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    元スレ玄「I am アホチャー!」

    SS覧 / PC版 /
    スレッド評価: スレッド評価について
    みんなの評価 : ★★
    タグ : - ×2+ - 穏憧 + - 阿知賀女子 + 追加: タグについて ※前スレ・次スレは、スレ番号だけ登録。駄スレにはタグつけず、スレ評価を。荒らしタグにはタグで対抗せず、タグ減点を。
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    51 = 31 :

    かわいい

    53 :

    >>50
    なんか既視感あると思ったらしんのすけだったわw
    ハム太郎、タラちゃん、しんのすけと国民的アニメの主要キャラに化けるクロチャーマジクロチャー

    54 = 1 :

    「で、Sagimori Lanesの経営改善をお手伝い、だっけ?」

    「うむ」

    「たしかにウチの店は最近客の入りがよくない」

    「何か対策を講じる必要はあるかもしれないと私も思……」

    「でも……、玄がコンサル?」

    「うん! 松実館の娘として、サービス業の秘訣を全力でご教授だよ!」

    「そうすればお客さんもタヨレルチャーポイントもゲット間違いなし!」

    (タヨレルチャーポイント? なんだろそれ)

    (経済分野の用語なのかな)

    (まあ話を聞くだけならいいか)

    55 :

    コンツェルンは鷺森レーンを松実館の傘下にしようとする玄ちゃんの罠

    56 :

    これは良い玄ちゃん

    57 = 1 :

    「ではさっそくですが鷺森灼ちゃん被告!」

    「被告って、私は何を訴えられたの……」

    「このお店には今日一日で何人のお客さんがきましたか!?」

    「えーと。玄抜きで9人、かな」

    「うわわ、少ない。それはなかなかのなかなかだね」

    「うるさ……」

    「そんなのでやってけるの?」

    「やかまし……」

    (とはいえ状況をあまり楽観視できない数字なのは事実)

    58 = 1 :

    「今のカウンセリングからわかったことがあります」

    「これカウンセリングだったんだ」

    「もっとお客さん呼ばなくちゃ!」

    「簡単にそれができれば苦労はないよ」

    「ふふふ! それができるんだよ!」

    「そのために私、松実玄がいるんだから!」

    「松実玄じゃなくて経営コンサルタント玄じゃなかったの?」

    「そのために私、経営コンツェルン玄がいるんだから!」

    「ツッコミが追い付かな……」

    59 = 1 :

    「ねえ、灼ちゃん」

    「たくさんのお客さんが来る場所って、どんなところだと思う?」

    「うーん。そんなに漠然とした質問されても急には……」

    「難しく考える必要はないよ」

    「単純に需要のある場所、とか?」

    「ぶぶー! ぶっぶぶっぶぶっぶー!!」

    「壊れたクラクションか」

    「答えは、お客さんが好きになってくれるような場所、だよ」

    60 = 55 :

    言ってることはまともなのに
    なぜ自らアホチャーポイントを上げに行くのか

    61 = 39 :

    >>60
    アホだからだ

    62 = 1 :

    「私もね、松実館のお手伝いをするときは、精一杯のおもてなしをって頑張るんだ」

    「そうすることでお客さんに、またここに泊まりたいなって心から思っていただけるよう心掛け……」

    「あのー」

    「うん?」

    「そもそもウチは新規客の少なさに悩んでるんだけど……」

    「へ?」

    「リピーター率そのものは高いから、そのアドバイスはあまり活かせないと思……」

    「あれれ」

    63 = 1 :

    「ふむなる~。つまり灼ちゃんは、完全に新規のお客さんを呼び込みたいと」

    「そういうことになる、かな」

    「だったら簡単だよ!」

    「このお店を、皆がつい入ってみたくなる場所にすればいいだけだもん!」

    「皆が入ってみたくなる場所……」

    「うん!」

    「それってどんな場所かな?」

    「へ? それは、えーと……」

    「わっ、私なら、おもちのあるところには入りたくなるかも!」

    「それだとボウリング場じゃなくていかがわしいお店になると思……」

    「それはそれで」

    「駄目だろ!」

    64 = 31 :

    おもちしか頭にない

    65 = 1 :

    「大体おもちのお店なんて……」

    (ん? おもち?)

    「……」

    (寒いこの季節、新規の人がついつい入りたくなるのは……)

    (あたたかい場所)

    (軽食としてあたたかいおもちのお雑煮でも売り出せば……)

    (リピーターさんの腹ごなし用にも、新規客の呼び込みにも繋がりそ……!)

    66 :

    ボウリング嬢が必要だと

    67 = 1 :

    「もしかしたらいけるかも」

    「お。灼ちゃんもおもちのよさに目覚めてくれたの!?」

    「それはない」

    「あらら」

    「でも、玄の言葉がヒントになったのは確か」

    「だからありがとう玄」

    「!!」

    (よく分からない内にまた1つ知的になってしまった!)

    (じ、自分の才能が怖い……)

    68 :

    クロチャーは頭いいな

    69 = 1 :

     ̄ ̄ ̄ ̄

    穏乃「二人きりで話ってなに?」

    「あのね、シズ」

    穏乃「うん」

    「あたし……、あ、あたし……」


    (憧)(シズ) ←距離10メートルぐらい?→ 〃〃〃(玄)〃〃〃←草むら


    (シズちゃんに会いにきたらとんでもない場面に遭遇しちゃった)

    (おねーちゃんどうしよう!?)

    70 :

    あとはシズに憧の良さを教えてやってくれ

    72 = 1 :

    「あたし、……ズのこ……き……」

    穏乃「えっ?」

    穏乃「ごめん、今の上手く聞き取れなくて……」

    穏乃「もう一回言ってくれる?」

    「……」

    穏乃「あこー?」

    (どう、しよう……!)

    (緊張しすぎて、頭の中が真っ白になっちゃった!)

    74 = 1 :

    穏乃「憧ー?」

    「うっ、うん……」

    穏乃「お前なんか様子が変だぞ?」

    「ご、ごめんなさい……」

    穏乃「や。謝ることなんてないよ」

    穏乃「ただ、顔も赤いみたいだし、風邪でもひいてるのかなーって心配で」

    (か、顔赤いの!? 今のあたし!)

    (あ、やばっ。意識したら、余計にほっぺが熱く)




    (……)

    75 = 39 :

    アホチャー空気読むんだ!

    76 = 31 :

    かわいい

    77 = 1 :

    (やだっ! やだやだっ! こんな赤面なんてしたら、気持ちがバレちゃう!)

    (あ、でも……、そもそもあたしはシズに想いを伝えるために……)

    (あれ……)

    (あー、もー……、何よこれ。頭がゴチャゴチャで……)

    (どうしよう……、泣けてきた……)




    (憧ちゃん……)

    (今私が、助けてあげるからね)

    78 = 1 :

    穏乃「憧……。体調が悪いなら家まで送るから、本当に無理しなくても……」

    (優しいな……)

    (この優しさに甘えちゃおっかな)

    (熱っぽいって嘘ついて誤魔化して、そうすれば、少なくとも現状維持は……)

    TELLLLL TELLLLL

    (え……?)

    穏乃「えと、憧の携帯かな?」

    「あ、うん……。メール……」

    穏乃「いいよ。私のことは気にせず見なよ」

    「……」

    79 :

    新しいメール音だな

    80 = 39 :

    照るるる?

    81 = 1 :

    from:松実玄

    大丈夫。
    ありのままの気持ちを伝えるだけで大丈夫だよ。

    憧ちゃんと穏乃ちゃんのこと、小学生のころから知ってるもん。
    だからわかるよ。

    素直な心を伝えるだけで大丈夫。
    がんばって、憧ちゃん!


    今度は恋のキューピッド、とっても頼れる知的な松実玄より

    82 :

    クロチャーは頼れるなぁ

    83 :

    クロちゃん?

    84 = 31 :

    クロチャーかっこいい

    85 = 1 :

    「あのね、シズ……」

    穏乃「うん」

    「あたしずっとずっとシズと一緒にいたいんだ」

    穏乃「ありがとう。私もずっと憧の友達でいられたらいいなって……」

    「んーん。それじゃダメ」

    「シズだってわかるでしょ……?」

    「友達関係は……、糸みたいに心細いよ」

    86 = 1 :

    「中学離れても仲良しを続けられると思ってたのに、いつの間にか距離が空いていた」

    「そんな経験があるから、分かっちゃうもん」

    「友達のまま永遠なんて、難しいんだよ……」

    穏乃「そう、だね」

    「だからあたし、シズとは友達より強い結び付きが欲しいの」

    「なんか重くてごめんね」

    「でもあたし……!」

    「あたし……、シズが大好きだから」

    穏乃「憧……」

    87 :

    これで穏乃が玄のこと好きだったら……いやないか

    89 = 83 :

    クロちゃんは貧乳には興味ない

    90 = 1 :

    「キスしたいなって、感じちゃうの」

    「ずっとシズの隣にいたいの」

    「離れる未来は嫌だよ」

    穏乃「……」

    「だからどうか、あたしをシズの恋人にしてください」

    「あたしがシズを呼び出したのはこのことを伝えるため」

    穏乃「そうだったんだ……」




    (ドキドキ……)

    91 = 56 :

    (ドキドキ……)

    92 :

    鷺森灼ちゃんとボーリングしたい

    93 = 1 :

    「はーっ、言いたいこと言ったらスッキリした!」

    「なーんかあれだね! 溜め込むのはよくないわ!」

    「好きだぞ、シズ! 好き好きすきー!」

    「なーんて、ね……」

    「こんなこと言いながらも心臓破裂しそうだよ……」

    「……」

    穏乃「憧」

    「うん」

    94 :

    「レズとかないわ~」

    95 :

    クロチャーぺろぺろ

    97 = 1 :

    穏乃「憧。私さ」

    「うん……」

    穏乃「想像してみたんだ。憧と一緒の未来」

    「どんな感じ……、だった?」

    穏乃「そしたらね。すごくドキドキしてきた」

    「……!」

    穏乃「憧とずっと一緒の未来って、なんか考えただけでめちゃくちゃ楽しそうだなって」

    穏乃「その光景を思い浮かべるだけで胸が高鳴って!」

    「シズ……」

    穏乃「2人ともドキドキして、憧と私おんなじだね」




    (わーい! わーい!)

    98 = 95 :

    テンパイ即リーわーいわーい

    99 :

    くろちゃ?

    100 = 31 :

    やったな


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