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元スレP「Zzz…Zzz…」真「お、起きないとキスしますよー…」
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真(い、いやいや……ダメだダメだ!)
真(ボクはアイドルで、プロデューサーはプロデューサーなんだから……)
真(たとえもし仮に万が一、ボクがそうだとしても……、真面目なプロデューサーが許してくれるわけ……)
真(さっきあんなこと言ったのも、アレはただの寝言であって……)
真「――ああぁぁもうっ!!」
バタン
真「……なぁ……、どう思う……?」ジー
のワの「……」
真「……」
真「……ま、まぁなんていうか、うん」
真「ボクは立派な女だし、乙女オーラはもうバリッバリに出てるけど」
真「い、いつかはわからないけど……来たるべきそのときの為に、練習することも必要、かもね! うん!」
真「さっきはうまく出来なかったし……その、きき、キスの練習、を……」
真(ボクはアイドルで、プロデューサーはプロデューサーなんだから……)
真(たとえもし仮に万が一、ボクがそうだとしても……、真面目なプロデューサーが許してくれるわけ……)
真(さっきあんなこと言ったのも、アレはただの寝言であって……)
真「――ああぁぁもうっ!!」
バタン
真「……なぁ……、どう思う……?」ジー
のワの「……」
真「……」
真「……ま、まぁなんていうか、うん」
真「ボクは立派な女だし、乙女オーラはもうバリッバリに出てるけど」
真「い、いつかはわからないけど……来たるべきそのときの為に、練習することも必要、かもね! うん!」
真「さっきはうまく出来なかったし……その、きき、キスの練習、を……」
真「……」
のワの「……」
真「……よ、よし」
ソー……
『ハァ……ハァ……』
真(……うう、思い出しちゃうよ……さっきのプロデューサーの、息遣い)
真(初めてあんなに近くで見た、プロデューサーの顔……)
真(い、いやいやいや! 今はそんなこと、全然関係ない――!!)
真「……ごくり」
――ちゅっ
のワの「……///」
真「……――!!」ジタバタ
真(――関係ない、はずなのに……うぅ、なんでこんな、こんな……!)
のワの「……」
真「……よ、よし」
ソー……
『ハァ……ハァ……』
真(……うう、思い出しちゃうよ……さっきのプロデューサーの、息遣い)
真(初めてあんなに近くで見た、プロデューサーの顔……)
真(い、いやいやいや! 今はそんなこと、全然関係ない――!!)
真「……ごくり」
――ちゅっ
のワの「……///」
真「……――!!」ジタバタ
真(――関係ない、はずなのに……うぅ、なんでこんな、こんな……!)
真「うわああああ恥ずかしいぃいぃぃ!!」
ブンッ
ヒュルルル……バキッ
のワの「ウッ」
真「あぁ! ご、ごめんね!」
真「……はぁ」
真(なんか……ほんと、ボクらしくないな)
真(こんな苦しい気持ちになるなんて……今までなかったよ)
真(明日どんな顔して、プロデューサーに会えばいいんだろう……)
真「……も、もう、寝ちゃおう……うん」
真「寝て起きれば、きっと全部忘れちゃってるはずだよね」
真「……おやすみなさい」モゾモゾ
ブンッ
ヒュルルル……バキッ
のワの「ウッ」
真「あぁ! ご、ごめんね!」
真「……はぁ」
真(なんか……ほんと、ボクらしくないな)
真(こんな苦しい気持ちになるなんて……今までなかったよ)
真(明日どんな顔して、プロデューサーに会えばいいんだろう……)
真「……も、もう、寝ちゃおう……うん」
真「寝て起きれば、きっと全部忘れちゃってるはずだよね」
真「……おやすみなさい」モゾモゾ
>>65
なんだこりゃwww真の家から逃亡中かw
なんだこりゃwww真の家から逃亡中かw
>>65
詳細
詳細
【翌日、765プロ事務所】
ガチャ
真「おはようございまーっす!」キラッ
P「お、おあひょう真!」
真「!!! ぷ、プロデューサー!?」
P「じゃ、じゃなくて……おはよう、真」
真「…………は、はい……」
真(ボクとしたことが、なんてことだ!)
真(目が覚めてから事務所に顔出すこの瞬間まで、本当に昨日のこと忘れてるなんて……)
真(覚えていれば、ちょっとは心構えも出来たっていうのに……!)
ガチャ
真「おはようございまーっす!」キラッ
P「お、おあひょう真!」
真「!!! ぷ、プロデューサー!?」
P「じゃ、じゃなくて……おはよう、真」
真「…………は、はい……」
真(ボクとしたことが、なんてことだ!)
真(目が覚めてから事務所に顔出すこの瞬間まで、本当に昨日のこと忘れてるなんて……)
真(覚えていれば、ちょっとは心構えも出来たっていうのに……!)
???「アイドルの家に不法侵入ニダ!」
真「zzz・・・」
???「まことちゃんが寝てるニダ・・・レイプするニダ!」
真「zzz・・・」
???「まことちゃんが寝てるニダ・・・レイプするニダ!」
真「……あ、あの……」
P「ど、どうした? ああ、スケジュールの確認か? えーと、今日はだな」
真「ち、ちがいます!」
P「え……」
真「……プロデューサー、昨日のこと……その、覚えてますか?」
P「……」
P「…………な、何かあったかな?」
P「起きたら目の前に可愛い顔があったってことくらいしか、記憶にないんだけど」
真「そそ、そうですか! あははっ、あ、いや、それならいいんです!」
P「な、何があったんだい?」
真「う、ううん! まこりん何も知らない見てない、だから何もなかったナリよ☆」
P「そっかー! あは、あははは!」
真(なんでこんなときに乙女モードになっちゃうんだよぉ!)
P「ど、どうした? ああ、スケジュールの確認か? えーと、今日はだな」
真「ち、ちがいます!」
P「え……」
真「……プロデューサー、昨日のこと……その、覚えてますか?」
P「……」
P「…………な、何かあったかな?」
P「起きたら目の前に可愛い顔があったってことくらいしか、記憶にないんだけど」
真「そそ、そうですか! あははっ、あ、いや、それならいいんです!」
P「な、何があったんだい?」
真「う、ううん! まこりん何も知らない見てない、だから何もなかったナリよ☆」
P「そっかー! あは、あははは!」
真(なんでこんなときに乙女モードになっちゃうんだよぉ!)
真(って……あれ?)
真「――プロデューサー、いまなんて言いました?」
P「へ?」
真「……起きたら、何があったって……?」
P「えっと……起きたら目の前に、真の可愛い顔があったって……」
真「か、かわ……!!?」
P「う、うん」
真「……ボクが、ですか?」
P「他に誰がいるんだ……」
真「…………」
P「ま、真? 俺、また何かへんなこと言ったか?」
真「え!? あ、い、いいえ! べつにそういうわけじゃなくて……!」
真「――プロデューサー、いまなんて言いました?」
P「へ?」
真「……起きたら、何があったって……?」
P「えっと……起きたら目の前に、真の可愛い顔があったって……」
真「か、かわ……!!?」
P「う、うん」
真「……ボクが、ですか?」
P「他に誰がいるんだ……」
真「…………」
P「ま、真? 俺、また何かへんなこと言ったか?」
真「え!? あ、い、いいえ! べつにそういうわけじゃなくて……!」
真「…………」
真(……そうだよね。プロデューサーは、いつだってこうやって……)
真(それなのにボクがこんなんじゃ……、ダメだ!)
真「……へへっ! よーっし! なんだか、やる気がドカーンと出てきましたよ!!」パンッ
P「おお、そっか!」
真「プロデューサー! 今日もガツーンと、バリバリ頑張っていきましょう!!」
P「ああ!」
真(……ボクは、この人にプロデュースしてもらっている……アイドルなんだから!)
真(ボクの気持ちはどうあれ、プロデューサーの期待に全力で応えないと!!)
真(……そうだよね。プロデューサーは、いつだってこうやって……)
真(それなのにボクがこんなんじゃ……、ダメだ!)
真「……へへっ! よーっし! なんだか、やる気がドカーンと出てきましたよ!!」パンッ
P「おお、そっか!」
真「プロデューサー! 今日もガツーンと、バリバリ頑張っていきましょう!!」
P「ああ!」
真(……ボクは、この人にプロデュースしてもらっている……アイドルなんだから!)
真(ボクの気持ちはどうあれ、プロデューサーの期待に全力で応えないと!!)
【テレビ局】
P「今日は音楽番組のゲストだ。トークも少し入ると思うけど……」
真「落ち着いて質問に答えて、それでなおかつ自分をアピールするんですよね!」
P「うん、頼もしいな! ソロでの仕事は慣れないかもしれないが、頑張れよ!」
真「まっかせといてください! ……あ、そうだ!」
P「ん? どうした」
真「プロデューサー! ちょっと拳、出してもらっていいですか?」
P「拳? ……あ、なるほどな」
スッ
真「へへっ、じゃあ行きますよーっ!」スッ
P・真「「……だーんっ!」」
コツン
真「これで気合いはバッチリです! それじゃ、行ってきますねーっ!!」タタッ
P「ああ!」
P「今日は音楽番組のゲストだ。トークも少し入ると思うけど……」
真「落ち着いて質問に答えて、それでなおかつ自分をアピールするんですよね!」
P「うん、頼もしいな! ソロでの仕事は慣れないかもしれないが、頑張れよ!」
真「まっかせといてください! ……あ、そうだ!」
P「ん? どうした」
真「プロデューサー! ちょっと拳、出してもらっていいですか?」
P「拳? ……あ、なるほどな」
スッ
真「へへっ、じゃあ行きますよーっ!」スッ
P・真「「……だーんっ!」」
コツン
真「これで気合いはバッチリです! それじゃ、行ってきますねーっ!!」タタッ
P「ああ!」
P「……ふぅ」
P(……あぶないあぶない、あやうくボロが出るところだった)
P(真がいつもの調子になってくれたから、なんとかこっちも合わせられたけど……)
P(今朝の俺は、完全に動揺してたもんな……情けない)
P(プロデューサーがいつもこんな調子じゃ、真も本気を出せないだろうし……)
P「……お、収録、始まったみたいだな……」
P「よし、俺もスタジオの様子を見に行くとするか!」
P(……あぶないあぶない、あやうくボロが出るところだった)
P(真がいつもの調子になってくれたから、なんとかこっちも合わせられたけど……)
P(今朝の俺は、完全に動揺してたもんな……情けない)
P(プロデューサーがいつもこんな調子じゃ、真も本気を出せないだろうし……)
P「……お、収録、始まったみたいだな……」
P「よし、俺もスタジオの様子を見に行くとするか!」
* * *
司会『それでは、続きまして……久しぶりの登場です菊地真ちゃんどうぞ!』
パチパチパチ……
真『ご紹介ありがとうございまーす! 皆さんっ、こんにちは! 菊地真です!』キラッ
キャー!
司会『おぉ、相変わらずお嬢さん達の黄色い声援が……』
真『あはは……みんな、ありがとー!』
司会『そういえばソロでの登場は初めてだったねぇ。お、髪切った?』
真『あ、やだなぁ、伸びたくらいですよ』
アハハ……
* * *
P(うんうん、いい感じだ)
P(司会の人は大御所だけど、それに怖気ずに、いつも通りの真でいられてるな)
司会『それでは、続きまして……久しぶりの登場です菊地真ちゃんどうぞ!』
パチパチパチ……
真『ご紹介ありがとうございまーす! 皆さんっ、こんにちは! 菊地真です!』キラッ
キャー!
司会『おぉ、相変わらずお嬢さん達の黄色い声援が……』
真『あはは……みんな、ありがとー!』
司会『そういえばソロでの登場は初めてだったねぇ。お、髪切った?』
真『あ、やだなぁ、伸びたくらいですよ』
アハハ……
* * *
P(うんうん、いい感じだ)
P(司会の人は大御所だけど、それに怖気ずに、いつも通りの真でいられてるな)
* * *
司会『新曲、ということだけど……』
真『はい! 来週水曜日、コ○ンビアから発売される……』
司会『あっはっは、さっそく宣伝かい』
真『ああ! すみません、つい……えへへ』
アハハハ……
司会『真ちゃんらしい、爽やかな曲だね。これを歌うのに、どんなところを気を付けたの?』
真『そうですね~……いっつもボクを応援してくれる、大切な人のことを思い浮かべながら』
司会『ん? 大切な人?』
ドヨ……
真『あぁっ! えーっと、つまり……ファンの皆さんのことですよ!』
司会『あっはっは、まぁそういうことにしておこうか』
真『あは、は……』
* * *
P「……う、うん……大丈夫だな……うん」
司会『新曲、ということだけど……』
真『はい! 来週水曜日、コ○ンビアから発売される……』
司会『あっはっは、さっそく宣伝かい』
真『ああ! すみません、つい……えへへ』
アハハハ……
司会『真ちゃんらしい、爽やかな曲だね。これを歌うのに、どんなところを気を付けたの?』
真『そうですね~……いっつもボクを応援してくれる、大切な人のことを思い浮かべながら』
司会『ん? 大切な人?』
ドヨ……
真『あぁっ! えーっと、つまり……ファンの皆さんのことですよ!』
司会『あっはっは、まぁそういうことにしておこうか』
真『あは、は……』
* * *
P「……う、うん……大丈夫だな……うん」
司会『それじゃあ、そろそろ準備してもらおっか』
真『は、はい!』
女子アナ『それでは……菊地真さんで、来週水曜日発売される新曲』
女子アナ『チアリングレターです、どうぞ……』
―――
真『…………』
真(ボクのことを応援してくれる、大切な人……か)
真(ボクは、誰のことを想像したんだろう)
真(事務所のみんな? 小鳥さん? 社長? やっぱり……、ファンのみんな?)
真(……それとも……)
――♪ ――♪
真『……』
スゥ……
……―― 元気にしていますか 相変わらず突っ走ってますか ――……
真『は、はい!』
女子アナ『それでは……菊地真さんで、来週水曜日発売される新曲』
女子アナ『チアリングレターです、どうぞ……』
―――
真『…………』
真(ボクのことを応援してくれる、大切な人……か)
真(ボクは、誰のことを想像したんだろう)
真(事務所のみんな? 小鳥さん? 社長? やっぱり……、ファンのみんな?)
真(……それとも……)
――♪ ――♪
真『……』
スゥ……
……―― 元気にしていますか 相変わらず突っ走ってますか ――……
―――
――
―
真「……あっ、プロデューサー!」
タタッ
P「おお! お疲れさん、真! 大御所さんに、挨拶は済んだか?」
真「はいっ! あ、でも……」
P「どうした、何か心配事でも……」
真「! す、すみません! いやぁ、すっごいいい人で、驚いちゃったってだけですよ!」
真(収録中に言った『大切な人』ってことに、楽屋で聞かれちゃったんだよね)
真(なんとか誤魔化したら、冗談だよって言って笑ってくれたけど……)
真(……これからは、気をつけないとな。ボクは、アイドルなんだから)
――
―
真「……あっ、プロデューサー!」
タタッ
P「おお! お疲れさん、真! 大御所さんに、挨拶は済んだか?」
真「はいっ! あ、でも……」
P「どうした、何か心配事でも……」
真「! す、すみません! いやぁ、すっごいいい人で、驚いちゃったってだけですよ!」
真(収録中に言った『大切な人』ってことに、楽屋で聞かれちゃったんだよね)
真(なんとか誤魔化したら、冗談だよって言って笑ってくれたけど……)
真(……これからは、気をつけないとな。ボクは、アイドルなんだから)
P「よし、それじゃあ帰ろうか」
真「は、はい……」
* * *
――ガチャ
バタン
P「うしろ、乗ったな? さて、と……まずは事務所に寄って」
真「……あの、プロデューサー!」
P「ん?」
真「その……どうでしたか、今日のボク」
P「……そうだな」
真「は、はい……」
* * *
――ガチャ
バタン
P「うしろ、乗ったな? さて、と……まずは事務所に寄って」
真「……あの、プロデューサー!」
P「ん?」
真「その……どうでしたか、今日のボク」
P「……そうだな」
P「すごく良かったと思うよ。トークも歌もバッチリだったし、言うことない」
真「う、嘘です!」
P「嘘、って……そんなことないぞ。どうしてそんな……」
真「……だ、だって……」
P「……」
真「……ボク、アイドルなのに……ちょっと、へんなこと言っちゃったから」
真「いつものプロデューサーなら、美希にするように……慌てて注意するところでしょう?」
P「……そうかもな」
――ガチャッ
ブロロロ……
真「……」
真(そうかもな、って言って……そのまま黙って、プロデューサーは車を発進させた)
真(やっぱりちょっと、怒ってるのかな……)
真「う、嘘です!」
P「嘘、って……そんなことないぞ。どうしてそんな……」
真「……だ、だって……」
P「……」
真「……ボク、アイドルなのに……ちょっと、へんなこと言っちゃったから」
真「いつものプロデューサーなら、美希にするように……慌てて注意するところでしょう?」
P「……そうかもな」
――ガチャッ
ブロロロ……
真「……」
真(そうかもな、って言って……そのまま黙って、プロデューサーは車を発進させた)
真(やっぱりちょっと、怒ってるのかな……)
ブロロロ……
P「……なぁ、真」
真「は、はい! あの、ボク、どんなお説教でも……!」
P「あーいや、そうじゃないよ。真……ちょっと変わったなって思ってさ」
真「え? 変わった?」
P「ああ」
真「……そうでしょうか」
P「そうだよ。前までだったら、さっきみたいなこと、気にしなかったというか……気付かなかっただろ?」
真「…………」
P「俺がどんなことを注意するかとか、自分のミスが、とかさ」
P「細かいところに気付くようになった……、それは成長だと思う」
真「成長……ですか。そうかなぁ……あんまり自分じゃよく、実感沸かないというか」
P「あはは、ずっと真を見てきた俺が言うだから、間違いないよ。自信を持っていい」
P「……なぁ、真」
真「は、はい! あの、ボク、どんなお説教でも……!」
P「あーいや、そうじゃないよ。真……ちょっと変わったなって思ってさ」
真「え? 変わった?」
P「ああ」
真「……そうでしょうか」
P「そうだよ。前までだったら、さっきみたいなこと、気にしなかったというか……気付かなかっただろ?」
真「…………」
P「俺がどんなことを注意するかとか、自分のミスが、とかさ」
P「細かいところに気付くようになった……、それは成長だと思う」
真「成長……ですか。そうかなぁ……あんまり自分じゃよく、実感沸かないというか」
P「あはは、ずっと真を見てきた俺が言うだから、間違いないよ。自信を持っていい」
P「……それにさ、俺は嬉しいんだ」
真「え……?」
P「さっきの発言。大切な人、って言ったときさ」
真「!! そ、それって……」
P「あのとき――」
真「や、やっぱり、気付いちゃいましたか!?」
P「へ?」
真「あのっ、ボクっ! やっぱそうかなーって、薄々思ってはいたんですけど!」
真「プロデューサーが言うんだから、間違いないですよね! うん!」
P「え、ちょ、どうした? 俺が言いたいのは……えっと、とにかく落ち着――」
真「やっぱり、そうなんです! ボクが思い浮かべた、大切な人っていうのは……!」
真「プロデューサーのことなんですよ!!」
P「!?」
真「え……?」
P「さっきの発言。大切な人、って言ったときさ」
真「!! そ、それって……」
P「あのとき――」
真「や、やっぱり、気付いちゃいましたか!?」
P「へ?」
真「あのっ、ボクっ! やっぱそうかなーって、薄々思ってはいたんですけど!」
真「プロデューサーが言うんだから、間違いないですよね! うん!」
P「え、ちょ、どうした? 俺が言いたいのは……えっと、とにかく落ち着――」
真「やっぱり、そうなんです! ボクが思い浮かべた、大切な人っていうのは……!」
真「プロデューサーのことなんですよ!!」
P「!?」
グラッ……
真「うわぁっ!!?」
――キキッ
プップー
P「……っ。あ、あぶな……大丈夫か、真!?」
真「あ、はい……いつつ」
P「ご、ごめんな! ちょっとビックリしちゃって……」
P(え? え? 一体何がどうして、真はこんなこと……!?)
真「っしょ、っと……こっちはもう大丈夫です!」
P「あ、ああ……」
ブロロロ……
真「うわぁっ!!?」
――キキッ
プップー
P「……っ。あ、あぶな……大丈夫か、真!?」
真「あ、はい……いつつ」
P「ご、ごめんな! ちょっとビックリしちゃって……」
P(え? え? 一体何がどうして、真はこんなこと……!?)
真「っしょ、っと……こっちはもう大丈夫です!」
P「あ、ああ……」
ブロロロ……
P「……」
真「……」
真(あれ? いま、ボク、何を……?)
『ボクが思い浮かべた、大切な人っていうのは……! プロデューサーのことなんですよ!!』
真(……大切な人)
真(いやぁ、そりゃプロデューサーは大切な人だけど……)
真(でもこの場合、前後の話の流れを考えて……それってただの大切な人、じゃなくて……)
真「うぅん……?」
ポクポクポク……
ティーン
真「!!!!」
真「…………!!!!」
真「……」
真(あれ? いま、ボク、何を……?)
『ボクが思い浮かべた、大切な人っていうのは……! プロデューサーのことなんですよ!!』
真(……大切な人)
真(いやぁ、そりゃプロデューサーは大切な人だけど……)
真(でもこの場合、前後の話の流れを考えて……それってただの大切な人、じゃなくて……)
真「うぅん……?」
ポクポクポク……
ティーン
真「!!!!」
真「…………!!!!」
真「あのっ、プロデューサー!!」
P「あ、はい……」
真「そ、その……ちがいますから! 今のはナシです!!」
P「な、なにが?」
真「あぁもう……本当はもっとこう、乙女チックで、ロマンチックなシチュエーションで……」
真「――そうだ、海!!」
P「はぁ!?」
真「今から、海行きましょう、海! 港の見える丘公園!!」
P「え、でも……」
真「いいからいいから! この菊地真、いっしょぉぉ~~……のお願いです!!」
P「わわ、わかったわかった! わかったから……揺らさないでくれ!」
ブロロロロ……
P「あ、はい……」
真「そ、その……ちがいますから! 今のはナシです!!」
P「な、なにが?」
真「あぁもう……本当はもっとこう、乙女チックで、ロマンチックなシチュエーションで……」
真「――そうだ、海!!」
P「はぁ!?」
真「今から、海行きましょう、海! 港の見える丘公園!!」
P「え、でも……」
真「いいからいいから! この菊地真、いっしょぉぉ~~……のお願いです!!」
P「わわ、わかったわかった! わかったから……揺らさないでくれ!」
ブロロロロ……
>>65
元ネタは大槻ケンヂか?
元ネタは大槻ケンヂか?
【港の見える丘公園】
ザザァ……
ザザァ……
P「……つ、着きましたよ」
真「そ、そそ、そうですね」
P「……」
真「……」
P・真(気まずい……)
真(どど、どうしよう! え、うそだろう!?)
真(まさか本当にこんなことになるなんて……!)
ザザァ……
ザザァ……
P「……つ、着きましたよ」
真「そ、そそ、そうですね」
P「……」
真「……」
P・真(気まずい……)
真(どど、どうしよう! え、うそだろう!?)
真(まさか本当にこんなことになるなんて……!)
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