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元スレQB「魔法少女候補が二人殺された」
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ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます。まどかさん。そちらはメールでお話ししていた巴先輩ですか」
マミ「そうよ。よろしくね」『なんであなたがいるのよ』
仁美「こちらこそよろしくお願いします」ほむら『狙撃警戒しないで済むじゃない。ご苦労なことね。それにいなかったら不自然でしょ』
仁美「まどかさん?」マミ『いくらでも理由があるじゃない』
まどか「あ、お、おはよう」ほむら『まどかと一緒にいたいもの』
仁美「どうかなさったのですか?」マミ『でも殺すのね』
ほむら「ちょっと昨日メールで話し込んじゃってね、寝ぼけてるのよ。ね、まどか」マミ『なに手握ってるのよ』
まどか「うん、ほむらちゃんと話してると楽しくて……それで……あ……」ほむら『まどかが好きだから』
仁美「おはようございます。まどかさん。そちらはメールでお話ししていた巴先輩ですか」
マミ「そうよ。よろしくね」『なんであなたがいるのよ』
仁美「こちらこそよろしくお願いします」ほむら『狙撃警戒しないで済むじゃない。ご苦労なことね。それにいなかったら不自然でしょ』
仁美「まどかさん?」マミ『いくらでも理由があるじゃない』
まどか「あ、お、おはよう」ほむら『まどかと一緒にいたいもの』
仁美「どうかなさったのですか?」マミ『でも殺すのね』
ほむら「ちょっと昨日メールで話し込んじゃってね、寝ぼけてるのよ。ね、まどか」マミ『なに手握ってるのよ』
まどか「うん、ほむらちゃんと話してると楽しくて……それで……あ……」ほむら『まどかが好きだから』
さやか「まどか? どうしたの?」『ほむらっ』
まどか「あ、さやかちゃんおはよう」マミ『大丈夫?』
ほむら「大丈夫?」まどか『少し悲しくなっただけ』
まどか「太陽が眩しくて。寝不足だとそういうことない?」ほむら『そう』
仁美「……ならいいですけど」
さやか「まどかぁ今日はほむらなんか捨ててさやかちゃんと手繋ごうよー」
まどか「このままがいいの」『大丈夫だから』
さやか「ちぇーふられちゃった」『うん』
仁美「ほむらさんは特別ですもんね」杏子『よー。見てっからなー』
まどか「あ、さやかちゃんおはよう」マミ『大丈夫?』
ほむら「大丈夫?」まどか『少し悲しくなっただけ』
まどか「太陽が眩しくて。寝不足だとそういうことない?」ほむら『そう』
仁美「……ならいいですけど」
さやか「まどかぁ今日はほむらなんか捨ててさやかちゃんと手繋ごうよー」
まどか「このままがいいの」『大丈夫だから』
さやか「ちぇーふられちゃった」『うん』
仁美「ほむらさんは特別ですもんね」杏子『よー。見てっからなー』
杏子「あん? なんだ?」
黒い飛来物を槍で叩き落とした。
杏子「ッ、グリーフシードか!」
グリーフシードが孵化し結界が出来上がる。
さやか「杏子、これ魔女結界!?」
杏子「さやか、そっから動くなよ」
杏子がさやかを囲むように結界を張る。
ナマコの使い魔や壺の使い魔を多節槍で薙ぎ払う。
杏子「おいおいマジかよ……」
見上げると戦闘機が高速で飛来してくる。
杏子「どおりゃあ!」
渾身の力で五本もの槍を一瞬で投げ、墜落させた。
杏子「何でもありか野郎」
さやか「キュゥべえ! キュゥべえ! なんでいないのよっ!」
黒い飛来物を槍で叩き落とした。
杏子「ッ、グリーフシードか!」
グリーフシードが孵化し結界が出来上がる。
さやか「杏子、これ魔女結界!?」
杏子「さやか、そっから動くなよ」
杏子がさやかを囲むように結界を張る。
ナマコの使い魔や壺の使い魔を多節槍で薙ぎ払う。
杏子「おいおいマジかよ……」
見上げると戦闘機が高速で飛来してくる。
杏子「どおりゃあ!」
渾身の力で五本もの槍を一瞬で投げ、墜落させた。
杏子「何でもありか野郎」
さやか「キュゥべえ! キュゥべえ! なんでいないのよっ!」
銃弾が降り注ぐ。杏子は多節槍を振り回しそれを撃ち落とす。
しばらく撃ち落とし続けると弾幕が切れた。杏子は槍を伸ばす。ほむらはもう消えている。
そのまま横に薙ぐとほむらがそこにいた。ほむらは槍を盾で受けて吹き飛んだ。杏子が追撃しようと跳ぶ。
予感がして槍から着地すると地雷があった。地雷に怯んでるうちに使い魔が襲いかかる。それを薙ぐとまた弾幕が張られる。
今度の弾幕はさっきまでより手応えがある。銃を変えたんだろう。
ロケット弾が杏子を銃弾とともに襲うが槍で視界を遮ってる杏子には見えない。槍と接触、爆発。爆風に杏子が吹かれる。
爆風に備えて槍の幕の奥行きを広くとる。すると防御が甘くなる。数発杏子を掠める。肉が削げる。
しばらく撃ち落とし続けると弾幕が切れた。杏子は槍を伸ばす。ほむらはもう消えている。
そのまま横に薙ぐとほむらがそこにいた。ほむらは槍を盾で受けて吹き飛んだ。杏子が追撃しようと跳ぶ。
予感がして槍から着地すると地雷があった。地雷に怯んでるうちに使い魔が襲いかかる。それを薙ぐとまた弾幕が張られる。
今度の弾幕はさっきまでより手応えがある。銃を変えたんだろう。
ロケット弾が杏子を銃弾とともに襲うが槍で視界を遮ってる杏子には見えない。槍と接触、爆発。爆風に杏子が吹かれる。
爆風に備えて槍の幕の奥行きを広くとる。すると防御が甘くなる。数発杏子を掠める。肉が削げる。
ゆま「キョーコ!」
現れたゆまが叫ぶ。足元にはキュゥべえがいる。現在の位置関係は杏子、左後方にさやか、右前方300mにほむら、右後方にゆまだ。
杏子「ゆま!」
ほむら「どうしてあなたが一般人を連れているのかしらねえ?」
杏子「くっ」
ほむら「もしかして」
ほむら「その子も魔法少女候補?」
ほむらが杏子のさらに右に瞬間移動をする、銃口がゆまに向く。
杏子「ロッソ・ファンタズマ」
現れたゆまが叫ぶ。足元にはキュゥべえがいる。現在の位置関係は杏子、左後方にさやか、右前方300mにほむら、右後方にゆまだ。
杏子「ゆま!」
ほむら「どうしてあなたが一般人を連れているのかしらねえ?」
杏子「くっ」
ほむら「もしかして」
ほむら「その子も魔法少女候補?」
ほむらが杏子のさらに右に瞬間移動をする、銃口がゆまに向く。
杏子「ロッソ・ファンタズマ」
ほむらの目の前に槍を振りかぶった杏子が現れる。ほむらが消える。スモークがたちこめた。
槍で掻き消すとほむらの姿はどこにもなかった。
ゆま「キョーコ……ゆま……」
杏子「いい。いいからその青いのとくっついてろ。さやか、魔女を落とす。少し後ろをついてこい。キュゥべえ、ふざけたことしてくれたな」
結界を解き、使い魔を貫きながら言った。さやかは足がすくんで動けないようだった。
杏子「大丈夫だからしっかりしろ」
さやか「うん、ごめんね」
さやかが立ち上がってゆまの手を取った。
杏子「謝ってんじゃねえよ。行くぞ」
まもなく結界の深部についた。 ドクロのような上半身に和服、一本足の魔女と対面した。杏子は嫌な予感がしていた。
一瞬でケリがついたかに見えた。杏子は真っ直ぐ跳んで真っ直ぐ突いた。あまりにも速かった。魔女の顔面が割れ、杏子はグリーフシードを手にした。
さやか「すごい……」
槍で掻き消すとほむらの姿はどこにもなかった。
ゆま「キョーコ……ゆま……」
杏子「いい。いいからその青いのとくっついてろ。さやか、魔女を落とす。少し後ろをついてこい。キュゥべえ、ふざけたことしてくれたな」
結界を解き、使い魔を貫きながら言った。さやかは足がすくんで動けないようだった。
杏子「大丈夫だからしっかりしろ」
さやか「うん、ごめんね」
さやかが立ち上がってゆまの手を取った。
杏子「謝ってんじゃねえよ。行くぞ」
まもなく結界の深部についた。 ドクロのような上半身に和服、一本足の魔女と対面した。杏子は嫌な予感がしていた。
一瞬でケリがついたかに見えた。杏子は真っ直ぐ跳んで真っ直ぐ突いた。あまりにも速かった。魔女の顔面が割れ、杏子はグリーフシードを手にした。
さやか「すごい……」
グリーフシードが砕けた。中から「はずれ」と書かれた紙が落ちた。結界が変化しだした。
杏子「割れたのは外側だけってことか」
魔女は使い魔をよく使い三人をよく狙い杏子をはさみうちにしたが杏子の多節槍があと一歩まで追い詰めた。
杏子「ここまで手こずったのは久しぶりだね。ほめてやるよ」
杏子「何の自慢にもなりゃしないけどね」
すると魔女が血を流した
杏子「血? 目くらましか? しゃらくさいな」
血が変化して杏子の四肢にまとわりついた。
杏子「なっ」
杏子の四肢が溶かされ切断された。
杏子(まいったな、これ、死ぬじゃん……しけた人生だったなぁ……)
(一度くらい幸せな夢ってやつ見てみたかったけど……まあいいや。もう終わりだし。ゆま……さやか……)
杏子「割れたのは外側だけってことか」
魔女は使い魔をよく使い三人をよく狙い杏子をはさみうちにしたが杏子の多節槍があと一歩まで追い詰めた。
杏子「ここまで手こずったのは久しぶりだね。ほめてやるよ」
杏子「何の自慢にもなりゃしないけどね」
すると魔女が血を流した
杏子「血? 目くらましか? しゃらくさいな」
血が変化して杏子の四肢にまとわりついた。
杏子「なっ」
杏子の四肢が溶かされ切断された。
杏子(まいったな、これ、死ぬじゃん……しけた人生だったなぁ……)
(一度くらい幸せな夢ってやつ見てみたかったけど……まあいいや。もう終わりだし。ゆま……さやか……)
ゆま「キョーコを死なせない!」
魔女の捕食は空振り、魔女は鎖に巻きつかれ、宙高くに放られた。それを投げられた槍が貫いた。結界が消えた。
杏子「くそっ!」
槍で地面を抉った。
杏子「どっちだ畜生!」
ゆま「やったね! キョーコ!」
魔法少女姿のゆまが笑いかけた。杏子はその顔をはたいた。二人の変身が解除される。
ゆま「え……」
さやか「杏子!」
杏子「くそっ」
杏子は立ち去ろうとした。
魔女の捕食は空振り、魔女は鎖に巻きつかれ、宙高くに放られた。それを投げられた槍が貫いた。結界が消えた。
杏子「くそっ!」
槍で地面を抉った。
杏子「どっちだ畜生!」
ゆま「やったね! キョーコ!」
魔法少女姿のゆまが笑いかけた。杏子はその顔をはたいた。二人の変身が解除される。
ゆま「え……」
さやか「杏子!」
杏子「くそっ」
杏子は立ち去ろうとした。
ゆま「キョーコの役に立つ! 言うことなんでもきく! 好き嫌いだって言わない! だから……!」
ゆま「ゆまをひとりにしないで」
ゆま「ふぐっ、うう、うっ」
杏子「バカだなぁ」
ゆま「ひっく、ひっく、うっ」
杏子「他人の為に魔法少女になんかなったって……なんにもなりゃしないのに……!」
ゆま「キョーコ……? 泣いてるの?」
杏子はゆまを撫でた。
杏子「ばーか、泣いてなんかないよ……」
杏子(ほむら……! このオトシマエは必ずつけさせてやる)
杏子「おいキュゥべえ」
QB「なんだい?」
ゆま「ゆまをひとりにしないで」
ゆま「ふぐっ、うう、うっ」
杏子「バカだなぁ」
ゆま「ひっく、ひっく、うっ」
杏子「他人の為に魔法少女になんかなったって……なんにもなりゃしないのに……!」
ゆま「キョーコ……? 泣いてるの?」
杏子はゆまを撫でた。
杏子「ばーか、泣いてなんかないよ……」
杏子(ほむら……! このオトシマエは必ずつけさせてやる)
杏子「おいキュゥべえ」
QB「なんだい?」
ソウルジェムから出した槍がキュゥべえを貫いた。
QB「なに無駄なことするんだい?」
新しく出てきたキュゥべえが死骸を食べながら言った。
さやか「うわ……」
杏子「ほんとにいくらでも替えがきくんだな。マミんところ行って尾行を警戒しながら教会に来るように言え」
QB「わかったよ」
QB「なに無駄なことするんだい?」
新しく出てきたキュゥべえが死骸を食べながら言った。
さやか「うわ……」
杏子「ほんとにいくらでも替えがきくんだな。マミんところ行って尾行を警戒しながら教会に来るように言え」
QB「わかったよ」
杏子「ゆまだ。さっきアタシを死なせないって願いで魔法少女になった。ほむらは追い払えたんだが、その後の魔女戦で不覚を取った」
まどかさやかマミ「よろしく」
ゆま「よろしく」
杏子「ヤツはグリーフシードを使って結界を張ってくることがわかった。つまりどこでも戦端を開けるというわけさ。
一プラス使い魔対一プラス護衛対象じゃ分が悪い。それでこの教会に移った」
さやか「あたし、魔法少女になる」
まどか「えっ」
杏子「願いはなんだ?」
さやか「恭介の腕を治すこと」
杏子「やめとけ」
さやか「なんで? 願いは叶うし、お荷物じゃなくなる。ワルプルギスやほむらや魔女の戦力にだってなれる」
杏子「ほむらが恐いだけじゃないか?」
さやか「違う!」
まどかさやかマミ「よろしく」
ゆま「よろしく」
杏子「ヤツはグリーフシードを使って結界を張ってくることがわかった。つまりどこでも戦端を開けるというわけさ。
一プラス使い魔対一プラス護衛対象じゃ分が悪い。それでこの教会に移った」
さやか「あたし、魔法少女になる」
まどか「えっ」
杏子「願いはなんだ?」
さやか「恭介の腕を治すこと」
杏子「やめとけ」
さやか「なんで? 願いは叶うし、お荷物じゃなくなる。ワルプルギスやほむらや魔女の戦力にだってなれる」
杏子「ほむらが恐いだけじゃないか?」
さやか「違う!」
杏子「ここはね、アタシの親父の教会だった。正直過ぎて、優し過ぎる人だった。
毎朝新聞を読む度に涙を浮かべて、真剣に悩んでるような人でさ……
………
……他人の都合を知りもせず、勝手な願いごとをしたせいで、結局誰もが不幸になった。
奇跡ってのはタダじゃないんだ。希望を祈れば、それと同じ分だけの絶望が撒き散らされる
そうやって差し引きをゼロにして、世の中のバランスは成り立ってるんだよ」
さやか「話してくれてありがとう。嬉しいよ。すごく。でも……それでも、あたしは、恭介の演奏が聞きたいんだ。
ただあたしのために。ゾンビになっても」
杏子「……そうかよ」
さやか「キュゥべえ、あたし契約する。恭介の腕を治して」
QB「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!」
さやか「ゾンビになったんだ……でも嬉しい」
杏子「ちっ」
毎朝新聞を読む度に涙を浮かべて、真剣に悩んでるような人でさ……
………
……他人の都合を知りもせず、勝手な願いごとをしたせいで、結局誰もが不幸になった。
奇跡ってのはタダじゃないんだ。希望を祈れば、それと同じ分だけの絶望が撒き散らされる
そうやって差し引きをゼロにして、世の中のバランスは成り立ってるんだよ」
さやか「話してくれてありがとう。嬉しいよ。すごく。でも……それでも、あたしは、恭介の演奏が聞きたいんだ。
ただあたしのために。ゾンビになっても」
杏子「……そうかよ」
さやか「キュゥべえ、あたし契約する。恭介の腕を治して」
QB「契約は成立だ。君の祈りは、エントロピーを凌駕した。さあ、解き放ってごらん。その新しい力を!」
さやか「ゾンビになったんだ……でも嬉しい」
杏子「ちっ」
マミ「これでワルプルギスに勝てるかしら?」
QB「少し難しいかもしれない。もう一人魔法少女がいれば心強いだろうね」
まどか「わたしが……」
さやか「やめて」
マミ「そうよ」
杏子「コイツが少し難しいかもしれないって言ってるってるなら、可能性があるってことだ。それに戦力にはアテがある」
マミ「誰かしら? 暁美さんの魔法少女じゃないわよね」
杏子「魔法少女バトルロワイヤルは勘弁だ。今はまだ言えない」
マミ「今後の方針は?」
杏子「遠距離タイプのマミがここの防衛主力。ここの屋根はかなり高いし見晴らしもいいから不意打ちにそなえられる。
アタシは風見野と見滝原の魔女を狩る」
QB「少し難しいかもしれない。もう一人魔法少女がいれば心強いだろうね」
まどか「わたしが……」
さやか「やめて」
マミ「そうよ」
杏子「コイツが少し難しいかもしれないって言ってるってるなら、可能性があるってことだ。それに戦力にはアテがある」
マミ「誰かしら? 暁美さんの魔法少女じゃないわよね」
杏子「魔法少女バトルロワイヤルは勘弁だ。今はまだ言えない」
マミ「今後の方針は?」
杏子「遠距離タイプのマミがここの防衛主力。ここの屋根はかなり高いし見晴らしもいいから不意打ちにそなえられる。
アタシは風見野と見滝原の魔女を狩る」
………
上条「さやかが言った通り、奇跡だよね、これ」
………
さやか「本当のお祝いは退院してからなんだけど、足より先に手が治っちゃったしね」
上条「そ、それは」
上条父「お前からは処分してくれと言われていたが、どうしても捨てられなかった。私は」
上条父「さぁ、試してごらん。怖がらなくていい」
アベマリア♪
さやか(あたしの願い、叶ったんだ。後悔なんて、あるわけない)
上条「さやかが言った通り、奇跡だよね、これ」
………
さやか「本当のお祝いは退院してからなんだけど、足より先に手が治っちゃったしね」
上条「そ、それは」
上条父「お前からは処分してくれと言われていたが、どうしても捨てられなかった。私は」
上条父「さぁ、試してごらん。怖がらなくていい」
アベマリア♪
さやか(あたしの願い、叶ったんだ。後悔なんて、あるわけない)
ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます」
まどかさやかマミ「おはよう」
仁美「一緒なんですね」
さやか「ああちょっとね」
数日後
ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます」
まどかさやかマミ「おはよう」
さやか「さーて、今日も張り切って……」
仁美「あら……上条君、退院なさったんですの?」
まどか「よかったね。上条君」
さやか「うん」
まどか「さやかちゃんも行ってきなよ。まだ声かけてないんでしょ?」
さやか「私は……いいよ」
仁美「おはようございます」
まどかさやかマミ「おはよう」
仁美「一緒なんですね」
さやか「ああちょっとね」
数日後
ほむら「おはよう」
仁美「おはようございます」
まどかさやかマミ「おはよう」
さやか「さーて、今日も張り切って……」
仁美「あら……上条君、退院なさったんですの?」
まどか「よかったね。上条君」
さやか「うん」
まどか「さやかちゃんも行ってきなよ。まだ声かけてないんでしょ?」
さやか「私は……いいよ」
ほむら「決めた。あの子私がもらうわ」
さやか仁美まどかマミ「え?」
ほむら「まどかは振り向いてくれないしね。んーまあ悪くない」
まどか「え?」
さやか「ちょっとあん」
仁美「駄目です!」
ほむら「どうしたの仁美?」
仁美「ずっと前から……私……上条恭介君のこと、お慕いしてましたの」
さやかまどかマミ「え?」
ほむら「そう。残念だけど私相手じゃ勝ち目無いわよ。諦めなさい」
さやか仁美まどかマミ「え?」
ほむら「まどか、早くいきましょ。楽しくなってきたわ」
さやか仁美まどかマミ「え?」
ほむら「まどかは振り向いてくれないしね。んーまあ悪くない」
まどか「え?」
さやか「ちょっとあん」
仁美「駄目です!」
ほむら「どうしたの仁美?」
仁美「ずっと前から……私……上条恭介君のこと、お慕いしてましたの」
さやかまどかマミ「え?」
ほむら「そう。残念だけど私相手じゃ勝ち目無いわよ。諦めなさい」
さやか仁美まどかマミ「え?」
ほむら「まどか、早くいきましょ。楽しくなってきたわ」
実際さやかのバカは仁美だから躊躇したわけで
むかつく美少女のほむらちゃんが告白してくるわって言い出したら真っ先に上条のところに突っ走って生きそう
むかつく美少女のほむらちゃんが告白してくるわって言い出したら真っ先に上条のところに突っ走って生きそう
昼休み
ほむら「話って何?」
仁美「恋の相談ですわ、さやかさん」
さやか「え、私も?」
仁美「とぼけないでください」
仁美「さやかさんは、上条君とは幼馴染でしたわね」
さやか「あーまあ、その。腐れ縁って言うか何て言うか」
仁美「本当にそれだけ?」
さやか「それだけだよ。本当にそれだけ」
仁美「私、決めたんですの。もう自分に嘘はつかないって。
あなたはどうですか? さやかさん。あなた自身の本当の気持ちと向き合えますか?」
さやか「それだけだってば」
仁美「あなたは私の大切なお友達ですわ。だから、抜け駆けも横取りするようなこともしたくないんですの。
上条君のことを見つめていた時間は、私達よりさやかさんの方が上ですわ。
だから、あなたには私達の先を越す権利があるべきです」
さやか「仁美……」
仁美「私、明日の放課後に上条君に告白します」
ほむら「話って何?」
仁美「恋の相談ですわ、さやかさん」
さやか「え、私も?」
仁美「とぼけないでください」
仁美「さやかさんは、上条君とは幼馴染でしたわね」
さやか「あーまあ、その。腐れ縁って言うか何て言うか」
仁美「本当にそれだけ?」
さやか「それだけだよ。本当にそれだけ」
仁美「私、決めたんですの。もう自分に嘘はつかないって。
あなたはどうですか? さやかさん。あなた自身の本当の気持ちと向き合えますか?」
さやか「それだけだってば」
仁美「あなたは私の大切なお友達ですわ。だから、抜け駆けも横取りするようなこともしたくないんですの。
上条君のことを見つめていた時間は、私達よりさやかさんの方が上ですわ。
だから、あなたには私達の先を越す権利があるべきです」
さやか「仁美……」
仁美「私、明日の放課後に上条君に告白します」
仁美 「丸一日だけお待ちしますわ。さやかさんは後悔なさらないよう決めてください。上条君に気持ちを伝えるべきかどうか」
さやか「あたしは本当にそれだけだから……仁美になら……安心して任せられるよ。ただほむらあん」
ほむら「私は待たないわよ」
まどか「ほ、ほむらちゃんは、わたしがす、好きなんじゃなかったの?」
ほむら「まどかのは愛よ。私は叶わない恋はしないし、恋に時間も人数も友情も関係ないもの」
さやか「ほんとに好きなの?」『ふざけないで』
ほむら「一目惚れってやつよ」『大真面目よ。それとも石に恋する資格は無いって言うの?』
さやか「あ、あんたレズじゃないの?」『……』
ほむら「バイなんじゃないかしら。まどかが初恋で上条君が二番目よ。病院を出ると色々あるものね」
『それこそふざけないで。あなた私のことなんだと思ってるの? マミのことは? 杏子のことは? あなたのことは?』
さやか「あたしは本当にそれだけだから……仁美になら……安心して任せられるよ。ただほむらあん」
ほむら「私は待たないわよ」
まどか「ほ、ほむらちゃんは、わたしがす、好きなんじゃなかったの?」
ほむら「まどかのは愛よ。私は叶わない恋はしないし、恋に時間も人数も友情も関係ないもの」
さやか「ほんとに好きなの?」『ふざけないで』
ほむら「一目惚れってやつよ」『大真面目よ。それとも石に恋する資格は無いって言うの?』
さやか「あ、あんたレズじゃないの?」『……』
ほむら「バイなんじゃないかしら。まどかが初恋で上条君が二番目よ。病院を出ると色々あるものね」
『それこそふざけないで。あなた私のことなんだと思ってるの? マミのことは? 杏子のことは? あなたのことは?』
さやか「……あんたのこと全然わかんないわ」
ほむら『勝手に価値を捨てないで。ゾンビがなによ。私もう死んでるわ。それでも生きてるの。
何身を引くだなんて似合わないことしてるのよ。欲しいものは全部手に入れて、護りなさい』
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「なあにまどか」
まどか「私もほむらちゃんがす、好きだから、だから上条くんは諦めて」
さやか「まどか!?」
ほむら「あなたの嘘はわかるわ。残念ね。まどかが応援してくれないなんて」
まどか「嘘じゃないよ!」
ほむら「嘘よ! そんなわけ……ないじゃない。もう私を弄ぶのはやめて。
そういうことだから、仁美、急いだ方がいいわよ。あなたみんなに応援されてるんだから」
『二度とそんな嘘言わないで』
ほむら『勝手に価値を捨てないで。ゾンビがなによ。私もう死んでるわ。それでも生きてるの。
何身を引くだなんて似合わないことしてるのよ。欲しいものは全部手に入れて、護りなさい』
まどか「ほむらちゃん!」
ほむら「なあにまどか」
まどか「私もほむらちゃんがす、好きだから、だから上条くんは諦めて」
さやか「まどか!?」
ほむら「あなたの嘘はわかるわ。残念ね。まどかが応援してくれないなんて」
まどか「嘘じゃないよ!」
ほむら「嘘よ! そんなわけ……ないじゃない。もう私を弄ぶのはやめて。
そういうことだから、仁美、急いだ方がいいわよ。あなたみんなに応援されてるんだから」
『二度とそんな嘘言わないで』
さやか「……仁美からだ」
まどか「なんだって?」
さやか「ふられたって。どうしよう……ほむらにとられちゃったよ」
まどか「さやかちゃんはそれでいいの?」
さやか「いいわけないわよ! でも……どうすればいいのよ」
杏子「告っちまえよ。アンタなら勝てるよ」
さやか「あたし、何も出来ない。だってあたし、もう死んでるもん。ゾンビだもん。
こんな身体で抱き締めてなんて言えない。キスしてなんて言えないよ……」
ゆま「さやかおねーちゃんは何を言ってるの? ゆま生きてるよ。石になってるけど、生きてるよ。キョーコ、抱き締めて」
杏子「あ? 仕方ねーな、ほら。つーかほむらもゾンビじゃん。しかしほむらは何考えてんだ?」
マミ「大真面目よ。それとも石に恋する資格は無いって言うの? だって」
杏子「嘘だな。魔法少女になったさやかへの嫌がらせが目当てだろ。言ってることはまあ違いないと思うけどね」
マミ「ふざけないで。あなた私のことなんだと思ってるの? マミのことは? 杏子のことは? あなたのことは?
勝手に価値を捨てないで。ゾンビがなによ。私もう死んでるわ。それでも生きてるの。
何身を引くだなんて似合わないことしてるのよ。欲しいものは全部手に入れて、護りなさい。 だって」
杏子「ゆまの魔法少女化は知らないらしいな。意図が読めないね」
まどか「なんだって?」
さやか「ふられたって。どうしよう……ほむらにとられちゃったよ」
まどか「さやかちゃんはそれでいいの?」
さやか「いいわけないわよ! でも……どうすればいいのよ」
杏子「告っちまえよ。アンタなら勝てるよ」
さやか「あたし、何も出来ない。だってあたし、もう死んでるもん。ゾンビだもん。
こんな身体で抱き締めてなんて言えない。キスしてなんて言えないよ……」
ゆま「さやかおねーちゃんは何を言ってるの? ゆま生きてるよ。石になってるけど、生きてるよ。キョーコ、抱き締めて」
杏子「あ? 仕方ねーな、ほら。つーかほむらもゾンビじゃん。しかしほむらは何考えてんだ?」
マミ「大真面目よ。それとも石に恋する資格は無いって言うの? だって」
杏子「嘘だな。魔法少女になったさやかへの嫌がらせが目当てだろ。言ってることはまあ違いないと思うけどね」
マミ「ふざけないで。あなた私のことなんだと思ってるの? マミのことは? 杏子のことは? あなたのことは?
勝手に価値を捨てないで。ゾンビがなによ。私もう死んでるわ。それでも生きてるの。
何身を引くだなんて似合わないことしてるのよ。欲しいものは全部手に入れて、護りなさい。 だって」
杏子「ゆまの魔法少女化は知らないらしいな。意図が読めないね」
さやか「ほむらの言ってること、正しいのかな。ゆまちゃんの言ってること、正しいのかな」
まどか「わたしは、間違ってないと思う。」
マミ「正しいと思うわ」
杏子「ていうかあんな悪党の手に渡るくらいならあたしが……とかなんないわけ?」
さやか「いいのかな。あたし、恋してもいいのかな」
まどか「いいと思う」
マミ「そうするべきよ」
ゆま「そうだよ」
さやか「……杏子は?」
杏子「アタシならそもそも悩んでない」
マミ「行って来なさい」
さやか「でも……あたし、ほむらに勝てないかも」
杏子「アンタってほんとバカだな。とっとと行ってこいよ、アタシも魔女狩り行きたいんだ」
まどか「わたしは、間違ってないと思う。」
マミ「正しいと思うわ」
杏子「ていうかあんな悪党の手に渡るくらいならあたしが……とかなんないわけ?」
さやか「いいのかな。あたし、恋してもいいのかな」
まどか「いいと思う」
マミ「そうするべきよ」
ゆま「そうだよ」
さやか「……杏子は?」
杏子「アタシならそもそも悩んでない」
マミ「行って来なさい」
さやか「でも……あたし、ほむらに勝てないかも」
杏子「アンタってほんとバカだな。とっとと行ってこいよ、アタシも魔女狩り行きたいんだ」
さやか「バイオリンの音……でも恭介じゃない」
さやか「……」
上条「そこはこう弾くといいよ」
ほむら「こう?」
上条「暁美さんは飲み込みが速いね」
ほむら「ほむらって呼んでったら。あなたが教えるのが上手なのよ……恭介」
上条「照れるな。僕は名前で呼ぶのはどうしても慣れないな。呼ばれるのもなんだかこそばゆいや」
ほむら「理由があるんでしょ」
上条「言いにくいな」
ほむら「わかった、他の女の子ね。そうでしょ。言っちゃっていいのよ」
上条「暁美さんはなんでもわかるんだね。わかった。言うよ。実は家族以外ではさやかしか名前で呼んだことも、
呼ばれたことも無いんだ。中沢も○×も名前で呼んだことがない。みんな僕を上条って呼ぶ」
ほむら「私は特別になれない?」
上条「わからない。でも呼ばれるとさやかが頭をよぎるんだ」
ほむら「正直ね。好きよ。上条君のそういうところ」
さやか「……」
上条「そこはこう弾くといいよ」
ほむら「こう?」
上条「暁美さんは飲み込みが速いね」
ほむら「ほむらって呼んでったら。あなたが教えるのが上手なのよ……恭介」
上条「照れるな。僕は名前で呼ぶのはどうしても慣れないな。呼ばれるのもなんだかこそばゆいや」
ほむら「理由があるんでしょ」
上条「言いにくいな」
ほむら「わかった、他の女の子ね。そうでしょ。言っちゃっていいのよ」
上条「暁美さんはなんでもわかるんだね。わかった。言うよ。実は家族以外ではさやかしか名前で呼んだことも、
呼ばれたことも無いんだ。中沢も○×も名前で呼んだことがない。みんな僕を上条って呼ぶ」
ほむら「私は特別になれない?」
上条「わからない。でも呼ばれるとさやかが頭をよぎるんだ」
ほむら「正直ね。好きよ。上条君のそういうところ」
杏子『のぞきなんていい趣味じゃねーか』
さやか「うわっ」
上条「なんか声しなかった? そう呼んでくれると助かるな。でも僕はいったい何を話してるんだ? 暁美さんはなにかあるね」
さやか『杏子、驚かせないでよ』
杏子『マミが念のためついてけって。脈ありみたいじゃん。よかったねえ』
ほむら「それは私が人間じゃないからかもしれないわね」
さやか杏子『あ?』
上条「え?」
ほむら「ちょっとした手品を見せて差し上げましょう。上条君」
上条「君は本当に唐突だね」
ほむら「いや?」
上条「好きだよ」
ほむら「嘘つき」
恭介「……」
さやか「うわっ」
上条「なんか声しなかった? そう呼んでくれると助かるな。でも僕はいったい何を話してるんだ? 暁美さんはなにかあるね」
さやか『杏子、驚かせないでよ』
杏子『マミが念のためついてけって。脈ありみたいじゃん。よかったねえ』
ほむら「それは私が人間じゃないからかもしれないわね」
さやか杏子『あ?』
上条「え?」
ほむら「ちょっとした手品を見せて差し上げましょう。上条君」
上条「君は本当に唐突だね」
ほむら「いや?」
上条「好きだよ」
ほむら「嘘つき」
恭介「……」
杏子『おい坊や黙ったぞ』
さやか『あんたも黙りなさい』
ほむら「黙るところじゃないわよ。さて、まずここに指輪があります」
さやか杏子『な』
上条「パチパチ。綺麗だね」
ほむら「ありがとう。この指輪があら不思議。宝石に』
さやか杏子『ちょ』
上条「すごい! まったくわからなかったよ」
ほむら「ありがとう。ところでこの宝石が私よ」
さやか『なんなのよなんなのよなんなのよ』杏子『……』
上条「ん? ……からかうのが好きだね」
ほむら「もうひとからかい。女中を呼んで」
上条「やれやれ、わかったよ。○○さん」
女中「ご用ですか?」
さやか『あんたも黙りなさい』
ほむら「黙るところじゃないわよ。さて、まずここに指輪があります」
さやか杏子『な』
上条「パチパチ。綺麗だね」
ほむら「ありがとう。この指輪があら不思議。宝石に』
さやか杏子『ちょ』
上条「すごい! まったくわからなかったよ」
ほむら「ありがとう。ところでこの宝石が私よ」
さやか『なんなのよなんなのよなんなのよ』杏子『……』
上条「ん? ……からかうのが好きだね」
ほむら「もうひとからかい。女中を呼んで」
上条「やれやれ、わかったよ。○○さん」
女中「ご用ですか?」
ほむら「この宝石をここから台所まで持ち歩いて帰って来てください」
女中「承りました」
上条「なにを見せてくれるんだい?」
ほむら「すぐわかるわ。上条君、好きな色は? 私はピンク」
上条「意外だね。僕は」
ほむらが上条のくちに人差し指を当てる。
ほむら「当ててあげるわ。そうね、青でしょ」
上条「正解。君は本当に不思議だ」
ほむら「そろそろね。大丈夫。すぐ生きかえ」
ほむらが倒れた。
上条「暁美さん!? 暁美さん!? わかったもう驚いたよ。暁美さん? 暁美さん!?」
上条「……脈も息も無いうわああああああきゅ、救急車、救急車だ電話電話電話電話」
さやか『なんなのよ……なんなのよ!』
杏子『……ソウルジェムがアタシたちの魂ってことだ』
さやか『どういうことなの? どういうつもりなの?』
女中「承りました」
上条「なにを見せてくれるんだい?」
ほむら「すぐわかるわ。上条君、好きな色は? 私はピンク」
上条「意外だね。僕は」
ほむらが上条のくちに人差し指を当てる。
ほむら「当ててあげるわ。そうね、青でしょ」
上条「正解。君は本当に不思議だ」
ほむら「そろそろね。大丈夫。すぐ生きかえ」
ほむらが倒れた。
上条「暁美さん!? 暁美さん!? わかったもう驚いたよ。暁美さん? 暁美さん!?」
上条「……脈も息も無いうわああああああきゅ、救急車、救急車だ電話電話電話電話」
さやか『なんなのよ……なんなのよ!』
杏子『……ソウルジェムがアタシたちの魂ってことだ』
さやか『どういうことなの? どういうつもりなの?』
ほむら「はっ」
ほむらが息を吹き返した。
上条「暁美さん!」
ほむら「大丈夫。もうなんともないわ」
上条「なんなんだい!? 何をしたんだい!?」
ほむら「あなたが好きだから、死んでみせたの。あなたのためなら死ねる……なんてね」
さやか『……こいつ本気なんだ……』
杏子『どうだか』
女中「戻りました。大きな声でしたが大丈夫ですか?」
ほむら「おかえり私の魂。ありがとう。さがっていいわ」
上条「魂? 君はいったい?」
ほむら「私の魂はこの宝石なの。だから離れると死んじゃうわ。せいぜい100メートルくらいまでね。この家は広いから」
杏子『やっぱりな』
ほむらが息を吹き返した。
上条「暁美さん!」
ほむら「大丈夫。もうなんともないわ」
上条「なんなんだい!? 何をしたんだい!?」
ほむら「あなたが好きだから、死んでみせたの。あなたのためなら死ねる……なんてね」
さやか『……こいつ本気なんだ……』
杏子『どうだか』
女中「戻りました。大きな声でしたが大丈夫ですか?」
ほむら「おかえり私の魂。ありがとう。さがっていいわ」
上条「魂? 君はいったい?」
ほむら「私の魂はこの宝石なの。だから離れると死んじゃうわ。せいぜい100メートルくらいまでね。この家は広いから」
杏子『やっぱりな』
上条「そんなバカな……でも君、死んでた」
ほむら「いったでしょ? 人間じゃないって。ねえそれでも私のこと好きでいられる?」
上条「正直信じられない。でも正直に見せてくれたのは凄く嬉しいし……好きだよ」
ほむら「人間の私と、人間じゃない私、どっちが好き?」
上条「本当の君が好きだ」
さやか『っ……』杏子『やったじゃん』
ほむら「優しいのね。優しさに甘えてもっと正直になっちゃおうかしら」
杏子『あいつ全部ぶちまける気か』
上条「もう腹をくくるよ……なんでも来い、だ」
ほむら「じゃあもひとつ手品」
上条「さっきのマジックも秘密のひとつ?」
ほむら「そうよ。それにマジックの方が手品よりずっと正確ね」
上条「魔法ってことかな」
ほむら「鋭いじゃない。一、ニの三」
ほむらが変身した。
ほむら「いったでしょ? 人間じゃないって。ねえそれでも私のこと好きでいられる?」
上条「正直信じられない。でも正直に見せてくれたのは凄く嬉しいし……好きだよ」
ほむら「人間の私と、人間じゃない私、どっちが好き?」
上条「本当の君が好きだ」
さやか『っ……』杏子『やったじゃん』
ほむら「優しいのね。優しさに甘えてもっと正直になっちゃおうかしら」
杏子『あいつ全部ぶちまける気か』
上条「もう腹をくくるよ……なんでも来い、だ」
ほむら「じゃあもひとつ手品」
上条「さっきのマジックも秘密のひとつ?」
ほむら「そうよ。それにマジックの方が手品よりずっと正確ね」
上条「魔法ってことかな」
ほむら「鋭いじゃない。一、ニの三」
ほむらが変身した。
上条「……」
ほむら「なにか言ってよ。恥ずかしいわ」
上条「……びっくりしすぎで頭が割れそうだよ。君は魔法少女かなにかなのかい?」
ほむらが変身を解除する。
ほむら「大正解。頭のめぐりがよくなってきたんじゃない?
奇跡を起こした対価に小動物と契約して魂を物質化され魔女と命がけで闘う。それが私」
上条「……奇跡?…………魔法?……………………」
ほむら「どうしたの?」
上条「…………そういうことだったのか」
ほむら「……なに」
上条「暁美さん」
ほむら「なに、上条君」
上条「別れよう」
ほむら「なにか言ってよ。恥ずかしいわ」
上条「……びっくりしすぎで頭が割れそうだよ。君は魔法少女かなにかなのかい?」
ほむらが変身を解除する。
ほむら「大正解。頭のめぐりがよくなってきたんじゃない?
奇跡を起こした対価に小動物と契約して魂を物質化され魔女と命がけで闘う。それが私」
上条「……奇跡?…………魔法?……………………」
ほむら「どうしたの?」
上条「…………そういうことだったのか」
ほむら「……なに」
上条「暁美さん」
ほむら「なに、上条君」
上条「別れよう」
ほむら「え?」さやか『え?』杏子『あはははは』
上条「ごめん」
ほむら「どうして? 私が人間じゃないから?」
上条「君のことは好きだよ。一時間前よりもっと好きだ。君といた時間は忘れないだろう。
でもね、僕は気づいたんだ本当に大切で、一番好きで、愛してるのが誰かって」
ほむら「……そう」
恭介「君のお陰で大切なことに気づけた。ありがとう。世界で二番目に好きだよ。君と会った一日で僕は打ちのめされた。
僕は行かなくちゃいけないところがある」
ほむら「さようなら」
上条「さようなら」
上条「ごめん」
ほむら「どうして? 私が人間じゃないから?」
上条「君のことは好きだよ。一時間前よりもっと好きだ。君といた時間は忘れないだろう。
でもね、僕は気づいたんだ本当に大切で、一番好きで、愛してるのが誰かって」
ほむら「……そう」
恭介「君のお陰で大切なことに気づけた。ありがとう。世界で二番目に好きだよ。君と会った一日で僕は打ちのめされた。
僕は行かなくちゃいけないところがある」
ほむら「さようなら」
上条「さようなら」
杏子「一丁あがりっと。出てこいよ暁美ほむら」
ほむら「佐倉杏子」
杏子「何企んでんだ?」
ほむら「なんのことかしら」
杏子「……まあいい。何の用だ」
ほむら「争いにきたわけじゃないのはわかるわね」
杏子「ああ」
ほむら「私の逃げ足の速さも知ってるわね」
杏子「ああ」
ほむら「話がある」
ほむら「佐倉杏子」
杏子「何企んでんだ?」
ほむら「なんのことかしら」
杏子「……まあいい。何の用だ」
ほむら「争いにきたわけじゃないのはわかるわね」
杏子「ああ」
ほむら「私の逃げ足の速さも知ってるわね」
杏子「ああ」
ほむら「話がある」
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