私的良スレ書庫
不明な単語は2ch用語を / 要望・削除依頼は掲示板へ。不適切な画像報告もこちらへどうぞ。 / 管理情報はtwitterでログインするとレス評価できます。 登録ユーザには一部の画像が表示されますので、問題のある画像や記述を含むレスに「禁」ボタンを押してください。
VIP以外のSS書庫はSS+をご利用ください。
元スレ憧「巫女さんプレイ?なら別料金で2万ね」
SS スレッド一覧へ / SS とは? / 携帯版 / dat(gz)で取得 / トップメニューみんなの評価 : ★
レスフィルター : (試験中)
――――――――――――――――――
豊音「おはようございまーす」
戒能「グッドモーニング豊音嬢。今日も相変わらず麗しいですね」
豊音「ほ、褒めても何も出ませんよー?」
戒能「事実を述べる事が褒める事だとは思いません」フフ
豊音「でもありがとうございます。ちょー嬉しいです」ニコ
戒能「さて。今日のお仕事ですか……指名が入ってますよ」
豊音「指名ですかー……ってことは」
戒能「初めてご利用の方です」
豊音「えっ……?」
豊音「おはようございまーす」
戒能「グッドモーニング豊音嬢。今日も相変わらず麗しいですね」
豊音「ほ、褒めても何も出ませんよー?」
戒能「事実を述べる事が褒める事だとは思いません」フフ
豊音「でもありがとうございます。ちょー嬉しいです」ニコ
戒能「さて。今日のお仕事ですか……指名が入ってますよ」
豊音「指名ですかー……ってことは」
戒能「初めてご利用の方です」
豊音「えっ……?」
豊音「初めてで指名……ですか?」
戒能「はい。非情に珍しいパターン、というか例外中の例外なんですが」
戒能「お客様の強い要望で」
豊音(初めてで私を指名する人って……)
戒能「部屋は103号室。事前予約では2時間パックのオプション無しだそうで」
豊音「こういうことって珍しいですよねー……?」
戒能「初めての方には基本店の方から嬢をあてがいますからね」
戒能「しかし、身辺調査の結果でも非情に信頼出来るお客様だと判断したので。大丈夫かなと」
豊音(どんな人なんだろう……! ちょー気になるよ……!)ワクワク
戒能「これ鍵です。初めての方なのでサービスは……裁量に任せます」
豊音「??」
戒能「それでは御武運を」キリ
戒能「はい。非情に珍しいパターン、というか例外中の例外なんですが」
戒能「お客様の強い要望で」
豊音(初めてで私を指名する人って……)
戒能「部屋は103号室。事前予約では2時間パックのオプション無しだそうで」
豊音「こういうことって珍しいですよねー……?」
戒能「初めての方には基本店の方から嬢をあてがいますからね」
戒能「しかし、身辺調査の結果でも非情に信頼出来るお客様だと判断したので。大丈夫かなと」
豊音(どんな人なんだろう……! ちょー気になるよ……!)ワクワク
戒能「これ鍵です。初めての方なのでサービスは……裁量に任せます」
豊音「??」
戒能「それでは御武運を」キリ
―――――――――――――――――――
豊音(一体どんな人なんだろう……)
豊音(103号室ってことは、そんなにお金に余裕がある人じゃ無さそうだけど……)
豊音「……」ウーン
豊音「ま、いつも通りに。だね」
コンコンコン
豊音「失礼します」ガチャッ
豊音「あれ? 」
豊音(誰もいない……)
豊音「あ、トイレか……」
豊音(すぐ出てきそうだね、中に入って待ってよう)
豊音(一体どんな人なんだろう……)
豊音(103号室ってことは、そんなにお金に余裕がある人じゃ無さそうだけど……)
豊音「……」ウーン
豊音「ま、いつも通りに。だね」
コンコンコン
豊音「失礼します」ガチャッ
豊音「あれ? 」
豊音(誰もいない……)
豊音「あ、トイレか……」
豊音(すぐ出てきそうだね、中に入って待ってよう)
豊音(こういう時間ってちょっとドキドキするよねー……)ドキドキ
ガチャ
豊音(来た!)
豊音「きょ、今日はよろしくお願いします! 姉帯とよ……ね……」
シロ「……」
豊音「……」
シロ「あ、えっと……よろしくお願いします。小瀬川白望です」ペッコリン
豊音「し、シロ……?」
シロ「ここで働いてるって本当……豊音」
豊音「うそ……どうして……」ガクガク
ガチャ
豊音(来た!)
豊音「きょ、今日はよろしくお願いします! 姉帯とよ……ね……」
シロ「……」
豊音「……」
シロ「あ、えっと……よろしくお願いします。小瀬川白望です」ペッコリン
豊音「し、シロ……?」
シロ「ここで働いてるって本当……豊音」
豊音「うそ……どうして……」ガクガク
豊音「どうしてシロがここにいるの……?」
シロ「……豊音にそういうことしに来た」
豊音「なっ……」ドキ
シロ「ってわけじゃないんだけどね」
豊音「えええ!?」ガーン
豊音「ま、ますます意味分かんないよー!? 本当に何しに来たのシロ!?」
シロ「豊音こそこんなところでなにしてるの?」
豊音「っ……」
シロ「部活、最近休んでるよね」
豊音「それは……」
シロ「事情、説明してよ」キッ
豊音(し、シロ……)オドオド
シロ「……豊音にそういうことしに来た」
豊音「なっ……」ドキ
シロ「ってわけじゃないんだけどね」
豊音「えええ!?」ガーン
豊音「ま、ますます意味分かんないよー!? 本当に何しに来たのシロ!?」
シロ「豊音こそこんなところでなにしてるの?」
豊音「っ……」
シロ「部活、最近休んでるよね」
豊音「それは……」
シロ「事情、説明してよ」キッ
豊音(し、シロ……)オドオド
シロ「おかしいよね。学生がこんな場所で働いてるなんて」
シロ「学生じゃなくても普通のことじゃないよ」
豊音「っ……」
シロ「……今まで隠してたんだから、私たちに話せないことなんだとは思う。でも」
シロ「話して欲しい。何があったのか、どうしてこんな場所で働いてるのか」
シロ「なんで私たちに相談しなかったのか……包み隠さず、全部」
豊音「シロ……」ウルウル
シロ「ごめんね豊音。知られたくないことなんだよね」
シロ「私もどうすることが豊音にとって一番為になるのか考えた。でも……」
シロ「……何も知らずに放っておくことは出来ないよ」
豊音「ひぐっ……ぐず」
シロ「お願い豊音。訊かせて欲しい……豊音が何を考えてるのか」
シロ「学生じゃなくても普通のことじゃないよ」
豊音「っ……」
シロ「……今まで隠してたんだから、私たちに話せないことなんだとは思う。でも」
シロ「話して欲しい。何があったのか、どうしてこんな場所で働いてるのか」
シロ「なんで私たちに相談しなかったのか……包み隠さず、全部」
豊音「シロ……」ウルウル
シロ「ごめんね豊音。知られたくないことなんだよね」
シロ「私もどうすることが豊音にとって一番為になるのか考えた。でも……」
シロ「……何も知らずに放っておくことは出来ないよ」
豊音「ひぐっ……ぐず」
シロ「お願い豊音。訊かせて欲しい……豊音が何を考えてるのか」
豊音「……みんなにだけは、知られたくなかった」
シロ「……」
豊音「シロにだけは……知られたくなかった……」ポロポロ
シロ「豊音」
豊音「うん、分かってる……全部、話すから……」
豊音「もう少しだけ……ひぐっ、待ってくれるかな……」
シロ「……いくらでも待つよ」ギュッ
豊音「っ……」
シロ「豊音がいいって言うまで……いくらでも」ポンポン
豊音「……!!」
豊音「うわぁああんっ……!! シロぉ……!!」ギュウウッ
シロ「んぐっ!?」
シロ「……」
豊音「シロにだけは……知られたくなかった……」ポロポロ
シロ「豊音」
豊音「うん、分かってる……全部、話すから……」
豊音「もう少しだけ……ひぐっ、待ってくれるかな……」
シロ「……いくらでも待つよ」ギュッ
豊音「っ……」
シロ「豊音がいいって言うまで……いくらでも」ポンポン
豊音「……!!」
豊音「うわぁああんっ……!! シロぉ……!!」ギュウウッ
シロ「んぐっ!?」
――――――――――――――――――
シロ「勘当された……?」
豊音「うん……」
豊音「インターハイでの成績が良く無かったから、大会が終わってすぐに村に帰って来いって言われて……」
シロ「……」
豊音「でもね、私卒業するまで……ううん、卒業してもみんなとお別れするのが嫌で……」
豊音「だからここに残りたい、って勇気を出して言ったの……ひぐっ。そしたらね……」
豊音「『ふざけるな、そんなことは許さない。今すぐ帰って来い』って聞いてくれなくて……」ポロポロ
シロ(そんなことが……)
豊音「私は絶対に帰りたくなかったら、生まれて初めて両親と喧嘩して……」
豊音「……最後は『二度と帰って来るな』って言われて勘当されちゃったの……」アハハ
シロ「……」ギリッ
シロ「勘当された……?」
豊音「うん……」
豊音「インターハイでの成績が良く無かったから、大会が終わってすぐに村に帰って来いって言われて……」
シロ「……」
豊音「でもね、私卒業するまで……ううん、卒業してもみんなとお別れするのが嫌で……」
豊音「だからここに残りたい、って勇気を出して言ったの……ひぐっ。そしたらね……」
豊音「『ふざけるな、そんなことは許さない。今すぐ帰って来い』って聞いてくれなくて……」ポロポロ
シロ(そんなことが……)
豊音「私は絶対に帰りたくなかったら、生まれて初めて両親と喧嘩して……」
豊音「……最後は『二度と帰って来るな』って言われて勘当されちゃったの……」アハハ
シロ「……」ギリッ
豊音「仕送りも止められて、住んでる場所の家賃も学費も払ってもらえなくなって……」
豊音「路頭に迷いそうになっていた私に声をかけてくれたのがここのオーナーさんなの」
シロ「……」
豊音「その人は私に本当に良くしてくれて、住む場所もお仕事も全部用意してくれて……」
シロ「……その紹介してくれた仕事がこれってこと?」
豊音「うん……住んでる場所もここの一室なんだけどね」アハハ
シロ「……」
豊音「今話したことが、私がここで働いてる理由」
豊音「部活に行けてないのは最近お仕事が忙しくて……」
シロ「……ごめん」
豊音「えっ……?」
シロ「私たちがもしインハイで結果を残せてたら、豊音はこんなことっ……」
豊音「路頭に迷いそうになっていた私に声をかけてくれたのがここのオーナーさんなの」
シロ「……」
豊音「その人は私に本当に良くしてくれて、住む場所もお仕事も全部用意してくれて……」
シロ「……その紹介してくれた仕事がこれってこと?」
豊音「うん……住んでる場所もここの一室なんだけどね」アハハ
シロ「……」
豊音「今話したことが、私がここで働いてる理由」
豊音「部活に行けてないのは最近お仕事が忙しくて……」
シロ「……ごめん」
豊音「えっ……?」
シロ「私たちがもしインハイで結果を残せてたら、豊音はこんなことっ……」
ラスト修正
シロ「私たちがインターハイで結果を残せてたら、豊音はこんなことっ……」
シロ「私たちがインターハイで結果を残せてたら、豊音はこんなことっ……」
豊音「や、やめてよシロ! シロたちは何も悪く無いよ!」
豊音「もし結果を残せてたとしても、時期が延びるだけで私は村に連れ戻されてたから……」
シロ「……」
豊音「みんなと一緒に居たいと思ったら、遠からずこうなる未来だったの」
シロ「でも……!」
豊音「私ね……今、すごく幸せなんだよ……?」
シロ「……?」
豊音「学校ではみんなといっぱい遊んで、いっぱい笑って……」
豊音「それ以外の時はこの仕事を通して色々な人と出会って、色々な人の話を聞いて……」
豊音「みんなやここに来るお客さんたちのおかげで、私は知ることが出来たの」
豊音「世界はこんなにも広くて、素敵なんだってことを」ニコ
豊音「もし結果を残せてたとしても、時期が延びるだけで私は村に連れ戻されてたから……」
シロ「……」
豊音「みんなと一緒に居たいと思ったら、遠からずこうなる未来だったの」
シロ「でも……!」
豊音「私ね……今、すごく幸せなんだよ……?」
シロ「……?」
豊音「学校ではみんなといっぱい遊んで、いっぱい笑って……」
豊音「それ以外の時はこの仕事を通して色々な人と出会って、色々な人の話を聞いて……」
豊音「みんなやここに来るお客さんたちのおかげで、私は知ることが出来たの」
豊音「世界はこんなにも広くて、素敵なんだってことを」ニコ
シロ「豊音……」
豊音「だからね、私の今の境遇について負い目を感じないて欲しいよ……」
豊音「何も知らない人が見れば、親に勘当されてこんな仕事して、私はすごく可哀想に見えるかもだけど……」
豊音「そんなことは絶対にないし、むしろ私はとっても幸せだから」
シロ「……豊音のその笑顔、信じてもいいんだよね?」
豊音「ふふ、勿論だよー。こんなにも自由で幸せで、私なんかが本当にいいのかな、って思ってるくらい」ニコ
シロ「そう……ならもう何も言わないよ」
豊音「うん。心配してくれてありがとうね、シロ」
豊音「で、でも。みんなのこと心配させたくないから、このことは秘密にして欲しいなー、って……」
シロ「うん、わかった。絶対に言わないよ。約束する」
豊音「ちょーうれしいよー」ニコ
豊音「だからね、私の今の境遇について負い目を感じないて欲しいよ……」
豊音「何も知らない人が見れば、親に勘当されてこんな仕事して、私はすごく可哀想に見えるかもだけど……」
豊音「そんなことは絶対にないし、むしろ私はとっても幸せだから」
シロ「……豊音のその笑顔、信じてもいいんだよね?」
豊音「ふふ、勿論だよー。こんなにも自由で幸せで、私なんかが本当にいいのかな、って思ってるくらい」ニコ
シロ「そう……ならもう何も言わないよ」
豊音「うん。心配してくれてありがとうね、シロ」
豊音「で、でも。みんなのこと心配させたくないから、このことは秘密にして欲しいなー、って……」
シロ「うん、わかった。絶対に言わないよ。約束する」
豊音「ちょーうれしいよー」ニコ
シロ「はぁ……なんか安心したらどっと疲れが……」クタ…
豊音「だ、大丈夫?」
シロ「うーん、大丈夫じゃないかも……ちょっとベッド借りるね……」トサッ
シロ「はぁ……」
豊音「飲み物とか持って来ようか……?」
シロ「お気遣い無く」
豊音「そ、そう言われても……シロはお客さんだし……」アワワ
シロ(お客さん、かぁ……)
シロ「……この仕事って、やっぱりそういうことするんだよね」
豊音「う、うんっ……どういうことするかは人によりけりだけど……」
シロ「例えば?」
豊音「……キス、したり?」カァァ
豊音「だ、大丈夫?」
シロ「うーん、大丈夫じゃないかも……ちょっとベッド借りるね……」トサッ
シロ「はぁ……」
豊音「飲み物とか持って来ようか……?」
シロ「お気遣い無く」
豊音「そ、そう言われても……シロはお客さんだし……」アワワ
シロ(お客さん、かぁ……)
シロ「……この仕事って、やっぱりそういうことするんだよね」
豊音「う、うんっ……どういうことするかは人によりけりだけど……」
シロ「例えば?」
豊音「……キス、したり?」カァァ
>>296
レスが絶妙すぎて吹いたわ
レスが絶妙すぎて吹いたわ
シロ「……他には?」
豊音「えっと、妹になったり、ナースになったり、縛られたりもするかな……たまにだけど」アハハ
シロ「本当に大丈夫なのこの仕事……?」
豊音「お、お客さんはみんな良い人だから! 会員制だし、審査とかもかなり厳しいとかで……」
シロ「そうなんだ……」
シロ(私は大丈夫だったのか……お金持ちなわけでもないのに……よくわかんないなぁ)
豊音「せ、せっかくだし。シロも、その……してみる?」
シロ「うーん……豊音がしてくれたりはしないの?」
豊音「ふぇっ?」カァァ
シロ「いや、私やり方分かんないし、なんかダルそうだし……」
豊音「……ふふ、シロはシロだねー」クス
シロ「で、してくれるの? そういうこと……?」
シロ(興味が無いといえば……嘘になるかもしれない)
豊音「えっと、妹になったり、ナースになったり、縛られたりもするかな……たまにだけど」アハハ
シロ「本当に大丈夫なのこの仕事……?」
豊音「お、お客さんはみんな良い人だから! 会員制だし、審査とかもかなり厳しいとかで……」
シロ「そうなんだ……」
シロ(私は大丈夫だったのか……お金持ちなわけでもないのに……よくわかんないなぁ)
豊音「せ、せっかくだし。シロも、その……してみる?」
シロ「うーん……豊音がしてくれたりはしないの?」
豊音「ふぇっ?」カァァ
シロ「いや、私やり方分かんないし、なんかダルそうだし……」
豊音「……ふふ、シロはシロだねー」クス
シロ「で、してくれるの? そういうこと……?」
シロ(興味が無いといえば……嘘になるかもしれない)
類似してるかもしれないスレッド
- 憧「遅まきながらシズが思春期になった」 (155) - [40%] - 2012/7/25 9:00 ★
- 海未「今回のラブライブ!は気分転換です」 (228) - [40%] - 2014/1/13 11:45 ☆
- 妹「兄さん? すいません失明しました」 (516) - [39%] - 2011/5/1 23:15 ★★
- 妹「クリスマスイブなんだけどね」 (949) - [39%] - 2009/12/22 17:46 ★★★
- 凛「アイドルアンケートを実施しました」 (124) - [39%] - 2013/3/11 19:30 ★
トップメニューへ / →のくす牧場書庫について