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元スレC.C.「今日はルルーシュの誕生日だな」カレン「そうね」
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――斑鳩・ゼロ私室 12月5日 9:00AM――
C.C.「というわけでカレン。プレゼントの用意は出来てるのか?」
カレン「えっ……」
C.C.「義理に厚いお前の事だ、なんだかんだで考えてるんだろ?」
C.C.「あいつが会議に行ってる今のうちに、持って来たらどうだ」
カレン「……」
C.C.「まさか、何もないのか?……意外に薄情なんだな」
カレン「仕方ないでしょ……最近だって、連日作戦とか偵察とかで忙しいんだから」
C.C.「そんな言い訳持ち出すなんて、お前らしくないな」
カレン「……っ」
C.C.「まぁ、今からでも遅くない。何か用意したらどうだ?」
カレン「今からじゃ選ぶ時間だってないじゃない。それに……」
カレン「あいつに何あげたらいいのかなんて、わかんない……」
C.C.「そうか。ならいっそ開き直って、お前をプレゼントしたらどうだ?」クスッ
カレン「」
C.C.「というわけでカレン。プレゼントの用意は出来てるのか?」
カレン「えっ……」
C.C.「義理に厚いお前の事だ、なんだかんだで考えてるんだろ?」
C.C.「あいつが会議に行ってる今のうちに、持って来たらどうだ」
カレン「……」
C.C.「まさか、何もないのか?……意外に薄情なんだな」
カレン「仕方ないでしょ……最近だって、連日作戦とか偵察とかで忙しいんだから」
C.C.「そんな言い訳持ち出すなんて、お前らしくないな」
カレン「……っ」
C.C.「まぁ、今からでも遅くない。何か用意したらどうだ?」
カレン「今からじゃ選ぶ時間だってないじゃない。それに……」
カレン「あいつに何あげたらいいのかなんて、わかんない……」
C.C.「そうか。ならいっそ開き直って、お前をプレゼントしたらどうだ?」クスッ
カレン「」
カレン「し、しし、C.C.っ!? あんた何言ってんのよ!!」
C.C.「お約束だろう?」
カレン「ばっ、ば、ばば、バッカじゃないの!?」
C.C.「何も用意していない以上、他に何をやるというんだ?」
C.C.「あいつも男だからな。誕生日に自分を慕ってくれる女が『私がプレゼントよ、受け取って』と迫ってくれば喜ぶだろうさ。くくくっ」
カレン「イヤですっ! あたしは別に、る、ルルーシュの事なんて、何とも思ってないんだからっ!」
C.C.「ふ~ん、そうか。その割には顔が真っ赤だぞ」ニヤニヤ
カレン「あんたが変な事言うからでしょうが!!」
C.C.「照れるなよ。可愛いヤツめ」
カレン「~~~っ……」
C.C.「お約束だろう?」
カレン「ばっ、ば、ばば、バッカじゃないの!?」
C.C.「何も用意していない以上、他に何をやるというんだ?」
C.C.「あいつも男だからな。誕生日に自分を慕ってくれる女が『私がプレゼントよ、受け取って』と迫ってくれば喜ぶだろうさ。くくくっ」
カレン「イヤですっ! あたしは別に、る、ルルーシュの事なんて、何とも思ってないんだからっ!」
C.C.「ふ~ん、そうか。その割には顔が真っ赤だぞ」ニヤニヤ
カレン「あんたが変な事言うからでしょうが!!」
C.C.「照れるなよ。可愛いヤツめ」
カレン「~~~っ……」
カレン「だったら、あんたはどうなのよ!」
C.C.「何がだ?」
カレン「あたしにああ言うからには、あんたは何か用意してるんでしょうね?」
C.C.「ふふっ、これまた野暮な事を聞くんだな」
カレン「はぁ?」
C.C.「私はC.C.だぞ? こうしてここに存在するだけでどんなプレゼントにも勝る」ドヤッ
カレン「……頭、大丈夫?」
C.C.「失礼だぞお前」
カレン「はぁ……結局、あんただって何も用意してないんでしょ」
C.C.「バカいうな。ちゃんと考えてるさ」
カレン「どうだかね……」
C.C.「何がだ?」
カレン「あたしにああ言うからには、あんたは何か用意してるんでしょうね?」
C.C.「ふふっ、これまた野暮な事を聞くんだな」
カレン「はぁ?」
C.C.「私はC.C.だぞ? こうしてここに存在するだけでどんなプレゼントにも勝る」ドヤッ
カレン「……頭、大丈夫?」
C.C.「失礼だぞお前」
カレン「はぁ……結局、あんただって何も用意してないんでしょ」
C.C.「バカいうな。ちゃんと考えてるさ」
カレン「どうだかね……」
>>7
期待
期待
C.C.「私の事はいいんだよ。カレン、お前はどうするんだ?」
カレン「……」
C.C.「ふーん……何とも思ってない割には随分悩むんだな」
カレン「だって……」
プシューッ
ゼロ「戻ったぞ」カポッ
カレン「!!」
C.C.「お帰り坊や。会議は楽しかったか?」
ルルーシュ「会議に楽しいも何もない。今後の政策を検討していただけだ」
カレン「あ、あのルルーシュ……その」
ルルーシュ「ん?……どうしたカレン、顔が真っ赤だぞ」
カレン「あ、ううん。別に……何でも、ないから」
C.C.「……」
カレン「……」
C.C.「ふーん……何とも思ってない割には随分悩むんだな」
カレン「だって……」
プシューッ
ゼロ「戻ったぞ」カポッ
カレン「!!」
C.C.「お帰り坊や。会議は楽しかったか?」
ルルーシュ「会議に楽しいも何もない。今後の政策を検討していただけだ」
カレン「あ、あのルルーシュ……その」
ルルーシュ「ん?……どうしたカレン、顔が真っ赤だぞ」
カレン「あ、ううん。別に……何でも、ないから」
C.C.「……」
C.C.「おいルルーシュ。今日は特に作戦展開の予定はなかったな?」
ルルーシュ「何だ、いきなり」
C.C.「いいから答えろ」
ルルーシュ「ああ。ブリタニア側にも目立った動きは見られないしな」
ルルーシュ「会議の予定はあるが午後に一件のみ、それも政治の事だ」
ルルーシュ「よって今日は空き時間でデスクワークに集中する。お前達は休むといい」
C.C.「ふ~ん、そうか。なら、今日一日カレンを借りるぞ」
ルルーシュ「は?」
カレン「C.C.!?」
ルルーシュ「何だ、いきなり」
C.C.「いいから答えろ」
ルルーシュ「ああ。ブリタニア側にも目立った動きは見られないしな」
ルルーシュ「会議の予定はあるが午後に一件のみ、それも政治の事だ」
ルルーシュ「よって今日は空き時間でデスクワークに集中する。お前達は休むといい」
C.C.「ふ~ん、そうか。なら、今日一日カレンを借りるぞ」
ルルーシュ「は?」
カレン「C.C.!?」
ルルーシュ「一応訊いておこうか。理由は何だ、目的は?」
C.C.「女同士の秘密だよ」
ルルーシュ「は?」
C.C.「だから秘密だ。詮索するな」
ルルーシュ「……お前に訊いたのが間違いか。カレン、何かあるのか?」
カレン「えっ!? いや、その……別に」
C.C.「詮索するなと言ったろ。デリカシーのない奴だな」
ルルーシュ「恥じらいを忘れた魔女に言われる筋合いはない」
C.C.「ふん……まぁ、割と大事な用だ、とだけ言っておくよ」
ルルーシュ「……?」
C.C.「……時間が惜しい。カレン、いくぞ」スタスタ
カレン「ってちょっと! 待ってってば!」タタタッ
プシューッ
ルルーシュ「……何なんだ、いったい?」
C.C.「女同士の秘密だよ」
ルルーシュ「は?」
C.C.「だから秘密だ。詮索するな」
ルルーシュ「……お前に訊いたのが間違いか。カレン、何かあるのか?」
カレン「えっ!? いや、その……別に」
C.C.「詮索するなと言ったろ。デリカシーのない奴だな」
ルルーシュ「恥じらいを忘れた魔女に言われる筋合いはない」
C.C.「ふん……まぁ、割と大事な用だ、とだけ言っておくよ」
ルルーシュ「……?」
C.C.「……時間が惜しい。カレン、いくぞ」スタスタ
カレン「ってちょっと! 待ってってば!」タタタッ
プシューッ
ルルーシュ「……何なんだ、いったい?」
――カレンの私室 9:30AM――
カレン「ねぇC.C.、ホントにどういうつもりなの」
C.C.「わかりきった事を訊くな。残された時間を使って準備するんだよ」
カレン「準備って……」
C.C.「決まってるだろ。プレゼントの調達とか、色々だよ」
カレン「でも、あいつが貰って喜びそうなものなんて……」
C.C.「まぁ真っ先に挙がるのはナナリーだろうな」
カレン「それはそうだろうけど……今はまだ、その時じゃないでしょ」
カレン「他に喜ぶようなものなんてその……あたし、わからない……」
C.C.「何でもいいだろ。特にこだわる必要あるのか?」
カレン「ねぇC.C.、ホントにどういうつもりなの」
C.C.「わかりきった事を訊くな。残された時間を使って準備するんだよ」
カレン「準備って……」
C.C.「決まってるだろ。プレゼントの調達とか、色々だよ」
カレン「でも、あいつが貰って喜びそうなものなんて……」
C.C.「まぁ真っ先に挙がるのはナナリーだろうな」
カレン「それはそうだろうけど……今はまだ、その時じゃないでしょ」
カレン「他に喜ぶようなものなんてその……あたし、わからない……」
C.C.「何でもいいだろ。特にこだわる必要あるのか?」
C.C.「というかお前、あいつの事なんとも思ってないんだよな?」
C.C.「その割には喜ぶとか喜ばないとか、随分気にするんだなぁ」
カレン「それは……その」
C.C.「どうしてだ?」ニヤニヤ
カレン「……せっかくプレゼントっていうなら、やっぱり……その、喜んでほしいじゃない」
C.C.「ふーん? ほぉーう?」ニヤァリ
カレン「なっ……何よ」
C.C.「いやぁ別にぃ? お前もちゃんと女の子だったんだなぁと思っただけさ」
C.C.「すっかり忘れていた感情だが、これが青春というやつかなぁ? ふふっ」
カレン「……頬骨、叩き折るわよ」イラッ
C.C.「やれやれ、褒めたつもりだったんだがな」
C.C.「その割には喜ぶとか喜ばないとか、随分気にするんだなぁ」
カレン「それは……その」
C.C.「どうしてだ?」ニヤニヤ
カレン「……せっかくプレゼントっていうなら、やっぱり……その、喜んでほしいじゃない」
C.C.「ふーん? ほぉーう?」ニヤァリ
カレン「なっ……何よ」
C.C.「いやぁ別にぃ? お前もちゃんと女の子だったんだなぁと思っただけさ」
C.C.「すっかり忘れていた感情だが、これが青春というやつかなぁ? ふふっ」
カレン「……頬骨、叩き折るわよ」イラッ
C.C.「やれやれ、褒めたつもりだったんだがな」
C.C.「どうしても形が見えてこないというなら、態度で示せばいいだろ」
カレン「え?」
C.C.「あいつが喜ぶことをしてやればいいんだ。お前はそっちのが得意じゃないか?」
カレン「ルルーシュが、喜ぶ事……」
C.C.「つまりお前がプレゼントになt
カレン「それはしないっつーの!! っていうかあんた、それしかないわけ!?」プンスカ
C.C.「なーんだ、つまらんヤツめ」
カレン「つまんなくて結構!……ったく」
カレン「第一あたし達はその……何でも、ないんだから」
C.C.「ふーん?」ニヤニヤ
カレン「え?」
C.C.「あいつが喜ぶことをしてやればいいんだ。お前はそっちのが得意じゃないか?」
カレン「ルルーシュが、喜ぶ事……」
C.C.「つまりお前がプレゼントになt
カレン「それはしないっつーの!! っていうかあんた、それしかないわけ!?」プンスカ
C.C.「なーんだ、つまらんヤツめ」
カレン「つまんなくて結構!……ったく」
カレン「第一あたし達はその……何でも、ないんだから」
C.C.「ふーん?」ニヤニヤ
C.C.「しかしモノもない、あれもこれも出来ない。じゃあ結局何もなしか?」
C.C.「一年に一度の事だというのに、存外酷いヤツだなお前は」
カレン「っ……あたしは」
C.C.「……あいつはああ見えてな、こういう記念事は大事にする男だ」
C.C.「おまけに尊大なくせにナイーブで、繊細で神経質で、そして脆い」
C.C.「そんな男が、自分の誕生日にだ」
C.C.「信頼するお前が何もくれない・してくれないなんてなったら、まーた拗ねちゃうかもな?」
C.C.「挙句の果てに自分なんて無価値と思い込んで、思い出の殻に閉じこもっちゃうかもなー?」
カレン「それは……そんなの、やだ」
C.C.「だったら、自分なりの誠意というやつを形なり態度なりにしてみるんだな」
C.C.「今日という日は有限だ。時間は待ってくれないぞ?」
カレン「……」
C.C.「一年に一度の事だというのに、存外酷いヤツだなお前は」
カレン「っ……あたしは」
C.C.「……あいつはああ見えてな、こういう記念事は大事にする男だ」
C.C.「おまけに尊大なくせにナイーブで、繊細で神経質で、そして脆い」
C.C.「そんな男が、自分の誕生日にだ」
C.C.「信頼するお前が何もくれない・してくれないなんてなったら、まーた拗ねちゃうかもな?」
C.C.「挙句の果てに自分なんて無価値と思い込んで、思い出の殻に閉じこもっちゃうかもなー?」
カレン「それは……そんなの、やだ」
C.C.「だったら、自分なりの誠意というやつを形なり態度なりにしてみるんだな」
C.C.「今日という日は有限だ。時間は待ってくれないぞ?」
カレン「……」
C.C.「……なぁカレン。この黒の騎士団で、あいつの素顔や名前、誕生日など知るのは私達だけだ」
C.C.「すなわち、今あいつを祝ってやれるのは私達だけ。今日がゼロの誕生日と皆に知られるわけにもいかないしな」
C.C.「だがたった二人でも、誰も祝ってくれないよりよっぽどいいと思わないか?」
カレン「……」
C.C.「自分が生を受けた事を誰かが祝ってくれるというのは、ちっぽけかもしれんが本当に幸せな事なんだよ」
C.C.「……私は自分の生まれた日すら忘れてしまったからな。誰も祝ってくれる人はいない」
C.C.「私はな、カレン。あいつにそんな寂しい思いはして欲しくないんだよ……お前にもな」
カレン「C.C.……」
C.C.「お前、さっき言ったよな? 喜んでほしいって」
C.C.「プレゼントなんて、その気持ちを目に見える形で表したに過ぎない。本当は、そこにある気持ちが伝われば十分なんだよ」
C.C.「喜んでほしいという気持ちさえあれば、形なんて何だっていいのさ」
C.C.「いっそ形なんてなくてもいい。お前の誠意が伝われば、きっとあいつも喜ぶだろうさ」
カレン「……そう、かな……」
C.C.「そうだとも」
C.C.「すなわち、今あいつを祝ってやれるのは私達だけ。今日がゼロの誕生日と皆に知られるわけにもいかないしな」
C.C.「だがたった二人でも、誰も祝ってくれないよりよっぽどいいと思わないか?」
カレン「……」
C.C.「自分が生を受けた事を誰かが祝ってくれるというのは、ちっぽけかもしれんが本当に幸せな事なんだよ」
C.C.「……私は自分の生まれた日すら忘れてしまったからな。誰も祝ってくれる人はいない」
C.C.「私はな、カレン。あいつにそんな寂しい思いはして欲しくないんだよ……お前にもな」
カレン「C.C.……」
C.C.「お前、さっき言ったよな? 喜んでほしいって」
C.C.「プレゼントなんて、その気持ちを目に見える形で表したに過ぎない。本当は、そこにある気持ちが伝われば十分なんだよ」
C.C.「喜んでほしいという気持ちさえあれば、形なんて何だっていいのさ」
C.C.「いっそ形なんてなくてもいい。お前の誠意が伝われば、きっとあいつも喜ぶだろうさ」
カレン「……そう、かな……」
C.C.「そうだとも」
カレン「……わかった。じゃあ、色々考えてみる」
C.C.「それでこそカレンだ。なら、お前に一つ教えてやろう」
カレン「?」
C.C.「あいつが喜びそうな事だよ。少し耳貸せ」ススッ
C.C.「……ルルーシュの奴な。お前が…………てた、…………がお気に入りらしいぞ?」ボソボソ
カレン「っ!?」ボッ!!
C.C.「ふふっ! だから今日もそれをやれば喜ぶんじゃないか?」ニヤニヤ
カレン「……それ、ホントなの?」
C.C.「私は冗談が嫌いだ」
カレン「……し、仕方ないわね……じゃあ、やってやろうじゃない///」
C.C.「ああ、素直でよろしい……くくくっ」クスクス
カレン(なんか含みがある感じだけど……まぁいっか)
C.C.「それでこそカレンだ。なら、お前に一つ教えてやろう」
カレン「?」
C.C.「あいつが喜びそうな事だよ。少し耳貸せ」ススッ
C.C.「……ルルーシュの奴な。お前が…………てた、…………がお気に入りらしいぞ?」ボソボソ
カレン「っ!?」ボッ!!
C.C.「ふふっ! だから今日もそれをやれば喜ぶんじゃないか?」ニヤニヤ
カレン「……それ、ホントなの?」
C.C.「私は冗談が嫌いだ」
カレン「……し、仕方ないわね……じゃあ、やってやろうじゃない///」
C.C.「ああ、素直でよろしい……くくくっ」クスクス
カレン(なんか含みがある感じだけど……まぁいっか)
C.C.「あとはそうだな、食べ物やパーティグッズの調達か」
カレン「じゃああたし、ちょっと千葉さんのところ行ってくる」
C.C.「お? あいつに習って手料理でも作る気かな」
カレン「いいでしょ別に……誠意がどうって、あんたが言ったんじゃない」
C.C.「はいはい、そうだったな」
C.C.「なら付き合ってやるよ。安心しろ、あいつの好みならだいたい把握してる」
C.C.「それに菓子とかなら、今から作って丁度いいくらいだろうしな」
カレン「そうね。じゃあ、それが一段落したら買い物でも行こっか?」
C.C.「そうだな、贈り物の事も時間の許す限り悩むがいいさ」
C.C.「なんなら、あいつを悩殺するような衣装でも見繕ってやるか? ふふっ」
カレン「そんなのいいっつーの!!」
――――――――――――――
―――――――――
―――――
カレン「じゃああたし、ちょっと千葉さんのところ行ってくる」
C.C.「お? あいつに習って手料理でも作る気かな」
カレン「いいでしょ別に……誠意がどうって、あんたが言ったんじゃない」
C.C.「はいはい、そうだったな」
C.C.「なら付き合ってやるよ。安心しろ、あいつの好みならだいたい把握してる」
C.C.「それに菓子とかなら、今から作って丁度いいくらいだろうしな」
カレン「そうね。じゃあ、それが一段落したら買い物でも行こっか?」
C.C.「そうだな、贈り物の事も時間の許す限り悩むがいいさ」
C.C.「なんなら、あいつを悩殺するような衣装でも見繕ってやるか? ふふっ」
カレン「そんなのいいっつーの!!」
――――――――――――――
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――――――――――――――
――斑鳩・ゼロ私室 6:00PM――
C.C.「さて、必要なものも全て揃った」
カレン「料理もできた、ケーキもOK!」
C.C.「衣装も万全、抜かりはないな」
カレン「……でも、なんであんたまでその格好してるわけ?」
C.C.「お前に合わせてみた。二人なら火力だって二倍だろ?」
C.C.「そういうお前こそ、髪も下ろして随分気合入ってるな」
カレン「関係ないわよ、そんなの」
C.C.「ふふ……さて、戯れるのもここまでだ。……目標がエレベーターで接近中」
カレン「了解。いつでもいけるわよ」ザッ
C.C.「よし……そろそろだ、構えろ」ザッ
カレン「カウント開始。5、4、3―――」
C.C.「―――来るぞッ!」
―――――――――
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――斑鳩・ゼロ私室 6:00PM――
C.C.「さて、必要なものも全て揃った」
カレン「料理もできた、ケーキもOK!」
C.C.「衣装も万全、抜かりはないな」
カレン「……でも、なんであんたまでその格好してるわけ?」
C.C.「お前に合わせてみた。二人なら火力だって二倍だろ?」
C.C.「そういうお前こそ、髪も下ろして随分気合入ってるな」
カレン「関係ないわよ、そんなの」
C.C.「ふふ……さて、戯れるのもここまでだ。……目標がエレベーターで接近中」
カレン「了解。いつでもいけるわよ」ザッ
C.C.「よし……そろそろだ、構えろ」ザッ
カレン「カウント開始。5、4、3―――」
C.C.「―――来るぞッ!」
ゴゥゥゥーーーン…
ルルーシュ(会議は恙無く終了した。内政は神楽耶に任せてしまっていいだろう)
ルルーシュ(書類の方も日中に片付いたし、今日はもうする事もないな)
ルルーシュ(しかし……C.C.とカレンの不可解な行動はなんだろうか……)
ルルーシュ(尤もC.C.の事だ。どうせロクでもない事考えてるんだろうな)
ルルーシュ(現在考え得るパターンは240通り。いずれにしろ、警戒はした方がいいか)
ルルーシュ(……まぁ、何にせよ。大した事でもないだろうが)
チーン! プシューッ…
ルルーシュ「(カポッ)ふぅ……ようやく一息つけそうd
パパン!! パパパパパパンッ!!
ルルーシュ「ッ!?」ビクゥッ!
カレン・C.C.「「ハッピーバースデ~~~イ!!!!」」
ルルーシュ(会議は恙無く終了した。内政は神楽耶に任せてしまっていいだろう)
ルルーシュ(書類の方も日中に片付いたし、今日はもうする事もないな)
ルルーシュ(しかし……C.C.とカレンの不可解な行動はなんだろうか……)
ルルーシュ(尤もC.C.の事だ。どうせロクでもない事考えてるんだろうな)
ルルーシュ(現在考え得るパターンは240通り。いずれにしろ、警戒はした方がいいか)
ルルーシュ(……まぁ、何にせよ。大した事でもないだろうが)
チーン! プシューッ…
ルルーシュ「(カポッ)ふぅ……ようやく一息つけそうd
パパン!! パパパパパパンッ!!
ルルーシュ「ッ!?」ビクゥッ!
カレン・C.C.「「ハッピーバースデ~~~イ!!!!」」
カレン「ルルーシュ、その……お疲れ様!」
C.C.「カレン、違うだろ。そこで言うなら」
カレン「あー、そうよね……えと、お、お誕生日おめでと……って、あれ?」
ルルーシュ「」カチーン
C.C.「おや?……完全にフリーズしてるな」
カレン「……なんで?」
C.C.「そういえばコイツ、不測の事態に弱かったな。驚かせすぎたか?」
カレン「いや、むしろあんたのそれが原因じゃない?」
C.C.「それ?……ああ、この8連装ダブルガトリングクラッカーのことか?」ガチャッ
C.C.「大きさも威力も惚れ惚れするなぁ……あ、一つ不発だ。ほい」パァンッ!
カレン「どこで売ってたのよ、そんなもん……」
カレン「……って、それよりルルーシュよ! ちょっと、起きてる!?」
C.C.「カレン、違うだろ。そこで言うなら」
カレン「あー、そうよね……えと、お、お誕生日おめでと……って、あれ?」
ルルーシュ「」カチーン
C.C.「おや?……完全にフリーズしてるな」
カレン「……なんで?」
C.C.「そういえばコイツ、不測の事態に弱かったな。驚かせすぎたか?」
カレン「いや、むしろあんたのそれが原因じゃない?」
C.C.「それ?……ああ、この8連装ダブルガトリングクラッカーのことか?」ガチャッ
C.C.「大きさも威力も惚れ惚れするなぁ……あ、一つ不発だ。ほい」パァンッ!
カレン「どこで売ってたのよ、そんなもん……」
カレン「……って、それよりルルーシュよ! ちょっと、起きてる!?」
カレン「あの、ルルーシュ?」
ルルーシュ「」カチーン
カレン「ちょっと、ルルーシュ? もしもーし!」
ルルーシュ「」カチーン
カレン「ちょっと、起きてる!? っていうか生きてる!?」ユサユサ
ルルーシュ「」カッチカチ
カレン「……しっかりしろルルーシュ!!」ヒュッ!
バチィィィィーン!!
ルルーシュ「おぐぅふ!」
ルルーシュ「」カチーン
カレン「ちょっと、ルルーシュ? もしもーし!」
ルルーシュ「」カチーン
カレン「ちょっと、起きてる!? っていうか生きてる!?」ユサユサ
ルルーシュ「」カッチカチ
カレン「……しっかりしろルルーシュ!!」ヒュッ!
バチィィィィーン!!
ルルーシュ「おぐぅふ!」
240通りも考えてるなら誕生日祝いもクラッカーより強烈な銃暗殺くらい考えつきそうなもんだが
ルルーシュ「う、うぅ……今のは、いったい……」ヨロリ
カレン「あー、ごめん……大丈夫?」
ルルーシュ「ああ……大丈夫だ。問題ない」
C.C.「さっきまで絶賛フリーズしてたくせによく言うよ」
ルルーシュ「フリーズ? 何の事だ」
ルルーシュ「それより、色々訊きたい事がある……まず一つ」
ルルーシュ「お前達。何故この部屋でバニーガールの格好などしているんだ?」
カレン「……え?」
カレン「あー、ごめん……大丈夫?」
ルルーシュ「ああ……大丈夫だ。問題ない」
C.C.「さっきまで絶賛フリーズしてたくせによく言うよ」
ルルーシュ「フリーズ? 何の事だ」
ルルーシュ「それより、色々訊きたい事がある……まず一つ」
ルルーシュ「お前達。何故この部屋でバニーガールの格好などしているんだ?」
カレン「……え?」
カレン「あの、これは……その、ね」モジモジ
ルルーシュ「まぁC.C.についてはいつもの悪ふざけだろうと想像はつく」
C.C.「おい」
ルルーシュ「だがカレン、君がそんな格好をしている理由は何だ?」
カレン「え? いや、これは……」
ルルーシュ「まさかまたカジノ施設の潜入捜査にでも行ってたのか?」
ルルーシュ「それともこの後行く予定だったのか、もしくは訓練か?」
ルルーシュ「いずれにしろ、そんな指示出した憶えはないのだが……」
カレン「」
C.C.「ぷっ、くくっ……」プルプル
ルルーシュ「まぁC.C.についてはいつもの悪ふざけだろうと想像はつく」
C.C.「おい」
ルルーシュ「だがカレン、君がそんな格好をしている理由は何だ?」
カレン「え? いや、これは……」
ルルーシュ「まさかまたカジノ施設の潜入捜査にでも行ってたのか?」
ルルーシュ「それともこの後行く予定だったのか、もしくは訓練か?」
ルルーシュ「いずれにしろ、そんな指示出した憶えはないのだが……」
カレン「」
C.C.「ぷっ、くくっ……」プルプル
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