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    元スレ菫「銀の竜の背に乗って」

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    1 :

    ID:tSUG0+av0の代行でー!

    2 :

    さ あ 行 こ う ぜ

    3 :

    さ  
    あ  
    行  
    こ  
    う  

    4 :

     
    ツンツン

    ――あの……生きてますか?

    ツンツン

    ――どうしよう、ほっといたら狼に襲われちゃうし……

    ペロ

    「っ……?」

     「目……覚めました?」

    「うあっ」

    尭深「ひあっ」ズサ

    ペロペロ

    「ここは……? なんだこいつ、羊?」

    尭深「はい、うちの子たちです。ごめんなさい、お顔が汚れてしまったようで」フキフキ

    「えっと、渋谷……?」

    尭深「……? 以前どこかでお会いしましたか?」

    6 :

    運んでゆこう雨雲の渦を

    7 = 4 :

     
    「お前、何言ってんだ。!!っ、いつつ……。どこだここ?」

    尭深「オクタマーの森です。もしかして記憶が……」

    「ちょっと待て。なんだか話が見えてこないぞ。私はなぜこんなところにいる?」

    尭深「それは私に聞かれましても」

    「???」

    尭深「珍しい格好ですね。外国からのお客様ですか?」

    「いや……お前と同じ高校の制服なのだが……。ん?」

    (こいつこそ中世の牛飼いのような服装だ)

    「渋谷。冗談はやめろ。このイタズラの黒幕は誰だ? 淡、照のどちらだ」

    尭深「な、なぜそこで王の名が……」ドサリ

    「王? そういう遊びなのか?」

    尭深「こないで……私は何も見てない何も聞いてないっ!」

    「お、おい」

    9 :

    このお茶しぶーや(渋い)ってなwwwwww

    10 = 3 :

    戊 辰 戦 争

    11 :

    いいゾ~これ

    12 :

    案の定ホモが湧いてますね・・・

    13 = 4 :

     
    「これイタズラじゃないのか?」

    尭深「そんな大それたことできません……! その上王の名を語るなど、」

    (周りを見る限り、どこぞの山道)

    (私の前に沢山の羊と犬笛を首にかけた渋谷。似合ってるな)

    (やりすぎ、というより異常だ)

    (……夢?)

    「……」ホッペムニー

    「痛い」ナミダメ

    尭深「あの……じゃあ私はこれで、」ガシ

    「待て」

    尭深「ひ」

    「落ち着け。……少し記憶が飛んでしまっててな。もしよければだが、私を連れて行ってくれないか?」

    尭深「」ポー

    尭深「あ、あ、はいっ。こんな私でよければ」モジモジ

    14 :

    孤島の診療所かと思ったら全然違ったw

    15 :


     田
      内
       閣

    16 = 4 :

    (ここ、日本だよな……杉とかいっぱい生えてるし)

    (しかし、道がてんで舗装されてない。奥多摩にもこんなところが、)

    尭深「あの」

    「ん?」

    尭深「お名前、お教えしてもらっても」

    「……」

    尭深「ももも申し訳ありませんっ、立場をわきまえず失礼なことを」

    「弘世菫だ」

    尭深「菫様……?」

    「……」ムズムズ

    「さん付けでいいよ。別に私は差別主義者じゃないし」

    尭深「ありがとうございます! 私、渋谷尭深っていいますっ」パァー

    「お前そんなキャラだったか」

    尭深「え? ――あ、ご存知でしたよね。失礼しました」

    (かわいいなこいつ)

    17 = 5 :

    ダルビッシュ

    19 :

    戦え聖戦士菫!

    20 = 3 :

    戊辰戦争

    21 = 4 :

     「ワンワン」

    尭深「ん? どうしたのセーコ」

    セーコ「ワン!」

    「その犬セーコっていうのか」

    尭深「はい。私の相棒です」

    セーコ「クゥン」

    尭深「ごめん、どうしたの」

    セーコ「ワンワン!」

    尭深「へ?」

    「言葉わかるのか?」

    尭深「菫さん、少し急ぎます」グイ

    「え? わああっ」

    ダダダダダ…



    ???「ふぅーむ、なるほどなるほど~」

    22 = 4 :

     
    「どうしたんだいきなり!」

    尭深「今は走ってください」

    「……っ」

    尭深「本当に何も知らないんですか?」

    「何が」

    尭深「いえ、……」

    セーコ「バウ!」

    ゴオオオオオオオオ

    「なんだこの風きり音――」

    尭深「うそ、なんで、」

    「あれは、……竜?」

    尭深「伏せてくださいっ!」

    クロチャー「がおーがおー」ヒュン

    「うあ」ドサッ

    26 = 15 :

    三連エミュ兄貴すき

    27 :

    さ ぁ 行 こ う ぜ

    28 = 4 :

     
    クロチャー「あら? よけられちゃいました」バサバサ

    「なんだあの、竜、本物?」カタカタ

    尭深「っ……、菫さん」

    「夢だ、これは絶対ぜったい夢だ」

    尭深「菫さん、気をしっかりしてください」パシン

    「夢じゃ、」

    尭深「私が時間を稼ぎます。菫さんは逃げてください」

    「逃げる? 馬鹿言うな。こいつの早さを見たろ。人間の足じゃ無理だ」

    尭深「それでもっ! 今は私に任せてください!」

    クロチャー「ちょいとおもちのお嬢さん。私は君には興味ないよ。私の目的は後ろのすっこんでるあなた」

    「わ、私?」

    クロチャー「うん。あなた、嘘つきだから殺すね」

    「何を言って」

    尭深「早くっ!!」

    29 = 4 :

     
    ガサガサ

    「なんで、私が、何をしたって言うんだ」ハァハァ

    「竜って、ファンタジーかよ、クソッ」

    ゴオオオオ

    「まただ」

    「だけど、これだけ木が密集してれば、入っ」

    クロチャー「ふぁいあーっ」ボボボボボボ

    メキメキメキ

    「」

    クロチャー「観念するのですっ」ガシリ

    「あっ」

    クロチャー「安心してください。さっきの子には手を出していません。だから、」

    クロチャー「八つ裂きがいいですか? 消し炭がいいですか? それとも丸呑み? 選んでください」

    「い、や、助けて、」ポロポロ

    クロチャー「……」

    31 :

    野  田  内  閣

    33 :

    さ ぁ 行 こ う ぜ

    34 = 4 :

     
    クロチャー「泣き虫」

    クロチャー「私はあなたを尊敬していた」

    クロチャー「毅然としていて、戦場で死を間近にしても眉一つ動かさなかった」

    クロチャー「だからおねえちゃんとの交遊を認めたのに」

    「おねえちゃん……?」

    クロチャー「信じてたのに。菫ちゃんは絶対に裏切らないと思ってた」

    「勘違いしてる」

    クロチャー「あ?」

    「私は、竜に知り合いなんていない」

    クロチャー「……っ」

    クロチャー「うそつきうそつき! 私からおねえちゃんを奪っておいて、よくもそんなこと言えるよ!」ガオー

    クロチャー「私のたった一人のお姉ちゃんなのに!」

    35 :

    クロチャーガオー

    36 :

    ホモが湧いてますねぇ……

    39 = 15 :

    >>37
    野  田  内  閣

    40 = 23 :

    VIRTUAL SEX

    41 = 4 :

     
    「……」

    (この感じ、どこかで……)

    「姉……宥?」

    クロチャー「やっぱり知ってるじゃんかあっ」

    「宥は竜じゃない」

    クロチャー「はあ?」

    「宥は旅館の娘で、仲のいい妹と暮らしている普通の女の子だ」

    クロチャー「へえ……お姉ちゃんを馬鹿にするんだ」

    「馬鹿になんてしてない」

    クロチャー「私達はね、プライドが高いんだよ。別に悪いことだと思ってない。人間と同列なんて虫唾が走る」

    クロチャー「だからお姉ちゃんがただの人間だなんて侮辱、許さない」

    42 = 35 :

    ふんふむ

    43 = 4 :

    「そうか……わかった」

    「私は、この世界の住人じゃないんだ」

    クロチャー「また意味わかんないこと言って。そんなことで誤魔化しても許してあげない」

    「……変わらないことがある」

    「私は宥が好きだ」

    クロチャー「っ、」

    クロチャー「それが最後の言葉?」

    「もし、宥に伝えられるなら、『好きでした』って伝えて欲しい」

    クロチャー「――きない、」

    クロチャー「それができないんだよ! お姉ちゃんが捕まって、菫ちゃんが助けてくれると思って、」

    クロチャー「出発の日にっ、菫ちゃんいなくなっちゃってっ、ひっく、いっぱいさがじだのにっ」ボロボロ


    クロチャー「お゛ね゛え゛ぢゃあ゛あ゛あ゛ん゛  あ゛い゛だい゛よ゛お゛お゛お゛」

    「!!、うるさっ」

    クロチャー「うわぁああああああん」ボボボボボ

    「うわっ! 火を吐くな!」

    44 :

    野 田 内 閣

    45 :

    淫夢豚さむいなー

    46 :

    ゲド戦記かと

    47 = 4 :




    「落ち着いた?」

    クロチャー「うん」スンスン

    「とりあえず降ろしてくれないか? この体勢つらいんだ」

    クロチャー「誓ってくれる?」

    「誓うって?」

    クロチャー「この世界の住人じゃないってこと。嘘じゃないなら、誓えるよね」

    「ああ。けど私には、いっさいそれを証明するものがない」

    クロチャー「私の目を見て誓ってくれれば信じる」

    「わかった……」ジッ

    「私は嘘をついてない。この世界とは、」

    「……」

    (本当に無関係だろうか)

    クロチャー「……菫ちゃん?」

    48 :

    元ネタがわからんね

    49 = 4 :

     
    (信じたくは無いが何かの間違いで違う世界に来てしまったようだ)

    (絵に描いたようなファンタジーの世界)

    (しかしながら、元いたところと少なからずリンクしている)

    (そして『この世界』にも弘世菫がいたのだ。間違いない)

    「……」

    (宥が――捕まった……?)

    「……」

    「……」

    「宥は連れ攫われてどのくらい経つ?」

    50 = 4 :

     
    クロチャー「二週間、だよ」

    「そうか」

    (この世界でも宥は宥)

    (この竜、たぶん玄さんだろうが、大事な姉を攫われたんだ。狂乱してもおかしくない)

    「私に協力できることはあるか?」

    クロチャー「!! 手伝ってくれるの?」

    「ここの私がそう約束したのだろう?」

    クロチャー「そうだけど……。あなたは関係ないよ」

    「反故にするのは、もし元の私が戻ってきたときによろしくない。それに宥を助けだすのに理由はいらない」

    クロチャー「すみれちゃ~」ウルウル

    「また泣き出すのは勘弁してくれ」

    クロチャー「う、うん。さっきはごめんね」

    (『もし』かあ、自分で言ってて悲しくなるな)


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