私的良スレ書庫
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元スレハルヒ「ねえ、朝倉涼子って今なにしてると思う?」キョン「しらん」
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キョン(長門は滔滔と語る。生み出された翌日に朝倉が訊ねてきて、お手製のおでんを振舞ったこと。貴方にできないことを私がすると言われたことを)
長門「私という個体は朝倉涼子を信頼していた」
キョン「俺が三年後の情報を持ってくるまでは、か?」
長門「……」コクッ
朝比奈「それからどうにもできなかったんですか?」
長門「……」
キョン(三年の間、長門は必死に朝倉の体を弄りまくってたんじゃないかと想像するのは容易い。初めて出来た友人を長門だって消したくなかったんだ)
長門「彼女は急進派だから」
キョン(長門、お前はそれで納得したのか?俺に消すことを委ねたお前が、その理屈で耐えられるのかよ)
長門「……」
キョン(なんて声をかければ良い。元気だせとか俺も友達だろ。なんて軽い慰めを長門が欲しているわけがない)
朝比奈「あ……ぁ……の……」
キョン(朝比奈さんも同様のようだ)
長門「これで終わった。あとは涼宮ハルヒの記憶情報を改竄しておく」
キョン「長門……」
長門「私という個体は朝倉涼子を信頼していた」
キョン「俺が三年後の情報を持ってくるまでは、か?」
長門「……」コクッ
朝比奈「それからどうにもできなかったんですか?」
長門「……」
キョン(三年の間、長門は必死に朝倉の体を弄りまくってたんじゃないかと想像するのは容易い。初めて出来た友人を長門だって消したくなかったんだ)
長門「彼女は急進派だから」
キョン(長門、お前はそれで納得したのか?俺に消すことを委ねたお前が、その理屈で耐えられるのかよ)
長門「……」
キョン(なんて声をかければ良い。元気だせとか俺も友達だろ。なんて軽い慰めを長門が欲しているわけがない)
朝比奈「あ……ぁ……の……」
キョン(朝比奈さんも同様のようだ)
長門「これで終わった。あとは涼宮ハルヒの記憶情報を改竄しておく」
キョン「長門……」
ハルヒ「すぅ……すぅ……」
長門「……」
朝比奈「キョンくん、これでよかったんでしょうか……」
キョン(良い訳がない。どう見ても長門は得心していない。あいつはまた自分ひとりで背負い込んでやがる)
キョン(何がしてやれる……。俺に何が……)
長門「気にしなくていい」
キョン「……なに?」
長門「貴方に必要な情報を与えず、混乱させたのは私。これは私の責任」
キョン「朝倉が死んだのもか?」
長門「……」
キョン「長門」
ハルヒ「ん……?うるさいわねぇ……」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「あれ?キョン、みくるちゃんに有希も……あれ?あたし、何してたっけ?」
キョン「散歩でもしてたんじゃないのか?」
長門「……」
朝比奈「キョンくん、これでよかったんでしょうか……」
キョン(良い訳がない。どう見ても長門は得心していない。あいつはまた自分ひとりで背負い込んでやがる)
キョン(何がしてやれる……。俺に何が……)
長門「気にしなくていい」
キョン「……なに?」
長門「貴方に必要な情報を与えず、混乱させたのは私。これは私の責任」
キョン「朝倉が死んだのもか?」
長門「……」
キョン「長門」
ハルヒ「ん……?うるさいわねぇ……」
キョン「ハルヒ……」
ハルヒ「あれ?キョン、みくるちゃんに有希も……あれ?あたし、何してたっけ?」
キョン「散歩でもしてたんじゃないのか?」
>>464
せんぱあぁぁぁぁぁい
せんぱあぁぁぁぁぁい
ハルヒ「そうだっけ?有希の友達を探していたような……」
長門「気のせい」
ハルヒ「そう?」
キョン「……ハルヒ。それは気のせいじゃないぜ」
長門「……」
朝比奈「キョ、キョキョ、キョンくん!?」
ハルヒ「え?どういうこと?」
キョン「お前は長門の友人を探していた。気立てが良くて、面倒見がいいお姉さんタイプの奴をな」
ハルヒ「ふぅん……そっか。でも、イメージわかないわねえ」
キョン「そうか?朝倉みたいな感じでいいんじゃないか?」
ハルヒ「朝倉って朝倉涼子のこと?」
キョン「そうそう」
ハルヒ「うーん……なるほどね。確かに有希にはああいうタイプがいいのかもねえ……。あ、それってあたしでもいけるんじゃない?」
朝比奈「キョンくぅん!!どういうことですかぁ?!」
キョン「今度は完全なハルヒのイメージですから、朝倉が復活することはありませんよ」
長門「気のせい」
ハルヒ「そう?」
キョン「……ハルヒ。それは気のせいじゃないぜ」
長門「……」
朝比奈「キョ、キョキョ、キョンくん!?」
ハルヒ「え?どういうこと?」
キョン「お前は長門の友人を探していた。気立てが良くて、面倒見がいいお姉さんタイプの奴をな」
ハルヒ「ふぅん……そっか。でも、イメージわかないわねえ」
キョン「そうか?朝倉みたいな感じでいいんじゃないか?」
ハルヒ「朝倉って朝倉涼子のこと?」
キョン「そうそう」
ハルヒ「うーん……なるほどね。確かに有希にはああいうタイプがいいのかもねえ……。あ、それってあたしでもいけるんじゃない?」
朝比奈「キョンくぅん!!どういうことですかぁ?!」
キョン「今度は完全なハルヒのイメージですから、朝倉が復活することはありませんよ」
長門「……」
キョン「長門、余計なお世話かもしれないけど、これしか思いつかなった。会いたくないなら探さなくても良いし、見かけても無視すりゃいいと思う」
長門「……」
キョン「悪いな」
長門「別にいい」
ハルヒ「あー、なんか寝たらスッキリしたし、かえろっか」
朝比奈「は、はい」
ハルヒ「キョンのおごりでなんか食べましょー」
キョン「なんだと?!ちょっと待てよ!!おいっ!!」
朝比奈「あ、あの……私も少しだしますぅ」
長門「……」
キョン「長門、行こうぜ」
長門「……ステーキ」
キョン「ス、ステーキか……分かった」
ハルヒ「あたしも特上ステーキがいいわ!!よっし!!それにしましょう!!」
キョン「長門、余計なお世話かもしれないけど、これしか思いつかなった。会いたくないなら探さなくても良いし、見かけても無視すりゃいいと思う」
長門「……」
キョン「悪いな」
長門「別にいい」
ハルヒ「あー、なんか寝たらスッキリしたし、かえろっか」
朝比奈「は、はい」
ハルヒ「キョンのおごりでなんか食べましょー」
キョン「なんだと?!ちょっと待てよ!!おいっ!!」
朝比奈「あ、あの……私も少しだしますぅ」
長門「……」
キョン「長門、行こうぜ」
長門「……ステーキ」
キョン「ス、ステーキか……分かった」
ハルヒ「あたしも特上ステーキがいいわ!!よっし!!それにしましょう!!」
翌日 学校 廊下
古泉「涼宮さんらしい行動だったわけですね」
キョン「特上ステーキ追加で頼むのがか?勘弁してくれ。身の破滅だ」
古泉「そちらではありません。長門さんの消えた親友をずっと探していた。良い話です」
キョン(その所為で長門は苦しんだわけだがな)
古泉「ですが、長門さんもそれを願ったのでしょう?もう一度、彼女とやり直すチャンスを涼宮さんに願った」
キョン「そういうことになるんだろうな」
古泉「朝倉さんとの戦いは避けては通れないもの。彼女は必死に抗おうとしていたのですね」
キョン(長門が世界を変えちまったとき、朝倉が通い妻のようなことになってたのは、長門がああいう関係を望んだからなんだろうな……)
古泉「それにしてもあの長門さんが、全くもって予測できませんでした」
キョン「俺はこう思うね」
古泉「なんですか?」
キョン「長門も不測の事態だといった。つまり、長門もびっくりしたんだろ。まさかマジで復活するなんてってな」
古泉「冗談で言ったことが実現したということですか?」
キョン(長門が自ら欲望を表に出したりはしない。ハルヒが野性の勘で長門の心の隙間を埋めようとしたんだろ)
古泉「涼宮さんらしい行動だったわけですね」
キョン「特上ステーキ追加で頼むのがか?勘弁してくれ。身の破滅だ」
古泉「そちらではありません。長門さんの消えた親友をずっと探していた。良い話です」
キョン(その所為で長門は苦しんだわけだがな)
古泉「ですが、長門さんもそれを願ったのでしょう?もう一度、彼女とやり直すチャンスを涼宮さんに願った」
キョン「そういうことになるんだろうな」
古泉「朝倉さんとの戦いは避けては通れないもの。彼女は必死に抗おうとしていたのですね」
キョン(長門が世界を変えちまったとき、朝倉が通い妻のようなことになってたのは、長門がああいう関係を望んだからなんだろうな……)
古泉「それにしてもあの長門さんが、全くもって予測できませんでした」
キョン「俺はこう思うね」
古泉「なんですか?」
キョン「長門も不測の事態だといった。つまり、長門もびっくりしたんだろ。まさかマジで復活するなんてってな」
古泉「冗談で言ったことが実現したということですか?」
キョン(長門が自ら欲望を表に出したりはしない。ハルヒが野性の勘で長門の心の隙間を埋めようとしたんだろ)
部室
朝比奈「私、長門さんのこと良く知りませんでした」
キョン「それは俺も同じですよ」
朝比奈「ずっと寂しかったんですね。三年前から」
キョン(待機モードが長すぎるんだ。あれなら中学校にも通わせておくべきだったんだ。何を考えてやがるんだ、長門のボスは)
朝比奈「あれ、キョンくん。あのマフラーはどうしたの?」
キョン「ああ、あの異次元空間から出たときはもうなかったんですよ」
朝比奈「へぇ……。あ、でしたら。こ、これ……」
キョン「え?」
朝比奈「わ、私も編んでみたの……。よかったら、使ってください」
キョン「いつのまに……ありがとうごいざいます」
朝比奈「風邪、ひかないでくださいね」
キョン「鶴屋さんにも渡したんですか?」
朝比奈「はい。とても喜んでました」
キョン(鶴屋さんとペアのマフラーになっていそうだ)
朝比奈「私、長門さんのこと良く知りませんでした」
キョン「それは俺も同じですよ」
朝比奈「ずっと寂しかったんですね。三年前から」
キョン(待機モードが長すぎるんだ。あれなら中学校にも通わせておくべきだったんだ。何を考えてやがるんだ、長門のボスは)
朝比奈「あれ、キョンくん。あのマフラーはどうしたの?」
キョン「ああ、あの異次元空間から出たときはもうなかったんですよ」
朝比奈「へぇ……。あ、でしたら。こ、これ……」
キョン「え?」
朝比奈「わ、私も編んでみたの……。よかったら、使ってください」
キョン「いつのまに……ありがとうごいざいます」
朝比奈「風邪、ひかないでくださいね」
キョン「鶴屋さんにも渡したんですか?」
朝比奈「はい。とても喜んでました」
キョン(鶴屋さんとペアのマフラーになっていそうだ)
通学路
ハルヒ「有希がね、呟いたのよ。丁度不思議探索をしているときだったわ」
キョン(長門が呟くか……)
ハルヒ「なんて呟いたかは忘れたけど、人の名前だったわ」
キョン(それは朝倉だったのかそれとも涼子だったのか……)
ハルヒ「でね、有希の友達を探そうと思ったのよね」
キョン「やっぱりな」
ハルヒ「でも、一体誰を探してたっけ?キョン、覚えてる?」
キョン「しらん」
キョン(ここで朝倉なんて言えばまた復活するんだろうな)
ハルヒ「うーん……さくらが関係していたと思うのよねぇ……」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なによ?」
キョン「お前、優しいな」
ハルヒ「は、はぁ?!何言ってるのよ!!いきなりそんなこと言っても平団員から総団長とかにはなれないんだからねっ!!!」
ハルヒ「有希がね、呟いたのよ。丁度不思議探索をしているときだったわ」
キョン(長門が呟くか……)
ハルヒ「なんて呟いたかは忘れたけど、人の名前だったわ」
キョン(それは朝倉だったのかそれとも涼子だったのか……)
ハルヒ「でね、有希の友達を探そうと思ったのよね」
キョン「やっぱりな」
ハルヒ「でも、一体誰を探してたっけ?キョン、覚えてる?」
キョン「しらん」
キョン(ここで朝倉なんて言えばまた復活するんだろうな)
ハルヒ「うーん……さくらが関係していたと思うのよねぇ……」
キョン「ハルヒ」
ハルヒ「なによ?」
キョン「お前、優しいな」
ハルヒ「は、はぁ?!何言ってるのよ!!いきなりそんなこと言っても平団員から総団長とかにはなれないんだからねっ!!!」
数日後 駅前
ハルヒ「いい、キョン!!今日こそは不思議を見つけてきなさいよ!!」
キョン「わかったよ」
ハルヒ「ふんっ!!」
キョン「……行くか?」
長門「……」
キョン「探してみたりしたのか?」
長門「してない」
キョン「そうか」
長門「彼女とは相容れることができなかった」
キョン「……」
長門「それだけ」
キョン(古泉は言った。長門は他の宇宙人とは異質の存在だと。異質だからこそほかの連中も長門には近づいてこないのかもしれない)
長門「……」
キョン(同じ仲間でご飯を食べたり、くだらないことを喋ったり、並んで下校したりすることをお前は望んでいたのか。長門)
ハルヒ「いい、キョン!!今日こそは不思議を見つけてきなさいよ!!」
キョン「わかったよ」
ハルヒ「ふんっ!!」
キョン「……行くか?」
長門「……」
キョン「探してみたりしたのか?」
長門「してない」
キョン「そうか」
長門「彼女とは相容れることができなかった」
キョン「……」
長門「それだけ」
キョン(古泉は言った。長門は他の宇宙人とは異質の存在だと。異質だからこそほかの連中も長門には近づいてこないのかもしれない)
長門「……」
キョン(同じ仲間でご飯を食べたり、くだらないことを喋ったり、並んで下校したりすることをお前は望んでいたのか。長門)
>>492
つバファリン
つバファリン
図書館
キョン「ここで待ってるから」
長門「……」コクッ
長門「……」キョロキョロ
長門「……」
「ねえ、このマフラー貴方のじゃないかしら?」
長門「……」
「これ、落とさなかった?かなり長いんだけど……。向こうの彼と一緒に使っていたとかじゃないかしら?」
長門「……私ではない。多分、貴方の」
「それはないと思うんだけど……。まあ、仕方ないわね」
長門「長門有希」
「え?ああ、そうね。名前も聞かずにごめんなさい。私は―――」
END
キョン「ここで待ってるから」
長門「……」コクッ
長門「……」キョロキョロ
長門「……」
「ねえ、このマフラー貴方のじゃないかしら?」
長門「……」
「これ、落とさなかった?かなり長いんだけど……。向こうの彼と一緒に使っていたとかじゃないかしら?」
長門「……私ではない。多分、貴方の」
「それはないと思うんだけど……。まあ、仕方ないわね」
長門「長門有希」
「え?ああ、そうね。名前も聞かずにごめんなさい。私は―――」
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