかった……よくないよ!」
さやか「怒鳴んないでよ。見たとおりよ。魔力でシールドを張ったの」
マミ「それで穴だらけになって叫んでたのはどういうことなの」
さやか「あのシールドは肉体の延長なんだ。まだ不完全だから肉体に影響が多少でるし、痛覚も遮断できない」
まどか「多少じゃないよ! あの痛みを背負ったっていうの!? わたしのために!!」
さやか「泣かないの。あたしのためよ」
まどか「さやかちゃん……」
ゆま「もうほむら死んだかな」
杏子「安心しろまどか。あんなんで死ぬようなヤツなら苦労してない」
まどか「よかった……よくないよ!」
マミ「どうするの?」
杏子「とりあえず廃ホテルに身を隠す。だがすぐばれる。防戦はもうきつい。攻勢にでる」
マミ「攻勢?」
杏子「囮を使ってあぶりだす」
マミ「囮になるのなんて鹿目さんくらいよ。まさか」
杏子「そうだ、まどかを歩かせる」
さやか「なに言ってんのよ!」
杏子「慌てんなよ。消耗するが色々研究してできるようになったことがある。みてろ」
杏子の姿がまどかのに変わった。
杏子「ほむらちゃん!」
まどか「わたしだ!」
さやか「すごい……」
杏子が元にもどった。
杏子「三人で狙撃位置を潰せ。ヤツに接近させて捕らえる。路上は通過させろ。殺すなよ? 合図まで待て。長丁場になるかもしれないから覚悟しとけ」
杏子「とりあえず廃ホテルに身を隠す。だがすぐばれる。防戦はもうきつい。攻勢にでる」
マミ「攻勢?」
杏子「囮を使ってあぶりだす」
マミ「囮になるのなんて鹿目さんくらいよ。まさか」
杏子「そうだ、まどかを歩かせる」
さやか「なに言ってんのよ!」
杏子「慌てんなよ。消耗するが色々研究してできるようになったことがある。みてろ」
杏子の姿がまどかのに変わった。
杏子「ほむらちゃん!」
まどか「わたしだ!」
さやか「すごい……」
杏子が元にもどった。
杏子「三人で狙撃位置を潰せ。ヤツに接近させて捕らえる。路上は通過させろ。殺すなよ? 合図まで待て。長丁場になるかもしれないから覚悟しとけ」
翌日
マミ『現れたわね。思ったよりずっと早いわ。ジグザグに瞬間移動しながら接近中』
さやか『あいつの射程に入った。杏子!』
杏子『まだだ、まだ』
ゆま『キョーコ! 危ない』
杏子『待て』
ほむらは杏子の背中から2mで立ち止まり拳銃を構えた。杏子も立ち止まった。
さやか『杏子!』
杏子『アタシの射程に入った。大丈夫だ』
さやか『射程内ならとっとと捕まえなさいよ!』
三十秒ほど過ぎた。
杏子「ほむらちゃん」
ほむらに背を向けたまま杏子が言った。
ほむら「まどか」
ほむら「さよなら」
ほむらが銃口を自分の頭に向けた。乾いた音が響いた。
マミ『現れたわね。思ったよりずっと早いわ。ジグザグに瞬間移動しながら接近中』
さやか『あいつの射程に入った。杏子!』
杏子『まだだ、まだ』
ゆま『キョーコ! 危ない』
杏子『待て』
ほむらは杏子の背中から2mで立ち止まり拳銃を構えた。杏子も立ち止まった。
さやか『杏子!』
杏子『アタシの射程に入った。大丈夫だ』
さやか『射程内ならとっとと捕まえなさいよ!』
三十秒ほど過ぎた。
杏子「ほむらちゃん」
ほむらに背を向けたまま杏子が言った。
ほむら「まどか」
ほむら「さよなら」
ほむらが銃口を自分の頭に向けた。乾いた音が響いた。
それはマミの発砲音だった。弾はほむらの銃を弾き飛ばした。ほむらは杏子の鎖でぐるぐるまきになった。
杏子「……状況終了。ホテルに運ぶ」
廃ホテル
ほむら「……要求は?」
マミ「まずは人質の開放」
ほむら「縛られていると無理ね」
杏子「顔と腕だけにして端末とやらにつれてこーぜ」
ほむら「待って」
杏子「飲んだ振りしてまだ抱えてました、とかふざけたことやったらそろそろキレると思うぞ?
アタシがキレるって意味、少しはわかるよねぇ?」
ほむら「わかってるわ」
さやか「でもそしたらこいつ人質取ってた魔法少女に殺されない?」
マミ「残念だけどこの子は相手に認識されるような接触はしていないと思うわ」
ゆま「どうやって開放するの?」
杏子「……状況終了。ホテルに運ぶ」
廃ホテル
ほむら「……要求は?」
マミ「まずは人質の開放」
ほむら「縛られていると無理ね」
杏子「顔と腕だけにして端末とやらにつれてこーぜ」
ほむら「待って」
杏子「飲んだ振りしてまだ抱えてました、とかふざけたことやったらそろそろキレると思うぞ?
アタシがキレるって意味、少しはわかるよねぇ?」
ほむら「わかってるわ」
さやか「でもそしたらこいつ人質取ってた魔法少女に殺されない?」
マミ「残念だけどこの子は相手に認識されるような接触はしていないと思うわ」
ゆま「どうやって開放するの?」
ほむら「左腕を開放して。肘から下」
杏子「よーし左腕を斬ればいいんだな」
ほむら「待って」
さやか「杏子話が進まない」
杏子「わかったよ。アタシは人質なんてどうでもいいから、妙なことしたらアンタ、死ぬよ」
ほむら「わかってるわ」
マミ「じゃあ開けるわよ」
マミのリボンが緩み、杏子の槍も隙間が開いて、腕とそこに装着した盾が露出した。
すると盾からなにか落ちた。パイプに電線がついていてデジタル数字で「00:00:01:××」と表示されている。
杏子「よーし左腕を斬ればいいんだな」
ほむら「待って」
さやか「杏子話が進まない」
杏子「わかったよ。アタシは人質なんてどうでもいいから、妙なことしたらアンタ、死ぬよ」
ほむら「わかってるわ」
マミ「じゃあ開けるわよ」
マミのリボンが緩み、杏子の槍も隙間が開いて、腕とそこに装着した盾が露出した。
すると盾からなにか落ちた。パイプに電線がついていてデジタル数字で「00:00:01:××」と表示されている。
四人が散る。二秒後にベルが鳴った。
ほむら「おっとタイマーが」
ほむらの顔の横を槍が通っていった。
杏子「ふざけるなって言ったよな」
ほむら「耳が痛いわ」
ほむらの左耳が無くなっていた。出血はしていない。
少女が盾の裏から出てきた。
さやか「何よそれ……」
ほむら「とりあえず一人。昏睡させてるだけよ。盾の中はいわゆる四次元空間になっているわ。そこでは時間が止まるの」
マミ「メチャクチャね」
ほむら「全員で八人いるわ。三時間程度で目を覚ますでしょう」
中年女性を落とした。
ほむら「これで満足かしら」
八人目を盾から出して言った。
ほむら「おっとタイマーが」
ほむらの顔の横を槍が通っていった。
杏子「ふざけるなって言ったよな」
ほむら「耳が痛いわ」
ほむらの左耳が無くなっていた。出血はしていない。
少女が盾の裏から出てきた。
さやか「何よそれ……」
ほむら「とりあえず一人。昏睡させてるだけよ。盾の中はいわゆる四次元空間になっているわ。そこでは時間が止まるの」
マミ「メチャクチャね」
ほむら「全員で八人いるわ。三時間程度で目を覚ますでしょう」
中年女性を落とした。
ほむら「これで満足かしら」
八人目を盾から出して言った。
さやか「こう人が倒れてると落ち着かないわね……。まどかに手を出さないって約束して」
ほむら「……できなかったわ。というか口約束なんか信用するのかしら?」
杏子「まあ殺したらさやかは魔女化するし、マミは発狂するし、アタシは殺しにかかるから覚悟しとけよ」
さやかマミ「なによそれ」
ほむら「なるほど。約束していいわ。ただし魔法少女になったら今度こそ殺すけど。魔女まどかの悲惨さは聞いてるわね?」
さやか「ワルプルギスが可愛い子猫に見えるレベルなんでしょ? まどかは魔法少女になんないし、殺させないわ」
ほむら「……できなかったわ。というか口約束なんか信用するのかしら?」
杏子「まあ殺したらさやかは魔女化するし、マミは発狂するし、アタシは殺しにかかるから覚悟しとけよ」
さやかマミ「なによそれ」
ほむら「なるほど。約束していいわ。ただし魔法少女になったら今度こそ殺すけど。魔女まどかの悲惨さは聞いてるわね?」
さやか「ワルプルギスが可愛い子猫に見えるレベルなんでしょ? まどかは魔法少女になんないし、殺させないわ」
ほむら「そう。ところでワルプルギス戦の駒が足りなくなったわね」
杏子「そこでアンタだ」
さやか「えっ?」
ほむら「確かにそれで戦力は十分以上だけれど、私を信用できるのかしら」
杏子「アンタ静かに生きたい。ワルプルギス死なない。静かに生きれない。ワルプルギス倒す」
ほむら「なるほど。つまり協力する私は開放されるわけね」
杏子「いや解かない」
ほむら「どういうことかしら」
杏子「殴らせろ」
ほむら「なるほどね」
杏子「そこでアンタだ」
さやか「えっ?」
ほむら「確かにそれで戦力は十分以上だけれど、私を信用できるのかしら」
杏子「アンタ静かに生きたい。ワルプルギス死なない。静かに生きれない。ワルプルギス倒す」
ほむら「なるほど。つまり協力する私は開放されるわけね」
杏子「いや解かない」
ほむら「どういうことかしら」
杏子「殴らせろ」
ほむら「なるほどね」
杏子「アンタ静かに生きたい。ワルプルギス死なない。静かに生きれない。ワルプルギス倒す」
なんでアマゾンみたいな口調
なんでアマゾンみたいな口調
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