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    元スレ菫「銀の竜の背に乗って」

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    201 = 4 :

     
    (脅しだ。絶対これは脅し。どうせ10のペアかJを一枚持ってるかなんだ)

    「コール。全てオープン」

    「……」ペラ

    「………」

    「……………………!!」

    場札 ダイヤ10 ハート3 クローバー5 ダイヤJ ハート4


    「本当、悪待ちって楽しいわ」バラ

    久手札 スペード2 ダイヤ6


    「そんな手札で、勝負するなんて……」ワナワナ

    「ごめんなさいね、よく勝てるのよ、これ」ジャラ

    「」

    「……あっ」

    「酒代は?」

    「あ」

    202 = 122 :

    レズはホモ

    204 = 4 :

     
    「ここってツケとかー……」

    「ないわよ」ニコ

    「ふぇえ」

    「そうねぇ、お支払いできない場合は兵隊さんのお世話になっちゃうけど」

    「ふぇえええっ!」

    「本当にツケは無理か?」

    「うちはこう見えて手堅い商売を心がけてるからねー」

    「それはちょっとずるいぞ」

    「勝負に全賭けを要求したならこうなることもわかってただろう?」

    「乗ったこの子が悪いとはいえ、すこしばかり厳しいんじゃないか?」

    「んー、そうかしら。それって責任転嫁ってやつ?」

    「いますぐお金持ってくるよ! だからちょっとの間待ってて欲しい」

    「ダメね。逃げて帰ってこない場合もある」

    「りゅ、竜人はそんなことしない!」

    「人間も竜人も同様。法規で表向きは平等に扱ってるんだから私もそれに従うわ」

    205 = 4 :

     
    「通報する以外に道はないのか?」

    「そうね、どうしようかしら」

    「……」ジー

    「どうした?」

    「あなた綺麗な顔してるわね。前の世界ですごいモテたんじゃない?」

    「へ?」

    「代金の支払い、あなたの身体、てのは?」

    「」

    「ほ、本気?」

    「ええ。たった一晩私と寝てくれればいい」

    「それはちょっと……」

    「あなた、『まだ』なの?」

    「そ、そそそういうこと言うなよ!」

    「?? 一緒に寝るだけでしょ?」

    「あのなぁっ」

    206 = 186 :

    きたない流石部長きたない

    207 = 4 :

     
    「流石に初めてをお友達の代わりに支払えってのは酷よねぇ」

    「初めて一緒に寝る???」

    「少し黙ってなさい」

    「まぁ私も師団長殿に目をつけられるってのもよろしくないし、譲歩します」

    「おお」

    「賭けましょう。あなたの処女とこの子の酒代を!」

    「譲歩してないじゃん……」

    「何言ってんの。あなたが勝てば酒代チャラよ。おいしいじゃない」

    「それはそうだけど……」

    「菫ちゃんファイト!」

    「誰のせいでこんなことになったと思ってるんだ」

    「どうする? 断ればこの子が竜人初の逮捕者になっちゃうかもね」

    「臭い飯やだぁ~~」

    208 = 72 :

    部長ひでえ

    209 = 89 :

    さすが部長ですわ

    210 = 4 :

     
    「特別階級が牢に入れられるわけないだろう」

    「わかんないわよー。いまの皇帝になってから賄賂効かないらしいし」

    「へぇ……、て感心してる場合じゃない。とにかく、しょ、処女じゃないとダメなのか?」

    「ええ。他にあなたから奪いたいものはないし」

    「……だったら+αでこちらも上乗せしてあげる」

    「α?」

    「ドラゴン・ユーチャーの情報」

    「――、」ガタッ

    「姉の何を知っている」

    「落ち着きなさい。今あなたは禁術で制限されているわ。ただの女の子だということ忘れてない?」

    「暴力は使えないわよ」

    「だったら今すぐ――」グググ

    「残念。私も魔法で上乗せさせてもらったわ。賭け事には徹底してるの」

    「その情報は――一体どのようなものだ?」

    「大したことないわ。ただ現状彼女の待遇についてぐらいかしら。所詮αだしね」

    211 = 67 :

    世界が変わっても変わらないもの
    それは……

    212 = 4 :

     
    「この人怪しい! 菫ちゃんっ、今すぐつかまえ、」ガクン

    「うるさいわねぇ」

    「!?っ、おい! 玄さんに何をした!」

    「睡眠魔法よ。ほら」

    「zzz……」

    「大人同士話しましょ。ちょっとこの子がいると話がまとまらなくてかなわないわ」

    「……わかった。さっきの勝負受けよう」

    「あなたは物分りが良くて助かる」

    「ただし」

    「?」

    「禁術は無しだ。勝ったところで好き勝手されるのはフェアじゃないからな」

    「あなた、この世界の住人じゃないのでしょう? 元々魔法なんて使えないのだから一方的に不利になるだけよ」

    「それはどうだか。誰も使えないなんて言ってない」

    「……なるほどね。いいわ、その条件で受けましょう」

    213 = 64 :

    クロチャー弱すぎィ!

    214 = 64 :

    さるったか?

    215 = 155 :

    かもな

    216 = 105 :

    この支援の数で猿とかマジか

    217 = 35 :

    ともかく支援

    218 :

    シズったか

    219 = 81 :

    あちゃー

    220 = 4 :

     
    「ゲームは?」

    「ババ抜き」

    「は? それって挑発?」

    「なぜそうなる。恥ずかしながらトランプのルールをあまり知らなくてな。ババ抜きならシンプルで初心者にも勝ちの目があるだろ」

    「ま、いいわ。私にとっちゃ大して失うものなんてないしね」

    「逆にそんな運否天賦で自分の初めてを差し出すだなんて気が知れないわ」

    「いいんだ。これがベスト、だと思う」

    「歯切れ悪いわね。それじゃあ二本先取でいい?」

    「ああ。玄さんが起きる前に始めてしまおう」

    222 :

    二人でババ抜きだと……

    223 = 4 :




    「むにゃむにゃ」

    「ここは……どこのベッド?」

    「……」

    「……」

    「……」

    「……そうだった。怪しい女店主にサマポーカーで毟られて……」

    「こうしちゃおれんのです」

    224 = 64 :

    二人でババ抜きは心理戦がクソ熱い

    225 = 35 :

    なるほどなるほど~

    226 = 4 :

     
    「――そいつらがユーチャーについてるわけ」

    「これが知ってる全ての情報。あなたが身体を賭けるぐらいの価値はあったんじゃない?」

    「ありがとう。ずいぶん気が楽になったよ」

    ガチャ

    「あっ、いた! おのれ~~~」

    「玄さん行こう。今終わったところだ」

    「え、でも」

    「いいんだ。じゃあな竹井さん」

    「久でいいわよ。また来てね」

    「……久、今度はちゃんと資金を持ってくるよ」

    「うん、これからもうちをご贔屓に。玄さんもバイバイ」

    「?、??」

    227 = 105 :

    竜人候補ならあと二名ほどいるな

    228 = 4 :

    「ねーねー何教えてもらったの? ねー」

    「宥は無事だってこと。隣国の行商人から又聞きした内容だけど、それなりに信頼できるんだって」

    「ほんと!? 良かったーっ。早く会いたいなぁ」ルンルン

    「でも、それだけの話にしては意味ありげな感じだったけど……」

    「それ以上でも以下でもないよ」

    「そっか……」

    「決めたよ。淡の作戦に協力する」

    「いいの?」

    「ああ。大事な宥を助けるのに私が必要なら喜んで請け負う。それに元の世界へ帰る条件として提示されちゃったもんな」

    「私は信じてました!」

    「ははっ、調子いいな」

    「それじゃあ出向いてやろう。淡の元へ」

    「さっきぶりだね。へたれじゃない菫ちゃんの根性を見せてびびらせてやろう!」

    「それを言わないでくれ」


    続く

    229 = 4 :

    保守ありがとうございました。次で終わらせます。

    230 = 46 :

    霞抜き?(難聴)

    231 = 221 :

    続く?

    続きは後日?

    233 = 35 :

    続くだと
    とりあえず乙

    234 = 4 :

    後日です。一月以内には

    235 = 46 :

    待っているぞ
    乙乙

    237 = 155 :


    面白かった

    238 = 72 :

    おもしろかったよー
    乙乙

    239 = 126 :

    面白いから続けてほしいぞ

    240 = 5 :

    乙ー 楽しみに待ってます

    241 = 221 :

    期待してる
    乙乙

    242 = 89 :

    乙ぞ!

    243 = 105 :

    なんで面白いSS第1部完してまうん?

    245 :

    おつおつ

    246 = 119 :


    菫宥期待してる


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