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    元スレ触手「うねうね」女「なにこれ」

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    51 :

    触手かわいすぎ泣いた

    52 :

    ホラーの基本だな

    53 = 25 :

    植物なら剪定して成長を促すのも基本なんだけど

    54 = 1 :

    「もしもし。男くんのお母さんですか? えっと、女です。あの男くんは……」

    「出かけてるんですか? えっとどこへ……」

    「親戚の家ですか? 分かりました。はい。……はい」

    (携帯も繋がらない山奥の親戚の家に行ってるって……。だから連絡がとれないんだ)

    (もしかするとその親戚の人が男くんの例の知り合いなのかも……)

    (待つしかない、か……)

    55 = 1 :

    翌日

    隣人「ちょっといいかしら?」

    「は、はい。なんですか?」

    隣人「お宅の植物の蔓が家の庭に進出してきてるんだけどどうにかしてもらえない?」

    「ご、ごめんなさい。今週中になんとかしますから!」

    隣人「それに塀から垂れ下がった蔓が道にも伸びてて邪魔なのよ。気色悪いし」

    隣人「今週中になんとかしてよね。期限を守らないようなら訴えるから」

    「すみません……。分かりました……」

    56 :

    はい

    57 = 25 :

    キモいってだけで訴えられるかよ隣人死ね

    59 = 1 :

    近所の人A「あの子、化け物屋敷の女の子よ」ヒソヒソ

    近所の人B「ああ、なんか庭でおかしな植物育ててるってね。本当どういう神経してるのかしら」

    近所の人C「ちょっと声が大きいわよ。化け物の育て親に聞こえたりでもしたら何されるか分かったもんじゃない」ヒソヒソ

    近所の人A「正直な所、迷惑だからどっか行ってほしいわよね」

    近所の人B「景観も悪いし、他所の人から見たらこの街全体のセンスを疑われそうで嫌だわ」

    近所の人C「本当そうよねー」

    「…………っ」ボロボロ

    60 = 1 :

    >>57
    他人の庭に植物とかが進出してきた場合家庭裁判所かなんかで訴える事は可能じゃなかった?
    ただ、よっぽど質が悪くないと無理だろうけど

    61 = 1 :

    「もう嫌だ。耐えられないよ……。外を出歩くだけで蔑むような目で皆に見られる……」

    「わたし……どうすればいいの? 男くん……早く帰ってきて……」

    触手「ぐじゅ……ぐじゅ……」

    「触手さんの所為じゃないよ」

    「早い段階で対処しようとしなかった馬鹿な私がいけないんだ……」

    「こんな大きくなる前に触手さんをもっと広い場所に植え替えてあげてれば……」

    「触手さんがこんな辛い思いをしなくてもすんだのに……」

    (今日もまた近所の子供に投石されてた。わたしが来たら逃げたけど……)

    62 = 6 :

    悲しい話になってきた

    63 = 1 :

    電話「プルルル」

    「……もしもし」

    「もしもし?」

    「男くん!? もしかして帰ってきたの!?」

    「おまっ、声がでかいって。今、例の知り合いの所にいてな。明後日帰る予定だ」

    「本当? 良かった……」

    「ごめんな。長い間連絡もとれないで。触手は元気か?」

    「それが……」

    64 :

    ばっかもーーん

    66 = 1 :

    「そんな事があったのか……」

    「……うん」グスッ

    「大丈夫。触手は親戚の叔父さんの庭に植え替えてもいいって話になったんだ」

    「交渉してくれてたの?」

    「まぁな。今すぐ帰りたい所だけど、でかくなった触手の奴を叔父さんの庭まで運ぶのは大変だろ?」

    「どうしても運搬用の大型車両を確保する必要がある。それには明後日までかかりそうなんだ。業者との関係でね」

    「だから、ごめん。辛いだろうけど、待っててくれ」

    「……分かった」

    67 = 1 :

    「俺の携帯は電波の関係で繋がらないから、何かあったら今通話してる番号にかけろよ?」

    「親戚の家の電話番号だ。忘れるなよー?」

    「大丈夫。忘れないって」ニコッ

    「あの、ありがとうね」

    「……いいよ、お礼は。大体お前のためじゃなくて触手のためだからな。俺が植物好きだって設定覚えてるだろ?」

    「あははっ、ツンデレだね」

    「そうですね。じゃあ、切るからな」

    「うん。……待ってるから」

    「はいよ」プツッ

    「…………明後日まで、頑張らなくちゃ」

    68 :

    なんかいい話っぽくなってる

    70 :

    ところで俺の触手も育てない?

    71 = 22 :

    >>70
    剪定するか

    72 = 1 :

    「少し安心したらなんだか眠くなってきちゃった……」

    「なんだか熱っぽいな……。風邪引いちゃったかな……?」

    「近所の子供達に触手さんが襲われた時は私が守らなくちゃね」

    「英気を養うために今日はもう寝ておこう……」



    天気予報士「例年稀に見る大型台風が迫ってきています。上陸は明日から明後日にかけてと見られるでしょう」

    「…………」zzz

    天気予報士「台風上陸にあたってくれぐれも外出には注意してください。台風に伴って竜巻などが発生する可能性もあります」

    「…………」zzz

    触手「ぐじゅる……ぐじゅる……」

    73 :

    なんだよ、パンツ脱いだ俺も風邪ひいちゃうよ

    74 = 1 :

    翌日・夕方

    ガキA「やれー! お前達! 化け物退治だ!」

    ガキ共「うおおお!」

    「うぐ! やめっ……やめて! もう放っておいてよ!」バシッビシッ

    ガキB「おねえちゃんが悪いんだ! 化け物育ててるお姉ちゃんは悪者だよ!」

    「痛い! 痛いよ! お願い、もう石を投げないで……!」

    ガキA「その化け物を庇うっていうなら容赦しないぞ! おねえちゃんもろともやっちまえー!」

    75 :

    餓鬼を訴えられるな

    76 = 1 :

    ガキD「Aくん、もういいだろ? 台風も近付いてるし、そろそろ帰ろうぜー」

    ガキC「いくらなんでもやりすぎだって……」

    「はぁ……はぁ……」グッタリ

    ガキA「そ、そうだな。分かったよ」

    ガキA「今日はこの辺にしといてやるよ! また来るからなー!」ギャハハ

    「……痛っ、うぐ……」

    (熱も上がってきてる気がする……。やっぱり風邪引いたかな……?)

    「今日は……まだ、水あげてないよね、触手さん……」

    「それに暴風避けのシートも被せてあげなきゃ……」

    「待ってて……今、水を汲んで……」グラリ

    「…………」ドサッ

    触手「ぐじゅうう……じゅるる……」

    77 = 1 :

    隣人「雨風が強くなってきたわ。ほら、Aちゃん中へ入んなさい!」

    ガキA「はーい!」

    隣人「今回の台風9号はかなりの勢力らしいからね」

    隣人「この街は直撃する予報だからお父さんの会社も臨時終業したみたいよ」

    隣人「そろそろ帰ってくるんじゃないかしらねー」

    78 = 1 :

    「…………」

    (雨……。私、庭先で倒れて……?)

    (駄目……。体が重くて動けない……)

    「…………うぐっ」

    (このままじゃ……台風が……)

    (………………)ガクリ

    触手「じゅじゅじゅじゅじゅ」ズルリ

    79 = 1 :

    (台風の所為で帰るのが遅れそうだって伝えたら……きっと怒るよなぁ)

    電話「プルルルル」

    (……駄目だ。何度かけても女が電話に出ない)

    (大丈夫かな。電話に出ないって事は、まさか外出してたり……?)

    (この雨の中、外出するなんて事はしてないと思うけど……)

    (心配だ)

    80 = 1 :

    隣人「……なんですって? 電車が止まって帰るに帰れない?」

    隣人「大丈夫なんでしょうね、あなた。ああ、こっちは大丈夫だけど気をつけてよ?」

    隣人「分かったわ。じゃあね」

    ガキA「母ちゃん、誰と電話してたの?」

    隣人「お父さんよ。帰り、遅くなるみたい。先に夕飯食べてろって……」

    ガキA「そっか。そんな事よりさ。窓の外みてごらんよ! さっきからすっげーんだ、風がびゅうびゅういってさー」

    隣人「そんな事よりってあんたねぇ…………って、え?」

    隣人「な、なななによあれ! あれって……竜巻じゃない!?」

    81 = 1 :

    (風の音が……凄い……。わたしどうなったんだろ……)

    (さっきより地面が柔らかいような……ん?)

    「しょ、触手さん?」

    触手「ずじゅ……じゅじゅじゅ」

    「わたしを触手で包んで雨風から守ってくれてたの……?」

    触手「じゅるじゅる……」

    「……雨、いっぱい吸ってまた大きくなって……」ニコッ

    「触手さん、ありがt……」

    83 :

    触手少女

    84 = 1 :

    ごおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!

    「な、に? この音……!?」

    近所の人A「竜巻よ! こら! Bちゃん外に出ちゃ駄目!」

    ガキB「竜巻だああああ!」


    「たつまき……!?」

    触手「ぐじゅ……ぐじゅう……」ギュッ

    「触手さn」

    ズゥン!!

    「!!?」

    ドドドドドドドド!!

    86 = 25 :

    触手がこんなに可愛いなんて

    87 = 1 :

    ちょっと保守頼みますー

    88 = 75 :

    まかせろん

    89 = 68 :

    怖い想像しちゃったけど、そうはならないと信じよう

    92 = 3 :

    93 :

    意志疎通出来る植物だったのか触手

    94 :

    >>92
    すばらしい

    97 = 1 :

    >>92
    太腿prpr

    保守サンクス

    98 = 1 :

    倒壊した隣人宅

    隣人「いたっ……ぐうっ……」

    隣人「……なにが、起こったの?」

    ガキA「家崩れたぁ……! 膝すりむいたぁ……!」

    隣人「A! なにが起こったかって聞いてるのよ!?」

    ガキA「竜巻が……隣の化け物姉ちゃんの家に直撃して……」

    隣人「うちも巻き添えをくらったの……? よく助かったわね……」ゲホゲホッ

    ガキA「化け物が……」

    隣人「?」

    ガキA「化け物と竜巻がぶつかって竜巻の軌道が変わったんだ……」

    ガキA「だから俺たち、助かったんだよ」

    ガキA「家は崩れたけど……」

    隣人「…………」

    99 = 46 :

    触手良い奴だな


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